JP5151174B2 - エンジンの発電制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンに用いられる発電機の発電量を制御する発電制御装置、特に、エンジンの駆動状態の変動に応じて発電量を適正値に維持できる発電制御装置に関する。
車両にはエンジンにより駆動されて車載のバッテリ及び車両用電気負荷に電力を供給する発電機が搭載される。この車両用の発電機は、バッテリの定格電圧に応じた発電電圧が得られるよう発電制御される。通常、エンジンの回転に同期して駆動する発電機は、例えば、図12に示すように、発電電圧が増減変動し、バッテリの定格電圧が、例えば、14Vの場合、その電圧を維持するには発電機の回転速度を所定の値Ne1の近傍に保持する必要がある。
ところが、エンジンの回転数(回転速度)は、エンジンに加わる負荷が車両の走行抵抗やエンジン補機の駆動抵抗に応じて変動することにより変動すると、これに同期して駆動する発電機の発電電圧も変動する。特に、発電電圧が増変動する状態が続くと、車載の各種センサやインジェクタ等の電気装置類が破損する虞がある。
このような事態を回避し得る従来の発電制御装置としては、例えば、特開2005−124328号公報(特許文献1)に開示される同期発電機の出力制御装置が知られている。この出力制御装置では、三相交流を整流する全波整流回路を備え、これに接続されたレギュレータにより過度の発電駆動を抑制するようにしている。さらに、この出力制御装置は、加速運転時に発電電圧を低く設定して発電を制限し、定常運転時に発電電圧を高く設定して発電制限を解除する発電制御部を設けている。このように、特許文献1の同期発電機の出力制御装置では、レギュレータを駆動することで、運転状態に応じて発電駆動を抑制すると共に、発電電圧の高低を切換えるようになっている。
ところで、同期発電機の本体内に発電量を増減制御する発電量制御デバイスを設け、これを機械的に切換えることで、発電電圧を目標発電電圧に保持する同期発電機が知られている。このような同期発電機は、そのロータ側の磁石をステータ側のステータコイルに対して相対回転させることでステータコイル側に三相交流を発生させる。この場合、ロータの外周の磁石とステータの内周壁との環状隙間には、発電量制御デバイスとしての環状の制御籠が所定量回動可能に配設される。この制御籠が回転方向に切換え移動されることで、ステータコイルが受ける磁力線の量が増減調整され、これによりステータコイルに励起される電流が増減し、発電量が調整される。
特開2005−120905号公報
機械的に切換え移動する発電量制御デバイスを有した同期発電機では、その発電制御において、目標発電電圧(例えば、14V)に対する実発電電圧(エンジン回転数に応じた値)の偏差を求めた上で、偏差を打ち消す方向に発電量制御デバイスを切換え駆動しており、例えば、図13に示す目標制御値(符号a1の2点鎖線)をPI制御により演算している。この場合、目標制御値(PI制御値)相当の出力で発電制御デバイスを駆動し、その結果の実発電電圧をフィードバックし、これと目標発電電圧のずれを求め、再び、実発電電圧と目標発電電圧の偏差(図12の符号Δv)を打ち消す方向に発電量制御デバイスを切換え駆動するというフィードバック制御を行っている。
この発電制御において、発電制御デバイスに作動遅れがないと発電電圧修正のための補正値が目標制御値a1とほぼ同時期(図13に実線a2で示す)に変位し、実発電電圧は目標発電電圧14Vの近傍で比較的小変動幅(図13に実線Vaで示す)の範囲に抑えられる。ところが、発電制御デバイスの切換え変位に応答遅れが比較的大きく生じた場合(図13に2点鎖線a3で示す)、実発電電圧の修正が遅れて行われる。
この場合、2点鎖線a3(図13参照)で示すように、実発電電圧の修正遅れ(符号r1)が生じると、実発電電圧Vnは目標発電電圧14Vに対して比較的大きな変動幅(図13に2点差線Vbで示す)で変位する。このように、発電電圧が大きく変動する事態が続くと、車載の各種センサや、インジェクタ等の電気装置類の作動に悪影響を与える虞がある。
そこで、本発明は、目標発電電圧に対する実発電電圧の変動幅を抑制し、電気装置類の破損を防止できるエンジンの発電制御装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、請求項1の発明は、エンジンの駆動に応じて発電する発電機と、前記発電機の発電量を増減させる発電量制御デバイスの応答遅れを見越して前記エンジンの回転数を予測する回転数予測手段と、前記回転数に応じて前記発電機の目標発電電圧を設定する目標発電電圧設定手段と、前記目標発電電圧に対する前記発電機の実発電電圧のずれを無くすよう前記発電量制御デバイスを制御する制御手段と、前記エンジンの駆動が定常と過渡のいずれの状態かを判定する駆動状態判定手段と、を備え、前記回転数予測手段は、前記駆動状態判定手段が定常状態であると判定したときには、所定のデータ取得期間中に得られた時間と、前記データ取得期間中での前記エンジンの実回転数の変化との関連データに基づき、前記データ取得期間後の前記回転数の予測を行い、前記駆動状態判定手段が過渡状態であると判定したときには、前記エンジンの出力トルク、前記エンジンに接続された動力伝達系部品の消費トルク、前記動力伝達系部品の慣性モーメントを用いて求めた前記エンジンの回転変化量に基づき、前記回転数の予測を行うことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のエンジンの発電制御装置において、前記制御手段は、フィードフォーワード制御により前記制御を行うことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、発電量制御デバイスの差動遅れによる目標発電電圧のずれが打ち消されるよう制御されるので、発電電圧のハンチングを抑制できる等、適正な発電電圧制御を行うことができる。
特に、エンジンが定常運転状態のときに定常運転域での予測回転数演算を行うので、簡単に精度良く回転数を予測することができ、エンジンが過渡運転状態のときに、過渡運転域での予測回転数演算を行うので、エンジンに接続される動力伝達系部品の接続状態に応じた回転負荷特性を反映させた予測回転数を応答性良く算出できる。
請求項2の発明によれば、フィードフォーワード制御を用いることで、発電量制御デバイスの作動遅れを回避でき、発電電圧のハンチングを抑制できる等、適正な発電電圧制御を行うことができる。
図1には本発明の一実施形態としてのエンジンの発電制御装置を装備する4サイクル4気筒ガソリンエンジン(以後、単にエンジンと記す)1を示した。
このエンジン1は直噴式火花点火式エンジンであり、エンジン長手方向に沿って互に等間隔で複数、ここでは4つのシリンダCが順次配設されている。各シリンダCには燃料噴射弁2によって燃料噴射が成され、吸気路IRのスロットル弁4で調量された吸気が流入し、点火プラグ3により混合気への点火が成され、排気ガスが排気路ERに排出されている。このような燃焼駆動によりエンジン1は不図示のピストンクランク機構が燃焼エネルギーを回転エネルギーに変換し、これにより得られた回転力をクランク軸5より動力伝達系PTを介し駆動輪Wに伝達している。
エンジン1のクランク軸5にはクランク角10°毎に発せられる単位クランク角信号Δθ、気筒判別信号(基準信号)θcを検出するクランク角センサ6(図1には概略的に示した)が配備され、この検出信号は後述のコントローラ(電子コントロールユニット:ECU)7に出力されている。
図1に示すように、点火プラグ3にはコントローラ7に制御される点火ユニット8が接続され、コントローラ7が各気筒の点火プラグ3を駆動する。燃料噴射弁2にはコントローラ7に制御される燃料供給装置9が接続され、コントローラ7が燃料噴射弁2に適時に燃料を噴射制御する。ここで、コントローラ7からの噴射信号が燃料噴射弁2に入力されることで、同燃料噴射弁2が噴射信号に応じた噴射駆動を行う。
クランク軸5に接続された動力伝達系PTは、クランク軸5に固着されるフライホイール11をロータとして兼用したスタータダイナモ12と、フライホイール11の回転を断続調整して出力するトルコン13と、トルコン13の回転を正逆切換える回転切換機構14と、回転切換機構14の回転を受けると共に変速してギヤ列17に出力するCVT変速機15と、ギヤ列17からの回転を左右の駆動輪W側に分岐して伝達するディファレンシャル装置18とを備える。
図1に示すように、動力伝達系PT上のトルコン13は、フライホイール11側のポンプ22と、出力軸131と一体のタービン21と、ポンプ22とタービン21の間の流体摩擦調整用のステータ19とを備え、入出力回転差を許容して回転伝達を行う。なお、トルコン13にはその出力軸131とフライホイール11を断続切換えるロックアップクラッチ20が併設される。
図1に示すように、CVT変速機15は、プライマリプーリ(入力軸プーリ)23、セカンダリプーリ(出力軸プーリ)24、及びこれらの間に巻掛けられたスチールベルト25から成り、駆動側プーリ23と従動側プーリ24の各巻き径が大小切換えられることでエンジン回転数Neを増減変速する機能を備える。
図1乃至図3、及び図5に示すように、スタータダイナモ12は、トルコンケーシング30に支持された環状のステータ27と、ステータ27の内側で回転するロータとしてのフライホイール11と、フライホイール11とステータ27との間の環状隙間に同心的に配備され、相対移動可能な発電量制御デバイスとしての制御籠38とを有する。
ステータ27はその内周方向において等間隔で内方に突出する複数の鉄心部34を備え、各鉄心部34に三相巻線(ステータコイル33)がそれぞれ巻回されている。このステータ27の内側に同心的にロータとしてのフライホイール11が配備されている。フライホイール11はエンジン1のクランク軸5に直結されるロータ部28と、ロータ部28の外周に一体的に接合された複数のマグネット29とを有する。各マグネット29はロータ部28の外周に円周方向に沿って欠落部31を介して順次配置される。
図3に示すように、ロータ部28のボス281の外周対向部には環状の筒状体10が同心的に配備されている。筒状体10はその基端側(図3で左端)がエンジン本体側に支持される。この筒状体10の先端側の内周壁でボス281の外周壁との対向部には、ロータ角度センサ(磁極センサ)32が設けられる。
ボス281の外周壁にはロータ角度センサ32に磁気作用を及ぼすよう着磁されたマグネットリング35が嵌め込まれる。ロータ角度センサ32に対応するマグネットリング35の着磁帯には、ステータ27とロータ部28のマグネット29との対向状態に応じて、円周方向に所定幅間隔で交互に配列されたN極とS極が形成されている。
なお、筒状体10の外周面には導体リング72が取り付けられ、これにはロータ部28の外周の環状膨出部282の内周壁に固着された遠心離合式ブラシ71が摺接する。この遠心離合式ブラシ71は環状膨出部282内の不図示の複数の励磁コイルに電源側よりの電流を供給する。ここで不図示の複数の励磁コイルはこれが励磁状態(ロータの低回転時)にあるとロータ部28の各マグネット29の磁力を強めて発電特性を高め、非励磁状態(ロータの高回転時)にあると、ロータ部28の各マグネット(電磁式)29の磁力を弱めるよう機能する。これによってエンジンの高回転時における出力特性を確保し、無駄な発電を抑制している。
図2乃至図4に示すように、制御籠38は環状でステータ27の各鉄心部34に対して所定間隔を介して対向配備される環状主部381と、環状に配備された鉄心部34に対して対向するように突出する鉄心部34と同数の突状部382と、環状主部381の側部より延出するガイド部383(図4参照)と、ガイド部383の一部に形成されるラック部384(図4参照)とを備える。
環状主部381はこれと一体のガイド部383が複数の摺動支持部51(図3,4参照)を介してエンジン本体側の樹脂製の支持部材52(図3参照)に摺動可能に支持される。この摺動支持部51はコ字型断面を有し基端が支持部材52に固着され、摺動支持部51の二股状先端がガイド部383を挟持している。
図3、4に示すように、ガイド部383の外周面であって、一対の隣り合う摺動支持部51間にラック部384が形成される。ラック部384はガイド部383の外周面上に複数の平歯を突出し形成している。ラック部384にはピニオン37が噛合う。このピニオン37はステップモータ53に回転駆動される。ステップモータ53は支持部材52(図3参照)の一部に固定支持され、同ステップモータ53はコントローラ7によって回転制御される。
図2に示すように、制御籠38の各突状部382とステータ27の各鉄心部34は同数あり、各突状部382が各鉄心部34と正対する位置(図2、図7(a)に実線で示す)にある場合、制御籠38が基準位置P1に切換保持される。これに対し、図7(b)に実線で示すように、ステップモータ53の所定回転量に応じて、制御籠38の各突状部382がステータ27の隣り合う1対の鉄心部34の中間部と対向する場合、制御籠38が分離位置P2に切換え保持される。ここでステップモータ53は適宜の目標位置Pnoの入力信号を受けると、現位置との偏差に応じて正逆方向に回転作動し、これに連動して制御籠38の各突状部382が基準位置P1と分離位置P2との間(図2中の符号Seで示す回転域)の目標位置Pnoに切換えられる。なお、図2に示すように、制御籠38の3つの突状部382とロータ部28の1つのマグネット(電磁式)29が同時に正対するように構成されている。
このようなスタータダイナモ12が発電機として機能する場合、ロータ部28が回転するのに応じて、マグネット29と鉄心部34との相対距離が変動し、鉄心部34が受ける磁力線量が増減する。特に、制御籠38の突状部382が基準位置P1と分離位置P2との間で切換わることによって各鉄心部34に巻回されたステータコイル33に誘起される電流量が増減する。即ち、ステップモータ53により突状部382を基準位置P1と分離位置P2との間の目標位置Pnoへ切換え移動させることで、ステータ27の各鉄心部34に巻回されてなる三相巻線(ステータコイル33)が励起する三相交流の電流を増減でき、後述の全波整流器40で整流して得られる出力電圧Vgが増減制御される。
このようなスタータダイナモ12は、始動時にスタータとして機能する。図5に示すように、コントローラ7により後述の全波整流器40がバッテリ39からの電流を三相交流に変換し、これを受けたスタータダイナモ12はそのロータ部28と一体のクランク軸5を回動し、エンジン1を始動する。しかも、始動後は同期発電機として機能し、発電した電流でバッテリ39を充電し、かつ不図示の電装部に電流を供給する。
スタータダイナモ12のモータとしての動作は次の通りである。ロータ角度センサ32で検出される回転角度に従ってステータコイル33に順次電流が供給されることにより、マグネット29を備えたロータ部28(フライホイール11)が磁力を受け回転駆動する。クランク軸5と一体のフライホイール11の回転によってクランキングが開始され、着火回転数に達したならばエンジン1は自立運転を開始する。自立運転開始後は制御系統が発電機側に切換えられ、スタータダイナモ12はエンジン発電機として動作する。
なお、スタータダイナモ12のモータとしての動作時にはステップモータ53が制御籠38を基準位置P1に切換え保持する。これによって、ステータ27の各鉄心部34より突状部382を経てロータ部28のマグネット29に達する磁力線量を確保し、ロータ部28側が受ける回転トルクを十分確保するようにしている。
図5にはスタータダイナモ12の概略配線図を示した。同図において、コントローラ7にはスタータダイナモ12で発生した三相交流を整流する全波整流器40が接続され、全波整流器40にはその出力を予定のレギュレータ目標電圧Vに制限するためのレギュレータ41が付設される。ここでのコントローラ7は加速状態およびバッテリ電圧等によって発電量を制御する発電制御部A4として機能する。なお、ロータ角度センサ32の検出信号がコントローラ7に入力される。
図1に示すように、コントローラ7は双方向性バスによって互いに接続されたROM(リードオンリメモリ)702、RAM(ランダムアクセスメモリ)703、TIM(タイマー)704、CPU(マイクロプロセッサ)701、入力ポート705および出力ポート706を備える。コントローラ7は、図6に示すように、エンジンの燃料制御部A11(図6修正)と吸気制御部A12と点火制御部A13とからなるエンジン制御手段A1と、回転数予測手段A2と、目標発電電圧設定手段A3と、発電制御手段(制御手段)A4と、駆動状態判定手段A5と、データ算出手段A6あるいは回転変化量算出手段A7の各制御機能を備える。
具体的には、燃料制御部A11はエンジン運転情報に応じた燃料噴射量を演算し、その燃料噴射量の噴射を燃料噴射弁2により行う。吸気制御部A12はアクセルセンサ75からのアクセル開度θaや、負荷情報に応じてスロットル開度θsを演算し、そのスロットル開度にスロットル弁4を制御する。点火制御部A13はクランク角情報(単位クランク角信号Δθ、気筒判別信号θc)及びエンジン運転情報に応じた点火時期を演算し、その点火時期に点火プラグ2を点火駆動する。
このようなエンジン制御手段A1の働きでエンジンは駆動して、動力伝達系PTに回転出力を伝達する。
次に、駆動状態判定手段A5は、図10にAPSと記したアクセル開度θaあるいはスロットル開度センサ72(図1参照)からのTPSと記したスロットル開度θsを求める。その上で、アクセル開度変化率θa/dt、あるいはスロットル開度変化率θs/dtを算出する。ここで、アクセル開度変化率θa/dt、あるいはスロットル開度変化率θs/dtが比較的低い場合に定常運転域c1(図10参照)を判定し、比較的高い場合に過渡運転域c2(図10参照)を判定する。
データ算出手段A6の算出結果は、定常運転域c1(図10参照)を判定した際に採用される。ここでは、データ算出手段A6は、所定のデータ取得期間en(図8参照)中に得られたサンプリング時間(図8中のt1、t2、・・・)と、データ取得期間en中でのエンジン1の実回転数の変化(図8中の回転速度Ne)の関連データ、例えば、図8中の各データ取得期間en中における実測値(●、■、★)のデータ分布特性を求める。
このデータ算出手段A6に代えて、過渡運転域c2(図10参照)では、回転変化量算出手段A7の算出結果が採用される。ここでは、エンジンのトルコン13(動力伝達系部品)におけるトルクの収支をモデル化したときのモデル値に基づき単位時間あたりのエンジン1の回転変化量ΔNβを求める。
回転変化量算出手段A7は、図9に示すような、イナーシャ(慣性モーメント)Ieを有するトルコン(回転伝達機器)13のポンプトルクをTpとし、アクセル開度θaから求めた目標エンジントルクをTeとし、エンジン1に付設されるエンジン補機(例えば水ポンプ)の補機トルクをTaとし、下記(1)式を用い、回転変化量ΔNβを求める。
ΔNβ=(Te−Ta―Tp)/Ie×Δt×td・・・・・・(1)
(1)式を用いるにあたり、まず、目標エンジントルクTeと負荷トルクであるポンプトルク(トルコンのポンプ22のトルク)Tpと補機トルクTaを求める。なお、tdはエンジン1に接続された部品(ここではトルコン13)の作動応答性に起因する遅れ時間である。
ここでは、出力軸131のポンプ回転数Npをポンプ回転センサ73で求めておく。その上でクランク軸5と出力軸131との回転差Δn(=Ne−Np)相当の値として不図示のマップより負荷トルクであるトルコン13のポンプトルクTpを演算する。
更に、アクセル開度θaから目標エンジントルクTeを求める。更に、エンジン1の補機トルクTaはエンジン回転数Ne相当の値として不図示のマップより演算する。
その上で、目標エンジントルクTeの減算値(=Te−Ta−Tp)を単位時間あたりの値として算出する。更に、その減算値(=Te−Tp−Ta)を動力伝達系のモデルのイナーシャ(慣性モーメント)Ieで除算し、基本の回転変化量ΔN/Δt=(Te−Tp−Ta)/Ieを求める。更に、ここではトルコン13の作動応答性を考慮し、これに起因する遅れ時間tdを掛けて、実際の回転変化量ΔNβ={(Te−Tp−Ta)/Ie}×Δt×tdを求める。
なお、後述するように、この回転変化量ΔNβ相当の回転変動量を経時的に順次加算していくことで、過渡時のエンジン回転数Nea(←Nea+ΔNβ(tn))を順次予測回転数Neaとして更新している。
次に、回転数予測手段A2は、アクセル開度変化率θa/dtが比較的低く、定常運転域c1の信号を受けた際には、定常運転域c1での予測回転数演算処理M1を行う。
この定常運転域での予測回転数演算処理M1では、データ算出手段A6で求めた、例えば、図8中の各データ取得期間en中における実測値(●、■、★)のデータ分布特性を元に、回転数変動に応じた近似式である1次関数(Ne=A×t+B)を最小二乗法に基づき設定し、予測回転数Nea(図8に記載の実測値:○、□、☆)を演算する。なお、本実施の形態では、近似式として1次関数式を用いているが、2次以上の関数式を用いることも可能である。
まず、データ分布特性より仮設定した1次関数(Ne=A×t+B)により、各計測時点(t)における発電機回転数(=f(t))と、実測した各計測時点(t)における実モータ回転数Nen(図8に小形化して記載の実測値:●、■、★)との差分の二乗値の合計値を算出する。更に、その合計値が最小となるように、仮設定した1次関数(Ne=A×t+B)を修正し、設定を完了する。ここでは、図8におけるe1域の実線、e2域の破線、e3域の2点鎖線で示すように、各データ取得期間enにおいて、順次、1次関数が演算され、設定される。
データ取得期間(e1,e2・・・)において1次関数が演算されると、図8に示すように、その直後の遅れ時間(td1、td2・・・)の経過時の予測回転数Neaを算出する。この場合、1次関数(Ne=A×t+B)に遅れ時間(td1・・・)を代入し、遅れ時間(td1・・・)の経過時の予測回転数Nea(Ne1,Ne2・・・)を求める。言い換えると、制御籠38の切換えにおける応答遅れを見越して、即ち、遅れ時間(td1、td2・・・)の経過時に制御籠38の各突状部382が実際に切換えられている位置Pno’(図7(b)参照)に応じた予測回転数Nea(図8における予測値:○、□、☆)をあらかじめ算出する。このため、得られた予測回転数Neaは実際に発生している定常時のエンジン回転速度となる。
更に、回転数予測手段A2は、発電機回転数が比較的高く、過渡運転域c2の信号を受けた際に、定常運転域c1での予測回転数演算処理に代えて、過渡運転域c2での予測回転数演算処理M2を行う。
この過渡運転域c2での予測回転数演算処理M2では、スタータダイナモ12(発電機)の発電量を増減する制御籠(発電量制御デバイス)38の各突状部382がステータ27に対向する際、基準位置P1と分離位置P2との間の所望の目標位置Pnoに切換わる際の応答遅れ(機械的作動遅れ)(例えば、図7(b)に示す、目標位置Pnoの手前の位置Pno’)を考慮し、実際に達する位置Pno’を見越して、制御籠38の各突状部382が応答遅れにより切換途中の実際の位置Pno’にある状態で得られる過渡運転域c2での実際の回転変化量ΔNβ={(Te−Tp−Ta)/Ie}×Δt×tdを回転変化量算出手段A7より取り込み、エンジン回転数Ne(ここでエンジン回転数と発電機回転数は同一)を予測する。
ここでは、回転変化量算出手段A7で求めた、実際の回転変化量ΔNβ={(Te−Tp−Ta)/Ie}×Δt×tdを順次加算していく。更に、図10の1制御周期の各時点(t1,t2・・・tn)毎に、過渡運転域c2での予測回転数Neaを、過渡運転域c2に入った際のエンジン回転数Ne1に各時点での回転変化量ΔNβ(tn)相当の回転変動量ΔNを順次加算して過渡時のエンジン回転数Nea(←Nea+ΔNβ(tn))を順次予測回転数Neaとして更新している。
目標発電電圧設定手段A3は、回転数予測手段A2で求めた予測回転数Nea(Ne1,Ne2・・・)に応じて目標発電電圧Vgoを設定する。ここでは、図12に示すような、エンジン回転数Neに応じた発電電圧Vgの関連データを取得しておく。その上で予測回転数Neaに応じた目標発電電圧Vgoの特性を設定し、これを算出できるマップmap1(図6参照)を予め作成しておく。
発電制御手段A4は、予測回転数Neaに応じた目標発電電圧Vgoのずれを無くすよう制御籠38(発電量制御デバイス)の各突状部382をステップモータ53を介して切換え制御する。
ここで発電制御手段A4は、目標発電電圧Vgを得るため、基準位置P1と分離位置P2との間に適宜設定される予測の切換え位置Pno’を得るため、制御上においては予測の切換え位置Pno’に相当する目標位置Pnoに制御籠38(発電量制御デバイス)を切換えるフィードフォーワード制御を行う。この際、仮の目標位置Pnoに制御籠38(発電量制御デバイス)が切換え制御が行われることで、応答性よく、予測の切換え位置Pno’へ切換え制御出来ることとなる。
次に、本発明のエンジンの発電制御装置における制御処理を説明する。
ここでは、図1のコントローラ7の各制御処理を、図11の発電制御ルーチンに沿って説明する。
コントローラ7の制御処理が発電制御ルーチンへ移行すると、先ずステップs1において、アクセル開度センサ71、スロットル開度センサ72、ポンプ回転センサ73及びその他エンジン運転情報が取り込まれる。更に、ステップモータ53を基準位置P1に相当するステップ位置に修正保持する。
次いで、ステップs2ではアクセル開度θaのデータよりその変化率θa/dt(ΔAPS)を演算し、同値が過渡運転域(図10のc2域)を判定する閾値XAPSを上回るか否か判断し、定常運転域(図10のc1域)であり、上回ることがないとステップs4に、上回るとステップs3に進む。ステップs3では過渡運転域(図10のc2域)であることより、過渡運転フラグFLG1をオンしてステップs4に進む。ステップs4では過渡運転フラグFLG1がオンか否か判断し、オフでステップs5に、オンでステップs6に進む。
定常運転域(図10のc1域)でステップs5に達すると、ここでは、定常運転域c1での予測回転数演算処理M1を行う。
図8に示すように、データ取得期間中(図8に示すe1)に得られた時間t1、t2、・・・と、発電機の実回転数(実測値:■、★・・・)との関連データを元に最小二乗法により時間と発電機回転数Neの1次の近似式(図8の実線参照)とを設定し、同近似式によりデータ取得期間e1の直後の遅れ時間td1の経過時の予測回転数Nea(Ne1)を算出する。
次いで、ステップs7に達すると、今回演算の予測回転数Nea(Ne1)相当の目標発電電圧Vgをマップmap1(図6中のmap1参照)を用いて算出する。次いで、目標発電電圧Vgoを得るための予測の切換え位置Pno’を得るため、制御上は仮の目標位置Pnoに制御籠38(発電量制御デバイス)を切換えるフィードフォーワード制御を行う。この際、直接、仮の目標位置Pnoに制御籠38(発電量制御デバイス)を切換える制御を行うので、予測の切換え位置Pno’に切換えがなされ、応答性良く目標発電電圧Vgが得られ、バッテリの定格電圧14Vに対する変動幅の少ない、即ち、図13に実線で示す、目標発電電圧Vgに近い実際の発電電圧を得ることができる。
なお、このような処理は定常運転域(図10のc1域)にある限り、経時的に繰り返され、順次、図8に示すデータ取得期間中(e2、e3・・・・)に同様に、データ取得期間中(e1の場合と同様に、データ取得期間(e2、e3・・・・)の直後の各遅れ時間td2、td3・・・後の予測回転数Nea(Ne2、Ne3・・・・)を定常運転域c1での予測回転数演算処理により算出し、予測回転数Neaに応じた目標発電電圧Vgoを順次精度よく演算し、バッテリの定格電圧14Vに対する変動幅の少ない、即ち、図13に実線で示す、目標発電電圧Vgに近い実際の発電電圧を得ることができる。
他方、ステップs4より過渡運転域(図10のc2域)でステップs6に達すると、ここでは、過渡運転域c2での予測回転数演算処理M2を行う。
図9に示すように、過渡運転域c2での予測回転数演算処理M2では、先に求められているイナーシャ(慣性モーメント)Ieを有するトルコン(回転伝達機器)13のポンプトルクTpをクランク軸5と出力軸131との回転差Δn(=Ne−Np)相当の値として不図示のマップより求める。更に、アクセル開度θaから目標エンジントルクTeを求める。更に、エンジン補機(例えば水ポンプ)の補機トルクTaをエンジン回転数Neと出力軸131との回転差Δn(=Ne−Np)(ポンプ回転センサ73からの値をあらかじめ取り込む)相当の値として不図示のマップより求める。
次いで、これらデータを(1)式
ΔNβ==(Te−Ta―Tp)/Ie×Δt×td・・・・・・(1)
に代入する。
この(1)式では、目標エンジントルクTeから、補機トルクTaとポンプトルクをTpを引いたものを、イナーシャIeで割って単位時間当たりの回転変化量(=(Te−Ta―Tp)/Ie)を求める。それに遅れ時間tdを掛けて実際の回転変化量ΔNβを求めている。
このような過渡運転域c2での回転変化量ΔNβをデータ取得期間en経過毎に、前回の予測回転数Neaに加算することで、即ち、過渡運転域c2に入った際のエンジン回転数Ne1に各時点での回転変化量ΔNβ(tn)相当の回転変動量ΔNを順次加算して過渡時のエンジン回転数Nea(←Nea+ΔNβ(tn))を順次予測回転数Neaとして順次算出できる(図10参照)。
次いでステップs6よりステップs7に達すると、今回の予測回転数Nea相当の目標発電電圧Vgをマップmap1(図6)を用い算出し、目標発電電圧Vgoを得るための予測の切換え位置Pno’を得るため、制御上は仮の目標位置Pnoに制御籠38(発電量制御デバイス)を切換えるフィードフォーワード制御を行う。この際、直接、仮の目標位置Pnoに制御籠38(発電量制御デバイス)を切換えるので、応答性良く、目標発電電圧Vgが得られ、バッテリの定格電圧14Vに対する変動幅の少ない、即ち、図13に実線で示す、定格電圧14Vに近い発電電圧Vaを得ることができる。
このように、図1のエンジンの発電制御装置では、定常運転域c1でも過渡運転域c2であっても制御籠38(発電量制御デバイス)の差動遅れによる目標発電電圧のずれが打ち消され、目標発電電圧に対する実発電電圧の変動幅を抑制でき、適正な発電電圧維持制御を行うことができ、電気装置類の破損を防止できる。
更に、制御籠38(発電量制御デバイス)を目標発電電圧相当の目標位置にフィードフォーワード制御で切換えるので、目標発電電圧のずれ(図13中のr1)が打ち消され、目標発電電圧に対する実発電電圧の変動幅を抑制でき、適正な発電電圧を確保できる。
更に、ステップs5における定常運転域c1での予測回転数演算処理M1を行うので、目標発電電圧を精度良く設定でき、特に、定常運転状態で精度良く設定でき、適正な発電電圧維持制御を行うことができる。
更に、ステップs6における過渡運転域c2での予測回転数演算処理M2を行うので、過渡運転状態で予測回転数を的確に応答性よく演算でき、目標発電電圧を設定でき、適正な発電電圧維持制御を行うことができる。例えば、トルコン接続の場合、トルコン接続状態に応じた回転遅れを反映させ、予測回転数を応答性良く演算できる。
更に、ステップs4における定常運転域c1か過渡運転域c2かの判断に応じて、エンジン1が定常状態では予測回転数を精度良く演算でき、エンジン1が過渡状態では予測回転数を的確に応答性よく演算でき、目標発電電圧に対する実発電電圧の変動幅を抑制でき、回転変動が生じ易い車両等のエンジンに搭載された発電機の発電電圧維持制御を適正に行うことができる。
本発明の一実施形態としてのエンジンの発電制御装置を備えたエンジンの概略構成図である。 図1のエンジンに装備されるスタータダイナモ(発電機)の正面要部断面図である。 図1のエンジンに装備されるスタータダイナモ(発電機)の側面要部切欠断面図である。 図1のスタータダイナモ(発電機)の部分拡大切欠平面図である。 図1のエンジンの発電制御装置の概略配線図である。 図1のエンジンの発電制御装置の制御構成のブロック図である。 図1のスタータダイナモ(発電機)の部分拡大切欠図で(a)は基準位置を、(b)は分離位置を説明する図である。 図1のエンジンの発電制御装置の定常運転域での制御特性説明線図である。 図1のエンジンの発電制御装置の過渡運転域での制御特性説明線図である。 図1のエンジンの発電制御装置の発電機回転数とアクセル変化速度等との関連を説明する特性線図である。 図1のエンジンの発電制御装置における発電制御ルーチンのフローチャートである。 エンジンの発電制御装置における発電機回転数と発電電圧の関連を示す特性線図である。 エンジンの発電制御装置における発電電圧の経時変化を説明する特性線図である。
符号の説明
1 エンジン
5 クランク軸
7 コントローラ
10 筒状体
12 スタータダイナモ
33 ステータコイル
38 制御籠(発電量制御デバイス)
382 突状部
39 バッテリ
40 全波整流器
A1 エンジン制御手段
A2 回転数予測手段
A3 目標発電電圧設定手段
A4 発電制御手段(制御手段)
A5 駆動状態判定手段
A6 データ算出手段
A7 回転変化量算出手段
Nea 予測回転数
P1 基準位置
P2 分離位置
Pno 目標位置
Pno’ 予測の切換え位置
Vgo 目標発電電圧

Claims (2)

  1. エンジンの駆動に応じて発電する発電機と、
    前記発電機の発電量を増減させる発電量制御デバイスの応答遅れを見越して前記エンジンの回転数を予測する回転数予測手段と、
    前記回転数に応じて前記発電機の目標発電電圧を設定する目標発電電圧設定手段と、
    前記目標発電電圧に対する前記発電機の実発電電圧のずれを無くすよう前記発電量制御デバイスを制御する制御手段と、
    前記エンジンの駆動が定常と過渡のいずれの状態かを判定する駆動状態判定手段と、を備え、
    前記回転数予測手段は、
    前記駆動状態判定手段が定常状態であると判定したときには、所定のデータ取得期間中に得られた時間と、前記データ取得期間中での前記エンジンの実回転数の変化との関連データに基づき、前記データ取得期間後の前記回転数の予測を行い、前記駆動状態判定手段が過渡状態であると判定したときには、前記エンジンの出力トルク、前記エンジンに接続された動力伝達系部品の消費トルク、前記動力伝達系部品の慣性モーメントを用いて求めた前記エンジンの回転変化量に基づき、前記回転数の予測を行うことを特徴とするエンジンの発電制御装置。
  2. 請求項1に記載のエンジンの発電制御装置において、
    前記制御手段は、フィードフォーワード制御により前記制御を行うことを特徴とするエンジンの発電制御装置。
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