JP5160319B2 - ガス漏れ警報器 - Google Patents
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Description
そして、約50cm程度の落下衝撃等では、容易に警報機能に影響がでないように、上下ケースでかん合する筐体構造がとられていた。
そして、センサ(補償素子C、ガス検知素子D)と固定抵抗及び可変抵抗等とで構成したホイーストンブリッジ回路により、ガス検知素子Dの抵抗値変化がガスの濃度にほぼ比例して取り出すことができる。ガス漏れ警報器では、このブリッジバランスの崩れることを判別しガス漏れを警報する仕組みで構成されている。
以下に、従来のガス漏れ警報器の動作を図10、図11、及び図12を使って説明する。
商用電源が、電源コードAC、ヒューズF、バリスタBを介し、電源トランスTに供給される。トランスTは、2種類の電圧を出力するようになっている。一つは、各部に電源を供給する電源基準部2に供給され、もう一つはガス検知部3のセンサ(ガス検知素子D、補償素子C)や固定抵抗R1、R2及び可変抵抗VR等で構成されるブリッジ回路に電源を供給する。電源基準部2は、整流ブリッジBR等でトランスTの出力を整流し各回路部へ電源を供給するとともに、位相比較判別部5へ警報の基準となる半波信号VRFを供給している。
なお、図11(3)のVs(A)、および図11(5)のVs(B)の各状態は、図12では、Vs(0クロス)をはさんで反対側に位置している。
半波信号VRFとセンサ電位Vsの位相は、トランスの巻き線方向によっても変えられるので、監視時が逆相で、警報時が同相にして警報するようにすることも可能である。
しかし、点検ガスは出荷時点で本体と個装箱に同梱されているものの、ガス漏れ警報器の取り付けに伴い個装箱は廃棄され、長い年月の保管により使用者が紛失したりして、点検が行われない可能性があった。
そして、このような点検ガスによる点検では、点検作業に習熟を要するとともに、点検用具も必要となり、さらに、点検時間がかかるという問題があった。
また、点検スイッチが押されたときに発生する警報を、通常のガス漏れ時の警報と異ならせているために、ガス漏れ点検による警報である旨を報知することができる。
さらに、点検スイッチの操作部をガス漏れ警報器の筐体ケースに設けた、ガス検知素子へのガス流入口スリットの近傍に配置しているので、点検時に、点検スイッチの操作部を操作することにより、ガス流入口の開口を合わせて点検することができる。
なお、増幅部4および位相比較判断部5は、ガス検知部3の出力に基づいて、ガス漏れがあるか否かを判別し、ガス漏れがあった場合にガス漏れ信号を警報部6に対して送信するガス漏れ検出部を構成している。
そして、センサのガス検知素子Dの抵抗値をDr、補償素子側Cの抵抗値をCrとすると、監視状態にするには、Dr・RY<Cr・RX、Vref>Eyz、すなわちVs<0となるようにし、電源基準部VRFとは同相状態となるようにセンサの安定状態で各抵抗の値を設定する。
点検スイッチが押されない状況においては、ガス漏れ警報器10は、従来のガス漏れ警報器1と同様の動作となるため、この監視状態が図11(2)で示す状態となる。
さらに、ガスの濃度の増加に伴い、図4で示すように、Dr・RY>Cr・RX、Vref<Eyz、すなわちVs>0で、電源基準部VRFとは逆相になり警報を継続する。この状態が、図11(5)あるいは図11(6)で示す状態である。
このとき、センサの補償素子Cが断線によりVrefはほぼ電源電圧と等しくなるため、Vref>Eyzとなる。したがって、点検スイッチSWを押しているにもかかわらず、ブリッジは監視状態と同様の状態となるため、警報器6はガス漏れ警報を開始しない。これによって、使用者や設置業者は、点検スイッチSWによる警報ができないことを知ることができ、ガス検知部3の異常を確認することができる。
なお、本発明では、点検スイッチSWに直列に固定抵抗RAを挿入しているが、固定抵抗RAの抵抗値Raが0Ωでも同様な警報点検が可能である。この場合、固定抵抗RAは不要になる。通常、固定抵抗RAは、電源電圧が影響を受けないようにするためと、スイッチからのノイズ防止目的で挿入している。
ガス漏れ警報器20の点検スイッチが押されないときは、ガス漏れ警報器20は図1のガス漏れ警報器と同様の動作を行う。
警報部6は、この双方の信号を同時に検知した場合は、通常のガス漏れ警報信号(例えピッ、ピッ、ピッ、ピッ、…)とは異なる報知(報知例として、ブザー音の場合は、(ピー、ピッ)や音声メッセージの場合は(ピッ、正常です。))を行う。また、点検スイッチSWが押されているにもかかわらず、位相比較判別部5からガス漏れ警報信号が上がってこない場合は、点検正常時とは異なる報知(報知例として、ブザー音の場合は、報知なしにしたり、音声メッセージの場合は、(ピッ、故障です。))を行う。
なお、本実施の形態では、点検スイッチSWが導通したことを検出するために、2回路のスイッチを用いたが、点検スイッチSWの導通を検知し、警報部6へ点検スイッチSWの導通信号を通知できるものであれば他の点検スイッチ導通検出手段であってもよい。
同図において、11はガス漏れ警報器本体、12はブザーや音声による警報音を報知する報音孔、13は、通電/警報表示するLED、14はガス流入口のスリット、15はガス検知素子と補償素子からなるセンサ、16は点検スイッチSWの操作部であり、ノブやボタンで構成されている。また、17はセンサと点検スイッチSWが搭載されたプリント基板を示している。
したがって、本実施形態では、ガス漏れ警報器のガス流入口のスリットが埃やゴミで塞がれ、ケース外部からケース内部にあるセンサにガスが到達するかという点での確認を点検者に促し、埃等の除去作業も合わせて可能となる。
Claims (3)
- ガス濃度に応じて抵抗値が変化するガス検知素子と、補償素子と、抵抗からなるブリッジ回路を有するガス検知部と、該ガス検知部の出力が所定の値を超えた際にガス漏れ警報信号を出力するガス漏れ検出部と、前記ガス漏れ警報信号を受けて警報を発する警報部とを備え、ガス漏れを検知し報知するガス漏れ警報器において、
前記ブリッジ回路の前記補償素子と対向するブリッジの抵抗に対して並列接続された点検スイッチと固定抵抗からなる直列回路と、
前記点検スイッチが導通したことを検出し、前記警報部に点検スイッチが導通したことを示す点検スイッチ導通信号を発する手段をさらに有し、前記点検スイッチを導通させた際に前記ガス検知部の出力が前記所定の値を超え、ガス漏れ検出部がガス漏れ警報信号を出力し、
前記警報部は前記ガス漏れ警報信号と前記点検スイッチ導通信号とを所定の時間内に受けた場合、前記点検スイッチの操作による点検警報を報知することを特徴とするガス漏れ警報器。 - 前記警報部は前記点検スイッチ導通信号のみを受け、前記ガス漏れ警報信号を受けなかった場合、故障警報を報知することを特徴とする請求項1に記載のガス漏れ警報器。
- 前記点検スイッチの操作部が、ガス漏れ警報器の筐体ケースにある前記ガス検知素子へのガス流入口スリットの近傍に配置されたことを特徴とする請求項1または2に記載のガス漏れ警報器。
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