JP4255719B2 - 排水管の洗浄方法とその装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、排水管を洗浄するための方法とそれに用いる装置に関し、特にディスポーザ処理器を装備する排水管の洗浄方法とその装置に関するものである。
【0002】
【従来技術と問題点】
従来、排水管の内部に溜まった汚れを洗浄するためには、排水管にホースを挿入し、ホースの先端に取り付けられたノズルから高圧の水を噴射して溜まった汚れを洗浄している。すなわち、高圧洗浄である。
この高圧洗浄の方式には、洗浄水後方噴射方式と洗浄水前方噴射方式とがあるが、一般的には前者の洗浄水後方噴射方式が多く用いられている。洗浄水後方噴射方式は、排水管に設けられている清掃口やシンク等の排水口よりノズルが取り付けられたホースを一定の長さまで挿入し、その地点よりノズルから高圧の水を略後方に噴射させると共に、挿入したホースを引き寄せながら排水管の内部に溜まった汚れを洗浄する方式である。この方法によれば、集合住宅の通路を移動可能な小型の高圧洗浄機を用いて行うことができる。
【0003】
そして、高層集合住宅の排水立本管に接続される横引き排水管を洗浄する場合も、上述の洗浄水後方噴射方式による高圧洗浄が行われており、その高圧洗浄によって洗い落とされた汚れはホースの引き寄せと共に、ホースの挿入口である清掃口へ集積される。その後、清掃口あるいはシンク等の排水口から水を流して集積された汚れを排水立本管に向けて押し流すことによって、横引き排水管の洗浄を完了させることができた。
しかして、昨今のシンクはディスポーザ処理器を装備するものが多く、従来では直接ゴミとして捨てられていた卵の殻や貝殻がディスポーザ処理器によって破砕され、排水と共に排水管に流されるようになっため、横引き排水管には破砕された卵の殻や貝殻が多く堆積するようになった。
【0004】
そして、この卵の殻や貝殻の重い堆積物によって洗浄水後方噴射方式による横引き排水管の高圧洗浄を行うことができなくなってしまった。それは、排水口から流した流水程度の勢いでは、汚れを排水立本管に向けて押し流すに必要な流力がないからである。
このことから、洗浄水後方噴射方式に代わって前述の洗浄水前方噴射方式が用いられるようになった。この洗浄水前方噴射方式は、排水管に設けられている清掃口やシンク等の排水口よりノズルが取り付けられたホースを挿入し、その地点よりノズルから高圧の水を略前方に噴射させると共に、挿入したホースを押し込みながら排水管の内部に溜まった汚れを洗浄する方式である。そして、この方式を用いることで横引き排水管の汚れを排水立本管に向けて押し流すのである。
【0005】
しかし、洗浄水前方噴射方式による高圧洗浄を用いることによる極めて重大な問題が隠れていたのである。それは、ホースを排水管に押し込む際の前進推進力を補助するためノズルには後方噴射口が設けられており、従って、ノズルからは前方と後方に高圧水が噴射されるので多量且つ高圧の洗浄水が必要となる。このため、集合住宅の通路を移動可能な小型の高圧洗浄機では容量不足のため使用することができず、従って、多量且つ高圧の洗浄水を作り各階に送水するための強大な設備が必要となる。
この設備は地上のみ設置が可能であるため、洗浄水の送水用ホースは唯一階上に引き廻しが可能な一般階段や非常階段に敷設され、さらに建物内の通路を経て目的の住宅へ延びるのである。そして、設備等の関係から集合住宅での作業は一定期間連続して行われるのが普通であるので、一般階段や非常階段さらに通路はその作業期間中占有されるのである。すなわち、災害時の避難通路となる一般階段や非常階段そして通路の機能が極端に低下もしくは失われるため、住人の人命に係る極めて重大な問題となるのである。
【0006】
【目的】
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたもので、シンクにディスポーザ処理器が装備されている場合でも、その下流域の排水管洗浄を水後方噴射方式による高圧洗浄によって行うことができる排水管の洗浄方法とその装置を提供し、集合住宅での作業の際も、住人の安全を確保できるようにすることを目的とするものである。
【0007】
【問題を解決するための手段】
本発明の要旨とするところは、液体を略後方に噴射可能なノズルを先端に装着した送液ホースを排水管内部の所望の位置まで挿入し、ノズルから適宜の圧力を掛けた液体を噴射すると共に、そのノズルを適宜の方法によって送液ホースの挿入地点に向けて移動させ、且つ排水管の適宜の地点にセットした吸引手段によって洗浄された排水管内部の汚れを吸引することを特徴とする排水管の洗浄方法である。
【0008】
そして、上記の洗浄方法による装置は、少なくとも高圧液体を発生且つ送液可能な送液装置と、該送液装置に接続可能で且つ略後方に液体を噴射可能なノズルを先端に備える送液ホースと、液体且つ固体等を吸引可能な吸引装置と、該吸引装置に接続可能な吸引ホースと、排水管と接続可能な開口および送液ホースを排水管内に挿入可能な開口および吸引ホースと接続可能な開口を備えるアタッチメント部材とからなる排水管の洗浄装置である。
【0009】
本発明の洗浄方法および洗浄装置を詳しく説明すると、送液ホースとは、適宜の高圧液体を発生させ且つその液体を送液することができる適宜の送液装置に着脱可能に接続されている適宜の柔軟性を有した耐圧性のホースである。そして、ホースの耐圧性も液体の圧力を考慮して適宜に選定すればよい。液体とは、水等の液体であって、洗浄に使用可能なものであれば何でもよい。勿論、洗浄用の薬剤等を含むものも含まれる。さらには、液体を適宜に加熱してもよい。
ホースの先端には、送液された液体を略後方すなわちホース方向に噴射するためのノズルが設けられている。そして、ノズルの噴射口の形態や数量また噴射角度等も特に限定するものではなく、洗浄する排水管の径等を考慮して適宜に選定すればよい。ノズルはホースと着脱できるようにしてもよい。
【0010】
高圧液体を発生させ且つ送液するための送液装置も、洗浄に適する圧力の液体を発生でき且つその液体を送液できるものであればどのような装置でもよく特に限定するものではない。また、送液装置への液体の供給も適宜にすればよい。
送液ホースは、排水管の上流域の地点から挿入するのがよい。また、挿入においては、排水管の所定の開口に単に挿し入れてもよいが、その開口を送液ホースが進退可能に密封し、排水管内部の水等が漏れ出ないようにしてもよい。
ノズルを送液ホースの挿入地点に向けて移動させる方法においては、送液ホースを手で引き寄せることでノズルを移動させたり、送液ホースを手動あるいは自動の巻き取り装置によって巻き取ることでノズルを移動させてもよく、その方法は特に限定するものではない。また、移動の速さも排水管の汚れの程度によって変化させればよい。
【0011】
吸引手段とは、ノズルの移動により洗浄された汚れを強制的に吸引可能に構成されたものであればよい。具体的には、負圧あるいはポンプ等によって吸引するように構成された筐体を有した装置等であり、その装置に、排水管内の汚れを吸引するための吸引ホースを接続して構成してもよい。吸引ホースは透明がよい。その吸引手段の排水管へのセットすなわち吸引手段に設けられている排水管内の汚れを吸引するための吸引ホース等のセットにおいては、排水管の所定の開口に単に挿し入れるだけでもよいが、その開口に固定的に接続してもよい。
また、そのセットの地点は、排水管の適宜の地点にセットすればよいが、送液ホースの挿入地点に近接あるいは挿入地点と同一すなわち送液ホースを挿入する開口に送液ホースと共にセットしてもよい。
【0012】
しかして、送液ホースの排水管への挿入と吸引ホースの排水管へのセットにおいては、排水管との接続を可能とする開口と、送液ホースの排水管内への挿入を可能とする開口と、吸引ホースとの接続を可能とする少なくとも3つの開口を設けた適宜のアタッチメント部材を形成し、これを排水管に接続すると共に、送液ホースの排水管への挿入と吸引ホースの排水管へのセットをこのアタッチメント部材を介して行うようにしてもよい。
アタッチメント部材の排水管との接続方法また形態等、そして、吸引ホースとの接続方法また形態等も特に限定するものではなく、適宜の方法また形態で接続すればよい。また、送液ホースを挿入するための開口も、送液ホース先端のノズルが通過可能であると共に、送液ホースが進退可能であればよい。また、送液ホースを挿入するための開口は、アタッチメント部材の適宜の部位を切り欠いて送液ホースを通過可能にした切り欠き形状としてもよい。そして、必要であれば洗浄水等が漏れ出ないように、適宜に漏水対策を講じてもよい。
【0013】
さらに、送液ホースの排水管への挿入と吸引ホースの排水管へのセットにおいては、バッド部材の側部または底部に排水管と接続可能な開口を設け、その開口を排水管の適宜の位置に接続して、排水管への送液ホースの挿入を前記開口から行い、また、吸引手段はバッド部材にセットして行うようにしてもよい。
バッド部材とは、排水管から出るその排水管を洗浄した液体を受けるための受け皿であって、吸引装置の吸引能力を考慮してその容量等を選定すればよい。形状等も特に限定するものではない。
その吸引手段の排水管へのセットすなわち吸引手段に設けられている排水管内の汚れを吸引するための吸引ホース等のセットにおいては、バッド内に単に挿し入れるだけでもよいが、適宜の部材によってバッドの周縁等に固定してもよい。
【0014】
また、バッド部材に送液ホースが通過する開口と吸引手段がセットされる開口を備えた蓋体を設けてもよい。
その蓋体は、バッド部材から外れないようになっていれば単にバッド部材に載置するだけでもよい。また、載置部から液体が漏れ出ないよう閉塞的に固定してもよい。蓋体の形状等も特に限定するものではない。
そして、蓋体の送液ホースが通過する開口と吸引手段がセットされる開口においては、必要であれば洗浄水等が漏れ出ないように、適宜に漏水対策を講じてもよい。
【0015】
そして、洗浄装置においては、少なくとも送液装置と吸引装置を一つの筐体に備え、その筐体の適宜の部位に送液ホースと吸引ホースの接続口を設けるようにしてもよい。また、筐体を移動可能な台車等に載置してもよく、さらには、ホースリール等の巻き取り手段を備えてもよい。勿論、洗浄装置はセパレート形態でもよく、各構成部を別体で構成しそれを移動可能な台車等に収容してもよい。
洗浄装置の一構成部である送液装置および送液ホースにおいては、市販の持運び可能な高圧洗浄機(ポータブル高圧洗浄機)を代用してもよく、吸引装置および吸引ホースにおいては、市販の持運び可能なバキューム装置を代用してもよい。
本洗浄方法および洗浄装置は、普通の排水管と共にディスポーザ処理器を備えた排水管の洗浄に適する。
【0016】
【作用】
本発明の洗浄方法および洗浄装置は以上のように構成されているので、ディスポーザ処理器の下流域の排水管洗浄を水後方噴射方式による高圧洗浄によって行うことができる。その洗浄は、先ず送液装置に接続された送液ホースを排水管の上流域の地点から排水管内に挿し入れさらに所望の地点まで挿入する。
また、吸引手段に備える吸引口を、送液ホースの排水管内への挿入地点またはその地点に近接するように排水管にセットする。
【0017】
次に、送液装置に水道水等の液体を供給し、その送液装置によって高圧液体を発生させると共に、それを送液ホースに送り出して送液ホースの先端に備えるノズルから高圧液体を噴出させる。そして、高圧液体を噴出させたまま挿入した送液ホースを巻き取り、送液ホース先端のノズルをホース挿入地点に向けて移動させる。そのノズルの移動と共に、排水管内の汚れが水圧によって吸引口に向かって押し流されると共に、その汚れが吸引手段によって排水管内から吸引される。
【0018】
アタッチメント部材を用いて行うものは、アタッチメント部材に備える排水管との接続用開口と排水管の所定の開口が接続され、また、吸引ホースとの接続用開口に吸引装置の吸引ホースが接続される。そして、アタッチメント部材に備える送液ホース挿入用開口から送液ホースが排水管内に挿入されて、上述のような洗浄が行われる。洗浄された汚れはアタッチメント部材を介して吸引される。
【0019】
バッド部材を用いて行うものは、バッド部材に備える排水管との接続用開口と排水管の所定の開口が接続され、また、吸引ホースがバッド部材にセットされる。そして、バッド部材の排水管との接続用開口から送液ホースが排水管内に挿入されて、上述のような洗浄が行われる。洗浄された汚れはバッド部材で受けられてから吸引される。
【0020】
【実施例】
本発明の洗浄方法および洗浄装置を以下図面に従って説明すると、図1は、本発明に係わる洗浄方法の洗浄動作ブロック図であり、本図は、アタッチメント部材を用いて行うもので、図中のa〜fに示すように進めることにより、順次洗浄作業を行うことができる。
【0021】
図2は、洗浄装置のブロック構成図であり、本図は、市販のポータブル高圧洗浄機とバキューム装置そしてアタッチメント部材を用いて洗浄装置を構成したものである。
【0022】
図3は、洗浄装置の一例を示す構成図であり、1は市販のポータブル高圧洗浄機、1aはポータブル高圧洗浄機1の送液装置部で、1bは高圧水を送るための送液ホース、1cは送液ホース1bの先端に備えるノズル、1dは水道水等を受け入れる受水口である。
2は市販のバキューム装置で、2aはバキューム装置2の吸引装置部、2bは洗浄水および洗い流された汚れを吸引するための吸引ホース、2cは吸引ホース2bの吸入口である。また、2dは手押ハンドル、2eはキャスターである。
3はアタッチメント部材で、3aは洗浄する排水管と接続するための排水管接続口、3bはポータブル高圧洗浄機1の送液ホース1bを排水管内に挿入するための送液ホース挿入口、3cはバキューム装置2の吸引ホース2bの吸入口2cと接続するための吸引ホース接続口である。
【0023】
図4は、アタッチメント部材の断面図であり、アタッチメント部材3は、その排水管接続口3aが適宜に排水管6と接続されて、送液ホース挿入口3bからポータブル高圧洗浄機1の送液ホース1bがアタッチメント部材3内を通過して排水管6内に延びる。また、吸引ホース接続口3cにバキューム装置2の吸引ホース2bの吸入口2cが接続される。
そして、4(矢印)は高圧洗浄水の送液方向で、また、5(矢印)は汚れの吸引方向を示す。
【0024】
図5は、排水管の洗浄状態を示す一部断面図で、図6は、洗浄部分の拡大図である。
先ず、アタッチメント部材3をディスポーザ7の下流の排水管6に接続すると共に、バキューム装置2の吸引ホース2を接続する。そして、ポータブル高圧洗浄機1の送液ホース1bをアタッチメント部材3を介して排水管6内の所望の地点まで延ばす。
次に、ポータブル高圧洗浄機1から高圧の洗浄水4を送り、送液ホース1b先端のノズル1cから洗浄水4を噴出させる。そして、洗浄水4を噴射させたまま送液ホース1bを巻き取っていき、ノズル1cをアタッチメント部材3の方向に向けて移動させる。
ノズル1cからは洗浄水4が略後方に噴射されるので、ノズル1cの移動と共に、排水管6内の汚れ5がアタッチメント部材3の方向すなわち吸引ホース2に向かって押し流され、その汚れ5がバキューム装置2によって吸引される。
【0025】
図7は、他の形態のアタッチメント部材の斜視図であり、3はアタッチメント部材で、3aは排水管6と接続される排水管接続口、3cは吸引ホース2と接続される吸引ホース接続口である。
そして、3dは送液ホース1bが適宜に嵌る切り欠き部であり、従って、送液ホース1bはこの切り欠き部3d内を通過して排水管6内に延びる。
【0026】
図8は、バッド部材の斜視図であり、31はバッド部材、31aは底部、31bは排水管接続口である。
バッド部材は、排水管接続口31bを以って排水管6に接続され、また、吸引ホース2bがバッド部材31にセットされる。そして、バッド部材31の排水管6との接続用開口31bから送液ホース1bが排水管6内に挿入されて、排水管6内の洗浄が行われる。そして、洗浄された汚れ5は排水管6からバッド部材31内に溢れ出してバッド部材31に貯まり、それがバキューム装置2の吸引ホース2bによって吸引される。
【0027】
図9は、蓋体を設けたバッド部材の斜視図であり、31はバッド部材、31cはバッド部材31に被せた蓋体、31dは送液ホース挿入口で、ここから挿入された送液ホース1bは排水管6との接続用開口31bから排水管6内に挿入される。31eは吸引ホース挿入口である。
【0028】
図10は、集合住宅の配管例を示す概略図であり、集合住宅9には少なくとも排水立本管8と汚水立本管11そして通気管12が配設されており、各階の住宅には排水立本管8から排水管6が横引きされている。10は地中の部分である。
【0029】
【効果】
本発明の洗浄方法および洗浄装置は以上のように構成されているので、シンクにディスポーザ処理器が装備されている場合でも、その下流域の排水管洗浄を水後方噴射方式による高圧洗浄によって行うことができる。
また、洗浄装置もコンパクトにできるので、作業性も向上し且つ1人でも容易に作業を行うことができ、そして、使用する水の量も低減できることからコスト的に極めて有利なものである。さらには、作業中の安全管理等も容易にすることができる。
【0030】
そして、集合住宅での排水管の洗浄作業は、本発明の洗浄方法そして洗浄装置を用いることによって、従来のように、建物の階上に続く一般階段や非常階段そして建物内の通路を洗浄作業期間中専有することがないので、その一般階段や非常階段そして建物内の通路の機能は確保され、洗浄期間中に災害が発生した場合であっても、集合住宅の住人は速やかに避難することができる。
従って、本発明の洗浄方法および洗浄装置は、集合住宅における排水管の洗浄作業においての人命に係る問題を解決できる優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる洗浄方法の洗浄動作ブロック図
【図2】 洗浄装置のブロック構成図
【図3】 洗浄装置の一例を示す構成図
【図4】 アタッチメント部材の断面図
【図5】 排水管の洗浄状態を示す一部断面図
【図6】 洗浄部分の拡大図
【図7】 他の形態のアタッチメント部材の斜視図
【図8】 バッド部材の斜視図
【図9】 蓋体を設けたバッド部材の斜視図
【図10】 集合住宅の配管例を示す概略図
【符号の説明】
1−ポータブル高圧洗浄機,1a−送液装置部,1b−送液ホース,1c−ノズル,1d−受水口,2−バキューム装置,2a−吸引装置部,2b−吸引ホース,2c−吸入口,2d−手押ハンドル,2e−キャスター,3−アタッチメント部材,3a−排水管接続口,3b−送液ホース挿入口,3c−吸引ホース接続口,
3d−切り欠き部,31−バッド部材,31a−底部,31b−排水管接続口,31c−蓋体,31d−送液ホース挿入口,31e−吸引ホース挿入口,4−洗浄水,5−汚れ,6−排水管,7−ディスポーザ,8−排水立本管,9−集合住宅,10−地中,11−汚水立本管,12−通気管

Claims (12)

  1. 集合住宅のディスポーザ処理器に接続された横引き排水管の洗浄方法であって、ノズルを先端に装着した送液ホースを排水管内部の所望の位置まで挿入し、ノズルから適宜の圧力を掛けた液体を略後方にのみ噴射すると共に、そのノズルを適宜の方法によって送液ホースの挿入地点に向けて移動させ、且つ排水管の適宜の地点にセットした吸引手段によって洗浄された排水管内部の汚れを吸引する方法であって、少なくとも3つの開口が設けられ、その1つは排水管との接続を可能とし、また1つは送液ホースの排水管内への挿入を可能とし、さらに1つは吸引手段との接続を可能とするものであって、それらの開口を備えるアタッチメント部材を排水管の適宜の位置に接続し、排水管への送液ホースの挿入と吸引手段の排水管へのセットをそのアタッチメント部材を介して行うことを特徴とする排水管の洗浄方法
  2. 前記ノズルの移動が送液ホースの巻き取りによって行われるものであることを特徴とする請求項1の排水管の洗浄方法
  3. 前記吸引手段のセット地点が送液ホースの挿入地点と同じであることを特徴とする請求項1の排水管の洗浄方法
  4. 前記アタッチメント部材の送液ホースを排水管内へ挿入するための開口が、開口に代えて適宜の切り欠き形状とすることを特徴とする請求項1の排水管の洗浄方法
  5. バッド部材の側部または底部に排水管と接続可能な開口が設けられており、その開口を以ってバッド部材を排水管の適宜の位置に接続し、排水管への送液ホースの挿入は前記開口から行い、また、吸引手段はバッド部材にセットして行うことを特徴とする請求項1の排水管の洗浄方法
  6. 前記バッド部材に蓋体が設けられ、その蓋体には送液ホースが通過する開口と吸引手段がセットされる開口が備えられていることを特徴とする請求項5の排水管の洗浄方法
  7. ディスポーザ処理器を備えた排水管に用いることを特徴とする請求項1の排水管の洗浄方法
  8. 集合住宅のディスポーザ処理器に接続された横引き排水管の洗浄装置であって、
    少なくとも高圧液体を発生且つ送液可能な送液装置と、該送液装置に接続可能で且つ略後方に液体を噴射可能なノズルを先端に備える送液ホースと、液体且つ固体等を吸引可能な吸引装置と、該吸引装置に接続可能な吸引ホースと、排水管と接続可能な開口および送液ホースを排水管内に挿入可能な適宜の切り欠き形状および吸引ホースと接続可能な開口を備えるアタッチメント部材とからなり、前記送液ホースが液体を噴射し挿入地点に向かって移動させられることを特徴とする排水管の洗浄装置
  9. 送液ホースの巻き取り装置が設けられていることを特徴とする請求項8の排水管の洗浄装置
  10. 前記送液装置および送液ホースに持運び可能な高圧洗浄機を用いることを特徴とする請求項8の排水管の洗浄装置
  11. 前記吸引装置および吸引ホースに持運び可能なバキューム装置を用いることを特徴とする請求項8の排水管の洗浄装置
  12. ディスポーザ処理器を備えた排水管に用いることを特徴とする請求項8の排水管の洗浄装置
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