JP5151521B2 - 情報特定装置,情報特定方法およびプログラム - Google Patents
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Description
また、近年では、複数の音声それぞれを聴覚的に異なる場所に定位するような音量で再生し、こうして再生した音声で規定される音像それぞれを所定範囲で移動させる(円周上に配置して回転させる)と共に、ユーザからの選択操作を受けたタイミングで最も近くに定位する音像(最大音量となっていた音声)に対応づけられていた情報をそのユーザが所望する情報であると特定する、といった技術が提案されている(特許文献1参照)。
このようなことから、上記技術では、複数の音像それぞれに関連づけられた情報を順番に確認しながら所望する情報を選択するにあたり、不必要に待機時間が長くなってしまう恐れがあった。
この構成においては、複数の音声を、それぞれ音量が無音から最大音量そして最大音量から無音へと変化させる所定の出力期間ずつ、かつ、少なくとも2以上の音声について同時に最大音量となる期間が重ならないように順番に出力させる音声出力手段と、該音声出力手段による音声の出力中に、該音声を選択する選択操作を受け付ける音声選択手段と、該音声選択手段により選択操作が受け付けられた際に、前記音声出力手段による出力に係る音声のうち、その選択操作が受け付けられた時点で一定以上の音量となっている1の音声を、その選択操作により選択された音声として特定する選択特定手段と、前記複数の音声それぞれに対応づけられた情報のうち、前記選択特定手段により特定された音声に対応する情報を、該選択特定手段による特定の契機となった選択操作に係るユーザが所望する情報として特定する情報特定手段と、を備えている。
このためには、例えば、第3の構成(請求項3)のようにするとよい。
この構成においては、前記音声出力手段による音声の出力に係る複数の音声データそれぞれについて、該音声データで示される音声それぞれの音量レベルを正規化する音量正規化手段,を備えている。
また、上記課題を解決するためには、以下に示すような情報特定方法(請求項6)としてもよい。
また、この情報特定方法については、上記第2から第5のいずれかの構成における全ての手段それぞれにより実施される手順が含まれたものとしてもよい。
なお、上述したプログラムは、コンピュータシステムによる処理に適した命令の順番付けられた列からなるものであって、各種記録媒体や通信回線を介して情報特定装置や、これを利用するユーザに提供されるものである。
(1)全体構成
情報特定装置1は、ユーザが所望する情報を特定するための装置であって、複数の音声を、それぞれ音量が無音から最大音量そして最大音量から無音へと変化する所定の出力期間ずつ順番に出力して、ユーザからの選択操作を受けたタイミングで一定以上の音量となっている1の音声に対応する情報を、そのユーザが所望する情報であると特定する。
なお、この音声データにおける音声とは、ラジオ放送などを記録してなる音声や、所定のテキスト(コマンドなど)を読み上げてなる音声の他、所定の楽曲(音声が含まれているか否かを問わない)などのことである。
(2)第1実施形態
本実施形態においては、複数の音声データが、所定の音声の演奏を聴いて楽しむためのものであって、それぞれに、その音声データによる音声の再生を要求する旨の指令が対応づけられている。そして、この実施形態では、これらいずれかの指令を、ユーザの所望する情報として特定し、そのうえで、その指令に係る音声の再生を開始する,または,その指令に係る音声の再生を他の装置に指令する。
ここでは、まず、音量が無音から最大音量へと到達するまでの開始期間,最大音量で維持される維持期間,および,最大音量から無音となるまでの終了期間それぞれとして、この時点で周期変数にセットされている出力周期に応じた値(出力周期が短いほど短い)が決定される。なお、これらのうち、1以上の期間は出力周期に依存しない値(例えば、固定値)としてもよい。また、続けて出力される2つの音声のうちの先に出力されるべき音声における出力期間と、後に出力されるべき音声における出力期間と、の重複割合として、この時点で周期変数にセットされている出力周期の短さに応じた値(出力周期が短いほど大きい値)が決定される。そして、こうして決定されたパラメータに基づいて、複数の音声それぞれを出力する際の出力パターンが決定される(図4参照)。
この音声出力処理では、まず、上記s120で正規化された音声データによる音声それぞれの再生が開始され、それ以降、基準となる音声から、この時点で順番変数にセットされた値で示される順番で、上記s130にて決定されたパターンに従った各音声における音量の変化が行われるようになる。
そして、操作部に対する操作が受け付けられたら(s150:YES)、その操作が、音声を選択する選択操作であるか否かがチェックされる(s160)。ここでは、操作部の決定ボタン42が押されたことをもって選択操作が行われたと判定される。
こうして、ユーザの所望する情報として特定された「音声の再生を要求する旨の指令」を受けて、その音声についての音声データに基づく音声出力部30による再生が開始,または,通信可能な他の装置へのその音声の再生が指令される。
(3)第2実施形態
本実施形態において、複数の音声データは、本情報特定装置1により提供される別の機能を利用する際の操作内容それぞれを想起させる音声を再生するために用意されたものであって、それぞれにその操作内容が対応づけられている。そして、これらいずれかの操作内容を、ユーザの所望する情報であるとして特定し、その操作内容で実施されるべき処理を実施する、といった構成となっている。
なお、この情報特定処理は、第1実施形態におけるものと一部の処理内容が相違しているだけであるため、同一の処理を同一のステップ番号で示してその説明を省略すると共に、その相違点についてのみ詳述する。
そして、操作部に対する操作が受け付けられたら(s150:YES)、その操作が、この時点で表示部に表示されているメニュー画面による操作をキャンセルするキャンセル操作であるか否かがチェックされる(s320)。ここでは、操作部に対して特定パターンでの操作(例えば、決定ボタン42の長押し,キャンセル専用ボタンの押下)がなされたことをもってキャンセル操作が行われたと判定される。
また、上記s150で受け付けられた操作が、選択操作であれば(s330:NO,s160:YES)、その時点で一定以上の音量となっている音声が、その選択操作により選択された音声として特定される(s170)。
そして、上記s180にて特定された情報(操作内容)が、操作決定画面の選択項目を選択した旨のものであれば(s350:YES)、その操作内容に対応する処理が実施された後(s360)、プロセスがs340へ移行する。一方、メニュー画面の選択項目を選択した旨のものであれば(s350:NO)、プロセスがs310へ戻り、その選択項目に対応づけられた別のメニュー画面が表示部に表示される。
(4)作用,効果
このように構成された情報特定装置1であれば、複数の音声を、それぞれ音量が無音から最大音量そして最大音量から無音へと変化する所定の出力期間ずつ、かつ、少なくとも2以上の音声について同時に最大音量となる期間が重ならないように順番に出力させる(図3,図7のs130〜s210)。そして、ユーザからの選択操作を受けたタイミングで一定以上の音量となっている1の音声に対応する情報を、そのユーザが所望する情報であると特定する(同図s170,s180)。
(5)変形例
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
(6)本発明との対応関係
以上説明した実施形態において、情報特定処理のs130,s140が本発明における音声出力手段,音声出力手順であり、同s150,s160が本発明における音声選択手段,音声選択手順であり、同s170が本発明における選択特定手段,選択特定手順であり、同s180が本発明における情報特定手段,情報特定手順であり、同s150,s190が本発明における周期指定手段,順番指定手段,周期指定手順および順番指定手順であり、同s120が本発明における音量正規化手段,音量正規化手順である。
Claims (7)
- 複数の音声を、それぞれ音量が無音から最大音量そして最大音量から無音へと変化させる所定の出力期間ずつ、かつ、少なくとも2以上の音声について同時に最大音量となる期間が重ならないように順番に出力させる音声出力手段と、
該音声出力手段による音声の出力中に、該音声を選択する選択操作を受け付ける音声選択手段と、
該音声選択手段により選択操作が受け付けられた際に、前記音声出力手段による出力に係る音声のうち、その選択操作が受け付けられた時点で一定以上の音量となっている1の音声を、その選択操作により選択された音声として特定する選択特定手段と、
前記複数の音声それぞれに対応づけられた情報のうち、前記選択特定手段により特定された音声に対応する情報を、該選択特定手段による特定の契機となった選択操作に係るユーザが所望する情報として特定する情報特定手段と、を備えており、
前記音声出力手段は、複数の音声それぞれの出力を開始する周期として定められた出力周期が短くなることに伴い、続けて出力される2つの音声のうちの先に出力されるべき音声における出力期間と、後に出力されるべき音声における出力期間と、が重なる重複割合を大きくする
ことを特徴とする情報特定装置。 - 前記音声出力手段による音声の出力中または出力に先立ち、前記出力周期を指定する周期指定操作を受け付ける周期指定手段,を備えており、
前記音声出力手段は、前記周期指定手段により周期指定操作が受け付けられた以降、該周期指定操作に係る指定出力周期で前記複数の音声それぞれを出力させる
ことを特徴とする請求項1に記載の情報特定装置。 - 前記音声出力手段は、前記周期指定段により周期指定操作が受け付けられた以降、前記複数の音声それぞれを、その周期指定操作に係る出力周期に応じたパターンで無音から最大音量そして最大音量から無音へと音量を変化させる
ことを特徴とする請求項2に記載の情報特定装置。 - 前記音声出力手段による音声の出力に係る複数の音声データそれぞれについて、該音声データで示される音声それぞれの音量レベルを正規化する音量正規化手段,を備えている
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の情報特定装置。 - 前記音声出力手段による音声の出力中または出力に先立ち、前記複数の音声が出力される順番として第1番目の音声から第n番目(nは2以上の値;以下同様)の音声に向かう正の順番,および,第n番目の音声から第1番目の音声に向かう負の順番のいずれか一方を指定する順番指定操作を受け付ける順番指定手段,を備えており、
前記音声出力手段は、前記順番指定手段により順番指定操作が受け付けられた以降、該順番指定操作に係る順番で前記複数の音声それぞれを出力させる
ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の情報特定装置。 - 複数の音声を、それぞれ音量が無音から最大音量そして最大音量から無音へと変化させる所定の出力期間ずつ、かつ、少なくとも2以上の音声について同時に最大音量となる期間が重ならないように順番に出力させる音声出力手順と、
該音声出力手順による音声の出力中に、該音声を選択する選択操作を受け付ける音声選択手順と、
該音声選択手順で選択操作を受け付けた際に、前記音声出力手順による出力に係る音声のうち、その選択操作が受け付けられた時点で一定以上の音量となっている1の音声を、その選択操作により選択された音声として特定する選択特定手順と、
前記複数の音声それぞれに対応づけられた情報のうち、前記選択特定手順にて特定した音声に対応する情報を、該選択特定手順による特定の契機となった選択操作に係るユーザが所望する情報として特定する情報特定手順と、を含んでおり、
前記音声出力手順では、複数の音声それぞれの出力を開始する周期として定められた出力周期が短くなることに伴い、続けて出力される2つの音声のうちの先に出力されるべき音声における出力期間と、後に出力されるべき音声における出力期間と、が重なる重複割合を大きくする
ことを特徴とする情報特定方法。 - 請求項1から5のいずれかに記載の全ての手段として機能させるための各種処理手順をコンピュータシステムに実行させるためのプログラム。
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