JP5146883B2 - 通信端末装置、バックアップ方法およびバックアッププログラム - Google Patents

通信端末装置、バックアップ方法およびバックアッププログラム Download PDF

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Description

本発明は、電話帳情報のバックアップ機能を有する通信端末装置、バックアップ方法およびバックアッププログラムに関する。
多くの通信端末装置には、電話帳機能が備えられている。通信端末装置の電話帳には、氏名、電話番号および電子メールアドレスなどのデータが記載されており、まとめて電話帳情報として格納されている。ユーザは、電話帳に記載されたデータを利用して簡単に電話や電子メールの発信を行うことができる。
電話帳は便利な機能であるので、事故などによって電話帳情報が失われないように、電話帳情報のバックアップを行うことは重要である。また、電話帳情報に記憶される情報は、新規登録、内容変更または登録削除といった変更が行われるため、ある程度定期的に情報を更新してバックアップする必要もある。
通信端末装置に格納されている電話帳情報をバックアップする方法について、多くの方法が考案されているが、特に、電子メールを利用した方法は多い。
例えば、特許文献1には、ユーザが電話番号リストの新規登録、変更または登録削除を行うと、自動的に電話帳情報の変更内容を電子メールで送信する携帯電話端末が記載されている。
特開2005−057477号公報(段落0015、段落107−112、段落124)
しかし、特許文献1に記載された携帯電話端末は、電子メールを利用して自動的に電話帳情報の変更内容をバックアップする処理を実行するが、パーソナルコンピュータにバックアップ用の電話帳情報を保存させるので、電話帳情報を復元する場合には、例えばパーソナルコンピュータから電話帳情報を添付した電子メールを送信する必要がある。すると、携帯電話端末において、本来の電子メールと電話帳情報が添付された電子メールとが混在してしまう。
そこで、本発明は、本来の受信メールと電話帳復元用の電子メールとが混在しないようにすることができる通信端末装置、バックアップ方法およびバックアッププログラムを提供することを目的とする。
本発明による通信端末装置は、通常用メールアカウントを使用して電子メールの送受信を行う通信端末装置であって、少なくとも電話番号と電話番号に対応する識別情報とを含むリストからなる電話帳情報を記憶する記憶手段と、バックアップ送信時に、記憶手段に記憶されている電話帳情報を示すデータを添付ファイルにした電子メールを通常用メールアカウントとは異なるバックアップ用メールアカウント宛に送信する送信手段と、通常用メールアカウント宛に送信された電子メールを受信するとともに、バックアップ受信時に、バックアップ用メールアカウント宛に送信された電子メールを受信する受信手段と、受信手段が受信した通常用メールアカウント宛に送信された電子メールの一覧またはバックアップ用メールアカウント宛に送信された電子メールの一覧を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によるバックアップ方法は、通常用メールアカウントを使用して電子メールの送受信を行う通信端末装置におけるバックアップ方法であって、少なくとも電話番号と電話番号に対応する識別情報とを含むリストからなる電話帳情報を記憶し、バックアップ送信時に、記憶されている電話帳情報を示すデータを添付ファイルにした電子メールを通常用メールアカウントとは異なるバックアップ用メールアカウント宛に送信し、通常用メールアカウント宛に送信された電子メールを受信するとともに、バックアップ受信時に、バックアップ用メールアカウント宛に送信された電子メールを受信し、受信した通常用メールアカウント宛に送信された電子メールの一覧またはバックアップ用メールアカウント宛に送信された電子メールの一覧を表示することを特徴とする。
本発明によるバックアッププログラムは、通常用メールアカウントを使用して電子メールの送受信を行う通信端末装置に内蔵されたコンピュータに、少なくとも電話番号と電話番号に対応する識別情報とを含むリストからなる電話帳情報を記憶する処理と、バックアップ送信時に、記憶されている電話帳情報を示すデータを添付ファイルにした電子メールを通常用メールアカウントとは異なるバックアップ用メールアカウント宛に送信する処理と、通常用メールアカウント宛に送信された電子メールを受信するとともに、バックアップ受信時に、バックアップ用メールアカウント宛に送信された電子メールを受信する処理と、受信した通常用メールアカウント宛に送信された電子メールの一覧またはバックアップ用メールアカウント宛に送信された電子メールの一覧を表示する処理とを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、電子メールを利用して電話帳情報のバックアップを行う場合に、本来の受信メールと電話帳復元用の電子メールとが混在しないようにすることができる。
本発明による通信端末装置の第1の実施形態(実施形態1)の構成を示すブロック図である。 図1に示された通信端末装置がバックアップメールを送信する動作を示すフローチャートである。 図1に示された通信端末装置がバックアップメールを受信する動作を示すフローチャートである。 本発明による通信端末装置の第2の実施形態(実施形態2)の構成を示すブロック図である。 図4に示された通信端末装置がバックアップメールを自動的に送信する動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態の通信端末装置が電話帳情報および端末設定情報のバックアップメールを送信する動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態の通信端末装置が電話帳情報および端末設定情報のバックアップメールを受信する動作を示すフローチャートである。 第4の実施形態の通信端末装置が電話帳情報のバックアップメールを送信する動作を示すフローチャートである。 第4の実施形態の通信端末装置がバックアップメールを受信する動作を示すフローチャートである。 本発明による通信端末装置の主要部を示すブロック図である。
実施形態1.
図1は、本発明による通信端末装置の第1の実施形態(実施形態1)の構成を示すブロック図である。図1を参照して、第1の実施形態の通信端末装置の構成を説明する。
図1に示す通信端末装置は、主制御部1、操作部2、表示部3、記憶部4およびメール制御部5を備えている。
主制御部1は、通信端末装置全体の制御を行う。操作部2は、テンキーや各種機能キーなどを有する。操作部2は、ユーザによる操作に対応した入力信号を出力する。主制御部1は、操作部2から入力した入力信号に対応して通信端末装置を制御する。
表示部3は、主制御部1の制御に従って、液晶ディスプレイに各種設定情報および電子メールの内容などを表示する。記憶部4は、メールアカウントに関するメールアカウント情報および電話番号を含む管理データや電話帳情報などを記憶する。メール制御部5は、インターネット6に接続されている。メール制御部5は、電子メールの作成および送受信などを制御する。なお、本発明による通信端末装置は、通常時に使用する電子メール(通常メール)のメールアカウントの他に、バックアップ時に使用する電子メール(バックアップメール)のメールアカウントを有する。
図2は、図1に示された通信端末装置がバックアップメールを送信する動作を示すフローチャートである。バックアップメールを送信することによって、ユーザは、通信端末装置に記憶されている電話帳情報のバックアップを行うことができる。図2を参照して、バックアップメールを送信する動作を説明する。
まず、ユーザは、操作部2を操作して、通常メール用のメールアカウント情報およびバックアップメール用のメールアカウント情報を予め登録する。登録された通常メール用のメールアカウント情報およびバックアップメール用のメールアカウント情報は、記憶部4に記憶される。このバックアップメール用のメールアカウント情報の登録は、第2〜第4の実施形態の通信端末装置においても同様に事前に行われているとする。
通信端末装置において、ユーザが、操作部2でバックアップメールの送信開始の操作を行うと、操作部2は、バックアップメール送信開始の操作に対応した入力信号を出力する。主制御部1がバックアップメール送信操作を示す入力信号を認識すると(ステップS101)、メール制御部5は、電子メールの作成を開始する。
メール制御部5は、記憶部4からバックアップメール用のメールアカウントを読み出して、作成する電子メールの送信先に設定する(ステップS102)。次いで、メール制御部5は、バックアップファイルが添付されていることを表す文言を、作成する電子メールの件名および本文に設定する(ステップS103)。なお、バックアップファイルが添付されていることを表す文言は、作成する電子メールの件名または本文に設定されるとしてもよい。
次に、メール制御部5は、記憶部4の電話帳情報を格納するエリアから電話帳情報を読み出して、予め定められた形式のファイルにファイル化する。ファイル化の処理は主制御部1で行われるようにしてもよい。そして、メール制御部5は、ファイル化した電話帳情報を、作成する電子メールの添付ファイルとして添付する(ステップS104)。最後に、メール制御部5は、作成した電子メールをバックアップメール用のメールアカウント宛に送信する(ステップS105)。
図3は、図1に示された通信端末装置がバックアップメールを受信する動作を示すフローチャートである。バックアップメールを受信することによって、ユーザは、予めバックアップを行っていた場合には、バックアップを行った電話帳情報を復元することができる。図3を参照して、バックアップメールを受信する動作を説明する。
通信端末装置において、ユーザが、操作部2でバックアップメールの受信を指示する操作を行うと、操作部2は、バックアップメールの受信に対応する入力信号を出力する。主制御部1がバックアップメールの受信に対応する入力信号を認識すると(ステップS201)、メール制御部5は、電子メールの受信を開始する。
メール制御部5は、記憶部4からバックアップメール用のメールアカウントを読み出して、バックアップメール用のメールアカウントで電子メールの受信を行う(ステップS202)。電子メールの受信が完了すると、主制御部1は、表示部3にバックアップメール用アカウントで受信した電子メールの一覧を表示する(ステップS203)。
ステップS203において、ユーザが、表示部3に表示された電子メールの一覧から復元させたい電話帳情報のファイルが添付された電子メールを選択すると、操作部2は、電話帳情報の復元の操作に対応した入力信号を出力する。主制御部1が電話帳情報の復元の操作を示す入力信号を認識すると(ステップS204)、主制御部1は、選択された電子メールに添付された電話帳情報のファイルの内容を記憶部4の電話帳情報を格納するエリアに書き込む(ステップS205)。書き込み終了後はステップS203に戻る。
ステップS204において、電話帳情報の復元の操作が行われずに、主制御部1が、操作部2で受信メールに関する操作の終了操作が行われたことを認識した場合には(ステップS206)、通信端末装置は電子メールの受信に関する処理を終了する。
また、主制御部1が、操作部2で通常メール受信に関する操作が行われたことを認識した場合には(ステップS211)、メール制御部5は、記憶部4から通常メール用のメールアカウントを読み出し、通常メール用のメールアカウントで電子メールの受信を行う(ステップS212)。ユーザが、表示部3に表示された受信メールに対して操作部2で操作を行うと、主制御部1は、メール本文を表示部3に表示させる等の処理を行う(ステップS213)。主制御部1は、操作部2で受信メールに関する操作の終了操作が行われたことを認識すると(ステップS214)、通信端末装置は電子メールの受信に関する処理を終了する。
このような通信端末装置では、電話帳情報のバックアップメールの送受信を通常メール用のメールアカウントとは異なるメールアカウントで行うので、電話帳情報のバックアップメールと通常メールとが混在することがなくなる。ユーザにとって電話帳情報のバックアップメールの判別が容易となり、誤操作によるバックアップメールの削除の可能性を低減することができる。
また、ユーザが電話帳情報のバックアップメールの送信を指示する操作を行った時に、通信端末装置が自動的にバックアップメール用のメールアカウント宛に電話帳情報のバックアップメールを送信するので、手動によるバックアップメールの送信時に発生しうるバックアップメールの誤送信を防止することができる。
さらに、ユーザが電話帳情報の復元を指示する操作を行った時に、通信端末装置が自動的にバックアップメール用のメールアカウントで電話帳情報のバックアップメールを受信するので、ユーザは、通常メールのメールアカウントとは異なるメールアカウントを使用していることを意識する必要がない。
実施形態2.
図4は、本発明による通信端末装置の第2の実施形態(実施形態2)の構成を示すブロック図である。図4に示す通信端末装置は、図1に示された第1の実施形態の通信端末装置の構成に、計時部7が追加された構成になっている。計時部7は、日時の計時機能を有する。
図5は、図4に示された通信端末装置がバックアップメールを自動的に送信する動作を示すフローチャートである。第2の実施形態の通信端末装置は、ユーザが予め設定した日時になると、自動的に電話帳情報のバックアップメールを送信する。図5を参照して、バックアップメールを自動的に送信する動作を示す。
まず、ユーザは、操作部2を操作して、電話帳情報のバックアップメールを自動送信する日時を送信日時情報として予め設定する。登録された送信日時情報は、記憶部4に記憶される。なお、送信日時情報には、1度きりの時刻(例えば、2009年1月1日10:00など)を登録しても、定期的に繰り返される時間(例えば、毎月1日の12:00など)を登録してもよい。
主制御部1は、計時部7が計時する日時と、記憶部4に記憶されている送信日時情報が示す日時との一致を検出すると、電話帳情報のバックアップメールの送信処理を開始する(ステップS111)。
ステップS111において、電話帳情報のバックアップメールの送信処理を開始した後の動作(図5に示されたステップS101〜S105に相当)は、図2に示されたステップS101〜S105における動作と同じである。
このような通信端末装置は、設定された日時に自動的に電話帳情報のバックアップメールをバックアップメール用のメールアカウント宛に送信するので、ユーザの利便性を向上させることができる。
実施形態3.
本発明による通信端末装置の第3の実施形態(実施形態3)を説明する。第3の実施形態の通信端末装置の構成は、図1に示された構成または図4に示された構成と同じである。
図6は、第3の実施形態の通信端末装置が電話帳情報および端末設定情報のバックアップメールを送信する動作を示すフローチャートである。第3の実施形態の通信端末装置は、バックアップを行う対象に、電話帳情報の他に、発着信通知設定や発信先制限設定などの端末設定情報を加えることができる。図6を参照して、第3の実施形態の通信端末装置がバックアップメールを送信する動作を説明する。
ユーザがバックアップメールの送信開始の操作を行い(ステップS101)、メール制御部5がバックアップ用の電子メールの送信先および件名および本文の設定を行って(ステップS102およびS103)、電話帳情報をファイル化して添付ファイルとする(ステップS104)動作は、図2に示されたステップS101〜S104の動作と同じである。
ステップS104において、電話帳情報をファイル化して添付ファイルにすると、メール制御部5は、記憶部4の端末設定情報を格納するエリアから端末設定情報を読み出して、予め定められた形式のファイルにファイル化する。ファイル化の処理を主制御部1が行うようにしてもよい。そして、メール制御部5は、ファイル化した端末設定情報を、作成する電子メールの添付ファイルとして添付する(ステップS121)。なお、電話帳情報および端末設定情報を1つの添付ファイルにファイル化してもよい。最後に、メール制御部5は、作成した電子メールをバックアップメール用のメールアカウントに送信する(ステップS105)。
図7は、第3の実施形態の通信端末装置が電話帳情報および端末設定情報のバックアップメールを受信する動作を示すフローチャートである。図7を参照して、第3の実施形態の通信端末装置がバックアップメールを受信する動作を説明する。
ユーザがバックアップメールの受信の操作を行って(ステップS201)、バックアップメール用のメールアカウントで電子メールを受信し(ステップS202)、ユーザが受信した電子メールの一覧から電話帳情報を復元する電子メールを選択すると添付ファイルの電話帳情報を書き込む(ステップS203〜S205)動作は、図3に示されたステップS201〜S205の動作と同じである。
第3の実施形態では、主制御部1は、ユーザが操作部2に端末設定情報の復元を指示する操作を行うか否か確認する(ステップS221)。ステップS221において、主制御部1が、端末設定情報の復元を指示する操作に対応して操作部2から出力される入力信号を認識すると、主制御部1は、選択された電子メールに添付された端末設定情報のファイルの内容を記憶部4の端末設定情報を格納するエリアに書き込む(ステップS222)。書き込み終了後はステップS203に戻る。
主制御部1が、操作部2で受信メールに関する操作の終了操作が行われたことを認識した場合には(ステップS206)、通信端末装置はメール受信に関する処理を終了する。
また、主制御部1およびメール制御部5による通常メール受信に関する処理(図7に示されたステップS211〜S214に相当)は、図3に示されたステップS211〜S214の処理と同じである。
なお、バックアップメールの送信時に、電話帳情報および端末設定情報を1つの添付ファイルにファイル化していた場合には、電話帳情報を復元する際(ステップS205)および端末設定情報を復元する際(ステップS222)に、1つの添付ファイルから電話帳情報および端末設定情報のそれぞれを読み出せばよい。
このような通信端末装置では、ユーザは電話帳情報に加えて端末設定情報のバックアップも行われるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
実施形態4.
本発明による通信端末装置の第4の実施形態(実施形態4)を説明する。第4の実施形態の通信端末装置の構成は、図1に示された構成または図4に示された構成と同じである。
図8は、第4の実施形態の通信端末装置が電話帳情報のバックアップメールを送信する動作を示すフローチャートである。第4の実施形態の通信端末装置は、バックアップメールの受信を行う際に、差出人がバックアップメール用のメールアカウントではない場合には、その電子メールはバックアップメールではないと判断して自動的に消去する。図8を参照して、第4の実施形態の通信端末装置がバックアップメールを送信する動作を説明する。
ユーザがバックアップメールの送信開始の操作を行い(ステップS101)、メール制御部5がバックアップ用の電子メールの送信先および件名および本文の設定を行う(ステップS102およびS103)動作は、図2に示されたステップS101〜S103の動作と同じである。
ステップS103において、作成する電子メールの件名および本文の設定が終わると、メール制御部5は、作成する電子メールの差出人にもバックアップメール用のメールアカウントを設定する(ステップS131)。次に、メール制御部5は、図2に示されたステップS104およびS105の動作と同様に、記憶部4の電話帳情報を格納するエリアから電話帳情報を読み出して、予め定められた形式のファイルにファイル化して添付し(ステップS104)、作成した電子メールをバックアップメール用のメールアカウントに送信する(ステップS105)。
図9は、第4の実施形態の通信端末装置がバックアップメールを受信する動作を示すフローチャートである。図9を参照して、バックアップメールを受信する動作を説明する。
通信端末装置において、ユーザからバックアップメールの受信の操作が行われると(ステップS201)、メール制御部5は、記憶部4からバックアップメール用のメールアカウントを読み出して、バックアップメール用のメールアカウントで電子メールの受信を行う(ステップS202)。
次に、メール制御部5は、受信した電子メールの差出人がバックアップメール用のメールアカウントであるか否かを確認し、バックアップメール用のメールアカウントが差出人ではない受信メールを消去する(ステップS231)。
メール制御部5は、バックアップメール用のメールアカウントを差出人とする受信メールだけを受信メールの一覧に表示する(ステップS203)。
ステップS203以降の復元の動作(図9に示されたステップS203〜S206に相当)は、図3に示されたステップS203〜206の動作と同じである。また、ステップS201においてバックアップメールの受信の操作が行われなかった場合に、主制御部1およびメール制御部5による通常メール受信に関する処理(図9に示されたステップS211〜S214に相当)は、図3に示されたステップS211〜S214の処理と同じである。
このような通信端末装置では、バックアップメール用のメールアカウントを差出人とする電子メール以外は自動的に削除されるので、例えば、無作為に送信先を選んで送信される迷惑メールなどがバックアップメール用のメールアカウント宛に送信された場合でも、ユーザは必要とするバックアップメールを容易に受信メールの一覧から選択することができる。
なお、本発明による通信端末装置は、第1の実施形態から第4の実施形態のうちの複数の実施形態を組み合わせて実現することも可能である。そのような通信端末装置は、それぞれの実施形態の通信端末装置が奏する効果を合わせ持つことができる。
図10は、本発明による通信端末装置の主要部を示すブロック図である。図10に示すように、通信端末装置11は、通常用メールアカウントを使用して電子メールの送受信を行う通信端末装置であって、少なくとも電話番号と電話番号に対応する識別情報とを含むリストからなる電話帳情報12を記憶する記憶手段13(例えば、図1に示す記憶部4に相当)と、バックアップ送信時に、記憶手段13に記憶されている電話帳情報12を示すデータを添付ファイルにした電子メールを通常用メールアカウントとは異なるバックアップ用メールアカウント宛に送信する送信手段14(例えば、図1に示すメール制御部5に相当)と、バックアップ受信時に、バックアップ用メールアカウント宛に送信された電子メールを受信する受信手段15(例えば、図1に示すメール制御部5に相当)とを備えたことを特徴とする。
また、上記の各実施形態の通信端末装置には、以下の(1)〜(4)に示すような通信端末装置も開示されている。
(1)受信手段が受信したバックアップ用メールアカウント宛の電子メールの一覧を表示する表示手段(例えば、図1に示す表示部3に相当)を備え、記憶手段は、表示手段が表示した電子メールの一覧のうち、ユーザが選択した電子メールの添付ファイルが示す電話帳情報を記憶する通信端末装置(例えば、第1の実施形態におけるステップS203〜S205の動作によって実現される。)。そのように構成された通信端末装置では、ユーザは、復元を希望する電話帳情報をバックアップ用メールの一覧表示から容易に選択することができる。
(2)受信手段は、バックアップ用メールアカウント宛に送信された電子メールのうち、差出人がバックアップ用メールアカウントと異なる電子メールを削除する通信端末装置(例えば、第4の実施形態におけるステップS231の動作によって実現される。)。そのように構成された通信端末装置では、バックアップメール用のメールアカウントを差出人とするメール以外は自動的に削除するので、例えば、無作為に送信先を選んで送信される迷惑メールなどがバックアップメール用のメールアカウント宛に送信された場合でも、ユーザは必要とするバックアップメールを容易に受信メールの一覧から選択することができる。
(3)日時を計時する計時手段を備え、記憶手段は、送信日時情報を記憶し、送信手段は、送信日時情報が示す日時と計時手段が計時する日時とが一致すると、記憶手段に記憶されている電話帳情報を示すデータを添付ファイルにした電子メールをバックアップ用メールアカウント宛に送信する通信端末装置(例えば、第2の実施形態におけるステップS111およびステップS102〜S105の動作によって実現される。)。そのように構成された通信端末装置では、設定された日時に自動的に電話帳情報のバックアップメールがバックアップメール用のメールアカウント宛に送信されるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
(4)記憶手段は、通信端末装置の各種設定情報を示す端末設定情報を記憶し、送信手段は、端末設定情報の送信時に、記憶手段に記憶されている端末設定情報を示すデータを添付した電子メールをバックアップ用メールアカウント宛に送信し、受信手段は、端末設定情報の受信時に、バックアップ用メールアカウント宛に送信された電子メールを受信する通信端末装置(例えば、第3の実施形態におけるステップS121およびステップS101〜S105の動作によって実現される。)。そのように構成された通信端末装置では、ユーザは電話帳情報に加えて端末設定情報のバックアップも行われるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
本発明は、電話機、携帯電話機および電話機能付きファクシミリといった通信端末装置に適用可能である。
1 主制御部
2 操作部
3 表示部
4 記憶部
5 メール制御部
6 インターネット
11 通信端末装置
12 電話帳情報
13 記憶手段
14 送信手段
15 受信手段

Claims (9)

  1. 通常用メールアカウントを使用して電子メールの送受信を行う通信端末装置であって、
    少なくとも電話番号と前記電話番号に対応する識別情報とを含むリストからなる電話帳情報を記憶する記憶手段と、
    バックアップ送信時に、前記記憶手段に記憶されている電話帳情報を示すデータを添付ファイルにした電子メールを前記通常用メールアカウントとは異なるバックアップ用メールアカウント宛に送信する送信手段と、
    前記通常用メールアカウント宛に送信された電子メールを受信するとともに、バックアップ受信時に、前記バックアップ用メールアカウント宛に送信された電子メールを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記通常用メールアカウント宛に送信された電子メールの一覧または前記バックアップ用メールアカウント宛に送信された電子メールの一覧を表示する表示手段とを備えた
    ことを特徴とする通信端末装置。
  2. 憶手段は、示手段が表示した電子メールの一覧のうち、ユーザが選択した電子メールの添付ファイルが示す電話帳情報を記憶する
    請求項1記載の通信端末装置。
  3. 受信手段は、バックアップ用メールアカウント宛に送信された電子メールのうち、差出人がバックアップ用メールアカウントと異なる電子メールを削除する
    請求項1または請求項2に記載の通信端末装置。
  4. 日時を計時する計時手段を備え、
    記憶手段は、送信日時情報を記憶し、
    送信手段は、前記送信日時情報が示す日時と前記計時手段が計時する日時とが一致すると、前記記憶手段に記憶されている電話帳情報を示すデータを添付ファイルにした電子メールをバックアップ用メールアカウント宛に送信する
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の通信端末装置。
  5. 記憶手段は、通信端末装置の各種設定情報を示す端末設定情報を記憶し、
    送信手段は、端末設定情報の送信時に、前記記憶手段に記憶されている端末設定情報を示すデータを添付した電子メールをバックアップ用メールアカウント宛に送信し、
    受信手段は、端末設定情報の受信時に、前記バックアップ用メールアカウント宛に送信された電子メールを受信する
    請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の通信端末装置。
  6. 通常用メールアカウントを使用して電子メールの送受信を行う通信端末装置におけるバックアップ方法であって、
    少なくとも電話番号と前記電話番号に対応する識別情報とを含むリストからなる電話帳情報を記憶し、
    バックアップ送信時に、記憶されている電話帳情報を示すデータを添付ファイルにした電子メールを前記通常用メールアカウントとは異なるバックアップ用メールアカウント宛に送信し、
    前記通常用メールアカウント宛に送信された電子メールを受信するとともに、バックアップ受信時に、前記バックアップ用メールアカウント宛に送信された電子メールを受信し、
    受信した前記通常用メールアカウント宛に送信された電子メールの一覧または前記バックアップ用メールアカウント宛に送信された電子メールの一覧を表示する
    ことを特徴とするバックアップ方法。
  7. 示した電子メールの一覧のうち、ユーザが選択した電子メールの添付ファイルが示す電話帳情報を記憶する
    請求項6記載のバックアップ方法。
  8. 通常用メールアカウントを使用して電子メールの送受信を行う通信端末装置に内蔵されたコンピュータに、
    少なくとも電話番号と前記電話番号に対応する識別情報とを含むリストからなる電話帳情報を記憶する処理と、
    バックアップ送信時に、記憶されている電話帳情報を示すデータを添付ファイルにした電子メールを前記通常用メールアカウントとは異なるバックアップ用メールアカウント宛に送信する処理と、
    前記通常用メールアカウント宛に送信された電子メールを受信するとともに、バックアップ受信時に、前記バックアップ用メールアカウント宛に送信された電子メールを受信する処理と、
    受信した前記通常用メールアカウント宛に送信された電子メールの一覧または前記バックアップ用メールアカウント宛に送信された電子メールの一覧を表示する処理とを
    実行させるためのバックアッププログラム。
  9. コンピュータに、
    示した電子メールの一覧のうち、ユーザが選択した電子メールの添付ファイルが示す電話帳情報を記憶する処理実行させるための
    請求項8記載のバックアッププログラム。
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