JP5159569B2 - 燃料電池システムおよびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池システムおよびその制御方法に関する。
通常、固体酸化物形燃料電池(以下、SOFCと記す)は、電解質に酸化物イオン導電体、例えば安定化ジルコニアを用いており、この電解質の両側にアノード及びカソードを配置している。また、セル形状によっては、積層時にアノードまたはカソードと電気的接続の役割をするインターコネクタを備えている。この構成を単セルと呼ぶ。通常単セルの電圧は1V程度であるが、その単セルを所定数だけ積層した燃料電池スタックとすることで高電圧、高出力が得られる。複数の燃料電池スタックを直列、または並列に接続した燃料電池モジュールは非常に電圧が高いため、中性点を接地し、耐アース電圧を下げた燃料電池システムが提案されている。
このような燃料電池システムの昇温時において、発電温度に達する前に起電力を所持してしまうため、この状態で地絡が生じた場合、燃料電池モジュールと中性点を介して接地箇所との閉ループを形成してしまい、地絡電流が流れてしまう。この地絡電流により、結果としてセルが劣化、あるいは破損してしまう可能性がある。近年、昇温時に地絡により地絡電流が流れ、セル電圧がマイナス(この現象を転極と呼ぶことにする)となり、セルが破損するという報告事例があり、システム的な対策が急務となっている。
また、600〜1000℃程度の発電可能温度において地絡が発生すると、定格電流以上の地絡電流が流れてしまい、過負荷状態と同様に、セルへ供給される燃料ガス及び酸化剤ガス不足となる可能性がある。溶融炭酸塩形燃料電池では、地絡発生時にセルの劣化や、破損の恐れがあるため、特許文献1や2に開示されたような対策が提案されている。
特開昭63−166155号公報 特開2000−58079号公報
本発明の目的は、昇温時及び定格発電時に地絡により地絡電流が流れ、セルが劣化、あるいは破損することを未然に防止し、信頼性の高い燃料電システムを提供することである。
本発明はその一面において、燃料電池単セルを直列もしくは並列に複数個接続した燃料電池スタックと、複数の前記燃料電池スタックを電気的に接続する導電性部材により接続される燃料電池モジュールの中性点を接地した燃料電池システムにおいて、前記中性点と接地点の間に接続した可変抵抗要素と、前記可変抵抗要素の抵抗値を、前記燃料電池単セルの温度または相当値に応じて制御する手段を備えたことを特徴とする。
本発明は他の一面において、前記可変抵抗要素の抵抗値を、地絡電流予測値が所定値以下となるように制御する手段を備えたことを特徴とする。
本発明はさらに他の一面において、前記可変抵抗要素の抵抗値を、前記燃料電池の運転開始後の経過時間に応じて制御する手段を備えたことを特徴とする。
本発明の望ましい実施態様においては、燃料電池モジュールの温度に応じて、前記可変抵抗の抵抗値を制御することによって、地絡が発生した場合における地絡電流の値を制限する。
本発明の望ましい実施形態によれば、地絡電流によって転極するまでセル電圧が低下する大きな電圧降下を未然に防ぐことができ、セルの劣化を抑制し、信頼性の高い燃料電システムを提供することができる。
また、セルの電位に閾値を設けて、常に閾値以上となるように可変抵抗を制御した場合には、よりセルの劣化及び破損を防止し、信頼性をより高めた燃料電池システムを提供することができる。
本発明のその他の目的と特徴は、以下に述べる実施形態の中で明らかにする。
以下、具体的な実施の形態について記載する。
図1は、本発明の一実施形態に係る燃料電池システムの概略構成図である。
図1に示すように本発明では燃料電池スタック13を有している。
図2は、本発明に採用できる円筒型の燃料電池の構造を示す一部断面斜視図である。本発明は、例えば図2に示すような円筒型や、積層型など、燃料電池の構造・形状を特に限定されるものではない。
図2に示す円筒型の固体酸化物形燃料電池は、電解質53の両面にカソード51、アノード54及びインターコネクタ52が設けられた電解質電極接合体を備えている。電解質53は、安定化ジルコニア等の酸化物イオン伝導体で構成されている。インターコネクタ52は、積層時に、アノードまたはカソードと電気的接続の役割を担う。
燃料電池スタック13は、固体酸化物形燃料電池であり、単セルを積層して燃料電池13を構成している。本実施形態では、この燃料電池スタック13を2個直列に接続して電圧を高め、インバータ12により、直流を交流に変換し、負荷11に交流電力を供給している。また、両燃料電池スタック13の接続点を中性点14とし、接地点16との間に可変抵抗15を接続している。
可変抵抗15は地絡発生時に地絡電流を低減するための抵抗である。可変抵抗15の抵抗値Rを燃料電池スタック13の状態に応じて制御する。制御方法は後述する。なお、ここでは、分かり易くするため、単純な可変抵抗器15として図示しているが、実際には、その抵抗値R急速に制御する必要上、電力変換器を介して抵抗器に給電する形態とすることなどが考えられる。
燃料電池スタック13には温度計測手段22を備え、燃料電池スタック13の内部温度を計測している。温度計測手段は如何なる手段も適用できるが、高耐熱、耐久性のある熱電対が望ましい。
燃料電池スタック13には燃料電池スタック13内の一つもしくは複数の単セルの電圧を計測する電圧計測手段21を備えている。
制御装置31はCPU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピュータとその周辺回路にて構成されている。
図1においては、制御装置31の制御機能を、機能ブロックとして示している。詳細な制御は処理フローを参照して後述するが、簡単に説明しておく。セル電圧検出部311とモジュール温度検出部312の検出値は、閾電圧発生部313と閾温度発生部314で発生させたそれぞれの閾値と比較され、それらが閾値を超えることが無いように、燃料ガス供給手段41を制御する。同時に、燃料電池スタック13の内部温度及び電圧の計測結果を取り込み、その時点でのモジュールの状態の下で地絡が発生したと仮定しても、十分に地絡電流を抑制できるように、可変抵抗15の抵抗値を制御する。
本実施の形態にかかる燃料電池システムによれば、以下の効果を奏する。
両燃料電池スタック間の中性点14と接地点16の間に可変抵抗15を設け、モジュールの状態に応じて抵抗値Rを制御することで、昇温直後に地絡が発生した場合であっても、地絡電流を所定値以内に低減することができる。したがって、地絡によるセルの劣化、破損を防止することができる。
燃料電池スタック13は、昇温時には、昇温用ヒータもしくはバーナなどの加熱手段(図示せず)より送られてくる高温ガスにより温度が少しずつ上昇してくる。
本発明の実施形態におけるインバータ12に入力される電圧(以下、入力電圧と記す)は温度上昇に伴い徐々に上昇する。
本実施形態における燃料電池システムは、昇温時から発電時にかけて変化する燃料電池スタック13の内部抵抗rの値に応じるように、可変抵抗15の抵抗値Rを制御することで、地絡発生時点でのセルの劣化及び破損を防止する。すなわち、一般的にSOFCは昇温直後の低温時は内部抵抗rが大きく、この状態で地絡が発生し電流が流れると、内部抵抗rが非常に大きいために、それによる電圧降下が大きくなる。特に、多数セルが直並列に接続されたスタックにおいては、温度分布が生じるため、温度が低いセルは内部抵抗も大きく、上述した転極が発生しやすい環境にあり、セルの劣化及び破損が生じ易い。そこで、温度に応じて可変抵抗15の抵抗値Rを制御して、地絡電流を抑制し、セルの劣化及び破損を低減するという考えに至った。
図3においては、図1の可変抵抗15が無い構成における燃料電池システムにおいて、地絡が発生した際に流れる地絡電流の予想値を、地絡発生時点ごとにプロットして、連続したように実線で示している。一方、本発明の一実施形態における燃料電池システムにおいて、可変抵抗15の抵抗値Rを燃料電池スタックの温度に応じて制御した際に流れる地絡電流の予想値を、地絡発生時点ごとにプロットして、連続したように破線で示している。
図4は、可変抵抗15の制御方法の一例である。例えば、昇温時から発電開始の間に地絡が発生した場合(時刻t1)について説明する。時刻t1において地絡が発生した場合、燃料電池スタックの内部抵抗が大きいことから、図3の実線上のa点で示すように、地絡電流は比較的に小さい。しかし、温度の低いセルは、内部抵抗が大きく、電圧降下が大きくなり転極となる可能性がある。この場合、地絡電流を出来る限り小さくする必要があるため、可変抵抗15の抵抗値Rを大きい値とする必要がある。可変抵抗の抵抗値Rを大きくすることで、流れる地絡電流を低減できるため、内部抵抗が大きいセルにおいても、転極に達する過大な電圧降下を防止することができ、燃料電池システムの健全性を向上することができる。
次に、発電時の場合(時刻t3)について説明する。時刻t3において地絡が発生した場合、燃料電池スタックの内部抵抗rが小さいことから、図3の実線上のb点で示すように地絡電流が大きいことが分かる。そのため、定格電流値よりも大きな地絡電流が流れる可能性があり、セルに供給する燃料が不足となり、セルが劣化してしまう可能性がある。この場合、地絡電流の値を定格電流以下とする必要があるが、可変抵抗の抵抗値Rが余りにも大きいと地絡電流は中性点を流れず、接地した意味が薄れ、安全性に問題がある。そのため、地絡電流の値を定格電流値の1/4〜1/5程度となるように可変抵抗値Rを制御する。このような値とすることで、万が一、人体が触れても問題がない様に接地され、安全な燃料電池システムを提供することができる。
以上のような構成によって、可変抵抗15の抵抗値Rを燃料電池スタックの内部温度に応じて制御することによって、図3の破線のように地絡時に流れる地絡電流を低減することができる。したがって、地絡発生時に懸念されるセルの劣化、破損を防止し、かつ安全性の高い燃料電池システムを提供することができる。
このように、基本的には、燃料電池セルの温度に応じた適切な可変抵抗15の抵抗値Rが存在し、燃料電池セルの温度に応じて抵抗値Rを制御することが望ましい。しかし、図4に示したように、燃料電池システムの昇温後の経過時間の関数として適切な抵抗値Rを求めることもできるので、システムの昇温後の経過時間の関数として抵抗値Rを制御することもできる。
図5は、本発明の一実施例による燃料電池システムにおける制御装置の処理フローであり、以下、これを参照して、図1に示した燃料電池システムの制御方法を説明する。具体的には、可変抵抗15の抵抗値Rの制御である。
まず、ステップ801の運転開始段階において、燃料電池システムを昇温する。昇温時は、主に燃料電池モジュールの昇温動作を実施する。ステップ802において、制御装置31は、中性点14とアース16間に配置してある地絡電流検出手段(図示せず)により地絡電流を監視する。ステップ803において、地絡電流検出手段の監視結果から閾値以上の地絡電流が検出された場合、判定結果はNoとなり、後述する図6のステップ901に移行してシステムは緊急停止させられる。
ステップ803において、地絡電流が流れていなければ、ステップ805において、制御装置31は負荷電流検出手段(図示せず)からの検出値を監視する。負荷電流が流れていなければ、発電していないので判定結果はNoとなり、ステップ806に移行する。
ステップ806において、制御装置31は燃料電池モジュール13の内部温度を検出するモジュール温度検出部312の検出値を監視する。また、ステップ807おいて、制御装置31は、ステップ806で検出された内部温度からモジュール全体の内部抵抗rを推算する。内部抵抗の推算方法として、セル電解質のイオン導電率、電極、インターコネクタの電気抵抗及びセル間を電気的に接続する金属材料の電気抵抗等考えられる抵抗分を加算する。
ステップ808において、制御装置31は可変抵抗15の抵抗値Rを制御する。制御方法は、まず、可変抵抗15の抵抗値Rが0Ωの場合における予想地絡電流I´´を(1)式により算出する。
I´´=Vm/r……………………………………………………………(1)
(Vm:モジュール電圧)
次に、可変抵抗15の抵抗値Rが任意の値を持つ場合における予想地絡電流I´を(2)式により算出する。
I´=Vm/(r+R)……………………………………………………(2)
このとき、本実施形態の場合、(3)式を満たすように抵抗値Rを制御する。
I´<k×I´´……………………………………………………………(3)
(k:定数)
セルの材質、構造等によって定数kの値を最適にすることができ、本実施形態では、定数k=0.2にすることが望ましい。
ステップ809において、ステップ808で推算された可変抵抗15の抵抗値Rを決定し、ステップ802へ戻る。
このように、セル発電前はモジュールの内部温度によって可変抵抗15の抵抗値Rを決定する。
さて、ステップ805において、制御装置31が、負荷電流検出手段(図示せず)の検出値から、発電状態に有ることを検知すると、Yesとなり、ステップ810及びステップ820に移行する。
ステップ810において、制御装置31は燃料ガス供給手段41から燃料電池スタック13に供給する燃料ガス(例えばメタン、水素等)の流量検出手段の検出値を監視する。次いで、ステップ811において、ステップ810で検出した検出値から発電が可能な電流値Iを推算する。燃料ガスに水素を用いた場合の電流値Iは(4)式より算出する。
I(A)=Q(NL/min)×96485×2/(60×22.4)……(4)
ステップ820において、制御装置31は燃料電池モジュール13の内部温度を検出するモジュール温度検出部312からの検出値を監視する。次に、ステップ821では、制御装置31はステップ820で検出した内部温度からモジュール全体の内部抵抗rを推算する。内部抵抗の推算方法として、セル電解質のイオン導電率、電極、インターコネクタの電気抵抗及びセル間を電気的に接続する金属材料の電気抵抗等考えられる抵抗分を加算する。次に、ステップ822において、制御装置31は可変抵抗15の抵抗値Rを制御する。さらに、ステップ823において、可変抵抗15が任意の値を持つ場合における予想地絡電流I´を前述(2)式により算出する。
ステップ831において、(5)式を満たしているか否かを確認する。
I´<k1×I…………………………………………………………………(5)
(K:定数)
セルの材質、構造等によって定数kの値を最適にすることができ、本実施形態では、定数k=0.25にすることが望ましい。
ステップ831で、(5)式を満たしておれば、ステップ832では、地絡電流を低減するために必要な抵抗値Rを決定し、ステップ802へ戻る。
一方、(5)式を満たしていなければ、ステップ822に戻って、(5)式を満たすまで、可変抵抗の抵抗値Rと予想地絡電流の推算を繰り返し、抵抗値Rを適正値に制御する。
さて、地絡が発生し、ステップ803において、地絡電流が流れていると判断した場合には、図6のステップ901に移行して燃料電池システムを緊急停止させる。
その後、ステップ902において、制御装置31のセル電圧検出部311によって各セル電圧を計測する。ステップ903では、計測した各セル電圧の値を閾電圧発生部313の出力と比較して、閾電圧以下と判断した場合はYesとなり、ステップ904へ移行する。ステップ904では、可変抵抗の値Rを制御する。このとき、可変抵抗の値Rを元の値に対して1.1倍の値とする。
ステップ903において、計測した各セル電圧の値が閾電圧以上と判断した場合はNoとなり、ステップ902へ戻る。
以上のような制御方式により、燃料電池スタック13の電圧、温度に応じて可変抵抗15の抵抗値Rを制御することで、地絡発生時に懸念されるセルの劣化、破損を防止し、かつ安全性の高い燃料電池システムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る燃料電池システムの構成図である。 本発明に採用できる円筒型燃料電池セルの一部断面斜視図である。 本発明の一実施形態に係る燃料電池システムにおいて、燃料電池の昇温後の経過時間毎に地絡が発生した際に流れる地絡電流の予想値をプロットし、連続線で示した図である。 本発明の一実施形態に係る可変抵抗の制御方法の一例である。 本発明の一実施形態に係る燃料電池システムの制御処理フロー(1)である。 本発明の一実施形態に係る燃料電池システムの制御処理フロー(2)である。
符号の説明
11…負荷、12…インバータ、13…燃料電池スタック、14…中性点、15…可変抵抗、16…接地点、21…電圧計測手段、22…温度計測手段、23…可変抵抗制御伝達手段、31…制御装置、51…カソード、52…インターコネクタ、53…固体酸化物形電解質、54…アノード。

Claims (10)

  1. 燃料電池単セルを直列もしくは並列に複数個接続した燃料電池スタックと、複数の前記燃料電池スタックを電気的に接続する導電性部材により接続される燃料電池モジュールの中性点を接地した燃料電池システムにおいて、前記中性点と接地点の間に接続した可変抵抗要素と、前記可変抵抗要素の抵抗値を、前記燃料電池単セルの温度または相当値に応じて制御する手段を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1において、燃料電池モジュール内の温度を検出する手段と、前記燃料電池モジュール内の温度が低いほど前記可変抵抗の抵抗値を大きくなるように制御する手段を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  3. 請求項1において、燃料電池の昇温時から発電時に掛けて変化する燃料電池スタックの内部抵抗に応じて前記可変抵抗の抵抗値を制御する手段を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  4. 請求項1において、燃料電池モジュール内の温度を検出する手段と、この検出温度に基いて地絡電流を予測する手段と、この予測値が所定値以下となるように前記可変抵抗の抵抗値を制御する手段を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  5. 請求項1において、前記可変抵抗要素を、電力変換器と抵抗器の組合せで構成し、前記電力変換器を制御して前記中性点と接地点間の抵抗値を制御する変換器制御手段を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  6. 請求項1において、燃料電池モジュール内の燃料電池単セルの電圧を検する手段と、前記単セルの電圧が所定値以上を保持するように前記可変抵抗要素の抵抗値を制御する手段を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  7. 請求項6において、前記燃料電池スタックに供給される燃料ガスの総流量を検出する手段を設け、前記燃料ガスの流量に応じて前記可変抵抗要素の抵抗値を制御する手段を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  8. 燃料電池単セルを直列もしくは並列に複数個接続した燃料電池スタックと、複数の前記燃料電池スタックを電気的に接続する導電性部材により接続される燃料電池モジュールの中性点を接地した燃料電池システムにおいて、前記中性点と接地点の間に接続した可変抵抗要素と、前記可変抵抗要素の抵抗値を、地絡電流予測値が所定値以下となるように制御する手段を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  9. 燃料電池単セルを直列もしくは並列に複数個接続した燃料電池スタックと、複数の前記燃料電池スタックを電気的に接続する導電性部材により接続される燃料電池モジュールの中性点を接地した燃料電池システムにおいて、前記中性点と接地点の間に接続した可変抵抗要素と、前記可変抵抗要素の抵抗値を、前記燃料電池の運転開始後の経過時間に応じて制御する手段を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  10. 燃料電池単セルを直列もしくは並列に複数個接続した燃料電池スタックと、複数の前記燃料電池スタックを電気的に接続する導電性部材により接続される燃料電池モジュールの中性点を接地した燃料電池システムにおいて、前記中性点と接地点の間に可変抵抗要素を接続し、前記可変抵抗要素の抵抗値を、前記燃料電池単セルの温度または相当値に応じて制御することを特徴とする燃料電池システムの制御方法。
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