JP5156979B2 - 光ファイバーカプラーに光ファイバーを取り付ける方法 - Google Patents

光ファイバーカプラーに光ファイバーを取り付ける方法 Download PDF

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Description

本発明は、光ファイバー接続用カプラーに光ファイバーを取り付ける方法に関する。特に、接続作業が簡単で、光ファイバーの脱着を行うこともできる光ファイバー接続用カプラーに光ファイバーを取り付ける方法に関する。
光通信などに使用される光ファーバーの従来の接続方法としては、光ファイバー同士の突き合わせ溶接、メカニカルスプライーサーを使用した接続、コネクタを使用した直接接続、コリメータレンズを備えたコネクタを使用した接続などが知られている。
光ファイバー同士の突き合わせ溶接は、固定接続方法であり、光ファイバーの脱着が必要な箇所には使用することができない。
図9は、メカニカルスプライーサーを使用した接続を示す図である。図9において、光ファイバー11は、精密V溝構造105によってガイドされ、屈折率整合液107を介して接続される。メカニカルスプライーサーを使用した接続は、半固定接続方法であり、光ファイバーの脱着が必要な箇所には使用することができない。
図10は、コネクタを使用した直接接続を示す図である。図10において、光ファイバー11は、フェルール101に覆われており、2つのフェルール101をスリーブ103によって接続することにより、光ファイバーを接続する。たとえば、特開平10-62652号公報を参照されたい。
コネクタを使用した直接接続において、光ファイバーコア径は、10マイクロメータであるので、光ファイバーを突き合わせるには、フェルール101およびスリーブ103に対して、1マイクロメータ以下の精度が要求される。したがって、コストが高くなる。
図11は、コリメータレンズを備えたコネクタを使用した接続を示す図である。図11において、フェルール101で覆われた光ファイバー11は、フェルール101に設けられたコリメータレンズ7に接続される。光ファイバー11を通過する光は、コリメータレンズ7によってビーム径の大きなコリメート光に変換される。2つのフェルール101をスリーブ103によって接続することにより、光ファイバーを接続する。たとえば、特開2003-255184号公報を参照されたい。
コリメータレンズを備えたコネクタを使用した接続において、ビーム径が大きくなるので、フェルール101およびスリーブ103に対して要求される精度は低くなる。しかし、コリメート光の方向精度を上げるには高精度の部品を使用する必要がある。
上記の背景の下で、接続作業が簡単で、光ファイバーの脱着を行うこともできる光ファイバー接続用カプラーおよびカプラーに光ファイバーを取り付ける方法に対するニーズがある。
本発明による、コリメータレンズを中空部に備えたカプラーに、光ファイバーを取り付ける方法は、カプラーの中空部に、テンプレート・スリーブで外側を覆った光ファイバーを挿入するステップと、光ファイバーに光を通した状態で、光ファイバーの先端から出てコリメータレンズを透過したコリメート光をモニターしながら、カプラーに対してテンプレート・スリーブの位置を、カプラー本体の中心軸とコリメート光の中心軸とを揃えるように調整するステップと、を含む。当該方法は、さらに、カプラーに対して調整されたテンプレート・スリーブの位置を固定した状態で、カプラーとスリーブの間にエネルギー硬化樹脂を供給するステップと、エネルギー硬化樹脂にエネルギーを与えて硬化させるステップと、カプラーからテンプレート・スリーブを引き抜くステップと、カプラーの中空部に、実装用スリーブで外側を覆った光ファイバーを挿入し、エネルギー硬化樹脂の形状に沿って固定するように取り付けるステップと、を含む。
本発明の方法により、光ファイバーをカプラー本体に取り付けると、カプラー本体の中心軸とコリメート光の中心軸とが揃っている。したがって、中心軸を揃えるように2個のカプラー本体の接続を行うだけで、煩雑な調整作業を行うことなく、光ファイバーの接続を行うことができる。また、カプラーに対して、光ファイバーの着脱を、調整を繰り返すことなく行うことができる。
本発明による、コリメータレンズを中空部に備えたカプラーに、光ファイバーを取り付ける方法は、カプラーの中空部に、テンプレート・スリーブで外側を覆った光ファイバーを挿入するステップと、カプラーとテンプレート・スリーブの間にエネルギー硬化樹脂を供給するステップと、を含む。当該方法は、さらに、光ファイバーに光を通した状態で、光ファイバーの先端から出てコリメータレンズを透過したコリメート光をモニターしながら、カプラーに対してテンプレート・スリーブの位置を、カプラー本体の中心軸とコリメート光の中心軸とを揃えるように調整するステップと、カプラーに対して調整されたスリーブの位置を固定した状態で、エネルギー硬化樹脂にエネルギーを与えて硬化させるステップと、カプラーからテンプレート・スリーブを引き抜くステップと、カプラーの中空部に、実装用スリーブで外側を覆った光ファイバーを挿入し、エネルギー硬化樹脂の形状に沿って固定するように取り付けるステップと、を含む。
本発明の方法により、光ファイバーをカプラー本体に取り付けると、カプラー本体の中心軸とコリメート光の中心軸とが揃っている。したがって、中心軸を揃えるように2個のカプラー本体の接続を行うだけで、煩雑な調整作業を行うことなく、光ファイバーの接続を行うことができる。また、カプラーに対して、光ファイバーの着脱を、調整を繰り返すことなく行うことができる。
本発明の一実施形態によれば、コリメータレンズを透過したコリメート光をモニターする際に、2次元センサで光の強度分布を測定する。
したがって、カプラー本体の中心軸とコリメート光の中心軸とを容易に揃えることができる。
本発明の他の実施形態によれば、コリメータレンズを透過したコリメート光をモニターする際に、2次元センサで光の波面分布を測定する。
したがって、カプラー本体の中心軸とコリメート光の中心軸とを容易に揃えることができる。
本発明による光ファイバーを接続するためのカプラーは、中空部を備えたカプラー本体と、中空部に取り付けられたコリメータレンズと、中空部にコリメータレンズに近接して取り付けられた光ファイバー用のスリーブと、スリーブに周囲を覆われ、先端部分がスリーブからコリメータレンズに向けて突き出した光ファイバーと、カプラー本体の中心軸と、光ファイバーから出てコリメータレンズを通過したコリメート光の中心軸とを揃えるように、スリーブおよび光ファイバーをカプラー本体に固定するように、中空部のコリメータレンズとスリーブとの間に設けられたエネルギー硬化樹脂の部分と、を含む。
本発明のカプラーにおいては、カプラー本体の中心軸とコリメート光の中心軸とが揃っている。したがって、中心軸を揃えるように2個のカプラー本体の接続を行うだけで、煩雑な調整作業を行うことなく、光ファイバーの接続を行うことができる。また、カプラーに対して、光ファイバーの着脱を、調整を繰り返すことなく行うことができる。
本発明の一実施形態による光ファイバーを接続するためのカプラーの構成を示す図である。 本発明の一実施形態による光ファイバーのスリーブ1の構成を示す図である。 本発明の一実施形態による光ファイバーのスリーブ1とカプラー本体3との構成を示す図である。 本発明の一実施形態による実装用スリーブ1とカプラー本体3との構成を示す図である。 本発明の一実施形態による、光ファイバーの位置調整用に、光ファイバーのスリーブ1とカプラー本体3とを組み合わせた構成を示す図である。 本発明の一実施形態による、光ファイバー11およびスリーブ3を挿入した状態のコネクタの構成を示す図である。 本発明の一実施形態による、カプラー同士を接続した構成を示す図である。 本発明の一実施形態による光ファイバーを接続する方法の手順を示すフォローチャートである。 メカニカルスプライーサーを使用した接続を示す図である。 コネクタを使用した直接接続を示す図である。 コリメータレンズを備えたコネクタを使用した接続を示す図である。
図1は、本発明の一実施形態による光ファイバーを接続するためのカプラーの構成を示す図である。
図1において、中空部を備えたカプラー本体を3で示す。カプラー本体3の中空部に挿入された、光ファイバーのスリーブを1で示す。また、カプラー本体3の中空部内に取り付けられたコリメータレンズを7で示す。光ファイバー11は、周囲をスリーブ1で覆われており、その先端は、スリーブ1から突き出してコリメータレンズ7に接している。スリーブ1のコリメータ7に対する端部とコリメータ7との間には、スペースが設けられており、このスペースにエネルギー硬化樹脂の部分5が設けられる。
つぎに、本発明の一実施形態による光ファイバーを接続するためのカプラーの各構成要素についてさらに詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施形態による光ファイバーのスリーブ1の構成を示す図である。スリーブ1は、ほぼ円柱形状であってもよく、円柱形状の中心軸を通る平面で分割した2つの部分から構成されるようにしてもよい。2つの部分の中心軸に相当する部分に、V字溝を設け、2つの部分の2つのV字溝によって、光ファイバー11を保持するようにしてもよい。光ファイバーのスリーブには、光ファイバーの位置調整用に使用されるスリーブと実使用に供される実装用のスリーブとがある。前者をテンプレート・スリーブ、後者を実装用スリーブと呼称する。テンプレート・スリーブと実装用スリーブの、少なくとも、コリメータ7に対する端部の形状は、同一とする。
ここで、光ファイバー11の先端部分の所定の長さは、光ファイバー素線が剥き出しになるようにする。また、光ファイバー素線が、スリーブ1から所定の長さ突き出るようにする。光ファイバー素線の直径は、125マイクロメータ、光ファイバー素線とその周囲の被覆を含む光ファイバーコードの直径は、2乃至3ミリメータである。
図3は、本発明の一実施形態による、光ファイバーのスリーブ1とカプラー本体3との構成を示す図である。カプラー本体3は、中空部31を有し、中空部31の一方の端部近くには、コリメータレンズ7が設置されている。中空部31の他方の端部から、光ファイバー11を覆ったスリーブ1を中空部31に挿入する。
図4は、本発明の一実施形態による実装用スリーブ1とカプラー本体3との構成を示す図である。カプラー本体3には凹部113が備えられ、実装用スリーブ1には凸部111が備えられている。実装する際に、凸部111と凹部113とを係合させることにより、実装用スリーブ1の軸方向位置を固定することができる。カプラー本体3の実装用スリーブ1の軸方向位置を固定するための留め具を設けるようにしてもよい。
テンプレート・スリーブと実装用スリーブの形状は、実装用スリーブの軸方向位置を固定するための形状を除き、同一としてもよい。
図5は、本発明の一実施形態による、光ファイバーの位置調整用に、テンプレート・スリーブ1とカプラー本体3とを組み合わせた構成を示す図である。テンプレート・スリーブ1の、コリメートレンズ側と反対側の端部をXYステージ21に固定し、テンプレート・スリーブ1の長手方向(軸方向)に垂直な面内で光ファイバー11の先端部の位置を調整することができる。
光ファイバー11の先端から発した光は、コリメータレンズ7を通過して、ほぼコリメート光とされる。当該コリメート光は、測定装置23によって測定される。
測定装置23は、2次元CCDアレイなどの2次元センサであってもよい。2次元センサアレイで強度分布を測定しながら、スリーブ1を操作することにより、光ファイバー11の位置を調整することができる。
また、測定装置23は、波面測定を行うための2次元マイクロレンズアレイであってもよい。ここで、波面測定について説明する。波面測定には、たとえば、シャックハルトマン測定法を使用する。測定に際しては、たとえば、図示しないヘリウム・ネオン光源からの基準光をマイクロレンズアレイに入射させる。マイクロレンズアレイにおけるマイクロレンズの焦点距離は、たとえば、10000マイクロメートル、配置ピッチは、0.3ミリメートルである。各マイクロレンズは、入射された基準光をそれぞれ集光する。結像レンズを使用して焦点像をディテクタアレイ(CCD)上に結像して、個々の焦点の位置を記録する。つぎに測定光をマイクロレンズアレイ10に入射させ、同様に焦点像を記録する。基準光での焦点位置と測定光の焦点位置のズレ量を求める。基準光とのズレ量は波面の傾きを表しているので、ビーム径全体について積分するとビーム光の波面が求まる。波面分布を測定しながら、テンプレート・スリーブ1を操作することにより、光ファイバー11の位置を調整することができる。
このように光ファイバー11の位置を調整することによって、カプラー本体3の中心軸とコリメート光の中心軸とを揃えるようにする。
調整が終了した後、カプラー本体3の中空部31における、テンプレート・スリーブ1とコリメータレンズ7との間のスペースにエネルギー硬化樹脂を注入する。エネルギー硬化樹脂の注入は、カプラー本体3の側面に設けた開口部から行うようにしてもよい。エネルギー硬化樹脂は、紫外線硬化樹脂であってもよい。以下では、紫外線硬化樹脂を使用する場合について説明する。
つぎに、カプラー本体3の中空部31における、テンプレート・スリーブ1とコリメータレンズ7との間のスペースに注入した紫外線硬化樹脂に紫外線を照射して硬化させる。紫外線は、たとえば、コリメータレンズ7を介して照射するようにしてもよい。
紫外線硬化樹脂が硬化した後、テンプレート・スリーブ1と光ファイバー11をカプラー本体3の中空部31から抜き去る。容易に抜き去ることができるように、スリーブの材料としては、紫外線硬化樹脂と接着しない材料、たとえば金属、樹脂などを用いる。具体的には、アルミニウム、液晶ポリマーなどである。
上記のようにして製造したカプラー本体3の中空部31に、調整の際に使用したのと同じ形状の光ファイバー11および実装用スリーブ1を挿入すると、光ファイバー11の先端部およびスリーブ1の先端部が、紫外線硬化樹脂の部分5の形状にならい、カプラー本体3の中心軸とコリメート光の中心軸とを揃えるように光ファイバー11の位置決めが行われる。
図6は、本発明の一実施形態による、光ファイバー11および実装用スリーブ1を挿入した状態のカプラーの構成を示す図である。
図7は、本発明の一実施形態による、カプラー同士を接続した構成を示す図である。2個のカプラーを接続するためのスリーブを103で示す。ラッチ機構35は、カプラー同士を接続する際に使用される。
図8は、本発明の一実施形態による光ファイバーを接続する方法の手順を示すフォローチャートである。当該方法は、カプラーを製造する方法と、製造したカプラーによって光ファイバーを接続する方法とに分けられる。
既に説明したカプラーを製造する方法は以下のようにまとめることができる。図8のステップS010において、テンプレート・スリーブ1に光ファイバー11を入れて固定する。光ファイバー11の先端部分の所定の長さは、光ファイバー素線が剥き出しになるようにし、光ファイバー素線が、テンプレート・スリーブ1から所定の長さ突き出るようにする。ステップS020において、カプラー本体3の中空部31にテンプレート・スリーブ1を挿入する。テンプレート・スリーブ1の先端とコリメータレンズ7との間にスペースを設けるようにする。ステップS030において、光ファイバー11に光を透過させる。ステップS040において、ファイバー光を測定しながら、テンプレート・スリーブ1の位置を、カプラー本体3の中心軸とコリメート光の中心軸とを揃えるように調整する。ステップS050において、テンプレート・スリーブ1の先端とコリメータレンズ7との間のスペースに紫外線硬化樹脂を注入する。なお、テンプレート・スリーブ1の挿入前に、紫外線硬化樹脂を注入してもよい。ステップS060において、紫外線硬化樹脂の部分5に紫外線照射を行い紫外線硬化樹脂の部分5を硬化させる。ステップS070において、テンプレート・スリーブ1を、カプラー本体3の中空部31から抜き去る。
つぎに、製造したカプラーによって光ファイバーを接続する方法は、以下のとおりである。図8のステップS080において、実装用スリーブ1に光ファイバー11を入れて固定する。光ファイバー11の先端部分の所定の長さは、光ファイバー素線が剥き出しになるようにし、光ファイバー素線が、実装用スリーブ1から所定の長さ突き出るようにする。ステップS090において、光ファイバー11の先端部分に、端面反射防止用にマッチング液を塗布する。マッチング液としては、コリメータレンズ7の屈折率と、光ファイバーの屈折率との中間の屈折率を有する液体が好ましい。具体的には、エチレングリコール(屈折率:1.4316)などである。光ファイバー11の先端部分に、マッチング液を塗布するので、ファイバー端面の研磨は不要である。ステップS100において、カプラー本体3の中空部31に実装用スリーブ1を挿入し固定する。光ファイバー11の先端部およびスリーブ1の先端部が、紫外線硬化樹脂の部分5の形状にならい、カプラー本体3の中心軸とコリメート光の中心軸とを揃えるように光ファイバー11の位置決めが行われる。
上記の方法により、光ファイバー11をカプラー本体3に取り付けると、カプラー本体3の中心軸とコリメート光の中心軸とが揃っている。したがって、ステップS110において、中心軸を揃えるように2個のカプラー本体の接続を行うだけで、煩雑な調整作業を行うことなく、光ファイバーの接続を行うことができる。また、カプラーに対して、光ファイバーの着脱を、調整を繰り返すことなく行うことができる。

Claims (4)

  1. コリメータレンズを中空部に備えたカプラーに、光ファイバーを取り付ける方法であって、
    カプラーの中空部に、テンプレート・スリーブで外側を覆われ、先端部分が前記テンプレート・スリーブからコリメータレンズに向けて突き出した光ファイバーを挿入するステップと、
    光ファイバーに光を通した状態で、光ファイバーの先端から出てコリメータレンズを透過したコリメート光をモニターしながら、カプラーに対してテンプレート・スリーブの位置を、カプラー本体の中心軸とコリメート光の中心軸とを揃えるように調整するステップと、
    カプラーに対して調整されたテンプレート・スリーブの位置を固定した状態で、カプラーとテンプレート・スリーブの間にエネルギー硬化樹脂を供給するステップと、
    エネルギー硬化樹脂にエネルギーを与えて硬化させるステップと、
    カプラーからテンプレート・スリーブを引き抜くステップと、
    カプラーの中空部に、実装用スリーブで外側を覆われ、先端部分が前記実装用スリーブからコリメータレンズに向けて突き出した光ファイバーを挿入し、エネルギー硬化樹脂の形状に沿って固定するように取り付けるステップと、を含み、
    前記テンプレート・スリーブと前記実装用スリーブの、少なくとも、前記コリメータレンズに対する端部の形状は、同一であり、かつ、前記テンプレート・スリーブで外側を覆われた前記光ファイバーと前記実装用スリーブで外側を覆われた前記光ファイバーとは同一形状である方法。
  2. コリメータレンズを中空部に備えたカプラーに、光ファイバーを取り付ける方法であって、
    カプラーの中空部に、テンプレート・スリーブで外側を覆われ、先端部分が前記テンプレート・スリーブからコリメータレンズに向けて突き出した光ファイバーを挿入するステップと、
    カプラーとテンプレート・スリーブの間にエネルギー硬化樹脂を供給するステップと、
    光ファイバーに光を通した状態で、光ファイバーの先端から出てコリメータレンズを透過したコリメート光をモニターしながら、カプラーに対してテンプレート・スリーブの位置を、カプラー本体の中心軸とコリメート光の中心軸とを揃えるように調整するステップと、
    カプラーに対して調整されたテンプレート・スリーブの位置を固定した状態で、エネルギー硬化樹脂にエネルギーを与えて硬化させるステップと、
    カプラーからテンプレート・スリーブを引き抜くステップと、
    カプラーの中空部に、実装用スリーブで外側を覆われ、先端部分が前記実装用スリーブからコリメータレンズに向けて突き出した光ファイバーを挿入し、エネルギー硬化樹脂の形状に沿って固定するように取り付けるステップと、を含み、
    前記テンプレート・スリーブと前記実装用スリーブの、少なくとも、前記コリメータレンズに対する端部の形状は、同一であり、かつ、前記テンプレート・スリーブで外側を覆われた前記光ファイバーと前記実装用スリーブで外側を覆われた前記光ファイバーとは同一形状である方法。
  3. コリメータレンズを透過したコリメート光をモニターする際に、2次元センサで光の強度分布を測定する請求項1または2に記載の方法。
  4. コリメータレンズを透過したコリメート光をモニターする際に、2次元センサで光の波面分布を測定する請求項1または2に記載の方法。
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