JP2007053436A - レシーバ回路およびレシーバ回路の動作方法 - Google Patents

レシーバ回路およびレシーバ回路の動作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
消費電力の増加を抑制しつつ、高速に動作するレシーバ回路を提供する。
【解決手段】
第1入力信号(0V、Hi−Z)に応答して第1電流を生成する第1受信部(8−1)と第2入力信号(Hi−Z、0V)に応答して第2電流を生成する第2受信部(8−2)とを有し、前記第1電流と前記第2電流とに基づいて増幅信号を生成する信号受信回路(6)と、前記増幅信号に基づいて帰還信号(OUT_T,OUT_B)を生成する帰還信号生成回路(7)と具備するレシーバ回路(2)を構成する。そのレシーバ回路(2)において、前記信号受信回路(6)は、前記帰還信号生成回路(7)から帰還される前記帰還信号(OUT_T,OUT_B)に基づいて、前記第1受信部(8−1)が前記第1電流を生成する駆動能力と前記第2受信部(8−2)が前記第2電流を生成する駆動能力とを決定する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、レシーバ回路およびレシーバ回路の動作方法に関する。
現在普及しているコンピュータシステムにおけるデータ伝送技術として、LVDS(Low Voltage Differential Signaling:低電圧差動伝送)と呼ばれる技術が知られている(例えば、特許文献1〜3参照。)。
図1は、従来のデータ伝送システム101の構成を示すブロック図である。図1を参照すると、従来のデータ伝送システム101は、信号を送信する送信側集積回路103と、その信号を受信する受信側集積回路102とを含んで構成され、それらは伝送路104を介して接続されている。従来のデータ伝送システム101において、送信側集積回路103は送信回路105を含んで構成されている。また、受信側集積回路102は、受信回路108と、ラッチ回路107と、バイアス回路109とを含んで構成されている。送信回路105から出力される送信信号は、伝送路104を介して受信回路108に送信される。受信回路108は、送信信号を受け取ると、バイアス回路109から供給されるバイアスに基づいて、その送信信号を増幅し、ラッチ回路107に供給する。ラッチ回路107は、増幅された送信信号を波形整形した後、出力端子OUTから出力する。
以下に、従来のデータ伝送システム101の詳細な構成および動作に関して説明を行う。図2は、従来のデータ伝送システム101における送信側集積回路103の構成を示す回路図である。図2を参照すると、従来の送信側集積回路103は、第1インバータ111と、第2インバータ112とを備えている。また、送信側集積回路103を構成する送信回路105は、送信側第1トランジスタ113と、送信側第2トランジスタ114とを含んで構成されている。
図2に示されているように、第1インバータ111の出力端は、第2インバータ112の入力端に接続されている。また、第1インバータ111の出力端は、送信側第1ノード105を介して送信側第1トランジスタ113のゲートに接続されている。また、送信側第1トランジスタ113のドレインは第2伝送路104−2に接続されている。同様に第2インバータ112の出力端は送信側第2トランジスタ114のゲートに接続され、送信側第2トランジスタ114のドレインは第1伝送路104−1に接続されている。
従来の送信側集積回路103において、送信側集積回路103の入力端子INにHighレベルの信号が入力されると、送信側第1トランジスタ113のゲートにLowレベルの信号が印加される。そのため、送信側第1トランジスタ113は、そのLowレベルの信号に応答して非活性化する。このとき、送信側第2トランジスタ114のゲートにはHighレベルの信号が印加されるので、送信側第2トランジスタ114は、Highレベルの信号に応答して活性化状態になる。それにより、送信側集積回路103の入力端子INにHighレベルの信号が入力されると、第1伝送路104−1が0V、第2伝送路104−2がHi−Z(ハイインピーダンス)状態となる。
図3は、従来のデータ伝送システム101における受信側集積回路102の構成を示す回路図である。上述したように、従来の受信側集積回路102は、受信回路108と、ラッチ回路107と、バイアス回路109とを備えている。ラッチ回路107は、ラッチ回路116と出力回路側インバータ118とを含んで構成され、受信回路108から供給される正転信号と反転信号とに基づいて出力信号を生成して、出力端子OUTを介して出力している。
受信回路108は、正転信号出力ノードN101を介して正転信号を出力する正転信号出力回路と、反転信号出力ノードN102を介して反転信号を出力する反転信号出力回路を含んで構成されている。図3に示されているように、正転信号出力回路には、正転側増幅段を形成する正転側第1増幅部121と正転側第2増幅部122とが備えられ、それらのゲートは受信側第2ノードN112を介して接続されている。正転側増幅段と電源線VDDとの間には、カレントミラー回路を形成する正転側第1PMOSトランジスタ123と正転側第2PMOSトランジスタ124とが備えられている。また、正転側増幅段と接地線GNDとの間には、受信側第1定電流源125と受信側第2定電流源126とが備えられ、それらのゲートは受信側第5ノードN115を介して接続されている。
同様に、反転信号出力回路には、反転側増幅段を形成する反転側第1増幅部131と反転側第2増幅部132とが備えられ、それらのゲートは受信側第7ノードN117を介して接続されている。また、反転側増幅段と電源線VDDの間には、反転側第1PMOSトランジスタ133と反転側第2PMOSトランジスタ134とが備えられ、カレントミラー回路として構成されている。また、反転側増幅段と接地線GNDとの間には、前述の受信側第1定電流源125と受信側第2定電流源126とが備えられている。
バイアス回路109は、電源線VDDに接続されるバイアス回路側定電流源135と、そのバイアス回路側定電流源135と接地線GNDとの間に接続されるバイアス生成回路136とを備えている。図3に示されているように、バイアス回路側定電流源135とバイアス生成回路136とは、バイアス供給ノードN121を介して受信回路108に接続されている。バイアス供給ノードN121から供給されるバイアスは、正転側増幅段、反転側増幅段および定電流源を構成する各トランジスタのゲートに印加されている(正転側第1増幅部121、正転側第2増幅部122、反転側第1増幅部131および反転側第2増幅部132に対し、受信側第1定電流源125と受信側第2定電流源126は非常に小さい能力のトランジスタで構成されているものとする。)。
従来の受信側集積回路102において、第1伝送路104−1が0Vとなることによって、受信側第3ノードN113が0Vになる。そのため、正転側第1増幅部121に電流が流れ、それによって受信側第1ノードN111の電位が下がる。このとき、第2伝送路104−2がHi−Z(ハイインピーダンス)状態となることによって、受信側第4ノードN114は0.2V程度に上昇し、それによって受信側第6ノードN116の電位が上がる。よって、差動動作により、正転信号出力ノードN101からHighレベルの正転信号が出力され、反転信号出力ノードN102からLowレベルの反転信号が出力される。ラッチ回路107は受信回路108から供給されるHighレベルの正転信号およびLowレベルの反転信号に基づいて波形整形をおこない、受信側集積回路102の出力端子OUTからHighレベルの出力信号が出力される。次に、送信側集積回路103の入力端子INにLowレベルの入力信号が入力されたとき、前述した動作と反対の動作をおこない、受信側集積回路102の出力端子OUTからLowレベルの出力信号が出力される。以上の動作を繰り返しおこなう。
特開2001−53598号公報 特開2002−135339号公報 特開2000−357861号公報
従来のデータ伝送システム101においては、回路を高速に動作させようとする場合、正転側第1増幅部121、正転側第2増幅部122、反転側第1増幅部131および反転側第2増幅部132のトランジスタ能力を上げることにより受信側第1ノードN111と受信側第6ノードN116の電位を高速に変化させる。それによって、正転信号出力ノードN101から出力される正転信号と、反転信号出力ノードN102から出力される反転信号を高速に変化させることにより、回路全体の高速動作が可能となる。このとき、正転側第1増幅部121、正転側第2増幅部122、反転側第1増幅部131および反転側第2増幅部132のトランジスタ能力をあげたことにより、受信回路108から流れ出る電流量が多くなってしまう場合がある。また、従来のデータ伝送システム101においては、送信側集積回路103の入力端子INに入力される信号が切り替わらないような場合(例えばクロック伝送ではなく、データ伝送の場合)には、受信側集積回路102は、定常的に受信回路108から伝送路104を介して送信側集積回路103へ電流を流しつづけている。以上のように、電流量と高速動作にはトレードオフの関係が存在している。
本発明が解決しようとする課題は、消費電力の増加を抑制しつつ、高速に動作するレシーバ回路を提供することにある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
上記課題を解決するために、第1入力信号(0V、Hi−Z)に応答して第1電流を生成する第1受信部(8−1)と第2入力信号(Hi−Z、0V)に応答して第2電流を生成する第2受信部(8−2)とを有し、前記第1電流と前記第2電流とに基づいて増幅信号を生成する信号受信回路(6)と、前記増幅信号に基づいて帰還信号(OUT_T,OUT_B)を生成する帰還信号生成回路(7)と具備するレシーバ回路(2)を構成する。そのレシーバ回路(2)において、前記信号受信回路(6)は、前記帰還信号生成回路(7)から帰還される前記帰還信号(OUT_T,OUT_B)に基づいて、前記第1受信部(8−1)が前記第1電流を生成する駆動能力と前記第2受信部(8−2)が前記第2電流を生成する駆動能力とを決定する。
本発明は、帰還信号生成回路(7)の出力(もしくは入力)の信号を、信号受信回路(6)にフィードバックさせている。信号受信回路(6)では、そのフィードバックされた信号を元に信号受信回路(6)を構成する差動のトランジスタ能力を切り替えている。
本発明によると、消費電力の増加を抑制しつつ、高速に動作するレシーバ回路を提供することが可能になる。
以下に、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明を行う。図4は、本発明におけるデータ伝送システム1の構成を例示するブロック図である。図4を参照すると、本発明におけるデータ伝送システム1は、受信側集積回路2と、その受信側集積回路2に供給する信号を出力する送信側集積回路3とを含んで構成され、それらは伝送路4を介して接続されている。図4に示されているように、送信側集積回路3は送信回路5を備えて構成されている。また、受信側集積回路2は、受信部6と出力回路7とを備えて構成されている。そして、その受信部6は、受信回路8とバイアス回路9とを含んで構成されている。本実施形態のデータ伝送システム1において、送信回路5から出力される信号は、第1ノードN1、第2ノードN2を介して伝送路4に送信される。受信回路8は、伝送路4を伝送してきた信号を第3ノードN3、第4ノードN4を介して受信している。受信回路8は、バイアス回路9から供給されるバイアスに基づいて受信した信号を増幅し、その増幅信号を出力回路7に供給している。出力回路7は、増幅信号の波形整形を実行して出力信号を生成し、その出力信号を出力端子OUTから出力している。以下に、各回路ブロックの詳細な構成とその動作に関して説明を行う。
[第1の実施形態]
以下に、本発明における第1の実施形態について説明を行う。図5は、第1の実施形態における送信側集積回路3の構成を例示する回路図である。図5を参照すると、第1の実施形態の送信側集積回路3は、入力端子INに接続される入力端を有する第1インバータ11と、その第1インバータ11の出力端に接続される入力端を有する第2インバータ12と、送信回路5とを備えて構成されている。また、以下の実施形態において、送信回路5は、入力端子INに供給される信号に応答して、伝送路4を介して受信側集積回路2送信する二つの入力信号を生成する回路である。本実施形態において、送信回路5で生成される二つの入力信号は、それぞれ第1伝送路4−1、第2伝送路4−2を介して受信側集積回路2に供給されるものとする。
図5に示されているように、送信回路5は、送信側第1トランジスタ13と送信側第2トランジスタ14とで構成されている。送信側第1トランジスタ13は第2伝送路4−2に接続され、送信側第2トランジスタ14は第1伝送路4−1に接続されている。また、送信側第1トランジスタ13のゲートは送信側第1ノードを介して第1インバータ11の出力端に接続されている。同様に、送信側第2トランジスタ14のゲートは第2インバータ12の出力端に接続されている。これにより、送信回路5は、入力端子INに入力される信号に応答して、上述の二つの入力信号を生成している。
図6は、第1の実施形態における受信側集積回路2の構成を例示する回路図である。受信側集積回路2は、送信回路5から供給される二つの入力信号を受け、その入力信号を増幅して出力端子OUTから出力している。図6を参照すると、本実施形態の受信側集積回路2は、受信部6と、出力回路7とで構成され、その受信部6は受信回路8と、バイアス回路9とを含んでいる。そして、その受信回路8は、正転信号生成部8−1と、反転信号生成部8−2とで構成されている。
また、出力回路7は、ラッチ回路16と、帰還信号生成部17と、出力回路側インバータ18を含んで構成されている。図6に示されているように、ラッチ回路16は、第1NAND回路16−1と第2NAND回路16−2とを備えている。ラッチ回路16は、第1信号線6−1および第2信号線6−2を介して供給される信号を波形整形した後、出力回路側インバータ18に供給している。出力回路側インバータ18は、ラッチ回路16から供給される信号を反転させ出力端子OUTから出力している。
図6を参照すると、出力回路7の帰還信号生成部17は、反転帰還信号OUT_Bを生成する帰還第1インバータ17−1と、非反転帰還信号OUT_Tを生成する帰還第2インバータ17−2とを含んで構成されている。帰還第1インバータ17−1の出力端は帰還信号出力ノードN7を介して帰還第2インバータ17−2の入力端に接続されている。また、帰還第1インバータ17−1の出力端は、帰還信号出力ノードN7を介して受信部6に接続され、同様に、帰還第2インバータ17−2の出力端も受信部6の接続されている。図6に示されているように、出力回路7において、出力回路側インバータ18から出力される信号は、出力信号供給ノードN6を介して帰還信号生成部17に供給されている。帰還信号生成部17は、出力回路側インバータ18から出力される出力信号に基づいて反転帰還信号OUT_Bと非反転帰還信号OUT_Tとを生成している。
図6を参照すると、正転信号生成部8−1は、第1入力信号および第2入力信号に基づいて、差動動作を実行することによって正転信号を生成する信号増幅回路である。同様に、反転信号生成部8−2は、第1入力信号および第2入力信号に基づいて、差動動作を実行することによって反転信号を生成する信号増幅回路である。
図6に示されている正転信号生成部8−1は、電源線に接続されるカレントミラー回路と、接地線に接続される定電流源と、そのカレントミラー回路と定電流源との間に接続される増幅段とを含んで構成されている。同様に、反転信号生成部8−2もカレントミラー回路と定電流源と増幅段とで構成され、正転信号生成部8−1と反転信号生成部8−2とは対称性を有している。
以下に、正転信号生成部8−1及び反転信号生成部8−2の詳細な構成について説明を行う。図6を参照すると、正転信号生成部8−1は、増幅段を構成する正転側第1増幅部21と正転側第2増幅部22とを備えている。正転側第1増幅部21と電源線VDDとの間には正転側第1PMOSトランジスタ23が接続され、正転側第2増幅部22と電源線VDDとの間には正転側第2PMOSトランジスタ24が接続されている。正転側第1PMOSトランジスタ23のゲートと正転側第2PMOSトランジスタ24のゲートとは互いに接続され、また正転側第1PMOSトランジスタ23はゲートとドレインとが短絡されている。これによって、正転側第1PMOSトランジスタ23と正転側第2PMOSトランジスタ24はカレントミラー回路を構成している。また、正転信号生成部8−1は、受信回路側第1定電流源25と受信回路側第2定電流源26とを含んで構成されている。図6に示されているように、受信回路側第1定電流源25のゲートと受信回路側第2定電流源26ゲートは互いに接続され、それらのゲートには、受信側第5ノードN15を介してバイアス回路9から共有されるバイアスが印加されている。
正転側第1増幅部21は、第1トランジスタ21−1と、第2トランジスタ21−2と、正転側第1スイッチ21−3とを含んで構成されている。図6を参照すると、第1トランジスタ21−1と第2トランジスタ21−2とはドレイン同士が互いに接続され、それらは、受信側第1ノードN11を介して正転側第1PMOSトランジスタ23に接続されている。また、第1トランジスタ21−1と第2トランジスタ21−2とは受信側第2ノードN12を介してゲート同士も互いに接続されている。正転側第1スイッチ21−3は、第2トランジスタ21−2に直列に接続され、正転側第1スイッチ21−3のゲートは、帰還信号生成部17の帰還信号出力ノードN7を介して帰還第1インバータ17−1の出力端に接続されている。また正転側第1増幅部21は、受信側第3ノードN13を介して第1伝送路4−1に接続されている。
同様に、正転側第2増幅部22は、第3トランジスタ22−1と、第4トランジスタ22−2と、正転側第2スイッチ22−3とを含んで構成されている。第3トランジスタ22−1と第4トランジスタ22−2は並列に接続され、そのゲート同士が受信側第2ノードN12を介して互いに接続されている。また、図6に示されているように、第1トランジスタ21−1のゲートと第4トランジスタ22−2のゲートも互いに接続されている。正転側第2スイッチ22−3は、第4トランジスタ22−2に直列に接続され、そのゲートは、帰還第2インバータ17−2の出力端に接続されている。正転信号生成部8−1は、正転側第2増幅部22と正転側第2PMOSトランジスタ24との間に正転信号出力ノードL_Tを備えている。正転信号生成部8−1で生成される正転信号は、正転信号出力ノードL_Tから出力され、第1信号線6−1を介して第1NAND回路16−1に供給されている。また正転側第2増幅部22は、受信側第4ノードN14を介して第2伝送路4−2に接続されている。
上述したように、反転信号生成部8−2は、正転信号生成部8−1と対称性を有し、正転信号生成部8−1と同様の回路構成である。図6を参照すると、反転信号生成部8−2は、増幅段を構成する反転側第1増幅部31と反転側第2増幅部32とを備えている。反転信号生成部8−2は、その増幅段と電源線VDDとの間に反転側第1PMOSトランジスタ33および反転側第2PMOSトランジスタ34を備え、その二つのトランジスタでカレントミラー回路を構成している。また増幅段(31、32)と接地線GNDとの間には前述の定電流源(受信回路側第1定電流源25および受信回路側第2定電流源26)が備えられている。
反転側第1増幅部31は、第5トランジスタ31−1と、第6トランジスタ31−2と、反転側第1スイッチ31−3とを含んで構成されている。図6を参照すると、第5トランジスタ31−1と第6トランジスタ31−2とはドレイン同士が互いに接続され、それらは、受信側第6ノードN16を介して反転側第1PMOSトランジスタ33に接続されている。また、第5トランジスタ31−1と第6トランジスタ31−2とは受信側第7ノードN17を介してゲート同士も互いに接続されている。反転側第1スイッチ31−3は、第6トランジスタ31−2に直列に接続され、反転側第1スイッチ31−3のゲートは、帰還第2インバータ17−2の出力端に接続されている。また反転側第1増幅部31は、受信側第4ノードN14を介して第2伝送路4−2に接続されている。
同様に、反転側第2増幅部32は、第7トランジスタ32−1と、第8トランジスタ32−2と、反転側第2スイッチ32−3とを含んで構成されている。第7トランジスタ32−1と第8トランジスタ32−2は並列に接続され、そのゲート同士が受信側第7ノードN17を介して互いに接続されている。また、図6に示されているように、第5トランジスタ31−1のゲートと第8トランジスタ32−2のゲートも互いに接続されている。反転側第2スイッチ32−3は、第8トランジスタ32−2に直列に接続され、そのゲートは、帰還信号生成部17の帰還信号出力ノードN7を介して帰還第1インバータ17−1の出力端に接続されている。反転信号生成部8−2は、反転側第2増幅部32と反転側第2PMOSトランジスタ34との間に反転信号出力ノードL_Bを備えている。反転信号生成部8−2で生成される反転信号は、反転信号出力ノードL_Bから出力され、第2信号線6−2を介して第2NAND回路16−2に供給されている。また反転側第2増幅部32は、受信側第3ノードN13を介して第1伝送路4−1に接続されている。
バイアス回路9は、バイアス回路側定電流源35と、バイアス生成回路36とを含んで構成されている。図6に示されているように、バイアス回路9は、バイアス出力ノードN21を備え、バイアス生成回路36は、バイアス出力ノードN21を介してソースとドレインとが短絡されている。図6を参照すると、バイアス出力ノードN21から出力されるバイアスは、受信側第7ノードN17を介して第5トランジスタ31−1、第6トランジスタ31−2、第7トランジスタ32−1および第8トランジスタ32−2に供給されている。また同様に、バイアス出力ノードN21から出力されるバイアスは、受信側第2ノードN12を介して第1トランジスタ21−1、第2トランジスタ21−2、第3トランジスタ22−1および第4トランジスタ22−2に供給されている。
本実施形態において、送信側集積回路3の入力端子INには、Lowレベルの信号またはHighレベルの信号が供給されている。以下に、図面を参照してそれぞれの信号が供給される場合における伝送線路の状態に関して説明を行なう。また、以下に実施形態においては、伝送路4が第1伝送路4−1と第2伝送路4−2とで構成される場合を例示して説明を行う。したがって、送信側集積回路3で生成される二つの入力信号は、第1伝送路4−1と第2伝送路4−2とを介して受信側集積回路2に供給されるものとする。
図7の(a)は、入力端子INにLowレベルの信号が供給される場合の送信側集積回路3の動作を例示する回路図である。また、図7の(b)は、入力端子INにHighレベルの信号が供給される場合の送信側集積回路3の動作を例示する回路図である。
図7の(a)を参照すると、入力端子INにLowレベルの信号が供給されたとき、第1インバータ11からはHighレベルの信号が出力され、そのHighレベルの信号は送信側第1ノードを介して送信側第1トランジスタ13のゲートに印加される。送信側第1トランジスタ13は、そのHighレベルの信号に応答して活性化され、そのため、第2伝送路4−2は接地線GNDと同電位(本実施形態においては0V)になる。このとき、第2インバータ12からはLowレベルの信号が出力され、そのLowレベルの信号は、送信側第2トランジスタ14のゲートに印加される。送信側第2トランジスタ14は、そのLowレベルの信号に応答して非活性化される。そのため第1伝送路4−1は、ハイインピーダンス状態になる。
図7の(b)を参照すると、入力端子INにHighレベルの信号が供給されたとき、第1インバータ11からはLowレベルの信号が出力され、そのLowレベルの信号は送信側第1ノードを介して送信側第1トランジスタ13のゲートに印加される。送信側第1トランジスタ13は、そのLowレベルの信号に応答して非活性化され、そのため、第2伝送路4−2はハイインピーダンス状態になる。このとき、第2インバータ12からはHighレベルの信号が出力され、そのHighレベルの信号は、送信側第2トランジスタ14のゲートに印加される。送信側第2トランジスタ14は、そのHighレベルの信号に応答して活性化され、そのため第1伝送路4−1は、接地線GNDと同電位になる。
以下に、送信側集積回路3の入力端子INに供給される信号が、Lowレベルの信号からHighレベルの信号に遷移する場合の、受信側集積回路2の動作について説明を行う。図8は、送信側集積回路3の入力端子INにLowレベルの信号が供給され、受信側集積回路2の出力端子OUTからLowレベルの出力信号が出力される場合の受信側集積回路2の動作を例示する回路図である。なお、後述する図9は、送信側集積回路3の入力端子INに供給されるLowレベルの信号がHighレベルに反転し、受信側集積回路2の出力端子OUTから出力される出力信号がHighレベルに反転する前までの受信側集積回路2の動作を例示している。また、図10は、送信側集積回路3の入力端子INにHighレベルの信号が供給され、受信側集積回路2の出力端子OUTからHighレベルの出力信号が出力される場合の受信側集積回路2の動作を例示している。
上述したように、送信側集積回路3の入力端子INにLowレベルの信号が供給される場合、第1伝送路4−1はハイインピーダンス状態になり、第2伝送路4−2は接地線と同電位(0V)になる。それによって、第3ノードN3は、0.2V程度、第4ノードN4は0Vになる。このとき、正転信号出力ノードL_TからはLowレベルに対応する正転信号が出力され、反転信号出力ノードL_BからはHighレベルに対応する反転信号が出力される。それによって、出力端子OUTからはLowレベルの出力信号が出力、その出力信号は、出力信号供給ノードN6を介して帰還信号生成部17に供給される。
帰還信号生成部17は、出力信号供給ノードN6を介して供給される出力信号に応答して非反転帰還信号OUT_Tおよび反転帰還信号OUT_Bを生成し、受信部6の正転信号生成部8−1および反転信号生成部8−2に供給している。送信側集積回路3の入力端子INにLowレベルの信号が供給される場合、帰還信号生成部17は非反転帰還信号OUT_TとしてLowレベルの信号を出力し、反転帰還信号OUT_BとしてHighレベルの信号を出力する。
図8に示されているように、正転側第1増幅部21の正転側第1スイッチ21−3は、反転帰還信号OUT_Bに応答して活性化され、それによって第1トランジスタ21−1と第2トランジスタ21−2の両方が駆動トランジスタとして作用する。同様に、反転側第2増幅部32の反転側第2スイッチ32−3が、反転帰還信号OUT_Bに応答して活性化され、それによって第7トランジスタ32−1と第8トランジスタ32−2の両方が駆動トランジスタとして作用する。このとき、正転側第2増幅部22の正転側第2スイッチ22−3と、反転側第1増幅部31の反転側第1スイッチ31−3は、非反転帰還信号OUT_Tに応答して非活性化される。そのため、正転側第2増幅部22では、第3トランジスタ22−1が駆動トランジスタとして動作し、電流I1が流れる。同様に、反転側第1増幅部31では第5トランジスタ31−1が駆動トランジスタとして動作し、電流I2が流れる。
次に、送信側集積回路3の入力端子INにHighレベルの信号が供給される場合の動作に関して説明を行う。上述したように、図9は、送信側集積回路3の入力端子INに供給されるLowレベルの信号がHighレベルに反転し、受信側集積回路2の出力端子OUTから出力される出力信号がHighレベルに反転する前までの受信側集積回路2の動作を例示する回路図である。上述したように、入力端子INにHighレベルの信号が供給されることにより、第2伝送路4−2がハイインピーダンス状態になり、第1伝送路4−1が接地線GNDと同電位(0V)になる。
図9を参照すると、このときの出力信号供給ノードN6がLowレベルであるため、正転側第1増幅部21は駆動能力が大きい状態を維持している。そのため、正転側第1増幅部21は、電流I3aと電流I3bを流し、受信側第1ノードN11の電位が高速に下がる。また、正転側第2増幅部22の駆動能力が小さい状態を維持しているため、正転信号出力ノードL_Tの電位が高速に立ち上がる。反転信号生成部8−2も同様に動作する。つまり、反転側第1増幅部31は、駆動能力が小さい状態を維持しているため、受信側第6ノードN16の電位が高速に上がり、反転側第2増幅部32は、駆動能力が大きい状態を維持しているため、電流I4aと電流I4bを流すことで、反転信号出力ノードL_Bの電位が高速に立ち下がる。そのため受信側集積回路2を高速に動作させることが可能となる。
図10は、送信側集積回路3の入力端子INにHighレベルの信号が供給され、受信側集積回路2の出力端子OUTからHighレベルの出力信号が出力される場合の受信側集積回路2の動作を例示する回路図である。図10を参照すると、出力端子OUTから出力される信号がLowレベルからHighレベルに反転したとき、帰還信号生成部17には、出力信号供給ノードN6を介してHighレベルの出力信号が供給される。帰還信号生成部17は、そのHighレベルの出力信号に応答して、Highレベルの非反転帰還信号OUT_Tと、Lowレベルの反転帰還信号OUT_Bを生成し、それらを正転信号生成部8−1と反転信号生成部8−2に供給する。
図10に示されているように、正転側第1増幅部21の正転側第1スイッチ21−3は、帰還信号出力ノードN7を介して供給される反転帰還信号OUT_B(Lowレベル)に応答して非活性化される。したがって、正転側第1増幅部21では、第1トランジスタ21−1が駆動トランジスタとして動作する。このとき、正転側第2スイッチ22−3は、非反転帰還信号OUT_T(Highレベル)に応答して活性化される。したがって、正転側第2増幅部22では、第3トランジスタ22−1と第4トランジスタ22−2とが駆動トランジスタとして動作する。これにより、正転信号生成部8−1では、正転側第1増幅部21の駆動能力が正転側第2増幅部22の駆動能力に比較して小さくなる。
反転信号生成部8−2では、反転側第2増幅部32の反転側第2スイッチ32−3が反転帰還信号OUT_Bに応答して非活性化され、反転側第1増幅部31の反転側第1スイッチ31−3が非反転帰還信号OUT_Tに応答して活性化される。したがって、反転側第2増幅部32では、第7トランジスタ32−1が駆動トランジスタとして動作し、反転側第1増幅部31では、第5トランジスタ31−1と第6トランジスタ31−2とが駆動トランジスタとして動作する。これによって、反転信号生成部8−2では、反転側第1増幅部31の駆動能力が反転側第2増幅部32の駆動能力に比較して大きくなる。以降は、以上のような動作を繰り返しおこなう。
正転側第1増幅部21および反転側第1増幅部31の駆動能力が小さくなることにより、正転側第1増幅部21と反転側第1増幅部31から第1伝送路4−1を介して受信側集積回路2に流れでる電流が抑制され、低消費電流化が可能になる。またこのとき、受信側集積回路2は、次の反転動作に対応して高速に動作するための状態を維持する。
正転側第2増幅部22、反転側第2増幅部32の駆動能力は大きくなるが、受信側集積回路2の送信側第1トランジスタ13は非活性化されているので、第2伝送路4−2はハイインピーダンス状態となり、電流は、第4ノードN4を介して受信側集積回路2へ流れ出ない。また、第1トランジスタ21−1、第2トランジスタ21−2、第3トランジスタ22−1および第4トランジスタ22−2に対し、受信回路側第1定電流源25と受信回路側第2定電流源26の駆動能力は非常に小さい。反転側第1増幅部31と反転側第2増幅部32に関しても同様であり、そのため、受信回路側第2定電流源26へ流れる電流も小さい。したがって、消費電流値においては、従来は、定常的に電流をながしていたものを、本発明では、信号が遷移する時以外は、できるだけ電流量をおさえることが可能であり、低消費電力化が可能となる。
[第2の実施形態]
以下に、図面を参照して、本発明のデータ伝送システムの第2の実施形態について説明を行う。以下に述べる第2の実施形態において、第1の実施形態の説明で使用した符号と同じ符号が付され、その構成・動作が第1の実施形態と同様である場合には、重複する部分に関する説明を省略するものとする。図11は、第2の実施形態におけるデータ伝送システムの構成を例示するブロック図である。図11を参照すると、第2の実施形態の出力回路7は、帰還信号を受信部6のバイアス回路9に供給している。第2の実施形態における受信部6は、その帰還信号に応答して生成するバイアスを変化させて受信回路8に供給している。
以下に、図面を参照して第2の実施形態の構成に関する詳細について説明を行う。図12は、第2の実施形態の受信側集積回路2の構成を例示する回路図である。第2の実施形態の受信側集積回路2は、帰還信号生成部17から出力される帰還信号をバイアス回路9に供給している。第2の実施形態のバイアス回路9は、その帰還信号(OUT_T、OUT_B)に応答して電流源の能力を変え、二種類のバイアスを生成している。そして、バイアス回路9は、そのバイアスを差動動作のトランジスタのゲートに供給することで、トランジスタの能力を決定している。
図12を参照すると、第2の実施形態のバイアス回路9は第1バイアスを生成する第1バイアス生成部9−1と、第2バイアスを生成する第2バイアス生成部9−2とを含んで構成されている。図12に示されているように、第1バイアス生成部9−1は、第1バイアス側定電流源51と、第1バイアス側定電流源51に並列に接続される第1追加電流減52と、第1バイアス側定電流源51に直列に接続される第1バイアス側トランジスタ53とを含んで構成されている。また、第2バイアス生成部9−2は、第2バイアス側定電流源54と、第2バイアス側定電流源54に並列に接続される第2追加電流源55と、第2バイアス側定電流源54に直列に接続される第2バイアス側トランジスタ56とを含んで構成されている。第1追加電流減52のゲートは、帰還第2インバータ17−2の出力端に接続され、第2追加電流源55のゲートは帰還信号出力ノードN7を介して帰還第1インバータ17−1の出力端に接続されている。
第2の実施形態の受信回路8は、第9トランジスタ41と第10トランジスタ42とで構成される第1増幅段と、第11トランジスタ45と第12トランジスタ46とで構成される増幅段を備えている。図12に示されているように、第9トランジスタ41のゲートと第12トランジスタ46のゲートは、それぞれ、受信側第1ノードN18を介して第1バイアス生成部9−1の第1バイアス出力ノードN32に接続されている。また第2伝送路4−2のゲートと第11トランジスタ45のゲートは、それぞれ、受信側第2ノードN19を介して第2バイアス生成部9−2の第2バイアス出力ノードN33に接続されている。また、第2の実施形態の受信回路8は、受信回路側第1定電流源43と受信回路側第2定電流源44を備えている。その受信回路側第1定電流源43は、第9トランジスタ41と第12トランジスタ46とに接続されている。同様に、受信回路側第2定電流源44は、第10トランジスタ42と第11トランジスタ45とに接続されている。
第2の実施形態において、送信側集積回路3の入力端子INにLowレベルが供給され、出力回路側インバータ18からLowレベルの出力信号が出力されるとき、帰還信号生成部17は、Lowレベルの非反転帰還信号OUT_Tと、Highレベルの反転帰還信号OUT_Bを出力する。このとき、第1バイアス生成部9−1は、第2バイアス生成部9−2に比較して高電位の第1バイアスを第9トランジスタ41と第12トランジスタ46のゲートに印加する。したがって、第9トランジスタ41の駆動能力は第10トランジスタ42の駆動能力よりも大きくなり、同様に、第12トランジスタ46の駆動能力が第11トランジスタ45の駆動能力よりも大きくなる。
次に、送信側集積回路3の入力端子INにHighレベルの信号が供給された場合、上述したように、入力端子INにHighレベルの信号が供給されることにより、第2伝送路4−2がハイインピーダンス状態になり、第1伝送路4−1が接地線GNDと同電位(0V)になる。このときの出力信号供給ノードN6がLowレベルであるため、第9トランジスタ41は駆動能力が大きい状態を維持している。そのため、受信側第1ノードN11の電位が高速に下がる。また第2伝送路4−2は、駆動能力が小さい状態を維持しているため、正転信号出力ノードL_Tの電位が高速に立ち上がる。同様に、第11トランジスタ45は、駆動能力が小さい状態を維持しているため、受信側第6ノードN16の電位が高速に上がり、第12トランジスタ46は、駆動能力が大きい状態を維持しているため、反転信号出力ノードL_Bの電位が高速に立ち下がる。そのため受信側集積回路2を高速に動作させることが可能となる。
その後、受信側集積回路2の出力端子OUTからHighレベルの出力信号が出力される場合、帰還信号生成部17には、出力信号供給ノードN6を介してHighレベルの出力信号が供給される。帰還信号生成部17は、そのHighレベルの出力信号に応答して、Highレベルの非反転帰還信号OUT_Tと、Lowレベルの反転帰還信号OUT_Bを生成し、それらを第1バイアス生成部9−1と第2バイアス生成部9−2に供給する。このとき、第2バイアス生成部9−2は、第1バイアス生成部9−1に比較して高電位の第2バイアスを第10トランジスタ42と第11トランジスタ45のゲートに印加する。したがって、第10トランジスタ42の駆動能力は第9トランジスタ41の駆動能力よりも大きくなり、同様に、第11トランジスタ45の駆動能力が第12トランジスタ46の駆動能力よりも大きくなる。第2の実施形態の受信側集積回路2は、以上のような動作を繰り返しおこなうことで、第1の実施形態の受信側集積回路2と同様の効果を発揮する。
図1は、従来のデータ伝送システムの構成を示すブロック図である。 図2は、従来のデータ伝送システムにおける送信回路の構成を示す回路図である。 図3は、従来のデータ伝送システムにおける受信回路の構成を示す回路図である。 図4は、本発明におけるデータ伝送システムの構成を例示するブロック図である。 図5は、第1の実施形態の送信回路の構成を例示する回路図である。 図6は、第1の実施形態の受信回路の構成を例示する回路図である。 図7は、伝送路に供給される入力信号の変化を例示する回路図である。 図8は、送信側回路にLowレベルの信号が入力され、受信側回路がLowレベルを出力するときの受信側回路の動作を例示する回路図である。 図9は、送信側回路にHighレベルの信号が入力され、受信側回路の出力がHigiレベルからLowレベルに遷移するまでの動作を例示する回路図である。 図10は、送信側回路にHighレベルの信号が入力され、受信側回路がHighレベルを出力するときの動作を例示する回路図である。 図11は、第2の実施形態のデータ伝送システムの構成を例示するブロック図である。 図12は、第2の実施形態の受信側回路の構成を例示する回路図である。
符号の説明
1…データ送信システム
2…受信側集積回路
3…送信側集積回路
4…伝送路
4−1…第1伝送路、 4−2…第2伝送路
5…送信回路、
6…受信部
6−1…第1信号線、 6−2…第2信号線
7…出力回路、
8…受信回路
8−1…正転信号生成部、 8−2…反転信号生成部
9…バイアス生回路
9−1…第1バイアス生成部、 9−2…第2バイアス生成部
11…第1インバータ、 12…第2インバータ
13…送信側第1トランジスタ、 14…送信側第2トランジスタ
16…ラッチ回路
16−1…第1NAND回路、 16−2…第2NAND回路
17…帰還信号生成部
17−1…帰還第1インバータ、 17−2…帰還第2インバータ
18…出力回路側インバータ
21…正転側第1増幅部
21−1…第1トランジスタ、 21−2…第2トランジスタ
21−3…正転側第1スイッチ
22…正転側第2増幅部
22−1…第3トランジスタ、 22−2…第4トランジスタ
22−3…正転側第2スイッチ
23…正転側第1PMOSトランジスタ、 24…正転側第2PMOSトランジスタ
25…受信回路側第1定電流源、 26…受信回路側第2定電流源
31…反転側第1増幅部
31−1…第5トランジスタ、 31−2…第6トランジスタ
31−3…反転側第1スイッチ
32…反転側第2増幅部
32−1…第7トランジスタ、 32−2…第8トランジスタ
32−3…反転側第2スイッチ
33…反転側第1PMOSトランジスタ、 34…反転側第2PMOSトランジスタ
35…バイアス回路側定電流源
36…バイアス生成回路
41…第9トランジスタ、 42…第10トランジスタ
43…受信回路側第1定電流源、 44…受信回路側第2定電流源
45…第11トランジスタ、 46…第12トランジスタ
51…第1バイアス側定電流源
52…第1追加電流源
53…第1バイアス側トランジスタ
54…第2バイアス側定電流源
55…第2追加電流源
56…第2バイアス側トランジスタ
L_T…正転信号出力ノード、 L_B…反転信号出力ノード
OUT_T…非反転帰還信号
OUT_B…反転帰還信号
N1…第1ノード、 N2…第2ノード、 N3…第3ノード、 N4…第4ノード
N5…送信側第1ノード
N6…出力信号供給ノード
N7…帰還信号出力ノード
N11…受信側第1ノード、 N12…受信側第2ノード、
N13…受信側第3ノード、 N14…受信側第4ノード
N15…受信側第5ノード、 N16…受信側第6ノード
N17…受信側第7ノード、 N18…受信側第1ノード
N19…受信側第2ノード
N21…バイアス出力ノード
N22…第1バイアス出力ノード、 N23…第2バイアス出力ノード
101…データ伝送システム
102…受信側集積回路
103…送信側集積回路
104…伝送路
104−1…第1伝送路、 104−2…第2伝送路
105…送信回路
107…ラッチ回路
108…受信回路
109…バイアス回路
111…第1インバータ、 112…第2インバータ
113…送信側第1トランジスタ、 114…送信側第2トランジスタ
116…ラッチ回路
118…出力回路側インバータ
121…正転側第1増幅部、 122…正転側第2増幅部
123…正転側第1PMOSトランジスタ、124…正転側第2PMOSトランジスタ
125…受信回路側第1定電流源、 126…受信回路側第2定電流源
131…反転側第1増幅部、 132…反転側第2増幅部
133…反転側第1PMOSトランジスタ、134…反転側第2PMOSトランジスタ
135…バイアス回路側定電流源
136…バイアス生成回路
N101…正転信号出力ノード、 N102…反転信号出力ノード
N105…送信側第1ノード、 N111…受信側第1ノード
N112…受信側第2ノード、 N113…受信側第3ノード
N114…受信側第4ノード、 N115…受信側第5ノード
N116…受信側第6ノード、 N117…受信側第7ノード
N121…バイアス供給ノード

Claims (15)

  1. 第1入力信号に応答して第1電流を生成する第1受信部と第2入力信号に応答して第2電流を生成する第2受信部とを有し、前記第1電流と前記第2電流とに基づいて増幅信号を生成する信号受信回路と、
    前記増幅信号に基づいて帰還信号を生成する帰還信号生成回路と
    具備し、
    前記信号受信回路は、
    前記帰還信号生成回路からの前記帰還信号に基づいて、前記第1受信部が前記第1電流を生成する駆動能力と前記第2受信部が前記第2電流を生成する駆動能力とを決定する
    レシーバ回路。
  2. 請求項1に記載のレシーバ回路において、
    前記増幅信号は、正転出力信号と反転出力信号とを含み、
    前記信号受信回路は、
    前記正転出力信号を生成する正転出力信号生成部と前記反転出力信号を生成する反転出力信号生成部とを備え、
    前記正転出力信号生成部は、
    前記第1入力信号を供給する第1伝送路に接続され、前記第1入力信号に応答して正転側第1電流を生成する正転側第1電流生成部と、
    前記第2入力信号を供給する第2伝送路に接続され、前記第2入力信号に応答して正転側第2電流を生成する正転側第2電流生成部とを含み、
    前記正転側第1電流と前記正転側第2電流とに基づいて前記正転出力信号を生成し、
    前記反転出力信号生成部は、
    前記第1入力信号を供給する第1伝送路に接続され、前記第1入力信号に応答して反転側第1電流を生成する反転側第1電流生成部と、
    前記第2入力信号を供給する第2伝送路に接続され、前記第2入力信号に応答して反転側第2電流を生成する反転側第2電流生成部とを含み、
    前記反転側第1電流と前記反転側第2電流とに基づいて前記反転出力信号を生成し、
    前記正転出力信号生成部は、
    前記帰還信号生成回路から帰還される前記帰還信号に基づいて、前記正転側第1電流生成部の駆動能力と前記正転側第2電流生成部の駆動能力を決定し、
    前記反転出力信号生成部は、
    前記帰還信号生成回路から帰還される前記帰還信号に基づいて、前記反転側第1電流生成部の駆動能力と前記反転側第2電流生成部の駆動能力を決定する
    レシーバ回路。
  3. 請求項2に記載のレシーバ回路において、
    前記帰還信号生成回路は、
    前記正転出力信号と前記反転出力信号を受け、前記正転出力信号と前記反転出力信号とに基づいてラッチ出力信号を生成するラッチ回路と、
    前記ラッチ出力信号に基づいて前記帰還信号を生成する帰還信号生成部と
    を具備し、
    前記帰還信号生成部は、
    前記ラッチ出力信号に基づいて正転帰還信号と反転帰還信号とを生成し、前記正転帰還信号と前記反転帰還信号を前記信号受信回路に供給し、
    前記正転出力信号生成部は、
    前記正転帰還信号と前記反転帰還信号とに基づいて、前記正転側第1電流生成部の駆動能力と前記正転側第2電流生成部の駆動能力とを異なる駆動能力にし、
    前記反転出力信号生成部は、
    前記正転帰還信号と前記反転帰還信号とに基づいて前記反転側第1電流生成部の駆動能力と前記反転側第2電流生成部の駆動能力とを異なる駆動能力にする
    レシーバ回路。
  4. 請求項3に記載のレシーバ回路において、
    前記正転出力信号生成部は、
    第1参照電流を供給する第1参照電流供給ノードと前記第1参照電流に等しい電流値のミラー電流を供給する第1ミラー電流供給ノードとを有する第1カレントミラー回路を備え、
    前記正転側第1電流生成部は、
    前記第1参照電流供給ノードと前記第1伝送路との間に介接され、ゲートに印加されるバイアスに応答して活性化される第1トランジスタと、
    前記第1トランジスタのゲートに接続されるゲートを有し、前記第1トランジスタに並列に接続される第1補助トランジスタと、
    前記第1補助トランジスタと前記第1伝送路との間に介接され、前記正転帰還信号に応答して前記第1補助トランジスタと前記第1伝送路とを接続する第1スイッチと
    を有し、
    前記正転側第2電流生成部は、
    前記ミラー電流供給ノードと前記第2伝送路との間に介接され、前記バイアスに応答して活性化される第2トランジスタと、
    前記第2トランジスタのゲートに接続されるゲートを有し、前記第2トランジスタに並列に接続される第2補助トランジスタと、
    前記第2補助トランジスタと前記第2伝送路との間に接続され、前記反転帰還信号に応答して前記第2補助トランジスタと前記第2伝送路とを接続する第2スイッチと
    を有し、
    前記反転出力信号生成部は、
    第2参照電流を供給する第2参照電流供給ノードと前記第2参照電流に等しい電流値のミラー電流を供給する第2ミラー電流供給ノードとを有する第2カレントミラー回路を備え、
    前記反転側第1電流生成部は、
    前記第2参照電流供給ノードと前記第2伝送路との間に介接され、ゲートに印加されるバイアスに応答して活性化される第3トランジスタと、
    前記第3トランジスタのゲートに接続されるゲートを有し、前記第3トランジスタに並列に接続される第3補助トランジスタと、
    前記第3補助トランジスタと前記第2伝送路との間に介接され、前記反転帰還信号に応答して前記第3補助トランジスタと前記第2伝送路とを接続する第3スイッチと
    を有し、
    前記反転側第2電流生成部は、
    前記第2ミラー電流供給ノードと前記第1伝送路との間に介接され、前記バイアスに応答して活性化される第4トランジスタと、
    前記第4トランジスタのゲートに接続されるゲートを有し、前記第4トランジスタに並列に接続される第4補助トランジスタと、
    前記第4補助トランジスタと前記第1伝送路との間に介接され、前記正転帰還信号に応答して前記第4補助トランジスタと前記第1伝送路とを接続する第4スイッチと
    を有する
    レシーバ回路。
  5. 請求項3に記載のレシーバ回路において、さらに、
    前記正転帰還信号に応答して第1バイアスを生成し、前記反転帰還信号に応答して第2バイアスを生成するバイアス生成部
    を備え、
    前記正転出力信号生成部は、
    第1参照電流を供給する第1参照電流供給ノードと前記第1参照電流に等しい電流値のミラー電流を供給する第1ミラー電流供給ノードとを有する第1カレントミラー回路と、
    前記第1参照電流供給ノードと前記第1伝送路との間に介接され、ゲートに印加される前記第1バイアスに応答して活性化される第1トランジスタと、
    前記ミラー電流供給ノードと前記第2伝送路との間に介接され、前記第2バイアスに応答して活性化される第2トランジスタと
    を有し、
    前記反転出力信号生成部は、
    第2参照電流を供給する第2参照電流供給ノードと前記第2参照電流に等しい電流値のミラー電流を供給する第2ミラー電流供給ノードとを有する第2カレントミラー回路と、
    前記第2参照電流供給ノードと前記第2伝送路との間に介接され、ゲートに印加される前記第2バイアスに応答して活性化される第3トランジスタと、
    前記第2ミラー電流供給ノードと前記第1伝送路との間に介接され、前記第1バイアスに応答して活性化される第4トランジスタと
    を有する
    レシーバ回路。
  6. 請求項5に記載のレシーバ回路において、
    前記バイアス生成部は、
    第1バイアス生成部と第2バイアス生成部と
    を備え、
    前記第1バイアス生成部は、
    第1定電流源と、
    前記定電流源と接地線との間に接続され、ドレインに短絡されるゲートを有する第1バイアス生成トランジスタと、
    前記第1定電流源に並列に接続され、前記正転帰還信号に応答して活性化される第5トランジスタを含み、
    前記第2バイアス生成部は、
    第2定電流源と、
    前記第2定電流源と前記接地線との間に接続され、ドレインに短絡されるゲートを有する第2バイアス生成トランジスタと、
    前記第2定電流源に並列に接続され、前記反転帰還信号に応答して活性化される第6トランジスタを含む
    レシーバ回路。
  7. 伝送路を介して第1入力信号と第2入力信号とを送信する送信回路と、
    前記伝送路を介して供給される前記第1入力信号を受ける第1受信部と、前記伝送路を介して供給される前記第2入力信号を受ける第2受信部とを有する受信回路と
    を具備し、
    前記送信回路は、
    入力信号に応答して入力反転信号を生成する第1インバータと、
    前記入力信号応答して入力非反転信号を生成する第2インバータと、
    前記入力反転信号に応答して前記第1入力信号を生成する第1信号生成回路と、
    前記入力非反転信号に応答して前記第2入力信号を生成する第2信号生成回路と
    を備え、
    前記受信回路は、
    前記第1入力信号に応答して前記第1電流を生成する第1受信部と前記第2入力信号に応答して前記第2電流を生成する第2受信部とを有し、前記第1電流と前記第2電流とに基づいて増幅信号を生成する信号受信回路と、
    前記増幅信号に基づいて帰還信号を生成する帰還信号生成回路と
    を備え、
    前記信号受信回路は、
    前記帰還信号生成回路から帰還される前記帰還信号に基づいて、前記第1受信部が前記第1電流を生成する駆動能力と前記第2受信部が前記第2電流を生成する駆動能力とを決定する
    データ送信システム。
  8. 請求項7に記載のデータ送信システムにおいて、
    前記増幅信号は、正転出力信号と反転出力信号とを含み、
    前記信号受信回路は、
    前記正転出力信号を生成する正転出力信号生成部と前記反転出力信号を生成する反転出力信号生成部とを備え、
    前記正転出力信号生成部は、
    前記第1入力信号を供給する第1伝送路に接続され、前記第1入力信号に応答して正転側第1電流を生成する正転側第1電流生成部と、
    前記第2入力信号を供給する第2伝送路に接続され、前記第2入力信号に応答して正転側第2電流を生成する正転側第2電流生成部とを含み、
    前記正転側第1電流と前記正転側第2電流とに基づいて前記正転出力信号を生成し、
    前記反転出力信号生成部は、
    前記第1入力信号を供給する第1伝送路に接続され、前記第1入力信号に応答して反転側第1電流を生成する反転側第1電流生成部と、
    前記第2入力信号を供給する第2伝送路に接続され、前記第2入力信号に応答して反転側第2電流を生成する反転側第2電流生成部とを含み、
    前記反転側第1電流と前記反転側第2電流とに基づいて前記反転出力信号を生成し、
    前記正転出力信号生成部は、
    前記帰還信号生成回路から帰還される前記帰還信号に基づいて、前記正転側第1電流生成部の駆動能力と前記正転側第2電流生成部の駆動能力を決定し、
    前記反転出力信号生成部は、
    前記帰還信号生成回路から帰還される前記帰還信号に基づいて、前記反転側第1電流生成部の駆動能力と前記反転側第2電流生成部の駆動能力を決定する
    データ送信システム。
  9. 請求項8に記載のデータ送信システムにおいて、
    前記帰還信号生成回路は、
    前記正転出力信号と前記反転出力信号を受け、前記正転出力信号と前記反転出力信号とに基づいてラッチ出力信号を生成するラッチ回路と、
    前記ラッチ出力信号に基づいて前記帰還信号を生成する帰還信号生成部と
    を具備し、
    前記帰還信号生成部は、
    前記ラッチ出力信号に基づいて正転帰還信号と反転帰還信号とを生成し、前記正転帰還信号と前記反転帰還信号を前記信号受信回路に供給し、
    前記正転出力信号生成部は、
    前記正転帰還信号と前記反転帰還信号とに基づいて、前記正転側第1電流生成部の駆動能力と前記正転側第2電流生成部の駆動能力とを異なる駆動能力にし、
    前記反転出力信号生成部は、
    前記正転帰還信号と前記反転帰還信号とに基づいて前記反転側第1電流生成部の駆動能力と前記反転側第2電流生成部の駆動能力とを異なる駆動能力にする
    データ送信システム。
  10. 請求項9に記載のレシーバ回路において、
    前記正転出力信号生成部は、
    第1参照電流を供給する第1参照電流供給ノードと前記第1参照電流に等しい電流値のミラー電流を供給する第1ミラー電流供給ノードとを有する第1カレントミラー回路を備え、
    前記正転側第1電流生成部は、
    前記第1参照電流供給ノードと前記第1伝送路との間に介接され、ゲートに印加されるバイアスに応答して活性化される第1トランジスタと、
    前記第1トランジスタのゲートに接続されるゲートを有し、前記第1トランジスタに並列に接続される第1補助トランジスタと、
    前記第1補助トランジスタと前記第1伝送路との間に介接され、前記正転帰還信号に応答して前記第1補助トランジスタと前記第1伝送路とを接続する第1スイッチと
    を有し、
    前記正転側第2電流生成部は、
    前記ミラー電流供給ノードと前記第2伝送路との間に介接され、前記バイアスに応答して活性化される第2トランジスタと、
    前記第2トランジスタのゲートに接続されるゲートを有し、前記第2トランジスタに並列に接続される第2補助トランジスタと、
    前記第2補助トランジスタと前記第2伝送路との間に接続され、前記反転帰還信号に応答して前記第2補助トランジスタと前記第2伝送路とを接続する第2スイッチと
    を有し、
    前記反転出力信号生成部は、
    第2参照電流を供給する第2参照電流供給ノードと前記第2参照電流に等しい電流値のミラー電流を供給する第2ミラー電流供給ノードとを有する第2カレントミラー回路を備え、
    前記反転側第1電流生成部は、
    前記第2参照電流供給ノードと前記第2伝送路との間に介接され、ゲートに印加されるバイアスに応答して活性化される第3トランジスタと、
    前記第3トランジスタのゲートに接続されるゲートを有し、前記第3トランジスタに並列に接続される第3補助トランジスタと、
    前記第3補助トランジスタと前記第2伝送路との間に介接され、前記反転帰還信号に応答して前記第3補助トランジスタと前記第2伝送路とを接続する第3スイッチと
    を有し、
    前記反転側第2電流生成部は、
    前記第2ミラー電流供給ノードと前記第1伝送路との間に介接され、前記バイアスに応答して活性化される第4トランジスタと、
    前記第4トランジスタのゲートに接続されるゲートを有し、前記第4トランジスタに並列に接続される第4補助トランジスタと、
    前記第4補助トランジスタと前記第1伝送路との間に介接され、前記正転帰還信号に応答して前記第4補助トランジスタと前記第1伝送路とを接続する第4スイッチと
    を有する
    データ送信システム。
  11. 請求項9に記載のデータ送信システムにおいて、前記受信回路はさらに、
    前記正転帰還信号に応答して第1バイアスを生成し、前記反転帰還信号に応答して第2バイアスを生成するバイアス生成部
    を備え、
    前記正転出力信号生成部は、
    第1参照電流を供給する第1参照電流供給ノードと前記第1参照電流に等しい電流値のミラー電流を供給する第1ミラー電流供給ノードとを有する第1カレントミラー回路と、
    前記第1参照電流供給ノードと前記第1伝送路との間に介接され、ゲートに印加される前記第1バイアスに応答して活性化される第1トランジスタと、
    前記ミラー電流供給ノードと前記第2伝送路との間に介接され、前記第2バイアスに応答して活性化される第2トランジスタと
    を有し、
    前記反転出力信号生成部は、
    第2参照電流を供給する第2参照電流供給ノードと前記第2参照電流に等しい電流値のミラー電流を供給する第2ミラー電流供給ノードとを有する第2カレントミラー回路と、
    前記第2参照電流供給ノードと前記第2伝送路との間に介接され、ゲートに印加される前記第2バイアスに応答して活性化される第3トランジスタと、
    前記第2ミラー電流供給ノードと前記第1伝送路との間に介接され、前記第1バイアスに応答して活性化される第4トランジスタと
    を有する
    データ送信システム。
  12. 請求項11に記載のデータ送信システムにおいて、
    前記バイアス生成部は、
    第1バイアス生成部と第2バイアス生成部と
    を備え、
    前記第1バイアス生成部は、
    第1定電流源と、
    前記定電流源と接地線との間に接続され、ドレインに短絡されるゲートを有する第1バイアス生成トランジスタと、
    前記第1定電流源に並列に接続され、前記正転帰還信号に応答して活性化される第5トランジスタを含み、
    前記第2バイアス生成部は、
    第2定電流源と、
    前記第2定電流源と前記接地線との間に接続され、ドレインに短絡されるゲートを有する第2バイアス生成トランジスタと、
    前記第2定電流源に並列に接続され、前記反転帰還信号に応答して活性化される第6トランジスタを含む
    データ送信システム。
  13. 第1入力信号に応答して第1電流を生成する第1受信部と第2入力信号に応答して第2電流を生成する第2受信部とを有するレシーバ回路の動作方法であって、
    (a)前記第1電流と前記第2電流とに基づいて増幅信号を生成するステップと、
    (b)前記増幅信号に基づいて帰還信号を生成するステップと、
    (c)前記帰還信号に基づいて、前記第1受信部が前記第1電流を生成する駆動能力と前記第2受信部が前記第2電流を生成する駆動能力とを決定するステップ
    を具備するレシーバ回路の動作方法。
  14. 請求項13に記載のレシーバ回路の動作方法において、
    前記増幅信号は、正転出力信号と反転出力信号とを含み、
    前記(a)ステップは、
    前記第1入力信号に応答して正転側第1電流を生成するステップと、
    前記第2入力信号に応答して正転側第2電流を生成するステップと、
    前記正転側第1電流と前記正転側第2電流とに基づいて前記正転出力信号を生成するステップと、
    前記第1入力信号に応答して反転側第1電流を生成するステップと、
    前記第2入力信号に応答して反転側第2電流を生成するステップと、
    前記反転側第1電流と前記反転側第2電流とに基づいて前記反転出力信号を生成するステップを含み、
    前記(c)ステップは、
    前記帰還信号に基づいて、前記正転側第1電流を生成する駆動能力と前記正転側第2電流を生成する駆動能力を決定するステップと、
    前記帰還信号に基づいて、前記反転側第1電流を生成する駆動能力と前記反転側第2電流を生成する駆動能力を決定するステップ
    を具備するレシーバ回路の動作方法。
  15. 請求項14に記載のレシーバ回路の動作方法において、
    前記(b)ステップは、
    前記正転出力信号と前記反転出力信号とに基づいてラッチ出力信号を生成するステップと、
    前記ラッチ出力信号に基づいて正転帰還信号と反転帰還信号とを生成するステップと
    を含み、
    前記(c)ステップは、
    前記正転帰還信号と前記反転帰還信号とに基づいて、前記正転側第1電流を生成する駆動能力と前記正転側第2電流を生成する駆動能力とを異なる駆動能力にするステップと、
    前記正転帰還信号と前記反転帰還信号とに基づいて、前記反転側第1電流を生成する駆動能力と前記反転側第2電流を生成する駆動能力とを異なる駆動能力にするステップ
    を具備するレシーバ回路の動作方法。
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