JP5147457B2 - 入力バッファ回路 - Google Patents

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Description

本発明は、差動伝送線路を用いて通信を行う通信システムにおける入力バッファ回路に関するものである。
通信システムとして、送受信機間を差動伝送線路で接続し、差動電圧信号を伝送する方式(例えばLVDS)を用いた通信システムが知られている。この種の方式では、差動電圧信号の電圧振幅を低減することができ、その結果、消費電力を低減することができると共に、電磁ノイズ(EMI)の放射を抑制することができる。
受信機は入力段に入力バッファ回路を備えている。この入力バッファ回路は、差動増幅器により差動電圧信号をその信号間の電位差に応じて増幅し、後段の信号処理回路へ出力する。
近年、入力バッファ回路の入力側に、DCカット用のコンデンサを備える通信システムが知られている(例えば、非特許文献1参照)。これは、入力される差動電圧信号をDCカットして(0V中心の信号にして)汎用性を持たせるためである。つまり、入力バッファ回路における差動増幅器への入力信号の振幅の大きさをある程度任意の値にできるようにしている。一般的に、信号振幅が大きければ放射ノイズが減るものの他の信号線からのノイズに弱くなり、逆に信号振幅が大きければ他の信号線からのノイズに強くなるが放射ノイズも増える。このように、差動電圧信号に対して汎用性を持たせることにより、システム設計の自由度を高めている。
Jimmy Ma、"Application Note : Termination Schemes and Design Guidelines for3.3V LVPECL Driver"、[online]、2005年4月19日、Pericom Semiconductor Corporation、[平成20年1月23日検索]、インターネット<URL :http://www.pericom.com/pdf/applications/AN073.pdf>
入力バッファ回路における差動増幅器に差動電圧信号が入力されない場合、差動増幅器の入力電圧はつり合うこととなる。しかしながら、差動増幅器の入力にノイズなどが入力されると、差動増幅器がそれを増幅して誤信号を出力してしまうことがある。その結果、後段の信号処理回路が誤識別を行ってしまうことがあった。
そこで、本発明は、差動電圧信号が入力されないときの誤信号出力を防止することが可能な入力バッファ回路を提供することを目的としている。
本発明の入力バッファ回路は、容量素子を介して入力される差動電圧信号を増幅する入力バッファ回路であって、(a)バイアス電圧を供給するバイアス電圧供給部と、(b)差動電圧信号とバイアス電圧供給部からのバイアス電圧とが合成された差動合成電圧信号を受ける差動増幅器と、(c)差動合成電圧信号に基づいて、差動電圧信号が入力されている場合には第1レベルであり、差動電圧信号が入力されていない場合には第2レベルである制御信号を生成する制御回路と、(d)差動増幅器の出力端子に接続され、制御回路からの制御信号に基づいて、制御信号が第1レベルである場合に差動増幅器の出力電圧を選択出力し、制御信号が第2レベルである場合には基準電圧を選択出力する選択回路とを備える。
この入力バッファ回路によれば、差動電圧信号が入力されていない場合には、制御回路が第2レベルの制御信号を生成し、この第2レベルの制御信号に応じて、選択回路が基準電圧を選択出力するので、ノイズが差動増幅器に入力されて後段の信号処理回路の識別レベルまで増幅されても、この増幅されたノイズが後段の信号処理回路へ誤信号出力されることを防止することができる。
上記した制御回路は、(c1)バイアス電圧より大きい第1電圧を受けるプラス入力端子と、差動合成電圧信号のうちの一方の合成電圧信号を受けるマイナス入力端子とを有する第1比較器と、(c2)差動合成電圧信号のうちの一方の合成電圧信号を受けるプラス入力端子と、バイアス電圧より小さい第2電圧を受けるマイナス入力端子とを有する第2比較器と、(c3)第1電圧を受けるプラス入力端子と、差動合成電圧信号のうちの他方の合成電圧信号を受けるマイナス入力端子とを有する第3比較器と、(c4)差動合成電圧信号のうちの他方の合成電圧信号を受けるプラス入力端子と、第2電圧を受けるマイナス入力端子とを有する第4比較器と、(c5)第1〜第4比較器の出力信号に基づいて、第1及び第4比較器の出力信号と第2及び第3比較器の出力信号とが異なるレベルである場合に第1レベルであり、それ以外のレベルである場合には第2レベルである制御信号を生成する論理回路とを有することが好ましい。
この構成によれば、簡易な回路構成で、差動電圧信号が入力されないときの誤信号出力を防止することができる。
また、上記した制御回路は、(c1)バイアス電圧より大きい第1電圧を受けるプラス入力端子と、差動合成電圧信号のうちの一方の合成電圧信号を受けるマイナス入力端子とを有する第1比較器と、(c2)差動合成電圧信号のうちの一方の合成電圧信号を受けるプラス入力端子と、バイアス電圧より小さい第2電圧を受けるマイナス入力端子とを有する第2比較器と、(c3)第1電圧を受けるプラス入力端子と、差動合成電圧信号のうちの他方の合成電圧信号を受けるマイナス入力端子とを有する第3比較器と、(c4)差動合成電圧信号のうちの他方の合成電圧信号を受けるプラス入力端子と、第2電圧を受けるマイナス入力端子とを有する第4比較器と、(c5)第1〜第4比較器の出力信号に基づいて、第1及び第4比較器の出力信号と第2及び第3比較器の出力信号とが異なるレベルである場合に第1レベルであり、それ以外のレベルである場合には第2レベルである出力信号を生成する論理回路と、(c6)差動電圧信号に同期したクロック信号に基づいて、クロック信号のN周期分(Nは1以上の整数)、論理回路からの出力信号を保持した制御信号を生成する保持回路とを有することが好ましい。
実際には、差動電圧信号には無視できない遷移期間が存在し、この遷移期間におけるバイアス電圧付近では、論理回路の出力信号の論理レベルが反転してしまう可能性がある。すなわち、差動電圧信号が入力されている場合でも、差動電圧信号の遷移期間におけるバイアス電圧付近において、論理回路の出力信号が第1レベルから第2レベルに転じてしまう可能性がある。その結果、選択回路が、論理回路の出力信号を制御信号として出力電圧信号の選択を行うと、差動電圧信号の遷移期間におけるバイアス電圧付近において、差動増幅器の出力電圧、すなわち伝送されてきたデータを選択出力しない可能性がある。
しかしながら、この構成によれば、保持回路が、差動電圧信号に同期したクロック信号のN周期分、論理回路からの出力信号を保持した制御信号を生成するので、差動電圧信号の遷移期間におけるバイアス電圧付近での論理回路の出力信号の論理レベルの反転をマスクした制御信号を生成することができる。したがって、選択回路は、差動電圧信号の遷移期間におけるバイアス電圧付近でも、差動増幅器の出力電圧、すなわち伝送されてきたデータを選択出力することができる。
また、上記した制御回路は、第2比較器の出力信号と第4比較器の出力信号とを受けてこれらの出力信号が共にLOWレベルである場合に、又は、第1比較器の出力信号と第3比較器の出力信号とを受けてこれらの出力信号が共にLOWレベルである場合に、検知信号を出力する検知回路を更に有することが好ましい。
例えば、送信機と受信機とが接続されたことを検知するために、送信機の出力端子を抵抗素子によって低電位側の電源(又は高電位側の電源)にプルアップし、受信機の入力端子を抵抗素子によって高電位側の電源(又は低電位側の電源)にプルアップし、受信機側のプルアップ抵抗素子の抵抗値を送信機側のプルアップ抵抗素子の抵抗値より大きく(又は小さく)することがある。これによって、送信機と受信機とが接続されると、受信機の出力端子の電圧レベルが過渡的に変化することとなる。
この構成によれば、送信機と受信機とが接続されて差動増幅器20の一対の入力端子の電圧レベルが過渡的に低下すると、第2比較器の出力信号と第4比較器の出力信号とが共にLOWレベルとなり、検知回路が検知信号を出力する。一方、送信機と受信機とが接続されて差動増幅器20の一対の入力端子の電圧レベルが過渡的に上昇すると、第1比較器の出力信号と第3比較器の出力信号とが共にLOWレベルとなり、検知回路が検知信号を出力する。したがって、検知回路によって送信機と受信機とが接続されたことを容易に検知することができる。
上記した入力バッファ回路は、容量素子と差動増幅器との間に接続され、差動電圧信号とバイアス電圧供給部からのバイアス電圧とが合成された差動合成電圧信号を増幅して差動増幅器に出力するコモンモード用差動増幅器を更に備え、制御回路は、コモンモード用差動増幅器によって増幅された差動合成電圧信号に基づいて制御信号を生成することが好ましい。
この構成によれば、コモンモード用差動増幅器が差動合成電圧信号におけるコモンモードノイズを低減することができるので、コモンモードノイズに起因する制御回路の誤動作を抑制することができる。
本発明によれば、入力バッファ回路において、差動電圧信号が入力されないときの誤信号出力を防止することができる。その結果、後段の信号処理回路における誤識別を防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附すこととする。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る入力バッファ回路を示す回路図である。図1に示す入力バッファ回路1は、例えば、差動伝送線路を用いて通信を行う通信システムにおける送受信機のうちの受信機の入力段に設けられる。この入力バッファ回路1は、容量素子5a,5bを介して入力される差動電圧信号Vp,Vnを増幅して、後段の信号処理回路へ出力する。入力バッファ回路1は、バイアス電圧供給部10と、差動増幅器20と、制御回路30と、選択回路40とを備えている。
バイアス電圧供給部10は、差動増幅器20の一対の入力端子それぞれにバイアス電圧Vbを供給する。バイアス電圧供給部10は、バイアス電圧発生器11と二つの抵抗素子12a,12bとを有する。バイアス電圧発生器11は、抵抗素子12aを介して差動増幅器20のプラス入力端子にバイアス電圧Vbを供給すると共に、抵抗素子12bを介して差動増幅器20のマイナス入力端子にバイアス電圧Vbを供給する。なお、抵抗素子12a,12bは、バイアス電圧発生器11を差動増幅器20から分離させるように作用する。
また、バイアス電圧供給部10は、バイアス電圧Vbより大きい第1電圧Vb+Vと、バイアス電圧Vbより小さい第2電圧Vb−Vとを生成し、制御回路30へ供給する。この第1電圧Vb+Vは、差動電圧信号Vp,Vnに重畳されるノイズの正のピーク値より大きく設定され、第2電圧Vb−Vは、差動電圧信号Vp,Vnに重畳されるノイズの負のピーク値より小さく設定される。
差動増幅器20は、容量素子5a,5bを介して受ける差動電圧信号Vp,Vnと、バイアス電圧供給部10からのバイアス電圧Vbとが合成された差動合成電圧信号Vp+Vb,Vn+Vbを受ける。差動増幅器20は、この差動合成電圧信号Vp+Vb,Vn+Vbを増幅する。
制御回路30は、差動増幅器20に入力される差動合成電圧信号Vp+Vb,Vn+Vbに基づいて、差動電圧信号Vp,Vnが入力されている場合にHIGHレベル(第1レベル)の制御信号Scを生成し、差動電圧信号Vp,Vnが入力されていない場合にはLOWレベル(第2レベル)の制御信号Scを生成する。制御回路30は、第1〜第4比較器31a〜31dと論理回路32とを有している。
第1比較器31aのプラス入力端子には、バイアス電圧供給部10からの第1電圧Vb+Vが入力され、マイナス入力端子には、差動合成電圧信号のうちの一方の合成電圧信号Vp+Vbが入力される。第1比較器31aの出力端子は、論理回路32の第1入力端子Aに接続されており、第1比較器31aは、出力信号Vcaを論理回路32へ出力する。
第2比較器31bのプラス入力端子には、差動合成電圧信号のうちの一方の合成電圧信号Vp+Vbが入力され、マイナス入力端子には、バイアス電圧供給部10からの第2電圧Vb−Vが入力される。第2比較器31bの出力端子は、論理回路32の第2入力端子Bに接続されており、第2比較器31bは、出力信号Vcbを論理回路32へ出力する。
第3比較器31cのプラス入力端子には、バイアス電圧供給部10からの第1電圧Vb+Vが入力され、マイナス入力端子には、差動合成電圧信号のうちの他方の合成電圧信号Vn+Vbが入力される。第3比較器31cの出力端子は、論理回路32の第3入力端子Cに接続されており、第3比較器31cは、出力信号Vccを論理回路32へ出力する。
第4比較器31dのプラス入力端子には、差動合成電圧信号のうちの他方の合成電圧信号Vn+Vbが入力され、マイナス入力端子には、バイアス電圧供給部10からの第2電圧Vb−Vが入力される。第4比較器31dの出力端子は、論理回路32の第4入力端子Dに接続されており、第4比較器31dは、出力信号Vcdを論理回路32へ出力する。
論理回路32は、第1〜第4比較器31a〜31dの出力信号Vca〜Vcdに基づいて、第1及び第4比較器31a,31dの出力信号Vca,Vcdの電圧レベルと第2及び第3比較器31b,31cの出力信号Vcb,Vccの電圧レベルとが異なる場合にHIGHレベル(第1レベル)の制御信号Scを生成し、それ以外の場合にはLOWレベル(第2レベル)の制御信号Scを生成する(図2参照)。論理回路32の出力端子Qは、選択回路40の制御端子に接続されている。
選択回路40は、差動増幅器20の出力端子に直列に接続され、制御回路30からの制御信号Scに基づいて、制御信号ScがHIGHレベルの場合に差動増幅器20の出力電圧信号を選択出力し、制御信号ScがLOWレベルの場合には基準電圧Vrefを選択出力する。選択回路40は、選択出力された出力電圧信号Voutを後段の信号処理回路へ出力する。
次に、図3に示す比較例の入力バッファ回路1Xと比較して、第1の実施形態の入力バッファ回路1の作用効果を説明する。
まず、比較例の入力バッファ回路1Xについて説明する。比較例の入力バッファ回路1Xは、第1の実施形態の入力バッファ回路1において、バイアス電圧供給部10に代えてバイアス電圧供給部10Xを備えており、制御回路30と選択回路40とを備えていない構成で第1の実施形態の入力バッファ回路1と異なっている。
図4に、比較例の入力バッファ回路1Xにおける各部電圧信号のタイミングチャートを示す。図4(a)には差動合成電圧信号Vp+Vb,Vn+Vbが示されており、図4(b)には出力電圧信号Voutが示されている。図4に示すように、比較例の入力バッファ回路1Xでは、差動電圧信号Vp,Vnが入力されていない期間tnにおいて、ノイズが入力されると、差動増幅器20がノイズを増幅してしまい、誤信号を出力してしまうことがある。その結果、後段の信号処理回路が誤識別を行ってしまうことがある。
一方、第1の実施形態の入力バッファ回路1では、この種の誤信号出力を防止することができる。図5に、第1の実施形態の入力バッファ回路1における各部電圧信号のタイミングチャートを示す。図5(a)には差動合成電圧信号Vp+Vb,Vn+Vnが示されており、図5(b)〜(e)には制御回路30における第1〜第4比較器31a〜31dの出力信号Vca〜Vcdがそれぞれ示されている。また、図5(f)には制御信号Scが示されており、図5(g)には出力電圧信号Voutが示されている。
図5(b)によれば、第1比較器31aは差動合成電圧信号の一方の合成電圧信号Vp+Vbが第1電圧Vb+Vより大きい場合にLOWレベルであり、小さい場合にはHIGHレベルである出力信号Vcaを出力する。そして、第1電圧Vb+Vがノイズの正のピーク値より大きく設定されているので、差動電圧信号Vp,Vnが入力されていない期間tnにおいてノイズが入力されても、第1比較器31aの出力信号VcaはHIGHレベルに保持される。
図5(c)によれば、第2比較器31bは差動合成電圧信号の一方の合成電圧信号Vp+Vbが第2電圧Vb−Vより大きい場合にHIGHレベルであり、小さい場合にはLOWレベルである出力信号Vcbを出力する。そして、第2電圧Vb−Vがノイズの負のピーク値より小さく設定されているので、差動電圧信号Vp,Vnが入力されていない期間tnにおいてノイズが入力されても、第2比較器31bの出力信号VcbはHIGHレベルに保持される。
図5(d)によれば、第3比較器31cは差動合成電圧信号の他方の合成電圧信号Vn+Vbが第1電圧Vb+Vより小さい場合にHIGHレベルであり、大きい場合にはLOWレベルである出力信号Vccを出力する。そして、第1電圧Vb+Vがノイズの正のピーク値より大きく設定されているので、差動電圧信号Vp,Vnが入力されていない期間tnにおいてノイズが入力されても、第3比較器31cの出力信号VccはHIGHレベルに保持される。
図5(e)によれば、第4比較器31dは差動合成電圧信号の他方の合成電圧信号Vn+Vbが第2電圧Vb−Vより小さい場合にLOWレベルであり、大きい場合にはHIGHレベルである出力信号Vcdを出力する。そして、第2電圧Vb−Vがノイズの負のピーク値より小さく設定されているので、差動電圧信号Vp,Vnが入力されていない期間tnにおいてノイズが入力されても、第4比較器31dの出力信号VcdはHIGHレベルに保持される。
このように、差動電圧信号Vp,Vnが入力されているときには、第1及び第4比較器31a,31dの出力信号Vca,Vcdの電圧レベルと第2及び第3比較器31b,31cの出力信号Vcb,Vccの電圧レベルとが異なり、差動電圧信号Vp,Vnが入力されていないときには、第1〜第4比較器31a〜31dの出力信号Vca〜Vcdの電圧レベルが一致することとなる。
論理回路32は、これらの第1〜第4比較器31a〜31dの出力信号Vca〜Vcdに基づいて、図5(f)に示すように、差動電圧信号Vp,Vnが入力されているときにはHIGHレベルであり、差動電圧信号Vp,Vnが入力されていない期間tnではLOWレベルである制御信号Scを生成する。
すると、図5(g)に示すように、選択回路40は、この制御信号Scに基づいて、制御信号ScがHIGHレベルである場合に差動増幅器20の出力電圧を選択出力し、制御信号ScがLOWレベルである場合には基準電圧Vrefを選択出力する。
このように、第1の実施形態の入力バッファ回路1によれば、差動電圧信号Vp,Vnが入力されていない場合には、制御回路30がLOWレベル(第2レベル)の制御信号Scを生成し、このLOWレベルの制御信号Scに応じて、選択回路40が基準電圧Vrefを選択出力するので、ノイズが差動増幅器20に入力されて、後段の信号処理回路の識別レベルまで増幅されても、この増幅されたノイズが後段の信号処理回路へ誤信号出力されることを防止することができる。その結果、後段の信号処理回路における誤識別を防止することができる。
[第2の実施形態]
図6は、本発明の第2の実施形態に係る入力バッファ回路を示す回路図である。図6に示す入力バッファ回路1Aは、入力バッファ回路1においてコモンモード用差動増幅器50を更に備えている構成で第1の実施形態と異なっている。入力バッファ回路1Aの他の構成は、入力バッファ回路1と同一である。
コモンモード用差動増幅器50は、容量素子5a,5bと差動増幅器20との間に接続されており、差動合成電圧信号Vp+Vb,Vn+Vbを増幅して差動増幅器20及び制御回路30へ出力する。
この第2の実施形態の入力バッファ回路1Aによれば、コモンモード用差動増幅器50が差動合成電圧信号Vp+Vb,Vn+Vbにおけるコモンモードノイズを低減することができるので、コモンモードノイズに起因する制御回路30の誤動作を抑制することができる。
[第3の実施形態]
図7は、本発明の第3の実施形態に係る入力バッファ回路を示す回路図である。図7に示す入力バッファ回路1Bは、入力バッファ回路1において、制御回路30に代えて制御回路30Bを備えている構成で第1の実施形態と異なっている。入力バッファ回路1Bの他の構成は、入力バッファ回路1と同一である。
制御回路30Bは、制御回路30において検知回路33を更に備えている構成で制御回路30と異なっている。本実施形態では、検知回路33はOR回路である。OR回路33の一方の入力端子には第2比較器31bの出力信号Vcbが入力され、他方の入力端子には第4比較器31dの出力信号Vcdが入力される。OR回路33は、出力信号Vcb,Vcdの電圧レベルが共にLOWレベルである場合に、検知信号Sdを出力する。
図8に、この入力バッファ回路1Bが用いられる通信システムの構成を示す。図8に示す通信システムは、送信機Txと受信機Rxとを備えている。なお、図7に示す入力バッファ回路1B及び容量素子5a,5bは、受信機Rxの入力段に設けられている。
送信機Txの一対の出力端子は、それぞれ、容量素子Ctp,Ctnを介してコネクタMtに接続されている。そして、送信機Txの一対の出力端子と容量素子Ctp,Ctnとの間のノードNtp1,Ntn1は、それぞれ、プルアップ抵抗素子Rtp1,Rtn1によってバイアス電圧Vtbにプルアップされている。また、容量素子Ctp,CtnとコネクタMtとの間のノードNtp2,Ntn2は、それぞれ、プルアップ抵抗素子Rtp2,Rtn2によって低電位側の電源Vssにプルアップされている。
受信機Rxの一対の出力端子は、それぞれ、容量素子Crp,Crnを介してコネクタMrに接続されている。そして、受信機Rxの一対の出力端子と容量素子Crp,Crnとの間のノードNrp1,Nrn1は、それぞれ、プルアップ抵抗素子Rrp1,Rrn1によってバイアス電圧Vrbにプルアップされている。また、容量素子Crp,CrnとコネクタMrとの間のノードNrp2,Nrn2は、それぞれ、プルアップ抵抗素子Rrp2,Rrn2によって高電位側の電源Vddにプルアップされている。
そして、抵抗素子Rrp2,Rrn2の抵抗値は、抵抗素子Rtp2,Rtn2の抵抗値より大きく設定されており、本実施形態では10倍に設定されている(抵抗素子Rrp2,Rrn2の抵抗値:100MΩ、抵抗素子Rtp2,Rtn2の抵抗値:10MΩ)。
これらの送信機Tx側のコネクタMtと受信機Rx側のコネクタMrとには、差動伝送線路Lp,Lnが接続されて、送信機Txと受信機Rxとが接続されることとなる。
図9に、第3の実施形態の入力バッファ回路1Bにおける各部電圧信号のタイミングチャートを示す。図9(a)には、差動合成電圧信号Vp+Vb,Vn+Vbが示されており、図9(b)及び(c)には、第2比較器31bの出力信号Vcb、第4比較器31dの出力信号Vcdがそれぞれ示されている。また、図9(d)には、OR回路33から出力される検知信号Sdが示されている。
図9(a)及び(b)に示すように、送信機Txと受信機Rxとが時刻taにおいて接続されると、差動合成電圧信号Vp+Vb,Vn+Vbが共に低下し、第2比較器31bの出力信号Vcbと第4比較器31dの出力信号Vcdとが共に過渡的にLOWレベルとなる。その結果、図9(d)に示すように、OR回路33がLOWレベルの検知信号Sdを出力することとなる。
このように、第3の実施形態の入力バッファ回路1Bによれば、図8に示すように、送信機Txと受信機Rxとが接続されたことを検知する機能を有する通信システムの受信機Rxに用いられると、検知回路33によって送信機Txと受信機Rxとが接続されたことを容易に検知することができる。
[第4の実施形態]
図10は、本発明の第4の実施形態に係る入力バッファ回路を示す回路図である。図10に示す入力バッファ回路1Cは、入力バッファ回路1において制御回路30に代えて制御回路30Cを備えている構成で第1の実施形態と異なっている。入力バッファ回路1Cの他の構成は、入力バッファ回路1と同一である。
制御回路30Cは、制御回路30において保持回路34を更に備えている構成で第1の実施形態と異なっている。保持回路34は、論理回路32と選択回路40との間に接続されており、クロック信号CLKに基づいて、このクロック信号CLKの1周期部、論理回路32からの出力信号Vlの電圧レベルを保持した制御信号Scを生成する。なお、クロック信号CLKは、例えば、後段の信号処理回路によって生成されたクロック信号であり、差動電圧信号Vp,Vnに同期している。
図11に、第4の実施形態の入力バッファ回路1Cにおける各部電圧信号のタイミングチャートを示す。
図11(a)に示すように、例えば、差動電圧信号Vp,Vnに重畳されるノイズのピーク電圧が大きい場合などには、第1及び第2電圧Vb+V,Vb−Vが大きい値に設定されることがある。また、実際には、差動電圧信号Vp,Vnには無視できない遷移期間ttが存在する。これらに起因して、差動電圧信号Vp,Vnの遷移期間ttにおけるバイアス電圧Vb付近では、図11(f)に示すように、制御回路30Cにおける論理回路32の出力信号Vlの論理レベルが反転してしまう可能性がある。すなわち、差動電圧信号Vp,Vnが入力されている場合でも、差動電圧信号Vp,Vnの遷移期間ttにおけるバイアス電圧Vb付近において、論理回路32の出力信号VlがHIGHレベルからLOWレベルに転じてしまう可能性がある。その結果、選択回路40が、論理回路32の出力信号Vlを制御信号Scとして出力電圧信号Voutの選択を行うと、差動電圧信号Vp,Vnの遷移期間ttにおけるバイアス電圧Vb付近において、差動増幅器20の出力電圧信号、すなわち伝送されてきたデータを選択出力しない可能性がある。
そこで、第4の実施形態の入力バッファ回路1Cでは、図11(g)及び(h)に示すように、保持回路34は、差動電圧信号Vp,Vnに同期したクロック信号CLKの1周期分、論理回路32からの出力信号Vlを保持した制御信号Scを生成する。これによって、差動電圧信号Vp,Vnの遷移期間ttにおけるバイアス電圧Vb付近での論理回路32の出力信号Vlの論理レベルの反転をマスクした制御信号Scを生成することができる。その結果、図11(i)に示すように、選択回路40は、差動電圧信号Vp,Vnの遷移期間ttにおけるバイアス電圧Vb付近でも、差動増幅器20の出力電圧信号、すなわち伝送されてきたデータを選択出力することができる。
なお、第4の実施形態の入力バッファ回路1Cでは、最初の1ビットにおいてデータウインドウ(Data Window)の幅が削れることとなる(図11(i)の期間tx)。その場合、データの最初にダミーのデータを転送する様なデータのフォーマットを用いれば良い。
また、データ列の最後にも余分なデータが1ビット入ることとなる(図11(i)の期間ty)。この場合には、データのフォーマットにおいて、終了条件を決めておけば、その後の余分なビットを無視できるので、問題となることがない。
なお、本発明は上記した本実施形態に限定されることなく種々の変形が可能である。
第3の実施形態では、図8に示す抵抗素子Rrp2,Rrn2の抵抗値は、抵抗素子Rtp2,Rtn2の抵抗値より小さく設定されていてもよい。この場合、送信機Txと受信機Rxとが接続されると、差動合成電圧信号Vp+Vb,Vn+Vbが共に上昇し、第1比較器31aの出力信号Vcaと第3比較器31cの出力信号Vccとが過渡的にLOWレベルとなるので、検知回路33は、第1比較器31aの出力信号Vcaと第3比較器31cの出力信号VccとのOR論理によって検知信号Sdを生成すればよい。
また、第3の実施形態では、図8に示すノードNtp2,Ntn2が、それぞれ、プルアップ抵抗素子Rtp2,Rtn2によって高電位側の電源Vddにプルアップされ、ノードNrp2,Nrn2が、それぞれ、プルアップ抵抗素子Rrp2,Rrn2によって低電位側の電源Vssにプルアップされてもよい。この場合、送信機Txと受信機Rxとが接続されると、差動合成電圧信号Vp+Vb,Vn+Vbが共に上昇し、第1比較器31aの出力信号Vcaと第3比較器31cの出力信号Vccとが過渡的にLOWレベルとなるので、検知回路33は、第1比較器31aの出力信号Vcaと第3比較器31cの出力信号VccとのOR論理によって検知信号Sdを生成すればよい。
また、第3の実施形態では、図8に示す抵抗素子Rrp2,Rrn2の抵抗値は、抵抗素子Rtp2,Rtn2の抵抗値より小さく設定されると共に、ノードNtp2,Ntn2が、それぞれ、プルアップ抵抗素子Rtp2,Rtn2によって高電位側の電源Vddにプルアップされ、ノードNrp2,Nrn2が、それぞれ、プルアップ抵抗素子Rrp2,Rrn2によって低電位側の電源Vssにプルアップされてもよい。この場合、送信機Txと受信機Rxとが接続されると、差動合成電圧信号Vp+Vb,Vn+Vbが共に低下し、第2比較器31bの出力信号Vcbと第4比較器31dの出力信号Vcdとが過渡的にLOWレベルとなるので、検知回路33は、第2比較器31bの出力信号Vcbと第4比較器31dの出力信号VcdとのOR論理によって検知信号Sdを生成すればよい。
また、第4の実施形態の入力バッファ回路1Cでは、保持回路34は、クロック信号CLKの1周期分、論理回路32の出力信号Vlの論理レベルを保持したが、クロック信号CLKのN周期分(Nは2以上の整数)、論理回路32の出力信号Vlの論理レベルを保持してもよい。
本発明の第1の実施形態に係る入力バッファ回路を示す回路図である。 図1に示す論理回路の真理値表を示す図である。 比較例に係る入力バッファ回路を示す回路図である。 比較例の入力バッファ回路における各部電圧信号のタイミングチャートを示す図である。 第1の実施形態の入力バッファ回路における各部電圧信号のタイミングチャートを示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る入力バッファ回路を示す回路図である。 本発明の第3の実施形態に係る入力バッファ回路を示す回路図である。 第3の実施形態の入力バッファ回路が用いられる通信システムの構成を示す図である。 第3の実施形態の入力バッファ回路における各部電圧信号のタイミングチャートを示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る入力バッファ回路を示す回路図である。 第4の実施形態の入力バッファ回路における各部電圧信号のタイミングチャートを示す図である。
符号の説明
1,1A,1B,1C,1X…入力バッファ回路、5a,5b…容量素子、10,10X…バイアス電圧供給部、11…バイアス電圧発生器、12a,12b…抵抗素子、20…差動増幅器、30,30B,30C…制御回路、31a〜31d…比較器、32…論理回路、33…検知回路、34…保持回路、40…選択回路、50…コモンモード用差動増幅器。

Claims (4)

  1. 容量素子を介して入力される差動電圧信号を増幅する入力バッファ回路であって、
    バイアス電圧を供給するバイアス電圧供給部と、
    前記差動電圧信号と前記バイアス電圧供給部からの前記バイアス電圧とが合成された差動合成電圧信号を受ける差動増幅器と、
    前記差動合成電圧信号に基づいて、前記差動電圧信号が入力されている場合には第1レベルであり、前記差動電圧信号が入力されていない場合には第2レベルである制御信号を生成する制御回路と、
    前記差動増幅器の出力端子に接続され、前記制御回路からの前記制御信号に基づいて、前記制御信号が前記第1レベルである場合に前記差動増幅器の出力電圧を選択出力し、前記制御信号が前記第2レベルである場合には基準電圧を選択出力する選択回路と、
    備え、
    前記制御回路は、
    前記バイアス電圧より大きい第1電圧を受けるプラス入力端子と、前記差動合成電圧信号のうちの一方の合成電圧信号を受けるマイナス入力端子とを有する第1比較器と、
    前記差動合成電圧信号のうちの前記一方の合成電圧信号を受けるプラス入力端子と、前記バイアス電圧より小さい第2電圧を受けるマイナス入力端子とを有する第2比較器と、
    前記第1電圧を受けるプラス入力端子と、前記差動合成電圧信号のうちの他方の合成電圧信号を受けるマイナス入力端子とを有する第3比較器と、
    前記差動合成電圧信号のうちの前記他方の合成電圧信号を受けるプラス入力端子と、前記第2電圧を受けるマイナス入力端子とを有する第4比較器と、
    前記第1〜第4比較器の出力信号に基づいて、前記第1及び第4比較器の出力信号と前記第2及び第3比較器の出力信号とが異なるレベルである場合に前記第1レベルであり、それ以外のレベルである場合には前記第2レベルである前記制御信号を生成する論理回路と、
    を有する、
    入力バッファ回路。
  2. 容量素子を介して入力される差動電圧信号を増幅する入力バッファ回路であって、
    バイアス電圧を供給するバイアス電圧供給部と、
    前記差動電圧信号と前記バイアス電圧供給部からの前記バイアス電圧とが合成された差動合成電圧信号を受ける差動増幅器と、
    前記差動合成電圧信号に基づいて、前記差動電圧信号が入力されている場合には第1レベルであり、前記差動電圧信号が入力されていない場合には第2レベルである制御信号を生成する制御回路と、
    前記差動増幅器の出力端子に接続され、前記制御回路からの前記制御信号に基づいて、前記制御信号が前記第1レベルである場合に前記差動増幅器の出力電圧を選択出力し、前記制御信号が前記第2レベルである場合には基準電圧を選択出力する選択回路と、
    備え、
    前記制御回路は、
    前記バイアス電圧より大きい第1電圧を受けるプラス入力端子と、前記差動合成電圧信号のうちの一方の合成電圧信号を受けるマイナス入力端子とを有する第1比較器と、
    前記差動合成電圧信号のうちの前記一方の合成電圧信号を受けるプラス入力端子と、前記バイアス電圧より小さい第2電圧を受けるマイナス入力端子とを有する第2比較器と、
    前記第1電圧を受けるプラス入力端子と、前記差動合成電圧信号のうちの他方の合成電圧信号を受けるマイナス入力端子とを有する第3比較器と、
    前記差動合成電圧信号のうちの前記他方の合成電圧信号を受けるプラス入力端子と、前記第2電圧を受けるマイナス入力端子とを有する第4比較器と、
    前記第1〜第4比較器の出力信号に基づいて、前記第1及び第4比較器の出力信号と前記第2及び第3比較器の出力信号とが異なるレベルである場合に前記第1レベルであり、それ以外のレベルである場合には前記第2レベルである出力信号を生成する論理回路と、
    前記差動電圧信号に同期したクロック信号に基づいて、前記クロック信号のN周期分(Nは1以上の整数)、前記論理回路からの出力信号を保持した前記制御信号を生成する保持回路と、
    を有する、
    入力バッファ回路。
  3. 前記制御回路は、前記第2比較器の出力信号と前記第4比較器の出力信号とを受けてこれらの出力信号が共にLOWレベルである場合に、又は、前記第1比較器の出力信号と前記第3比較器の出力信号とを受けてこれらの出力信号が共にLOWレベルである場合に、検知信号を出力する検知回路を更に有する、
    請求項1又は2に記載の入力バッファ回路。
  4. 前記容量素子と前記差動増幅器との間に接続され、前記差動電圧信号と前記バイアス電圧供給部からの前記バイアス電圧とが合成された前記差動合成電圧信号を増幅して前記差動増幅器に出力するコモンモード用差動増幅器を更に備え、
    前記制御回路は、前記コモンモード用差動増幅器によって増幅された差動合成電圧信号に基づいて前記制御信号を生成する、
    請求項1〜3の何れか1項に記載の入力バッファ回路。
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