JP5153268B2 - 組立段状構造物の組立ユニット、及び組立方法 - Google Patents
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この特許文献1に記載の組立式階段は、上向きに突設した柱体と、該柱体の嵌合を許容する筒受け部とを備えた階段ブロックを複数連結し、階段ブロックの上面に踏板を固定するものである。
前記フランジ部上面に載置する幅広の載置部材とで構成し、前記ウェブ部の連結方向の端部に、連結する組立ユニットと連結する連結手段を備え、前記本体部材及び前記載置部材を板材で構成し、前記ウェブ部に高さ方向にリブを備えるとともに、前記フランジ部及び前記載置部材に、幅方向のリブを備え、該載置部材のリブと、前記フランジ部に備えたリブとを、嵌合対応する断面形状で形成した組立ユニットであることを特徴とする。
上記構成により、容易に、断面2次モーメントの高い断面形状である正面視T型の本体部材を板材で形成できる。したがって、軽量且つ強度のある本体部材を形成することができる。
上記構成により、連結する組立ユニットの前記挿入突出部を被挿入凹部に挿入することで、容易に組立ユニットを連結することができる。
上記構成により、簡易な加工により、強度のある挿入突出部及び被挿入凹部を形成することができる。
上記構成により、挿入連結状態にある被挿入凹部と挿入突出部とを固定できるため、組立ユニットの連結を確実に固定できる。したがって、複数の組立ユニットを連結して構成する組立段状構造物を堅固に構成でき、構造安定性を向上することができる。
上記組立段状構造物は、住宅や倉庫などの階建ての建造物に設置する階段、屋外ステージの段状の観客席、或いは商店における雛段状の商品陳列棚等であることを含み、上記構成により、簡便な組立により組立ユニットを組立て、容易に組立段状構造物を構築することができる。
前記フランジ部上面に載置する板状且つ幅広の載置部材とで構成し、前記ウェブ部の手前側端部に、前記ウェブ部下端より下向きに突出する挿入突出部を備えるとともに、前記ウェブ部の奥側端部に、連結する組立ユニットの前記挿入突出部の挿入を許容する被挿入凹部を備え、前記フランジ部と前記載置部材のそれぞれに、幅方向のリブを備え、前記被挿入凹部に、連結する組立ユニットの前記挿入突出部を挿入する挿入工程と、前記被挿入凹部に前記挿入突出部が挿入された挿入連結状態を連結固定部材で固定する連結固定工程と、前記フランジ部上面に、前記載置部材を取付ける載置部材取付工程とを有し、該載置部材取付工程を、前記載置部材のリブと、前記フランジ部に備えたリブとを嵌合するリブ嵌合工程と、前記フランジ部に、前記載置部材を固定する載置部材固定工程とで構成した組立段状構造物の組立方法であることを特徴とする。
上記フランジ部に前記載置部材を固定する載置部材固定工程は、ボルトとナットによる固定、ボンド等の接着剤による接着固定等であることを含む。
また、本体部材を2つの略逆L型部材で構成するため、一体型の本体部材と比較して各略逆L型部材を軽量に構成することができるため、例えば、組立ユニットの組立作業において、軽量な各略逆L型部材を扱う組立作業者の満足を得ることができる。
本発明の組立式階段1は、組立式階段1の側面図である図1と、組立式階段1の正面図である図2と、組立式階段1の斜視図である図3に示すように、複数の組立ユニット10を連結して、1階フロア(以下において「1FL」という)と、2階フロア(以下において「2FL」という)との間に設置する組立式の階段である。
また、ウェブ板22a,22bにおける手前側端部、及び奥側端部に縦方向に所定間隔を隔てて3つ配置したリベット孔26a,26bを備えている。
挿入突出部31は、ウェブ板22a,22bの手前側の高さH1(図6)と同じ高さの取付板部32と、該取付板部32の手前側端部に備え、取付板部32の半分程度の長さが取付板部32下端から下方に突出するように中空の円筒形の円筒部33とで構成している。
円筒部33は、後述する被挿入凹部34の円筒部36に挿入するため、円筒部36の内径より小さな外径で形成している。具体的には、外径φ22.4mm程度に形成すればよい。
円筒部36は、上述した被挿入凹部34が内側に挿入されるため、円筒部33の外径より大きな内径で形成している。具体的には、円筒部33の外径φ22.4mmよりわずかに大きな内径φ23mm程度に形成すればよい。
また、リブ41は、踏面台座板40の幅方向長さの2/3程度の長さで幅方向に中央配置され、両端を平面視幅方向外側向きに凸な三角形状に絞り込んで形成している。
なお、踏面台座板40は、1枚の適宜の板厚のスチール板40aにプレス加工を施して上記形状に形成し、表面処理としてクロームメッキを施している。具体的には、板厚2.3mmのスチール板40a用いている。
詳しくは、組立ユニット10に連結部30を組付けた状態の斜視図である図9、本体部材20の連結について斜視図によって説明する説明図である図10、踏面台座板40の取付けについて斜視図によって説明する説明図である図11、踏面化粧板50及び蹴込み板55の取付けについて斜視図によって説明する説明図である図12、組立式階段1の幅方向中心付近の拡大断面図を示す図13とともに、組立式階段1について説明する。
このように、踏面化粧板50及び蹴込み板55の取付を最上段用連結付本体部材20cまで繰り返して、組立式階段1の組付けは完了する。
なお、踏面台座板40の取付けと同様に、踏面化粧板50及び蹴込み板55の取付けにおいても、下から順に取付けることによって、安全に行うことができる。
詳しくは、まずはアンカーパック100の鉛直方向の螺子切り鉄筋100aに最下段用連結付本体部材20bをセットし、セットされた最下段用連結付本体部材20bの円筒部36に連結する連結付本体部材20aの円筒部33を挿入し、これを繰り返して連結付本体部材20a同士を連結することができる。したがって、複雑な調整等せずとも、円筒部36に円筒部33を挿入するという単純な作業の繰り返しによって連結付本体部材20aを連結することができる。
周方向に配置した所定間隔である30度より狭い5度単位で連結角度を調整することができる。
また、角度アジャスタリング85を用いた組立式螺旋階段1aにおいて、アジャスタ機能付組立ユニット10cに用いたアジャスタチップ81を組合せても良い。これにより、連結高さ及び連結角度を容易に調整できる組立ユニット10を構成することができる。
この発明の組立段状構造物は、組立式階段1又は組立式螺旋階段1aに対応し、
以下同様に、
組立ユニットは、組立ユニット10,アジャスタ機能付組立ユニット10c,10dに対応し、
フランジ部は、フランジ板23に対応し、
ウェブ部は、ウェブ板22に対応し、
載置部材は、踏面台座板40に対応し、
連結手段は、連結部30に対応し、
略逆L型部材は、逆L型板21に対応し、
断面C型の円筒部分は、円筒部33,36に対応し、
取付板部分は、取付板部32,35に対応し、
連結固定部材は、連結ボルト71及び連結ナット72に対応し、
ウェブ部の高さ方向のリブは、リブ24aに対応し、
フランジ部の幅方向のリブは、リブ24bに対応し、
載置部材の幅方向のリブは、リブ41に対応するも
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
1a…組立式螺旋階段
10…組立ユニット
10c,10d…アジャスタ機能付組立ユニット
20…本体部材
21…逆L型板
22…ウェブ板
23…フランジ板
24a,24b…リブ
30…連結部
31…挿入突出部
32…取付板部
33…円筒部
34…被挿入凹部
35…取付板部
36…円筒部
40…踏面台座板
41…リブ
71…連結ボルト
72…連結ナット
Claims (8)
- 複数を段状且つ一方向に連結して階段状の構造部である組立段状構造物を構成する組立ユニットであって、
該組立ユニットを、
横方向のフランジ部と縦方向のウェブ部とで構成する本体部材と、
前記フランジ部上面に載置する幅広の載置部材とで構成し、
前記ウェブ部の連結方向の端部に、連結する組立ユニットと連結する連結手段を備え、
前記本体部材及び前記載置部材を板材で構成し、
前記ウェブ部に高さ方向にリブを備えるとともに、
前記フランジ部及び前記載置部材に、幅方向のリブを備え、
該載置部材のリブと、前記フランジ部に備えたリブとを、嵌合対応する断面形状で形成した
組立ユニット。 - 前記本体部材を、
前記フランジ部と前記ウェブ部とで構成する2つの略逆L型部材を、両フランジ部が幅方向外側となるように幅方向に対称な向きで対向させて正面視T型に構成した
請求項1に記載の組立ユニット。 - 前記連結手段を、
前記ウェブ部の手前側端部に備え、前記ウェブ部の下端より下向きに突出する挿入突出部と、
前記ウェブ部の奥側端部に備え、連結する組立ユニットの前記挿入突出部の挿入を許容する被挿入凹部とで構成した
請求項1又は2に記載の組立ユニット。 - 前記挿入突出部及び前記被挿入凹部を、
断面C型の円筒部分と、
断面C型の両端部に備え、互いに平行な断面直線状に形成した平板状の取付板部分とで構成し、
前記円筒部分及び前記取付板部分を、板材を加工して一体形成した
請求項1、2或いは3に記載の組立ユニット。 - 前記被挿入凹部に、連結する組立ユニットの前記挿入突出部が挿入された挿入連結状態を固定する連結固定部材を備えた
請求項3、又は4に記載の組立ユニット。 - 請求項1〜5に記載の組立ユニットを、
複数連結して、階段状の構造部を構成した
組立段状構造物。 - 複数の組立ユニットを段状且つ一方向に連結して、階段状の構造部を構成する組立段状構造物の組立方法であり、
該組立ユニットを、
板状且つ横方向のフランジ部と板状且つ縦方向のウェブ部とで構成する本体部材と、
前記フランジ部上面に載置する板状且つ幅広の載置部材とで構成し、
前記ウェブ部の手前側端部に、前記ウェブ部下端より下向きに突出する挿入突出部を備えるとともに、
前記ウェブ部の奥側端部に、連結する組立ユニットの前記挿入突出部の挿入を許容する被挿入凹部を備え、
前記フランジ部と前記載置部材のそれぞれに、幅方向のリブを備え、
前記被挿入凹部に、連結する組立ユニットの前記挿入突出部を挿入する挿入工程と、
前記被挿入凹部に前記挿入突出部が挿入された挿入連結状態を連結固定部材で固定する連結固定工程と、
前記フランジ部上面に、前記載置部材を取付ける載置部材取付工程とを有し、
該載置部材取付工程を、
前記載置部材のリブと、前記フランジ部に備えたリブとを嵌合するリブ嵌合工程と、
前記フランジ部に、前記載置部材を固定する載置部材固定工程とで
構成した
組立段状構造物の組立方法。 - 前記挿入工程の前に、
前記フランジ部と前記ウェブ部とで構成する2つの略逆L型部材を、両フランジ部が幅方向外側となるように幅方向に対称な向きで対向させて正面視T型の前記本体部材を構成する本体部材構成工程を有した
請求項9に記載の組立段状構造物の組立方法。
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