JP5151382B2 - プロジェクタ - Google Patents
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Description
本実施形態のプロジェクタは、光源から射出された光束を、光変調素子により画像信号に応じて変調し、変調された画像光をスクリーン等に投写する光学機器であり、投写された画像光の高さ位置を変更することができる脚部を備えている。
図1、図2に示すように、プロジェクタ1は、外装を構成する筐体10で本体が囲まれた構成になっている。
筐体10は、合成樹脂製であり、上部分を構成するアッパーケース11と、下部分を構成するロアーケース12とを備えている。これらアッパーケース11およびロアーケース12は、ネジ等により固定されている。
アッパーケース11の前面11Bには、略円形状の開口部15が形成されている。そして、この開口部15から前方に画像光を投写する投写部32の前面が露出している。
図3は、プロジェクタ1の概略構成を示す図であり、アッパーケース11を外した状態を上方向から見た平面図である。
図1、図3に示すように、プロジェクタ1は、筐体10と、操作パネル14と、姿勢調整機構20と、略L字状の光学ユニット30と、電源ユニット40と、制御基板50と、固定脚70とを有して構成されている。
図4は、プロジェクタ1を略水平の姿勢に設置した際の姿勢調整機構20近傍の構成を示す断面図であり、図5は、姿勢調整機構20の斜視図である。
図4、図5に示すように、プロジェクタ1が略水平の姿勢においては、ロアーケース12の底面12Aは、設置面TBと略平行になっている。また、ロアーケース12の凹部121の上側の面121Aも同様に、設置面TBと略平行になっており、面121Aには、孔部125が形成されている。
図6に示すように、脚部21は、長手方向の一方の端部(下端部211)が他の部位より厚く形成され、その段差によって下端部211がハウジング22の貫通孔221に入り込まないようになっている。また、下端部211の先端は、前後方向にR面となる面21Aが形成されている。脚部21の他方の端部は、前後方向に突出した抜け止め部213が形成され、ハウジング22の貫通孔221を通らないようになっている。脚部21の前方側の面には、複数の係止溝214が形成されている。
留め具23は、断面が略L字状であり、一方の端部には、脚部21の係止溝214と係合可能な係合部231が形成され、他方の端部には、レバー部232が形成されている。留め具23の係合部231とレバー部232との間には、左右方向に突出した回動軸233が備えられている。留め具23は、回動軸233がハウジング22に支持され、ハウジング22の開口部222からレバー部232が前方に露出するようにハウジング22に収納されている。留め具23は、ハウジング22に対して、回動軸233の軸心を中心に回動することができる。
図7に示すように、脚部21が摺動可能になった状態では、脚部21は、ハウジング22の貫通孔221に沿って摺動することが可能となる。そして、脚部21を摺動して所望の位置まで突出させた後、レバー部232に加えた力を解放すると、留め具23は、再び圧縮コイルバネ24によって付勢されて係合部231が係止溝214と係合し、脚部21は、固定される。脚部21は、下端部211がハウジング22の底面22Cと当接する最小突出位置から、抜け止め部213がハウジング22の上面22Bに当接する最大突出位置までの間で任意に突出位置を変更して、突出長さを変えることが可能である。
図8は、プロジェクタ1が画像光を投写する様子を示す図であり、図8(a)は、脚部21が最小突出位置の場合の状態を示す図、図8(b)は、脚部21を図8(a)の状態より長く突出させた場合の状態を示す図、図8(c)は、脚部21が最大突出位置の場合の状態を示す図である。
図9、図10は、本実施形態の脚部21と、底面12Aに対して略垂直に出し入れされる従来例の脚部521とを比較した図であり、図9は、脚部21,521の位置を最小突出位置にした状態を示す図、図10は、脚部21,521の位置を最大突出位置にした状態を示す図である。なお、図10における設置面TB0,TBg,TBsは、脚部21,521の姿勢の相違をわかり易くするために、プロジェクタ1に対して設置面を相対的に移動した図であり、設置面TB0は、脚部21,521の位置を最小突出位置にした場合の設置面を示し、設置面TBgは、本実施形態の脚部21の位置を最大突出位置にした場合の設置面を示し、設置面TBsは、従来例の脚部521の位置を最大突出位置にした場合の設置面を示している。
図3および図10に示すように、脚部21,521の上方には、構成部品の中で特に重い重量の投写部32や電源ユニット40が配置されており、それらの荷重が脚部21,521に加わる。また、使用者がフォーカス調整やズーム調整を行うためにレバー321,322を操作する際には、さらに脚部21,521に荷重が加わる。脚部21,521は、これらの荷重を支持できるように構成されている。
図9に戻って、制御基板50は、光学ユニット30の上方で、筐体10の前方近傍まで配置されている。
従来例の脚部521を使用する場合には、制御基板50の前面側の一部が脚部521と干渉するため、干渉する制御基板50の部位を予め取り去った形状にする必要がある。そうすると、必要な回路素子を実装するスペースや配線するスペースがなくなるため、他の部位を大きくしてそのスペースを確保する必要が生じる。
一方、本実施形態の脚部21は、上側が底面側より前方になるように傾斜して筐体10に収納されているので、制御基板50との干渉を抑制することが可能となる。
(1)本実施形態のプロジェクタ1によれば、筐体10の内部に収納され、一端が筐体10の前方側の底面12Aから突出して設置面TBと当接する脚部21と、脚部21の底面12Aからの突出長さを調整する調整部と、を備えている。そして、脚部21は、突出長さが最小となるように調整されたときに、脚部21と当接する位置よりも前方側の設置面TBと鋭角をなすように配設されているので、略垂直になっている場合に比べて、筐体10内に収納できる脚部21の長さを長くすることができる。これによって、底面12Aから突出させる長さを長くすることができるので、プロジェクタ1の前方側をより持ち上げて、画像光をより高い位置に投写することが可能となる。
なお、前記実施形態は、以下のように変更してもよい。
前記実施形態の脚部21は、板状の外形に複数の係止溝214が形成されているが、ネジ形状に形成し、そのネジ形状が係止溝になるように構成してもよい。この場合には、留め部で規制された状態においても脚部を回転させることによって、脚部の突出長さの微調整をすることが可能となる。なお、この構成の場合には、設置面TBに当接する下端部の先端は、略球状に形成された面であることが好ましい。
Claims (4)
- 画像光を前方に投写する投写部と、
前記投写部を収納する筐体と、
前記筐体の内部に上側が底面側より前方になるように傾斜して収納され、一端が前記筐体の前記前方側の底面から突出して設置面と当接する脚部と、
前記脚部の前記底面からの突出長さを調整する調整部と、
を備え、
前記脚部は、前記突出長さが最小となるように調整されたときに、前記脚部と当接する位置よりも前記前方側の設置面と鋭角をなすように配設されていることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項1に記載のプロジェクタであって、
前記脚部は、前記底面から突出するに従って、前記設置面との角度が垂直に近づいていくことを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項1に記載のプロジェクタであって、
前記脚部は、前記突出長さが最大となるように調整されたときに、前記設置面に対して略垂直になることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項1に記載のプロジェクタであって、
前記脚部の端部に前後方向に突出した抜け止め部が形成され、
前記抜け止め部の上面はアッパーケースの内面と平行であることを特徴とするプロジェクタ。
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