JP5156412B2 - 収納トレー及び搬送容器並びにicタグの保護方法 - Google Patents
収納トレー及び搬送容器並びにicタグの保護方法 Download PDFInfo
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Description
また、ICタグの保護方法は、ICタグが形成された複数枚のシート形状の部材を束ねてブロック状に構成された部材を搬送する際に用いる収納トレーであって、当該収納トレーを収納して搬送する搬送容器の内側形状に合わせて形成され外部からの衝撃により変形する支持板部と、当該支持板部の周縁近傍に設けられ前記ブロック状の部材の周囲を押さえて支持するスペーサとを備え、前記スペーサが、収納する前記ブロック状の部材の高さよりも高い寸法に形成されると共に、前記収納トレーに前記ブロック状の部材を収納し、前記搬送容器に当該前記収納トレーと共に前記ブロック状の部材を収納して、前記ブロック状の部材の高さよりも高い寸法のスペーサによる衝撃緩衝空間と、上記支持板部及び上記スペーサの変形とにより、衝撃を吸収して前記ICタグを保護することを特徴とする。
以上のように構成された収納トレー11及び搬送容器15は次のようにして使用される。
前記実施形態では、収納トレー11の各スペーサ14の内側に、シート形状の部材12を取り付けたが、図5に示すように、小型の部材を収納するサブトレー24を設けても良い。このサブトレー24は、小さい部材(図示せず)を収納するためのトレーである。サブトレー24は、各スペーサの内側と同じ寸法、形状に形成されている。これにより、サブトレー24は各スペーサ14の内側に取り付けることができるようになっている。サブトレー24には、小さい部材を収納するための収納凹部25を2つ設けている。この収納凹部25は、サブトレー24に1つだけ設けたり、3つ以上設けたりすることができる。部材の大きさに応じて適宜設定する。
シート形状の部材12として、打ち抜き加工を施した抜き部材(抜きサイズ66×36mm)を剥がしたA4判の粘着シート(<90> PW 8K リンテック(株)製)の剥がした部分(8箇所)にICタグラベル(TS−L102MC リンテック(株)製)を積層したICタグシート50枚を積層して1組として外装にビニール袋にてパッケージしたものを用いた。このときにシート形状の部材12の厚みは、20mmであった。
収納トレー11のシート形状の部材12を収納し、これを5組準備して積層し、この上下にシート形状の部材を収納しない収納トレーを積層して、収納トレーを7段とした以外は実施例1と同様にシート形状の部材12を収納した搬送容器15を準備した。このとき前記シート形状の部材12を収納した搬送容器15の重量は、約5.5kgであり、上端衝撃緩衝空間21及び下端衝撃緩衝空間22はそれぞれ30mmであり、側端衝撃緩衝空間19は設けなかった。
支持板部13のサイズを283×370mmとし、スペーサ14を支持板部13の4辺周縁端部よりも20mm内側に設けたこと以外は、実施例2と同様に、シート形状の部材12を収納した搬送容器15を準備した。このとき前記シート形状の部材12を収納した搬送容器15の重量は、約5.5kgであり、上端衝撃緩衝空間21及び下端衝撃緩衝空間22はそれぞれ30mmであり、側端衝撃緩衝空間19は20mmであった。
シート形状の部材を収納しない収納トレーのスペーサ14の高さを5mmとした以外は、実施例3と同様に、シート形状の部材12を収納した搬送容器15を準備した。このとき前記シート形状の部材12を収納した搬送容器15の重量は、約5.5kgであり、上端衝撃緩衝空間21及び下端衝撃緩衝空間22はそれぞれ5mmであり、側端衝撃緩衝空間19は20mmであった。
シート形状の部材を収納しない収納トレーのスペーサ14の高さを10mmとした以外は、実施例3と同様に、シート形状の部材12を収納した搬送容器15を準備した。このとき前記シート形状の部材12を収納した搬送容器15の重量は、約5.5kgであり、上端衝撃緩衝空間21及び下端衝撃緩衝空間22はそれぞれ10mmであり、側端衝撃緩衝空間19は20mmであった。
シート形状の部材12として、実施例1と同様のICタグシート250枚を一組としてビニール袋にてパッケージしたものを用いた。
以上のように、外部から加わる衝撃に対して、搬送容器15の前後左右上下にそれぞれ設けられた側端衝撃緩衝空間19、上側衝撃緩衝空間20、上端衝撃緩衝空間21及び下端衝撃緩衝空間22でその衝撃が吸収されるため、部材12の破損を最小下に抑えることができるようになる。これにより、搬送作業効率を向上させることができる。
Claims (8)
- ICタグ等が形成された複数枚のシート形状の部材を束ねてブロック状に構成された部材を搬送する際に用いる収納トレーであって、
当該収納トレーを収納して搬送する搬送容器の内側形状に合わせて形成され外部からの衝撃により変形する支持板部と、
当該支持板部の周縁近傍に設けられ前記ブロック状の部材の周囲を押さえて支持するスペーサとを備え、
前記スペーサが、収納する前記ブロック状の部材の高さよりも高い寸法に形成されたことを特徴とする収納トレー。 - 前記スペーサが、前記支持板部の周縁よりも内側の位置に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の収納トレー。
- 前記スペーサが、前記ブロック状の部材の角部に対応する位置に、切り欠き状隙間を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の収納トレー。
- ICタグ等が形成された複数枚のシート形状の部材を束ねてブロック状に構成された部材を搬送する際に用いる収納トレーを1又は複数内部に収納して搬送する搬送容器であって、
前記収納トレーが、搬送容器の内側形状に合わせて形成され外部からの衝撃により変形する支持板部と、当該支持板部の周囲に設けられ前記ブロック状の部材の周囲を押さえて支持するスペーサとを備え、
前記スペーサが、前記ブロック状の部材の高さよりも高い寸法に形成されて、当該ブロック状の部材と上側の支持板部との間に衝撃緩衝空間を設けたことを特徴とする搬送容器。 - 前記スペーサが、前記支持板部の周縁よりも内側の位置に設けられることにより、当該スペーサと前記搬送容器の内側壁との間に衝撃緩衝空間を設けたことを特徴とする請求項4に記載の搬送容器。
- 前記収納トレーを複数積層して収納され、最上段の収納トレーと最下段の収納トレーに前記ブロック状の部材を収納せずに衝撃緩衝空間としたことを特徴とする請求項4又は5に記載の搬送容器。
- 前記衝撃緩衝空間が5mm以上であることを特徴とする請求項4に記載の搬送容器。
- ICタグが形成された複数枚のシート形状の部材を束ねてブロック状に構成された部材を搬送する際に用いる収納トレーであって、当該収納トレーを収納して搬送する搬送容器の内側形状に合わせて形成され外部からの衝撃により変形する支持板部と、当該支持板部の周縁近傍に設けられ前記ブロック状の部材の周囲を押さえて支持するスペーサとを備え、前記スペーサが、収納する前記ブロック状の部材の高さよりも高い寸法に形成されると共に、前記収納トレーに前記ブロック状の部材を収納し、前記搬送容器に当該前記収納トレーと共に前記ブロック状の部材を収納して、
前記ブロック状の部材の高さよりも高い寸法のスペーサによる衝撃緩衝空間と、上記支持板部及び上記スペーサの変形とにより、衝撃を吸収して前記ICタグを保護することを特徴とするICタグの保護方法。
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