JP2008025246A - 配管洗浄システム - Google Patents

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Norimichi Tsuchigishi
教通 土岸
Mitsuharu Ujiie
光晴 氏家
Ryohei Suga
良平 須賀
Takahiro Kobayashi
毅博 小林
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Abstract

【構成】 配管洗浄システム10は、洗浄ノズル12を含み、洗浄ノズル12から噴射する洗浄水によって排水配管18の内部を洗浄する。洗浄ノズル10は、たとえば、排水横引き管26,28の上流側端部および中継部に予め配管される。洗浄ノズル12には、供給管14が接続され、供給管14の端部は居住区域外まで延びて配管される。供給管14の端部には、高圧洗浄車38などが備える給水管40と結合される供給部16が設けられる。洗浄作業を行うときには、給水管40と供給部16とを接続し、給水管40から供給管14に対して洗浄水を供給する。供給された洗浄水は、供給管14を通って洗浄ノズル12まで導かれ、洗浄ノズル12から排水方向に向かって噴射される。
【効果】 排水配管に洗浄ノズルおよび供給管が予め設けられるので、簡易な作業によって、信頼性の高い洗浄作業を行うことができる。また、供給部を居住区域外に設けることによって、居住区域外からの洗浄作業が可能となる。
【選択図】図1

Description

この発明は配管洗浄システムに関し、特にたとえば、居住区域内に敷設された排水配管の内部を洗浄する、配管洗浄システムに関する。
背景技術の一例が特許文献1に開示される。特許文献1の技術では、洗浄ノズル付ホースを通すことができるガイド配管の一端を生活器具と排水横枝管との間に接続し、他端を居住区域内或いは居住区域外に固定する。この他端側から洗浄ノズル付ホースを挿入して、洗浄ノズルを排水横枝管まで導き、洗浄水を洗浄ノズルから噴射することによって排水横枝管内を洗浄する。
特開2005−29952号公報[E03C 1/306]
特許文献1の技術では、洗浄作業時に洗浄ノズル付ホースの繰り出しおよび巻き取りを行う必要があるため、たとえば居住区域外から洗浄作業を行う場合のように洗浄ノズル付ホースの挿入口から洗浄したい排水横枝管までの距離が長い場合、または洗浄したい排水横枝管の管長が長い場合などには、洗浄作業に手間および時間がかかる。
また、洗浄作業者は、挿入した洗浄ノズル付ホースの先端部が排水配管内のどの位置まで到達したか分かり難い。このため、洗浄ノズル付ホースの挿入が足りずに排水横枝管内の洗浄が不十分になったり、洗浄ノズル付ホースを挿入しすぎてその先端部が排水立て管等にぶつかって思わぬ方向に曲がり、排水配管内に逆流を生じさせたりする。
それゆえに、この発明の主たる目的は、信頼性が高く、かつ簡易な作業によって排水配管内の洗浄作業を行うことができる、配管洗浄システムを提供することである。
請求項1の発明は、居住区域内に敷設された排水配管の内部を洗浄する配管洗浄システムであって、排水配管に設けられて排水方向に向けて洗浄水を噴射する洗浄ノズル、洗浄ノズルと接続されて居住区域外まで延びて配管される供給管、および居住区域外において供給管に設けられて洗浄水が供給される供給部を備える、配管洗浄システムである。
請求項1の発明では、洗浄ノズル(12:実施例で相当する参照番号。以下同じ。)から洗浄水を噴射することによって、排水配管(18)の内部を洗浄する。洗浄ノズルは、たとえばノズル継手(34,36)によって排水配管に接続され、洗浄ノズルには、供給管(14)が接続される。供給管は、洗浄ノズルから居住区域外、たとえばマンションの共用部まで延びて配管される。供給管には、居住区域外において供給部(16)が設けられる。供給部には、たとえば、高圧洗浄車(38)などの給水源から洗浄水が供給される。洗浄作業を行うときには、たとえば、供給部と高圧洗浄車などが備える給水管(40)とを結合して、給水管から供給管に対して洗浄水を供給する。この洗浄水は、供給管を通って洗浄ノズルまで導かれ、洗浄ノズルから排水方向に向けて噴射される。これによって、排水配管の内部が洗浄される。
請求項1の発明によれば、洗浄ノズルおよび供給管を予め配管しておくので、供給管に対して洗浄水を供給するだけで排水配管内の洗浄作業を行うことができる。したがって、洗浄作業を行うときには、洗浄ノズル付ホースを排水配管内に挿入する必要が無く、簡易な作業によって、信頼性の高い洗浄作業を行うことができる。
また、供給管を居住区域外まで配管し、供給部を居住区域外に設けることによって、居住区域外からの洗浄作業が可能となる。
請求項2の発明は、請求項1の発明に従属し、排水配管は排水横引き管を含み、洗浄ノズルを排水横引き管の上流側端部に設ける。
請求項2の発明では、洗浄ノズル(12)を排水横引き管、たとえば排水横枝管(26)および排水横主管(28)の上流側端部に設ける。これによって、排水の流れが悪くなる排水横引き管の内部を効率よく洗浄できる。
請求項3の発明は、請求項1または2の発明に従属し、排水配管は排水横引き管に設けられる中継部を含み、洗浄ノズルを中継部に設ける。
請求項3の発明では、洗浄ノズル(12)を排水横引き管(26,28)に設けられる中継部に設ける。ここで中継部とは、排水配管(18)を中継するエルボやソケットなどの継手を用いる箇所をいい、中継部には、排水横引き管の曲がり部、排水横引き管の比較的長い直線部の一部、および排水横引き管が排水立て管や他の排水横引き管などと合流する合流部などを含む。これによって、排水配管内の汚れ易く、ゴミが堆積し易い箇所をより確実に洗浄することができる。
この発明によれば、洗浄ノズルおよび供給管が予め配管され、洗浄作業時に洗浄ノズル付ホースを排水配管の内部に挿入する必要が無いので、簡易な作業によって、信頼性の高い排水配管内の洗浄作業を行うことができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1を参照して、この発明の一実施例である配管洗浄システム10は、排水配管18に接続した洗浄ノズル12から洗浄液を噴射することによって、居住区域内、たとえばマンション或いは戸建住宅などの床下や天井裏などに敷設された排水配管18の内部を洗浄する。排水配管18は、排水横引き管26,28、すなわち排水横枝管26および排水横主管28を含み、台所流し台20やトイレなどの排水設備から排出された排水を居住区域外に設けられる下水管などまで導く。
図1および図2に示すように、たとえば、マンションに設置された台所流し台20には、排水トラップ22が設けられており、その排水トラップ22の下流端には、合流継手24aを介して排水横枝管26が接続される。この排水横枝管26の下流端には、合流継手24bを介して排水横主管28が接続され、排水横主管28の下流端には、合流継手24cを介して排水立て管30が接続される。したがって、台所流し台20からの排水は、排水トラップ22を介して排水横枝管26に流入し、さらに排水横主管28を経て排水立て管30まで導かれ、居住区域外の下水管などに排出される。
洗浄ノズル12は、前方噴射式のノズルであって、耐食性を有する材質、たとえば合成樹脂やステンレスによって形成される。たとえば、図3に示すように、洗浄ノズル12の一方端には噴射口32が形成され、他方端には供給管14と接続される供給管接続部12aが形成され、胴体部外面側にはノズル継手34,36と接続される継手接続部12bが形成される。なお、洗浄ノズル12の形状および形式は、特に限定されず、排水配管18の管径や管長、或いは噴射する洗浄水の圧力などの適用条件によって適宜選択可能であり、洗浄ノズル12には、コーンパターンノズル、ストレートパターンノズルおよびフラットパターンノズル等を用いることができる。また、1つの洗浄ノズル12が複数の噴射口32を有していてもよい。ただし、洗浄ノズル12が排水配管18内を流れる排水に浸かってしまう場合も考えられるので、排水による詰まりが生じ難い洗浄ノズル12を選択することが望ましい。
洗浄ノズル12は、ノズル継手、たとえばキャップ型ノズル継手34やソケット型ノズル継手36などによって、排水配管18において排水の流れが悪くなる箇所、ゴミが堆積し易い箇所、および汚れ易い箇所などに対して洗浄水を噴射できるように排水配管18に接続される。たとえば、洗浄ノズル12は、排水横引き管26,28の上流側端部や中継部に接続される。ここで、中継部とは、排水配管18を中継する、或いは接続するエルボやソケットなどの継手を用いる箇所をいい、中継部には、排水横引き管26,28の曲がり部、排水横引き管26,28の比較的長い直線部の一部、および排水横引き管26,28が排水立て管30や他の排水横引き管26,28などと合流する合流部などを含む。
具体的には、図1−5に示すように、洗浄ノズル12は、排水トラップ22と排水横枝管26とを接続する合流継手24aの上流側端部、および排水横枝管26と排水横主管28とを接続する合流継手24bの上流側端部に、その噴射口32を排水の下流方向に向けて接続される。これらの接続位置は、上述の排水横引き管26,28の上流側端部に相当し、かつ中継部にも相当する。また、洗浄ノズル12は、排水横枝管26の直線部の中央部に、その噴射口32を排水の下流方向に向けて接続される。この接続位置は、上述の排水横引き管26,28の中継部に相当する。
キャップ型ノズル継手34は、排水横引き管26,28の上流側端部に洗浄ノズル12を接続する継手であって、合成樹脂或いはステンレスなどによって形成される。キャップ型ノズル継手34は、たとえば、短円筒形状の胴体部34aおよびその一方端に設けられる円板形状の円板部34bを有する、断面が「コ」字形のキャップ形状に形成される。胴体部34aの他端は開口しており、そこから排水横引き管26,28の上流側端部を挿入し、接着接合等することによって、キャップ型ノズル継手34は排水配管18の上流側端部に接続される。また、円板部34bにはノズル接続部34cが設けられる。このノズル接続部34cと洗浄ノズル12の継手接続部12bとを接着接合等することによって、キャップ型ノズル継手34に洗浄ノズル12が接続される。ただし、キャップ型ノズル継手34と洗浄ノズル12とは、上述のように、別々に成形して接着接合等することもできるが、一体的に成形することもできる。なお、ノズル接続部34cは、洗浄ノズル12が排水配管18内を流れる排水に浸かり難くなるように、なるべく高い位置に設けることが望ましい。
ソケット型ノズル継手36は、たとえば、排水配管18の比較的長い直線部や合流部の上流側に洗浄ノズル12を接続する継手であって、合成樹脂或いはステンレスなどによって形成される。ソケット型ノズル継手36は、円筒状の本体36aおよびその両端に設けられる配管接続部36bを有するソケット形状に形成される。配管接続部36bは、たとえば受口構造をしており、この受口に排水配管18の端部をそれぞれ挿入し、接着接合等することによって、ソケット型ノズル継手36は排水配管18に接続される。また、本体36aの側面部にはノズル接続部36cが設けられる。このノズル接続部36cと洗浄ノズル12の継手接続部12bとを接着接合等することによって、ソケット型ノズル継手36に洗浄ノズル12が接続される。ただし、ソケット型ノズル継手36と洗浄ノズル12とは、キャップ型ノズル継手34と同様に、一体的に成形することもできる。なお、洗浄ノズル12が排水配管18内を流れる排水に浸かり難くなるように、ノズル接続部36cは本体側面部の最上部である管頂に設けることが望ましく、また、洗浄ノズル12とソケット型ノズル継手36とを接続したときに、洗浄ノズル12の端部、すなわち噴射口32がソケット型ノズル継手36の内周面から突出しないことが望ましい。
供給管14は、たとえば、架橋ポリエチレンなどの合成樹脂或いはステンレスによって形成される高圧ホースであって、高圧の流体を流しても破損されない強度を有する。供給管14の管径は、たとえば10−20mmである。ただし、供給管14の種類や管径などは、これに限定されず、排水配管18の管径や内部を流れる洗浄水の圧力などの適用条件によって適宜選択可能である。供給管14の一方端には、洗浄ノズル12の供給管接続部12aが接続され、供給管14は、洗浄ノズル12から居住区域外まで延びて配管される。供給管14の他端には、洗浄作業時に高圧洗浄車38などの給水源から洗浄水が供給される供給部16が設けられる。
供給部16は、洗浄水が流入する供給口であると共に、高圧洗浄車38などが備える給水管40と結合される結合部でもあり、居住区域外、たとえばマンションの共用部に配置される。具体例としては、図2に示すように、マンションの各部屋の玄関付近に設置されるメーターボックス(MB)内に設けられる。供給部16には、図6に示すように、カプラ(登録商標)44などを用いることができる。たとえば、供給管14の端部にカプラ44のソケット側を接続しておき、給水管40の端部にカプラ44のプラグ側を接続しておく。つまり、供給管14の端部に接続されるカプラ44のソケット側が供給部16であり、給水管40の端部に接続されるカプラ44のプラグ側が洗浄水を吐出する吐出口42である。カプラ44を用いることによって、排水配管18内の洗浄作業時における給水管40と供給管14との接続が簡単に行える。
上述のような配管洗浄システム10によって排水配管18の内部を洗浄する場合には、図1に示すように、たとえば、洗浄水を貯留したタンクおよび高圧ポンプ(図示せず)を備えた高圧洗浄車38を用意する。高圧洗浄車38には、タンクに貯留した洗浄水を供給する給水管40が設けられている。給水管40の端部には、上述したように、カプラ44のプラグ側が接続され、給水管40の端部は、供給部16に結合される部位であると共に洗浄水を吐出する吐出口42となる。
洗浄作業を行う時には、洗浄作業者は、供給部16に吐出口42を接続し、高圧洗浄車38が備える高圧ポンプを作動させる。すると、タンクに貯留された洗浄水が高圧で供給管14に供給される。この洗浄水は、供給管14を通って洗浄ノズル12まで導かれ、洗浄ノズル12の噴射口32から高圧噴射される。この高圧噴射された洗浄水によって、排水配管18の内部のゴミや付着した汚れなどが洗い流される。この高圧噴射による洗浄作業は、たとえば1年に1−2回行うとよい。なお、高圧洗浄車38などによって供給する洗浄水の圧力および洗浄時間などは、排水配管18の配管構造などに応じて、適宜設定される。
また、吐出口42の先端にバルブを設け、高圧ポンプを作動させた状態で、当該バルブを開閉することによって洗浄作業を行うこともできる。
なお、1つの洗浄ノズル12によって洗浄される範囲は、たとえば、排水横引き管26,28の管軸方向に対して、3−5mであり、排水横引き管26,28の内周方向に対して、管底を中心とした240°である。洗浄可能な範囲を管底を中心とした240°にしたのは、通常、排水配管18は、内部を流れる排水が満水状態にならないように設計されるため、排水横引き管26,28の内部の汚れはその底面部に集中し、その内面上部はほぼ汚れることが無いからである。ただし、この洗浄可能な範囲は、排水配管18の管径、管長および配管構造や洗浄水の圧力などに応じて適宜変更可能である。
このように、洗浄ノズル12および供給管14を排水配管18に予め接続することによって、洗浄作業時に洗浄ノズル付ホースなどを排水配管18内に挿入したり、巻き取ったりする必要が無くなるため、洗浄作業にかかる時間や手間を大幅に削減できる。また、排水配管18内の汚れ易い箇所に洗浄液が噴射されるように、洗浄ノズル12を排水配管18に接続するので、洗浄不足は生じ難く、信頼性の高い洗浄作業を行うことができる。
また、供給管14を居住区域外まで配管し、供給部16を居住区域外に設けることによって、居住区域外からの洗浄作業が可能となり、洗浄作業に住人の立会いが不要となるため、住人の負担が減少し、プライバシーも保護される。
さらに、高圧洗浄ができるため、排水配管18内にゴミや汚れが堆積してしまった場合にも、確実にそれらを洗い流すことができる。
また、洗浄ノズル12および供給管14を排水配管18内に設けるというシンプルな設備によって洗浄作業が可能であるので、特別な維持管理は不要である。
また、高圧洗浄車38が備えるタンクに貯留した洗浄水を利用し、水道管と供給管14とを直接接続しないので、水道管に排水が逆流することが無く、排水によって水道水が汚染されることが無い。さらに、タンクに貯留した洗浄水に防汚効果や殺菌効果のある薬液を添加することで、より効果的に洗浄作業を行うこともできる。
なお、複数の洗浄ノズル12を排水配管18に接続する場合、複数の供給管14が配管されるが、この場合には、洗浄ノズル12毎に供給管14を枝状に分岐する先分岐配管、或いはヘッダ配管などを用いて複数の供給管14の端部を1つにまとめてよい。これによって、1つの供給部16に対して洗浄水を供給するだけで、1度に複数の洗浄ノズル12から洗浄水を噴射することができる。ただし、複数の洗浄ノズル12から同時に洗浄水を噴射する場合、排水配管18内が満水状態になる恐れがあるが、この恐れがある場合には、たとえば排水配管18の最上流部に吸気弁(図示せず)を設けることもできる。これによって、洗浄作業による排水配管18内での満水状態の発生を防ぐことができる。また、複数の洗浄ノズル12から同時に洗浄水を噴射する代わりに、たとえば、排水配管18の下流側に接続した洗浄ノズル12から順番に洗浄水を噴射していくようにして、排水配管18内を洗浄してもよい。
また、上述の実施例では、キャップ型ノズル継手34やソケット型ノズル継手36を用いて洗浄ノズル12を排水配管18に接続したが、ノズル継手の形状は、これらに限定されない。たとえば、合流継手(たとえば、T継手やY継手)の胴体部の上部に洗浄ノズル12を設ける合流継手型のノズル継手を用いてもよいし、エルボの胴体部に洗浄ノズル12を設けるエルボ型のノズル継手を用いてもよい。ただし、これらのノズル継手を用いても、洗浄ノズル12は、その噴射口32を排水の下流方向に向けて排水配管18に接続される。
また、上述の実施例では、排水横引き管26,28の上流側端部には、キャップ型ノズル継手34を用いて洗浄ノズル12を接続したが、これに限定されず、ソケット型ノズル継手36や合流継手型のノズル継手などを用いて排水横引き管26,28の上流側端部に洗浄ノズル12を接続することもできる。この場合には、図7に示すように、たとえば蓋部材46を用いてソケット型ノズル継手36の一方端を水密的に封止するとよい。蓋部材46は、たとえば、合成樹脂などによって形成され、一方端に斜面を有する略斜切円柱形に形成される。蓋部材46を略斜切円柱形に形成することによって、ソケット型ノズル継手36の内面側底部の隅に溜まるゴミや汚れを防止することができる。また、キャップ型ノズル継手34の代わりにソケット型ノズル継手36を用いることによって、洗浄ノズル12を排水横引き管26,28の管頂部に設けることができるため、洗浄ノズル12が排水配管18を流れる排水に浸かり難くなる。
また、上述の実施例では、合流継手24a,24bの上流側端部や排水横枝管26の中央部に洗浄ノズル12を接続したが、洗浄ノズル12の接続位置は、排水配管18の配管構造や1つの洗浄ノズルによる洗浄可能な範囲などに応じて、適宜設定される。たとえば、排水横引き管26,28に5m以上の直線部がある場合には、3mごとに洗浄ノズル12を接続してもよい。また、たとえば、上述の排水横引き管26,28の上流側端部および中継部のそれぞれに洗浄ノズル12を接続することもできるし、上流側端部から中継部までの距離が短い場合には、上流側端部にだけ洗浄ノズル12を接続し、中継部には洗浄ノズル12を接続しないこともできる。なお、洗浄ノズル12を排水横引き管26,28に接続するだけでなく、排水立て管30や排水トラップ22にも接続して、それらの内部を洗浄することもできる。
また、上述の実施例では、高圧洗浄車38を用いて洗浄水を供給したが、これに限定されず、たとえば携帯用の高圧洗浄機を用いることもできる。また、水道管と接続された給水立て管を予め配管しておき、この給水立て管と供給管14とをバルブを介して接続して、バルブ操作によって洗浄水、すなわち水道水を供給管14に対して供給するようにしてもよい。また、雨水などを貯留する貯留タンクおよびポンプを居住区域外に設けておき、貯留した雨水などを洗浄水として利用することもできる。
また、上述の実施例では、高圧洗浄のみを行ったが、高圧洗浄の代わりに、或いは高圧洗浄と組み合わせて、たとえば0.1−0.3MPaの給水圧によって排水配管18内を洗浄することもできる。0.1−0.3MPaの給水圧による洗浄作業は、たとえば、1日に1回行うとよい。これによって、排水配管18内に汚れが付着する前に定期的に排水配管18内を清掃することができ、排水配管18内の汚れの付着やゴミの残留を予防することができるので、高圧での洗浄作業の頻度を減少させる、或いは高圧での洗浄作業を無くすことができる。
また、上述の実施例では、洗浄水を洗浄ノズル12から噴射したが、圧縮空気を噴射してもよい。たとえば、コンプレッサによって圧縮空気を生成し、この圧縮空気を洗浄ノズル12から噴射することによって排水配管18内の残留物を押し流し、排水配管18内を洗浄することもできる。
また、上述の実施例では、台所流し台20からの排水を流す排水配管18に配管洗浄システム10を適用したが、これに限定されず、トイレ、風呂、洗濯機および洗面所などの排水設備からの排水を流す排水配管18にも配管洗浄システム10を適用でき、さらに複数の排水設備からの排水を流す排水配管18にも配管洗浄システム10を適用できる。
この発明の一実施例の配管洗浄システムおよび給水源である高圧洗浄車を示す概念図である。 図1に示す配管洗浄システムをマンションの台所流し台からの排水を流す排水配管に適用した一適用例を示す平面図である。 図1に示す配管洗浄システムの一部を示す横断面図である。 図1に示す配管洗浄システムの一部を示す側面図である。 図1に示す配管洗浄システムの一部を示す平面図である。 図1に示す配管洗浄システムの供給部と吐出口とを接続した状態を示す横断面図である。 ソケット型ノズル継手を排水横引き管の端部に用いた一例を示す横断面図である。
符号の説明
10 …配管洗浄システム
12 …洗浄ノズル
14 …供給管
16 …供給部
18 …排水配管
20 …台所流し台
24a,24b,24c …合流継手
26 …排水横枝管
28 …排水横主管
30 …排水立て管
34 …キャップ型ノズル継手
36 …ソケット型ノズル継手
40 …給水管

Claims (3)

  1. 居住区域内に敷設された排水配管の内部を洗浄する配管洗浄システムであって、
    前記排水配管に設けられて、排水方向に向けて洗浄水を噴射する洗浄ノズル、
    前記洗浄ノズルと接続されて、居住区域外まで延びて配管される供給管、および
    前記居住区域外において前記供給管に設けられて、前記洗浄水が供給される供給部を備える、配管洗浄システム。
  2. 前記排水配管は排水横引き管を含み、前記洗浄ノズルを前記排水横引き管の上流側端部に設ける、請求項1記載の配管洗浄システム。
  3. 前記排水配管は前記排水横引き管に設けられる中継部を含み、前記洗浄ノズルを前記中継部に設ける、請求項1または2記載の配管洗浄システム。
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