JP5150795B2 - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置及び撮像方法に関する。
被写体を撮像する固体撮像素子として、CCD(Charge Coupled Device)型やMOS(Metal Oxide Semiconductor)型等が普及している。これらの固体撮像素子の入射光に対するダイナミックレンジは、半導体技術の進歩により着々と向上しつつある。しかしながら、実際に固体撮像素子が利用される状況において、予め設定されているダイナミックレンジを超えた入射光が発生することはそれほど珍しいことではない。このため、ダイナミックレンジを拡大するための技術が盛んに研究されている。
例えば、特許文献1には、長時間露光を行う画素と、長時間露光を行っている期間の途中で短時間露光を開始する画素とを有し、長時間露光で得られる画像と短時間露光で得られる画像を合成してダイナミックレンジを拡大する撮像装置が記載されている。
特許文献2には、長時間露光を行う画素と、長時間露光を行っている期間中に短時間露光を複数回行いその都度出力する画素とが市松状に配置された固体撮像素子を搭載する撮像装置が記載されている。この撮像装置は、複数の短時間露光で得られる画像を平均してカメラブレ補正を行い、この平均後の画像と長時間露光で得られる画像を合成して、ダイナミックレンジを拡大している。
特許文献3には、長時間露光を行う画素と短時間露光を行う画素を有する固体撮像素子を用い、長時間露光を行う画素での露光中に、短時間露光を行う画素で複数回の露光を行って、ダイナミックレンジ拡大を図ることが記載されている。
日本国特開2009−302653号公報 日本国特開2010−62785号公報 日本国特開2007−214832号公報
これらのいずれの撮像装置も、同じ被写体に対しダイナミックレンジの異なる画像データを得るには、長時間露光と短時間露光の比を変更して撮影を複数回行う必要がある。しかし、撮影と撮影の間に被写体が動いたり、太陽が雲に隠れてしまったり等、撮影環境は刻々と変化する。このため、同一被写体に対してダイナミックレンジの異なる画像データを得ることは容易ではない。
撮影(撮像画像信号の取得)が終わった後に、ダイナミックレンジを決定することができれば、期待する画像データを得られるようになるが、このような機能を持つ撮像装置は今まで存在していない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、撮影後にダイナミックレンジを決定することが可能な撮像装置及び撮像方法を提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、二次元状に配列された複数の第一の光電変換素子及び複数の第二の光電変換素子を含む固体撮像素子を有する撮像装置であって、前記複数の第一の光電変換素子を第一の露光期間で露光すると共に、前記複数の第二の光電変換素子を複数回の第二の露光期間で順次露光し、前記第一の露光期間中に前記複数の第一の光電変換素子に蓄積された電荷に応じた第一の撮像画像信号と、前記複数回の第二の露光期間の各々において前記複数の第二の光電変換素子に蓄積された電荷に応じた第二の撮像画像信号とを読み出す駆動を行う駆動部と、前記第一の撮像画像信号と複数の前記第二の撮像画像信号の少なくとも1つとを用いて所定のダイナミックレンジの撮像画像データを生成する処理を行う画像処理部とを備え、各第二の露光期間は、前記第一の露光期間と重なりを有しており、前記処理は、用いられる前記第二の撮像画像信号の数が異なる複数種類の処理を含むものである。
この構成により、感度の異なる少なくとも3つの撮像画像信号(1つの第一の撮像画像信号と、2つの第二の撮像画像信号)を1度の撮影で得ることができる。例えば、複数回が2回の場合、第一の撮像画像信号から生成される画像データと2つの第二の撮像画像信号のいずれかから生成される画像データとを合成して第一のダイナミックレンジの画像データを生成する処理と、第一の撮像画像信号から生成される画像データと2つの第二の撮像画像信号の合成信号から生成される画像データとを合成して第ニのダイナミックレンジの画像データを生成する処理とを画像処理部が選択して実行することで、撮影後にダイナミックレンジを決定することができ、撮像装置の利便性を向上させることができる。
本発明の撮像方法は、二次元状に配列された複数の第一の光電変換素子及び複数の第二の光電変換素子を含む固体撮像素子を用いた撮像方法であって、前記複数の第一の光電変換素子を第一の露光期間で露光すると共に、前記複数の第二の光電変換素子を複数回の第二の露光期間で順次露光し、前記第一の露光期間中に前記複数の第一の光電変換素子に蓄積された電荷に応じた第一の撮像画像信号と、前記複数回の第二の露光期間の各々において前記複数の第二の光電変換素子に蓄積された電荷に応じた第二の撮像画像信号とを読み出す駆動を行う駆動部と、前記第一の撮像画像信号と複数の前記第二の撮像画像信号の少なくとも1つとを用いて所定のダイナミックレンジの撮像画像データを生成する処理を行う画像処理ステップとを備え、各第二の露光期間は、前記第一の露光期間と重なりを有しており、前記処理は、用いられる前記第二の撮像画像信号の数が異なる複数種類の処理を含むものである。
本発明によれば、撮影後にダイナミックレンジを決定することが可能な撮像装置及び撮像方法を提供することができる。
本発明の実施形態を説明するための撮像装置の機能ブロック図 図1に示した撮像装置における固体撮像素子5の概略構成を示す平面模式図 図1に示した撮像装置の撮影動作時のタイミングチャートを示す図 撮像装置100のDR撮影モード時の動作を説明するためのフローチャート 撮像装置100のDR撮影モード時の動作の変形例を説明するためのフローチャート 図5に示すフローチャートにおけるステップS14を具体的に説明した図 図5に示すフローチャートにおけるステップS18を具体的に説明した図 図5に示すフローチャートにおけるステップS21を具体的に説明した図 図5に示すフローチャートにおけるステップS22を具体的に説明した図 図1に示した撮像装置の変形例を示す図 図10に示した撮像装置の撮影時の動作を説明するためのタイミングチャート 図10に示した撮像装置の撮影時の別の動作を説明するためのタイミングチャート 1つの信号読出し回路によって図3に示した駆動方法を実現するためのタイミングチャートの一例を示す図 1つの信号読出し回路によって図3に示した駆動方法を実現するためのタイミングチャートの一例を示す図 図2に示した固体撮像素子の変形例を示す図 図2に示した固体撮像素子の変形例を示す図 図1に示した撮像装置における固体撮像素子をCCD型にしたときの撮影動作を説明するためのタイミングチャート
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態を説明するための撮像装置100の機能ブロック図である。撮像装置100の撮像系は、撮影レンズ系1と、絞り2と、固体撮像素子5と、アナログデジタル(AD)変換部6とを備える。
撮影レンズ系1の背部には、絞り2が配置されている。撮影レンズ系1と絞り2により撮影光学系を構成している。
絞り2の背部には、詳細は後述するMOS型の固体撮像素子5が配置されている。撮影レンズ系1及び絞り2をこの順に通って固体撮像素子5の受光面に入射した被写体光像に対応する撮像画像信号が、AD変換部6でデジタルデータに変換され、バス17に出力される。
バス17には、この撮像装置100の全体を統括制御する中央制御部(CPU)7と、シャッタレリーズボタンを含む操作ボタン等で構成される操作部16と、DSP等で構成されCPU7の指示の基に撮像画像信号に対して画像処理を施す画像処理部9と、撮像画像信号を画像処理して得られた撮像画像データを表示用のデータに変換するビデオエンコーダ15と、ビデオエンコーダ15で変換された撮像画像データを表示部14に表示するドライバ13と、メモリ10と、メディア制御部12とが接続される。メディア制御部12には、着脱自在に記録媒体(メモリカード)11が装着される。
CPU7には、デバイス制御部8が接続される。デバイス制御部8は、CPU7からの指示に従い、固体撮像素子5の駆動制御、絞り2の開口量調整制御、撮影レンズ系1のフォーカス位置制御やズーム位置制御を行う。
図2は、図1に示した撮像装置100における固体撮像素子5の概略構成を示す平面模式図である。
図2に示したように、固体撮像素子5は、複数の光電変換素子51a(ハッチングを付したもの)からなる第一グループと、複数の光電変換素子51bからなる第二グループと、第一グループに対応して設けられた信号読出し回路62aと、第二グループに対応して設けられた信号読出し回路62bとを備える。
固体撮像素子5に含まれる全ての光電変換素子は、半導体基板表面の行方向Xとこれに交差する(図2の例では直交する)列方向Yとに二次元状に配置されている。この全ての光電変換素子は、行方向Xに一定ピッチで並ぶ複数の光電変換素子51aからなるラインと、行方向Xに当該一定ピッチと同一ピッチで並ぶ複数の光電変換素子51bからなるラインとを列方向Yに交互に一定ピッチで並べた配置となっている。
さらに、第一グループのラインは、第二グループのラインに対して、各ラインの各光電変換素子の行方向Xにおける配列ピッチの1/2だけ行方向Xにずらして配置されている。このような配列は、正方格子状に配置した光電変換素子51aに対して斜め45°方向にずれた位置に光電変換素子51bを配置することで得ることができる。
このように、全ての光電変換素子51aには、同一の位置関係で光電変換素子51bが隣接して配置された構成となっている。各光電変換素子51aと、各光電変換素子51aに対して同一の位置関係(同一方向)に隣接する光電変換素子51bとで、ペアを構成している。
固体撮像素子5に含まれる全ての光電変換素子は、略同一構成(設計上の値が同一)となっている。略同一構成とは、半導体基板内に形成される光電変換領域(フォトダイオード)のサイズが略同じであり、その光電変換領域の上方に形成される遮光膜の開口サイズも略同じであることを意味する。
各光電変換素子51aの上方には、全体としてベイヤ状に配置された赤色光を透過するカラーフィルタR1と、緑色光を透過するカラーフィルタG1と、青色光を透過するカラーフィルタB1とが設けられている。
図2においては、カラーフィルタR1が上方に設けられた光電変換素子51aに“R1”の文字を付してある。また、カラーフィルタG1が上方に設けられた光電変換素子51aに“G1”の文字を付してある。また、カラーフィルタB1が上方に設けられた光電変換素子51aに“B1”の文字を付してある。
各光電変換素子51bの上方には、全体としてベイヤ状に配置された赤色光を透過するカラーフィルタR2と、緑色光を透過するカラーフィルタG2と、青色光を透過するカラーフィルタB2とが設けられている。
図2においては、カラーフィルタR2が上方に設けられた光電変換素子51bに“R2”の文字を付してある。また、カラーフィルタG2が上方に設けられた光電変換素子51bに“G2”の文字を付してある。また、カラーフィルタB2が上方に設けられた光電変換素子51bに“B2”の文字を付してある。
このように、同一の位置関係で隣接する光電変換素子51a及び光電変換素子51b(図2の例では、光電変換素子51aとこれに斜め右上方向で隣接する光電変換素子51b)の各々の上方には同一色のフィルタ(赤色フィルタ、緑色フィルタ、又は青色フィルタ)が配置されている。したがって、この固体撮像素子5には、上方に設けられるフィルタの色が異なる3種類のペア(赤色フィルタを上方に持つRペア、緑色フィルタを上方に持つGペア、青色フィルタを上方に持つBペア)が含まれる。
図2に示したように、第一グループのラインについては、図2において一番上から順に、1ライン、2ライン、3ライン、・・・、nラインと呼ぶ。第二グループのラインについても、図2において一番上から順に、1ライン、2ライン、3ライン、・・・、nラインと呼ぶ。第一グループのkライン(k=1,2,3、・・・、n)に含まれる各光電変換素子51aとペアを組む光電変換素子51bで構成されるラインが第二グループのkラインとなっている。
固体撮像素子5に含まれる全ての光電変換素子の各々には、図示しないCMOS回路がその近傍に対応して設けられている。
信号読出し回路62aは、CDS回路55aと、トランジスタ56aと、Hドライバ57aと、信号出力線58aと、配線59a(一部のみ図示)と、Vドライバ60aと、配線61a(一部のみ図示)とを備える。信号読出し回路62aは、図1に示したデバイス制御部8によって制御される。
第一グループの各ラインに対応するMOS回路には配線61aが接続されている。この配線61aが、Vドライバ60aに接続されている。
Vドライバ60aは、第一グループのラインを1つずつ選択して、選択したラインに対応するMOS回路から配線59aに信号を読み出す駆動を行う。また、Vドライバ60aは、第一グループの光電変換素子51aに対応するMOS回路のリセットトランジスタを制御して、第一グループの光電変換素子51aの蓄積電荷をリセットする駆動(光電変換素子の電荷をMOS回路のリセットトランジスタのドレインに排出する駆動)も行う。
CDS回路55aは、列方向Yに並ぶ複数の光電変換素子51aからなる光電変換素子列に対応して設けられている。CDS回路55aは、これに対応する光電変換素子列のMOS回路に配線59aを介して接続されている。CDS回路55aは、入力された信号に相関二重サンプリング処理を施す。
Hドライバ57aは、各CDS回路55aにトランジスタ56aを介して接続されている。Hドライバ57aは、トランジスタ56aを順次オンしていくことで、CDS回路55aで処理後の信号を信号出力線58aに出力させる。
信号読出し回路62bは、CDS回路55bと、トランジスタ56bと、Hドライバ57bと、信号出力線58bと、配線59b(一部のみ図示)と、Vドライバ60bと、配線61b(一部のみ図示)とを備える。信号読出し回路62bは、図1に示したデバイス制御部8によって制御される。
第二グループの各ラインに対応するMOS回路には配線61bが接続されている。この配線61bが、Vドライバ60bに接続されている。
Vドライバ60bは、第二グループのラインを1つずつ選択して、選択したラインに対応するMOS回路から配線59bに信号を読み出す駆動を行う。また、Vドライバ60bは、第二グループの光電変換素子51bに対応するCMOS回路のリセットトランジスタを制御して、第二グループの光電変換素子51bの蓄積電荷をリセットする駆動(光電変換素子の電荷をMOS回路のリセットトランジスタのドレインに排出する駆動)も行う。
CDS回路55bは、列方向Yに並ぶ複数の光電変換素子51bからなる光電変換素子列に対応して設けられている。CDS回路55bは、これに対応する光電変換素子列のMOS回路に配線59bを介して接続されている。CDS回路55bは、入力された信号に相関二重サンプリング処理を施す。
Hドライバ57bは、各CDS回路55bにトランジスタ56bを介して接続されている。Hドライバ57bは、トランジスタ56bを順次オンしていくことで、CDS回路55bで処理後の信号を信号出力線58bに出力させる。
このような構成により、第一グループと第二グループとで同時並行して撮像画像信号を読み出すことができる。
このような固体撮像素子5を搭載する撮像装置100は、デバイス制御部8が、光電変換素子51aを第一の露光期間で露光すると共に、第一の露光期間と重なりを有する期間中に、複数回の第二の露光期間で光電変換素子51bを順次露光し、第一の露光期間中に光電変換素子51aに蓄積された電荷に応じた第一の撮像画像信号と、複数回の第二の露光期間の各々において光電変換素子51bに蓄積された電荷に応じた第二の撮像画像信号とを読み出す駆動を行うDR撮影モードを有する。なお、各第二の露光期間は、第一の露光期間と重なりを有する。
また、このDR撮影モード時には、画像処理部9が、第一の露光期間で得られた第一の撮像画像信号と、複数の第二の露光期間で得られた複数の第二の撮像画像信号の少なくとも1つとを用いて、所定のダイナミックレンジの撮像画像データを生成するDR処理を行う。
このDR処理には、撮像画像データを生成する際に用いる第二の撮像画像信号の数が異なる複数種類のDR処理が含まれる。このため、画像処理部9が実行するDR処理の種類を変えることで、生成される撮像画像データのダイナミックレンジを変えることができる。
例えば、露光時間が等しい4回の第二の露光期間を行う場合を例にすると、画像処理部9は、以下に示す4種類のDR処理を選択的に実行して、所定のダイナミックレンジの撮像画像データを生成する。
(第一のDR処理)
画像処理部9は、第一の撮像画像信号を画像処理して長時間露光の画像データを生成し、4つの第二の撮像画像信号のいずれか1つを画像処理して短時間露光の画像データを1つ生成し、これら2つの画像データを合成して、ダイナミックレンジ400%の撮像画像データを生成する。
(第二のDR処理)
画像処理部9は、第一の撮像画像信号を画像処理して長時間露光の画像データを生成し、4つの第二の撮像画像信号のいずれか2つをそれぞれ画像処理して短時間露光の画像データを2つ生成し、これら3つの画像データを合成して、ダイナミックレンジ200%の撮像画像データを生成する。
(第三のDR処理)
画像処理部9は、第一の撮像画像信号を画像処理して長時間露光の画像データを生成し、4つの第二の撮像画像信号のいずれか3つをそれぞれ画像処理して短時間露光の画像データを3つ生成し、これら4つの画像データを合成して、ダイナミックレンジ133%の撮像画像データを生成する。
(第四のDR処理)
画像処理部9は、第一の撮像画像信号を画像処理して長時間露光の画像データを生成し、4つの第二の撮像画像信号の各々を画像処理して短時間露光の画像データを4つ生成し、これら5つの画像データを合成して、ダイナミックレンジ100%の撮像画像データを生成する。
画像処理部9は、このような複数種類のDR処理の少なくとも1つで生成した撮像画像データに基づいて、どのDR処理で生成した撮像画像データをメモリカード11に記録するかを決定する。そして、画像処理部9は、このようにして決定した撮像画像データを、メディア制御部12からメモリカード11に記録させる。
以下、DR撮影モード時の撮像装置100の詳細な動作について説明する。
図3は、図1に示した撮像装置100のDR撮影モード時の固体撮像素子の駆動タイミングチャートを示す図である。図3は、第一グループの光電変換素子51aの露光期間と、第二グループの光電変換素子51bの露光期間との関係を具体的に示している。
図3では、第一の露光期間中に第二の露光期間を4つ設けた例を示している。図3において、“第一の露光期間A”と記した四角形(平行四辺形)が、第一グループ全体の第一の露光期間を示している。また、“B(1)”、“B(2)”、“B(3)”、“B(4)”を記した四角形(平行四辺形)が、それぞれ第二グループ全体の第二の露光期間を示している。4つの第二の露光期間の長さ(各ラインの露光時間)は同じになっている。
撮影指示があると、デバイス制御部8は、第一グループの光電変換素子51aの蓄積電荷を第一グループのライン毎にタイミングをずらしてリセットするローリングリセット駆動をVドライバ60aで実施する。また、デバイス制御部8は、第二グループの光電変換素子51bの蓄積電荷を第二グループのライン毎にタイミングをずらしてリセットするローリングリセット駆動をVドライバ60bで実施する。Vドライバ60aとVドライバ60bは、蓄積電荷をリセットするタイミングを、第一グループのkラインと第二グループのkラインとで同期させて行う。
図3の例では、時刻t1から時刻t2の間に、第一グループの各ラインの光電変換素子51aのリセットが順次行われると共に、第二グループの各ラインの光電変換素子51bのリセットが順次行われる。第一グループの各ラインでは、蓄積電荷のリセットが終了した時点で、第一の露光期間Aの露光が開始される。第二グループの各ラインでは、蓄積電荷のリセットが終了した時点で、第二の露光期間B(1)の露光が開始される。
時刻t1で第一グループの1ラインと第二グループの1ラインの露光が開始されてから所定時間経過後の時刻t3になると、デバイス制御部8が、第二グループの光電変換素子51bの蓄積電荷に応じた信号を第二グループのライン毎にタイミングをずらして読み出すローリング読出し駆動を信号読出し回路62bで実施する。
図3の例では、時刻t3から時刻t4の間に、第二グループの各ラインの光電変換素子51bの蓄積電荷に応じた信号が固体撮像素子5から出力される。第二グループの各ラインでは、光電変換素子51bの蓄積電荷に応じた信号の読み出しが終了された時点で、第二の露光期間B(1)の露光が終了される。
時刻t4で第二グループのnラインの信号読み出しが完了すると、デバイス制御部8は、ローリングリセット駆動をVドライバ60bで実施する。図3に示すように、時刻t4〜t5の間に第二グループの各ラインの光電変換素子51bの蓄積電荷のリセットが行われる。第二グループの各ラインでは、時刻t4〜t5の間に行われるリセットが終了した時点で、第二の露光期間B(2)の露光が開始される。
その後は、ローリング読み出し駆動が行われて第二の露光期間B(2)の露光が終了され、その後ローリングリセット駆動が行われて第二の露光期間B(3)の露光が開始される。続いて、ローリング読み出し駆動が行われて第二の露光期間B(3)の露光が終了され、その後ローリングリセット駆動が行われて第二の露光期間B(4)の露光が開始される。
第一の露光期間Aの露光終了タイミングである時刻t7になると、デバイス制御部8が、ローリング読み出し駆動を信号読出し回路62aで実施すると共に、ローリング読み出し駆動を信号読出し回路62bで実施する。Vドライバ60aとVドライバ60bは、時刻t7〜t8の間は、光電変換素子の蓄積電荷に応じた信号を読み出すタイミングを、第一グループのkラインと第二グループのkラインとで同期させて行う。
図3の例では、時刻t7から時刻t8の間に、第一グループの各ラインの光電変換素子51aの蓄積電荷に応じた信号が固体撮像素子5から出力され、第二グループの各ラインの光電変換素子51bの蓄積電荷に応じた信号が固体撮像素子5から出力される。
第一グループの各ラインでは、光電変換素子51aの蓄積電荷に応じた信号の読み出しが終了された時点で、第一の露光期間Aの露光が終了される。第二グループの各ラインでは、光電変換素子51bの蓄積電荷に応じた信号の読み出しが終了された時点で、第二の露光期間B(4)の露光が終了される。
以上のような駆動により、第一の露光期間Aの露光中に、第二の露光期間B(1)〜B(4)の露光を順次実施し、これら4つの第二の露光期間の露光で得られる4つの第二の撮像画像信号と、第一の露光期間Aの露光で得られる第一の撮像画像信号との計5つの撮像画像信号を固体撮像素子5から出力することができる。
次に、以上のような駆動で固体撮像素子5から出力された撮像画像信号から撮像画像データを生成して記録するまでの動作について説明する。
図4は、撮像装置100のDR撮影モード時の動作を説明するためのフローチャートである。
撮影が終了し、第一の撮像画像信号と4つの第二の撮像画像信号がメモリ10に記憶されると、画像処理部9が、4種類のDR処理のうち、DR処理に用いる第二の撮像画像信号の数が最も多いDR処理(上記第四のDR処理)を実行して、DR100%の撮像画像データを生成する(ステップS1)。
次に、画像処理部9は、ステップS1で生成した撮像画像データを複数エリアに分割し、分割エリア毎に、その分割エリアに含まれる画素データの輝度の平均値を算出する(ステップS2)。
次に、画像処理部9は、ステップS1で生成した撮像画像データに輝度平均値が飽和している分割エリア(飽和エリア)があるか否かを判定する(ステップS3)。
具体的には、画像処理部9は、ステップS2で算出した輝度平均値が最大となる分割エリアの輝度平均値が飽和レベルに達しているかどうかを判定する。当該輝度平均値が飽和レベル未満であれば、全ての分割エリアで輝度平均値は飽和していないため、画像処理部9は、飽和エリアがないと判定する。一方、当該輝度平均値が飽和レベルに達していれば、画像処理部9は、飽和エリアがあると判定する。
ステップS3の判定で、飽和エリアがなかった場合(判定:YES)、画像処理部9は、ステップS1で生成したDR100%の撮像画像データをメモリカード11に記録させ(ステップS9)、処理を終了する。
一方、ステップS3の判定で、飽和エリアがあった場合(判定:NO)、画像処理部9は、4種類のDR処理のうち、DR処理に用いる第二の撮像画像信号の数が、直前に実行したDR処理の次に多い処理(上記第三のDR処理)を実行して、DR133%の撮像画像データを生成する(ステップS4)。
次に、画像処理部9は、ステップS4で生成した撮像画像データを複数エリアに分割し、分割エリア毎に輝度平均値を算出する(ステップS5)。
次に、画像処理部9は、ステップS5で算出した輝度平均値をもとに、ステップS4で生成した撮像画像データに飽和エリアがあるか否かを判定する(ステップS6)。
ステップS6の判定で、飽和エリアがなかった場合(判定:YES)、画像処理部9は、ステップS4で生成したDR133%の撮像画像データをメモリカード11に記録させ(ステップS9)、処理を終了する。
一方、ステップS6の判定で、飽和エリアがあった場合(判定:NO)、画像処理部9は、4種類のDR処理のうち、DR処理に用いる第二の撮像画像信号の数が2番目に少ないDR処理(上記第二のDR処理)を既に実行したか否かを判定する(ステップS7)。
ステップS7の判定で、第二のDR処理が実行されていなかった場合(判定:NO)、画像処理部9は、ステップS4以降の処理を行う。
ステップS7の判定で、第二のDR処理が実行されていた場合(判定:YES)、画像処理部9は、4種類のDR処理のうち、DR処理に用いる第二の撮像画像信号の数が最も少ないDR処理(上記第一のDR処理)を実行して、DR400%の撮像画像データを生成する。そして、画像処理部9は、このDR400%の撮像画像データをメモリカード11に記録させ(ステップS8)、処理を終了する。
このように、DR撮影モード時、画像処理部9は、4種類のDR処理のうちの第一のDR処理以外の処理で得られる撮像画像データのうち、飽和エリアがないもののいずれかをメモリカード11に記録させ(ステップS9)、飽和エリアがないDR処理が存在しない場合(ステップS7:YES)には、4種類のDR処理のうち、DR処理に用いる第二の撮像画像信号の数が最も少ない第一のDR処理で得られる撮像画像データをメモリカード11に記録させる(ステップS8)。
このため、ステップS9で記録される撮像画像データは、飽和エリアのない良好な画質とすることができる。また、ステップS8で記録される撮像画像データは、飽和エリアが存在する可能性はあるものの、この撮像装置100で設定できる最大のダイナミックレンジの撮像画像データを記録するため、他の処理で得た撮像画像データを記録する場合よりも良好な画質とすることができる。
関連技術では、撮影シーンやユーザ設定によってダイナミックレンジを撮影前に決定してから撮影を行っている。このため、撮影後にダイナミックレンジを変更することはできない。また、ダイナミックレンジを変更するには、露光時間を変更する必要がある。このため、設定可能なダイナミックレンジの数に応じた駆動パターンを予め持っておく必要があり、固体撮像素子の駆動パターンの設計が容易ではない。
これに対し、撮像装置100によれば、図3に示した駆動を実現する駆動パターンを持っておき、ダイナミックレンジの変更についてはDR処理の内容を変更して対応することができる。このため、撮影後にダイナミックレンジを変更できると共に、固体撮像素子5の駆動パターンの設計を簡略化することができる。
また、従来の撮像装置では、ダイナミックレンジを決めてから撮影を行うため、撮影直前に被写体の明るさが変化してしまった場合には対応することができない。これに対し、撮像装置100によれば、実際に撮影して得た撮像画像データに基づいてダイナミックレンジを決定することができる。このため、撮影直前に被写体の明るさが変化した場合でも、この変化に対応した最適なダイナミックレンジを決定することができる。
なお、図4に示したフローチャートでは、画像処理部9の処理負荷を軽減するために、4種類のDR処理を、DR処理に用いる第二の撮像画像信号の数が多い順に行うものとしている。しかし、処理負荷を考慮しないのであれば、このようにしなくてもよい。
例えば、画像処理部9は、最初に4種類のDR処理を全て実行して4つの撮像画像データを生成する。続いて、この4つの撮像画像データのうちの最大DRの撮像画像データ以外の3つの撮像画像データについて、飽和エリアがない撮像画像データを探し、それがあった場合にはそれを記録させる。一方、飽和エリアのない撮像画像データがない場合には、画像処理部9は、最大DRの撮像画像データを記録させる。
また、DR撮影モード時の画像処理部9の動作を以下のように変更してもよい。
図5は、撮像装置100のDR撮影モード時の動作の変形例を説明するためのフローチャートである。
撮影が終了し、第一の撮像画像信号と4つの第二の撮像画像信号がメモリ10に記憶されると、画像処理部9が、4種類のDR処理のうち、DR処理に用いる第二の撮像画像信号の数が最も多いDR処理(上記第四のDR処理)を実行して、DR100%の撮像画像データを生成する(ステップS11)。
次に、画像処理部9は、ステップS11で生成した撮像画像データを複数エリアに分割し(ここでは16分割とする)、16個の分割エリア毎に輝度平均値を算出する(ステップS12)。
次に、画像処理部9は、ステップS12で算出した輝度平均値をもとに、ステップS11で生成した撮像画像データに飽和エリアがあるか否かを判定する(ステップS13)。
ステップS13の判定で、飽和エリアがなかった場合(判定:NO)、画像処理部9は、ステップS11で生成したDR100%の撮像画像データをメモリカード11に記録させ(ステップS23)、処理を終了する。
ステップS13の判定で、飽和エリアがあった場合(判定:YES)、画像処理部9は、ステップS11で生成した撮像画像データの飽和エリア以外の非飽和エリアのデータをメモリ10に記憶する(ステップS14)。
メモリ10には、16個の分割エリアに対応する16個の領域が設定されている。そして、例えば図6に示すように、DR100%の撮像画像データの16個の分割エリアのうち真ん中にある4個の分割エリアが非飽和エリアであった場合、画像処理部9は、この4個の非飽和エリアの各々を、それに対応するメモリ10の領域に記憶する。
次に、画像処理部9は、4種類のDR処理のうち、DR処理に用いる第二の撮像画像信号の数が直前に実行したDR処理の次に多い処理(上記第三のDR処理)を実行して、DR133%の撮像画像データを生成する(ステップS15)。
次に、画像処理部9は、ステップS15で生成した撮像画像データを16分割し、16個の分割エリア毎に輝度平均値を算出する(ステップS16)。
次に、画像処理部9は、ステップS16で算出した輝度平均値をもとに、ステップS15で生成した撮像画像データに非飽和エリアがあるか否かを判定する(ステップS17)。
画像処理部9は、ステップS17の判定がNOの場合はステップS19の処理を実行し、判定がYESの場合はステップS18の処理を実行する。
ステップS18では、画像処理部9が、ステップS15で生成した撮像画像データの非飽和エリアのデータをメモリ10に記憶する。例えば図7に示すように、DR133%の撮像画像データの16個の分割エリアのうち真ん中にある8個の分割エリアが非飽和エリアであった場合、画像処理部9は、この8個の非飽和エリアの各々を、それに対応するメモリ10の領域に記憶する。ただし、メモリ10の領域に既に他のデータが記憶されている場合には、その領域についてはデータの上書きを行わない。
ステップS19では、画像処理部9が、メモリ10の16個の領域全てにデータが記憶されているか否かを判定する。
ステップS19の判定で、メモリ10の16個の領域全てにデータが記憶されていた場合(判定:YES)、画像処理部9は、メモリ10に記憶された16個の領域のデータを結合した撮像画像データを生成し、これをメモリカード11に記録させ(ステップS22)、処理を終了する。
ステップS19の判定で、メモリ10の16個の領域全てにデータが記憶されていなかった場合(判定:NO)、画像処理部9は、4種類のDR処理のうち、DR処理に用いる第二の撮像画像信号の数が最も少ないDR処理(上記第一のDR処理)を既に実行したか否かを判定する(ステップS20)。
ステップS20の判定で、第一のDR処理が実行されていない場合(判定:NO)、画像処理部9は、ステップS15以降の処理を行う。
ステップS20の判定で、第一のDR処理が実行されていた場合(判定:YES)、画像処理部9は、メモリ10のデータが記憶されていない空白領域に、第一のDR処理で生成した撮像画像データの当該空白領域に対応する分割エリアを記憶する(ステップS21)。
例えば、図8に示すように、DR400%の撮像画像データを生成した後にも関わらず、メモリ10には空白領域が2つ存在した場合、この空白領域に対応するDR400%の撮像画像データの分割エリア(図8の例では飽和エリア)をメモリ10の対応領域に記憶する。
画像処理部9は、ステップS21の後はステップS22の処理を行って、撮像画像データを記録させ、処理を終了する。
以上のように、この変形例では、画像処理部9が、4種類のDR処理で得られる4つの撮像画像データの各々の非飽和エリアを、DR処理に使用する第二の撮像画像信号の数が多い処理で得られたものから優先的に選択し、選択した非飽和エリアを結合して撮像画像データを生成する。また、画像処理部9は、選択した非飽和エリアの数が足りない場合は、DR処理に使用する第二の撮像画像信号の数が最も少ない処理で得られたDR400%の撮像画像データの飽和エリアで不足分を補うことで、撮像画像データを生成する。
このような構成により、ステップS22でメモリカード11に記録される撮像画像データは、例えば図9に示したように、分割エリア毎にダイナミックレンジの異なるものとなる。
4種類のDR処理で生成される4つの撮像画像データは、ダイナミックレンジが小さいものほど画質がよい。このため、4つの撮像画像データのうち、非飽和エリアについては、画質の良いもの(ダイナミックレンジが小さいもの)を優先的に使用して最終的な撮像画像データを生成することで、広ダイナミックレンジと高画質とを両立させることができる。
なお、ここまでの説明では、画像処理部9が、4種類のDR処理の少なくとも1つで得た撮像画像データに基づいて、メモリカード11に記録すべき撮像画像データを自動的に決めている。しかし、画像処理部9は、メモリカード11に記録すべき撮像画像データをユーザからの指示にしたがって決定してもよい。
例えば、DR撮影モード時にユーザは操作部16を介して所望のダイナミックレンジを設定する。そして、画像処理部9は、操作部16を介して指示された当該ダイナミックレンジの撮像画像データが得られるDR処理を、4種類のDR処理の中から選択して実行し、そのDR処理で得た撮像画像データをメモリカード11に記録させる。このようにすることで、ユーザの好みにあった撮像画像データを、固体撮像素子5の駆動を変えることなく記録することができる。
また、画像処理部9は、DR撮影モード時に4種類のDR処理を全て実行して4つの撮像画像データを生成し、これらを全てメモリカード11に記録させてもよい。このようにすることで、ユーザは、同一被写体に対してダイナミックレンジを変えた4つの撮像画像データを得ることができる。撮影前にダイナミックレンジを設定する方法では、そのダイナミックレンジが最適でなかった場合に撮影失敗になってしまうが、4つの撮像画像データを記録する構成にすれば、撮影失敗の機会を減らすことができる。
また、画像処理部9は、DR撮影モード時に4種類のDR処理を全て実行して4つの撮像画像データを生成し、これらの中からユーザによって選択されたものだけをメモリカード11に記録してもよい。
例えば、4つの撮像画像データを生成した後、その4つの撮像画像データを表示部14に表示して、ユーザにどの撮像画像データを記録するかを選択させる。画像処理部9は、ユーザから操作部16を介して選択された撮像画像データだけをメモリカード11に記録する。このようにすることで、メモリカード11に記録するデータ量を減らすことができ、撮影記録枚数を増やすことができる。4つの撮像画像データの中から選択するものは1つに限らず、2つ以上を選択して記録できるようにしてもよい。
また、図5に示したフローでは、メモリカード11に記録する撮像画像データを構成する16個の分割エリアを、4つの撮像画像データの中から画像処理部9が自動的に選択している。しかし、この16個の分割エリアの各々に、どのダイナミックレンジの撮像画像データを使用するかをユーザが任意に決められるようにしてもよい。
例えば、画像処理部9は、4つの撮像画像データを生成した後、そのうちの1つ(ダイナミックレンジが最小のもの;DR100%の撮像画像データ)を表示部14に表示させる。表示部14に表示させる画像は16分割して表示する。ユーザは、表示部14に表示される16個の分割エリア毎にダイナミックレンジを指定する。画像処理部9は、この指定にしたがって、メモリ10に16個の分割エリアを記憶して撮像画像データを生成し、これをメモリカード11に記録させて処理を終了する。
このようにすることで、ユーザは、分割エリア毎にダイナミックレンジを調整して好みの撮像画像データを生成することができる。
図10は、図1に示した撮像装置100の変形例を示す図である。
図10に示した撮像装置200は、固体撮像素子5の光入射側(図10の例では絞り2と固体撮像素子5の間)にメカニカルシャッタ3を追加した点を除いては図1に示した撮像装置100と同じ構成である。
以下、撮像装置200のDR撮影モード時の固体撮像素子5の駆動方法について説明する。
図11は、撮像装置200のDR撮影モード時の固体撮像素子5の駆動方法を説明するためのタイミングチャートである。図11に示したタイミングチャートは、第一グループの各光電変換素子51aの蓄積電荷を同時にリセットするグローバルリセット駆動を行って第一の露光期間Aの露光を開始する点、メカニカルシャッタ3を閉じる駆動を行って第一の露光期間Aの露光を終了する点が、図3に示したタイミングチャートと異なる。
メカニカルシャッタ3が開の状態で、時刻t1で撮影指示があると、デバイス制御部8は、Vドライバ60aでグローバルリセット駆動を実施し、各光電変換素子51aの蓄積電荷を同時にリセットする。第一グループでは、このリセットの終了を以って、第一の露光期間Aの露光が開始される。
一方、第二グループでは、図3で説明したのと同様に、時刻t1の撮影指示に応じて第二グループの各ラインの蓄積電荷が順次リセットされ、このリセットが終了した時点で、第二の露光期間B(1)の露光が開始される。第二の露光期間B(1)の露光が開始してから、第二の露光期間B(4)の終了までの動作は、図3で説明したものと同じである。
時刻t7になると、デバイス制御部8が、ローリング読出し駆動を信号読出し回路62bで実施する。このローリング読み出し駆動が終了する時刻t8になると、デバイス制御部8が、メカニカルシャッタ3を閉の状態にする。このメカニカルシャッタ3が閉じた時点を以って、第一の露光期間Aの露光が終了する。第一の露光期間Aの露光終了後、デバイス制御部8は、ローリング読出し駆動によって第一グループから撮像画像信号を読み出す。
以上のように、撮像装置200によれば、メカニカルシャッタ3を用いることで、第一グループについては、全てのラインで露光の開始及び終了のタイミングを一致させることができる。このため、第一グループから得られる撮像画像データについては、CMOSセンサ特有の動く被写体に対して発生する歪みを無くすことができる。
なお、撮像装置200では、第二グループの各光電変換素子51bで蓄積電荷を同時にリセットするグローバルリセット駆動を行って第二の露光期間B(1)の露光を開始することもできる。また、メカニカルシャッタ3を閉じることで、第二の露光期間B(4)の露光を終了することもできる。
しかし、このような駆動方法では、第二の露光期間B(1)と第二の露光期間B(4)において、第二グループの各ラインにおいて露光時間が均一にならない。これに対し、図11に示した駆動方法であれば、第二の露光期間B(1)〜B(4)のいずれにおいても、第二グループの各ラインにおいて露光時間を均一にすることができる。このため、第二グループから得られる複数の撮像画像信号の輝度ムラの発生を防止することができる。
図12は、図11に示した駆動方法の変形例を示すタイミングチャートである。図12に示したタイミングチャートは、第一の露光期間Aの露光中に実施する複数の第二の露光期間のうちの最後の露光期間B(4)の露光を、グローバルリセット駆動を行って開始し、メカニカルシャッタ3を閉じる駆動を行って終了する点を除いては、図11に示したタイミングチャートと同じである。
図12に示すタイミングチャートにおいて時刻t1〜t5の動作は、図11で説明したものと同じである。第二グループのnラインにおいて第二の露光期間B(3)の露光が終了された後、デバイス制御部8は、各光電変換素子51bの蓄積電荷を同時にリセットするグローバルリセット駆動をVドライバ60bにより行う。このグローバルリセット駆動による光電変換素子51bの蓄積電荷のリセット終了を以って、第二の露光期間B(4)の露光が開始する。
第二の露光期間B(4)の露光が開始してから所定時間経過後の時刻t8になると、デバイス制御部8が、メカニカルシャッタ3を閉じる駆動を行う。このメカニカルシャッタ3が閉じた時点を以って、第一の露光期間Aの露光と、第二の露光期間B(4)の露光が終了する。第一の露光期間Aの露光終了後、デバイス制御部8は、ローリング読出し駆動によって第一グループと第二グループからそれぞれ撮像画像信号を読み出す。
以上のように、図12に示した駆動方法によれば、複数の第二の露光期間のうちの最後の露光期間の露光の開始及び終了のタイミングを、第二グループの各ラインで一致させることができる。このため、第二の露光期間B(4)で得られる撮像画像信号には歪みが発生することがなく、画質を向上させることができる。
なお、DR撮影モード時において動く被写体を撮影した場合には、画像処理部9が、第一の処理(ただし、第二の撮像画像信号は、露光期間B(4)で得たものを使用する)で得た撮像画像データをメモリカード11に記録させるようにしてもよい。このようにすることで、ダイナミックレンジについては強制的に400%になるものの、歪みは発生することがなくなり、画質を向上させることができる。
これまでの説明では、第一グループと第二グループで、信号読出し回路62aと信号読出し回路62bを分けて設けているが、これらは1つにして、一般的なMOSセンサの構成としても勿論よい。
ただし、信号読出し回路を1つにした場合には、第一グループのkラインと第二グループのkラインとを同期して駆動することができない。このため、例えば、図3に示した駆動方法を実現するには、図13に示したように、第一の露光期間Aの露光開始のためのローリングリセット駆動を終了してから第二の露光期間B(1)の露光開始のためのローリングリセット駆動を行い、第一の露光期間Aの露光終了のためのローリング読出し駆動を終了してから第二の露光期間B(4)の露光終了のためのローリング読出し駆動を行う必要がある。
または、図14に示したように、第二の露光期間B(1)の露光開始のためのローリングリセット駆動を終了してから、第一の露光期間Aの露光開始のためのローリングリセット駆動を行い、第二の露光期間B(4)の露光終了のためのローリング読出し駆動を終了してから、第一の露光期間Aの露光終了のためのローリング読出し駆動を行う必要がある。
しかし、図13,14に示した駆動方法であっても、第一の露光期間Aと、第二の露光期間B(1)〜B(4)の各々とは重なりを有する。このため、第一の露光期間Aで得られる撮像画像信号と、第二の露光期間B(1)〜B(4)のそれぞれで得られる撮像画像信号との相関性は十分に高くなり、第一のDR処理〜第四のDR処理で得られる撮像画像データの画質にはさほど影響を与えない。図2に示したように、信号読出し回路を2つ設ける構成にした場合には、第一の露光期間の露光中に複数の第二の露光期間の全ての露光を実施することができるため、撮像画像データの高画質化が可能となる。
図2に示した固体撮像素子5の光電変換素子の配列は、次のように変形することもできる。
図15は、図2に示した固体撮像素子の変形例を示す図である。この変形例の固体撮像素子は、複数の光電変換素子を正方格子状に配列し、そのうちの奇数行を光電変換素子51aとし、偶数行を光電変換素子51bとしたものである。
図16は、図2に示した固体撮像素子の変形例を示す図である。この変形例の固体撮像素子は、複数の光電変換素子を正方格子状に配列し、そのうちの一方の市松位置に光電変換素子51aを配置し、他方の市松位置に光電変換素子51bを配置した構成である。
図15及び図16に示したような配列であっても、第一グループの各光電変換素子51aに対応する画素データと、当該光電変換素子51aとペアを組む光電変換素子51bに対応する画素データとを合成することで、ダイナミックレンジを拡大したカラー画像データを生成することができる。
これまでの説明では固体撮像素子5がMOS型である場合を示したが、CCD型であってもよい。
図17は、図1に示した撮像装置100における固体撮像素子5をCCD型にしたときの撮影動作を説明するためのタイミングチャートであり、図3に対応する図である。
固体撮像素子5がCCD型の場合は、撮影指示があると、デバイス制御部8が、電子シャッタパルスをオフにする(時刻t1)。これにより、第一グループの光電変換素子51aと第二グループの光電変換素子51bが電荷蓄積可能な状態となり、第一グループの各ラインにおいて第一露光期間Aの露光が開始され、第二グループの各ラインにおいて第二の露光期間B(1)の露光が開始される。
時刻t1から所定時間経過後の時刻t2になると、デバイス制御部8が、第二グループの各光電変換素子51bの蓄積電荷を垂直CCDに読出し、これをアンプまで転送して、当該アンプから当該蓄積電荷に応じた信号を出力させる。この蓄積電荷の垂直CCDへの読出しが終了した時点で、第二グループの各ラインにおいて、第二の露光期間B(1)の露光が終了されると共に、第二の露光期間B(2)の露光が開始される(時刻t2)。
第二の露光期間B(2)の露光終了タイミングである時刻t3になると、デバイス制御部8が、第二グループの各光電変換素子51bの蓄積電荷を垂直CCDに読出し、これをアンプまで転送して、当該アンプから当該蓄積電荷に応じた信号を出力させる。この蓄積電荷の垂直CCDへの読出しが終了した時点で、第二グループの各ラインにおいて、第二の露光期間B(2)の露光が終了されると共に、第二の露光期間B(3)の露光が開始される。
第二の露光期間B(3)の露光終了タイミングである時刻t4になると、デバイス制御部8が、第二グループの各光電変換素子51bの蓄積電荷を垂直CCDに読出し、これをアンプまで転送して、当該アンプから当該蓄積電荷に応じた信号を出力させる。この蓄積電荷の垂直CCDへの読出しが終了した時点で、第二グループの各ラインにおいて第二の露光期間B(3)の露光が終了されると共に、第二の露光期間B(4)の露光が開始される。
第二の露光期間B(4)の露光終了タイミングである時刻t5になると、デバイス制御部8が、各光電変換素子51a,51bの蓄積電荷を垂直CCDに読出し、これをアンプまで転送して、当該アンプから当該蓄積電荷に応じた信号を出力させる。この蓄積電荷の垂直CCDへの読出しが終了した時点で、第一グループの各ラインにおいて第一の露光期間Aの露光が終了され、第二グループの各ラインにおいて第二の露光期間B(4)の露光が終了される。
以上のような駆動により、CCD型の固体撮像素子であっても、5つの撮像画像信号を1回の撮影で取得することができる。CCD型の場合は、全ての露光期間の露光において、第一グループ、第二グループのいずれにおいても、各ラインの露光の開始及び終了タイミングを一致させることができる。このため、動く被写体であっても歪みのない撮像画像データを得ることができる。
以上説明してきたように、本明細書には次の事項が開示されている。
開示された撮像装置は、二次元状に配列された複数の第一の光電変換素子及び複数の第二の光電変換素子を含む固体撮像素子を有する撮像装置であって、前記複数の第一の光電変換素子を第一の露光期間で露光すると共に、前記複数の第二の光電変換素子を複数回の第二の露光期間で順次露光し、前記第一の露光期間中に前記複数の第一の光電変換素子に蓄積された電荷に応じた第一の撮像画像信号と、前記複数回の第二の露光期間の各々において前記複数の第二の光電変換素子に蓄積された電荷に応じた第二の撮像画像信号とを読み出す駆動を行う駆動部と、前記第一の撮像画像信号と複数の前記第二の撮像画像信号の少なくとも1つとを用いて所定のダイナミックレンジの撮像画像データを生成する処理を行う画像処理部とを備え、各第二の露光期間は、前記第一の露光期間と重なりを有しており、前記処理は、用いられる前記第二の撮像画像信号の数が異なる複数種類の処理を含むものである。
開示された撮像装置は、前記画像処理部は、前記複数種類の処理の少なくとも1つで生成した撮像画像データに基づいて、前記複数種類の処理の各々で生成した複数の前記撮像画像データの中から記録媒体に記録させるものを決定するものである。
開示された撮像装置は、前記画像処理部は、前記複数種類の処理のうちの使用する前記第二の撮像画像信号の数が最も少ない処理以外の処理で得られる前記撮像画像データのうち、飽和エリアがないもののいずれかを前記記録媒体に記録させ、前記飽和エリアがないものが存在しない場合には、前記複数種類の処理のうちの使用する前記第二の撮像画像信号の数が最も少ない処理で得られる前記撮像画像データを前記記録媒体に記録させるものである。
開示された撮像装置は、前記画像処理部は、前記複数種類の処理を、使用する前記第二の撮像画像信号の数が多い順に行い、使用する前記第二の撮像画像信号の数が最も少ない処理以外の処理が終わる毎に、当該処理で得られた前記撮像画像データに飽和エリアがあるかどうかを判定し、飽和エリアがない場合には当該撮像画像データを前記記録媒体に記録させ、使用する前記第二の撮像画像信号の数が2番目に少ない処理で得られる前記撮像画像データに飽和エリアがあると判定した場合には、使用する前記第二の撮像画像信号の数が最も少ない処理で得られる前記撮像画像データを前記記録媒体に記録させるものである。
開示された撮像装置は、前記画像処理部は、前記複数種類の処理で得られる複数の撮像画像データの各々の非飽和エリアを、使用する前記第二の撮像画像信号の数が多い処理で得られたものから優先的に選択し、選択した前記非飽和エリアを結合して前記撮像画像データを生成するものである。
開示された撮像装置は、前記画像処理部は、前記選択した前記非飽和エリアの数が足りない場合は、使用する前記第二の撮像画像信号の数が最も少ない処理で得られた前記撮像画像データの飽和エリアで不足分を補うものである。
開示された撮像装置は、前記画像処理部は、前記複数種類の処理のうち、操作部を介して指示されたダイナミックレンジの前記撮像画像データを得る処理を実行して、当該処理で得られた撮像画像データを記録媒体に記録させるものである。
開示された撮像装置は、前記画像処理部は、前記複数種類の処理の各々を実行して、当該処理で得られた複数の撮像画像データを全て又はその中から選択されたものを記録媒体に記録させるものである。
開示された撮像装置は、前記固体撮像素子の光入射側に設けられたメカニカルシャッタを更に備え、前記固体撮像素子がMOS型であり、前記駆動部は、前記複数の第一の光電変換素子の蓄積電荷を同時にリセットするグローバルリセット駆動を行って前記第一の露光期間の露光を開始し、前記第一の露光期間の露光開始後に前記メカニカルシャッタを閉じる駆動を行って前記第一の露光期間の露光を終了し、前記複数の第二の光電変換素子の蓄積電荷を前記第二の光電変換素子のライン毎にタイミングをずらしてリセットするローリングリセット駆動を行って前記複数の第二の露光期間のうちの少なくとも最後の第二の露光期間を除く露光期間の露光を開始するものである。
開示された撮像装置は、前記駆動部は、前記複数の第二の光電変換素子の蓄積電荷を同時にリセットするグローバルリセット駆動を行って前記複数の第二の露光期間のうちの最後の第二の露光期間の露光を開始し、前記メカニカルシャッタを閉じる駆動を行って前記最後の第二の露光期間の露光を終了するものである。
開示された撮像装置は、前記固体撮像素子が、前記複数の第一の光電変換素子から前記第一の撮像画像信号を読み出すための第一の読出し回路と、前記複数の第二の光電変換素子から前記第二の撮像画像信号を読み出すための前記第一の読出し回路とは独立して設けられた第二の読出し回路とを備えるものである。
開示された撮像方法は、二次元状に配列された複数の第一の光電変換素子及び複数の第二の光電変換素子を含む固体撮像素子を用いた撮像方法であって、前記複数の第一の光電変換素子を第一の露光期間で露光すると共に、前記複数の第二の光電変換素子を複数回の第二の露光期間で順次露光し、前記第一の露光期間中に前記複数の第一の光電変換素子に蓄積された電荷に応じた第一の撮像画像信号と、前記複数回の第二の露光期間の各々において前記複数の第二の光電変換素子に蓄積された電荷に応じた第二の撮像画像信号とを読み出す駆動を行う駆動部と、前記第一の撮像画像信号と複数の前記第二の撮像画像信号の少なくとも1つとを用いて所定のダイナミックレンジの撮像画像データを生成する処理を行う画像処理ステップとを備え、各第二の露光期間は、前記第一の露光期間と重なりを有しており、前記処理は、用いられる前記第二の撮像画像信号の数が異なる複数種類の処理を含むものである。
開示された撮像方法は、前記画像処理ステップでは、前記複数種類の処理の少なくとも1つで生成した撮像画像データに基づいて、前記複数種類の処理の各々で生成した複数の前記撮像画像データの中から記録媒体に記録させるものを決定するものである。
開示された撮像方法は、前記画像処理ステップでは、前記複数種類の処理のうちの使用する前記第二の撮像画像信号の数が最も少ない処理以外の処理で得られる前記撮像画像データのうち、飽和エリアがないもののいずれかを前記記録媒体に記録させ、前記飽和エリアがないものが存在しない場合には、前記複数種類の処理のうちの使用する前記第二の撮像画像信号の数が最も少ない処理で得られる前記撮像画像データを前記記録媒体に記録させるものである。
開示された撮像方法は、前記画像処理ステップでは、前記複数種類の処理を、使用する前記第二の撮像画像信号の数が多い順に行い、使用する前記第二の撮像画像信号の数が最も少ない処理以外の処理が終わる毎に、当該処理で得られた前記撮像画像データに飽和エリアがあるかどうかを判定し、飽和エリアがある場合には当該撮像画像データを前記記録媒体に記録させ、使用する前記第二の撮像画像信号の数が2番目に少ない処理で得られる前記撮像画像データに飽和エリアがあると判定した場合には、使用する前記第二の撮像画像信号の数が最も少ない処理で得られる前記撮像画像データを前記記録媒体に記録させるものである。
開示された撮像方法は、前記画像処理ステップでは、前記複数種類の処理で得られる複数の撮像画像データの各々の非飽和エリアを、使用する前記第二の撮像画像信号の数が多い処理で得られたものから優先的に選択し、選択した前記非飽和エリアを結合して前記撮像画像データを生成するものである。
開示された撮像方法は、前記画像処理ステップでは、前記選択した前記非飽和エリアの数が足りない場合は、使用する前記第二の撮像画像信号の数が最も少ない処理で得られた前記撮像画像データの飽和エリアで不足分を補うものである。
開示された撮像方法は、前記画像処理ステップでは、前記複数種類の処理のうち、操作部を介して指示されたダイナミックレンジの前記撮像画像データを得る処理を実行して、当該処理で得られた撮像画像データを記録媒体に記録させるものである。
開示された撮像方法は、前記画像処理ステップでは、前記複数種類の処理の各々を実行して、当該処理で得られた複数の撮像画像データを全て又はその中から選択されたものを記録媒体に記録させるものである。
開示された撮像方法は、前記固体撮像素子がMOS型であり、前記駆動ステップでは、前記複数の第一の光電変換素子の蓄積電荷を同時にリセットするグローバルリセット駆動を行って前記第一の露光期間の露光を開始し、前記第一の露光期間の露光開始後に前記固体撮像素子の光入射側に設けられたメカニカルシャッタを閉じる駆動を行って前記第一の露光期間の露光を終了し、前記複数の第二の光電変換素子の蓄積電荷を前記第二の光電変換素子のライン毎にタイミングをずらしてリセットするローリングリセット駆動を行って前記複数の第二の露光期間のうちの少なくとも最後の第二の露光期間を除く露光期間の露光を開始するものである。
開示された撮像方法は、前記駆動ステップでは、前記複数の第二の光電変換素子の蓄積電荷を同時にリセットするグローバルリセット駆動を行って前記複数の第二の露光期間のうちの最後の第二の露光期間の露光を開始し、前記メカニカルシャッタを閉じる駆動を行って前記最後の第二の露光期間の露光を終了するものである。
開示された撮像方法は、前記駆動ステップでは、第一の読出し回路を用いて前記第一の撮像画像信号を読出し、前記第一の読出し回路とは独立して設けられた第二の読出し回路を用いて前記第二の撮像画像信号を読み出すものである。
本発明によれば、撮影後にダイナミックレンジを決定することが可能な撮像装置及び撮像方法を提供することができる。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本出願は、2010年9月27日出願の日本出願(特願2010−216107)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
100 撮像装置
5 固体撮像素子
8 デバイス制御部
51a,51b 光電変換素子
62a,62b 信号読出し回路

Claims (22)

  1. 二次元状に配列された複数の第一の光電変換素子及び複数の第二の光電変換素子を含む固体撮像素子を有する撮像装置であって、
    前記複数の第一の光電変換素子を第一の露光期間で露光すると共に、前記複数の第二の光電変換素子を複数回の第二の露光期間で順次露光し、前記第一の露光期間中に前記複数の第一の光電変換素子に蓄積された電荷に応じた第一の撮像画像信号と、前記複数回の第二の露光期間の各々において前記複数の第二の光電変換素子に蓄積された電荷に応じた第二の撮像画像信号とを読み出す駆動を行う駆動部と、
    前記第一の撮像画像信号と複数の前記第二の撮像画像信号の少なくとも1つとを用いて所定のダイナミックレンジの撮像画像データを生成する処理を行う画像処理部とを備え、
    各第二の露光期間は、前記第一の露光期間と重なりを有しており、
    前記処理は、用いられる前記第二の撮像画像信号の数が異なる複数種類の処理を含む撮像装置。
  2. 請求項1記載の撮像装置であって、
    前記画像処理部は、前記複数種類の処理の少なくとも1つで生成した撮像画像データに基づいて、前記複数種類の処理の各々で生成した複数の前記撮像画像データの中から記録媒体に記録させるものを決定する撮像装置。
  3. 請求項2記載の撮像装置であって、
    前記画像処理部は、前記複数種類の処理のうちの使用する前記第二の撮像画像信号の数が最も少ない処理以外の処理で得られる前記撮像画像データのうち、飽和エリアがないもののいずれかを前記記録媒体に記録させ、前記飽和エリアがないものが存在しない場合には、前記複数種類の処理のうちの使用する前記第二の撮像画像信号の数が最も少ない処理で得られる前記撮像画像データを前記記録媒体に記録させる撮像装置。
  4. 請求項3記載の撮像装置であって、
    前記画像処理部は、前記複数種類の処理を、使用する前記第二の撮像画像信号の数が多い順に行い、使用する前記第二の撮像画像信号の数が最も少ない処理以外の処理が終わる毎に、当該処理で得られた前記撮像画像データに飽和エリアがあるかどうかを判定し、飽和エリアがない場合には当該撮像画像データを前記記録媒体に記録させ、使用する前記第二の撮像画像信号の数が2番目に少ない処理で得られる前記撮像画像データに飽和エリアがあると判定した場合には、使用する前記第二の撮像画像信号の数が最も少ない処理で得られる前記撮像画像データを前記記録媒体に記録させる撮像装置。
  5. 請求項1記載の撮像装置であって、
    前記画像処理部は、前記複数種類の処理で得られる複数の撮像画像データの各々の非飽和エリアを、使用する前記第二の撮像画像信号の数が多い処理で得られたものから優先的に選択し、選択した前記非飽和エリアを結合して前記撮像画像データを生成する撮像装置。
  6. 請求項5記載の撮像装置であって、
    前記画像処理部は、前記選択した前記非飽和エリアの数が足りない場合は、使用する前記第二の撮像画像信号の数が最も少ない処理で得られた前記撮像画像データの飽和エリアで不足分を補う撮像装置。
  7. 請求項1記載の撮像装置であって、
    前記画像処理部は、前記複数種類の処理のうち、操作部を介して指示されたダイナミックレンジの前記撮像画像データを得る処理を実行して、当該処理で得られた撮像画像データを記録媒体に記録させる撮像装置。
  8. 請求項1記載の撮像装置であって、
    前記画像処理部は、前記複数種類の処理の各々を実行して、当該処理で得られた複数の撮像画像データを全て又はその中から選択されたものを記録媒体に記録させる撮像装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項記載の撮像装置であって、
    前記固体撮像素子の光入射側に設けられたメカニカルシャッタを更に備え、
    前記固体撮像素子がMOS型であり、
    前記駆動部は、前記複数の第一の光電変換素子の蓄積電荷を同時にリセットするグローバルリセット駆動を行って前記第一の露光期間の露光を開始し、前記第一の露光期間の露光開始後に前記メカニカルシャッタを閉じる駆動を行って前記第一の露光期間の露光を終了し、前記複数の第二の光電変換素子の蓄積電荷を前記第二の光電変換素子のライン毎にタイミングをずらしてリセットするローリングリセット駆動を行って前記複数の第二の露光期間のうちの少なくとも最後の第二の露光期間を除く露光期間の露光を開始する撮像装置。
  10. 請求項8記載の撮像装置であって、
    前記駆動部は、前記複数の第二の光電変換素子の蓄積電荷を同時にリセットするグローバルリセット駆動を行って前記複数の第二の露光期間のうちの最後の第二の露光期間の露光を開始し、前記メカニカルシャッタを閉じる駆動を行って前記最後の第二の露光期間の露光を終了する撮像装置。
  11. 請求項1〜9のいずれか1項記載の撮像装置であって、
    前記固体撮像素子が、前記複数の第一の光電変換素子から前記第一の撮像画像信号を読み出すための第一の読出し回路と、前記複数の第二の光電変換素子から前記第二の撮像画像信号を読み出すための前記第一の読出し回路とは独立して設けられた第二の読出し回路とを備える撮像装置。
  12. 二次元状に配列された複数の第一の光電変換素子及び複数の第二の光電変換素子を含む固体撮像素子を用いた撮像方法であって、
    前記複数の第一の光電変換素子を第一の露光期間で露光すると共に、前記複数の第二の光電変換素子を複数回の第二の露光期間で順次露光し、前記第一の露光期間中に前記複数の第一の光電変換素子に蓄積された電荷に応じた第一の撮像画像信号と、前記複数回の第二の露光期間の各々において前記複数の第二の光電変換素子に蓄積された電荷に応じた第二の撮像画像信号とを読み出す駆動を行う駆動ステップと、
    前記第一の撮像画像信号と複数の前記第二の撮像画像信号の少なくとも1つとを用いて所定のダイナミックレンジの撮像画像データを生成する処理を行う画像処理ステップとを備え、
    各第二の露光期間は、前記第一の露光期間と重なりを有しており、
    前記処理は、用いられる前記第二の撮像画像信号の数が異なる複数種類の処理を含む撮像方法。
  13. 請求項12記載の撮像方法であって、
    前記画像処理ステップでは、前記複数種類の処理の少なくとも1つで生成した撮像画像データに基づいて、前記複数種類の処理の各々で生成した複数の前記撮像画像データの中から記録媒体に記録させるものを決定する撮像方法。
  14. 請求項13記載の撮像方法であって、
    前記画像処理ステップでは、前記複数種類の処理のうちの使用する前記第二の撮像画像信号の数が最も少ない処理以外の処理で得られる前記撮像画像データのうち、飽和エリアがないもののいずれかを前記記録媒体に記録させ、前記飽和エリアがないものが存在しない場合には、前記複数種類の処理のうちの使用する前記第二の撮像画像信号の数が最も少ない処理で得られる前記撮像画像データを前記記録媒体に記録させる撮像方法。
  15. 請求項14記載の撮像方法であって、
    前記画像処理ステップでは、前記複数種類の処理を、使用する前記第二の撮像画像信号の数が多い順に行い、使用する前記第二の撮像画像信号の数が最も少ない処理以外の処理が終わる毎に、当該処理で得られた前記撮像画像データに飽和エリアがあるかどうかを判定し、飽和エリアがある場合には当該撮像画像データを前記記録媒体に記録させ、使用する前記第二の撮像画像信号の数が2番目に少ない処理で得られる前記撮像画像データに飽和エリアがあると判定した場合には、使用する前記第二の撮像画像信号の数が最も少ない処理で得られる前記撮像画像データを前記記録媒体に記録させる撮像方法。
  16. 請求項12記載の撮像方法であって、
    前記画像処理ステップでは、前記複数種類の処理で得られる複数の撮像画像データの各々の非飽和エリアを、使用する前記第二の撮像画像信号の数が多い処理で得られたものから優先的に選択し、選択した前記非飽和エリアを結合して前記撮像画像データを生成する撮像方法。
  17. 請求項16記載の撮像方法であって、
    前記画像処理ステップでは、前記選択した前記非飽和エリアの数が足りない場合は、使用する前記第二の撮像画像信号の数が最も少ない処理で得られた前記撮像画像データの飽和エリアで不足分を補う撮像方法。
  18. 請求項12記載の撮像方法であって、
    前記画像処理ステップでは、前記複数種類の処理のうち、操作部を介して指示されたダイナミックレンジの前記撮像画像データを得る処理を実行して、当該処理で得られた撮像画像データを記録媒体に記録させる撮像方法。
  19. 請求項12記載の撮像方法であって、
    前記画像処理ステップでは、前記複数種類の処理の各々を実行して、当該処理で得られた複数の撮像画像データを全て又はその中から選択されたものを記録媒体に記録させる撮像方法。
  20. 請求項12〜19のいずれか1項記載の撮像方法であって、
    前記固体撮像素子がMOS型であり、
    前記駆動ステップでは、前記複数の第一の光電変換素子の蓄積電荷を同時にリセットするグローバルリセット駆動を行って前記第一の露光期間の露光を開始し、前記第一の露光期間の露光開始後に前記固体撮像素子の光入射側に設けられたメカニカルシャッタを閉じる駆動を行って前記第一の露光期間の露光を終了し、前記複数の第二の光電変換素子の蓄積電荷を前記第二の光電変換素子のライン毎にタイミングをずらしてリセットするローリングリセット駆動を行って前記複数の第二の露光期間のうちの少なくとも最後の第二の露光期間を除く露光期間の露光を開始する撮像方法。
  21. 請求項20記載の撮像方法であって、
    前記駆動ステップでは、前記複数の第二の光電変換素子の蓄積電荷を同時にリセットするグローバルリセット駆動を行って前記複数の第二の露光期間のうちの最後の第二の露光期間の露光を開始し、前記メカニカルシャッタを閉じる駆動を行って前記最後の第二の露光期間の露光を終了する撮像方法。
  22. 請求項12〜21のいずれか1項記載の撮像方法であって、
    前記駆動ステップでは、第一の読出し回路を用いて前記第一の撮像画像信号を読出し、前記第一の読出し回路とは独立して設けられた第二の読出し回路を用いて前記第二の撮像画像信号を読み出す撮像方法。
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