JP5157527B2 - 温風暖房機の燃焼量制御方法 - Google Patents

温風暖房機の燃焼量制御方法 Download PDF

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Description

この発明は暖房機の室内温度制御に最適な暖房機の燃焼量制御方法に関する。
暖房機には熱源であるバーナとその燃焼制御手段を備え、また、室内温度検出手段と、期待する室内温度を設定する温度設定手段とを備え、燃焼制御手段は室内温度検出手段で検出した室内温度が、予め温度設定手段で設定した設定温度に維持されるようにバーナの燃焼量を調節するものがある。
バーナには燃料供給手段と燃焼用送風機を備え、複数段階の燃料流量とこれに対応する燃焼用送風機の回転数を定めることによってバーナの燃焼量制御を行うものであり、燃焼制御手段は設定温度と室内温度の変化を常時監視していて、一定の温度差を確認すると燃焼段階による燃焼量を上昇又は降下することによって、暖房機を使用する室内において、室内温度の維持に最適となる燃焼量によって燃焼を継続している。
対流用送風機を備えた温風暖房機では、バーナの燃焼量を上昇すると対流用送風機の回転数も上昇し、バーナの燃焼量を降下すると対流用送風機の回転数も低下し、バーナの燃焼量調節段階に対応して対流用送風機の回転数を変更する制御を行っている(特許文献1参照)。
特開平10−73245号 公報
対流用送風機は室内空気を撹拌する働きがあり、暖房機の運転開始から室内温度が設定温度に一致するまでは、素早く設定温度まで上昇させるためにバーナの発熱量を高くし、対流用送風機の回転数も高くなるから、室内空気が撹拌されて室内温度が均一になるが、室内温度が設定温度に一致してからは、室内温度が設定温度に維持されるようにバーナの燃焼量を低下し、対流用送風機の回転数も低くなるため、室内空気が撹拌されにくくなって暖められた空気が天井付近に溜まりやすくなり、暖房機が設置された床面部と天井部の温度差が大きくなるものである。
暖房機の室温検出手段は床面付近の室内温度を検出しているため、室内温度が設定温度よりも高くなってからバーナの燃焼量が安定する頃には、床面部と天井部の温度差がかなり大きくなっており、天井付近の温度が設定温度に対してかなり高くなっていることが多く、室内の快適性と省エネ性の両面から問題がある。
この発明は上記の課題を解決するもので、枠体1内にバーナ2と、このバーナ2に燃料を供給するポンプ3と、このバーナ2に燃焼空気を送る燃焼用送風機4とを設け、前記枠体1の前後を貫通する送風経路5には、入口側に対流用送風機6、出口側に吹出口7を設け、前記バーナ2の上部に設けた燃焼室8は送風経路5内に開口し、この送風経路5を通過する空気を温風にすると共に、室内温度RTを検出する室内温度検出手段9と、室内温度を設定する温度設定手段10と、運転スイッチ11の信号に基づいて前記ポンプ3と燃焼用送風機4とを制御してバーナ2の燃焼の開始と停止を行う燃焼制御手段12とを備え、該燃焼制御手段12は前記室内温度検出手段9と温度設定手段10からの信号を用いて燃焼中のバーナ2の燃焼量を可変すると共に、バーナ2の燃焼量に対応して前記対流用送風機6の回転数を可変する温風暖房機において、前記燃焼制御手段12は前記バーナ2の燃焼量として、大燃焼量・小燃焼量・その間の燃焼量による複数段階の燃焼調節段階Nxを備え、その燃焼量調節段階Nxの燃焼量の変更は、前記温度設定手段10の設定温度STと、設定温度STから予め定めた温度差d毎に設定した複数の離開温度Dnのときに実施され、前記設定温度STよりも高い室内温度RTのときは、室内温度RTが上昇して前回の燃焼量変更したときの温度との差が前記温度差dとなったときに燃焼量調節段階と対流用送風機6の回転数を1段階低く制御しており、前記室内温度RTと前回の燃焼量変更したときの温度との差が前記温度差dとなる前に設定時間tが経過したときは、対流用送風機6を現在のバーナ2の燃焼量調節段階に対応した回転数よりも高い回転数に変更し、一定時間後の室内温度RTに基づいてバーナ2の燃焼量調節段階を決定することを特徴とするものである。
また、前記室内温度RTと前回の燃焼量変更したときの温度との差が前記温度差dとなるまでは、設定時間t毎に対流用送風機6を現在のバーナ2の燃焼量調節段階に対応した回転数よりも高い回転数に変更することにより、設定時間t毎に室内空気が撹拌されて室内温度の温度分布が均一化できる。
また、前記バーナ2の燃焼量調節段階が最小燃焼量のときは、設定時間t毎に対流用送風機6を現在のバーナ2の燃焼量調節段階に対応した回転数よりも高い回転数に変更することにより、室内空気が撹拌されて室内温度の温度分布が均一化でき、室内温度検出手段9で検出される室内温度RTと実際の室内温度との誤差が少なくできる。
また、前記室内温度RTが上昇して前回の燃焼量変更したときの温度との差が前記温度差dとなったときの燃焼量の変更要求に対して、前記バーナ2の燃焼量調節段階を1段階低くし、前記対流用送風機6はバーナ2の燃焼量調節段階に対応した回転数よりも高い回転数に変更し、バーナ2の燃焼量と対流用送風機6の回転数を一定時間保持することにより、室内空気が撹拌されて室内温度の温度分布が均一化できる。
また、前記燃焼制御手段12は、前記温度設定手段10の設定温度STよりも高い温度の最高室内温度RThを定めており、前記バーナ2の燃焼量調節段階が最小燃焼量のときに、前記最高室内温度RThよりも高い室内温度RTとなったときは、バーナ2の運転停止もしくは前記燃焼量調節段階から外れた微小燃焼量に変更することにより、室内温度が異常に上昇することを防ぐことができる。
燃焼制御手段12は、運転開始から最初に室内温度RTが温度設定手段10の設定温度STに一致するまではバーナ2を大燃焼量で運転し、対流用送風機6は大燃焼量に対応する高い回転数で駆動しているから、室内空気が撹拌されて室内温度が均一に上昇する。
室内温度RTが設定温度STに一致するとバーナ2の燃焼量調節段階と対流用送風機6の回転数を1段階低くし、設定温度STから室内温度RTが上昇するときは、室内温度RTと前回の燃焼量変更したときの温度との差が一定の温度差dとなる毎に、バーナ2の燃焼量と対流用送風機6の回転数を1段階ずつ低くする制御を行っている。
この燃焼量変更したときの温度と室内温度RTとの差が前記温度差dとなる前に設定時間tが経過したときは、対流用送風機6の回転数を上昇して、一定時間後の室内温度RTに基づいてバーナ2の燃焼量と対流用送風機6の回転数を制御するものである。
室内温度RTが設定温度STより高くなって、バーナ2の燃焼量と対流用送風機6の回転数が低くなると、室内空気が撹拌されにくくなって暖められた空気が天井付近に滞留するため、天井付近の温度は室内温度検出手段9で検出される室内温度RTよりも高くなる傾向にある。このため、バーナ2が最小燃焼量の燃焼量調節段階となったときには、床面付近の温度と天井付近の温度の差が大きくなり、室内が暖まりすぎてしまっていることがある。
この発明は、前回の燃焼量変更から設定時間tが経過したときに対流用送風機6の回転数を高くすることで室内空気が撹拌されるので、天井付近の暖められた空気が床面に流れて室内の温度分布が均一化でき、その結果、暖房機が設置された床面付近の温度が上昇して、室内温度RTと前回の燃焼量変更したときの温度との差が前記温度差dとなったときは、バーナ2の燃焼量と対流用送風機6の回転数を1段階低くするので、室内全体を効率よく暖めて短時間で燃焼量調節段階を低下させることができ、無駄な暖房エネルギーの消費を抑えることができるものとなった。
一方、室内温度RTと前回の燃焼量変更したときの温度との差が前記温度差dまで広がっていないときは、バーナ2の燃焼量の変更は行なわず、前記温度差dが検出されるまでは設定時間t毎に対流用送風機6の回転数を上昇する制御を行う。このため、設定時間t毎に室内空気が撹拌されて室内の温度分布が均一化されるから、室内全体を効率よく暖房して短時間で燃焼量調節段階を低下することができ、無駄な暖房エネルギーの消費を抑えることができる。
また、バーナ2が最小燃焼量まで低下して対流用送風機6が最小回転数となっているときは室内空気が撹拌されにくくなるため、床面の低温部と天井の高温部との差が広がりやすくなり、設定温度STよりも低い室内温度RTが検出されたときでも、天井の高温部では設定温度STより高い室内温度を維持している場合があり、この場合でもバーナ2の燃焼量調節段階が1段階高く変更されてしまうため、無駄な暖房エネルギーを消費することになる。
この発明ではバーナ2が最小燃焼量のときは設定時間t毎に対流用送風機6の回転数を上昇するから、室内空気が撹拌されて室内の温度分布が均一化されて実際の室内温度に対する室内温度RTの誤差を少なくでき、バーナ2の燃焼量変更が頻繁に起こらなくなり、室内温度の安定と無駄な暖房エネルギーの消費を抑えることができるものとなった。
また、室内温度の上昇が早いときには、床面の低温部と天井の高温部との差が広がりやすく、室温の上昇に対して燃焼量の低下が追いつかなくなってしまう場合がある。
室内温度RTと前回の燃焼量変更したときの温度との差が前記温度差dとなってバーナ2の燃焼量調節段階を1段階低く変更するときに、対流用送風機6の回転数を一定時間上昇する制御を行うものであり、バーナ2の燃焼量を変更したときにも室内空気が撹拌されて室内温度の温度分布を均一化できるものである。
室内の温度上昇が早く床面と天井付近の温度の差が広がっているときには、天井付近の暖められた空気が床面付近に移動して室内温度RTが上昇するので、バーナ2の燃焼量を素早く低下させて室内の暖めすぎを防止することができる。
また、暖房する室内の大きさが、使用する暖房機の能力と違った状態で使用されるときがあり、暖房する部屋が狭い時にはバーナ2の燃焼量として最小燃焼量が選択されても室内温度RTが上昇を続けることがある。
この暖房する室内の大きさと使用する暖房機の能力とが違った時の対応方法として、前記燃焼制御手段12は、前記温度設定手段10の設定温度STよりも高い温度の最高室内温度RThを定めており、バーナ2が最小燃焼量のときにおいて、前記最高室内温度RThよりも室内温度RTが高くなった時に、バーナ2の運転を停止もしくは燃焼量調節段階から外れた微小燃焼量運転に設定する。
このため、狭い部屋で大きな暖房能力のある暖房機を使用した時には、バーナ2の最小燃焼量が選択されても室内温度RTが上昇を続けることになるが、あらかじめ最高室内温度RThを設定しておくことで、この最高室内温度RThまでは最小燃焼量による燃焼を継続できるようにし、この最高室内温度RThに到達してからはバーナ2の運転を停止することで室内温度RTが異常に上昇することを防ぐことができる。
また、バーナ2の運転を停止する代りに微小燃焼量による運転を行うことで、室内温度RTが異常に上昇することを防ぐことができる。
図に示す実施例によってこの発明を説明すると、1は温風暖房機の枠体、2は枠体1内に配置したバーナ、18は燃焼用空気が送られる風胴、19は風胴18内に設置された有底筒形のポット、19aは風胴18から燃焼用空気が供給できるようにポット19の側壁に設けた多数の小径空気孔であり、前記バーナ2の本体は風胴18とポット19によって構成される。4はポット19に燃焼用空気を供給するための燃焼用送風機であり、燃焼用送風機4によって圧送された燃焼用空気は風胴18に送られ、小径空気孔19aの位置と大きさにより適切に制御されてポット19内に供給される。
20はポット19に供給する燃料が送られる油受皿、3は油受皿20の上面に取付けた電磁ポンプで構成するポンプ、21はポット19とポンプ3との間に設けた燃料パイプ、22は燃料パイプ21のポット19内に伸ばした先端で構成する送油ノズルであり、前記風胴18とポット19の側壁とを貫通するようにポット19内部に伸ばした送油ノズル22から燃料がポット19の底面に供給される。
23はポット19の側壁からポット19の底面と間隔を介して取付けた予熱兼用の点火ヒータ、24はポット19内に設置された助燃部材、8はポット3上方に配置された燃焼室であり、ポット19内に供給された燃料は、点火ヒータ23や燃焼熱で高温となっているポット19の底面で気化し、初期燃焼を開始しながら小径空気孔19aから供給される燃焼用空気の流れと助燃部材24の働きで混合し、燃焼室8内で完全燃焼するものである。
5は枠体1を前後に貫通して燃焼室8を取り囲むように配置された送風経路、6は送風経路5の後方に設置された対流用送風機、7は送風経路5の前方に設置された吹出口であり、前記燃焼室8は送風経路5内に開口し、その燃焼室8で完全燃焼した燃焼ガスは送風経路5に送られ、前記対流用送風機6によって取り込まれた室内空気と燃焼ガスとが送風経路5内で混合され、吹出口7より温風として吹出されるものである。
また、25は枠体1の表面に設置された操作盤、11は操作盤25に設けられた運転スイッチ、図2に示すブロック図における12は枠体1内に設置されたコンピュータシステムで構成してCPU・ROM・RAM・I/O装置などで動作している燃焼制御手段であり、前記運転スイッチ11の入/切信号は燃焼制御手段12に送られ、該燃焼制御手段12は運転スイッチ11の信号に基づいてポンプ3、燃焼用送風機4、点火ヒータ23、対流用送風機6の入/切などを指示し、温風暖房機の運転を制御している。
また、9は枠体1の後方に設置された温度センサで構成する室内温度検出手段、10は操作盤25上に設けたボタンで操作されて使用者が所望する温度を記憶する温度設定手段であり、温度設定手段10で設定されて記憶されている温度データと、室内温度検出手段9よりもたらされる現在の室内の温度データを前記燃焼制御手段12にて比較し、設定温度STの方が室内温度RTよりも高い場合には、ポンプ3の流量及び燃焼用送風機4の回転数を増加することによってバーナ2の燃焼量を増加させ、室内温度RTの方が設定温度STよりも高い場合には、ポンプ3の流量及び燃焼用送風機4の回転数を減少することによってバーナ2の燃焼量を減少させており、室内温度RTの数値を設定温度STの数値に近づけるように制御を行うものである。
選択するバーナ2の燃焼量を変更させる仕組みは、最小燃焼状態と最大燃焼状態とその間のいくつかの燃焼状態からなる複数個の燃料流量を定め、この燃料流量に対応する燃焼用送風機4の回転数を設定することによって、複数段階の燃焼量調節段階N1〜N4が決められており、室内温度RTと設定温度STとの差が接近して安定した室内温度RTが維持できるように、ある燃焼量調節段階Nxから異なる燃焼量調節段階Nxに段階的にバーナ2の燃焼量を変化させている。
燃焼量を段階的に変化させるポイントでは燃焼量調節段階N1〜N4が隣接する段階に1段階ずつ、燃焼量を上昇もしくは下降する変更ができるようになっている。
バーナ2の燃焼量を変更するポイントして、温度設定手段10の設定温度STと、設定温度STから一定の温度差d毎に定めた複数の離開温度Dnとが設定されて、室内温度RTが設定温度STになったときと、離開温度Dnになったときに、燃焼量調節段階N1〜N4が隣接する段階に1段階ずつ、燃焼量を上昇もしくは下降する変更を行なうものである。
例えば、暖房機の運転開始から室内温度RTが設定温度STとなるまでは、バーナ2の燃焼量は最大燃焼量N4に設定され、室内温度RTが設定温度STに一致するとバーナ2の燃焼量を1段階低いN3に変更し、設定温度STが燃焼量変更した温度として設定される。室内温度RTと前回の燃焼量変更した温度である設定温度STとの差が前記温度差dとなると、バーナ2の燃焼量を1段階低いN2に変更し、離開温度D1が燃焼量変更した温度として設定され、室内温度RTと前回の燃焼量変更した離開温度D1との差が前記温度差dになると、バーナ2の燃焼量が最小燃焼量N1に変更されるものである。
一方、室内温度RTが低下するときの温度差dは、室内温度RTが設定温度STより高いときは無視しており、バーナ2の燃焼量が最小燃焼量N1のときに室内温度RTが低下してもバーナ2の燃焼量は変更されず、室内温度RTが設定温度STに一致するとバーナ2の燃焼量を1段階高いN2に変更し、設定温度STが燃焼量変更した温度として設定される。
燃焼量調節段階をN2に変更しても室内温度RTが低下し、室内温度RTと設定温度STとの差が前記温度差dとなると、バーナ2の燃焼量調節段階を1段階高いN3に変更し、離開温度−D1が燃焼量変更した温度として設定される。燃焼量調節段階N3で室内温度RTが上昇して離開温度−D1との差が前記温度差dとなると、バーナ2の燃焼量調節段階を1段階低いN2に変更する。
このように室内温度RTを前回の温度変更したときの温度と比較して、燃焼量の変更を繰り返すことによって、室内温度RTを設定温度STに接近させることができる。
また、燃焼制御手段12はバーナ2の燃焼量に対応して対流用送風機6の回転数を変更しており、バーナ2の燃焼量を下降させるときは対流用送風機6の回転数も下降し、バーナ2の燃焼量を上昇させるときは対流用送風機6の回転数も上昇する制御を行い、バーナ2の燃焼量に対して最適な風量となるように設定している。
バーナ2の燃焼量に対応して対流用送風機6の回転数を変更することで、バーナ2の燃焼量を低下したときに吹出口7から吹き出す温風温度の低下を防いでいるが、対流用送風機6の回転数を低下すると室内空気が撹拌されにくくなって暖められた空気が天井付近に溜まり、暖房機を設置した床面付近の温度に比べて天井付近の温度が高くなってしまうことが確認されている。前回燃焼量を変更してから室内温度RTが離開温度となって燃焼量を低くするときには、天井付近の温度は室内温度検出手段9で検出される室内温度RTよりも高くなっており、この温度差はバーナ2の燃焼量が低下して対流用送風機6の回転数が低下するほど大きく広がる傾向にある。
暖房の開始から室内温度RTが設定温度STに一致するまでは対流用送風機6の回転数が高く、室内空気が撹拌されて室内温度RTが均一になっているが、従来の燃焼制御システムでは、室内温度RTが設定温度STより高くなってからは室内空気が撹拌されなくなって暖められた空気が天井付近に溜まり、室内温度検出手段9で検出される室内温度RTが上昇しにくくなるから、室内は必要以上の暖房が長時間に亘って継続することになり、暖房エネルギーのロスが大きくなり、また、天井付近の高温部と床面付近の低温部の差が大きいと不快感を与えてしまう原因となる。
この発明の燃焼制御手段12は、温度設定手段10の設定温度STよりも室内温度RTが高いときにおいて、室内温度RTが前回の燃焼量変更したときの温度との差が前記温度差dになるとバーナ2の燃焼量と対流用送風機6の回転数を1段階低くする制御を行うが、この燃焼量変更してからの燃焼時間を監視しており、室内温度RTと前回の燃焼量変更したときの温度となる前に設定時間tが経過したときは、バーナ2の燃焼量調節段階は変更せず、対流用送風機6をバーナ2の燃焼量調節段階に対応した回転数よりも高い回転数に変更する。
対流用送風機6は上昇した回転数で一定時間駆動した後、バーナ2の燃焼量調節段階に対応した回転数に復帰するものであり、対流用送風機6の回転数が上昇すると室内空気が撹拌され、天井付近に溜まっていた暖められた空気が床面付近に移動して室内の温度を均一化することができ、室内の温度分布が均一化されると室内温度RTが早く上昇するから、早い段階でバーナ2の燃焼量を1段階低く変更することができるものとなる。
設定時間tが経過したときの対流用送風機6の回転数は、室内空気の撹拌が目的であるから、バーナ2の最大発熱量に対応した最高回転数に設定するか、専用の回転数を設定するときは、例えば最大発熱量N4と1段階低い燃焼量N3の中間の回転数に設定する。この場合、バーナ2の燃焼量に対して対流用送風機6の回転数が高くなるが、対流用送風機6の回転数が上昇するときは、設定温度STよりも高い室内温度RTのときだけであるから、吹出口7から吹き出す温風温度の低下は抑えながら室内空気を撹拌できる。
対流用送風機6の回転数を上昇した後、室内温度RTと前回の燃焼量変更したときの温度との差が前記温度差dまで広がっていないときは、現在の燃焼量調節段階のまま燃焼を継続するが、このときは燃焼時間の監視を再開し、室内温度RTと前回の燃焼量変更したときの温度との差が温度差dに広がるまでこの制御を繰り返すようにしている。
したがって、設定時間t毎に室内空気が撹拌されて室内の温度分布を均一化することができ、実際の室内温度に対する室内温度RTの誤差が少なくできる。図3はこの制御による温度変化の状態を示しており、設定時間t毎に対流用送風機6の回転数を上昇することで室内温度RTの上昇が早くなるから、早い段階でバーナ2の燃焼量を低くすることができ、バーナ2の燃焼量が必要以上に高いまま長時間暖房を継続することがなくなり、暖房エネルギーのロスを抑え、室内温度の均一化による快適性が向上できるものとなった。
また、暖房機を使用する室内は天井付近の温度が上昇し輻射熱により暖まり、やがて床面付近の温度も上昇することで室内全体の温度が安定するものであるが、バーナ2が最小燃焼量の燃焼量調節段階N1まで低下したときは、対流用送風機6も最小回転数となるから、室内の低温部と高温部との差が広がる可能性がある。このため、バーナ2が最小燃焼量の燃焼量調節段階N1で燃焼中に室内温度RTが低下したときに、高温部では設定温度STよりも高い室内温度を維持しているときでも、室内温度検出手段9が設定温度STよりも低い室内温度RTを検出する場合があり、この場合はバーナ2の燃焼量調節段階が1段階高く変更されて無駄な暖房エネルギーを消費してしまうことになる。
このため図4の実施例では、バーナ2が最小燃焼量の燃焼量調節段階N1のときは、設定時間t毎に対流用送風機6の回転数を上昇するようにしており、設定時間t毎に室内空気を撹拌して室内の温度分布を均一化させることで、室内全体の温度が安定しやすくなり、バーナ2の燃焼量調節段階の変更が頻繁に行われることがなくなって、少ない暖房エネルギーで効率よく室内全体を暖房することができる。
また、図5の実施例では、前記室内温度RTが上昇して前回の燃焼量変更したときの温度との差が温度差dとなったときに、バーナ2の燃焼量を1段階低くし、対流用送風機6の回転数を一定時間上昇する制御を行い、対流用送風機6によって一定時間室内空気を撹拌して室内温度を均一化してから、バーナ2の燃焼量に対応した回転数に変更するものである。
バーナ2の燃焼量を変更したときは、バーナ2の燃焼が安定する間は室内温度RTを無視して決定した燃焼量調節段階Nxを維持しているから、この時間を対流用送風機6の回転数を上昇する時間として設定しており、一定時間後に対流用送風機6の回転数がバーナ2の燃焼量調節段階に対応した回転数となってから室内温度検出手段9が室内温度RTの検出を行なう。
室内温度検出手段9が室内温度RTの検出を行うときには室内空気が撹拌されて室内の温度分布が均一化されており、室内温度の上昇速度が速くバーナ2の燃焼量を変更する前の床面の低温部と天井の高温部との差が広がっているときは室内温度RTが上昇しているので、次のバーナ2の燃焼量を変更する温度となるまでの時間が短くできる。このため、室内温度の上昇が速いときでも室内の温度分布の差が広がらず、室内温度が設定温度STから大きく上昇する前に燃焼量調節段階が低下できるので、無駄なエネルギー消費を抑えることができる。
暖房機における暖房出力はバーナ2の最大発熱量によって決まっており、使用するバーナ2の発熱量から暖房する室内の大きさが設定されるものである。しかしながら、暖房機の多くは可搬式の暖房機であるために、使用される部屋はその暖房機の暖房能力に合わないところで使用される場合もあり、暖房機が予定する部屋より小さな部屋で使用された時には、最小燃焼量の燃焼量調節段階N1が選択されても室内温度RTが上昇を続けることがある。
図6の実施例では、バーナ2が最小燃焼量の燃焼量調節段階N1で燃焼中に室内温度RTが上昇を続けた時を示しており、この実施例では、既に最小燃焼量の燃焼量調節段階N1が選択されているから、これ以上の燃焼量減少要求に対応できず、燃焼量調節段階N1の燃焼量を継続して選択している。
このように最小燃焼量の燃焼量調節段階N1による燃焼でも室内温度RTが上昇を続けるから、新たに前記燃焼制御手段12は、設定温度STよりも高い温度の最高室内温度RThを定めており、室内温度RTがこの最高室内温度RThよりも高くなってしまったときには、バーナ2の運転を停止させている。また、室内温度RTが設定温度STよりも低くなってから自動的に再度暖房運転を開始できるようにしても良い。
最高室内温度RThは、設定温度STと室内温度RTとの差、もしくは最小燃焼量に変更したときの温度と室内温度RTとの差により設定され、室内温度RTが最高室内温度RThよりも高い時にバーナ2の運転が停止することになるから、暖房される室内は最高室内温度RTh以上に上昇することはなくなる。
最小燃焼量の燃焼量調節段階N1による燃焼で設定時間t毎に対流用送風機6の回転数を上昇しているときは、室内空気が撹拌されるから、室内温度RTが上昇を続けるときは早い段階でバーナ2の運転が停止するから、バーナ2はいたずらに燃料の消費を続けることがなく、省エネルギーの制御が可能となる。
上記のようにバーナ2の運転を停止した後の制御動作として、室内温度RTが設定温度STよりも低くなってから自動的に再度暖房運転を開始できるようにして、暖房運転を継続する制御方法では、バーナ2の運転の停止や運転の開始時に不完全燃焼を起こすことがあり、この場合、暖房する室内に悪臭を放散して使い勝手の点で優れているが、暖房機として好ましくはない。
一般に、バーナ2が液体燃料を利用する時によく発生する現象であるが、バーナ2の特性として低温度の燃焼空気がバーナ2に供給される時には燃料の供給量を小さくし過ぎると燃焼が安定せず不完全燃焼を起こして、暖房する室内に悪臭や不完全燃焼ガスを放出して暖房機として使用できなくなることがある。
このため、このような現象が発生しないように、バーナ2の燃焼量として、低温空気でも完全燃焼できる比較的大きな燃焼量を最低燃焼量に定める時がある。このようなバーナ2では、上記のように室内温度RTが高温の最高室内温度RTh付近の時にはバーナ2の供給する燃焼空気の温度も高く、最小燃焼量の燃焼量調節段階N1以下の微小燃焼量でも安定した燃焼が継続できるものとなる。
この種のバーナ2が使用されている時には、暖房中の室内温度RTがこの最高室内温度RThに到達したときには、バーナ2の運転停止に代えて、前記燃焼量調節段階N1〜N4から外れた微小燃焼量による運転を行うことが可能になる。そして、この微小燃焼量でバーナ2が燃焼続けるときにおいて、室内温度RTが低下して、設定温度ST以下になれば、再びバーナ2は燃焼量調節段階N1の燃焼量に復帰することになるが、バーナ2は消火と点火を繰り返さないから、暖房する室内に悪臭を放散することはない。
なお、この微小燃焼量でバーナ2が燃焼続けるときにおいて、室内温度RTが低下せず、予め定めた時間経過しても、まだ、最高室内温度RThを維持している時には、バーナ2の運転を強制的に停止することになる。したがって、バーナ2が燃焼を続けて、火災などの異常事態の発生を回避できる。
この強制的にバーナ2の運転が停止してしまった時には警報器を作動することも有効な手段であり、使用者に異常な状態での使用を知らせることができる。また、警報を発生してからバーナ2は特別な操作をしない限り再使用ができないようにすることができる。
この発明の実施例を示す暖房機の断面図である。 この発明の実施例を示すブロック図である。 この発明の制御状態を示す温度チャートである。 この発明の他の実施例を示す制御状態を示す温度チャートである。 この発明の他の実施例を示す制御状態を示す温度チャートである。 この発明の他の実施例を示す制御状態を示す温度チャートである。
符号の説明
1 枠体
2 バーナ
3 ポンプ
4 燃焼用送風機
6 対流用送風機
7 吹出口
8 燃焼室
9 室内温度検出手段
10 温度設定手段
11 運転スイッチ
12 燃焼制御手段
RT 室内温度
Nx 燃焼量調節段階
ST 設定温度
d 温度差
Dn 離開温度
t 設定時間
RTh 最高室内温度

Claims (5)

  1. 枠体内にバーナと、このバーナに燃料を供給するポンプと、このバーナに燃焼空気を送る燃焼用送風機とを設け、
    前記枠体の前後を貫通する送風経路には、入口側に対流用送風機、出口側に吹出口を設け、前記バーナの上部に設けた燃焼室は送風経路内に開口し、この送風経路を通過する空気を温風にすると共に、
    室内温度を検出する室内温度検出手段と、室内温度を設定する温度設定手段と、運転スイッチの信号に基づいて前記ポンプと燃焼用送風機とを制御してバーナの燃焼の開始と停止を行う燃焼制御手段とを備え、
    該燃焼制御手段は前記室内温度検出手段と温度設定手段からの信号を用いて燃焼中のバーナの燃焼量を可変すると共に、バーナの燃焼量に対応して前記対流用送風機の回転数を可変する温風暖房機において、
    前記燃焼制御手段は前記バーナの燃焼量として、大燃焼量・小燃焼量・その間の燃焼量による複数段階の燃焼調節段階を備え、
    その燃焼量調節段階の燃焼量の変更は、前記温度設定手段の設定温度と、設定温度から予め定めた温度差毎に設定した複数の離開温度のときに実施され、
    前記設定温度よりも高い室内温度のときは、室内温度が上昇して前回の燃焼量変更したときの温度との差が前記温度差となったときに燃焼量調節段階と対流用送風機の回転数を1段階低く制御しており、
    前記室内温度と前回の燃焼量変更したときの温度との差が前記温度差となる前に設定時間が経過したときは、対流用送風機を現在のバーナの燃焼量調節段階に対応した回転数よりも高い回転数に変更し、
    一定時間後の室内温度に基づいてバーナ2の燃焼量調節段階を決定することを特徴とする温風暖房機の燃焼量制御方法。
  2. 前記室内温度と前回の燃焼量変更したときの温度との差が前記温度差となるまでは、設定時間毎に対流用送風機を現在のバーナの燃焼量調節段階に対応した回転数よりも高い回転数に変更することを特徴とする請求項1記載の温風暖房機の燃焼量制御方法。
  3. 前記バーナの燃焼量調節段階が最小燃焼量のときは、設定時間毎に対流用送風機を現在のバーナの燃焼量調節段階に対応した回転数よりも高い回転数に変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の温風暖房機の燃焼量制御方法。
  4. 前記室内温度が上昇して前回の燃焼量変更したときの温度との差が前記温度差となったときの燃焼量の変更要求に対して、
    前記バーナの燃焼量調節段階を1段階低くし、前記対流用送風機はバーナの燃焼量調節段階に対応した回転数よりも高い回転数に変更し、
    バーナの燃焼量と対流用送風機の回転数を一定時間保持することを特徴とする請求項1乃至3に記載の温風暖房機の燃焼量制御方法。
  5. 前記燃焼制御手段は、前記温度設定手段の設定温度よりも高い温度の最高室内温度を定めており、
    前記バーナの燃焼量調節段階が最小燃焼量のときに、前記最高室内温度よりも高い室内温度となったときは、バーナの運転停止もしくは前記燃焼量調節段階から外れた微小燃焼量に変更することを特徴とする請求項1乃至4に記載の温風暖房機の燃焼量制御方法。
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