JP5157661B2 - 終端抵抗調整回路およびバスシステム - Google Patents

終端抵抗調整回路およびバスシステム Download PDF

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Description

本発明は、終端抵抗調整回路およびバスシステムに関する。特に、Universal Serial Bus(以下、USBと略記する。)2.0に対応した半導体デバイスに内蔵される終端抵抗調整回路に関する。
コンピュータ(ホスト)に周辺機器(ペリフェラル)を接続するためのシリアル・バス規格として、USB2.0がある。USB2.0では、Low Speed(1.5MBps)、Full Speed(12MBps)、High Speed(480MBps)の3つの転送速度が存在する。このうち、Full Speedモードの出力インピーダンスと、High Speedモードの終端抵抗とが、45Ω±10%に規定されている。
一般的に半導体デバイスに内蔵される抵抗は製造ばらつきが大きく、また、電源電圧や温度の変動によっても抵抗値が変動する。そのため、終端抵抗が半導体デバイスに内蔵される場合、45Ω±10%の規定を満足する抵抗を得ることは困難である。したがって、終端抵抗を半導体デバイスに内蔵することは、通常、困難である。
特許文献1には、終端抵抗が半導体デバイスに内蔵される場合であっても、所定の範囲内の抵抗値を有する終端抵抗が得られる技術が開示されている。
特開2002−344300号公報
しかしながら、特許文献1に開示された構成が用いられてUSB2.0対応の半導体デバイスが作製される場合、High Speedモードの終端抵抗は45Ω±10%の規定を満足するようにされても、Full Speedモードの出力インピーダンスについては別途調整される必要がある。なぜなら、特許文献1に開示された構成はデータを受信する側にしか使用できないからである。USB2.0のような双方向の通信において、特許文献1に開示された構成はデータを送信する側のデータ・ドライバとしては使用することができず、問題である。
本発明は上記の課題に鑑み提案されたものである。本発明は、例えばUSB2.0対応の半導体デバイスに内蔵されて、終端抵抗としてHigh Speedモードでの終端抵抗の規定を満足し、データ・ドライバとしてもFull Speedモードでの出力インピーダンスの規定を満足する終端抵抗調整回路を提供することを目的とする。
本発明にかかる終端抵抗調整回路は、ドライバと、該ドライバの出力端とバスとの間に接続される抵抗素子とを備えて構成される出力/終端ユニットが並列に複数備えられる出力/終端部と、出力/終端ユニットと同一の構成を有し、該出力/終端ユニットに備えられるドライバがドライブ状態に維持されるモニターユニットと、モニターユニットに備えられる抵抗素子の一端に接続され、基準電流を流す電流源と、モニターユニットを流れる基準電流に応じてモニターユニットに備えられる抵抗素子の一端に出力されるモニター電圧に基づいて、出力/終端部においてドライバがドライブ状態となることに応じて終端抵抗を構成する出力/終端ユニットの構成数を調整する制御部とを備える。
これにより、モニター電圧に基づいて、並列に複数備えられる出力/終端ユニットを制御することができる。出力/終端ユニットの構成数が調整されることで、出力インピーダンス及び終端抵抗の抵抗値を調整することができる。
本発明にかかる終端抵抗調整回路は、例えばUSB2.0対応の半導体デバイスに内蔵されて、終端抵抗としてHigh Speedモードでの終端抵抗の規定を満足し、データ・ドライバとしてもFull Speedモードでの出力インピーダンスの規定を満足することができる。
図1は本発明にかかる終端抵抗調整回路およびバスシステムの一例を示す。終端抵抗調整回路1(斜線部)は、USB2.0対応の半導体デバイス、いわゆるUSBコントローラ2に内蔵される。終端抵抗調整回路1が内蔵されたUSBコントローラ2は、周辺機器(ペリフェラル)の基板4に実装され、USBコネクタ3に接続される。USBコネクタ3にUSBケーブル5が接続される。USBケーブル5を介して、周辺機器(ペリフェラル)がコンピュータ(ホスト)6に接続される。なお、USBコントローラ2は、コンピュータ(ホスト)6にも使用され得る。本発明にかかる終端抵抗調整回路およびバスシステムはこのように構成され、終端抵抗を内蔵したUSBコントローラ2が機能する。
図2を参照して、本発明にかかる終端抵抗調整回路について詳細に説明する。図2は本発明の第1実施形態を示す。なお、図2以降の図面においては終端回路14が4つのデータ・ドライバDRV41〜44を備える場合が示されている。しかし、これは図面での説明上の都合であり、実際の個数を反映するものではない。
図2に示されるように、本発明にかかる終端抵抗調整回路は、参照電圧生成回路11、モニター回路12、比較回路13、終端回路14の4つのブロックを備える。参照電圧生成回路11で生成される参照電圧Vref1〜4と、モニター回路12から出力されるモニター電圧Vmoniとが、比較回路13が備えるオペアンプOP31〜34に入力され、比較される。終端回路14は、並列接続されるデータ・ドライバDRV41〜44を備える。データ・ドライバDRV41〜44にはデータ信号DATAが入力される。比較回路13の出力である制御信号Cont1〜4によって、データ・ドライバDRV41〜44は制御される。
図3を参照して、参照電圧生成回路11について詳細に説明する。図3は参照電圧生成回路11の具体例を示す。参照電圧生成回路11はオペアンプOP11と抵抗群Rnとを備える。参照電圧生成回路11には一定の基準電圧としてバンドギャップリファレンス電圧VBGRが入力される。ここで、バンドギャップリファレンス電圧VBGRとは、製造ばらつき、電源電圧、温度によって変動しない、ほぼ一定の電圧である。バンドギャップリファレンス電圧VBGRは、例えば図4に示されるようなバンドギャップリファレンス回路によって得られる。図4に示されるバンドギャップリファレンス回路は、前述の特許文献1にも記載されている公知の技術であるため、ここでは説明を省略する。基準電圧VBGRが入力されるオペアンプOP11の出力が、抵抗群Rnの抵抗R11〜15で分圧されて、参照電圧Vref1〜4が得られる。
図5、6を参照して、終端回路14に備えられるデータ・ドライバDRVについて詳細に説明する。図5、6はデータ・ドライバDRVの具体例を示す。データ信号DATAがスイッチS1を介してPチャネルMOSトランジスタTr1のゲートに、スイッチS2を介してNチャネルMOSトランジスタTr2のゲートにそれぞれ入力される。また、PチャネルMOSトランジスタTr1のゲートはスイッチS3を介して電源電圧と接続され、NチャネルMOSトランジスタTr2のゲートはスイッチS4を介してグランドと接続される。PチャネルMOSトランジスタTr1のドレインと、NチャネルMOSトランジスタTr2のドレインとが接続され、抵抗R1を介して入力されたデータ信号DATAが出力される。
このように構成されたデータ・ドライバDRVは、スイッチS1〜4が前述の制御信号Contによってオンオフ制御されることで、図5、6のように制御される。図5は制御信号Contがハイ・レベルのとき、図6は制御信号Contがロー・レベルのときのデータ・ドライバDRVにそれぞれ対応する。制御信号Contがハイ・レベルのときにデータ信号DATAがハイ・レベルに固定されることで、このデータ・ドライバDRVは抵抗R1とNチャネルMOSトランジスタTr2とを有する終端抵抗として機能する。その抵抗値は、抵抗R1の抵抗値とNチャネルMOSトランジスタTr2のオン抵抗値との和となる。
図7を参照して、終端回路14について詳細に説明する。図7は終端回路14の具体例を示す。並列に接続される4つのデータ・ドライバDRV41〜44にデータ信号DATAが入力され、出力はUSB_BUSに接続される。制御信号Cont1〜4はそれぞれデータ・ドライバDRV41〜44の各スイッチを制御する。
したがって、制御信号Cont1〜4の組み合わせによって、データ・ドライバDRV41〜44の動作数が切り替えられる。これにより、終端抵抗の抵抗値を調整することができる。
図8を参照して、モニター回路12について詳細に説明する。図8はモニター回路12の具体例を示す。モニター回路12は、前述のデータ・ドライバDRVと同様の構成を有する回路であるDRV21と、DRV21の出力に接続されて電流Imoniを流す電流源とを備える。DRV21にはハイ・レベル固定の信号として電源電圧が入力される。また、図示は省略されているが、スイッチS1〜4がオンオフ制御される制御信号Contもハイ・レベル固定とされる。そのため、各スイッチS1〜4は図8のように制御される。
これにより、データ・ドライバDRVの抵抗値(=抵抗R1の抵抗値+NチャネルMOSトランジスタTr2のオン抵抗値)をモニター電圧Vmoniとして観測できる。
このように構成されることで、第1実施形態では、参照電圧Vref1〜4とモニター電圧Vmoniとが比較される比較回路13の出力によって、並列に接続されるデータ・ドライバDRV41〜44を制御することができる。データ・ドライバDRV41〜44の動作数が切り替えられることで、終端抵抗の抵抗値を調整することができる。したがって、データ・ドライバDRV41〜44が終端抵抗としても機能することが可能となる。
続いて、具体的な数値を挙げて、終端抵抗値が許容範囲45Ω±10%に調整される例を示す。製造ばらつき、電源電圧、温度により、データ・ドライバDRVが備える抵抗R1の抵抗値およびNチャネルMOSトランジスタTr2のオン抵抗値が±25%変動する場合を考える。
データ・ドライバDRVが備える抵抗R1の抵抗値およびNチャネルMOSトランジスタTr2のオン抵抗値の変動がないとしたときデータ・ドライバDRVの動作数は10であり、終端回路14においてデータ・ドライバDRVは終端抵抗値の調整に十分な数が並べられているとする。また、抵抗R1の抵抗値が400Ω、NチャネルMOSトランジスタTr2のオン抵抗値が50Ωのデータ・ドライバDRVが作製されるとし、モニター回路12が備える電流源が流す電流Imoniは2mAであるとする。
以上の設定により、理想的にはモニター電圧Vmoniは、2mA×(400Ω+50Ω)=900mVの電圧が出力される。しかし、実際には、データ・ドライバDRVが備える抵抗R1の抵抗値およびNチャネルMOSトランジスタTr2のオン抵抗値が±25%変動するため、モニター電圧Vmoniは900mV±25%、すなわち675〜1125mVの電圧が出力される。
したがって、境界抵抗値×データ・ドライバDRVの動作数×電流Imoniで与えられる参照電圧Vrefは、終端抵抗値が許容範囲45Ω±10%、すなわち40.5〜49.5Ωに入るために以下のように設定される必要がある。
Vref1=40.5×1×2mA=81mV
Vref2=40.5×2×2mA=162mV
Vref3=40.5×3×2mA=243mV
Vref4=40.5×4×2mA=324mV
Vref5=40.5×5×2mA=405mV
Vref6=40.5×6×2mA=486mV
Vref7=40.5×7×2mA=567mV
Vref8=40.5×8×2mA=648mV
Vref9=40.5×9×2mA=729mV
Vref10=40.5×10×2mA=810mV
Vref11=49.5×10×2mA=990mV
Vref12=49.5×11×2mA=1089mV
ここで、境界抵抗値は終端抵抗値の許容範囲の両端値、40.5Ω、49.5Ωである。前述の通り、データ・ドライバDRVが備える抵抗R1の抵抗値およびNチャネルMOSトランジスタTr2のオン抵抗値の変動がないとしたときデータ・ドライバDRVの動作数は10であるように設定されている。そのため、境界抵抗値はデータ・ドライバDRVの動作数10を境に切り替わる。
これにより、データ・ドライバDRVの抵抗値(=抵抗R1の抵抗値+NチャネルMOSトランジスタTr2のオン抵抗値)が±25%変動して450Ω±25%、すなわち337.5〜562.5Ωの抵抗値をとるとき、終端抵抗値は以下のように調整される。
(1)データ・ドライバDRVの抵抗値が337.5〜364.5Ωのとき
モニター電圧Vmoni=675〜729mVとなり、制御信号Cont1〜8がハイ・レベル、制御信号Cont9〜12がロー・レベルとなる。終端抵抗値は、データ・ドライバDRVの抵抗値の1/8となるため、42.185〜45.5625Ωに調整される。
(2)データ・ドライバDRVの抵抗値が364.5〜405Ωのとき
モニター電圧Vmoni=729〜810mVとなり、制御信号Cont1〜9がハイ・レベル、制御信号Cont10〜12がロー・レベルとなる。終端抵抗値は、データ・ドライバDRVの抵抗値の1/9となるため、40.5〜45Ωに調整される。
(3)データ・ドライバDRVの抵抗値が405〜495Ωのとき
モニター電圧Vmoni=810〜990mVとなり、制御信号Cont1〜10がハイ・レベル、制御信号Cont11、12がロー・レベルとなる。終端抵抗値は、データ・ドライバDRVの抵抗値の1/10となるため、40.5〜49.5Ωに調整される。
(4)データ・ドライバDRVの抵抗値が495〜544.5Ωのとき
モニター電圧Vmoni=990〜1089mVとなり、制御信号Cont1〜11がハイ・レベル、制御信号Cont12がロー・レベルとなる。終端抵抗値は、データ・ドライバDRVの抵抗値の1/11となるため、45〜49.5Ωに調整される。
(5)データ・ドライバDRVの抵抗値が544.5〜562.5Ωのとき
モニター電圧Vmoni=1089〜1125mVとなり、制御信号Cont1〜12がハイ・レベルとなる。終端抵抗値は、データ・ドライバDRVの抵抗値の1/12となるため、45.375〜46.875Ωに調整される。
このように、製造ばらつき、電源電圧、温度により、データ・ドライバDRVが備える抵抗R1の抵抗値およびNチャネルMOSトランジスタTr2のオン抵抗値が±25%変動する場合でも、終端抵抗値は許容範囲45Ω±10%に調整される。
続いて、終端回路14に備えられるデータ・ドライバDRVの必要数について説明する。終端回路14において、終端抵抗として機能するデータ・ドライバDRVは並列に接続される。したがって、データ・ドライバDRVの動作数は、並列に接続される終端抵抗の数に対応する。
例えば、終端抵抗値の許容範囲が100Ω±20%、すなわち80〜120Ωであるとき、データ・ドライバDRVの動作数=2であったとする。前述の通り、データ・ドライバDRVの動作数は、並列に接続される終端抵抗の数に対応する。そのため、データ・ドライバDRVの動作数=2のとき終端抵抗値が温度変動により80Ωを下回った場合、データ・ドライバDRVの動作数=1にして終端抵抗値を上げることになる。並列に接続される終端抵抗の数が2から1になると、合成抵抗として与えられる終端抵抗値は2倍、すなわち約160Ωとなり、許容範囲80〜120Ωを超えてしまう。
データ・ドライバDRVの動作数が(N+1)からNに切り替えられたとき、終端抵抗値は、下限の境界抵抗値×(N+1)/Nになる。このとき、上限の境界抵抗値を超えないためには、終端抵抗値の許容範囲をRΩ±x%とすると、
R×(1−x/100)×(N+1)/N≦R×(1+x/100) …式(1)
の関係がある。式(1)より、
N≧(100−x)/2x …式(2)
となる。例えば、USBでは前述の通り許容範囲が±10%であり、Nは自然数なので、データ・ドライバDRVは最小で5つ動作する必要がある。
次に、データ・ドライバDRVの抵抗値RDが製造ばらつき、電源電圧、温度によってRDΩ±y%の範囲で変動することを考える。データ・ドライバDRVの動作数が最小動作数Nのときに終端抵抗値は最大となる。そのため、データ・ドライバDRVの抵抗値が最小値RDΩ−y%のとき、終端抵抗値が許容範囲の下限RΩ−x%内に収まるためのRDの値は次式で決定される。
RD×(1−y/100)/N≧R×(1−x/100) …式(3)
式(2)より求められるデータ・ドライバDRVの最小動作数Nと、式(3)とからRDが設定されれば、許容範囲を超えるデータ・ドライバDRVの動作数の切り替えは発生しなくなる。
さらに、データ・ドライバDRVの必要数をMとすると、データ・ドライバDRVの動作数がMのときに終端抵抗値は最小となる。そのため、データ・ドライバDRVの抵抗値が最大値RDΩ+y%のとき、終端抵抗値が許容範囲の上限RΩ+x%内に収まるためのMの値は次式で決定される。
RD×(1+y/100)/M≦R×(1+x/100) …式(4)
式(3)、(4)より、
M≧N(100−x)(100+y)/(100+x)(100−y) …式(5)
となる。したがって、式(5)からデータ・ドライバDRVがいくつ以上必要か、が決定される。
ここで、特許請求の範囲との対応は以下の通りである。
USB_BUSは、バスの一例である。
終端回路14が備えるデータ・ドライバDRV41〜44は、出力/終端ユニットの一例である。
終端回路14は、出力/終端部の一例である。
モニター回路12が備えるデータ・ドライバDRV21は、モニターユニットの一例である。
モニター回路12が備える、電流Imoniを流す電流源は、基準電流を流す電流源の一例である。
参照電圧生成回路11および比較回路13は、制御部の一例である。
スイッチS1は第1スイッチ、スイッチS2は第2スイッチ、スイッチS3は第3スイッチ、スイッチS4は第4スイッチ、の各々一例である。
データ・ドライバDRVが備える抵抗R1の抵抗値およびNチャネルMOSトランジスタTr2のオン抵抗値の変動がないとしたときのデータ・ドライバDRVの動作数10は、基準構成数の一例である。
参照電圧生成回路11は、参照電圧生成部の一例である。
比較回路13は、比較部の一例である。
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、ドライバと、該ドライバの出力端とバスとの間に接続される抵抗素子とを備えて構成される出力/終端ユニットが並列に複数備えられる出力/終端部と、出力/終端ユニットと同一の構成を有し、該出力/終端ユニットに備えられるドライバがドライブ状態に維持されるモニターユニットと、モニターユニットに備えられる抵抗素子の一端に接続され、基準電流を流す電流源と、モニターユニットを流れる基準電流に応じてモニターユニットに備えられる抵抗素子の一端に出力されるモニター電圧に基づいて、出力/終端部においてドライバがドライブ状態となることに応じて終端抵抗を構成する出力/終端ユニットの構成数を調整する制御部とが備えられる。これにより、モニター電圧に基づいて、並列に複数備えられる出力/終端ユニットを制御することができる。出力/終端ユニットの構成数が調整されることで、終端抵抗の抵抗値を調整することが可能となる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内での種々の改良、変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、前記第1実施形態以外にも、図9に示される第2実施形態のように構成されてもよい。また、スイッチS1〜4のオンオフ制御の組み合わせについても、適宜変更されてもよいことは言うまでもない。
上記各実施の形態から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(付記1)
ドライバと、該ドライバの出力端とバスとの間に接続される抵抗素子とを備えて構成される出力/終端ユニットが並列に複数備えられる出力/終端部と、
前記出力/終端ユニットと同一の構成を有し、該出力/終端ユニットに備えられる前記ドライバがドライブ状態に維持されるモニターユニットと、
前記モニターユニットに備えられる前記抵抗素子の一端に接続され、基準電流を流す電流源と、
前記モニターユニットを流れる前記基準電流に応じて前記モニターユニットに備えられる前記抵抗素子の一端に出力されるモニター電圧に基づいて、前記出力/終端部において前記ドライバがドライブ状態となることに応じて終端抵抗を構成する前記出力/終端ユニットの構成数を調整する制御部とを備えることを特徴とする終端抵抗調整回路。
(付記2)
前記ドライバは、
前記出力端を電源電圧にドライブするPチャネルMOSトランジスタと、
前記出力端を接地電圧にドライブするNチャネルMOSトランジスタとを備え、
前記ドライバのドライブ状態とは、前記PチャネルMOSトランジスタまたは前記NチャネルMOSトランジスタの何れかが導通する状態であることを特徴とする付記1に記載の終端抵抗調整回路。
(付記3)
前記ドライバは、
内部信号と、前記PMOSトランジスタのゲート端子および前記NMOSトランジスタのゲート端子の各々とを接続する第1および第2スイッチと、
前記PチャネルMOSトランジスタのゲート端子と電源電圧とを接続する第3スイッチと、
前記NチャネルMOSトランジスタのゲート端子と接地電圧とを接続する第4スイッチとを備えることを特徴とする付記2に記載の終端抵抗調整回路。
(付記4)
前記ドライバは、
前記出力/終端部が、出力ドライバとして機能する場合、前記第1および第2スイッチが導通状態に維持され、
前記出力/終端部が、終端抵抗として機能する場合、
前記終端抵抗を構成する前記出力/終端ユニットに備えられる前記ドライバについては、前記第1および第2あるいは第4スイッチ、または前記第2および第1あるいは第3スイッチが導通状態に維持され、
前記終端抵抗を構成しない前記出力/終端ユニットに備えられる前記ドライバについては、前記第3および第4スイッチが導通状態に維持されることを特徴とする付記3に記載の終端抵抗調整回路。
(付記5)
前記制御部は、
基準となる前記構成数を基準構成数とし、
前記基準構成数から1ずつ減ずる各々の前記構成数に対して、調整される前記終端抵抗の抵抗値が仕様下限値になる場合の前記モニター電圧の電圧値、および前記基準構成数から1ずつ増加する各々の前記構成数に対して、調整される前記終端抵抗の抵抗値が仕様上限値になる場合の前記モニター電圧の電圧値の各々を、参照電圧として出力する参照電圧生成部と、
前記モニター電圧と各々の前記参照電圧とを比較し、各々の前記出力/終端ユニットに備えられる前記ドライバをドライブ制御する比較部とを備えることを特徴とする付記1乃至4の少なくとも何れか1項に記載の終端抵抗調整回路。
(付記6)
前記参照電圧は、
(前記終端抵抗の抵抗値の仕様上限値または仕様下限値)×(前記構成数)×(前記基準電流)
であることを特徴とする付記5に記載の終端抵抗調整回路。
(付記7)
バスと、
前記バスを終端する終端抵抗調整回路とを備え、
前記終端抵抗調整回路は、
ドライバと、該ドライバの出力端と前記バスとの間に接続される抵抗素子とを備えて構成される出力/終端ユニットが並列に複数備えられる出力/終端部と、
前記出力/終端ユニットと同一の構成を有し、該出力/終端ユニットに備えられる前記ドライバがドライブ状態に維持されるモニターユニットと、
前記モニターユニットに備えられる前記抵抗素子の一端に接続され、基準電流を流す電流源と、
前記モニターユニットを流れる前記基準電流に応じて前記モニターユニットに備えられる前記抵抗素子の一端に出力されるモニター電圧に基づいて、前記出力/終端部において前記ドライバがドライブ状態となることに応じて終端抵抗を構成する前記出力/終端ユニットの構成数を調整する制御部とを備えることを特徴とするバスシステム。
本発明にかかるバスシステムの一例を示す図である。 第1実施形態を示す図である。 参照電圧生成回路11の具体例を示す図である。 バンドギャップリファレンス回路を示す図である。 データ・ドライバDRVの具体例(その1)を示す図である。 データ・ドライバDRVの具体例(その2)を示す図である。 終端回路14の具体例を示す図である。 モニター回路12の具体例を示す図である。 第2実施形態を示す図である。
符号の説明
11 参照電圧生成回路
12 モニター回路
13 比較回路
14 終端回路
DRV21 データ・ドライバ(モニターユニット)
DRV41〜44 データ・ドライバ(出力/終端ユニット)
Imoni 基準電流
S1〜4 スイッチ
Tr1 PチャネルMOSトランジスタ
Tr2 NチャネルMOSトランジスタ

Claims (6)

  1. ドライバと、該ドライバの出力端とバスとの間に接続される抵抗素子とを備えて構成される出力/終端ユニットが並列に複数備えられる出力/終端部と、
    前記出力/終端ユニットと同一の構成を有し、該出力/終端ユニットに備えられる前記ドライバがドライブ状態に維持されるモニターユニットと、
    前記モニターユニットに備えられる前記抵抗素子の一端に接続され、基準電流を流す電流源と、
    前記モニターユニットを流れる前記基準電流に応じて前記モニターユニットに備えられる前記抵抗素子の一端に出力されるモニター電圧に基づいて、前記出力/終端部において前記ドライバがドライブ状態となることに応じて終端抵抗を構成する前記出力/終端ユニットの構成数を調整する制御部とを備えることを特徴とする終端抵抗調整回路。
  2. 前記ドライバは、
    前記出力端を電源電圧にドライブするPチャネルMOSトランジスタと、
    前記出力端を接地電圧にドライブするNチャネルMOSトランジスタとを備え、
    前記ドライバのドライブ状態とは、前記PチャネルMOSトランジスタまたは前記NチャネルMOSトランジスタの何れかが導通する状態であることを特徴とする請求項1に記載の終端抵抗調整回路。
  3. 前記ドライバは、
    内部信号と、前記PチャネルMOSトランジスタのゲート端子および前記NチャネルMOSトランジスタのゲート端子の各々とを接続する第1および第2スイッチと、
    前記PチャネルMOSトランジスタのゲート端子と電源電圧とを接続する第3スイッチと、
    前記NチャネルMOSトランジスタのゲート端子と接地電圧とを接続する第4スイッチとを備えることを特徴とする請求項2に記載の終端抵抗調整回路。
  4. 前記ドライバは、
    前記出力/終端部が、出力ドライバとして機能する場合、前記第1および第2スイッチが導通状態に維持され、
    前記出力/終端部が、終端抵抗として機能する場合、
    前記終端抵抗を構成する前記出力/終端ユニットに備えられる前記ドライバについては、前記第1および第2あるいは第4スイッチ、または前記第2および第1あるいは第3スイッチが導通状態に維持され、
    前記終端抵抗を構成しない前記出力/終端ユニットに備えられる前記ドライバについては、前記第3および第4スイッチが導通状態に維持されることを特徴とする請求項3に記載の終端抵抗調整回路。
  5. 前記制御部は、
    基準となる前記構成数を基準構成数とし、
    前記基準構成数から1ずつ減ずる各々の前記構成数に対して、調整される前記終端抵抗の抵抗値が仕様下限値になる場合の前記モニター電圧の電圧値、および前記基準構成数から1ずつ増加する各々の前記構成数に対して、調整される前記終端抵抗の抵抗値が仕様上限値になる場合の前記モニター電圧の電圧値の各々を、参照電圧として出力する参照電圧生成部と、
    前記モニター電圧と各々の前記参照電圧とを比較し、各々の前記出力/終端ユニットに備えられる前記ドライバをドライブ制御する比較部とを備えることを特徴とする請求項1乃至4の少なくとも何れか1項に記載の終端抵抗調整回路。
  6. バスと、
    前記バスを終端する終端抵抗調整回路とを備え、
    前記終端抵抗調整回路は、
    ドライバと、該ドライバの出力端と前記バスとの間に接続される抵抗素子とを備えて構成される出力/終端ユニットが並列に複数備えられる出力/終端部と、
    前記出力/終端ユニットと同一の構成を有し、該出力/終端ユニットに備えられる前記ドライバがドライブ状態に維持されるモニターユニットと、
    前記モニターユニットに備えられる前記抵抗素子の一端に接続され、基準電流を流す電流源と、
    前記モニターユニットを流れる前記基準電流に応じて前記モニターユニットに備えられる前記抵抗素子の一端に出力されるモニター電圧に基づいて、前記出力/終端部において前記ドライバがドライブ状態となることに応じて終端抵抗を構成する前記出力/終端ユニットの構成数を調整する制御部とを備えることを特徴とするバスシステム。
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