JP5152379B2 - 位置決め装置のメンテナンス方法及びicハンドラの位置決め装置 - Google Patents
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Description
本発明のICハンドラの位置決め装置は、電子部品を把持する把持部材と、電子部品を収容する収容部を備えた受け部材と、を備え、前記把持部材と前記受け部材とのどちらか一方にガイド孔を設け、他方に前記ガイド孔に貫挿され摺動可能なガイドピンを設け、前記把持部材に把持した電子部品を前記収容部に配置するときに、前記ガイド孔に前記ガイドピンを貫挿摺接させながら、前記受け部材と前記把持部材とを近づけることによって、前記把持部材に把持された電子部品を、前記収容部に対して位置決めするICハンドラの位置決め装置であって、前記ガイド孔の内周面または前記ガイドピンの外周面のどちらか一方に形成した電気抵抗膜と、前記ガイド孔の内周面と前記ガイドピンの外周面との間の電気抵抗を計測する計測手段と、を設けたことを特徴とする。
このICハンドラの位置決め装置によれば、電子部品は、検査ソケットに差し込まれて、電子部品の良否を検査することができる。
このICハンドラの位置決め装置によれば、電気抵抗膜が摩耗したときに、ガイド孔の内周面とガイドピンの外周面とが直接接触し、短絡することによって電気抵抗値が小さくなる。従って、計測手段は、予め定めた電気抵抗値よりも小さくなったことを検出し、電気抵抗膜が摩耗していることを明示することができる。
このICハンドラの位置決め装置によれば、電気抵抗膜をガイド孔の内周面に設けたので、電気抵抗膜の肉厚を精度よく形成することができる。たとえば、ガイド孔の内周面に電気抵抗膜を形成した後、所定の内径になるようにドリルなどの工具を用いて電気抵抗膜の肉厚を調整することができる。従って、ガイドピンに形成した電気抵抗膜の肉厚を調整するよりも効率よく製造することができる。その結果、ICハンドラのコストを低減することができる。
次に、押圧装置40について図3(a)に従って説明する。
中間ブロック53とガイドブロック54との中央位置には、連結ブロック51に形成した真空案内路52と連通する収容穴がそれぞれ貫通形成され、それら収容穴には吸引管55が配設されている。
テスタ64は、テスタベース68と検査用ソケット65とガイドピン69とを備えている。
(1)上記実施形態によれば、ガイド孔59の内周面59aに絶縁層60を設けた。そして、ガイド孔59とガイドピン69とが摺動しているときに、絶縁層60が摩耗するようにした。また、テスタベース68とガイドブロック54との間の抵抗値を検出する摩耗検出装置80を設けた。そして、図4(b)のように、絶縁層60が摩耗したとき、ガイド孔59の内周面59aとガイドピン69とが直接接触するため、短絡してガイドブロック54とテスタベース68との間が低抵抗値になると、摩耗検出装置80は、低抵抗値になったことを検出し、警報ランプ81を点灯させるようにした。
(2)上記実施形態によれば、ガイド孔59とガイドピン69は、絶縁層60が摩耗してなくなった状態でも、ICチップTの検査を行うことができるように形成した。従って、図4(b)のように、絶縁層60が摩耗してなくなった状態でも、ICチップTの検査を引き続き行うことができる。その結果、ICチップTの位置ずれによる検査不良を未然に防止するとともに、ICチップTの検査を効率よく確実に行うことができる。
・上記実施形態では、電気抵抗膜として絶縁層60を設けた。これに限らず、抵抗値の高い導電体を用いて電気抵抗膜を形成してもよい。これによれば、電気抵抗膜の摩耗に伴って、すなわち、電気抵抗膜の肉厚の減少に伴って、ガイドブロック54とテスタベース68との間の抵抗値は小さくなっていく。そして、ガイドブロック54とテスタベース68との間の抵抗値が、予め定めた抵抗値よりも小さくなったとき、摩耗検出装置80は警報ランプ81を点灯させるようにするとよい。
・上記実施形態では、ガイド孔59の内周面59aに絶縁層60を設けたが、これに限らず、ガイドピン69の外周面に絶縁層60を設けてもよい。このとき、ガイドピン69は、ねじなどを用いてテスタベース68に固設して適宜交換可能とするとよい。
・上記実施形態では、ガイド孔59はガイドブロック54、ガイドピン69はテスタベース68にそれぞれ設けた。これに限らす、ガイド孔59をテスタベース68、ガイドピン69をガイドブロック54にそれぞれ設けてもよい。
・上記実施形態では、ガイドブロック54とテスタベース68との間の抵抗値を測定することにより、絶縁層60の摩耗状態を確認できるようにした。これに限らす、ガイドブロック54とテスタベース68との間の電流値によって摩耗状態を確認するようにしてもよい。
・上記実施形態では、ガイドブロック54は、ICチップTを1つ真空吸着し、把持できるものとした。これに限らず、ガイドブロック54に複数のICチップTを真空吸着し、把持できるものに具体化してもよい。このとき、検査用ソケット65とガイド孔59とガイドピン69との位置や数を適宜変更するとよい。
・上記実施形態では、コンタクトアーム39にコンプライアンスユニットCUを1つ設けた。これに限らず、コンタクトアーム39に複数のコンプライアンスユニットCUを設けてもよい。このとき、検査用ソケット65とガイド孔59とガイドピン69との位置や数を適宜変更するとよい。
・上記実施形態では、警報ランプ81を用いて、絶縁層60が摩耗したことを明示した。これに限らず、警報ブザーまたはICハンドラのコントローラに警報信号を伝え、装置が停止するように用いてもよい。
Claims (3)
- 電子部品を把持する把持部材に設けられたガイド孔に、電子部品を収容する収容部を備えた受け部材に設けられたガイドピンを貫挿摺接させながら、前記受け部材と前記把持部材とを近づけることによって、前記把持部材に把持された電子部品を、前記収容部に対して位置決めする位置決め装置のメンテナンス方法であって、
前記ガイド孔の内周面には電気抵抗膜が形成されており、前記ガイド孔に前記ガイドピンが貫挿しているときの、前記ガイド孔の内周面と前記ガイドピンの外周面との間の電気抵抗に基づいて、前記電気抵抗膜の摩耗を検出することを特徴とする位置決め装置のメンテナンス方法。 - 電子部品を把持する把持部材に設けられたガイド孔に、電子部品を収容する収容部を備えた受け部材に設けられたガイドピンを貫挿摺接させながら、前記受け部材と前記把持部材とを近づけることによって、前記把持部材に把持された電子部品を、前記収容部に対して位置決めする位置決め装置であって、
前記ガイド孔の内周面に形成された電気抵抗膜と、
前記ガイド孔の内周面と前記ガイドピンの外周面との間の電気抵抗を計測する計測手段 と、を設けたことを特徴とする位置決め装置。 - 電子部品を把持および搬送する把持部材と、
前記電子部品が収容され、前記電子部品の端子が接触して電気的検査を行うための検査ソケットを備えるための受け部材と、
前記把持部材に設けられたガイド孔と、
前記受け部材に設けられたガイドピンと、
前記ガイド孔の内周面に形成された電気抵抗膜と、
前記ガイド孔に前記ガイドピンが貫挿摺接された際に、前記ガイド孔の内周面と前記ガイドピンの外周面との間の電気抵抗を計測する計測手段と、を備え、
前記把持部材は、前記ガイドピンが前記ガイド孔に貫挿することにより位置決めされることを特徴とするICハンドラ。
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