JP5155417B2 - オゾン式給水管浄化装置およびオゾン式給水管浄化方法 - Google Patents

オゾン式給水管浄化装置およびオゾン式給水管浄化方法 Download PDF

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Description

本発明は、建物内に設けられた給水管内の異物を取り除くとともに、殺菌および洗浄が効率的に行われるように改良したオゾン式給水管浄化装置およびオゾン式給水管浄化方法に関する。
マンションなどの建物内に配置された配管系統のなかには、屋上の貯水槽に連結された給水管が設けられている。給水管には、使用年月が経過するにつれて、内部の継手などで発生する錆瘤、内壁面で発生するもらい錆、ぬめり、水垢などの管内スケールが付着し、衛生状態が悪化する不都合がある。給水管内に錆が発生した場合には、建物の室内に設置された蛇口を開けた際、蛇口からの水道水が赤く濁って流出することで管内スケールから赤錆の発生を見分けることができる。
配管内を洗浄して衛生的にするため、例えば、特許文献1に記載されているように、殺菌洗浄装置を設けることが考えられている。この殺菌洗浄装置では、オゾン発生装置からのオゾンをオゾン・ミキシング装置に供給し、オゾンが溶け込んだオゾン水溶液を給水管に勢いよく流すことにより内部を殺菌洗浄している。
特開2002−301440号公報
しかしながら、特許文献1に記載の殺菌洗浄装置は、オゾンによる給水管内の殺菌効果を有するものの、オゾン水溶液の勢いだけでは管内スケールのうち錆瘤を十分に除去することができなかった。
そこで、配管ライニング施工の下地処理として用いられるサンドブラスト法により錆瘤を除去することが考えられるが、この方法では給水管の内壁面であるライニング層を傷つける虞がある。
また、給水管内に圧縮空気を送って生じる水撃(ウォーターハンマー)作用により水垢や錆を除去するキャビテーション法が考えられるが、この方法でも完璧な清浄には至らず、かえって給水管内のうち継ぎ目部分などの強度の弱い箇所を損傷する虞れがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、逆噴射ノズルを用いてオゾン含有水を給水管の内壁面に噴出させることにより、短時間の浄化作業で給水管の内壁面を傷付けることなく、管内スケールなどの異物を効率的に除去するとともに、効率的な脱臭および殺菌効果により給水管の衛生状態を改善するオゾン式給水管浄化装置およびオゾン式給水管浄化方法を提供することにある。
(請求項1および請求項について)
建物の給水管内を進行方向に移動しながら給水管内の浄化を行うオゾン式給水管浄化装置または方法において、オゾン発生器によりオゾンを発生させ、オゾン発生器からのオゾンを水溶液に通過させることにより、オゾンが混入したオゾン含有水をオゾン水貯留器内に生じさせる。
逆噴射ノズルは、噴射方向が給水管の進行方向と反対側となる噴射口を取り付けている。ホースは巻取リールに巻回され、一端部がオゾン水貯留器に連結され、他端部が逆噴射ノズルに連結される。送水ポンプは、給水管の浄化運転時に駆動されてオゾン水貯留器内のオゾン含有水をホースを介して逆噴射ノズルに圧送する。
ホースを巻取リールから繰り出して、逆噴射ノズルを給水管内に挿入し、送水ポンプの駆動に伴って、逆噴射ノズルから噴出するオゾン含有水を給水管の内壁面に吹き当てることにより、その内壁面の異物を吹き落として取り除く。
ホースの逆噴射ノズルに近接する部分には、オゾンセンサ、臭気センサ、温度センサ、湿度センサおよびバイオセンサのセンサ群とコントロール・ユニットとから成る検知部が取り付けられている。コントロール・ユニットは、給水管内の状態に応じてセンサ群から受けた出力のうち規定値よりも大きな出力が幾つあるかを判定し、その判定結果に応じた供給電力によりオゾン発生器を通電し、水溶液に対するオゾンの混入割合を調節する。
浄化運転時に逆噴射ノズルから噴出するオゾン含有水が給水管の内壁面に隈なく吹き当たる。これにより、ぬめり、水垢などは勿論、管内スケールのうち給水管の内壁面に強固に付着した錆瘤などの異物までも効率的に吹き落とすことができる。
オゾン含有水が逆噴射ノズルにより給水管の内壁面に隈なく吹き当たることに伴い、給水管内の全体が効率的に脱臭および殺菌されて給水管の衛生状態を改善することができる。
浄化運転時には、オゾン含有水を給水管の内壁面に吹き当てるだけなので、給水管の内壁面(ライニング層、塗料層あるいは塩化ビニール層など)を傷つけることなく、給水管の浄化作業が短時間で終了して作業性を向上させることができる。
この場合、センサ群のうち幾つの出力が規定値よりも大きいかを判定し、その判定結果に応じてオゾン発生器への供給電力を決めるので、オゾン水貯留器内の水溶液に対するオゾンの混入割合が適切に調節され、給水管内に状態に応じた脱臭および殺菌効果を得ることができる。
(請求項2および請求項について)
逆噴射ノズルに代わって、噴射ノズルを有するハンドガンをホースの他端部に連結し、浄化運転に伴い、噴射ノズルからのオゾン含有水を建物の屋上に設置された貯水槽の内壁面に吹き当てる。
噴射されたオゾン含有水が貯水槽の内壁面に吹き当たった際、異物を飛散させて吹き落とすので、請求項と同様な効果を奏する。
一般に、建物の屋上に設置された貯水槽は、居住者世帯への給水のため、常に透明度が高く、無菌・無臭で衛生的であることが求められる。この点、請求項2、では、ハンドガンにより貯水槽の内壁面を短時間かつコスト的に有利に浄化できるので、貯水槽の浄化に好適となる。
マンションにおける給水管の配置図およびオゾン式給水管浄化装置を積載した洗浄車を示す斜視図である(実施例1)。 オゾン式給水管浄化装置の結線図である(実施例1)。 給水管内でオゾン含有水を噴出させる逆噴射ノズルの概略図である(実施例1)。 浄化運転時において、検知部の作動手順を示すフローチャートである(実施例1)。 (a)はマンション内で給水管が配設された部屋の斜視図、(b)は給水管内を摺動する弾性栓体の概略図、(c)〜(f)は分岐管に対する浄化工程を示す概略図である(実施例2)。 (a)〜(l)は類型として各種の形状の弾性栓体を示す正面図である(実施例2)。 マンションの屋上に設置された貯水槽を一部破断して示す斜視図である(実施例3)。 ハンドガンによりオゾン含有水を貯水槽の内壁面に噴射する態様を示す概略図である(実施例3)。
本発明では、オゾン含有水を給水管の内壁面に噴出させて異物を取り除くオゾン式浄化装置およびオゾン式浄化方法を各実施例により具体化する。
〔実施例1の構成〕
図1ないし図4は本発明の実施例1を示す。本発明の配管としては、マンションなどにおける建物内の給水管、空調配管、冷却水管、ライニング鋼管およびライニング施工管などが対象となるが、実施例1では配管として給水管を用いて説明する。
図1は、マンションMにおける給水管1〜7の配置図およびオゾン式給水管浄化装置8を積載した洗浄車9を示す斜視図である。マンションMの屋上には、給水管1〜7に連通する貯水槽10が据え付けられている。
オゾン式給水管浄化装置8は、給水管1〜7内に沿って進行し、給水管1〜7内の後述する内壁面11に付着した異物を取り除くものである。給水管1〜7の内壁面11は、エポキシなどの樹脂製塗料により内張り施工された保護層(図示せず)を塗料層、ライニング層あるいは塩化ビニール層などとして有する。
オゾン式給水管浄化装置8は、図2に示すオゾン発生器12を内設したオゾン水貯留器13、送水ポンプ14、逆噴射ノズル15、ホース16およびホース16を巻回した巻取リール17Aを備えている。
オゾン発生器12は電力の供給を受けてオゾン(O3 )を発生し、発生したオゾンをオゾン水貯留器13の水溶液に送る。オゾンが水溶液を通過することにより、オゾンが混入したオゾン含有水がオゾン水貯留器13内に生じる。オゾン含有水のオゾン成分濃度については、基準濃度として5〜6ppm程度であるが、使用対象や適用環境に応じて種々の値に変更することができる。
逆噴射ノズル15は、図3に示すように、噴射方向N1が給水管1〜7の進行方向N2に対して反対側となる噴射口15aを取り付けている。すなわち、噴射口15aの噴射方向N1は、給水管1〜7の進行方向N2に対して逆向きで一定の角度θを成すように傾斜している。
巻取リール17Aにおいて、ホース16の一端部16aはオゾン水貯留器13に連結され、他端部16bは逆噴射ノズル15に連結されている。
送水ポンプ14は、給水管1〜7の浄化運転時に駆動されてオゾン水貯留器13内のオゾン含有水Wfをホース16を介して逆噴射ノズル15に圧送する。
ホース16の逆噴射ノズル15に近接する部分には、オゾンセンサ17、臭気センサ18、温度センサ19、湿度センサ20およびバイオセンサ21のセンサ群が取り付けられている。センサ群はコントロール・ユニットCUに接続され、コントロール・ユニットCUとともに検知部22を構成する。コントロール・ユニットCUは各センサ17〜21からの出力に基づいてオゾン発生器12を通電する。
オゾンセンサ17は、例えば半導体膜をオゾンに晒すことにより酸化させて抵抗変化を検出する通常のものであり、臭気センサ18は金属酸化物半導体により構成されている。バイオセンサ21は、多孔質焼結体により微生物を捕獲する既存のもので、水素電極を利用してBOD(生物化学的酸素要求量)を検出する。
オゾンセンサ17は、給水管6内でオゾンの残存濃度が低いほど出力を増加し、臭気センサ18は周囲の臭気が強いほど出力を増やす。温度センサ19は、給水管6内の温度が高いほど出力を増やし、湿度センサ20は給水管6内の湿度が高いほど出力を増やす。バイオセンサ21は、給水管6内で汚れの程度が大きく、アクア成分中に酸素成分量が少ないほど出力を増やす。
浄化運転時に給水管1〜7のうち、例えば給水管6を洗浄する場合、実施例1によるオゾン式給水管浄化方法を用いてオゾン発生器12に通電する(オゾン発生工程)。オゾン発生器12からのオゾンを水溶液に供給して通過させることにより、オゾンが混入したオゾン含有水をオゾン水貯留器13内に生じさせる(オゾン混入工程)。
ついで、噴射方向N1が進行方向N2と反対側となる噴射口15aを有する逆噴射ノズル15をセットする(セット工程)。設置工程では、ホース16を巻取リール17Aに巻回し、一端部16aをオゾン水貯留器13に連結し、他端部16bを逆噴射ノズル15に連結する。据付け工程では、オゾン水貯留器13内のオゾン含有水を逆噴射ノズル15に圧送する送水ポンプ14を据え付ける。
この状態で、ホース16を巻取リール17Aから繰り出し、図3に示すように、逆噴射ノズル15を給水管6内に挿入し、送水ポンプ14の駆動に伴って、オゾン水貯留器13内のオゾン含有水Wfをホース16を介して逆噴射ノズル15に圧送する。
この際、逆噴射ノズル15は、噴射口15aからオゾン含有水Wfを噴射流Sとして噴射方向N1に沿って噴出する。
噴射口15aから噴出するオゾン含有水Wfを給水管6の内壁面11に吹き当てることにより、異物Fmを内壁面11から吹き落として取り除く。ホース16を進行方向N2に押し上げて移動させることにより、噴射流Sが連続して給水管6の内壁面11に吹き当たり、内壁面11の全長にわたって異物Fmを隈なく吹き落とす。
オゾン含有水Wfを噴射口15aから噴出する際、逆噴射ノズル15は、ホース16と一緒に進行方向N2の推進力を受けるため、小さな押上げ力で進行方向N2に移動するようになり、給水管6内に対するホース16の送り操作が楽になる。
なお、他の給水管1〜5、7についても、上記と同様に逆噴射ノズル15を給水管1〜5、7に順次挿入して浄化運転を行うことにより、異物Fmを給水管1〜5、7の内壁面11から吹き落として取り除くことができる。
なお、監視カメラ23は、逆噴射ノズル15と一緒に給水管6内に挿入されるもので、コントロール・ユニットCUおよび動画再生ソフト内蔵のビデオ・ピクチャーキット24を介してパーソナルコンピュータPcに結線され、モニターP1により給水管1〜7の内部を表示するようになっている。
給水管6の浄化運転時には、図4のフローチャートに沿ってコントロール・ユニットCUが各センサ17〜21の出力に基づいてオゾン発生器13を通電する。以後、フローチャートの説明では、YESは「肯」とし、NOは「否」と記述し、後述する第1電力量〜第5電力量の値については、前者から後者に移行するに従って、一定の割合で階段的あるいは連続的に漸増する。
フローチャートにおけるステップS1では、臭気センサ18からの出力により給水管6内の汚れが多いか否かが判別される。「肯」の場合は、その旨がステップS2のコントロール・ユニットCUの集計メモリーCpに記憶され、「否」の場合は、ステップS3に移行し、温度センサ19からの出力により給水管6内の温度が規定値よりも高いか否かが判別される。
「肯」の場合は、その旨がステップS2のコントロール・ユニットCUの集計メモリーCpに記憶され、「否」の場合は、ステップS4に移行し、湿度センサ20からの出力により給水管6内の湿度が規定値よりも高いか否かが判別される。「肯」の場合は、その旨がステップS2の集計メモリーCpに記憶され、「否」の場合は、ステップS5に移行し、バイオセンサ21からの出力により給水管6内の汚れが規定値よりも多いか否かが判別される。
「肯」の場合は、その旨がステップS2の集計メモリーCpに記憶され、「否」の場合は、ステップS6に移行し、オゾンセンサ17からの出力により給水管6内での残存オゾン量が規定値よりも大きいか否かが判別される。「肯」の場合は、その旨がステップS2の集計メモリーCpに記憶され、「否」の場合はステップS1に戻る。
ステップS7の解析回路Cqにより集計メモリーCpからの信号が解析され、ステップS8で各センサ17〜21のうち一つから「肯」の指令を受けたか否かが判別される。「肯」の場合は、ステップS9に移行し、オゾン発生器12が第1電力量で通電されてオゾンを発生する。「否」の場合は、ステップS10に移行し、各センサ17〜21のうち二つから「肯」の指令を受けたか否かが判別される。「肯」の場合は、ステップS11に移行し、オゾン発生器12が第2電力量で通電されてオゾンを発生する。
「否」の場合は、ステップS12に移行し、各センサ17〜21のうち三つから「肯」の指令を受けたか否かが判別される。「肯」の場合は、ステップS13に移行し、オゾン発生器12が第3電力量で通電されてオゾンを発生する。「否」の場合は、ステップS14に移行し、各センサ17〜21のうち四つから「肯」の指令を受けた否かが判別される。「肯」の場合は、ステップS15に移行し、オゾン発生器12が第4電力量で通電されてオゾンを発生する。
「否」の場合は、ステップS16に移行し、各センサ17〜21のうち五つから「肯」の指令を受けた否かが判別される。「肯」の場合は、ステップS17に移行し、オゾン発生器12が第5電力量で通電されてオゾンを発生する。「否」の場合は、ステップS6の集計メモリーCpに帰還する。
〔実施例1の効果〕
上記構成では、浄化運転時に逆噴射ノズル15から噴出するオゾン含有水Wfが噴射流Sとして給水管6の内壁面11を隈なく吹き当たるので、ぬめり、水垢などは勿論、管内スケールのうち給水管6の内壁面11に強く付着した錆瘤などの異物Fmまでも効率的に吹き落とすことができる。
オゾン含有水Wfが逆噴射ノズル15により給水管6の内壁面11に隈なく吹き当たることに伴い、給水管6内の全体が効率的に脱臭および殺菌されて給水管6の衛生状態を改善することができる。
浄化運転時には、オゾン含有水Wfを給水管6の内壁面11に吹き当てるだけなので、給水管6の内壁面11(ライニング層、塗料層あるいは塩化ビニール層など)を傷つけることなく、給水管6の浄化作業が短時間で終了して作業性を向上させることができる。
また、実施例1では、コントロール・ユニットCUに接続したオゾンセンサ17、臭気センサ18、温度センサ19、湿度センサ20およびバイオセンサ21から成るセンサ群のうち幾つの出力が規定値よりも大きいかを判別し、オゾン発生器12への供給電力を決めるので、オゾン水貯留器13内の水溶液に対するオゾンの混入割合が適切に調節され、給水管6内の状態に応じた脱臭および殺菌効果を得ることができる。
〔実施例2の構成〕
図5は本発明の実施例2を示す。実施例2が実施例1と異なるところは、逆噴射ノズル15の代わりに、弾性栓体31を適用して、給水管30内に沿って摺動させたことである。
給水管30は比較的径小なパイプであって、図5(a)に示すように、マンションMの部屋に配置されている。給水管30は元栓管32から分岐管A〜Eが延出しており、分岐管Aは台所M1における流しの蛇口30aに連結されている。分岐管Bは洗面室M2における便器の水洗シャワー30bに連結され、分岐管Cは家事室M3における洗濯機の蛇口30cに連結されている。
分岐管Dは家事室M3における化粧台流しの蛇口30dに連結され、分岐管Dは浴室M4のシャワー30eに連結されている。この場合、分岐管A〜Eは、給水管30から延出しているため、給水管30の構成部材として扱う。
給水管30の元栓管32には、水量計Wmが取り付けられており、浄化運転時に水量計Wmは外部に取り外され、この状態の元栓管32に、ホース16の他端部16bが液密に連結される。
弾性栓体31は、図5(b)に示すように、例えば伸縮可能な発泡ポリウレタンまたは発泡ポリスチレン(発泡スチロール)により、頭部31aに形成された半球面部(又は回転放物面部)と円柱部31bとにより砲弾状に一体形成されている。弾性栓体31の頭部31aには、軸溝31cが形成され、円柱部31bには、軸溝31cに対して略直角となる複数の横溝31dが設けられている。弾性栓体31の外径T2は、分岐管Aの内径T1に応じた大きさに設定されている。
給水管30の浄化運転時、オゾン発生工程、オゾン混入工程および設置工程では、逆噴射ノズル15の設置を除いて実施例1と同様に行われる。
この過程で、例えば分岐管Aを洗浄する場合、流しの蛇口30aのみを分岐管Aから取り外し、弾性栓体31を元栓管32を介して分岐管A内へ圧入(圧入工程)し、元栓管32にホース16の他端部16bを液密に連結する。送水ポンプ14の駆動により、オゾン水貯留器13内のオゾン含有水Wfをホース16により給水管30から分岐管A内に圧送する(圧送工程)。
送水ポンプ14が駆動されてオゾン含有水Wfを分岐管A内に圧送することにより、弾性栓体31を押圧して分岐管A内に沿って進行方向N2へ摺動させるとともに、オゾン含有水Wfを分岐管Aと弾性栓体31との間に生じる微小通路Gpを介して進行方向N2へ噴出させる。オゾン含有水Wfの噴出により分岐管Aの内壁面11の異物を吹き落とし、弾性栓体31の摺動により分岐管Aの内壁面11に吹き残された異物を擦り取る。
ちなみに、図5(c)〜(f)は、蛇口30aを分岐管Aから取り外した時、分岐管Aの端部が露呈する取付端部30Aを示す。浄化運転の終了過程では、図5(c)に示すように、先ずオゾン含有水Wfが取付端部30Aから排出され、ついで、図5(d)に示すように、管内スケールを含む異物Fmが排出される。
異物Fmが排出されると、図5(e)に示すように、弾性栓体31が取付端部30Aに出現し、ついで、図5(f)に示すように、弾性栓体31が取付端部30Aから外部に抜け出るとともに、管内スケールが混ざったオゾン含有水Wfが排出される。
なお、他の分岐管B〜Eに対しても、分岐管Aと同様な浄化運転が行われるものである。この時、分岐管Bの浄化には、水洗シャワー30bのみを取り外し、分岐管Cの浄化には、蛇口30cのみを取り外し、分岐管Dの浄化には蛇口30dのみを取り外し、分岐管Eの浄化にはシャワー30eのみを取り外しておくものである。
〔実施例2の効果〕
実施例2では、オゾン含有水Wfの噴出により分岐管Aの内壁面11の異物を吹き落とした後に、弾性栓体31の摺動により内壁面11の吹き残された異物Fmを擦り取るため、分岐管Aの内壁面11は、オゾン含有水Wfの噴出と弾性栓体31の摺動とを前後して受け、内壁面11の異物Fmを効率的に取り除くことができる。
しかも、分岐管Aに弾性栓体31を圧入してオゾン含有水Wfを圧送するという簡単な操作で浄化作業が短時間に終了するので作業性を向上させることができる。
図6(a)〜(l)は、弾性栓体31の類型(1)〜(12)として示したものである。
〔類型1〕
図6(a)に示すように、弾性栓体31は、外径T3が分岐管Aの内径T1と等しい径大部31Dを有する円錐台状に形成されている。
〔類型2〕
図6(b)に示すように、弾性栓体31は、分岐管Aの内径T1に応じた外径T4を有する円柱状あるいは茶筒状に形成されている。
〔類型3〕
図6(c)に示すように、弾性栓体31は、分岐管Aの内径T1に応じた外径T5を有する球面状に形成されている。
〔類型4〕
図6(d)に示すように、弾性栓体31は、両側の短円柱部31e、31fを中央の蛇腹部31gにより架橋して構成されている。短円柱部31e、31fの各外径T6は、分岐管Aの内径T1に応じた大きさに設定されている。
〔類型5〕
図6(e)に示すように、弾性栓体31は、両側の球面体31h、31iを中央のワイヤ31jにより連結して構成されている。球面体31h、31iの各外径T7は、分岐管Aの内径T1に応じた大きさに設定されている。
〔類型6〕
図6(f)に示すように、弾性栓体31は、両端の径大部31k、31mが分岐管Aの内径T1に応じた大きさの外径T8を有する鼓状に形成されている。
〔類型7〕
図6(g)に示すように、弾性栓体31は、伸縮可能なコイルスプリング31nを円柱体31pに埋設してなる。コイルスプリング31nの伸縮方向H1は、円柱体31pの軸方向H2に合致している。円柱体31pの外径T9は、分岐管Aの内径T1に応じた大きさに設定されている。
この場合、コイルスプリング31nの埋設により、弾性栓体31の弾性係数が全体的に大きくなって形状保持性が高くなるので、とりわけ分岐管Aの内壁面11に対して強固に付着した異物Fmを擦り落とす場合に好適となる。
〔類型8〕
図6(h)に示すように、弾性栓体31は、左右に球面体31q、31rを有するダンベル状に形成されている。球面体31q、31rの各外径T10は、分岐管Aの内径T1に応じた大きさに設定されている。
〔類型9〕
図6(i)に示すように、弾性栓体31は、左右に膨出部31s、31tを有する瓢箪状に形成されている。膨出部31s、31tの各外径T11は、分岐管Aの内径T1に応じた大きさに設定されている。
〔類型10〕
図6(j)に示すように、弾性栓体31は、径大盤31uの左右に円錐部31v、31wを一体に形成した算盤玉状に形成されている。径大盤31uの外径T12は、分岐管Aの内径T1に応じた大きさに設定されている。
〔類型11〕
図6(k)に示すように、弾性栓体31は円柱状の本体31zを設け、オゾン含有水Wfの押圧を受ける側に空洞部31xを有し、空洞部31xと微小通路Gpとを連通させる連通路31yを形成している。本体31zの外径T13は、分岐管Aの内径T1に応じた大きさに設定されている。
この場合、浄化運転に伴い、オゾン含有水Wfが空洞部31xおよび連通路31yを介して微小通路Gpから噴出し易くなり、オゾン含有水Wfが分岐管Aの内壁面11に効果的に吹き当たって異物Fmを効率的に吹き落とすことができる。
〔類型12〕
図6(l)に示すように、弾性栓体31は円柱状の本体32mを設け、外周面が一端部32aから中間部32bにわたって刻設された第1螺旋溝32cを有するとともに、中間部32bから他端部32dにわたって第1螺旋溝32cとは反対方向に刻設された第2螺旋溝32eを有する。本体32mの外径T14は、分岐管Aの内径T1に応じた大きさに設定されている。
この場合、浄化運転に伴って弾性栓体31が分岐管Aを進行する過程で、第1螺旋溝32cにより分岐管Aの内壁面11に擦り残された異物Fmは第2螺旋溝32eにより擦り落とされ、異物Fmの取り除き作業が効率的で良好になる。
〔実施例3の構成〕
図7および図8は本発明の実施例3を示す。実施例3が実施例1と異なるところは、逆噴射ノズル15に代わって、ハンドガン40を設け、マンションMの屋上に設置された貯水槽10の内壁面10aの洗浄に適用したことである(図7参照)。
ハンドガン40は、図8に示すように、噴射ノズル40aを有する銃身本体40bと引き金40cとから成っている。巻取リール17Aから繰り出したホース16の他端部16bは、ハンドガン40の導水筒40dに連結されている。
貯水槽10の浄化運転時には、引き金40cの操作により、オゾン水貯留器13内のオゾン含有水Wfがホース16および導水筒40dを介して銃身本体40bに圧送され、噴射ノズル40aから末広がりの円錐状に噴射される。噴射されたオゾン含有水Wfは、噴射流Sとなって貯水槽10の内壁面10aに吹き当たって異物Fmを飛散させて吹き落とす。このため、実施例3でも実施例1と同様な効果を奏する。
一般に、マンションMの屋上に設置された貯水槽10は、居住者世帯への給水のため、常に透明度が高く、無菌・無臭で衛生的であることが求められる。この点、実施例3では、ハンドガン40により貯水槽10の内壁面10aを短時間かつコスト的に有利に浄化できるので、貯水槽10の浄化に好適となる。また、ハンドガン40による浄化は、貯水槽10の他、マンションMの地下や屋外(地上)に設置された受水槽(図示せず)に適用してもよい。
〔変形例〕
(a)実施例2の弾性栓体31は発泡ポリウレタンまたは発泡ポリスチレンから成るが、発泡ポリスチレンに代わって、ポリアセタール、ポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、ポリフェニレンエーテル(PPE)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン(PE)あるいはシンジオタクチックポリスチレン(SPS)などのプラスチック材料から成っていてもよい。
(b)弾性栓体31の外径T2については、分岐管Aの内径T1に応じた大きさに設定したが、弾性栓体31は弾性的に縮径するため、その外径T2は、分岐管Aの内径T1よりも僅かに大きくてもよい。すなわち、弾性栓体31の外径T1は、分岐管A内に圧入可能で、送水ポンプ14により分岐管A内に沿って摺動できる大きさであればよい。
(c)実施例2における類型7のコイルスプリング31nについては、圧縮コイルスプリングおよび引張コイルスプリングのうちいずれを適用してもよい。
本発明のオゾン式給水管浄化装置およびオゾン式給水管浄化方法では、ホースを巻取リールから繰り出して給水管内に挿入し、送水ポンプの駆動に伴って、逆噴射ノズルから噴出するオゾン含有水を給水管の内壁面に吹き当てることにより、異物を吹き落として取り除く。これにより、ぬめり、水垢などは勿論、管内スケールのうち給水管の内壁面に強固に付着した錆瘤などの異物までも効率的に吹き落とすことができ、さらに給水管内の全体が効率的に脱臭および殺菌されて給水管の衛生状態が改善する。給水管への合理的な浄化方式に着目する配管更生業者からの需要を喚起し、ライニング施工用の塗料や関連部品などの流通を介して化学・機械業界に適用することができる。
1〜7、30 給水管
8 オゾン式給水管浄化装置
10 貯水槽
10a 貯水槽の内壁面
11 分岐管を含む給水管の内壁面
12 オゾン発生器
13 オゾン水貯留器
14 送水ポンプ
15 逆噴射ノズル
15a 噴射口
16 ホース
16a ホースの一端部
16b ホースの他端部
17 オゾンセンサ
17A 巻取リール
18 臭気センサ
19 温度センサ
20 湿度センサ
21 バイオセンサ
22 検知部
31 弾性栓体
31n コイルスプリング
31x 弾性栓体の空洞部
31y 弾性栓体の連通路
32a 弾性栓体の一端部
32b 弾性栓体の中間部
32c 弾性栓体の第1螺旋溝
32d 弾性栓体の他端部
32e 弾性栓体の第2螺旋溝
40 ハンドガン
40a 噴射ノズル
A〜E 分岐管(給水管)
CU コントロール・ユニット
Fm 異物
Gp 微小通路
N1 逆噴射ノズルの噴射方向
N2 給水管の進行方向
Wf オゾン含有水

Claims (4)

  1. 建物の給水管内を進行方向に移動しながら前記給水管内の浄化を行うオゾン式給水管浄化装置において、
    オゾンを発生させるオゾン発生器と、
    前記オゾン発生器からのオゾンを水溶液に通過させることにより、オゾンが混入したオゾン含有水を生じるオゾン水貯留器と、
    噴射方向が前記給水管の前記進行方向と反対側となる噴射口を取り付けた逆噴射ノズルと、
    巻取リールに巻回され、一端部が前記オゾン水貯留器に連結され、他端部が前記逆噴射ノズルに連結されるホースと、
    前記給水管の浄化運転時に駆動されて前記オゾン水貯留器内の前記オゾン含有水を前記ホースを介して前記逆噴射ノズルに圧送する送水ポンプとを備え、
    前記ホースを前記巻取リールから繰り出して、前記逆噴射ノズルを前記給水管内に挿入し、前記送水ポンプの駆動に伴って、前記逆噴射ノズルから噴出するオゾン含有水を前記給水管の内壁面に吹き当てることにより、前記内壁面の異物を吹き落として取り除き、
    前記ホースの前記逆噴射ノズル、あるいは前記噴射ノズルに近接する部分には、検知部が設けられており、
    前記検知部は、
    オゾンセンサ、臭気センサ、温度センサ、湿度センサおよびバイオセンサから成るセンサ群と、
    前記給水管内の状態に応じて前記センサ群から受けた出力のうち規定値よりも大きな出力が幾つあるかを判定し、その判定結果に応じた供給電力により前記オゾン発生器を通電し、前記水溶液に対するオゾンの混入割合を調節するコントロール・ユニットとを有することを特徴とするオゾン式給水管浄化装置。
  2. 前記逆噴射ノズルに代わって、噴射ノズルを有するハンドガンを前記ホースの前記他端部に連結し、前記噴射ノズルからのオゾン含有水を前記建物の屋上に設置された貯水槽の内壁面に吹き当てることを特徴とする請求項1に記載のオゾン式給水管浄化装置。
  3. 建物の給水管内を進行方向に移動しながら前記給水管内の浄化を行うオゾン式給水管浄化方法において、
    オゾン発生器によりオゾンを発生させるオゾン発生工程と、
    オゾン水貯留器内で、オゾン発生器からのオゾンを水溶液に通過させることにより、オゾンが混入したオゾン含有水を生じさせるオゾン混入工程と、
    噴射方向が前記給水管の前記進行方向と反対側となる噴射口を取り付けた逆噴射ノズルをセットするセット工程と、
    巻取リールに巻回され、一端部が前記オゾン水貯留器に連結され、他端部が前記逆噴射ノズルに連結されたホースを整える設置工程と、
    前記給水管の浄化運転時に駆動されて前記オゾン水貯留器内の前記オゾン含有水を前記ホースを介して前記逆噴射ノズルに圧送する送水ポンプを据え付ける据付け工程とを備え、
    前記ホースを前記巻取リールから繰り出して前記給水管内に挿入し、前記送水ポンプの駆動に伴って、前記逆噴射ノズルから噴出するオゾン含有水を前記給水管の内壁面に吹き当てることにより、前記内壁面の異物を吹き落として取り除き、
    前記ホースの前記逆噴射ノズル、あるいは前記噴射ノズルに近接する部分には、検知部が設けられており、
    前記検知部は、
    オゾンセンサ、臭気センサ、温度センサ、湿度センサおよびバイオセンサから成るセンサ群と、
    前記給水管内の状態に応じて前記センサ群から受けた出力のうち規定値よりも大きな出力が幾つあるかを判定し、その判定結果に応じた供給電力により前記オゾン発生器を通電し、前記水溶液に対するオゾンの混入割合を調節するコントロール・ユニットとを有することを特徴とするオゾン式給水管浄化方法
  4. 前記逆噴射ノズルに代わって、噴射ノズルを有するハンドガンを前記ホースの前記他端部に連結し、前記噴射ノズルからのオゾン含有水を前記建物の屋上に設置された貯水槽の内壁面に吹き当てること特徴とする請求項3に記載のオゾン式給水管浄化方法
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