JP5161018B2 - 液面検知装置の取付構造 - Google Patents

液面検知装置の取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5161018B2
JP5161018B2 JP2008251698A JP2008251698A JP5161018B2 JP 5161018 B2 JP5161018 B2 JP 5161018B2 JP 2008251698 A JP2008251698 A JP 2008251698A JP 2008251698 A JP2008251698 A JP 2008251698A JP 5161018 B2 JP5161018 B2 JP 5161018B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid level
level detection
detection device
fuel
holding plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008251698A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010085122A (ja
Inventor
貴将 前島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keihin Corp
Original Assignee
Keihin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keihin Corp filed Critical Keihin Corp
Priority to JP2008251698A priority Critical patent/JP5161018B2/ja
Priority to DE602009001227T priority patent/DE602009001227D1/de
Priority to AT09171526T priority patent/ATE508346T1/de
Priority to EP09171526A priority patent/EP2169363B1/en
Publication of JP2010085122A publication Critical patent/JP2010085122A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5161018B2 publication Critical patent/JP5161018B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F23/00Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm
    • G01F23/22Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measuring physical variables, other than linear dimensions, pressure or weight, dependent on the level to be measured, e.g. by difference of heat transfer of steam or water
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F23/00Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Level Indicators Using A Float (AREA)

Description

本発明は液面検知装置の取付構造に係り、特に、燃料タンク内に配置されるサーミスタなどの液面検知装置を取付けるための液面検知装置の取付構造に関する。
従来から、二輪車用の燃料供給装置として、蓋部材に燃料ポンプを保持するポンプホルダを装着するとともに、この燃料ポンプの吸引口側にフィルタを配置してなる燃料供給装置が知られている。この燃料供給装置は、二輪車の燃料タンクの下方底部に形成された開口から、燃料ポンプおよびフィルタが燃料タンク内に位置するように挿入され、蓋部材により燃料タンクの開口を閉塞することにより、設置されるものである。
そして、燃料タンク内に貯溜される燃料は、フィルタによりその異物が除去された後、燃料ポンプにより吸引されて昇圧され、この昇圧された燃料が燃料配管等を介してエンジンの燃料噴射弁に供給されるようになっている。
このとき、燃料タンク内に残留する燃料の液面を検知するためのサーミスタなどの液面検知装置が設けられるようになっている。この液面検知装置の取付構造として、従来から、サーミスタ支持片にホルダを取付けるとともに、このホルダにサーミスタを溶接などにより固着し、サーミスタのハウジングに直接アース線をはんだ付けなどにより接続するようにした技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、その他の液面検知装置の取付構造として、樹脂による弾性変形が可能なホルダにその弾性力によりサーミスタを保持させるとともに、導電性のスプリングを介してサーミスタのアースをとるようにした技術が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2004−308602号 特開2007−126981号
しかしながら、前記特許文献1に記載の液面検知装置の取付構造においては、液面検知装置の高さ位置を調整することができないという問題を有している。また、アース線をサーミスタのハウジングに直接はんだ付けするものであるため、その際に生じる熱により、ハウジングの内部配線の断線を招き、検知不能などの不具合が生じるおそれがあるという問題を有している。これを防止するため、はんだ付けの温度や時間を厳密に管理する必要があり、工程管理が極めて困難になってしまうという問題を有している。
また、前記特許文献2に記載の液面検知装置の取付構造においては、液面検知装置の高さ位置を調整することは可能であるが、ホルダの弾性力のみによりサーミスタを固定する構造なので、ホルダを樹脂により形成した場合に、樹脂の膨潤などによりサーミスタの保持力が弱まってしまうおそれがあるという問題を有している。また、スプリングを用いてアースをとるようにしているので、下側からスプリング、サーミスタのハウジング、リード線という順序で取付ける必要があり、サーミスタを逆方向に取付けることができず、サーミスタの取付方向が限定されてしまうという問題を有しており、しかも、ホルダを導電性材料で形成してホルダを介してアースをとる場合には、ホルダの材料が限定されてしまい、設計の自由度が低くなってしまうとともに、導電性樹脂を用いると、材料コストが高くなってしまうという問題を有している。
本発明は前記した点に鑑みてなされたものであり、液面検知装置の高さ位置を容易に調整することができ、しかも、安価で、かつ、容易に液面検知装置をとりつけることのできる液面検知装置の取付構造を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するため請求項1に記載の発明に係る液面検知装置の取付構造は、燃料タンクの内部に配置される液面検知装置を取り付けるための液面検知装置の取付構造において、
前記液面検知装置に形成されたフランジ部が係合される溝部を高さ位置が異なるように複数設けてなる液面検知装置取付部を設けるとともに、前記液面検知装置取付部に第1係合部を設け、前記液面検知装置を弾性的に保持する弾性部が形成された導電性の保持プレートを設け、前記保持プレートにアース線を接続するとともに、前記保持プレートに前記第1係合部に係合する第2係合部を設け、前記液面検知装置取付部の所定の高さ位置における前記溝部に前記液面検知装置の前記フランジ部を係合させるとともに、前記保持プレートの前記第2係合部を前記第1係合部に係合させて、前記液面検知装置を所定の高さ位置に取付けるように構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記第1係合部は、高さ方向の異なる位置に複数設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2において、前記保持プレートに、前記フランジ部が係合される複数のフランジ係合部を設け、前記フランジ係合部のいずれに液面検知装置フランジ部が係合されたときでも前記液面検知装置を弾性的に保持する弾性部を設けたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項において、前記保持プレートに、前記液面検知装置の端子部分を囲む端子保護部を設けたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、液面検知装置取付部の所定の高さ位置における溝部に液面検知装置のフランジ部を係合させるとともに、保持プレートの第2係合部を第1係合部に係合させて、液面検知装置を所定の高さ位置に取付けるように構成されているので、液面検知装置を所定の高さ位置に容易に保持することができる。しかも、保持プレートによりアースをとるようにしているので、液面検知装置取付部は、導電性材料を用いる必要がなく、材料コストを低減させることができ、安価に製造することができる。さらに、液面検知装置取付部の所定の高さ位置における溝部に液面検知装置のフランジ部を係合させることにより、液面検知装置の高さ位置を調整するものであるため、液面検知装置を上下いずれの方向でも取付けることが可能であり、その結果、液面検知装置の検出位置を溝部の数以上の複数位置に変更することが可能となる。
請求項2に係る発明によれば、第1係合部を高さ方向の異なる位置に複数設けるようにしているので、液面検知装置取付部の所定の高さ位置における溝部に液面検知装置のフランジ部を係合させた場合でも、対応する第1係合部に第2係合部を係合させることにより、液面検知装置を所定の高さ位置に容易に保持することができる。
請求項3に係る発明によれば、保持プレートにフランジ部が係合される複数のフランジ係合部を設け、フランジ係合部のいずれに液面検知装置フランジ部が係合されたときでも液面検知装置を弾性的に保持する弾性部を設けるようにしているので、液面検知装置取付部のいずれかの溝部に液面検知装置のフランジ部を係合させたときに、保持プレートの対応するフランジ係合部に液面検知装置のフランジ部を係合させることができ、1つの第1係合部を設けるだけで、液面検知装置を複数の高さに保持することができる。
請求項4に係る発明によれば、保持プレートに液面検知装置の端子部分を囲む端子保護部を設けるようにしているので、液面検知装置の端子に外力が加わることを確実に防止することができ、液面検知装置の端子部分の断線を確実に防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1および図2は本発明に係る液面検知装置の取付構造が適用される燃料供給装置の第1実施形態を示したものである。
本実施形態における燃料供給装置1は、二輪車の燃料タンク(図示せず)の下面に取付けられる蓋部材2を備えている。この蓋部材2は、底面が閉塞された円筒状を有しており、蓋部材2の外周面には、半径方向に突出する鍔部3が形成されている。蓋部材2の内部底面には、後述する燃料ポンプ4を下方から支持するポンプ支持部材5が突設されている。蓋部材2の一側には、軸方向に延在し上端部が蓋部材2の上端に開口するとともに、下端部が蓋部材2の下方側面に開口する燃料吐出路6が形成されており、この燃料吐出路6の下方開口部には、蓋部材2の下方側面から外方にほぼ水平方向に延出される燃料吐出管7が接続されている。
また、蓋部材2の上方には、ポンプホルダ8が装着されるように構成されており、ポンプホルダ8は、上下方向に立設され燃料ポンプ4の外径とほぼ同様の内径を有する円筒状に形成されている。このポンプホルダ8は、その中心軸が蓋部材2の中心軸に対してずれるように偏心した位置に配置されており、ポンプホルダ8の内側には、燃料ポンプ4がその吸引口9が下方に、吐出口10が上方にそれぞれ位置するように収容されている。
また、ポンプホルダ8の一側には、蓋部材2の内径に沿って弧状に形成されたフィルタ収容部11がポンプホルダ8と一体に形成されている。本実施形態においては、フィルタ収容部11のポンプホルダ8側は、図4に示すように、燃料ポンプ4の側壁により閉塞されることでフィルタ収容部11の収容空間を形成するように構成されている。
また、フィルタ収容部11の外側下端縁には、切欠き部12が形成されており、この切欠き部12により、ポンプホルダ8が蓋部材2と接合した状態で、燃料タンクからの燃料が流入する燃料供給口13が形成されるように構成されている。そして、ポンプホルダ8の下方およびフィルタ収容部11の内側と、蓋部材2の内側とで形成される空間がチャンバ14として機能するように構成されており、燃料供給装置1を燃料タンクに装着した状態で、供給用スリットから燃料タンク内の燃料がチャンバ14の内部に充填されるようになっている。そして、燃料ポンプ4はその吸引口9がフィルタ15に接続されており、フィルタ収容部11の内部には、フィルタ収容部11の上部から蓋部材2の下部に至るようにフィルタ15が収容されている。このフィルタ15には、燃料ポンプ4に接続するための接続部34および、燃料ポンプ4の吸引口9に接続される燃料送給パイプ35がそれぞれ一体に取付けられている。
また、図5および図6に示すように、ポンプホルダ8の外側面であってフィルタ収容部11が配置されていない部分には、液面検知装置としてのサーミスタ16を取り付けるための液面検知装置取付部17が設けられている。この液面検知装置取付部17は、サーミスタ16の外周面が当接されるようにサーミスタ16の周面に沿って弧状に形成された係合支持部材18を備えており、この係合支持部材18には、サーミスタ16の外周面に形成されたフランジ部19が係合される複数の溝部20,20…が上下方向にほぼ等間隔に形成されている。係合支持部材18の両側面には、第1係合部としての複数の係合爪21が上下方向にほぼ等間隔に形成されている。また、液面検知装置取付部17は、保持プレート22を備えており、保持プレート22は、例えば、金属などの導電性弾性材料からなりサーミスタ16の外周面に沿って湾曲する弾性部23を備えている。また、保持プレート22の両側には、係合支持部材18の両側に延びる係合片24がそれぞれ形成されており、各係合片24には、係合支持部材18の係合爪21に係合される第2係合部としての係合孔25が形成されている。さらに、保持プレート22の上端部には、アース線26が接続されるアース端子27が突出して形成されている。そして、サーミスタ16が所定の高さ位置となるように、サーミスタ16のフランジ部19を係合支持部材18の所定の溝部20に係合させた状態で、保持プレート22の係合孔25をその高さに応じた係合爪21に係合させることにより、サーミスタ16を保持プレート22の弾性部23により弾性的に保持するとともに、サーミスタ16を所定の高さ位置に保持することができるように構成されている。
ポンプホルダ8の上端部には、燃料ポンプ4の吐出口10から送られる燃料の燃料配管28が水平方向に延在するように設けられており、この燃料配管28の一端部は、ポンプホルダ8の側面に沿って下方に延在し、その下端部が蓋部材2の燃料吐出路6に連通するように構成されている。本実施形態においては、前述のポンプホルダ8、フィルタ収容部11および燃料配管28は、それぞれ樹脂により一体に成型されている。
また、燃料配管28の他端部には、燃料ポンプ4から送られる燃料の圧力を調整するための圧力調整弁29が設置されている。また、フィルタ収容部11の上面には、リターン用開口30が形成されており、圧力調整弁29によりオーバーフローした燃料をフィルタ収容部11のリターン用開口30に向けて吐出するリターン配管31が設けられている。このリターン配管31の先端部は、リターン用開口30から離隔して設置されるとともに、リターン用開口30に指向されるように設置されている。
そして、燃料ポンプ4の吸引口9にフィルタ15の燃料送給パイプ35を接続するとともに、接続部34を介して燃料ポンプ4にフィルタ15を組み付けた後、ポンプホルダ8に燃料ポンプ4を収容するとともに、フィルタ収容部11にフィルタ15を収容した状態で、蓋部材2の上端に組み付け、ねじ36により締め付け固定されるものである。この状態で、燃料ポンプ4の下面は、間にフィルタ15の接続部34を挟んだ状態で、インシュレータ32を介してポンプ支持部材5により保持されるものである。さらに、燃料配管28の下端部が蓋部材2の燃料吐出路6に連通されるとともに、ポンプホルダ8の下方およびフィルタ収容部11の内側と、蓋部材2の内側とでチャンバ14が形成されるものである。
このように構成された燃料供給装置1は、ポンプホルダ8が燃料タンクの内部に挿入されるようにして燃料タンクの底部に取付けられ、燃料吐出管7は、図示しない配管を介してエンジンの燃料噴射装置に接続される。
次に本実施形態の作用について説明する。
まず、燃料タンク内に貯溜される燃料は、燃料供給口13からチャンバ14内に流入する。そして、エンジンが停止している状態では、燃料ポンプ4は駆動しておらず、燃料ポンプ4から燃料配管28への燃料供給は行なわれない。
そして、エンジンが動作すると、燃料ポンプ4が駆動され、チャンバ14の内部に貯留された燃料は、フィルタ15で濾過された後、燃料送給パイプ35を介して燃料ポンプ4の吸引口9から吸引され、昇圧された燃料が吐出口10から燃料配管28に吐出される。ここで、圧力調整弁29により圧力調整が行われ、燃料配管28、燃料吐出路6および燃料吐出管7をそれぞれ介してエンジンの燃料噴射弁に供給される。
一方、圧力調整弁29により圧力調整が行われた際にオーバーフローしたリターン燃料は、リターン配管31を介してフィルタ収容部11のリターン用開口30に向けて吐出される。そして、リターン配管31の先端部は、リターン用開口30から離隔して設置されているので、リターン燃料の一部はリターン用開口30からフィルタ収容部11の内部に戻され、リターン燃料の一部は、リターン配管31の先端部とリターン用開口30との隙間から燃料タンクの内部に排出される。これにより、リターン燃料に含まれるベーパーの一部が燃料タンクの内部に排出されることになり、フィルタ収容部11の内部すなわちチャンバ14の内部に戻されるベーパー量を低減させることができる。また、チャンバ14の内部で発生したベーパーは、フィルタ収容部11の内部上方に集まってくるが、フィルタ収容部11の上面にリターン用開口30を形成するようにしているので、フィルタ収容部11に集まるベーパーをリターン用開口30から燃料タンクの内部に効率よく排出することが可能となる。
ここで、燃料供給装置1を備える燃料タンクが二輪車に搭載された際に、燃料タンク内の残溜燃料が少なく、例えば、登坂走行時やウィリー走行時などのように燃料タンク内の燃料液面が大きく傾斜するような場合に、燃料ポンプ4に供給される燃料が減少してしまうおそれがあるが、本実施形態においては、ポンプホルダ8の下方およびフィルタ収容部11の内側と、蓋部材2との間にチャンバ14が形成されており、このチャンバ14の内部に一定量の燃料を貯留することができるので、燃料切れなどの発生を確実に防止することができる。
したがって、本実施形態においては、サーミスタ16のフランジ部19を係合支持部材18の所定の高さの溝部20に係合させた状態で、保持プレート22の係合孔25をその高さに応じた係合爪21に係合させることにより、サーミスタ16を保持プレート22の弾性部23により弾性的に保持するようにしているので、容易にサーミスタ16を所定の高さ位置に保持することができる。しかも、保持プレート22によりアースをとるようにしているので、液面検知装置取付部17は、導電性材料を用いる必要がなく、材料コストを低減させることができ、安価に製造することができる。さらに、液面検知装置取付部17の所定の高さ位置における溝部20にサーミスタ16のフランジ部19を係合させることにより、サーミスタ16の高さ位置を調整するものであるため、サーミスタ16を上下いずれの方向でも取付けることが可能であり、その結果、サーミスタ16による検出位置を溝部20の数以上の複数位置に変更することが可能となる。
また、図7は本発明の第2実施形態を示したもので、本実施形態においては、金属などの導電性材料からなる保持プレート22には、液面検知装置取付部17の各溝部20に対応する位置に、サーミスタ16のフランジ部19が係合される複数のフランジ係合部33が形成されており、保持プレート22には、アース線26が接続されている。また、液面検知装置取付部17の両側面には、第1係合部としての1つの係合爪21が形成されている。さらに、本実施形態においては、保持プレート22の弾性部23は、サーミスタ16のリード線37を保護するリード線保護部として機能するように構成されている。
その他の構成は前記第1の実施形態と同様であるため同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態においては、サーミスタ16が所定の高さ位置となるように、サーミスタ16のフランジ部19を係合支持部材18の所定の溝部20に係合させた状態で、保持プレート22の係合孔25を係合爪21に係合させることにより、サーミスタ16のフランジ部19が保持プレート22の所定の高さのフランジ係合部33に係合され、サーミスタ16を保持プレート22の弾性部23により弾性的に保持するようになっている。このとき、本実施形態においては、保持プレート22にフランジ係合部33を設けているので、液面検知装置取付部17のいずれかの溝部20にサーミスタ16のフランジ部19を係合させたときに、保持プレート22の対応するフランジ係合部33にサーミスタ16のフランジ部19を係合させることができ、1つの係合爪21を設けるだけで、サーミスタ16を複数の高さに保持することができるものである。
このとき、保持プレート22の弾性部23が、サーミスタ16のリード線37を保護するリード線保護部として機能するようにしているので、図7のように最下段のフランジ係合部33にサーミスタ16のフランジ部19が係合した状態では、そのフランジ係合部33の下方に位置する弾性部23により、サーミスタ16のリード線37を外力から保護することができるものである。また、上方のフランジ係合部33にサーミスタ16のフランジ部19が係合している場合には、係合しているフランジ部19の下方に位置するすべての弾性部23がリード線保護部として機能することになり、同様に、サーミスタ16のリード線37を外力から保護することが可能となる。
したがって、本実施形態においても前記第1実施形態と同様に、サーミスタ16のフランジ部19を係合支持部材18の所定の高さの溝部20に係合させた状態で、保持プレート22の係合孔25を1つの係合爪21に係合させることにより、サーミスタ16を保持プレート22の弾性部23により弾性的に保持するようにしているので、容易にサーミスタ16を所定の高さ位置に保持することができる。しかも、保持プレート22によりアースをとるようにしているので、液面検知装置取付部は、導電性材料を用いる必要がなく、材料コストを低減させることができ、安価に製造することができる。
また、保持プレート22の弾性部23をサーミスタ16のリード線37を保護するリード線保護部として機能するようにしているので、液面検知装置の端子に外力が加わることを確実に防止することができ、液面検知装置の端子部分の断線を確実に防止することができるものである。
また、本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能である。
本発明に係る液面検知装置の取付構造が適用される燃料供給装置の第1実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る液面検知装置の取付構造が適用される燃料供給装置の実施形態を示す縦断面図である。 本発明に係る液面検知装置の取付構造が適用される燃料供給装置の実施形態を示すポンプホルダおよびフィルタ収容部部分の平面図である。 本発明に係る液面検知装置の取付構造が適用される燃料供給装置の実施形態を示すポンプホルダおよびフィルタ収容部部分の横断面図である。 本発明に係る液面検知装置の取付構造における液面検知装置取付部の詳細を示す分解斜視図である。 本発明に係る液面検知装置の取付構造における液面検知装置取付部の詳細を示す斜視図である。 本発明に係る液面検知装置の取付構造の第2実施形態を示す液面検知装置取付部の詳細を示す斜視図である。
符号の説明
1 燃料供給装置
2 蓋部材
4 燃料ポンプ
5 ポンプ支持部材
6 燃料吐出路
7 燃料吐出管
8 ポンプホルダ
9 吸引口
10 吐出口
11 フィルタ収容部
13 燃料供給口
14 チャンバ
15 フィルタ
16 サーミスタ
17 液面検知装置取付部
18 係合支持部材
19 フランジ部
20 溝部
21 係合爪
22 保持プレート
23 弾性部
24 係合片
25 係合孔
27 アース端子
28 燃料配管
29 圧力調整弁
30 リターン用開口
31 リターン配管
33 フランジ係合部

Claims (4)

  1. 燃料タンクの内部に配置される液面検知装置を取り付けるための液面検知装置の取付構造において、
    前記液面検知装置に形成されたフランジ部が係合される溝部を高さ位置が異なるように複数設けてなる液面検知装置取付部を設けるとともに、前記液面検知装置取付部に第1係合部を設け、前記液面検知装置を弾性的に保持する弾性部が形成された導電性の保持プレートを設け、前記保持プレートにアース線を接続するとともに、前記保持プレートに前記第1係合部に係合する第2係合部を設け、
    前記液面検知装置取付部の所定の高さ位置における前記溝部に前記液面検知装置の前記フランジ部を係合させるとともに、前記保持プレートの前記第2係合部を前記第1係合部に係合させて、前記液面検知装置を所定の高さ位置に取付けるように構成されていることを特徴とする液面検知装置の取付構造。
  2. 前記第1係合部は、高さ方向の異なる位置に複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載の液面検知装置の取付構造。
  3. 前記保持プレートに、前記フランジ部が係合される複数のフランジ係合部を設け、前記フランジ係合部のいずれに液面検知装置フランジ部が係合されたときでも前記液面検知装置を弾性的に保持する弾性部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液面検知装置の取付構造。
  4. 前記保持プレートに、前記液面検知装置の端子部分を囲む端子保護部を設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の液面検知装置の取付構造。
JP2008251698A 2008-09-29 2008-09-29 液面検知装置の取付構造 Active JP5161018B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008251698A JP5161018B2 (ja) 2008-09-29 2008-09-29 液面検知装置の取付構造
DE602009001227T DE602009001227D1 (de) 2008-09-29 2009-09-28 Montierstruktur für ein Flüssigkeitsstandmesssystem
AT09171526T ATE508346T1 (de) 2008-09-29 2009-09-28 Montierstruktur für ein flüssigkeitsstandmesssystem
EP09171526A EP2169363B1 (en) 2008-09-29 2009-09-28 Fluid level sensing apparatus mount structure

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008251698A JP5161018B2 (ja) 2008-09-29 2008-09-29 液面検知装置の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010085122A JP2010085122A (ja) 2010-04-15
JP5161018B2 true JP5161018B2 (ja) 2013-03-13

Family

ID=41404527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008251698A Active JP5161018B2 (ja) 2008-09-29 2008-09-29 液面検知装置の取付構造

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP2169363B1 (ja)
JP (1) JP5161018B2 (ja)
AT (1) ATE508346T1 (ja)
DE (1) DE602009001227D1 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2799834B2 (ja) * 1994-12-28 1998-09-21 株式会社ユニシアジェックス 燃料供給ユニット
JP4002311B2 (ja) * 1996-05-28 2007-10-31 株式会社ニフコ 燃料タンクの満杯規制用フロートバルブの取付構造
DE69735952T2 (de) * 1997-11-19 2007-01-18 Mitsubishi Denki K.K. Brandstoffzufuhr für fahrzeuge
JP2004308602A (ja) * 2003-04-09 2004-11-04 Kawasaki Heavy Ind Ltd 車輌用燃料タンクの液面検知装置
JP4365306B2 (ja) * 2004-11-12 2009-11-18 株式会社パイオラックス フューエルゲージ取付け構造
JP2007126981A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Mitsubishi Electric Corp 燃料供給装置
US20080041152A1 (en) * 2006-01-06 2008-02-21 Schoenberg Gregory B Fuel level sensor apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
EP2169363A1 (en) 2010-03-31
EP2169363B1 (en) 2011-05-04
JP2010085122A (ja) 2010-04-15
ATE508346T1 (de) 2011-05-15
DE602009001227D1 (de) 2011-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7249594B2 (en) Fuel feed apparatus having inner connecting structure
US20040000344A1 (en) Fluid supply device
JPH11101166A (ja) 燃料供給装置
JP2004156588A (ja) 燃料供給装置
JP2008215339A (ja) 燃料供給装置
US6863814B2 (en) In-tank type fuel feed apparatus
JP3956867B2 (ja) 燃料供給装置
JP5268531B2 (ja) 燃料供給装置
US20070095332A1 (en) Fuel supply device
JP2010116793A (ja) 燃料供給装置
JP2008184954A (ja) 燃料ポンプモジュール
CN111936736B (zh) 燃料供给装置
US8992190B2 (en) Fuel feed apparatus
JP5133833B2 (ja) 燃料供給装置
US7159574B2 (en) Fuel feed apparatus having opening in sub-tank
JP5161018B2 (ja) 液面検知装置の取付構造
JP2007270627A (ja) 燃料供給装置
JP6968737B2 (ja) 燃料供給装置
WO2019188032A1 (ja) 燃料供給装置
JP2010085123A (ja) 液面検知装置の取付構造
JP2009228466A (ja) 燃料供給装置
JP6194803B2 (ja) 燃料ポンプモジュール
US11339753B2 (en) Fuel suction inlet member
JP2011153603A (ja) 燃料供給装置
JP2003201932A (ja) 燃料供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5161018

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151221

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250