JP5151655B2 - 液体微粒化装置とそれを用いたサウナ装置 - Google Patents

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本発明は、液体微粒化装置とそれを用いたサウナ装置に関するものである。
例えば、サウナ装置に用いられる液体微粒化装置の構成は次のようになっていた。
すなわち、給気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内の前記給気口と排気口を結ぶ通気路中に設けた液体微粒化手段、および送風機とを備え、前記液体微粒化手段は、ノズルから液体を噴出する構成となっていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−63103号公報
上記従来例では、ノズルから噴出された液体の内、非微粒化液体の排出のための配管をサウナ室に施工しなければならず、施工作業が煩雑になる。
すなわち、ノズルから液体を噴出して液体を微量化するタイプのものでは、大量の非微粒化液体も発生してしまうので、その処理のためにサウナ室に配管を延長し、この非微粒化液体をサウナ室に排出するようになっている。
この場合、排出する非微粒化液体の液量が非常に多いので、配管径も大きくなり、このように大径の配管をサウナ室に美観的に施工するのは非常に煩雑な作業となる。
そこで液体微粒化手段を、ノズルから液体を噴出するタイプから、容器の底部に超音波振動子やヒータを配置するタイプに変更することが考えられる。
つまり、容器の底部に超音波振動子やヒータを配置し、容器内の水道水を、超音波振動やヒータ熱により気化させ、非微粒化液体が発生しないようにするものである。
しかしながら、ここで問題となるのは、このような構成では、容器内に水道水中の不純物、たとえばカルシウムによるスケールが発生し、それによって水道水の微粒化が出来なくなってしまうので、定期的にそのスケール除去作業が必要になるということであった。
しかも、上記容器はサウナ室の天井裏に配置されることになるので、上記スケール除去メンテナンスは、高位置作業となり、極めて煩雑で、結論として使い勝手の悪いものであった。
そこで本発明は、スケール除去作業を廃止し、使い勝手を良くすることを目的とするものである。
そしてこの目的を達成するために本発明は、サウナ室の天井裏に設置される液体微粒化装置であって、前記サウナ室に連結される吸気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内の前記給気口と排気口を結ぶ通気路中に設けた液体微粒化手段、および送風機とを備え、前記液体微粒化手段には、パイプを介して蒸留水タンクを接続し、前記液体微粒化手段による蒸留水の微粒化量に応じて、前記蒸留水タンクからパイプを介して蒸留水を液体微粒化手段に供給するとともに、前記蒸留水タンクは前記サウナ室外で、前記液体微粒化装置の本体ケースよりも下方に設置する構成とし、これにより初期の目的を達成するものである。
以上のごとく本発明は、サウナ室の天井裏に設置される液体微粒化装置であって、前記サウナ室に連結される吸気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内の前記給気口と排気口を結ぶ通気路中に設けた液体微粒化手段、および送風機とを備え、前記液体微粒化手段には、パイプを介して蒸留水タンクを接続し、前記液体微粒化手段による蒸留水の微粒化量に応じて、前記蒸留水タンクからパイプを介して蒸留水を液体微粒化手段に供給するとともに、前記蒸留水タンクは前記サウナ室外で、前記液体微粒化装置の本体ケースよりも下方に設置する構成としたものであるので、使い勝手のよいものとなる。
すなわち、上記構成とすれば、サウナ室の天井裏に設置される液体微粒化手段に蒸留水タンクから蒸留水を供給するので、この液体微粒化手段部分にスケールは生成されず、この結果として、サウナ室の天井裏に設置される液体微粒化手段のスケール除去のためのメンテナンスは不要で、極めて使い勝手のよいものとなるのである。
本発明の一実施形態の液体微粒化装置を、サウナ装置に適用した斜視図 本発明の一実施形態の液体微粒化装置を、サウナ装置に適用した斜視図 同液体微粒化装置の断面図 同洗面台の収納室の正面図
以下、本発明の一実施形態の液体微粒化装置を、サウナ装置に適用したものを、添付図面を用いて説明する。
図1、図2において、サウナ室1は箱状で、前面には扉2が開閉自在に設けられており、内部には浴槽3が設置されている。
また、サウナ室1の天井4裏(天井4の上面)には、液体微粒化装置5が設置されている。
この液体微粒化装置5は図3に示すように、吸気口6と排気口7を有する本体ケース8を備えており、また前記本体ケース8内の吸気口6と排気口7を結ぶ通気路中には、吸気口6側から排気口7側に向けて、順番に温水熱交換器9、送風機10、液体微粒化手段11を設けている。
そして本体ケース8の吸気口6が天井4の吸気口(図示せず)に連結され、また排気口7が天井4の排気口(図示せず)に連結され、図1、図2のごとく配置されている。
すなわち、送風機10を駆動することで、先ずサウナ室1内の空気を天井4の吸気口(図示せず)、次に液体微粒化装置5の給気口6を介して液体微粒化装置5の本体ケース8内に吸引し、ここでこの空気を温水熱交換器9で加熱し、その後液体微粒化手段11によって発生させた蒸気を微粒化するとともに、加熱し、高温、高湿の空気を、排気口7を介し、天井4の排気口(図示せず)からサウナ室1内に供給する構成となっているのである。
前記液体微粒化手段11は、容器12の底部に超音波振動子13を配置した構成としており、前記容器12内には液位検出センサ14を配置している。
また、容器12上には、パイプ15の一端を開口させており、このパイプ15の他端は、図2、図4に示すごとく、サウナ室1に隣接する洗面台16下の収納室17内に引き込まれ、この収納室17設置した蒸留水タンク18に連結されている。
また、蒸留水タンク18には、同じく収納室17内に収納された蒸留水生成器19を接続しており、深夜電力を利用して蒸留水生成器19で生成した蒸留水が、蒸留水タンク18内に溜められている。
以上の構成において、サウナ室1内でサウナを行う場合には、パイプ15に介在させたポンプ20を駆動し、容器12内に定量の蒸留水を供給する。
このときの容器12内の水位は、液位検出センサ14により上位置が設定される。
そしてこの状態で、温水熱交換器9への温水器(図示せず)からの温水供給と、送風機10の駆動を行う。
すると、上述のごとく先ずサウナ室1内の空気が天井4の吸気口(図示せず)、次に液体微粒化装置5の給気口6を介して液体微粒化装置5の本体ケース8内に吸引され、ここでこの空気が温水熱交換器9で加熱される。
この状態となると、超音波振動子13を駆動し、これにより容器12内の蒸留水を微粒化するとともに、上記温風により加熱し、これにより高温、高湿の空気を、排気口7を介し、天井4の排気口(図示せず)からサウナ室1内に供給し、サウナを楽しむ。
このサウナ後は、先ずは、ポンプ20と超音波振動子13の駆動を停止し、次に容器12上のパイプ15の最高位置に設置した大気開放弁21を開放し、これによりパイプ15を開放し、一端側に残存する蒸留水は容器12内に流下させ、また他端側に残留する蒸留水は蒸留水タンク18内に流下させる。
このとき、温水熱交換器9への温水器(図示せず)からの温水供給と、送風機10の駆動はまだ継続されているので、温風により容器12内の蒸留水は乾燥されることとなる。
そして、この乾燥により容器12内の蒸留水がなくなると、それを液位検出センサ14が下降して検出し、この状態で温水熱交換器9への温水供給と、送風機10の駆動が停止される。
つまり、本実施形態によれば、容器12内の蒸留水を超音波振動子13で微粒化するものであるので、非微粒化水の発生は無く、しかもサウナ動作終了時に残存する容器12内の蒸留水は温風により乾燥されるので、残水処理が不要となる。
このため、サウナ室1内に、非微粒化水、残水を導くための配管が不要で、配管工事作業が不要な分、工事の行いやすいものとなる。
また、容器12内には蒸留水を供給するので、容器12内にスケールが発生せず、よってスケール除去のためのメンテナンスが不要で、極めて使い勝手のよいものとなる。
なお、上記実施形態においては、容器12と排気口7の間に、大径の水滴をキャッチするためのフィルター22を設けているが、超音波振動子13により微粒化する場合には、大径の水滴が発生することが少ないので、このフィルター22は除去することが出来る。
また、上記実施形態のパイプ15は小径なので、寒冷地においてはこのパイプ15に凍結防止手段を配置する場合もある。
以上のごとく本発明は、給気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内の前記給気口と排気口を結ぶ通気路中に設けた液体微粒化手段、および送風機とを備え、前記液体微粒化手段には、パイプを介して蒸留水タンクを接続し、前記液体微粒化手段による蒸留水の微粒化量に応じて、前記蒸留水タンクからパイプを介して蒸留水を液体微粒化手段に供給する構成としたものであるので、使い勝手のよいものとなる。
すなわち、上記構成とすれば、液体微粒化手段に蒸留水タンクから蒸留水を供給するので、この液体微粒化手段部分にスケールは生成されず、この結果としてスケール除去のためのメンテナンスは不要で、極めて使い勝手のよいものとなるのである。
したがって、広くサウナ装置に活用されることになる。
1 サウナ室
2 扉
3 浴槽
4 天井
5 液体微粒化装置
6 吸気口
7 排気口
8 本体ケース
9 温水熱交換器
10 送風機
11 液体微粒化手段
12 容器
13 超音波振動子
14 液位検出センサ
15 パイプ
16 洗面台
17 収納室
18 蒸留水タンク
19 蒸留水生成器
20 ポンプ
21 大気開放弁
22 フィルター

Claims (7)

  1. サウナ室の天井裏に設置される液体微粒化装置であって、前記サウナ室に連結される吸気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内の前記給気口と排気口を結ぶ通気路中に設けた液体微粒化手段、および送風機とを備え、前記液体微粒化手段には、パイプを介して蒸留水タンクを接続し、前記液体微粒化手段による蒸留水の微粒化量に応じて、前記蒸留水タンクからパイプを介して蒸留水を液体微粒化手段に供給するとともに、前記蒸留水タンクは前記サウナ室外で、前記液体微粒化装置の本体ケースよりも下方に設置する構成とした液体微粒化装置。
  2. 蒸留水タンクには、蒸留水生成器を接続した請求項1に記載の液体微粒化装置。
  3. 液体微粒化手段の駆動停止後、所定時間送風機を駆動する構成とした請求項1または2に記載の液体微粒化装置。
  4. 液体微粒化手段は、容器の底部に超音波振動子を配置した構成とした請求項1から3のいずれか一つに記載の液体微粒化装置。
  5. 容器には液位検出センサを配置した請求項4に記載の液体微粒化装置。
  6. 蒸留水タンクと液体微粒化手段を接続したパイプには、このパイプの最高位置に大気開放弁を設置した請求項1〜5のいずれか一つに記載のサウナ装置。
  7. 蒸留水タンクは、サウナ室に隣接する洗面台の収納室内に設置した請求項1〜6のいずれか一つに記載のサウナ装置
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