JP5156128B2 - 無線通信システムにおける方法および装置 - Google Patents

無線通信システムにおける方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5156128B2
JP5156128B2 JP2011513447A JP2011513447A JP5156128B2 JP 5156128 B2 JP5156128 B2 JP 5156128B2 JP 2011513447 A JP2011513447 A JP 2011513447A JP 2011513447 A JP2011513447 A JP 2011513447A JP 5156128 B2 JP5156128 B2 JP 5156128B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
symbol
sequence
cyclic prefix
sample
samples
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011513447A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011524142A (ja
Inventor
ラルソン,ペーター
サーリン,ヘンリック
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Publication of JP2011524142A publication Critical patent/JP2011524142A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5156128B2 publication Critical patent/JP5156128B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2602Signal structure
    • H04L27/2605Symbol extensions, e.g. Zero Tail, Unique Word [UW]
    • H04L27/2607Cyclic extensions
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0078Avoidance of errors by organising the transmitted data in a format specifically designed to deal with errors, e.g. location
    • H04L1/0079Formats for control data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2647Arrangements specific to the receiver only
    • H04L27/2655Synchronisation arrangements
    • H04L27/2662Symbol synchronisation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Transmitters (AREA)

Description

本発明は無線通信の分野に関し、特に長距離無線通信または高遅延拡散チャネル内の無線通信のためにサイクリックプレフィックス挿入を使用することに関する。
ユニバーサルテレコミュニケーションシステム(UMTS)は、GSMを継承するように設計された第3世代移動体通信技術の1つである。3GPPロング・ターム・エボリューション(LTE)は、例えばより速いデータ転送速度、効率向上、コスト削減といったサービス向上の観点から将来的な要求に対処するために、UMTS標準を向上させるための第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)内のプロジェクトである。UMTS地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN)は、UMTSシステムの無線アクセスネットワークであり、発展型UTRAN(E−UTRAN)は、LTEシステムの無線アクセスネットワークである。図8で示すように、E−UTRANは、通常無線基地局800に無線で接続したユーザ装置(user equipments:UE)850を含む。
直交周波数分割多重方式(OFDM)は、3GPP LTEにおいて無線インターフェース用の伝送方式として採用されており、デジタル映像放送(DVB)、デジタル音声放送(DAB)、IEEE 802.11 a/g(WLAN/WiFi)、IEEE 802.16(WiMAX)、Hiperlan2、および様々なデジタル加入者回線(Digital Subscriber Line:xDSL)等の他のいくつかの無線アクセス技術および標準のためにも使用される。OFDMは、デジタル多重搬送波変調方法として利用される周波数分割多重化方式である。データを搬送するために、多数の密集した直交副搬送波が使用される。データはいくつかの並列データストリームまたはチャネル内に分割され、その各々が各副搬送波に対応する。各副搬送波は、従来の変調方式(直交振幅変調または位相偏移変調等)により低いシンボルレートで変調され、全体のデータ転送速度を同じ帯域幅の従来の単一搬送波変調方式と同様に維持する。より具体的には、OFDMの変形、つまり直交周波数分割多元接続(OFDMA)が3GPP LTEに対して使用され、異なる組の副搬送波上での複数のユーザの多重化が可能になる。3GPP LTEのアップリンクは、単一搬送波周波数分割多重化方式SC−FDMA)に基づいており、これはサイクリックプレフィックスを有する(サイクリックプレフィックスの使用は以下に記載する)DFTの予拡散OFDMともみなされ得る。LTEのアップリンクサブフレームは、図7bで概略的に示される。
従来の周波数分割多重方式(FDM)では、複数のユーザは、伝送用に異なる周波数またはチャネルが割り当てられる。これらのチャネル間の干渉を防ぐために、FDM周波数同士の間隔をあけなければならず、これは周波数スペクトルの浪費につながる。OFDMでは、副搬送波の周波数が互いに干渉しないように、つまり直交であるように選択される。これにより、FDMと比較して副搬送波のより密集した「詰め込み(packing)」およびスペクトル効率の向上が可能になる。直交性を確実にするために、副搬送波は共通の、正確に選択された周波数間隔または副搬送波間隔を有さなければならず、この周波数間隔はOFDMシンボル持続時間の真逆である。この特定の構造により、OFDMは、計算効率の良い高速フーリエ変換(FFT)アルゴリズムが存在する離散フーリエ変換(DFT)演算を用いて変調または復調の低複雑化の実現が可能になる。
データがいくつかの並列データストリームまたはチャネルに分割され、その各々が各副搬送波に対応するため、各副搬送波のシンボルレートは、全体のシンボルレートよりもはるかに低く、従って副搬送波シンボル長は拡張する。これにより、マルチパス効果によるシンボル間干渉(Inter symbol interference:ISI)(つまり、同じ信号の異なるバージョンが無線インターフェース上の異なる経路を伝わり、異なるタイミングで受信機に届くことから、信号遅延拡散を引き起こすこと)に対するシステム感度を低下させる。マルチパスによるISIは、信号遅延拡散とシンボル長との間の関係に依存するので、シンボル長が拡張されると、システムはマルチパス効果に対してより強固になるということである。
しかし、システムはマルチパス効果に対してより強固であっても、いくらかのISIは残るであろう。このような理由で、シンボル間にガードインターバルを導入し、主データが受信機に届く前にマルチパスがおさまることを可能にしている。このようなガードインターバルがあると、遅延拡散がガードインターバル持続時間を越えない限り、ISIが起こることはない。図1に示す、異なる無線アクセスシステム内の慣用機構では、シンボル101の前にこのガードインターバルのサイクリックプレフィックス(CP)102を挿入している。CPは、シンボル101の最終部分103のコピーである。混乱を避けるため、CPを含むシンボルは「CPを有するシンボル」100と呼び、有用部分のみを含むシンボル101とは区別できるようにする。なお、CP挿入は、多重搬送波システム同様、単一搬送波システムにおいても使用することができる。
OFDMでのCP挿入は、無線チャネルに固有の線形畳み込みが循環畳み込みへと変換できることを意味する。この循環畳み込みは、DFTまたはFFT変換が考慮される場合、要素同士の乗算(element wise multiplication)へと変換される利点を有する。更に、これにより副搬送波間のチャネル間干渉が緩和される。
異なるシステムおよび標準では、異なる伝播状況に対応するために2つ以上の異なるCP持続時間の代替が組み込まれている。例えばLTEでは、遅延拡散が小さい場合に使用するための短CPが指定され(これにより低いオーバーヘッドを可能にし)、ならびに遅延拡散が大きい場合に使用するための長CPも指定される(これにより多少スループットが犠牲になる)。
しかし、いくつかのケースでは、信号遅延拡散は依然として規定されたCP持続時間よりも長く、ISI問題を引き起こし得る。これは、例えば図2a〜dにおいて概略的に示す状況において発生し得る。
図2a:基地局201aとUE202aとの間に長距離に起因する厳しいマルチパスを有する非常に大きいセル200a
図2b:例えばDVBおよびDABシステムのように、遠く離れた基地局201bおよび203bから1つのUE202bに対して同一の信号を送る多重送信機を有する単一周波数ネットワーク(SFN)200b
図2c:基地局201cからUE202cへと転送された信号の大幅な遅延を含む、オンフレクエンシー中継局(RS)203c
図2d:信号処理の観点から、遠く離れた異なる無線部201dおよび203dからの信号がUE204dにより受信される時間内に重複することが好適である、分散アンテナシステム(DAS)205b
大きなセルサイズを有するセルラシステム(図2a)のように、送信機と受信機との間に非常に大きな距離があるシステムでは、受信電力が大幅に減少しているといった別の問題もある。
本発明の目的は、上述した問題点のいくつかを未然に防ぎ、かつ特定のユーザに対して(CU持続時間を超える)非常に大きい信号遅延拡散の処理をするとともに、他のユーザに対して「通常の」信号遅延拡散の処理を維持することが可能な方法および装置を達成することである。
これは、シンボルシーケンス設計法に基づく解決策により達成される。シンボルシーケンスは、CPを有する第1シンボルおよびCPを有する第2シンボルにから形成される。第2シンボルは、CPを有する2つの隣接するシンボルをサンプル順に関して整合させるようにシフトされたサンプルを有する第1シンボルのコピーである。シンボルシーケンスはCPを有する第3シンボルも含んでもよく、第3シンボルは第2シンボルのコピーであり、上記したシンボルのシフトと同様にシフトされたサンプルを有する。シーケンスは同様の方法で配置されたCPを有する更なるシンボルにより続けられてもよい。結果として生じるシンボルシーケンスは、隣接するシンボルを整合させる正確な循環的シフトにより、拡張した連続するシンボルとなる。これにより、例えば非常に大きい信号遅延拡散の処理が可能になるように、受信機は拡張シンボル中のどこにでもFFT窓を配置することが可能になる。
従って、本発明の第1態様によると、無線チャネル上の送信用の所定数のサンプルを含むシンボルシーケンスを使用して、サイクリックプレフィックス挿入をサポートする無線通信システムのための方法が提供される。本方法は、第1サイクリックプレフィックスが前に付加されたシーケンスの第1シンボルを送信するステップを含む。本方法は、第2サイクリックプレフィックスが前に付加されたシーケンスの第2シンボルを送信するステップもさらに含む。この第2シンボルは、第1シンボルの最終サンプルと第2サイクリックプレフィックスの第1サンプルとが循環的に連続するようにシフトされた第1シンボルのサンプルを含む。
本発明の第2態様によると、無線チャネル上の送信用の所定数のサンプルを含むシンボルシーケンスを使用して、サイクリックプレフィックス挿入をサポートする無線通信システムのための方法が提供される。本方法は、第1サイクリックプレフィックスが前に付加されたシーケンスの第1シンボルを受信するステップを含む。本方法は、第2サイクリックプレフィックスが前に付加されたシーケンスの第2シンボルを受信するステップもさらに含む。この第2シンボルは、第1シンボルの最終サンプルと第2サイクリックプレフィックスの第1サンプルとが循環的に連続するようにシフトされた第1シンボルのサンプルを含む。本方法は、シンボルシーケンス中に少なくとも1つの高速フーリエ変換(FFT)を配置するステップも含む。
本発明の第3態様によると、無線チャネル上の送信用の所定数のサンプルを含むシンボルシーケンスを使用して、サイクリックプレフィックス挿入をサポートする無線通信システムのための送信ユニットが提供される。本ユニットは、第1サイクリックプレフィックスが前に付加されたシーケンスの第1シンボルを送信するための手段を備える。本ユニットは、第2サイクリックプレフィックスが前に付加されたシーケンスの第2シンボルを送信するための手段も更に備える。この第2シンボルは、第1シンボルの最終サンプルと第2サイクリックプレフィックスの第1サンプルとが循環的に連続するようにシフトされた第1シンボルのサンプルを含む。
本発明の第4態様によると、無線チャネル上の送信用の所定数のサンプルを含むシンボルシーケンスを使用して、サイクリックプレフィックス挿入をサポートする無線通信システムのための受信ユニットが提供される。本ユニットは、第1サイクリックプレフィックスが前に付加されたシーケンスの第1シンボルを受信するための手段を備える。本方法は、第2サイクリックプレフィックスが前に付加されたシーケンスの第2シンボルを受信するための手段もさらに備える。この第2シンボルは、第1シンボルの最終サンプルと第2サイクリックプレフィックスの第1サンプルとが循環的に連続するようにシフトされた第1シンボルのサンプルを含む。本ユニットは、シンボルシーケンス中に少なくとも1つの高速フーリエ変換(FFT)を配置するための手段も備える。
本発明の実施形態の利点は、CP挿入を使用するあらゆるシステム内で非常に大きい信号遅延拡散、つまりCP持続時間を越える信号遅延拡散の処理を可能にすることである。
図1は、先行技術によるCP挿入の使用を概略的に示す。 図2a〜dは、大きな遅延拡散が生じ得るいくつかのケース例を概略的に示す。 図3は本発明の一実施形態によるシンボルシーケンス設計を概略的に示す。 図4は、本発明の一実施形態による柔軟性のあるFFT窓の配置を概略的に示す。 図5は、合成により信号のSNRを向上させる本発明の一実施形態による2つのFFT窓の配置を概略的に示す。 図6は、本発明の一実施形態による時間領域窓を概略的に示す。 図7aは、LTEダウンリンク構造における、先行技術によるOFDMシンボルおよび本発明の一実施形態による拡張シンボルのマッピングを概略的に示す。 図7bは、先行技術によるLTEアップリンクサブフレーム内のシンボルのマッピングを概略的に示す。 図7cは、本発明の一実施形態によるLTEアップリンクサブフレーム内の拡張シンボルのマッピングを概略的に示す。 図8は、本発明が実施され得る一組の無線通信システムおよび本発明の実施形態による送信および受信ユニットを概略的に示す。 図9は、本発明の実施形態による方法のフローチャートである。 図10は、本発明の実施形態による方法のフローチャートである。
[詳細な説明]
以下、本発明は特定の実施形態および添付の図面を参照してより詳細に記載される。限定ではなく説明を目的として、本発明の十分な理解を提供するために、特定のケース、技術等の具体的な詳細を以下に示す。しかし、当業者には明らかであろうが、本発明は、これらの具体的な詳細とは異なる他の実施形態において実施されてもよい。
更に、本明細書において以下で説明される機能および手段は、プログラムされたマイクロプロセッサもしくは汎用コンピュータと連携して機能するソフトウエアを使用して、および/または特定用途向け集積回路(ASIC)を使用して実施されることが、当業者には理解されるであろう。本発明は主に方法および装置の形式で説明されるが、本発明はまた、コンピュータプログラム製品内、ならびにコンピュータプロセッサおよびプロセッサに連結したメモリを含むシステムであって、このメモリが本明細書に記載の機能を実行し得る1つ以上のプログラムによりコード化されるシステム内で具体化されてもよいことも、理解されるだろう。
本明細書において、本発明は、特定のケース例を参照して記載される。特に、本発明は3GPP LTEシステムに関した非限定的な一般的な文脈で記載される。しかし、本発明およびその例示的な実施形態は、例えば、DAB、DVB、802.11および802.16標準ファミリまたはCP挿入を使用する単一搬送波システムといった、CP挿入の点で3GPP LTEと同様の特徴を有する他の種類の無線アクセス技術にも適用され得ることを留意されたい。
図2a〜dで図示されるような様々なケースが存在する。これらのケースでは、特定のユーザに対する遅延拡散が先行技術のCPよりも大きくなる。本発明は、アップリンクおよびダウンリンクの無線チャネル上の送信用の特定のシンボルシーケンスを使用することにより、これらユーザに対して上記のような信号遅延拡散を対処しつつ、全ての他のユーザに対してより限定的な信号遅延拡散を処理するためのCPを有する「通常の」シンボルを維持することを可能にする。一実施形態によるシンボルシーケンス設計原理が図3に示される。この実施形態では、シンボルシーケンスはCPを有する2つのシンボルのみを含むが、以下に記載するようにシンボルシーケンス内にはCPを有する更なるシンボルが含まれてよい。シンボルシーケンスは第1CP301を有する第1シンボル303および第2CP301を有する第2シンボル304により形成される。第2シンボル304は、CPを有する2つの隣接するシンボルが整合するようにシフトしたサンプル306を有する、第1シンボル303のコピーである。2つのシンボルは、それらシンボルのサンプルまたはサンプル指標が循環的に連続する場合に整合する。この整合は以下で更に詳細に記載する。
各シンボルはサンプルのシーケンスs(n)を含み、nはシーケンス内のサンプルの指標307であり、1からNの範囲におよぶ。図3では、第1シンボル305のサンプルシーケンスは指標n=1で始まり、指標n=Nで終わり、{s(1),...,s(N−M),...,s(N)}となる。第1CP301はこのシーケンスの最後のM個のサンプル、つまり{s(N−M),...,s(N)}を含み、図1に関して前述したように、これらのM個のサンプルが第1シンボル303の前に複製され、付加される。従って、第1シンボル303の最終サンプルは、s(N)となる。s(N)に循環的に続くサンプルはs(1)であり、これは、シンボルを整合させるためには、第2CP302がサンプル{s(1),...,s(M)}から構成されなければならないことを意味する。これは、どのようにCPが選択されるかということを考慮すると、第2シンボル306のサンプルシーケンスが{s(M+1),...,s(N),s(1),...,s(M)}であるべきであることを意味する。
図3のシンボルシーケンスの設計では、CP301を有する第1シンボル303を生成することから始まり、この第1シンボル303に基づいて第2シンボル304およびCP302のサンプルが調節されたが、例えば、第1シンボルが循環的に調節されたシンボルとして第2シンボルから始まることも可能である。
本発明一実施形態によると、シンボルシーケンスはCPを有する第3シンボルも含んでよく、第3シンボルは第2シンボルで行われたシフトと同様にシフトされたサンプルを有する第2シンボルのコピーである。シーケンスは、同様の方法で配置されたCPを有する更なるシンボルにより続けられてもよい。
結果として生じるシンボルシーケンス308は、隣接するシンボルを整合させる上記の正確な循環的シフトにより、拡張した連続するシンボルとなる。明確性かつ簡略化を目的として、上記記載に従って設計された本発明のシンボルシーケンスを、拡張シンボルと呼ぶ。
このような拡張シンボルは、FFT窓を配置する際に受信機に対するより優れた柔軟性を可能にする。これは、FFT窓がこの拡張シンボル中のどこにでも配置され得るためである。FFT配置の2つの例を図4に示す。(CPを有する2つのシンボルを含むこの例では、)拡張シンボル400の最終端に配置されるFFT窓404は、CPを有する1つのシンボルにもう1つのCPを加えた持続時間と対応する遅延拡散403を可能にするであろう。従って、いわゆる有効なCPは、2つのCPを加えた1つのシンボルに等しく、これはこの場合に処理することのできる最大遅延拡散である。拡張シンボルがCPを有する3つ以上のシンボルを含む場合は、有効なCPはさらに長くなり得る。このように、FFT窓は、拡張シンボル中のどこにでも要求に応じて配置することができ、拡張シンボルの中央付近に配置される図示されるもう1つのFFT窓402が示すように、最終端だけではない。図4では、簡略化および簡潔性を目的として、第1シンボル内のサンプルのシーケンスはs(n)で示され、n={1,...,N}となる。第2シンボルでは、表示{s(n‐M)N}は、図3の第2シンボルに従い、M個のサンプルを循環的に回転したN個のサンプルを有する信号シーケンスs(n)を示す。この表示は、図5および6においても使用される。
前述したように、大きいセルサイズを有するセルラシステムなど、送信機と受信機との間に非常に大きな距離のあるシステムにおける別の問題として、受信電力が一般的に大幅に減少していることが挙げられる。従って、受信した信号対雑音比(SNR)の効率的な使用を可能にし、同時により大きい遅延拡散を可能にする方法および配置を提供することは興味深い。図5において概略的に示される本発明の一実施形態では、2つの従来のCP持続時間に対応する有効なCP持続時間501を得る一方、2つのFFT窓502、503を利用することにより、最適な方法で拡張シンボル500内の既存の利用可能なエネルギを使用することが可能である。この実施形態では、拡張シンボル500はCPを有する2つのシンボルを含み、2つのFFT窓502、503が拡張シンボル500の終点に並ぶ。これにより、2つの抽出信号504、505のコヒーレント合成(最大比合成)506が可能になる。2つの信号のコヒーレント合成は、3dBのゲインを提供する。K個の信号が合成され(これは拡張シンボルがCPを有するK個のシンボルを含む場合に可能である)、かつ干渉が時間により変動せず、チャネルが静的である(変化が全くない、または時間とともに緩やかな変化する)場合、ゲインは10log(K)dBになるであろう。
干渉が時間と共に変化する場合、潜在的な干渉を抑制するために、例えば最小平均二乗誤差(MMSE)または干渉除去合成(IRC)といった、最大比合成よりも高度な合成法が使用され得る。なお、この合成は、時間内に別々に受信される信号504、505で行われ得る。
周波数オフセットが全く残らない場合は、2つの時間領域信号は直接合成され得る。周波数オフセットが存在する場合は、加算の前に位相補償係数exp(j2πΔfТ)(Тは窓の開始点の時間間隔であり、Δfは周波数オフセットである)を第2信号と乗算する必要がある。
2つのFFT窓は、図5で示されるように完全に並べられる必要はない。代替の実施形態では、FFT窓はいくらか重複し得る。2つのFFT窓間にいくらかの空間があってもよい。
本発明のさらに別の実施形態では、上述した合成により得られた信号の向上したSNRは、必要とされる受信電力レベルを決定するための基準として使用され得る。SNRが向上すると、より低い受信電力が受け入れられる。この電力レベルの決定は、ダウンリンク内の無線基地局およびアップリンク内のユーザ装置の電力調整のために使用することができる。
本発明の別の実施形態を、図6に概略的に示す。先行技術では、スペクトル漏れを減少させるために時間窓配置が使用され、時間窓603は、例えば、二乗余弦窓またはそれと同様のものであってよく、CPを有する各シンボル602の持続時間をカバーする。本発明では、時間窓配置601が同じ目的で使用される。電力の増加および減少は、拡張シンボル600の各CPを有するシンボル602の開始点および終点ではなく、拡張シンボル600の開始点および終点で行われることが好ましい。これにより、必要ないときに電力が増加および減少されるのを防ぐことになる。
さらに、本発明による拡張シンボルは、例えば従来のOFDMシンボルを有するLTE内のインターフェースに適合する。これは、深刻な遅延拡散を経験しているユーザに対して拡張シンボルを使用することができる一方で、他のユーザに対しては従来のOFDMシンボルを使用することができることを意味する。一つの例を図7aに概略的に示す。図7は、LTEのダウンリンクフレーム構造の2つのリソースブロック上のOFDMシンボルのマッピングを示す。1つのサブフレーム700は、CPを有するOFDMシンボル701を全部で14個含む。サブフレームでは、いくつかのシンボルは参照シンボル(Rs)705として使用される。本発明の拡張シンボル702は、例えば1つのリソースブロック704内で使用することができる一方、CPを有する従来のOFDMシンボル701は、同一サブダウンリンクフレーム内の別のリソースブロック703のサブフレーム内で使用することができる。これは、サブフレームがどのようなものかを示す1つの可能な例にすぎない。遅延拡散が長いために3つのOFDMシンボルを使用しなくてはならないシステムでは、フレーム構造は当然異なり得る。別の選択肢では、無線基地局が、使用されるCPを有するOFDMシンボルの数を、意図するユーザ装置および関連する伝搬状態に基づいて適応するように調節する、つまり、無線基地局がCPを有する1つのOFDMシンボルのみを送信するかまたは本発明による1つの拡張シンボルを送信するかを選択し得る。
従来のLTE OFDMシンボルと対応する別の例を図7b〜cに概略的に示す。図7b〜cは、先行技術によるLTEアップリンクサブフレーム(図7b)および本発明の一実施形態によるLTEアップリンクサブフレームのシンボルのマッピング(図7c)を示す。従来のLTEアップリンクサブフレーム706は、CPを有する14個のOFDMシンボル707を含み、そのうち2つが参照シンボル(Rs)708である。図7cに示す本発明の一実施形態では、各拡張シンボル709はCPを有する2つのOFDMシンボルを含み、これはこの場合のLTEアップリンクサブフレーム710が、7つの拡張シンボルを持ち、そのうち2つが拡張参照シンボル711であることを意味する。
本発明による拡張OFDMシンボルの使用では、UEに信号を送ることも必要とされる。これは、暗示的または明示的に行うことができる。暗示的信号送信では、受信ユニットは、例えば2つのシンボル長のスライディング相関により、相関による結果が闘値を超える場合、2つの連続する信号が同じサンプルシーケンスに基づいていると判断することができることを意味する。このような信号フォーマットの検出後、本発明に記載されるように、受信器はISIが鎮静した後、単一のFFT窓、または複数の非重複もしくは部分重複する複数のFFT窓を適用し得る。明示的信号送信方法では、ダウンリンク上の変調および転送エラー訂正コードといった様々なパラメータを信号送信するメッセージも、複数のOFDMシンボルが送信されるというメッセージを搬送する。LTEでは、例えば物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel:PDCCH)でこのような情報を信号送信し得る。アップリンク上で、無線基地局が、例えば変調をすでに認識しているのと同様に、拡張シグナルが使用されているかどうかを認識しているため、信号送信は必要ない。
図8で概略的に示されるように、一実施形態によると、無線基地局800内の送信ユニット810は、第1CPが前に付加されたシンボルシーケンスの第1シンボルを送信するための手段811と、第2CPが前に付加されたシンボルシーケンスの第2シンボルを送信するための手段812とを備え、第2シンボルは、第1シンボルの最終サンプルと第2CPの第1サンプルとが循環的に連続するようにシフトされた第1シンボルのサンプルを含む。これに加えて、送信ユニットは、スペクトル漏れを減少させるために時間窓配置を使用する場合に、シンボルシーケンスに窓を配置するための手段813を備える。
図8には、UE内の受信ユニット850も示される。受信ユニットは、第1CPが前に付加されたシーケンスの第1シンボルおよび第2CPが前に付加されたシーケンスの第2シンボルを受信するための手段861を備える。第2シンボルは、第1シンボルの最終サンプルと第2CPの第1サンプルとが循環的に連続するようにシフトされた第1シンボルのサンプルを含む。このユニットは、シンボルシーケンス中に少なくとも1つのFFT窓を配置するための手段862を備える。さらに、受信ユニットは、2つのFFT窓が配置されている場合、これらのFFT窓の信号を合成し、向上したSNRを有する1つの合成信号にするための手段863を備える。本ユニットは、合成信号のSRNに基づき必要な受信電力レベルを決定するための手段864を備え、これは電力制御に使用され得る。
なお、図8に示されるのは、ダウンリンクのケースである。しかし、本発明はアップリンクおよびダウンリンクの両方に適用することができ、これは無線基地局800が、通常送信ユニット810および受信ユニット860の両方を含み、UEも同様であることを意味する。
図9は、本発明の一実施形態による送信ユニットのための方法のフローチャートである。この方法は、以下のステップを含む。
910:第1CPが前に付加されたシーケンスの第1シンボルを送信する。
920:第2CPが前に付加されたシーケンスの第2シンボルを送信する。第2シンボルは、第1シンボルの最終サンプルと第2CPの第1サンプルとが循環的に連続するようにシフトされた第1シンボルのサンプルを含む。
930:第3CPが前に付加されたシーケンスの第3シンボルを送信する。第3シンボルは、第2シンボルの最終サンプルと第3CPの第1サンプルとが循環的に連続するようにシフトされた第2シンボルのサンプルを含む。
940:CPが前に付加されたシンボルのシーケンスの第4、5、6等のシンボルを前のステップと同様に送信する。
950:スペクトルシーケンスを低減させるために時間窓配置が使用される場合、シンボルシーケンスに窓を配置する。
また、図10は、本発明の一実施形態による受信ユニットのための方法のフローチャートである。この方法は、以下のステップを含む。
1010:第1CPが前に付加されたシーケンスの第1シンボルを受信する。
1020:第2CPが前に付加されたシーケンスの第2シンボルを受信する。第2シンボルは、第1シンボルの最終サンプルと第2CPの第1サンプルとが循環的に連続するようにシフトされた第1シンボルのサンプルを含む。
1025:第3CPが前に付加されたシーケンスの第3シンボルを受信する。第3シンボルは、第2シンボルの最終サンプルと第3CPの第1サンプルとが循環的に連続するようにシフトされた第2シンボルのサンプルを含む。
1030:シンボルシーケンス中に少なくとも1つのFFT窓を配置する。
1040:2つ以上のFFT窓が配置されている場合、FFT窓の信号を合成して向上したSNRを有する信号にする。
1050:電力調整のための使用することができるように、合成信号の向上したSNRに基づく必要な受信電力レベルを決定する。
以上で言及および説明した実施形態は、単なる例として提供したものであり、本発明を限定すべきものではない。添付の特許請求の範囲で請求する発明の範囲内の他の解決策、使用、目的、および機能は、当業者にとって明らかであろう。

Claims (22)

  1. 無線チャネル上の送信用の所定数(N)のサンプルを含むシンボルシーケンスを使用して、M(N>M)サンプルのサイクリックプレフィックス挿入をサポートする無線通信システムのための方法であって、前記方法は、第1サイクリックプレフィックスが前に付加された前記シーケンスの第1シンボルを送信するステップ(910)を含み、第2サイクリックプレフィックスが前に付加された前記シーケンスの第2シンボルを送信するステップ(920)を含むことを特徴とし、前記第2シンボルは、前記第1シンボルの最終サンプルと前記第2サイクリックプレフィックスの第1サンプルとが循環的に連続するようにMサンプルシフトされた前記第1シンボルのサンプルを含む、方法。
  2. 第3サイクリックプレフィックスが前に付加された前記シーケンスの第3シンボルを送信する更なるステップ(930)を含み、前記第3シンボルは、前記第2シンボルの最終サンプルと前記第3サイクリックプレフィックスの第1サンプルとが循環的に連続するようにシフトされた前記第2シンボルのサンプルを含む、請求項1に記載の方法。
  3. スペクトル漏れを減少させるために時間窓配置が使用される場合、前記シンボルシーケンスに窓を配置する更なるステップ(950)を含む、請求項1〜2のいずれかに記載の方法。
  4. 無線チャネル上の送信用の所定数(N)のサンプルを含むシンボルシーケンスを使用して、M(N>M)サンプルのサイクリックプレフィックス挿入をサポートする無線通信システムのための方法であって、前記方法は、第1サイクリックプレフィックスが前に付加された前記シーケンスの第1シンボルを受信するステップ(1010)を含み、
    第2サイクリックプレフィックスが前に付加された前記シーケンスの第2シンボルを受信するステップ(1020)であって、前記第2シンボルは、前記第1シンボルの最終サンプルと前記第2サイクリックプレフィックスの第1サンプルとが循環的に連続するようにMサンプルシフトされた前記第1シンボルのサンプルを含む、ステップ(1020)と、
    前記シンボルシーケンス中に少なくとも1つの高速フーリエ変換(FFT)窓を配置するステップ(1030)と、
    を含むことを特徴とする、方法。
  5. 前記少なくとも1つのFFT窓を配置するステップの前に、第3サイクリックプレフィックスが前に付加された前記シーケンスの第3シンボルを受信するステップ(1025)であって、前記第3シンボルは、前記第2シンボルの最終サンプルと前記第3サイクリックプレフィックスの第1サンプルとが循環的に連続するようにシフトされた前記第2シンボルのサンプルを含む、更なるステップ(1025)を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 2つ以上のFFT窓を配置する場合、前記FFT窓は続けて配置される、請求項4または5に記載の方法。
  7. 2つ以上のFFT窓を配置する場合、前記FFT窓は部分的に重複している、請求項4または5に記載の方法。
  8. 前記FFT窓の信号を合成し、向上した信号対雑音比を有する合成信号にする更なるステップ(1040)を含む、請求項6または7に記載の方法。
  9. 前記合成信号の前記信号対雑音比基づき、必要な受信電力レベルを決定する更なるステップ(1050)を含む、請求項8に記載の方法。
  10. 無線チャネル上の送信用の所定数(N)のサンプルを含むシンボルシーケンスを使用して、M(N>M)サンプルのサイクリックプレフィックス挿入をサポートする無線通信システムのための送信ユニット(810)であって、前記ユニットは、第1サイクリックプレフィックスが前に付加された前記シーケンスの第1シンボルを送信するための手段(811)を備え、
    第2サイクリックプレフィックスが前に付加された前記シーケンスの第2シンボルを送信するための手段(812)を備えること特徴とし、前記第2シンボルは、前記第1シンボルの最終サンプルと前記第2サイクリックプレフィックスの第1サンプルとが循環的に連続するようにMサンプルシフトされた前記第1シンボルのサンプルを含む、
    送信ユニット(810)。
  11. 第3サイクリックプレフィックスが前に付加された前記シーケンスの第3シンボルを送信するための手段を備え、前記第3シンボルは、前記第2シンボルの最終サンプルと前記第3サイクリックプレフィックスの第1サンプルとが循環的に連続するようにシフトされた前記第2シンボルのサンプルを含む、請求項10に記載の送信ユニット(810)。
  12. スペクトル漏れを減少させるために時間窓配置が使用される場合、前記シンボルシーケンスに窓を配置するための手段(813)を備える、請求項10〜11のいずれかに記載の送信ユニット(810)。
  13. 前記ユニットが無線基地局(800)内に配置されるように構成される、請求項10、11または12に記載の送信ユニット(810)。
  14. 前記ユニットがユーザ装置(850)内に配置されるように構成される、請求項10、11または12に記載の送信ユニット(810)。
  15. 無線チャネル上の送信用の所定数(N)のサンプルを含むシンボルシーケンスを使用して、M(N>M)サンプルのサイクリックプレフィックス挿入をサポートする無線通信システムのための受信ユニット(860)であって、前記ユニットは、第1サイクリックプレフィックスが前に付加された前記シーケンスの第1シンボルを受信するための手段(861)を備え、
    第2サイクリックプレフィックスが前に付加された前記シーケンスの第2シンボルを受信するための手段(861)であって、前記第2シンボルは、前記第1シンボルの最終サンプルと前記第2サイクリックプレフィックスの第1サンプルとが循環的に連続するようにMサンプルシフトされた前記第1シンボルのサンプルを含む、受信するための手段(861)と、
    前記シンボルシーケンス中に少なくとも1つの高速フーリエ変換(FFT)窓を配置するための手段(862)と、
    を備えることを特徴とする、受信ユニット(860)。
  16. 第3サイクリックプレフィックスが前に付加された前記シーケンスの第3シンボルを受信するための手段を備え、前記第3シンボルは、前記第2シンボルの最終サンプルと前記第3サイクリックプレフィックスの第1サンプルとが循環的に連続するようシフトされた前記第2シンボルの前記サンプルを含む、請求項15に記載の受信ユニット(860)。
  17. 2つ以上のFFT窓が配置される場合、前記FFT窓は続けて配置される、請求項15または16に記載の受信ユニット(860)。
  18. 2つ以上のFFT窓が配置される場合、前記FFT窓は部分的に重複している、請求項15または16に記載の受信ユニット(860)。
  19. 前記FFT窓の信号を合成し、向上した信号対雑音比を有する合成信号にするための手段(863)を備える、請求項17または18に記載の受信ユニット(860)。
  20. 前記合成信号の信号対雑音比基づき、前記必要な受信電力レベルを決定するための手段(864)を備える、請求項19に記載の受信ユニット(860)。
  21. 前記ユニットが無線基地局(800)内に配置されるように構成される、請求項15〜20のいずれかに記載の受信ユニット(860)。
  22. 前記ユニットがユーザ装置(850)内に配置されるように構成される、請求項15〜20のいずれかに記載の受信ユニット(860)。
JP2011513447A 2008-06-13 2008-06-13 無線通信システムにおける方法および装置 Expired - Fee Related JP5156128B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/SE2008/050712 WO2009151358A1 (en) 2008-06-13 2008-06-13 Methods and arrangements in a wireless communication system for producing signal structure with cyclic prefix

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011524142A JP2011524142A (ja) 2011-08-25
JP5156128B2 true JP5156128B2 (ja) 2013-03-06

Family

ID=40809846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011513447A Expired - Fee Related JP5156128B2 (ja) 2008-06-13 2008-06-13 無線通信システムにおける方法および装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US8576932B2 (ja)
EP (1) EP2286562B1 (ja)
JP (1) JP5156128B2 (ja)
CN (1) CN102067540B (ja)
AT (1) ATE534223T1 (ja)
ES (1) ES2376606T3 (ja)
PL (1) PL2286562T3 (ja)
WO (1) WO2009151358A1 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010074398A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Ntt Docomo Inc Ofdm変復調方法、ofdm変調装置、ofdm復調装置およびofdm変復調システム
JP5240102B2 (ja) * 2009-06-30 2013-07-17 富士通株式会社 送信装置及びサイクリックプレフィックス挿入方法
WO2011130309A1 (en) 2010-04-12 2011-10-20 Qualcomm Atheros, Inc. Channel estimation for low-overhead communication in a network
CN102957653B (zh) * 2011-08-23 2017-04-26 中兴通讯股份有限公司 一种降低频谱泄漏的方法及装置
US9042467B2 (en) * 2013-05-01 2015-05-26 Delphi Technologies, Inc. Method to increase signal-to-noise ratio of a cyclic-prefix orthogonal frequency-division multiplex signal
PL3123801T3 (pl) 2014-03-25 2018-09-28 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Ulepszony format nagłówka PRACH
MY175259A (en) 2014-03-25 2020-06-17 Ericsson Telefon Ab L M Transmission and reception of a random access preamble signal
WO2015200785A1 (en) * 2014-06-27 2015-12-30 Comsonics, Inc. Downstream ofdm signal egress detection
CN107852381B (zh) * 2015-07-14 2021-03-05 Lg电子株式会社 用于在无线通信系统中估计非线性自干扰信道的方法及其装置
WO2017074254A1 (en) 2015-10-30 2017-05-04 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Two-step contention-based random access over radio resources in laa
CN106658697B (zh) * 2015-11-04 2020-11-17 中兴通讯股份有限公司 同步信号发送、检测方法、基站及终端
DE102016225224B3 (de) * 2016-08-16 2018-02-01 Volkswagen Aktiengesellschaft Verfahren zur digitalen Übertragung von Datenblöcken von einer Sendestation zu einer Empfangsstation sowie Sendestation, Empfangsstation und Kraftfahrzeug zur Verwendung bei dem Verfahren
CN109792618B (zh) 2016-09-22 2022-07-29 瑞典爱立信有限公司 具有定时未对准的有效上行链路测量信号接收和传输窗口分配
US10341158B2 (en) * 2017-05-17 2019-07-02 Futurewei Technologies, Inc. Segment-based transforms in digital signal processing
DE102017208838A1 (de) * 2017-05-24 2018-11-29 Wago Verwaltungsgesellschaft Mbh Vorladen von Instruktionen
US10700910B2 (en) * 2017-06-16 2020-06-30 Qualcomm Incorporated Single carrier waveform data transmission and reception based on configurable DFT window
CN112187690B (zh) 2019-07-02 2022-10-04 华为技术有限公司 符号处理的方法与装置
WO2021042394A1 (en) * 2019-09-06 2021-03-11 Nokia Shanghai Bell Co., Ltd. Sequence repetition for unsynchronized uplink transmission
AU2019472104B2 (en) * 2019-11-01 2024-01-25 Huawei Technologies Co., Ltd. Symbol processing method and apparatus
WO2024113614A1 (en) * 2023-04-07 2024-06-06 Zte Corporation Reference Signal for Channel and Interference Measurement

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004056552A (ja) 2002-07-22 2004-02-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd マルチキャリア通信システム、マルチキャリア送信装置、およびマルチキャリア受信装置
US7400573B2 (en) * 2003-04-29 2008-07-15 Intel Corporation Dynamic allocation of cyclic extension in orthogonal frequency division multiplexing systems
US20050276337A1 (en) * 2004-06-09 2005-12-15 Lucent Technologies, Inc. Bandwidth efficient orthogonal frequency division multiplexing communication system
US7436903B2 (en) * 2004-09-29 2008-10-14 Intel Corporation Multicarrier transmitter and method for transmitting multiple data streams with cyclic delay diversity
JP4737747B2 (ja) * 2005-04-25 2011-08-03 パナソニック株式会社 無線通信装置および無線通信方法
US8130707B2 (en) * 2006-01-31 2012-03-06 Panasonic Corporation Radio communication system, radio transmission device, and RACH transmission method
JP4637061B2 (ja) 2006-06-28 2011-02-23 富士通株式会社 無線送信装置及びガードインターバル挿入方法
JP4199269B2 (ja) * 2006-07-28 2008-12-17 株式会社東芝 送信装置、受信装置、送信方法及び受信方法
CN101690065B (zh) * 2007-04-19 2013-01-02 韩国电子通信研究院 生成用于正交频分多址系统中的初始测距的信号的方法和设备
US8311133B2 (en) * 2007-07-26 2012-11-13 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for sensing signaling parameters in a wireless communications network

Also Published As

Publication number Publication date
EP2286562B1 (en) 2011-11-16
CN102067540B (zh) 2014-01-29
EP2286562A1 (en) 2011-02-23
WO2009151358A8 (en) 2010-01-28
US8576932B2 (en) 2013-11-05
ATE534223T1 (de) 2011-12-15
WO2009151358A1 (en) 2009-12-17
US20110080967A1 (en) 2011-04-07
JP2011524142A (ja) 2011-08-25
CN102067540A (zh) 2011-05-18
PL2286562T3 (pl) 2012-04-30
ES2376606T3 (es) 2012-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5156128B2 (ja) 無線通信システムにおける方法および装置
CN107306238B (zh) 载波调制信号的接收、发送方法及相应接收机与发射机
US10764006B2 (en) Method and apparatus for generating pilot tone in orthogonal frequency division multiplexing access system, and method and apparatus for estimating channel using it
US8891662B2 (en) Reference symbol structure for DFT spread OFDM system
CN107222442B (zh) 基于滤波的载波调制系统中的信号发送、接收方法和装置
US7558293B2 (en) Method for detecting initial operation mode in wireless communication system employing OFDMA scheme
EP1911173B1 (en) Pilots for frequency division multiple access communications
US8259559B2 (en) Method and apparatus for transmitting and receiving data in an orthogonal frequency multiplexing system
EP1610514A1 (en) Method and apparatus for generating a pilot signal with a cell identification in an OFDM system
EP1641206A2 (en) Semi-blind channel estimation using sub-carriers with lower modulation order in an OFDM system
US9191042B2 (en) Interference cancellation technique for channel estimation in OFDM receivers
US20040258014A1 (en) Apparatus and method for assigning a dedicated pilot channel for identification of a base station in an OFDM communication system
WO2011023088A1 (zh) 子载波发送方法、基站和系统
WO2011074748A1 (en) Method for partitioning cell identities according to cell type in wireless communication system and an apparatus therefor
WO2009151846A2 (en) Methods and systems for initial fch processing
US8396034B2 (en) Method for determining cell identity in wireless communication system and apparatus therefor
CN106572042B (zh) 传输数据的方法和设备
WO2011046277A1 (en) Method for allocating preamble sequence subblock for supporting irregular system bandwidth in wireless communication system and an apparatus therefor
CN101091368B (zh) 用于在快速跳频正交频分复用通信系统中传送/接收信号的方法和设备
US20140334285A1 (en) Base station apparatus for decreasing amount of transmission data with cloud radio access network
KR20110020715A (ko) 무선 통신 시스템에서 셀 식별자 결정 방법 및 이를 위한 장치
JP2002044048A (ja) Ofdm送信装置及びofdm受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121207

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5156128

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees