JP2006130068A - 内視鏡洗浄装置、内視鏡洗浄プログラム及び内視鏡洗浄装置の制御装置 - Google Patents

内視鏡洗浄装置、内視鏡洗浄プログラム及び内視鏡洗浄装置の制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 内視鏡が微細径の管路を有している場合でも、その微細径の管路を十分に洗浄することができる内視鏡洗浄装置及び内視鏡洗浄プログラムを得ることを目的とする。
【解決手段】 送水・送気系を構成している管路の開閉を制御して、タンクに貯留されている液体又は大気を送り込む内視鏡2の管路を切り替える管路切替手段を設けるように構成した。これにより、内視鏡2が微細径の管路を有している場合でも、その微細径の管路を十分に洗浄することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、内視鏡の外表面だけでなく、管路内の洗浄が可能な内視鏡洗浄装置及び内視鏡洗浄プログラムに関するものである。
従来の内視鏡洗浄装置は、内視鏡の送気管路と送液管路の洗浄を確実に行えるようにするため、その送気管路と送液管路に送液する送液モードと、その送気管路と送液管路に送気する送気モードとを備え、その送液モードで送液した後に、その送気モードで送気するようにしている。
このように、送液モードで送液した後に、送気モードで送気することにより、送気管路及び送液管路内の残液を確実に除去することができる。
また、送気管路及び送液管路に対する送液や送気は、開閉弁を用いて別個独立に制御するが、同時に実施することができるようにしている。
これにより、送気管路及び送液管路の洗浄時間を短縮することができる(例えば、特許文献1参照)。
なお、上記の内視鏡洗浄装置が適用する内視鏡は、送気管路と送液管路を1本ずつ備えているが、更に数多くの管路を備えている内視鏡が存在する。
数多くの管路を備えている内視鏡の洗浄を行う場合でも、洗剤タンクや消毒タンク等を管路の個数分だけ備えることは無駄が多いので、通常、各タンクを1個ずつ備えるようにしている(上記の内視鏡洗浄装置は、送液ボトルを1個備えている)。
この際、内視鏡の管路の本数が多い場合、その管路の全てをタンクに直接接続することは困難であるため、タンクに貯留されている液体を内視鏡の複数の管路に分配するマニュホールドを備えるのが一般的である。
特開平9−164113号公報(段落番号[0012]から[0013]、図4)
従来の内視鏡洗浄装置は以上のように構成されているので、タンクに貯留されている液体を内視鏡の複数の管路に分配するマニュホールドを備えれば、数多くの管路を同時に洗浄することができる。しかし、内視鏡が微細径の管路(例えば、鉗子起上、副送水管)を有している場合、径が大きい管路(例えば、送水・送気管、吸引管、鉗子管)に多くの液体が流れて、微細径の管路に液体が十分流れず、微細径の管路の洗浄が不十分になることがある課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、内視鏡が微細径の管路を有している場合でも、その微細径の管路を十分に洗浄することができる内視鏡洗浄装置及び内視鏡洗浄プログラムを得ることを目的とする。
この発明に係る内視鏡洗浄装置は、送水・送気系を構成している管路の開閉を制御して、タンクに貯留されている液体又は大気を送り込む内視鏡の管路を切り替える管路切替手段を設けたものである。
この発明によれば、送水・送気系を構成している管路の開閉を制御して、タンクに貯留されている液体又は大気を送り込む内視鏡の管路を切り替える管路切替手段を設けるように構成したので、内視鏡が微細径の管路を有している場合でも、その微細径の管路を十分に洗浄することができる効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による内視鏡洗浄装置を示す正面図であり、図2はこの発明の実施の形態1による内視鏡洗浄装置を示す背面図であり、図3はこの発明の実施の形態1による内視鏡洗浄装置を示す側面図である。また、図4は内視鏡が収納されている洗浄槽を示す上面図である。
図において、内視鏡洗浄装置の本体1には各種のタンクや管路などが収納され、本体1の上部には内視鏡2を収納する洗浄槽3が設けられている。なお、洗浄槽3の上部は防水カバー4により蓋がされる。
本体1の内部に設けられているボトルラック5には洗剤タンク6やアルコールタンク7などが設置される。本体1の背面には水フィルタカートリッジ8が取り付けられている。
また、本体1の上部にはユーザが操作する操作パネル9が設けられている。
図5はこの発明の実施の形態1による内視鏡洗浄装置の配管系統を示す構成図であり、図において、送気カプラ11は内視鏡2の送水・送気管2aを接続するための端子であり、吸引カプラ12は内視鏡2の吸引管2bを接続するための端子である。また、鉗子カプラ13は内視鏡2の鉗子管2cを接続するための端子であり、P3カプラ14は内視鏡2の鉗子起上2d(または、副送水管)を接続するための端子である。渦流ノズル15は給水口から供給された水を渦流水にして洗浄槽3に貯水する。
管路21は給水口が水道蛇口に接続され、水道蛇口から水を取り込む。なお、管路21の途中には除菌フィルタ22が取り付けられ、除菌フィルタ22が水に含まれている菌を除去する。減圧弁23は管路21により取り込まれた水の圧力を減じて、その水を分岐する。
管路24は減圧弁23と給水ノズル26の間に接続され、減圧弁23により分岐された水を給水ノズル26まで送液する。なお、管路24の途中には電磁弁25が取り付けられている。
給水ノズル26は管路24により送液された水を噴水して洗浄槽3に貯水する。
管路27は減圧弁23と電磁弁29の間に接続され、管路27の途中には水の逆流を阻止する逆止弁28が取り付けられている。
管路30は電磁弁29と管路31の間に接続され、管路31は管路30と渦流ノズル15の間に接続され、管路31の途中にはモータバルブ32が取り付けられている。
管路33は管路30と電磁弁34の間に接続され、管路35は電磁弁34と管路45の間に接続されている。
ポンプ40は洗剤タンク6に貯留されている洗剤を汲み上げ、電磁弁41を介して、その洗剤をマニュホールド42に出力する。
マニュホールド42は洗剤タンク6やアルコールタンク7に貯留されている洗剤やアルコール又は大気を内視鏡2の複数の管路に分配する。電磁弁41とマニュホールド42の間には洗剤やアルコールの逆流を阻止する逆止弁43が設けられている。
ポンプ44はアルコールタンク7に貯留されているアルコールを汲み上げ、管路45を介して、そのアルコールをマニュホールド43に出力する。なお、ポンプ44と管路45の間にはアルコールの逆流を阻止する逆止弁46が設けられている。
ポンプ48は消毒タンク47に貯留されている消毒液を汲み上げ、管路49はポンプ48により汲み上げられた消毒液を消毒液蛇口51まで送液する。管路49の途中にはモータバルブ50が取り付けられている。消毒液蛇口51は消毒液を洗浄槽3に貯水する。
管路52はポンプ48により汲み上げられた消毒液をマニュホールド42まで送液する。管路52の途中には電磁弁53が取り付けられている。
エアポンプ54は外部から大気を取り込み、電磁弁55を介して、その大気をマニュホールド42まで送気する。
電磁弁56はマニュホールド42と送気カプラ11の間に接続され、電磁弁57はマニュホールド42と吸引カプラ12の間に接続されている。また、電磁弁58はマニュホールド42と鉗子カプラ13の間に接続され、電磁弁59はマニュホールド42とP3カプラ14の間に接続されている。
エアーアウト61は空気を管路62,64に出力する。管路62はエアーアウト61から出力された空気をミクロバブルノズル63まで送気する。ミクロバブルノズル63は管路62により送気された空気をミクロバブルにして洗浄槽3に出力する。
管路64はエアーアウト61から出力された空気を、電磁弁32を介して、渦流ノズル15まで送気する。
管路65は管路62により送気された空気を、電磁弁66を介して、マニュホールド42まで送気する。
なお、洗剤タンク6、アルコールタンク7、ポンプ40,44、マニュホールド42、管路45、逆止弁43,46、消毒タンク47、ポンプ48、管路52、エアポンプ54、エアーアウト61及び管路62,65から送水・送気系が構成されている。
また、電磁弁41,53,55,56〜59,66から、洗剤タンク6やアルコールタンク7に貯留されている洗剤やアルコール又は大気を送り込む内視鏡2の管路を切り替える管路切替手段を構成している。
モータバルブ72は洗浄槽3の排水口71とポンプ74の間に接続され、電磁弁73はポンプ74の一次側に接続されている。
ポンプ74は洗浄槽3に貯留されている液体又は大気を吸い込み、モータバルブ75,76を介して、その液体又は大気を管路77に出力する。
ポンプ78は管路77に配送された液体又は大気、あるいは、エアーアウト61から出力された空気、あるいは、洗浄槽3のオーバーフロー口83から出てきた液体を排水口に出力する。
エアポンプ81は外部から大気を取り込み、大気を漏水検知カプラ82に出力する。エアー抜きプラグ84はポンプ78の1次側に接続されている。
なお、ポンプ74,78及び管路77から排水系が構成されている。
モータバルブ91はモータバルブ76と管路92の間に接続され、管路92は逆止弁93を介して消毒接続口に接続されている。
図6はこの発明の実施の形態1による内視鏡洗浄装置の電気系統を示す構成図であり、図において、電源部101はセンサ102、コントロール部103及び駆動部104に電力を供給する。
センサ102は例えば漏水検知センサや水位レベルセンサなどが該当する。コントロール部103はCPUやメモリなどから構成され、センサ102の検知状況や、操作パネル9により設定された内容にしたがって駆動部104を制御する。
駆動部104は図5におけるポンプや電磁弁やモータバルブなどが該当する。
なお、コントロール部103のCPUはメモリに格納されている内視鏡洗浄プログラムを実行するものであり、内視鏡洗浄プログラムは、電磁弁41,53,55,56〜59,66を制御して、洗剤タンク6やアルコールタンク7に貯留されている洗剤やアルコール又は大気を内視鏡2の管路内に送り込む送水・送気手順のほか、ポンプ74,78やモータバルブ72,75,76等を制御して、洗浄槽3に貯留された液体を排水する排水手順とを備えている。また、内視鏡洗浄プログラムの送水・送気手順は、電磁弁41,53,55,56〜59,66を制御して、洗剤タンク6やアルコールタンク7に貯留されている洗剤やアルコール又は大気を送り込む内視鏡2の管路を切り替える管路切替手順を備えている。
図7は内視鏡洗浄プログラムのチャート構成を示す説明図である。
次に動作について説明する。
内視鏡洗浄装置のコントロール部103が内視鏡洗浄プログラムを実行することにより、内視鏡2の外表面だけでなく管路内を洗浄するが、内視鏡洗浄プログラムは、図7に示すように、貯水工程、ポンプ起動準備工程、洗浄工程、排水工程、消毒液送入工程、消毒液浸漬工程、消毒液回収工程、貯水工程、すすぎ工程、排水工程、送気工程、工程完了を順次実行する手順を記述している。
以下、各工程の処理内容を説明するが、図7における“管路切替タイミング”の欄の記号(1)〜(7)は、内視鏡2の送水・送気管2a、吸引管2b、鉗子管2c及び鉗子起上2d(または、副送水管)に対する送水・送気のタイミングを示している。送水・送気の具体的なタイミングは、図8及び図9に図示しており、いずれかのタイミングで実施される。
[貯水工程]
内視鏡洗浄装置のコントロール部103は、最初に、貯水工程を実行する。
貯水工程の第1段階では、図5に示すように、内視鏡2がセットされている洗浄槽3に洗浄水を貯留するため、電磁弁25,29及びモータバルブ32を開にする。
これにより、給水口から水が取り込まれ、除菌フィルタ22→管路21→減圧弁23→管路24→電磁弁25→給水ノズル26のルートで水が送液される。このため、給水ノズル26から上向きに噴水されて、その水が内視鏡2の外表面にかかりながら、洗浄槽3に貯留される。
また、給水口から取り込まれた水は、除菌フィルタ22→管路21→減圧弁23→逆止弁28→管路27→電磁弁29→管路30→モータバルブ32→渦流ノズル15のルートで送液される。このため、渦流ノズル15から渦流水が洗浄槽3に流入されて貯水される。
次に、貯水工程の第1段階では、内視鏡2がセットされている洗浄槽3に洗剤を注入するため、ポンプ40を起動するとともに、電磁弁34を閉にして、電磁弁41,56〜59を開にする。
これにより、ポンプ40により洗剤タンク6から汲み上げられた洗剤は、電磁弁41を介してマニュホールド42に送液されたのち、マニュホールド42によって送気カプラ11、吸引カプラ12、鉗子カプラ13及びP3カプラ14に分配され、内視鏡2の送水・送気管2a、吸引管2b、鉗子管2c及び鉗子起上2d(または、副送水管)に送り込まれる。
その後、洗剤は、内視鏡2の送水・送気管2a、吸引管2b、鉗子管2c及び鉗子起上2dを通過して、洗浄槽3の貯留水に注入される。
ただし、洗浄槽3の貯留水に洗剤を注入する際には、電磁弁41を常時開にするが、図8の切替タイミング(1)で電磁弁56〜59を開閉する。
即ち、電磁弁56,57を開いて(電磁弁58,59は閉)、洗剤を送水・送気管2aと吸引管2bに送り込んでから、電磁弁56,57を閉じて、電磁弁59を開くことにより、洗剤を鉗子起上2d(または、副送水管)に送り込むようにする。
その後、電磁弁59を閉じて、電磁弁56,58を開くことにより、洗剤を送水・送気管2aと鉗子管2cに送り込むようにする。
このように、洗剤を鉗子起上2d(または、副送水管)にのみ送り込むタイミングを設けているのは、鉗子起上2d(または、副送水管)の径が、送水・送気管2a、吸引管2b及び鉗子管2cの径に比べて微細であり、また、鉗子起上2dの内にワイヤが存在している特殊性から、電磁弁56〜59を同時に開にすると、径が大きい送水・送気管2a、吸引管2b及び鉗子管2cに多くの洗剤が流れて、鉗子起上2d(または、副送水管)に洗剤がほとんど流れない状況が発生するからである。
なお、図10は洗剤を注入する工程を2回繰り返している例を示している。
貯水工程の第2段階では、内視鏡2がセットされている洗浄槽3に洗浄水を貯留するとともに、内視鏡2の送水・送気管2a、吸引管2b、鉗子管2c及び鉗子起上2d(または、副送水管)に残っている洗剤を洗浄槽3に流し込むため、ポンプ40を停止して、電磁弁25,29,34及びモータバルブ32を開にする。
これにより、給水口から水が取り込まれ、除菌フィルタ22→管路21→減圧弁23→管路24→電磁弁25→給水ノズル26のルートで水が送液される。このため、給水ノズル26から上向きに噴水されて、その水が内視鏡2の外表面にかかりながら、洗浄槽3に貯留される。
また、給水口から取り込まれた水は、除菌フィルタ22→管路21→減圧弁23→逆止弁28→管路27→電磁弁29→管路30→モータバルブ32→渦流ノズル15のルートで送液される。このため、渦流ノズル15から渦流水が洗浄槽3に流入されて貯水される。
また、給水口から取り込まれた水は、除菌フィルタ22→管路21→減圧弁23→逆止弁28→管路27→電磁弁29→管路30→管路33→電磁弁34→管路45→逆止弁43→マニュホールド42→電磁弁56〜59→送水・送気管2a、吸引管2b、鉗子管2c、鉗子起上2d(または、副送水管)のルートで送液される。このため、送水・送気管2a、吸引管2b、鉗子管2c、鉗子起上2dを通じて、水が洗浄槽3に貯水される。
ただし、送水・送気管2a、吸引管2b、鉗子管2c、鉗子起上2dに通水する際には、電磁弁34を常時開にするが、図8の切替タイミング(1)で電磁弁56〜59を開閉する。
即ち、電磁弁56,57を開いて(電磁弁58,59は閉)、水を送水・送気管2aと吸引管2bに送り込んでから、電磁弁56,57を閉じて、電磁弁59を開くことにより、水を鉗子起上2d(または、副送水管)に送り込むようにする。
その後、電磁弁59を閉じて、電磁弁56,58を開くことにより、水を送水・送気管2aと鉗子管2cに送り込むようにする。
このように、水を鉗子起上2d(または、副送水管)にのみ送り込むタイミングを設けているのは、鉗子起上2d(または、副送水管)の径が、送水・送気管2a、吸引管2b及び鉗子管2cの径に比べて微細であり、また、鉗子起上2dの内にワイヤが存在している特殊性から、電磁弁56〜59を同時に開にすると、径が大きい送水・送気管2a、吸引管2b及び鉗子管2cに多くの水が流れて、鉗子起上2d(または、副送水管)に水がほとんど流れない状況が発生するからである。
貯水工程の第3段階では、洗浄槽3内の水位レベルセンサが、洗浄槽3内の貯水量が所定の水量に到達したことを検知すると、コントロール部103が貯水工程を完了し、電磁弁25,29及びモータバルブ32を閉じて、ポンプ起動準備工程に移行する。
[ポンプ起動準備工程]
内視鏡洗浄装置のコントロール部103は、ポンプ起動準備工程の第1段階では、洗浄槽3の洗浄水を排出するため、モータバルブ72,75,76を開にして、ポンプ74,78を起動する。
これにより、洗浄槽3の洗浄水が排水口71から管路77を通って外部に排出される。
次に、コントロール部103は、再度、送水・送気管2a、吸引管2b、鉗子管2c及び鉗子起上2d(または、副送水管)の中に洗剤を注入するため、ポンプ40を起動して、電磁弁41,56〜59を開にする。
これにより、ポンプ40により洗剤タンク6から汲み上げられた洗剤は、電磁弁41を介してマニュホールド42に送液されたのち、マニュホールド42によって送気カプラ11、吸引カプラ12、鉗子カプラ13及びP3カプラ14に分配され、内視鏡2の送水・送気管2a、吸引管2b、鉗子管2c及び鉗子起上2d(または、副送水管)に送り込まれる。
その後、洗剤は、内視鏡2の送水・送気管2a、吸引管2b、鉗子管2c及び鉗子起上2dを通過して、洗浄槽3の洗浄水に注入される。
ただし、この場合も、洗剤を十分に鉗子起上2d(または、副送水管)に送り込むため、図11及び図8の切替タイミング(2)で電磁弁56〜59を開閉する。
即ち、電磁弁56,57,59を開いて(電磁弁58は閉)、洗剤を送水・送気管2aと吸引管2bと鉗子起上2d(または、副送水管)に送り込んでから、電磁弁56,57を閉じて、洗剤を鉗子起上2d(または、副送水管)にのみ送り込むようにする。
その後、電磁弁56,58を開くことにより、洗剤を送水・送気管2aと鉗子管2cに送り込むようにする。
ポンプ起動準備工程の第2段階では、水位レベルセンサが洗浄槽3内の洗浄水が所定の水位まで排出されたことを検知すると、ポンプ起動準備工程を完了し、洗浄工程に移行する。
[洗浄工程]
内視鏡洗浄装置のコントロール部103は、洗浄工程の第1段階では、洗浄槽3の洗浄水で内視鏡2の外表面と管路内部を洗浄するため、ポンプ74を起動するとともに、モータバルブ32を閉じて、電磁弁66を開にする。
これにより、洗浄槽3の洗浄水が、排水口71→モータバルブ72→ポンプ74→モータバルブ75,76→エアーアウト61→管路62→ミクロバブルノズル63→洗浄槽3のルートで還流するので、内視鏡2の外表面が洗浄される。
また、洗浄槽3の洗浄水が、排水口71→モータバルブ72→ポンプ74→モータバルブ75,76→エアーアウト61→管路62→管路65→電磁弁66→マニュホールド42→電磁弁56〜59→送水・送気管2a、吸引管2b、鉗子管2c、鉗子起上2d(または、副送水管)→洗浄槽3のルートで還流するので、送水・送気管2a、吸引管2b、鉗子管2c、鉗子起上2dの内部が洗浄される。
ただし、この場合も、洗浄水を十分に鉗子起上2d(または、副送水管)に送り込むため、図12及び図8の切替タイミング(2)の切替タイミングで電磁弁56〜59を開閉する。
即ち、電磁弁59を開いて(電磁弁56,57,58は閉)、洗浄水を鉗子起上2d(または、副送水管)にのみ送り込んでから、電磁弁58を開いて、洗浄水を鉗子起上2d(または、副送水管)と鉗子管2cに送り込むようにする。
その後、電磁弁56,57を開くことにより、洗浄水を送水・送気管2aと吸引管2bにも送り込むようにする。
洗浄工程の第2段階では、洗浄槽3の洗浄水で内視鏡2の外表面を更に洗浄するため、電磁弁66を閉じて、モータバルブ32を開にする。
これにより、洗浄槽3の洗浄水が、排水口71→モータバルブ72→ポンプ74→モータバルブ75,76→エアーアウト61→管路62→ミクロバブルノズル63→洗浄槽3のルートで還流するので、内視鏡2の外表面が洗浄される。
また、洗浄槽3の洗浄水が、排水口71→モータバルブ72→ポンプ74→モータバルブ75,76→エアーアウト61→管路64→モータバルブ32→渦流ノズル15→洗浄槽3のルートで還流するので、内視鏡2の外表面が洗浄される。
洗浄工程の第3段階では、上記の第1段階と第2段階の洗浄工程を交互に実施し、所定時間経過後、排水工程に移行する。
[排水工程]
内視鏡洗浄装置のコントロール部103は、排水工程の第1段階では、洗浄槽3の洗浄水を排出するため、モータバルブ72,75,76を開にして、ポンプ74,78を起動する。
これにより、洗浄槽3の洗浄水が排水口71から管路77を通って外部に排出される。
また、内視鏡2の管路内部に送気するため、電磁弁55〜59を開にして、エアポンプ54を起動する。ただし、電磁弁56〜59の開閉制御は、図13及び図8の切替タイミング(3)(1)(1)(4)が示すタイミングで実施する。
これにより、大気がマニュホールド42に取り込まれ、マニュホールド42から大気が内視鏡2の送水・送気管2a、吸引管2b、鉗子管2c及び鉗子起上2d(または、副送水管)に送り込まれる。
排水工程の第2段階では、内視鏡2の外表面に付着している泡や汚れを落とすため、第1段階の処理を継続しつつ、洗浄槽3内の水位レベルセンサが、洗浄槽3内の貯水量が所定の水量まで低下したことを検知すると、電磁弁29とモータバルブ32を開にする。
これにより、給水口から取り込まれた水が、除菌フィルタ22→管路21→減圧弁23→管路24→電磁弁25→給水ノズル26→洗浄槽3のルートで送液されるので、内視鏡2の外表面のすすぎが行われる。
また、給水口から取り込まれた水が、除菌フィルタ22→管路21→減圧弁23→逆止弁28→管路27→電磁弁29→管路30→モータバルブ32→渦流ノズル15→洗浄槽3のルートで送液されるので、内視鏡2の外表面のすすぎが行われる。
排水工程の第3段階では、洗浄槽3内の水位レベルセンサが、洗浄槽3内の洗浄水が排出されたことを検知すると、排水工程を完了し、電磁弁29とモータバルブを閉にして、消毒液送入工程に移行する。
[消毒液送入工程]
内視鏡洗浄装置のコントロール部103は、消毒液送入工程では、内視鏡2の管路内部を消毒するため、モータバルブ50を閉にして、ポンプ48を起動する。
これにより、消毒タンク47に貯留されている消毒液が、ポンプ48→管路52→電磁弁53→マニュホールド42→電磁弁56〜59→送水・送気管2a、吸引管2b、鉗子管2c、鉗子起上2d(または、副送水管)→洗浄槽3のルートで送液されるので、送水・送気管2a、吸引管2b、鉗子管2c、鉗子起上2dの内部が消毒される。
ただし、この場合も、消毒液を十分に鉗子起上2d(または、副送水管)に送り込むため、図14及び図9等の切替タイミング(6)(6)(4)(7)(1)で電磁弁56〜59を開閉する。
内視鏡洗浄装置のコントロール部103は、所定時間が経過すると、内視鏡2の外表面を消毒するため、モータバルブ50を開にする。
これにより、消毒タンク47に貯留されている消毒液が、ポンプ48→管路52→電磁弁53→マニュホールド42→電磁弁56〜59→送水・送気管2a、吸引管2b、鉗子管2c、鉗子起上2d(または、副送水管)→洗浄槽3のルート(第1のルートという)で送液される他、ポンプ48→管路49→モータバルブ50→消毒液蛇口51→洗浄槽3のルート(第2のルートという)で送液されるので、内視鏡2の外表面が消毒される。
なお、第2のルートを開設すると、消毒液の送液圧力が分散されて、内視鏡2の管路内部には十分に送り込めなくなることがあるが、先に第1のルートのみを開設して、消毒液を内視鏡2の管路内部に十分に送り込んでいるので、第2のルートを開設しても問題はない。
消毒液送入工程では、洗浄槽3内の水位レベルセンサが、洗浄槽3内の消毒液が規定量まで貯留されたことを検知すると、消毒液送入工程を完了し、ポンプ48を停止して、消毒液浸漬工程に移行する。
[消毒液浸漬工程]
内視鏡洗浄装置のコントロール部103は、消毒液浸漬工程では、所定の時間が経過すると、消毒液浸漬工程を完了し、消毒液回収工程に移行する。
なお、消毒液浸漬工程における電磁弁56〜59の開閉制御は、図15及び図8の切替タイミング(4)(3)の切替タイミングで実行する。
[消毒液回収工程] 内視鏡洗浄装置のコントロール部103は、消毒液回収工程では、洗浄槽3の消毒液を消毒タンク47内に回収するため、モータバルブ72,75を開にして、ポンプ74を起動する。
これにより、洗浄槽3の消毒液が排水口71からモータバルブ72,75を通って消毒タンク47内に回収される。
また、内視鏡2の管路内部に送気するため、電磁弁55〜59を開にして、エアポンプ54を起動する。ただし、電磁弁56〜59の開閉制御は、図16及び図8の切替タイミング(3)(1)(1)(1)(4)が示すタイミングで実施する。
これにより、大気がマニュホールド42に取り込まれ、マニュホールド42から大気が内視鏡2の送水・送気管2a、吸引管2b、鉗子管2c及び鉗子起上2d(または、副送水管)に送り込まれる。
消毒液回収工程では、洗浄槽3内の水位レベルセンサが、洗浄槽3内の消毒液が回収されたことを検知すると、消毒液回収工程を完了し、貯水工程に移行する。
[貯水工程] 内視鏡洗浄装置のコントロール部103は、貯水工程では、洗浄槽3に洗浄水を貯留するため、電磁弁25,29及びモータバルブ32を開にする。
この貯水工程では、洗浄剤の注入を行わない点を除いて、先に説明した貯水工程と同様であるため、詳細な説明は省略する。
ただし、電磁弁56〜59の開閉制御は、図17及び図8の切替タイミング(5)(5)(1)が示すタイミングで実施する。
[すすぎ工程]
次に、内視鏡洗浄装置のコントロール部103は、すすぎ工程では、洗浄槽3の洗浄水が所定の水量になるまで排出するため、モータバルブ72,75,76を開にして、ポンプ74,78を起動する。
これにより、洗浄槽3の洗浄水が排水口71から管路77を通って外部に排出される。
次に、コントロール部103は、洗浄槽3内の水位レベルセンサが、洗浄槽3の洗浄水が所定の水量になったことを検知すると、その洗浄水の排水を継続しながら、給水口から洗浄水を給水して、内視鏡2の外表面及び管路内部のすすぎを行うため、電磁弁29,34,56〜59及びモータバルブ32を開にする。ただし、電磁弁56〜59の開閉制御は、図18及び図8の切替タイミング(1)が示すタイミングで実施する。
これにより、給水口から取り込まれた水が渦流ノズル15から洗浄槽3に供給されるので、内視鏡2の外表面のすすぎが行われる。
また、給水口から取り込まれた水がマニュホールド42に取り込まれ、マニュホールド42から水が内視鏡2の送水・送気管2a、吸引管2b、鉗子管2c及び鉗子起上2d(または、副送水管)に送り込まれるので、内視鏡2の管路内部のすすぎが行われる。
コントロール部103は、所定時間が経過すると、すすぎ工程を完了し、排水工程に移行する。
[排水工程]
排水工程の第1段階と第2段階は、先に説明した排水工程と同様であるため説明を省略する。
内視鏡洗浄装置のコントロール部103は、排水工程の第3段階では、洗浄槽3内の水位レベルセンサが、洗浄槽3の洗浄水が空になったことを検知すると、内視鏡2の管路内部を殺菌するため、電磁弁55を閉にして、ポンプ44を起動する。
これにより、アルコールタンク7に貯留されているアルコールが、ポンプ44→逆止弁46→管路45→逆止弁43→マニュホールド42→電磁弁56〜59→送水・送気管2a、吸引管2b、鉗子管2c、鉗子起上2d(または、副送水管)→洗浄槽3のルートで送液されるので、送水・送気管2a、吸引管2b、鉗子管2c、鉗子起上2dの内部が殺菌される。
ただし、この場合も、アルコールを十分に鉗子起上2d(または、副送水管)に送り込むため、図19及び図8の切替タイミング(1)の切替タイミングで電磁弁56〜59を開閉する。
コントロール部103は、所定時間が経過すると、排水工程を完了し、送気工程に移行する。
[送気工程]
内視鏡洗浄装置のコントロール部103は、排水工程では、送水・送気管2a、吸引管2b、鉗子管2c、鉗子起上2dに残っているアルコールを蒸発させるため、ポンプ44を停止する一方、エアポンプ54を起動して、電磁弁55を開にする。ただし、電磁弁56〜59の開閉制御は、図20及び図8の切替タイミング(1)が示すタイミングで実施する。
これにより、大気がマニュホールド42に取り込まれ、マニュホールド42から大気が内視鏡2の送水・送気管2a、吸引管2b、鉗子管2c及び鉗子起上2d(または、副送水管)に送り込まれるので、送水・送気管2a、吸引管2b、鉗子管2c、鉗子起上2dに残っているアルコールが蒸発する。
コントロール部103は、所定時間が経過すると、送気工程を完了し、内視鏡の洗浄を終了する。図21は工程完了時の電磁弁56〜59の開閉状態を示している。
次に、内視鏡洗浄装置の配管消毒(自己装置消毒)工程について説明する。
配管消毒の作業は、必要に応じて行うものであり、給水元に接続している給水ホースを給水口から外し、装置背面の消毒接続口に接続する。
内視鏡洗浄装置のコントロール部103は、配管消毒工程の第1段階では、モータバルブ50,53を開にして、ポンプ48を起動する。
これにより、消毒タンク47に貯留されている消毒液が、ポンプ48→管路52→電磁弁53→マニュホールド42→電磁弁56〜59→送水・送気管2a、吸引管2b、鉗子管2c、鉗子起上2d(または、副送水管)→洗浄槽3のルートで送液されるので、消毒液が送液されるルートの配管が消毒される。
また、消毒タンク47に貯留されている消毒液が、ポンプ48→管路49→モータバルブ50→消毒液蛇口51→洗浄槽3のルートで送液されるので、消毒液が送液されるルートの配管が消毒される。
配管消毒工程の第2段階では、モータバルブ32,72,75,76を開にして、ポンプ74を起動する。
これにより、洗浄槽3の消毒液が、排水口71→モータバルブ72→ポンプ74→モータバルブ75,76→エアーアウト61→管路62→ミクロバブルノズル63→洗浄槽3のルートで送液されるので、消毒液が送液されるルートの配管が消毒される。
また、洗浄槽3の消毒液が、排水口71→モータバルブ72→ポンプ74→モータバルブ75,76→エアーアウト61→管路64→モータバルブ32→渦流ノズル15→洗浄槽3のルートで送液されるので、消毒液が送液されるルートの配管が消毒される。
配管消毒工程の第3段階では、モータバルブ91及び電磁弁25,29,34を開にする。
これにより、洗浄槽3の消毒液が、排水口71→モータバルブ72→ポンプ74→モータバルブ75,76,91→管路92→逆止弁93→消毒接続口→給水口→除菌フィルタ22→管路21→減圧弁23→管路24→電磁弁25→給水ノズル26→洗浄槽3のルートで送液されるので、消毒液が送液されるルートの配管が消毒される。
また、洗浄槽3の消毒液が、排水口71→モータバルブ72→ポンプ74→モータバルブ75,76,91→管路92→逆止弁93→消毒接続口→給水口→除菌フィルタ22→管路21→減圧弁23→管路28→逆止弁27→電磁弁29→モータバルブ32→渦流ノズル15→洗浄槽3のルートで送液されるので、消毒液が送液されるルートの配管が消毒される。
また、洗浄槽3の消毒液が、排水口71→モータバルブ72→ポンプ74→モータバルブ75,76,91→管路92→逆止弁93→消毒接続口→給水口→除菌フィルタ22→管路21→減圧弁23→管路28→逆止弁27→電磁弁29→管路33→電磁弁34→管路35→管路45→マニュホールド42→電磁弁56〜59→送水・送気管2a、吸引管2b、鉗子管2c、鉗子起上2d(または、副送水管)→洗浄槽3のルートで送液されるので、消毒液が送液されるルートの配管が消毒される。
配管消毒工程の第4段階では、第3段階において、消毒液を所定時間還流すると、その消毒液を排出するため、ポンプ78を起動する。
これにより、洗浄槽3の消毒液が排水口71から管路77を通って外部に排出される。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、送水・送気系を構成している管路の開閉を制御して、タンクに貯留されている液体又は大気を送り込む内視鏡2の管路を切り替える管路切替手段を設けるように構成したので、内視鏡2が微細径の管路を有している場合でも、その微細径の管路を十分に洗浄することができる効果を奏する。
具体的には、内視鏡2が有している複数の管路の中に鉗子起上2d(または、副送水管)が含まれている場合、その鉗子起上2d(または、副送水管)以外の送水・送気管2a、吸引管2b及び鉗子管2c内には液体又は大気を送り込まず、その鉗子起上2d(または、副送水管)にのみ液体又は大気を送り込む切替タイミングを備えるように構成したので、径が微細であり、かつ、内部にワイヤが存在している鉗子起上2d等にも、十分に液体や大気を送り込むことができる効果を奏する。
この実施の形態1では、鉗子起上2d(または、副送水管)以外の送水・送気管2a、吸引管2b及び鉗子管2c内には液体又は大気を送り込まず、その鉗子起上2d(または、副送水管)にのみ液体又は大気を送り込む切替タイミングを備えるものについて示したが、図11、図12、図14、図15、図16の符号Tに示すように、鉗子起上2d(または、副送水管)以外の送水・送気管2a、吸引管2b及び鉗子管2c内に液体又は大気を送り込む時間より、その鉗子起上2d(または、副送水管)内に液体又は大気を送り込む時間を長くするようにしてもよい。
この場合にも、径が微細であり、かつ、内部にワイヤが存在している鉗子起上2d等にも、十分に液体や大気を送り込むことができる効果を奏する。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、洗剤タンク6やアルコールタンク7に貯留されている洗剤やアルコール又は大気を内視鏡2の複数の管路に分配するマニュホールド42を設置しているものについて示したが、マニュホールド42が水平に設置されている場合、マニュホールド42の内に液体(消毒液、洗浄水、すすぎ水)が溜まることがある。
そこで、この実施の形態2では、マニュホールド42の内に溜まった液体を容易に廃液できるようにするため、マニュホールド42を斜めに設置して(例えば、マニュホールド42を右側に傾けて設置する)、例えば、マニュホールド42の右側に液体を集めるようにしている。図22はマニュホールド42を示す斜視図である。
即ち、図22に示すように、電磁弁59が閉じている間に、電磁弁56,57,58を開にして、大気をマニュホールド42に供給すると、マニュホールド42内の片側に偏って溜まった液体は、径が大きくて、流路抵抗が少ない送水・送気管2a、吸引管2b及び鉗子管2cを通じて容易に廃液させることが可能になる。この結果、電磁弁59を開にしたとき、P3カプラ14に対して、大気を容易かつ短時間で送通させることができる。
これにより、径が大きい送水・送気管2aなどをマニュホールド42の右側に接続すれば、マニュホールド42の内に溜まった液体を容易に廃液することができる効果を奏する。
実施の形態3.
上記実施の形態1では、1個の内視鏡2を洗浄槽3にセットして洗浄するものについて示したが、この実施の形態3では、2個の内視鏡2を洗浄槽3にセットして洗浄するものについて説明する。
図23はこの発明の実施の形態3による内視鏡洗浄装置の配管系統を示す構成図であり、図において、図5と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
逆止弁111は減圧弁23の2次側に接続され、管路112は電磁弁113を介して管路45と接続されている。
モータバルブ114は洗浄槽3の排出口71と排水槽115の間に接続されている。
エアポンプ116は外部から大気を取り込み、その大気を電磁弁117を介して気泡吹出口118から出力する。
上記実施の形態1では、内視鏡洗浄装置のコントロール部103が、図8及び図9における7通りの切替タイミングのいずれかを実施して、電磁弁56〜59を開閉するが、この実施の形態1では、内視鏡洗浄装置のコントロール部103が、図24の“管路切替タイミング”の欄に示すように、図25及び図26における9通りの切替タイミングのいずれかを実施して、電磁弁56〜59を開閉する。
具体的には、消毒液送入工程においてのみ、上記実施の形態1と相違している。
消毒液送入工程において、上記実施の形態1では、(6)(6)(4)(7)(1)の切替タイミングを実施しているが、この実施の形態3では、(6)(6)(4)(7)(8)(9)(1)の切替タイミングを実施するようにしている。
なお、図27〜図38は各工程の具体的な切替タイミングを示している。
この実施の形態3のように、2個の内視鏡2を洗浄槽3にセットして洗浄する場合でも、上記実施の形態1と同様に、鉗子起上2d(または、副送水管)にのみ液体又は大気を送り込む切替タイミングを備えるようにしているので、径が微細であり、かつ、内部にワイヤが存在している鉗子起上2d等にも、十分に液体や大気を送り込むことができる効果を奏する。
なお、図28、図29、図31、図32、図33の符号Tに示すように、鉗子起上2d(または、副送水管)以外の送水・送気管2a、吸引管2b及び鉗子管2c内に液体又は大気を送り込む時間より、その鉗子起上2d(または、副送水管)内に液体又は大気を送り込む時間を長くするようにしてもよい。
この場合にも、径が微細であり、かつ、内部にワイヤが存在している鉗子起上2d等にも、十分に液体や大気を送り込むことができる効果を奏する。
この発明の実施の形態1による内視鏡洗浄装置を示す正面図である。 この発明の実施の形態1による内視鏡洗浄装置を示す背面図である。 この発明の実施の形態1による内視鏡洗浄装置を示す上面図である。 内視鏡が収納されている洗浄槽を示す上面図である。 この発明の実施の形態1による内視鏡洗浄装置の配管系統を示す構成図である。 この発明の実施の形態1による内視鏡洗浄装置の電気系統を示す構成図である。 内視鏡洗浄プログラムのチャート構成を示す説明図である。 送水・送気の具体的なタイミングを示す説明図である。 送水・送気の具体的なタイミングを示す説明図である。 貯水工程の切替タイミングを示す説明図である。 ポンプ起動準備工程の切替タイミングを示す説明図である。 洗浄工程の切替タイミングを示す説明図である。 排水工程の切替タイミングを示す説明図である。 消毒液送入工程の切替タイミングを示す説明図である。 消毒液浸漬工程の切替タイミングを示す説明図である。 消毒液回収工程の切替タイミングを示す説明図である。 貯水工程の切替タイミングを示す説明図である。 すすぎ工程の切替タイミングを示す説明図である。 排水工程の切替タイミングを示す説明図である。 送気工程の切替タイミングを示す説明図である。 工程完了の切替タイミングを示す説明図である。 マニュホールドを示す斜視図である。 この発明の実施の形態3による内視鏡洗浄装置の配管系統を示す構成図である。 内視鏡洗浄プログラムのチャート構成を示す説明図である。 送水・送気の具体的なタイミングを示す説明図である。 送水・送気の具体的なタイミングを示す説明図である。 貯水工程の切替タイミングを示す説明図である。 ポンプ起動準備工程の切替タイミングを示す説明図である。 洗浄工程の切替タイミングを示す説明図である。 排水工程の切替タイミングを示す説明図である。 消毒液送入工程の切替タイミングを示す説明図である。 消毒液浸漬工程の切替タイミングを示す説明図である。 消毒液回収工程の切替タイミングを示す説明図である。 貯水工程の切替タイミングを示す説明図である。 すすぎ工程の切替タイミングを示す説明図である。 排水工程の切替タイミングを示す説明図である。 送気工程の切替タイミングを示す説明図である。 工程完了の切替タイミングを示す説明図である。
符号の説明
1 本体
2 内視鏡
2a 送水・送気管
2b 吸引管
2c 鉗子管
2d 鉗子起上(または、副送水管)
3 洗浄槽
4 防水カバー
5 ボトルラック
6 洗剤タンク(送水・送気系)
7 アルコールタンク(送水・送気系)
8 水フィルタカートリッジ
9 操作パネル
11 送気カプラ
12 吸引カプラ
13 鉗子カプラ
14 P3カプラ
15 渦流ノズル
21 管路
22 除菌フィルタ
23 減圧弁
24 管路
25 電磁弁
26 給水ノズル
27 管路
28 逆止弁
29 電磁弁
30 管路
31 管路
32 モータバルブ
33 管路
34 電磁弁
35 管路
40 ポンプ(送水・送気系)
41 電磁弁(管路切替手段)
42 マニュホールド(送水・送気系)
43 逆止弁(送水・送気系)
44 ポンプ
45 管路(送水・送気系)
46 逆止弁(送水・送気系)
47 消毒タンク(送水・送気系)
48 ポンプ(送水・送気系)
49 管路
50 モータバルブ
51 消毒液蛇口
52 管路(送水・送気系)
53 電磁弁(管路切替手段)
54 エアポンプ(送水・送気系)
55 電磁弁(管路切替手段)
56 電磁弁(管路切替手段)
57 電磁弁(管路切替手段)
58 電磁弁(管路切替手段)
59 電磁弁(管路切替手段)
61 エアーアウト(送水・送気系)
62 管路(送水・送気系)
63 ミクロバブルノズル
64 管路
65 管路(送水・送気系)
66 電磁弁(管路切替手段)
71 排水口
72 モータバルブ
73 電磁弁
74 ポンプ(排水系)
75 モータバルブ
76 モータバルブ
76 モータバルブ
77 管路(排水系)
78 ポンプ(排水系)
81 エアポンプ
82 漏水検知カプラ
83 オーバーフロー口
84 エアー抜きプラグ
91 モータバルブ
92 管路
93 逆止弁
101 電源部
102 センサ
103 コントロール部
104 駆動部
111 逆止弁
112 管路
113 電磁弁
114 モータバルブ
115 排水槽
116 エアポンプ
117 電磁弁
118 気泡吹出口

Claims (11)

  1. 複数の管路を有する内視鏡を収納する洗浄槽と、タンクに貯留されている液体又は大気を上記内視鏡の管路内に送り込む送水・送気系と、上記内視鏡の管路内を通じて上記洗浄槽に貯留された液体を排水する排水系と、上記送水・送気系を構成している管路の開閉を制御して、上記タンクに貯留されている液体又は大気を送り込む上記内視鏡の管路を切り替える管路切替手段とを備えた内視鏡洗浄装置。
  2. 管路切替手段は、内視鏡が有している複数の管路の中に鉗子起上又は副送水管が含まれている場合、その鉗子起上又は副送水管以外の管路内には液体又は大気を送り込まず、その鉗子起上又は副送水管内にのみ液体又は大気を送り込む切替タイミングを備えていることを特徴とする請求項1記載の内視鏡洗浄装置。
  3. 管路切替手段は、内視鏡が有している複数の管路の中に鉗子起上又は副送水管が含まれている場合、その鉗子起上又は副送水管以外の管路内に液体又は大気を送り込む時間より、その鉗子起上又は副送水管内に液体又は大気を送り込む時間を長くしていることを特徴とする請求項1記載の内視鏡洗浄装置。
  4. タンクに貯留されている液体を内視鏡の複数の管路に分配する送水・送気系のマニュホールドが傾斜設置されていることを特徴とする請求項1記載の内視鏡洗浄装置。
  5. 複数の管路を有する内視鏡を収納する洗浄槽と、タンクに貯留されている液体又は大気を上記内視鏡の管路内に送り込む送水・送気系と、上記内視鏡の管路内を通じて上記洗浄槽に貯留された液体を排水する排水系とを備えた内視鏡洗浄装置において、上記送水・送気系が上記タンクに貯留されている液体を上記内視鏡の複数の管路に分配するマニュホールドを用いて構成され、そのマニュホールドが傾斜設置されていることを特徴とする内視鏡洗浄装置。
  6. 複数の管路を有する内視鏡が洗浄槽に収納されているとき、送水・送気系を通じて、タンクに貯留されている液体又は大気を上記内視鏡の管路内に送り込む送水・送気手順と、上記内視鏡の管路内を通じて上記洗浄槽に貯留された液体を、排水系を通じて排水する排水手順とをコンピュータに実行させる内視鏡洗浄プログラムにおいて、上記送水・送気手順は、上記送水・送気系を構成している管路の開閉を制御して、上記タンクに貯留されている液体又は大気を送り込む上記内視鏡の管路を切り替える管路切替手順を備えていることを特徴とする内視鏡洗浄プログラム。
  7. 管路切替手順は、内視鏡が有している複数の管路の中に鉗子起上又は副送水管が含まれている場合、その鉗子起上又は副送水管以外の管路内には液体又は大気を送り込まず、その鉗子起上又は副送水管内にのみ液体又は大気を送り込む切替タイミングを備えていることを特徴とする請求項6記載の内視鏡洗浄プログラム。
  8. 管路切替手順は、内視鏡が有している複数の管路の中に鉗子起上又は副送水管が含まれている場合、その鉗子起上又は副送水管以外の管路内に液体又は大気を送り込む時間より、その鉗子起上又は副送水管内に液体又は大気を送り込む時間を長くしていることを特徴とする請求項6記載の内視鏡洗浄プログラム。
  9. 複数の管路を有する内視鏡が洗浄槽に収納されているとき、タンクに貯留されている液体又は大気を上記内視鏡の管路内に送り込む内視鏡洗浄装置の制御装置において、送水・送気系を構成している管路の開閉を制御して、上記タンクに貯留されている液体又は大気を送り込む上記内視鏡の管路を切り替える管路切替手段を備えていることを特徴とする内視鏡洗浄装置の制御装置。
  10. 管路切替手段は、内視鏡が有している複数の管路の中に鉗子起上又は副送水管が含まれている場合、その鉗子起上又は副送水管以外の管路内には液体又は大気を送り込まず、その鉗子起上又は副送水管内にのみ液体又は大気を送り込む切替タイミングを備えていることを特徴とする請求項9記載の内視鏡洗浄装置の制御装置。
  11. 管路切替手段は、内視鏡が有している複数の管路の中に鉗子起上又は副送水管が含まれている場合、その鉗子起上又は副送水管以外の管路内に液体又は大気を送り込む時間より、その鉗子起上又は副送水管内に液体又は大気を送り込む時間を長くしていることを特徴とする請求項9記載の内視鏡洗浄装置の制御装置。
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