JP5160283B2 - 評価用試料の通電特性試験装置 - Google Patents

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Description

本発明は、評価用試料の通電特性試験装置に係り、特に、評価用試料の両端に発生する電圧を測定することによって、その評価用試料が超電導材料である場合には臨界電流密度を、金属である場合には抵抗率の磁場・温度依存性又は残留抵抗比を計測する通電特性試験装置に関するものである。
これまでに、本願発明者らは、高温超電導電流リード(HTSリード)の信頼性確保のためのHTSリードの基礎特性試験装置を提案している。
特開2007−139577号公報 特開2007−142137号公報
しかしながら、昨今は、超電導材料(RE系線材)やアルミニウムや銅などの金属導電材といった種々の評価用試料の通電試験を迅速、かつ的確に行うことが要請されるようになってきている。
本発明は、上記状況に鑑みて、評価用試料の通電試験を迅速、かつ的確に行うことができる評価用試料の通電特性試験装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕評価用試料の通電特性試験装置において、超電導ソレノイド磁石装置(1)の室温ボア(4)中に評価用試料(12)を取付けた評価ステージ(11)を挿入し、試料冷却用冷凍機(30)と試料通電用電流リード(17)を含む通電回路からなるクライオスタットで構成し、前記評価用試料(12)に印加する磁場強度、試料温度および通電電流を任意に制御可能な手段を備える評価用試料の通電特性試験装置であって、前記評価用試料(12)の両端に発生する電圧を測定することによって、前記評価用試料(12)が超電導材料である場合には前記超電導材料が常電導転移する臨界電流密度を、前記評価用試料(12)が金属材料である場合には抵抗率の磁場・温度依存性又は残留抵抗比を計測することを特徴とする。
〕上記〔1〕記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記評価ステージ(11)は絶縁体(11E)の両端部に導体端子(11F)を設けて構成し、この導体端子(11F)に超電導材料を電気的に接続することにより、この超電導材料が常電導転移したときの発生電圧を測定することを特徴とする。
〕上記〔〕記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記評価ステージ(11)の絶縁体(11E)にガラス繊維を含む複合材料を用いた場合、前記ガラス繊維をクロス巻きまたはフィラメントワインディング巻きとすることにより、前記評価ステージ(11)の径方向の異方性を無くし、冷却時における変形を抑制し、前記評価ステージ(11)にセットされる評価用試料(12)に機械的ダメージを与えないようにしたことを特徴とする。
〕上記〔1〕記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記評価ステージ(11)を多角柱とし、この多角柱を回転可能にすることで、この多角柱の一面と超電導ソレノイド磁石(3)による印加磁場方向を調整可能にし、前記評価用試料(12)への磁場印加角度を設定可能とすることを特徴とする。
〕上記〔4〕記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記評価ステージ(11)の多角柱には中心を通る回転軸(11A)を設け、低融点金属(11G)を介して、前記通電回路に電気的・機械的・熱的に接続することにより、前記評価ステージ(11)の磁場印加角度を設定可能にしたことを特徴とする。
〕上記〔1〕、〔2〕、〕、〔〕、又は〔5〕記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記評価ステージ(11)に駆動用モータ及び位置検知センサ(11B)を取付け、前記評価ステージ(11)の位置を自動的に制御する手段を具備することを特徴とする。
〕上記〔1〕又は〔〕記載の評価用試料の通電特性試験装置において、超電導ソレノイド磁石(3)の強力な磁場が前記試料冷却用冷凍機(30)の駆動用モータに悪影響を与えないように、前記超電導ソレノイド磁石(3)の磁場中心から前記駆動用モータを十分な距離に離したことを特徴とする。
〕上記〔1〕又は〔〕記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記試料冷却用冷凍機(30)の駆動用モータに磁場の影響が及ばないモータを用いたことを特徴とする。
〕上記〔〕記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記モータが超音波モータであることを特徴とする。
10〕上記〔1〕記載の評価用試料の通電特性試験装置において、超電導ソレノイド磁石(3)の強力な磁場が前記試料冷却用冷凍機(30)の動作に悪影響を及ぼさないようにするため、前記超電導ソレノイド磁石(3)の磁場中心から前記試料冷却用冷凍機(30)を十分な距離に離しつつ、前記超電導ソレノイド磁石(3)による磁場中心に配置した前記評価用試料(12)を効果的に冷却するように、この評価用試料(12)と前記試料冷却用冷凍機(30)の低温端の間に、熱伝導率が高く断面積の大きい部材(23)を配置し、効果的な伝熱経路を確保したことを特徴とする。
11〕上記〔10〕記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記効果的な伝熱経路として、前記試料冷却用冷凍機のコールドヘッド(26)に熱伝導率の高い部材(23)を吊り下げることにより、断面積が大きくなっても、前記試料冷却用冷凍機(30)のコールドヘッド(26)の軸方向に力を作用させることにより、前記試料冷却用冷凍機(30)のシリンダの変形を防止することを特徴とする。
12〕上記〔1〕記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記試料冷却用冷凍機(30)のコールドヘッド(26)直近に熱容量をもたせることにより、ヒータ(19)による温度制御時の熱の変動を小さくし、温度調整を容易にしたことを特徴とする。
13〕上記〔1〕記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記試料通電用電流リード(17)の熱アンカ部(20A)に熱容量を持たせることにより、前記試料通電用電流リード(17)の電流通電時のジュール発熱による温度上昇を抑制することを特徴とする。
14〕上記〔1〕記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記試料通電用電流リード(17)を高温超電導電流リードとなし、この高温超電導電流リードの大電流によるジュール発熱を低減し、前記評価用試料(12)を安定的に冷却可能としたことを特徴とする。
15〕上記〔14〕記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記高温超電導電流リードの高温端にあたる部分に熱容量が大きい部材(20A)を設け、前記高温超電導電流リードの通電時の限界温度に対する安定性を確保したことを特徴とする。
16〕上記〔1〕記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記評価用試料(12)の電圧計測線(11D)を撚り線とするようにしたことを特徴とする。
17〕上記〔1〕記載の評価用試料の通電特性試験装置において、超電導ソレノイド磁石(104)と、前記評価用試料を取り付けた評価ステージ(106)、前記試料冷却用冷凍機(113)および前記試料通電用電流リード(111)を含む通電回路を、一つの真空容器(101)内に収納することを特徴とする。
18〕上記〔1〕記載の評価用試料の通電特性試験装置において、真空容器(101)から前記評価ステージ(106)を接続する断熱荷重支持材(109)の形状を、三角錐または円筒形状の複数本を三角錐体として構成することにより、断熱支持距離を長くし、前記評価ステージ(106)にセットされる評価用試料に作用する電磁力を支持可能とすることを特徴とする。
19〕上記〔1〕記載の評価用試料の通電特性試験装置において、評価試料冷却用冷凍機(207,207′)と中間温度冷却用冷凍機(208,208′)をそれぞれ複数台備えることを特徴とする。
本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
(1)評価用試料の通電試験を迅速、かつ的確に行うことができる。
(2)評価ステージの構成を改良することにより、分流を防止し、評価用試料が超電導材料の場合には臨界電流を正確に測定することができる。
(3)評価ステージの構成を改良することにより、評価ステージ上にセットされた評価用試料へのひずみを抑制することができる。
(4)評価用試料に対する磁場印加角度を正確に設定することができる。
(5)試料の取り外しや再接続による機械的・熱的なダメージを防止することができる。
(6)評価ステージの位置を自動的に制御することができる。
(7)試料冷却用冷凍機の駆動モータに対する超電導ソレノイド磁石による強磁場の影響を抑えることができる。
(8)試料冷却用冷凍機の駆動モータ自体が超電導ソレノイド磁石による強磁場の影響を受けないようなモータを用いることで、試料冷却用冷凍機に磁場の影響を与えないようにすることができる。モータを例えば、超音波モータとする。
(9)超電導ソレノイド磁石の磁場中心から冷凍機を十分な距離離すことにより、超電導ソレノイド磁石の磁場の影響を軽減することができる。
(10)評価用試料と冷凍機低温側との間に効果的な伝熱経路を確保することができる。
(11)冷凍機コールドヘッドの軸方向に力を作用させることで、冷凍機シリンダの変形を防止させることができる。
(12)試料冷却用冷凍機のコールドヘッド直近に熱容量(熱バッファ)をもたせることにより、ヒータによる温度制御時の熱の変動を小さくし、温度調整を容易にすることができる。
(13)試料通電用の電流リードの熱アンカ部に熱容量を持たせることにより、電流通電時のジュール発熱による温度上昇を抑制し、ヒータ温度制御を容易にすることができる。
(14)試料通電用電流リードを高温超電導電流リードとすることで、この高温超電導電流リードの大電流によるジュール発熱を低減し、評価用試料を安定的に冷却することができる。
(15)高温超電導電流リードの高温端にあたる部分に熱容量が大きい部材を設けることで、高温超電導電流リードの通電時の限界温度に対する安定性を確保することができる。
(16)評価用試料の電圧計測線を撚線(ループを形成しない線)とすることにより、強磁場での臨界電流測定精度を向上させることができる。
(17)超電導ソレノイド磁石と、評価用試料を取り付けた評価ステージ、試料冷却用冷凍機、および試料通電用の電流リードを含む通電回路を一つの真空容器内に収納するようにしたので、コンパクトな構成とすることができ、かつ評価用試料の寸法を大きくとることができる。
(18)真空容器から評価ステージを接続する断熱支持材の形状を、三角錐または円筒形状の複数本で三角錐のように構成することにより、断熱支持距離を長くし、評価用試料に作用する電磁力を支持可能とすることができる。
(19)評価用試料冷却用冷凍機の他に複数の中間温度冷却用冷凍機を備えることにより、電流リードの大電流によるジュール発熱を複数の中間温度冷却用冷凍機により冷却することができる。
本発明の評価用試料の通電特性試験装置は、超電導ソレノイド磁石装置の室温ボア中に評価用試料を取付けた評価ステージを挿入し、試料冷却用冷凍機と試料通電用電流リードを含む通電回路からなるクライオスタットで構成し、前記評価用試料に印加する磁場強度、試料温度および通電電流を任意に制御可能な手段を備える評価用試料の通電特性試験装置であって、前記評価用試料の両端に発生する電圧を測定することによって、前記評価用試料が超電導材料である場合には前記超電導材料が常電導転移する臨界電流密度を、前記評価用試料が金属材料である場合には抵抗率の磁場・温度依存性又は残留抵抗比を計測する。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明の実施例を示す評価用試料の通電特性試験装置の要部正面図、図2はその評価用試料の通電特性試験装置の要部側面図、図3は図2のA−A線断面図、図4は図2のB−B線断面図、図5は図2のC−C線断面図、図6はその評価用試料の通電特性試験装置の上面図である。
これらの図において、1は超電導ソレノイド磁石装置であり、フランジ2Aを有する断熱容器2とその断熱容器2内に配置される超電導ソレノイド磁石(例えば、5.5Tマグネット)3を備えている。4は超電導ソレノイド磁石装置1の室温ボア、5は室温ボア4の中に形成される熱シールドであり、この熱シールド5は断熱容器2に固定されている。一方、室温ボア4内にセットされる評価用試料装置10には、熱シールド10A内に、例えば、評価用試料12を配置できる多角柱からなる評価ステージ11が配置されている。この評価ステージ11は、回転軸11Aを備えてブスバー13に支持されており、モータ(図示なし)により回転可能となっている。ここでその評価ステージ11上にセットされる評価用試料12は、例えば、超電導材料(RE系線材など)あるいは金属部材(アルミニウム、銅などの導電線材)である。
また、後述するが、熱アンカ機構14は、評価ステージ11を支えるブスバー13に接続され、2段側熱アンカ14Aと2段側熱アンカベース14Bとフレキシブル伝熱板14C(2段冷凍機コールドヘッド26へ接続される)と試料温調用ヒータ15とを備えている。16は熱アンカベースサポート、16Aは2段側熱バッファ、17は試料通電用電流リード(HTSリード)、18は2段側伝熱板、19はヒータ、20は1段側ヒータ温調付き熱バッファ、20Aは段側PL熱アンカであり、この1段側PL熱アンカ20Aに熱容量を持たせることにより、試料通電用電流リード17の電流通電時のジュール発熱による温度上昇を抑制するようにした。
さらに、この試料通電用電流リード17を高温超電導電流リードとすることで、大電流によるジュール発熱を低減し、評価用試料12を安定的に冷却可能とした。この試料通電用電流リード17としての高温超電導電流リードの高温端にあたる部分には、上記したように熱容量が大きい部材(1段側PL熱アンカ)20Aを設けたので、高温超電導電流リード17の通電時の限界温度に対して安定性を確保することができる。
21はシールド上板、22は1段側伝熱板、23は2段側ヒータ温調付き熱バッファ、24は1段冷凍機コールドヘッド、25は熱シールドサポート、26は2段冷凍機コールドヘッド、27,27′は低温側電流リード(低温側PL)、28,28′はその低温側電流リード27,27′にそれぞれ接続される高温側電流リード(高温側PL)、29Aは高温側電流リード28が接続される電流端子(+)、29Bは高温側電流リード28′が接続される電流端子(−)、30は試料冷却用2段冷凍機、31は試料冷却用1段冷凍機、32はフランジ、33,34は計測用ポート、35は排気ポートである。
試料冷却用2段冷凍機30の駆動用モータ(図示なし)は、超電導ソレノイド磁石3の強力な磁場によって悪影響を及ぼされないように、超電導ソレノイド磁石3の磁場中心から十分に離すようにしている。この試料冷却用2段冷凍機30の駆動用モータには、磁場の影響が及ばないモータを用いるようにする。例えば、超音波モータが望ましい。
さらに、超電導ソレノイド磁石3の強力な磁場が、試料冷却用2段冷凍機30自身の動作に悪影響を及ぼさないようにするため、超電導ソレノイド磁石3の磁場中心から試料冷却用2段冷凍機30を十分な距離に離しつつ、超電導ソレノイド磁石3による磁場中心に配置した評価用試料12を効果的に冷却するように、評価用試料12と試料冷却用2段冷凍機30の低温端との間に、熱伝導率が高く、断面積の大きい部材を配置し、効果的な伝熱経路を確保するようにした。
その効果的な伝熱経路として、試料冷却用冷凍機30のコールドヘッド26に熱伝導率の高い部材(ブロック)〔2段側ヒータ温調付き熱バッファ23〕を吊り下げるようにした。これにより、断面積が大きく(質量が重く)なっても、試料冷却用2段冷凍機30のコールドヘッド26の軸方向に力を作用させることができ、試料冷却用2段冷凍機30のシリンダの変形を防止することができる。
また、試料冷却用2段冷凍機30のコールドヘッド26直近に2段側ヒータ温調付き熱バッファ23を配置し熱容量をもたせることによって、ヒータ19による温度制御時の熱の変動を小さくし、温度調整を容易にするようにした。
ここで、評価用試料12をセットする評価ステージ11周りの詳細について説明する。
図7は本発明の実施例を示す評価用試料の通電特性試験装置の評価ステージとその周りを示す正面図、図8はその評価ステージとその周りを示す側面図、図9はその評価ステージとその周りを示す裏面図、図10はその評価ステージの側面図である。
これらの図において、評価ステージ11は多角柱であり、その側面の一面に評価用試料12、例えば、超電導材料としてのRE系線材をセットするようにしている。この評価ステージ11には回転軸11Aがあり、この回転軸11Aを中心にして評価ステージ駆動用モータ(図示なし)によって回転可能になっている。また、この評価ステージ11には回転位置を検出する位置検知センサ11Bとしてのホール素子と評価ステージ11の温度を検知する温度検知センサ11Cが搭載されている。また、図7に示すように、評価用試料12のD点とE点との両端に発生する電圧を測定するための電圧計測線11Dはループを形成しないように、例えば撚り線状にする。また、評価ステージ11は絶縁体としての複合材料であるGFRP(ガラス繊維強化プラスチック)絶縁ベース11Eと、その両端部に配置された導体端子11FとしてのCu端子からなる。この導体端子11Fに評価用試料12を電気的に接続することにより、評価用試料12が超電導材料としてのRE系線材の場合、このRE系線材が常電導転移したときの発生電圧を電圧計測線11Dにより正確に測定することができる。
評価ステージ11にGFRP絶縁ベース11Eを用いた場合、ガラス繊維をクロス巻き、またはフィラメントワインディング巻きとすることにより、評価ステージ11の径方向の異方性を無くすことができ、冷却時における変形を抑制し、評価用試料12に機械的ダメージを与えないようにすることができる。
図11は本発明の評価用試料の通電特性試験装置の評価ステージの回転態様を示す図である。
図11(a)は評価用試料12としてのRE系線材がC軸0度の場合、図11(b)は評価ステージ11を回転して評価用試料12としてのRE系線材のC軸が30度の場合、図11(c)は評価ステージ11を回転して評価用試料12としてのRE系線材のC軸が45度の場合、図11(d)は評価ステージ11を回転して評価用試料12としてのRE系線材のC軸が60度の場合、図11(e)は評価ステージ11を回転して評価用試料12としてのRE系線材のC軸が90度の場合をそれぞれ示している。
評価ステージ11は回転軸11Aを中心としてこれら図11に示されるように回転させることができ、評価用試料12の磁場印加角度を正確に設定することができる。
このように、評価ステージ11は多角柱とし、この多角柱の評価用試料12を配置する一面と超電導ソレノイド磁石3による印加磁場方向とを調整可能にすることにより、評価用試料12の磁場印加角度を正確に設定することができる。
また、評価ステージ11には中心を通り、この評価ステージ11を回転させるための回転軸11Aがあるが、導体端子11FとしてのCu端子とブスバー13の間に低融点金属11Gを配置することで、導体端子11Fとブスバー13の電気的接触が良好となり、回転軸11Aが低融点金属11G(例えば、インジウム)を介して通電回路に電気的・機械的・熱的に接続することになり、評価ステージ11の磁場印加角度を容易に設定することができる。なお、低融点金属11Gは、螺子11Hによって締付けられるようになっている。
このように評価ステージ11を回転可能に構成したので、評価用試料12の取外しや再接続による機械的、熱的なダメージを防止することができる。
さらに、評価用ステージ11には、上記したように、回転軸11Aおよび駆動用モータ(図示なし)、位置検知センサ11Bが配置されているので、評価用試料12の位置制御を自動的に行うことができる。
図8に示すように、評価ステージ11の両端にはブスバー13が配置され、熱アンカ機構14としての、2段側熱アンカ14Aと2段側熱アンカベース14Bとフレキシブル伝熱板14Cとを備え、さらに試料温調用ヒータ15が搭載されている。この試料温調用ヒータ15を備えた熱アンカ機構14により評価ステージ11の温度が制御され、温度センサ11Cで検出される。この時、試料温調用ヒータ15による温度制御時の熱の変動を小さくし、温度調整を容易するようにした。
したがって、評価ステージ11にセットされる評価用試料12の温度を正確に設定できる。
図12は本発明の他の実施例を示す評価用試料の通電特性試験装置の全体模式図、図13は図12の断熱荷重支持材の変形例を示す図である。
この図において、101は外槽真空容器、102は外槽フランジ、103は熱シールド、104は超電導ソレノイド磁石、105はセカンドステージ、106は評価ステージ、107,109は断熱荷重支持材、108はファーストステージ、110は通電電流用端子、111は試料通電用電流リード、112は試料通電用電極、113はセカンド(低温側)ステージの試料冷却用2段冷凍機、114はファースト(高温側)ステージの冷却用1段冷凍機である。
このように、超電導ソレノイド磁石104と、評価用試料(図示なし)を取り付けた評価ステージ106、試料冷却用2段冷凍機113、および試料通電用電流リード111を含む通電回路を、一つの外槽真空容器101内に収納するようにした。
これにより、外槽真空容器の一体化と、評価ステージ106を挿入する室温ボア径の拡大を図ることができ、評価用試料の寸法を大きくとることができる。
また、図13に示すように、真空容器側のファーストステージ108から評価ステージ106を接続する断熱荷重支持材107の形状は、様々な形状とすることができる。図13(a)に示すように、三角柱115を評価ステージ116に向けて複数本三角錐のように形成したり、図13(b)に示すように、円柱117を評価ステージ116に向けて複数本三角錐のように形成することにより、断熱荷重支持材107に電磁力がかかっても強固に支持できる。さらに、図13(c)に示すように、距離L1 に対して距離L2 を長くすることにより、熱侵入の低減を図ることができるように構成することができる。
図14は本発明の他の更なる実施例を示す評価用試料の通電特性試験装置の全体模式図である。
この図において、201は外槽真空容器、202は超電導ソレノイド磁石、203は熱シールド、204はセカンドステージ、205は評価用試料(図示なし)を取り付けた評価ステージ、206,212は断熱荷重支持材、207,207′はセカンド(低温側)ステージの2台の試料冷却用2段冷凍機、208,208′はファースト(高温側)ステージを冷却する中間温度冷却用冷凍機としての2台の冷却用1段冷凍機、209は通電電流用端子、210は試料通電用電流リード、211は試料通電用電極、213はファーストステージである。
このように、冷凍機の全体構成として、試料冷却用冷凍機207と中間温度冷却用冷凍機208に、さらに試料冷却用冷凍機207′と中間温度冷却用冷凍機208′とを加えるようにすることで、大電流によるジュール発熱を有効に冷却することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の評価用試料の通電特性試験装置は、種々の評価用試料を迅速、かつ的確に試験することのできる評価用試料の通電特性試験装置として利用可能である。
本発明の実施例を示す評価用試料の通電特性試験装置の要部正面図である。 本発明の実施例を示す評価用試料の通電特性試験装置の要部側面図である。 図2のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。 図2のC−C線断面図である。 本発明の実施例を示す評価用試料の通電特性試験装置の上面図である。 本発明の実施例を示す評価用試料の通電特性試験装置の評価ステージとその周りを示す正面図である。 本発明の実施例を示す評価用試料の通電特性試験装置の評価ステージとその周りを示す側面図である。 本発明の実施例を示す評価用試料の通電特性試験装置の評価ステージとその周りを示す裏面図である。 本発明の実施例を示す評価用試料の通電特性試験装置の評価ステージの側面図である。 本発明の実施例を示す評価用試料の通電特性試験装置の評価ステージの回転態様を示す図である。 本発明の他の実施例を示す評価用試料の通電特性試験装置の全体模式図である。 図12の断熱荷重支持材の変形例を示す図である。 本発明の他の更なる実施例を示す評価用試料の通電特性試験装置の全体模式図である。
1 超電導ソレノイド磁石装置
2 断熱容器
2A,32 フランジ
3,104,202 超電導ソレノイド磁石
4 室温ボア
5,10A,103,203 熱シールド
10 評価用試料装置
11,106,116,205 評価ステージ
11A 回転軸
11B 位置検知センサ
11C 温度検知センサ
11D 電圧計測線
11E GFRP絶縁ベース
11F 導体端子(Cu端子)
11G 低融点金属
11H 螺子
12 評価用試料
13 ブスバー
14 熱アンカ機構
14A 2段側アンカ
14B 2段側熱アンカベース
14C フレキシブル伝熱板
15 試料温調用ヒータ
16 熱アンカベースサポート
16A 2段側熱バッファ
17 試料通電用電流リード(HTSリード)
18 2段側伝熱板
19 ヒータ
20 1段側ヒータ温調付き熱バッファ
20A 段側PL熱アンカ
21 シールド上板
22 1段側伝熱板
23 2段側ヒータ温調付き熱バッファ
24 1段冷凍機コールドヘッド
25 熱シールドサポート
26 2段冷凍機コールドヘッド
27,27′ 低温側電流リード(低温側PL)
28,28′ 高温側電流リード(高温側PL)
29A 電流端子(+)
29B 電流端子(−)
30 試料冷却用2段冷凍機
31 試料冷却用1段冷凍機
33,34 計測用ポート
35 排気ポート
101,201 外槽真空容器
102 外槽フランジ
105,204 セカンドステージ
107,109,206,212 断熱荷重支持材
108,213 ファーストステージ
110,209 通電電流用端子
111,210 試料通電用電流リード
112,211 試料通電用電極
113 試料冷却用2段冷凍機
114 冷却用1段冷凍機
115 三角柱
117 円柱
207,207′ 2台の試料冷却用2段冷凍機
208,208′ 2台の冷却用1段冷凍機

Claims (19)

  1. 超電導ソレノイド磁石装置の室温ボア中に評価用試料を取付けた評価ステージを挿入し、試料冷却用冷凍機と試料通電用電流リードを含む通電回路からなるクライオスタットで構成し、前記評価用試料に印加する磁場強度、試料温度および通電電流を任意に制御可能な手段を備える評価用試料の通電特性試験装置であって、前記評価用試料の両端に発生する電圧を測定することによって、前記評価用試料が超電導材料である場合には前記超電導材料が常電導転移する臨界電流密度を、前記評価用試料が金属材料である場合には抵抗率の磁場・温度依存性又は残留抵抗比を計測することを特徴とする評価用試料の通電特性試験装置。
  2. 請求項1記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記評価ステージは絶縁体の両端部に導体端子を設けて構成し、該導体端子に超電導材料を電気的に接続することにより、前記超電導材料が常電導転移したときの発生電圧を測定することを特徴とする評価用試料の通電特性試験装置。
  3. 請求項記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記評価ステージの絶縁体にガラス繊維を含む複合材料を用いた場合、前記ガラス繊維をクロス巻きまたはフィラメントワインディング巻きとすることにより、前記評価ステージの径方向の異方性を無くし、冷却時における変形を抑制し、前記評価ステージにセットされる評価用試料に機械的ダメージを与えないようにしたことを特徴とする評価用試料の通電特性試験装置。
  4. 請求項1、又は記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記評価ステージを多角柱とし、該多角柱を回転可能にすることで、該多角柱の一面と超電導ソレノイド磁石による印加磁場方向を調整可能にし、前記評価用試料への磁場印加角度を設定可能とすることを特徴とする評価用試料の通電特性試験装置。
  5. 請求項記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記評価ステージの多角柱には中心を通る回転軸を設け、低融点金属を介して、前記通電回路に電気的、機械的、熱的に接続することにより、前記評価ステージの磁場印加角度を設定可能にしたことを特徴とする評価用試料の通電特性試験装置。
  6. 請求項1、2、3、4又は5記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記評価ステージに駆動用モータ及び位置検知センサを取付け、前記評価ステージの位置を自動的に制御する手段を具備することを特徴とする評価用試料の通電特性試験装置。
  7. 請求項1又は記載の評価用試料の通電特性試験装置において、超電導ソレノイド磁石の強力な磁場が前記試料冷却用冷凍機の駆動用モータに悪影響を与えないように、前記超電導ソレノイド磁石の磁場中心から前記駆動用モータを十分な距離に離したことを特徴とする評価用試料の通電特性試験装置。
  8. 請求項1又は記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記試料冷却用冷凍機の駆動用モータに磁場の影響が及ばないモータを用いたことを特徴とする評価用試料の通電特性試験装置。
  9. 請求項記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記モータが超音波モータであることを特徴とする評価用試料の通電特性試験装置。
  10. 請求項1記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記超電導ソレノイド磁石の強力な磁場が前記試料冷却用冷凍機の動作に悪影響を及ぼさないようにするため、前記超電導ソレノイド磁石の磁場中心から前記試料冷却用冷凍機を十分な距離に離しつつ、前記超電導ソレノイド磁石による磁場中心に配置した前記評価用試料を効果的に冷却するように、該評価用試料と前記試料冷却用冷凍機の低温端の間に、熱伝導率が高く断面積の大きい部材を配置し、効果的な伝熱経路を確保したことを特徴とする評価用試料の通電特性試験装置。
  11. 請求項10記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記効果的な伝熱経路として、前記試料冷却用冷凍機のコールドヘッドに熱伝導率の高い部材を吊り下げることにより、断面積が大きくなっても、前記試料冷却用冷凍機のコールドヘッドの軸方向に力を作用させることにより、前記試料冷却用冷凍機のシリンダの変形を防止することを特徴とする評価用試料の通電特性試験装置。
  12. 請求項1記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記試料冷却用冷凍機のコールドヘッド直近に熱容量をもたせることにより、ヒータによる温度制御時の熱の変動を小さくし、温度調整を容易にしたことを特徴とする評価用試料の通電特性試験装置。
  13. 請求項1記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記試料通電用電流リードの熱アンカ部に熱容量を持たせることにより、前記試料通電用電流リードの電流通電時のジュール発熱による温度上昇を抑制することを特徴とする評価用試料の通電特性試験装置。
  14. 請求項1記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記試料通電用電流リードを高温超電導電流リードとなし、該高温超電導電流リードの大電流によるジュール発熱を低減し、前記評価用試料を安定的に冷却可能としたことを特徴とする評価用試料の通電特性試験装置。
  15. 請求項14記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記高温超電導電流リードの高温端にあたる部分に熱容量が大きい部材を設け、前記高温超電導電流リードの通電時の限界温度に対する安定性を確保したことを特徴とする評価用試料の通電特性試験装置。
  16. 請求項1記載の評価用試料の通電特性試験装置において、前記評価用試料の電圧計測線を撚り線とするようにしたことを特徴とする評価用試料の通電特性試験装置。
  17. 請求項1記載の評価用試料の通電特性試験装置において、超電導ソレノイド磁石と、前記評価用試料を取り付けた評価ステージ、前記試料冷却用冷凍機および前記試料通電用電流リードを含む通電回路を、一つの真空容器内に収納することを特徴とする評価用試料の通電特性試験装置。
  18. 請求項1記載の評価用試料の通電特性試験装置において、真空容器から前記評価ステージを接続する断熱荷重支持材の形状を、三角錐または円筒形状の複数本を三角錐体として構成することにより、断熱支持距離を長くし、前記評価ステージにセットされる評価用試料に作用する電磁力を支持可能とすることを特徴とする評価用試料の通電特性試験装置。
  19. 請求項1記載の評価用試料の通電特性試験装置において、評価試料冷却用冷凍機と中間温度冷却用冷凍機をそれぞれ複数台備えることを特徴とする評価用試料の通電特性試験装置。
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