JP5147777B2 - 発光デバイスの検査治具 - Google Patents
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この発明による発光デバイスの検査治具の実施の形態1について説明する。実施の形態1に係る発光デバイスの検査治具100は、複数の発光デバイス1を検査するのに使用される。発光デバイス1は、具体的には、レーザダイオードであり、検査治具100は、複数の発光デバイス1に対するバーンインテストを行なうときに使用される。実施の形態1に係る発光デバイスの検査治具100は、デバイス検査ボード10と、受光検査ボード30を含む。
図1は、デバイス検査ボード10を示す部分断面図である。このデバイス検査ボード10は、n個の複数の発光デバイス1のそれぞれを支持するn個のデバイス搭載セクション10S1〜10Snを有するように構成される。個数nは、例えば100とされ、デバイス検査ボード10には、100個のデバイス搭載セクション10S1〜10Snが形成される。これらの各デバイス搭載セクション10S1〜10Snは、互いに同じに構成される。図1には、隣接する2つのデバイス搭載セクション10S1、10S2を示す。各デバイス搭載セクション10S1〜10Snは、それぞれデバイス検査ボード10に直交する基準軸線O1−O1を有する。
図2は、実施の形態1に係る発光デバイスの検査治具100における受光検査ボード30を示す部分断面図である。この受光検査ボード30は、n個の複数の発光素子3のそれぞれを支持するn個の受光検査セクション30S1〜30Snを有するように構成される。個数nは、デバイス検査ボード10に支持された発光デバイス1の数nと等しく、例えば100とされ、受光検査ボード30には、100個の受光検査セクション30S1〜30Snが形成される。これらの各受光検査セクション30S1〜30Snは、すべて同じに構成される。図2は、隣接する2つの受光検査セクション30S1、30S2を示す。各受光検査セクション30S1〜30Snは、それぞれ受光検査ボード30に垂直な基準軸線O2−O2を有する。
実施の形態1に係る発光デバイスの検査治具100は、図4に示す段階A〜Dを経て、最終段階Eとされる。発光デバイスの検査治具100は、段階A、Bでは、恒温槽の外部に置かれ、段階C、D、Eでは恒温槽内に設置され、最終段階Eで、バーンインテストが実施される。これらの各段階A〜Eについて、順次説明する。
段階Aは、n個の発光デバイス1をデバイス検査ボード10に載置する段階であり、恒温槽の外部で実施される。この段階Aでは、図4に示すように、デバイス検査ボード10と受光検査ボード30は、非組付状態とされ、デバイス検査ボード10の上部は解放される。この段階Aにおけるデバイス検査ボード10が、図1に示される。この段階Aでは、デバイス検査ボード10における全てのストッパ部材21の各ストッパ211は、ともにロック状態LKとされ、各ヒートシンク15は、基準軸線O1−O1の方向の移動がロックされる。この段階Aにおいて、全てのデバイス搭載セクション10S1〜10Snに、それぞれ発光デバイス1が載置される。基準軸線O1−O1の方向におけるヒートシンク15の移動が、ストッパ部材21によりロックされた状態で、各発光デバイス1がヒートシンク15の載置面153に載置されるので、発光デバイス1の載置作業を簡単に行なうことができる。各発光デバイス1は、その軸線が、各デバイス搭載セクション10S1〜10Snの基準軸線O1−O1と一致し、基台部分1bがデバイス載置面153に接合するようにして、各デバイス搭載セクション10S1〜10Snのヒートシンク15の載置面153上に載置され、各発光デバイス1のリード端子が、対応する給電ソケット17に嵌め込まれる。この段階Aでは、各給電ソケット17から各発光デバイス1への給電は停止され、各発光デバイス1は放射光を出力しない。
段階Bは、段階Aの後で、デバイス検査ボード10に、受光検査ボード30を組み付ける組付初期段階であり、恒温槽の外部で実施される。この段階Bでは、デバイス検査ボード10と受光検査ボード30が組付けられ、図5に示す組付初期段階の発光デバイスの検査治具100が構成される。図5において、デバイス検査ボード10と受光検査ボード30は、デバイス検査ボード10の各デバイス搭載セクション10S1〜10Snの上に、対応する受光検査ボード30の受光検査セクション30S1〜30Snがそれぞれ重なる態様で組付けられ、n個の検査セクション100S1〜100Snが構成される。図5では、デバイス搭載セクション10S1の上に受光検査セクション30S1が重なり、これらのデバイス搭載セクション10S1と、受光検査セクション30S1により、検査セクション100S1が構成される。また、デバイス搭載セクション10S2の上に受光検査セクション30S2が重なり、これらのデバイス搭載セクション10S2と、受光検査セクション30S2により、検査セクション100S2が構成される。他の検査セクション100S3〜100Snも同様に構成される。
この段階Cは、段階Bの後で、全ての検査セクション100S1〜100Snのそれぞれにおいて、発光デバイス1と受光素子3との間の距離間隔Dを所定値に調整する段階であり、発光デバイスの検査治具100は恒温槽の内部に移行される。ただし、この段階Cでは、恒温槽の温度は常温とされる。この恒温槽内には、デバイス検査ボード10と受光検査ボード30を互いに相手側へ締付る締付部材が設置され、段階Cでは、図4に示すように、全ての検査セクション100S1〜100Snにおける全てのストッパ手段21の各ストッパ211を開放状態REとした状態で、前記締付手段を使用してデバイス検査ボード10と受光検査ボード30との間に締付圧力P1が与えられる。この締付手段は、検査治具100を載置する載置台とそれに対向する対向基板を有し、例えば載置台を対向基板に向かって、締付圧力P1で押圧する。検査治具100は、載置台上に、デバイス検査ボード10を下にして設置され、締付圧力P1は、デバイス検査ボード10を受光検査ボード30に向かって押し上げる。
この段階Dは、デバイス検査ボード10と受光検査ボード30との組付最終段階であり、段階Cに続き恒温槽の中で実施される。ただし、この段階Dでも、恒温槽の温度は常温とされる。この段階Dは、全ての検査セクション100S1〜100Snにおいて、発光デバイス1を対応するヒートシンク15に強く押圧する。具体的には、段階Dでは、図4に示すように、段階Cの後で、デバイス検査ボード10と受光検査ボード30の間の締付圧力をP2に上昇させ、全ての検査セクション100S1〜100Snにおいて、発光デバイス1を締付圧力P2で、対応するヒートシンク15に強く押圧する。締付圧力P2は、段階Cにおける締付圧力P1よりも大きく、各検査セクション100S1〜100Snのそれぞれで、組付基準平面331、111が互いに接合するような圧力とされる。
この段階Eは、段階Dの最終組付状態とされた発光デバイスの検査治具100を用いて、全ての検査セクション100S1〜100Snにおいて、発光デバイス1を同時にバーンインテストする段階である。この段階Eでは、段階Dの最終組付状態とされた発光デバイスの検査治具100が、恒温槽の中で、所定時間、所定温度に曝され、全ての発光デバイス1に対するバーンインテストが同時に実行される。このバーンインテストでは、全ての検査セクション100S1〜100Snにおいて、給電ソケット17から発光デバイス1に給電し、発光デバイス1からの放射光を対応する受光素子3で受光する。受光素子3は、対応する発光デバイス1の放射光量に比例した電気出力信号を発生し、この各電気出力信号が所定値となるように、各発光デバイス1毎に、給電電流をAPC制御する。給電電流が所定範囲を外れた発光デバイス1は、初期不良品として、出荷対象から除外される。
S0=D02×tan2θ×π (1)
Sx=(D0+X)2×tan2θ×π (2)
実施の形態1では、恒温槽内の締付手段により、検査治具100のデバイス検査ボード10の下側から締付圧力P1、P2を与えるものについて説明した。この実施の形態2は、検査治具100の受光検査ボード30の上側から、締付圧力P1、P2を与える。他の構成および利用状態は、実施の形態1と同じであり、実施の形態1と同じ効果を得ることができる。
この実施の形態3に係る発光デバイスの検査治具100Aは、実施の形態1に係る発光デバイスの検査治具100を一部変更して構成される。図10は、この実施の形態3に係る発光デバイスの検査治具100Aの段階Dにおける状態を示す部分断面図である。
100S1〜100Sn:検査セクション、1:発光デバイス、3:受光素子、
17:給電ソケット、15:ヒートシンク、19:圧縮バネ部材、21:ストッパ部材 、23:シャフト部材、35:支持ブロック、37:把持機構部、110:応動手段、200:位置センサ、400:駆動機構。
Claims (6)
- 複数の発光デバイスを支持するデバイス検査ボードと、このデバイス検査ボードに対向し複数の受光素子を支持する受光検査ボードとを備え、複数の各検査セクションのそれぞれにおいて、前記発光デバイスと前記受光素子が1つの対となって対向し、前記発光デバイスの放射光が前記受光素子で受光される発光デバイスの検査治具であって、
前記デバイス検査ボードは、前記各検査セクションにおいて、
前記発光デバイスに給電する給電ソケットと、
前記発光デバイスを載置し前記発光デバイスからの熱を排熱するヒートシンクと、
前記ヒートシンクとそれに載置された前記発光デバイスを前記受光検査ボードに向かって付勢する圧縮バネ部材と、
前記ヒートシンクを所定位置にロックするロック状態とそのロック状態を解放した解放状態とを取り得るストッパ部材とを有し、
また、前記受光検査ボードは、前記各検査セクションにおいて、
前記受光素子を支持する支持ブロックを有し、
さらに、前記各検査セクションには、前記受光素子と対向する方向における前記発光デバイスの移動に応じて前記支持ブロックを移動させる応動手段が設けられ、前記デバイス検査ボードと受光検査ボードとを互いに押圧する中で、前記発光デバイスとそれに対応する前記受光素子との距離間隔を所定値に調整し、前記発光デバイスを前記ヒートシンクに押圧することを特徴とする発光デバイスの検査治具。 - 請求項1記載の発光デバイスの検査治具であって、前記応動手段は、前記ヒートシンクに固定され前記支持ブロックを挿通するシャフト部材と、前記支持ブロックに配置され、前記シャフト部材を把持する把持状態とそれを解放した解放した解放状態とを取り得る把持機構部とを含むことを特徴とする発光デバイスの検査治具。
- 請求項1記載の発光デバイスの検査治具であって、前記応動手段は、前記発光デバイスの移動量を検知する位置センサと、この位置センサの出力に応じて前記支持ブロックを移動させる駆動機構を含むことを特徴とする発光デバイスの検査治具。
- 請求項1記載の発光デバイスの検査治具であって、前記デバイス検査ボードに前記受光検査ボードを組付ける段階では、前記ストッパ部材は前記ロック状態とされ、前記把持機構部は前記解放状態とされることを特徴とする発光デバイスの検査治具。
- 請求項1記載の発光デバイスの検査治具であって、前記デバイス検査ボードに前記受光検査ボードを組付けた後、前記各発光デバイスのバーンインテストを行なう段階では、前記ストッパ部材は前記解放状態とされ、前記把持機構部は前記把持状態とされることを特徴とする発光デバイスの検査治具。
- 請求項1記載の発光デバイスの検査治具であって、前記ヒートシンクが、前記給電ソケットの外周を囲むように配置されたことを特徴とする発光デバイスの検査治具。
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