JP5156923B2 - 自動販売機 - Google Patents

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Description

本発明は、缶、ビン、パック、ペットボトル等の容器に入れた飲料等の商品を冷媒回路にて冷却または加熱して販売に供する自動販売機に関する。
近年の地球温暖化に対して二酸化炭素の排出量削減が課題となっており、自動販売機も省エネ型が開発されている。その1方式として従来は排熱していた凝縮器の熱を庫内の加熱に利用するヒートポンプ方式の自動販売機が注目されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この自動販売機は、庫内側の熱交換器を冷却時には蒸発器として使用し、加温時には凝縮器として使用するため、自動販売機の冷却加熱の運転モードによって、冷媒の流し方を変更させる必要がある結果、冷凍回路の配管系が複雑になりコスト高を招来するという問題がある。
また、冷却加熱兼用の商品収納庫に蒸発器、加熱熱交換器を並設して、加熱熱交換器にてヒートポンプ加熱をする自動販売機の例が知られている(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2では、図10に示すような、加熱冷却兼用の商品収納庫40a、40bと冷却専用の商品収納庫40cをヒートポンプ運転にて加熱冷却を行う自動販売機の冷凍回路が記載されている。すなわち、すべての商品収納庫を冷却運転する冷媒回路は、圧縮機61、凝縮器電磁弁68、凝縮器62を経由して分岐点64に至り、分岐点64より蒸発器電磁弁70a、膨張器179a、蒸発器65aを接続する経路と、蒸発器電磁弁70b、膨張器179b、蒸発器65bを接続する経路と、蒸発器電磁弁70c、膨張器179c、蒸発器65cを接続する経路との3経路が並列に接続され、圧縮機61に戻る回路である。2室の商品収納庫40a、40bを加熱し、1室の商品収納庫40cを冷却するヒートポンプの冷媒回路は、圧縮機61より凝縮器電磁弁68の手前を迂回して加熱熱交換器66a,66bを並列に接続し、合流点83で合流して電磁弁70e、凝縮器62を経由して分岐点64に至り、分岐点64より蒸発器電磁弁70c、膨張器179c、蒸発器65cに至る経路と、電磁弁70d、膨張器179dに至る経路とが並列に接続され、圧縮機61に戻る回路である。なお、加熱運転の補助として、加熱熱交換器66a,66bには、電気ヒータ66hが取設されている。
この文献には、3室の商品収納庫のうち2室を冷却、1室を加熱する場合の例は記載されていないが、たとえば、図10に示すように、加熱熱交換器66a,66bの入口側に凝縮器電磁弁68a,68bを出口側に逆止弁81a,81bを追加することにより、冷却加熱のヒートポンプ運転を行うことができる。すなわち、電磁弁68c,70e,蒸発器電磁弁70b,70cを開成し、凝縮器電磁弁68,68b,蒸発器電磁弁70a,電磁弁70dを閉止すれば、圧縮機61で圧縮された冷媒は、凝縮器電磁弁68aを介して加熱熱交換器66aで凝縮され商品収納庫40aを加熱する。加熱熱交換器66aで凝縮され液相になった冷媒は、逆止弁81a、電磁弁70eを介して凝縮器62に放熱後さらに凝縮され、分配点64により2方に分流され、蒸発器電磁弁70b、70cを介して膨張器179b、179cにより膨張して気液二相流となり蒸発器65b、65cで蒸発され、商品収納庫40b、40cを冷却する。蒸発器65b、65cで蒸発された冷媒は、圧縮機61に戻り冷凍サイクルが達成されることにより、左室、中室の商品収納庫40c、40bを冷却、右室商品収納庫40aを加熱するヒートポンプ運転を行うことが出来る。
特開平5−233941号公報 特開2002−130896号公報(段落番号0030―0036、図6−7)
しかしながら、一般に冷凍機に用いられる電磁弁や逆止弁は僅かであるが、冷媒漏れが発生し、完全に冷媒の流れを遮断することはコスト的に難しい。図10で示す冷媒回路の構成では、加熱熱交換器66aより流出する凝縮された液相の冷媒は、逆止弁81a、合流点83を経由して電磁弁70eを介して凝縮器62に流れる一方、合流点83より逆止弁81bへ流入する流れも生じる。逆止弁81bにて加熱熱交換器66bへの流入が阻止されるが、逆止弁81bに僅かの漏れがあるので、加熱熱交換器66bへの流入することになる。特に、冷却室内に配設された加熱熱交換器66bは、低温雰囲気にあるので、高温高圧側である冷媒との圧力差が大きく加熱熱交換器66bへの逆流が容易となる。また、逆止弁の出口側配管が液冷媒で満たされると、冷媒が熱交換器内に溜まる速度が促進される。その結果、休止している加熱熱交換器66b内に徐々に冷媒が溜まるので、回路内に循環する冷媒量が不足をして、冷却・加熱能力が低下することになる。これを解消するために、電磁弁を切り替えて、滞留した冷媒を循環回路内に吸い上げるポンプダウン運転を行うことになるが、頻繁に行うとその分だけ消費電力量が増加するという問題も生じる。
本発明は、上記実情に鑑みて、上記の課題を解決して、商品収納庫の2室をヒートポンプ運転させる自動販売機においても、1室を加熱する運転モード時に休止している加熱熱交換器に冷媒が貯留することを抑制して、高効率でヒートポンプ運転が可能な自動販売機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動販売機は、複数の冷却加熱兼用の商品収納庫を有し、冷却加熱の運転モードにより選択的に商品収納庫を冷却もしくは加熱する自動販売機であって、冷媒を圧縮する圧縮機と、庫外に設け冷媒を凝縮する凝縮器と、前記圧縮機から該凝縮器への冷媒の流入を開閉する凝縮器電磁弁と、冷媒を膨張させる膨張手段と、膨張手段より膨張した冷媒を分配する分配器と、前記複数の庫内にそれぞれ設けられ、冷媒を蒸発する複数の蒸発器と、にて冷却循環回路を構成するとともに、前記圧縮機と、前記蒸発器とともにそれぞれの商品収納庫に配設された複数の加熱熱交換器と、前記圧縮機から該加熱熱交換器への冷媒の流入を開閉する加熱器電磁弁と、前記加熱熱交換器より凝縮した冷媒を膨張させる圧力調整手段と、前記各加熱熱交換器より逆止弁を介して合流し前記圧力調整手段に接続する凝縮冷媒輸送配管と、前記分配器と、前記蒸発器と、にて加熱冷却循環回路を構成した自動販売機において、前記凝縮冷媒輸送配管の一部が前記加熱熱交換器の配管出口よりも高い位置に位置することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る自動販売機は、複数の冷却加熱兼用の商品収納庫を有し、冷却加熱の運転モードにより選択的に商品収納庫を冷却もしくは加熱する自動販売機であって、冷媒を圧縮する圧縮機と、庫外に設け冷媒を凝縮する凝縮器と、前記圧縮機から該凝縮器への冷媒の流入を開閉する凝縮器電磁弁と、冷媒を膨張させる膨張手段と、膨張手段より膨張した冷媒を分配する分配器と、前記複数の庫内にそれぞれ設けられ、冷媒を蒸発する複数の蒸発器と、にて冷却循環回路を構成するとともに、前記圧縮機と、前記蒸発器とともにそれぞれの商品収納庫に配設された複数の加熱熱交換器と、前記圧縮機から該加熱熱交換器への冷媒の流入を開閉する加熱器電磁弁と、前記加熱熱交換器より凝縮した冷媒を膨張させる圧力調整手段と、前記加熱熱交換器より逆止弁を介して合流し前記圧力調整手段に接続する凝縮冷媒輸送配管と、前記分配器と、前記蒸発器と、にて加熱冷却循環回路を構成した自動販売機において、前記凝縮冷媒輸送配管中に、複数の前記加熱熱交換器より逆止弁を介して冷媒を流入する流入管と、流入した冷媒を液相として流出する流出配管とを有する気液分離器を接続したこと特徴とする。
本発明に係る請求項1の自動販売機は、複数の冷却加熱兼用の商品収納庫を有し、冷却加熱の運転モードにより選択的に商品収納庫を冷却もしくは加熱する自動販売機であって、冷媒を圧縮する圧縮機と、庫外に設け冷媒を凝縮する凝縮器と、前記圧縮機から該凝縮器への冷媒の流入を開閉する凝縮器電磁弁と、冷媒を膨張させる膨張手段と、膨張手段より膨張した冷媒を分配する分配器と、前記複数の庫内にそれぞれ設けられ、冷媒を蒸発する複数の蒸発器と、にて冷却循環回路を構成するとともに、前記圧縮機と、前記蒸発器とともにそれぞれの商品収納庫に配設された複数の加熱熱交換器と、前記圧縮機から該加熱熱交換器への冷媒の流入を開閉する加熱器電磁弁と、前記加熱熱交換器より凝縮した冷媒を膨張させる圧力調整手段と、前記各加熱熱交換器より逆止弁を介して合流し前記圧力調整手段に接続する凝縮冷媒輸送配管と、前記分配器と、前記蒸発器と、にて加熱冷却循環回路を構成した自動販売機において、前記凝縮冷媒輸送配管の一部が前記加熱熱交換器の配管出口よりも高い位置に位置することにより、休止している加熱熱交換器出口側の凝縮冷媒輸送配管内の一部が気相状態に維持できるので、加熱運転している加熱熱交換器から休止中の加熱熱交換器側逆止弁を介して冷媒が漏れることが抑制される結果、冷媒循環量が低減することなく、高効率でヒートポンプ運転が可能となる。
また、本発明に係る請求項2の自動販売機は、前記凝縮冷媒輸送配管中に、複数の前記加熱熱交換器より逆止弁を介して冷媒を流入する流入管と、流入した冷媒を液相として流出する流出配管とを有する気液分離器を接続したことにより、休止している加熱熱交換器出口側の凝縮冷媒輸送配管の中間に位置する気液分離器が気相状態に維持できるので、加熱運転している加熱熱交換器から休止中の加熱熱交換器側逆止弁を介して冷媒が漏れることが抑制される結果、冷媒循環量が低減することなく、高効率でヒートポンプ運転が可能となる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
まず、本発明の実施例1に係る自動販売機について説明する。なお、図1は本発明の実施例1に係る自動販売機を示す斜視図、図2は図1に示した自動販売機の断面図であり、図3は本発明の実施例1に係る冷媒回路図である。図4は本発明の実施例1に係る凝縮冷媒輸送配管の配置構成を示す模式図であり、図5は制御装置のブロック図を示す。図6は商品収納庫の3室を全て冷却する冷却運転における冷媒の流れを示す回路図であり、図7は商品収納庫の1室を加熱、2室を冷却するヒートポンプ運転における冷媒の流れを示す回路図である。
これら図において、自動販売機は、前面が開口した直方状の断熱体として形成された本体キャビネット10と、その前面に設けられた外扉20および内扉30と、本体キャビネット10の内部を上下2段に底板11にて区画形成し、上部を例えば2つの断熱仕切板40wによって仕切られた3つの独立した商品収納庫40a、40b、40cと、下部に商品収納庫40a、40b、40cを冷却もしくは加熱する冷却/加熱ユニット60を収納する機械室50と、外扉20の内側に配設され、商品収納庫40a、40b、40c内の温度センサTa、Tb、Tcにより自動販売機の冷却、加熱運転などを制御する制御手段90と、を有して構成されている。
より詳細に説明すると、外扉20は、本体キャビネット10の前面開口を開閉するためのものであり、図には明示していないが、この外扉20の前面には、販売する商品の見本を展示する商品展示室、販売する商品を選択するための選択ボタン、貨幣を投入するための貨幣投入口、払い出された商品を取り出すための商品取出口21等々、商品の販売に必要となる構成が配置してある。
内扉30は、商品収納庫40a、40b、40cの前面を開閉し、内部の商品を保温するものであり、上下2段に分割され内部に断熱体を有する箱型形状の構造体である。上側の内扉30aは、一端を外扉20に枢軸し、他端を外扉20に係着して、外扉20の開放と同時に上側の内扉30aを開放させて、商品の補充を容易にするものである。下側の内扉30bは、一端を本体キャビネット10に枢軸し、他端を本体キャビネット10に不図示の掛金にて掛着して、外扉20を開放したときには、閉止した状態であり、商品収納庫40a、40b、40c内の冷気もしくは暖気が流出することを防ぎ、メンテナンス時など必要に応じて開放できるものである。
商品収納庫40a、40b、40cは、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を所望の温度に維持した状態で収容するためのものであり、その収納庫の容量は商品収納庫40c、40a、40bの順番に大きな態様で配分されている。本実施例は、商品収納庫40cを冷却専用とし、商品収納庫40a、40bを冷却加熱兼用としている。その商品収納庫40a、40b、40cには、それぞれ、商品を上下方向に沿って並ぶ態様で収納し、販売信号により1個ずつ商品を排出するための商品搬出機構を備えた商品収納ラックR、排出された商品Sを内扉30bに取設された搬出扉31を介して外扉の販売口21へ搬出する商品搬出シュート42を有している。
冷却/加熱ユニット60は、圧縮機61、凝縮器62、膨張弁63、アキュムレータ69、底板11を跨いで庫内の蒸発器65a、65b、65cとを冷媒配管で連結する冷熱部と、圧縮機61、庫外熱交換器76、電子膨張弁79、底板11を跨いで庫内の蒸発器65a、65b、65c、加熱熱交換器66a、66bとを冷媒配管で連結する加熱冷熱部と、加熱ヒータ66h、66hの加熱部を有して構成されている。冷却/加熱ユニット60は、冷却加熱の運転モードに応じて、庫内に冷風または温風を循環させて商品収納ラックR内の商品Sを冷却または加熱するものである。
凝縮器62の後部にはファン62fが取設され、ファン62fは機械室50の前面開口部より空気を吸入し、凝縮器62による凝縮熱を吸入するとともに、圧縮機61の排熱を吸収して、機械室50の背面開口部へ排気するためのものである。
蒸発器65a、65b、65cは、商品収納庫40a、40b、40cを冷却するためのものであり、各商品収納庫の下部に取設されている。また、加熱熱交換器66a、66bは、蒸発器65b、65aの後に取設され、商品収納庫40a、40bを加熱するためのものである。蒸発器65a、65b、65c、加熱熱交換器66a、66bは、各商品収納庫40a、40b、40cにおいて、風胴67で囲繞され、その後方にファン65fが取設され、その後方にダクト67dが取設されている。商品収納庫内の冷却と加熱は、蒸発器65a、65b、65c、加熱熱交換器66a、66bにより冷却もしくは加熱された空気を商品収納庫内の商品Sに送風し、図2中の矢印で示すようにダクト67dより回収することで行われる。
アキュムレータ69は、蒸発器65a、65b、65cから蒸発された冷媒を流入し、気液分離させて液冷媒を貯留し、気体冷媒を圧縮機61に戻すための密閉した容器である。また、アキュムレータ69は、回路の冷媒循環に余った冷媒を貯留するための容器でもある。
加熱ヒータ66h、66hは、加熱熱交換器66a、66bの前方に取設され、ヒートポンプ運転で冷却側の庫内が適温に冷却されたときに加熱熱交換器66a、66bを使用せずに冷媒回路の運転を停止し、商品収納庫40a、40bを加熱するためのものである。
冷却/加熱ユニット60の冷媒回路構成について図3を用いて詳述する。冷媒回路構成は、庫内を冷却のみを行う冷却循環回路86と庫内の加熱冷却を同時に行う(ヒートポンプ運転を行う)加熱冷却循環回路87を有している。
冷却循環回路86は、圧縮機61、凝縮器電磁弁68、凝縮器62、逆止弁71、膨張弁63(膨張手段、キャピラリでも良い)を介して、分流器64に接続し、分流器64より蒸発器電磁弁70a、70b、70cを経由して蒸発器65a、65b、65cに接続され、蒸発器65a、65b、65cからの配管を集合した後アキュムレータ69を経由して圧縮機61に戻る回路である。
一方、加熱冷却循環回路87は、圧縮機61から加熱器電磁弁68aを介し加熱熱交換器66aに接続し、加熱熱交換器66aから第1の凝縮冷媒輸送配管80a、逆止弁81a、第2の凝縮冷媒輸送配管82aを接続して合流点83に至る管路と、圧縮機61から加熱器電磁弁68bを介し加熱熱交換器66bに接続し、加熱熱交換器66bから第1の凝縮冷媒輸送配管80b、逆止弁81b、第2の凝縮冷媒輸送配管82bと接続して合流点83に至る管路と集合(並列に接続)し、合流点83から第3の凝縮冷媒輸送配管84を庫外熱交換器76を介して圧力調整手段としての電子膨張弁79に接続し、電子膨張弁79から分流器64、蒸発器電磁弁70a,70b,70cを経由してそれぞれ蒸発器65a、65b、65cに接続され、再び合流してアキュムレータ69を介して圧縮機61に戻る管路により構成されている。
ここで、本発明にかかる凝縮冷媒輸送配管85は、図4の模式図で示すように底板11に配設置された加熱熱交換器66a,66bから水平に引き出されたのち上部に屈曲形成され、逆止弁81a、81bに接続された第1の凝縮冷媒輸送配管80a,80bと、逆止弁81a、81bから上方に引き出されたのち水平方向に引き出され更に下方に屈曲形成されたのち再び水平方向に引き出されて合流点83と接続される第2の凝縮冷媒輸送配管82a,82bと、合流点83より庫外熱交換器76を経由して電子膨張弁79に接続される第3の凝縮冷媒輸送配管84と、により構成されている。なお、第2の凝縮冷媒輸送配管82a,82bは、加熱熱交換器66a,66bの配管出口66aa,66bbよりも高い位置に位置する配管部を有し、合流点83から上方に立ち上がる立ち上がり部を有している。また、第2の凝縮冷媒輸送配管82a,82bは、加熱熱交換器66a,66bよりも高い位置に位置する配管部を有していればさらに良い。
冷媒は、臨界圧力内で使用する冷媒、例えばフロン冷媒でR134aを使用している。また、臨界圧力外で使用する冷媒、例えば二酸化炭素でもよい。
制御手段90は、商品収納庫40a、40b、40cを冷却加熱の運転モードにより冷却もしくは加熱の制御をするものである。図5に示すように内部にCPU、メモリを有し、運転モード設定SW91の設定により決まる冷却加熱の運転モードに応じて冷媒回路の電磁弁開閉などの制御を行う。運転モードは、商品収納庫40a、40b、40cの冷却もしくは加熱の運転をC、Hで示すものであり、商品収納庫の左側から(40a、40b、40c)順に、例えば、すべてが冷却の場合にはCCCモード、左の商品収納庫のみが加熱の場合にはHCCモードなどと記す。また、制御手段90は、庫内温センサTa、Tb、Tcにより検知した温度により、圧縮機61、ファン62f,65f、電子膨張弁79、凝縮器電磁弁68,68a,70aなどを制御してサーモサイクル運転により庫内温度を適温に維持する。
かかる構成で運転モード設定SW91の操作により運転モードをCCCモードに設定すると、制御手段90は、凝縮器電磁弁68、蒸発器電磁弁70a、70b、70cを開成し、加熱器電磁弁68b、68cを閉止し、電子膨張弁79を全開にする。図6で示すように圧縮機61で圧縮された高温冷媒は、凝縮器62にて凝縮され液冷媒となり、膨張弁63で膨張して低温の気液二相流となり、分流器64で3方に分流された後蒸発器65a、65b、65cで蒸発し、商品収納庫40a、40b、40cが冷却される。気体となった冷媒は、液冷媒を貯留するアキュムレータ69を介して気液分離させて圧縮機61に戻る。この冷却は、制御装置90にて庫内温度センサTa、Tb、Tcによるサーモサイクル運転により庫内温度が適温に制御される。
次に、運転モード設定SW91の操作により運転モードを左側の1室を加熱するHCCモードに設定すると、制御手段90は、加熱器電磁弁68a、蒸発器電磁弁70b、70cを開成し、凝縮器電磁弁68、加熱器電磁弁68b、蒸発器電磁弁70aを閉止し、電子膨張弁79を所定の開度に設定する。図7で示すように圧縮機61で圧縮された高温冷媒は、加熱器電磁弁68aを介して加熱熱交換器66aに流入して凝縮され、商品収納庫40aを加熱する。加熱熱交換器66aで凝縮された高温冷媒は、第1の凝縮冷媒輸送配管80a,逆止弁81a、第2の凝縮冷媒輸送配管82a,合流点83、第3の凝縮冷媒輸送配管84を経由して、さらに庫外熱交換器76で凝縮され、電子膨張弁79で膨張される。電子膨張弁79で膨張された冷媒は、低温の気液二相流となり、分流器64で分流されたのち蒸発器65b、65cで蒸発し、商品収納庫40c、40bが冷却され、蒸発器65b、65cで気体となった冷媒は、圧縮機61に戻る。このヒートポンプ運転も前述のようにサーモサイクル運転で庫内が適温に維持される。
前記HCCモードにおける運転中において、加熱熱交換器66aより吐出する高圧の液冷媒は、図4で示されるように第1の凝縮冷媒輸送配管80a、逆止弁81a、第2の凝縮冷媒輸送配管82a、合流点83を経由して電子膨張弁79にて膨張されるが、電子膨張弁79の絞りによる背圧にて合流点83から第2の凝縮冷媒輸送配管82bへ押し戻される。しかしながら、第2の凝縮冷媒輸送配管82bは、加熱熱交換器66a,66bよりも高い位置に位置する配管部を有し、合流点83から上方に立ち上がる立ち上がり部を有しているので、第2の凝縮冷媒輸送配管82b内に気相部が維持される結果、電子膨張弁79より押し戻される液冷媒が逆止弁81bに流入することが抑制される。その結果、冷媒循環量が低減することなく、高効率でヒートポンプ運転が可能となる。
また、運転モード設定SW91の操作により運転モードを中側の商品収納庫40bを1室加熱するCHCモードに設定した場合でも、前述のHCCモードと同様に休止中の加熱熱交換器66aに逆止弁81aから漏れ冷媒が進入して滞留することが抑制される。その結果、冷媒循環量が低減することなく、高効率でヒートポンプ運転が可能となる。
なお、運転モード設定SW91の操作により運転モードを左側、中側の2室の商品収納庫40a、40bを加熱するHHCモードに設定した場合には、加熱熱交換器66a、66bの両方より冷媒が流出するので、上述の逆止弁81a,81bによる冷媒の漏れは生じない。
また、凝縮冷媒輸送配管85の代わりに図8の模式図で示す凝縮冷媒輸送配管185を用いても良い。凝縮冷媒輸送配管185は、底板11に配設された加熱熱交換器66a,66bから水平に引き出されたのち上部に屈曲形成され、次に水平方向に引き出され更に下方に屈曲形成されて逆止弁81a、81bに接続された第1の凝縮冷媒輸送配管180a,180bと、逆止弁81a、81bから下方に引き出されたのち水平方向に引き出されて合流点83と接続される第2の凝縮冷媒輸送配管182a,182bと、合流点83より庫外熱交換器76を経由して電子膨張弁79に接続される第3の凝縮冷媒輸送配管84とにより構成されている。なお、第1の凝縮冷媒輸送配管180a,180bは、加熱熱交換器66a,66bよりも高い位置に位置する配管部を有し、逆止弁81a、81bから上方に立ち上がる立ち上がり部を有している。
かかる構成で、たとえば加熱熱交換器66aを運転し、加熱熱交換器66bを休止するHCCモードのヒートポンプ運転の場合、加熱熱交換器66aより吐出する高圧の液冷媒は、図8で示されるように第1の凝縮冷媒輸送配管180a、逆止弁81a、第2の凝縮冷媒輸送配管182a、合流点83を経由して電子膨張弁79にて膨張されるが、電子膨張弁79の絞りによる背圧にて合流点83から第2の凝縮冷媒輸送配管182bへ押し戻される。しかしながら、第1の凝縮冷媒輸送配管180bは、加熱熱交換器66a,66bよりも高い位置に位置する配管部を有し、逆止弁81bから上方に立ち上がる立ち上がり部を有しているので、第1の凝縮冷媒輸送配管180b内に気相部が維持される結果、電子膨張弁79より押し戻される液冷媒が逆止弁81bに流入することが抑制される。その結果、冷媒循環量が低減することなく、高効率でヒートポンプ運転が可能となる。
次に、別の実施例2を図9の冷媒回路により説明する。実施例1と相違する点は、合流点83の箇所に気液分離器89を接続した点であり、その他の構成は、実施例1と実質的に同一なので、同じ符号を使用し、その説明を省略する。
加熱冷却循環回路88は、圧縮機61から加熱器電磁弁68aを介し加熱熱交換器66aに接続し、加熱熱交換器66aから第1の凝縮冷媒輸送配管80a、逆止弁81a、第2の凝縮冷媒輸送配管82aを接続して気液分離器89の入口部89aに至る管路と、圧縮機61から加熱器電磁弁68bを介し加熱熱交換器66bに接続し、加熱熱交換器66bから第1の凝縮冷媒輸送配管80b、逆止弁81b、第2の凝縮冷媒輸送配管82bと接続して気液分離器89の別の入口部89bに至る管路と集合(並列に接続)し、気液分離器89の出口部89cから第3の凝縮冷媒輸送配管84を庫外熱交換器76を介して圧力調整手段としての電子膨張弁79に接続し、電子膨張弁79から分流器64、蒸発器電磁弁70a,70b,70cを経由してそれぞれ蒸発器65a、65b、65cに接続され、再び合流してアキュムレータ69を介して圧縮機61に戻る管路により構成されている。
気液分離器89は、いわゆるアキュムレータのように内部に気相と液相を分離できる容器であり、上部が気相と接続する入口部89a,89bを有し、下部に液層と接続する出口部89cを有している。なお、入口部89a,89bよりの配管が下部の液相に挿入されていても、容器内の上部に気相が形成されていればよい。
かかる構成で、運転モード設定SW91の操作により運転モードを左側の1室を加熱するHCCモードに設定すると、制御手段90は、加熱器電磁弁68a、蒸発器電磁弁70b、70cを開成し、凝縮器電磁弁68、加熱器電磁弁68b、蒸発器電磁弁70aを閉止し、電子膨張弁79を所定の開度に設定する。図9で示すように圧縮機61で圧縮された高温冷媒は、加熱器電磁弁68aを介して加熱熱交換器66aに流入して凝縮され、商品収納庫40aを加熱する。加熱熱交換器66aで凝縮された高温冷媒は、第1の凝縮冷媒輸送配管80a,逆止弁81a、第2の凝縮冷媒輸送配管82aを流れ,気液分離器89の入口部89aに入り液相の状態で出口部89cより第3の凝縮冷媒輸送配管84を経由して、さらに庫外熱交換器76で凝縮され、電子膨張弁79で膨張される。電子膨張弁79で膨張された冷媒は、低温の気液二相流となり、分流器64で分流されたのち蒸発器65b、65cで蒸発し、商品収納庫40c、40bが冷却され、蒸発器65b、65cで気体となった冷媒は、圧縮機61に戻る。
加熱熱交換器66aより吐出する高圧の液冷媒は、第1の凝縮冷媒輸送配管80a、逆止弁81a、第2の凝縮冷媒輸送配管82a、気液分離器89を経由して電子膨張弁79にて膨張されるが、電子膨張弁79の絞りによる背圧にて気液分離器89の出口部89cへ押し戻される。しかしながら、気液分離器89の内部には、気相部が形成されているので、電子膨張弁79より押し戻される液冷媒が逆止弁81bに流入することが抑制される。その結果、逆止弁の漏れによる冷媒循環量の低減が発生することなく、高効率でヒートポンプ運転が可能となる。
以上のように、本発明に係る自動販売機は、缶、ビン、パック、ペットボトル等の容器に入れた飲料等の商品を冷媒回路にて冷却または加熱するのに適している。
本発明の実施例1に係る自動販売機を示す斜視図である。 図1に示した自動販売機の断面図である。 本発明の実施例1に係る冷媒回路図である。 本発明の実施例1に係る凝縮冷媒輸送配管の配置構成を示す模式図である。 制御装置のブロック図である。 商品収納庫の3室を全て冷却する冷却運転における冷媒の流れを示す回路図である。 商品収納庫の1室を加熱、2室を冷却するヒートポンプ運転における冷媒の流れを示す回路図である。 別の凝縮冷媒輸送配管の配置構成を示す模式図である。 本発明の実施例2に係る冷媒回路図である。 従来技術における冷媒回路図である。
符号の説明
10 本体キャビネット
20 外扉
30 内扉
40a、40b、40c 商品収納庫
60 冷却/加熱ユニット
61 圧縮機
62 凝縮器
63 膨張弁(膨張手段)
65a、65b、65c 蒸発器
66a、66b 加熱熱交換器
80a,80b 第1の凝縮冷媒輸送配管
81a,81b 逆止弁
82a,82b 第2の凝縮冷媒輸送配管
83 合流点
84 第3の凝縮冷媒輸送配管
85 凝縮冷媒輸送配管
89 気液分離器

Claims (2)

  1. 複数の冷却加熱兼用の商品収納庫を有し、冷却加熱の運転モードにより選択的に商品収納庫を冷却もしくは加熱する自動販売機であって、
    冷媒を圧縮する圧縮機と、庫外に設け冷媒を凝縮する凝縮器と、前記圧縮機から該凝縮器への冷媒の流入を開閉する凝縮器電磁弁と、冷媒を膨張させる膨張手段と、膨張手段より膨張した冷媒を分配する分配器と、前記複数の庫内にそれぞれ設けられ、冷媒を蒸発する複数の蒸発器と、にて冷却循環回路を構成するとともに、
    前記圧縮機と、前記蒸発器とともにそれぞれの商品収納庫に配設された複数の加熱熱交換器と、前記圧縮機から該加熱熱交換器への冷媒の流入を開閉する加熱器電磁弁と、前記加熱熱交換器より凝縮した冷媒を膨張させる圧力調整手段と、前記各加熱熱交換器より逆止弁を介して合流し前記圧力調整手段に接続する凝縮冷媒輸送配管と、前記分配器と、前記蒸発器と、にて加熱冷却循環回路を構成した自動販売機において、
    前記凝縮冷媒輸送配管の一部が前記加熱熱交換器の配管出口よりも高い位置に位置することを特徴とする自動販売機。
  2. 複数の冷却加熱兼用の商品収納庫を有し、冷却加熱の運転モードにより選択的に商品収納庫を冷却もしくは加熱する自動販売機であって、
    冷媒を圧縮する圧縮機と、庫外に設け冷媒を凝縮する凝縮器と、前記圧縮機から該凝縮器への冷媒の流入を開閉する凝縮器電磁弁と、冷媒を膨張させる膨張手段と、膨張手段より膨張した冷媒を分配する分配器と、前記複数の庫内にそれぞれ設けられ、冷媒を蒸発する複数の蒸発器と、にて冷却循環回路を構成するとともに、
    前記圧縮機と、前記蒸発器とともにそれぞれの商品収納庫に配設された複数の加熱熱交換器と、前記圧縮機から該加熱熱交換器への冷媒の流入を開閉する加熱器電磁弁と、前記加熱熱交換器より凝縮した冷媒を膨張させる圧力調整手段と、前記加熱熱交換器より逆止弁を介して合流し前記圧力調整手段に接続する凝縮冷媒輸送配管と、前記分配器と、前記蒸発器と、にて加熱冷却循環回路を構成した自動販売機において、
    前記凝縮冷媒輸送配管中に、複数の前記加熱熱交換器より逆止弁を介して冷媒を流入する流入管と、流入した冷媒を液相として流出する流出配管とを有する気液分離器を接続したこと特徴とする自動販売機。
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