JP5145895B2 - 照明装置 - Google Patents

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本発明は発光ダイオード等の発光素子を有する照明装置に関する。
従来、この種の発光ダイオード照明装置の一例としては、銅箔等により回路パターンを形成した基板に、1個以上の発光ダイオードを実装して発光部を形成し、この発光ダイオードに電気的に接続されて電力を給電する給電部を形成したものが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2007−96287号公報 特開2007−27316号公報
しかしながら、このような従来の発光ダイオード照明装置では、発光ダイオードの発熱が基板上で放射、伝導するので、給電部にも熱伝導され易く、給電部の電気的信頼性が低下し易いという課題がある。
すなわち、この種の従来の基板は、電気絶縁基板の一面上に、例えば銅箔等により所要の回路パターンを形成し、この回路パターンに電気的に接続されるように複数の発光ダイオードを基板上に実装して発光部を形成し、電気絶縁基板の裏面のほぼ全面には、アルミニウム等放熱性の高い放熱板を張設している。
つまり、基板の裏面全面に放熱板を設けているので、これら発光ダイオードや蛍光体層の発熱の面方向の熱伝導が容易になり、発光部全体の均熱性は向上する。
しかし、この基板上には、発光ダイオードに直流電力を給電する給電部も配設されているので、給電部も発熱部と同様の熱的影響を受ける。
すなわち、点灯と消灯を繰り返すと、基板の銅製回路パターンとガラスエポキシ製等の電気絶縁層とアルミ板製の放熱層との熱膨張率の相違により、これらに熱的ストレスがかかり、剥離やクラックが発生する。
また、給電部は、例えば給電線を基板に半田により直接固着して直結した受電部または、給電ソケットや給電コネクタの導体を基板に半田付けした受電部を具備しているので、これら半田に、上記発光部や蛍光体層の発熱が作用してクラックや割れ等の熱劣化が発生する。このために、これら受電部の電気接点等に接触不良等が発生し、電気的信頼性が低下する。また、発光部の発熱により、基板に実装された電子部品の動作信頼性が低下する。
さらに、給電ソケットや給電コネクタの筐体、端子台等、耐熱温度の低い樹脂製部品には、熱変形や熱歪み等、熱劣化が発生し易い。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、発光部の発熱が給電部に熱伝導や熱伝達されることを低減して給電部の電気的信頼性を向上させることができる照明装置を提供することにある。
請求項1に係る照明装置は、電気絶縁層および回路パターンを有する基板と、前記回路パターンに電気的に接続された発光素子と、前記電気絶縁層よりも熱伝導率の高い熱伝導部材により形成された放熱層を有してなる発光部と;前記回路パターンに電気的に接続された半田を有する給電部と;前記発光部と給電部との間に設けられた熱的分離手段と;を具備し、前記給電部は、給電線に着脱可能に接着されるコネクタを有し、前記発光部の絶縁層よりも肉厚の絶縁層上に設けられており、前記熱的分離手段は、前記給電部と前記発光部とを別体に構成してなり、この給電部は、導体を介して前記発光部の回路パターンに電気的に接続していることを特徴とする
なお、この請求項において発光素子は、発光ダイオードや白熱ランプを含む。放熱層は、高熱伝導率の樹脂であってもよい。熱的分離手段とは発光部と給電部との熱伝導や熱伝達を抑制し得る手段であればよい。給電部は発光部の回路パターンに電気的に接続されて所要の電力を給電する。
請求項1に係る照明装置によれば、発光素子の発熱を発光部の放熱層により放熱することができる。また、発光部と給電部との間に、熱的分離手段を設けているので、発光部の発熱が給電部に熱伝導や熱伝達される熱量を熱的分離手段により分離して低減することができる。
このために、発光部の発熱による給電部の半田のクラックや割れ等の熱劣化を防止または低減することができる。さらに、給電部の樹脂製部品の熱劣化や電子部品の動作信頼性の低下を防止または低減することができる。したがって、給電部の電気的信頼性を向上させることができる。
しかも、この基板延在部の電気絶縁層には、発光部とは相違して放熱層が形成されていないので、発光部から給電部に熱伝導される熱量をさらに低減することができる。
また、給電部が発光部とは別体により構成されているので、発光部の発熱が給電部に熱伝導される熱伝導経路を分断することができる。
このために、発光部の発熱が給電部に熱伝導されることを防止または低減することができる。したがって、給電部の電気的信頼性を向上させることができる。
しかも、給電部は導体を介して発光部の回路パターンに電気的に接続されているので、電源部から受電した電力を給電部から導体を介して発光部の回路パターンに給電して発光素子を発光させることができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお、これら複数の添付図面中、同一または相当部分には同一符号を付している。
図1は本発明の第1の実施形態に係る照明装置の要部縦断面図である。この照明装置1は、発光部2、基板延在部3および給電部4を具備している。
発光部2は、例えば縦50mm、横70mm、厚さ100μmの矩形平板状のFR−4等のガラスエポキシ製の絶縁基板2aの一面(図1では上面)上に、例えば銅箔等により回路パターンを形成する回路パターン層2bを形成して基板2cを構成している。
基板2cは、その絶縁基板2aの一面(図1では上面)上に、矩形や円形等所要の形状と大きさの例えば樹脂製の枠2dを形成固着している。
この枠2dは、その内側の回路パターン層2b上にて、発光素子の一例である複数の発光ダイオードチップ2e,2e,…をマトリクス等所要配列で配列して、回路パターン層2bに電気的に接続している。
各発光ダイオードチップ2eは、例えば青色または紫外線発光の発光ダイオードチップであり、枠2d内の縦横50mm角の範囲内に、100個をマトリクス状に配設されている。すなわち、発光ダイオードチップ2e,2e,…は、例えば20個ずつを電気的に直列に接続され、さらに、この直列回路の5回路が並列に接続されている。このために、各カソードを共通としてアノード側電極が5個、カソード側電極が1個形成される。これら電極は、例えば縦横2mm角の矩形の電極に形成され、回路パターン層2bの例えば幅100μmの銅箔配線の6本が接続される。銅箔配線は金めっきされている。
そして、これら複数の発光ダイオードチップ2e,2e,…が配設された枠2d内には、蛍光体層2fが形成されている。この蛍光体層2fは、例えば発光ダイオードチップ2eの青色(または紫外線)発光により励起されて黄色に発光するYAG蛍光体等であり、黄色発光と青色発光が合成されて白色光を放射するようになっている。枠2dの内側面は、この枠2d内で発生した青色光や黄色光、白色光を枠2dの上端開口の投光開口2g側へ反射させる反射面2hに形成されている。
また、この枠2dの反対側の絶縁基板2aの裏面には、この枠2dの外形とほぼ同大所定厚の矩形(例えば50mm角)のアルミニウム製平板が同心状に貼着されて放熱層2iが形成されている。
そして、このように構成された発光部2の一端(図1では左端)には熱的分離手段の一例である所定長の基板延在部3が形成されている。この基板延在部3は、発光部2の図2中左端に、その基板2cを水平方向外方(図2では左側方)へ所定長一体に延在(突出)させており、絶縁基板延在部2a1上に回路パターン層延在部2b1を積層している。この基板延在部3は、その図2中左端部、すなわち、発光部2とは反対側の端部にて、給電部4を配設している。
給電部4は、基板延在部3の絶縁基板延在部2a1上に形成された回路パターン層延在部2b1の一端に一体に連成されて電気的に接続された回路パターンの受電端4aを形成している。この受電端4a上には、受電部の一例である受電側電極4bを形成している。
受電側電極4b上には、図示しない電源装置等の電源部からの給電線5の被覆絶縁を削除した先端部を、半田6により固着して直結している。半田6は例えば錫96.5%、銀3%、銅0.5%の無鉛はんだよりなる。
したがって、この照明装置1によれば、給電線5からの直流電力を受電側電極4bにより受電すると、この直流電力が、受電端4a、回路パターン層延在部2b1および回路パターン層2bを順次介して各発光ダイオードチップ2e,2e,…に給電され、これら発光ダイオードチップ2e,2e,…を青色光等に発光させる。この青色光は蛍光体層2fの蛍光体を励起して黄色光に発光させ、さらに、この黄色光が青色光と合成されて白色光として投光開口2gから外部へ反射される。
また、この照明装置1によれば、発光部2の基板2cの一端から外方へ延在する基板延在部3の発光部と反対側の端部である左端部に、給電部4を設けることにより、この給電部4を、発光部2から基板延在部3の長さにほぼ相当する分だけ遠ざけるように離間配置すると共に、発熱する発光部2と給電部4との間に、熱的分離手段の一例である基板延在部3を設けたので、その分、発光部2の発熱が給電部4に熱伝導や熱伝達される熱量を基板延在部3により低減することができる。
また、基板延在部3は、その電気絶縁層2a1を介して発光部2の基板2cの電気絶縁層2aに連結されているが、これら両電気絶縁層2a1,2aは、電気的および熱的に絶縁性を有する低熱伝導率の部材により形成されているので、これら両電気絶縁層2a1,2aを介して発光部2から給電部4に熱伝導される熱量を低減することができる。
しかも、この基板延在部3の電気絶縁層2a1には、発光部2とは相違して放熱層2iが形成されていないので、発光部2から給電部4に熱伝導される熱量をさらに低減することができる。
このために、発光部2の点灯(オン)と消灯(オフ)との繰返しにより給電部4の寿命中の半田のクラックや割れ等の熱劣化が発生することを抑制することができる。さらに、給電部4の耐熱性の低い樹脂製部品の熱劣化や電子部品の動作信頼性の低下を防止または低減することができる。したがって、給電部4の電気的信頼性を向上させることができる。また、放熱層2iにより発光部2の均熱性を確保することができる。
図2は本発明の第2の実施形態に係る照明装置1Aの要部縦断面図である。この照明装置1Aは、上記図1で示す照明装置1において、その受電側電極4bを、受電コネクタ7に置換した点に主な特徴を有し、これ以外の構成は前記照明装置1とほぼ同一である。
すなわち、受電コネクタ7は、プラグ(雄型)側コネクタ7aと、このプラグ側コネクタ7aを嵌入させて着脱可能に連結されるソケット側コネクタ7bを有する。
プラグ側コネクタ7aは、樹脂製の所要形状のケース本体7a1内に、給電線5に直結された導体製のプラグ7a2を配設している。
ソケット側コネクタ7bは、樹脂製の所要形状のケース本体7b1内に、導体製のソケット7b2を配設している。このソケット7b2は、半田6aにより回路パターン受電端4aに固着され、電気的に直結されている。この半田6aは例えば図1で示す半田6とほぼ同一組成である。プラグ側コネクタ7aをソケット側コネクタ7b内に嵌入することにより、これら両者7a,7bが着脱可能に装着され、かつこれら導体製のプラグ7a2とソケット7b2が電気的に着脱可能に嵌合される。なお、給電部4の電気絶縁層2a1Bは図1で示す電気絶縁層2a1よりも所定厚増厚されている。
したがって、この受電コネクタ7を介して給電線5から受電した直流電力は、受電端4a、回路パターン層延在部2b1および発光部2の回路パターン層2bを順次介して各発光ダイオードチップ2e,2e,…に給電され、これら発光ダイオードチップ2e,2e,…を例えば青色光に発光させる。この青色光は、蛍光体層2fの蛍光体を励起して黄色光を発光させ、この黄色光と合成されて白色光となって投光開口2gから外部へ放射される。
したがって、この照明装置1Aによれば、図1で示す照明装置1と同様に給電部4を基板延在部3の発光部と反対側の端部に設けることにより、給電部4を基板延在部3のほぼ長さに相当する分だけ発光部2から遠ざけて離間配置すると共に、発熱する発光部2と給電部4との間に、熱的分離手段の一例である基板延在部3を設けており、さらに、基板延在部3の電気絶縁層3aには放熱層2iを設けていないので、給電部4の受電コネクタ7の寿命中の半田6aのクラックや割れ、酸化、樹脂製の受電コネクタ7の両本体ケース71a,7b1の熱変形や歪等の熱劣化を防止または低減して電気的信頼性を向上させることができる。
図3は本発明の第3の実施形態に係る照明装置1Bの要部縦断面図である。この照明装置1Bは、前記図1で示す照明装置1において、その給電部4側と発光部2とを、基板延在部3の熱的分離手段のさらに他の例である分断部8によりさらに熱的に分断して、給電部4と発光部2とを別体により構成した点に主な特徴を有する。
そして、この分断部8の対向両端部上には、図3中、導体の一部である左右一対の連結用接点9a,9bを配設し、これら両接点9a,9bに連結線10の両端をそれぞれ固着して電気的に接続している。発光部2側の連結用接点9bは発光部2側の回路パターン2bに電気的に接続され、給電部4側の連結用接点9aは給電部4の受電側電極4bに電気的に接続されている。
したがって、この照明装置1Bによれば、前記図1で示す照明装置1の作用効果の外に、給電部4は、基板延在部3の分断部8にて、発光部2から分断して別体により構成されているので、発光部2の発熱がその基板2cを介して給電部4の基板延在部3に熱伝導される熱伝導経路を分断することができる。
このために、発光部2の発熱が給電部4に熱伝導されることを防止または低減することができる。したがって、給電部4の電気的信頼性を向上させることができる。
しかも、給電部4は連結線10を介して発光部2の回路パターン2bに電気的に接続されているので、電源部から受電した電力を給電部4から一対の接点9a,9bと連結線10を介して発光部2の回路パターン2bに給電して発光ダイオード2e,2e,…を発光させることができる。なお、給電部4の電気絶縁層2a1B,2a1Cは、図2で示す電気絶縁層2a1よりも所定厚増厚されている。
図4は本発明の第4の実施形態に係る照明装置1Cの縦断面図である。この照明装置1Cは、前記図2で示す照明装置1Aにおいて、その基板延在部3に、給電部4を発光部2から熱的に分離する熱的分離手段として、所要形状かつ所要大のスリット11を形成した点に主な特徴を有する。
したがって、この照明装置1Cによれば、前記図2で示す照明装置1Aの作用効果の外に、基板延在部3において、給電部4と発光部2との間にスリット11を形成しているので、発光部2の発熱がその基板2cを介して給電部4に熱伝導される熱伝導経路を狭くして、熱抵抗を高めることができる。
このために、発光部2の発熱が給電部4に熱伝導されることを防止または低減することができる。したがって、給電部4の電気的信頼性を向上させることができる。
しかも、給電部4は連結線10と一対の接点9a,9bを介して発光部2の回路パターン2bに電気的に接続されているので、電源部から受電した電力を給電部4から連結線10等を介して発光部2の回路パターン2bに給電して発光ダイオード2e,2e,…を発光させることができる。
図5は本発明の第5の実施形態に係る照明装置1Dの縦断面図である。この照明装置1Dは、前記図1等で示す発光部2の回路パターン層2bの図5中左端に、熱的分離手段のさらに他の例として例えば樹脂製フィルムよりなる樹脂製連接部12を形成した点に主な特徴を有する。
樹脂製連接部12は、発光部2の図5中左端部において、回路パターン2bから絶縁基板2aに貫通するビアを形成し、このビアを介して回路パターン2bに電気的に接続された銅箔配線等の導体を、例えばポリイミドフィルム等の裏面等一面に形成し、または、その内部に埋設している。樹脂製連接部12の平面幅は発光部2の平面幅よりも狭く形成され、所定長、所定厚かつ折畳可能に形成されている。
樹脂製連接部12は、発光部2とは反対側の一端部上に受電用電極4bを形成し、この受電用電極4bを樹脂製連接部12に配設した導体に電気的に接続している。
この受電用電極4bは、給電線5に電気的に接続された給電ソケット13に着脱可能に嵌入されて電気的に接続され、この受電用電極4bにより所要の電源電力を受電して発光部2に給電する給電部4に構成されている。
したがって、この照明装置1Dによれば、発光部2の回路パターン2aに電気的に接続されて発光部2から外方へ延在する導体を内部に埋設した折畳可能の電気絶縁性樹脂フィルム製連接部12の発光部2と反対側の端部に、給電部4を配設することにより、給電部4を発光部2から樹脂製連接部12の長さにほぼ相当する分、離間配置すると共に、発熱する発光部2と給電部4との間に、熱的分離手段の一例である連接部12を設けたので、その分、発光部2の発熱が給電部4に熱伝導される熱量を、この連接部12により抑制することができる。
また、樹脂製連接部12が熱絶縁性を有する電気絶縁性部材により形成されているので、発光部2からこの連接部12を介して給電部4に熱伝導される熱量を低減することができる。
さらに、樹脂製連接部12が折畳可能であるので、折り畳むことにより、その長さに比して収容空間を小さくすることができる。また、樹脂製連接部12をさらに長くすることにより、給電部4を発光部2からさらに遠くなるように離間させることができると共に、その電気的,熱的絶縁性を向上させることができるので、その分、発光部2から給電部4への熱伝導や熱伝達を低減することができる。
図6は本発明の第6の実施形態に係る照明装置1Eの平面図、図7は図6のVII−VII線断面図、図8は図6の裏面図である。
これら図6〜図8に示すように、照明装置1Eは、平面形状が長方形平板の基板2c上に発光部2を形成し、この発光部2の一端側(図6では左側端部)に給電部4を形成している。
発光部2は、回路パターン2b上に、複数の発光ダイオードチップ2e,2e,…を半田6cにより固着して各発光ダイオードチップ2eを回路パターン2bに電気的に接続し、この回路パターン2bの上面上を、レジスト等の電気絶縁被膜2jにより電気的に絶縁している。この発光部2の基板2cの裏面にはアルミニウム等の金属製平板の放熱板が放熱層2iの一例として固着されている。
一方、給電部4は、発光部2を配設している基板2cの図中左端部上に、給電コネクタ14を配設している。給電コネクタ14は、基板2c上に配設された一端(図7では上端)を開口させた有底角筒状の樹脂製の雌形のケース本体14aと、このケース本体14aの底部と基板2cを厚さ方向に順次貫通するように植設された小円柱状の一対(図6では上下一対)のリード端子14b,14cとを具備している。給電コネクタ14はその雌形のケース本体14a内に、雄形の給電コネクタ(図示せず)を着脱自在に嵌合させることにより受電する。
これら一対のリード端子14b,14cが基板2cを貫通する貫通部の周囲には、その外周面の全周を全面的に被覆する電気絶縁部材15が熱的分離手段として配設されている。この電気絶縁部材15は例えばガラスエポキシ樹脂等の電気絶縁性と熱絶縁性を有する部材からなる。すなわち、電気絶縁部材15は放熱層2iよりも熱伝導率が低い電気絶縁部材からなる。
そして、図8に示すようにこの電気絶縁部材15は、給電部4側端部(図8では左端部)の裏面全部15aに形成されると共に、発光部2側の裏面では、放熱層2iの外周縁を縁取るように四角枠状15bに一体に連成されている。
したがって、この照明装置1Eによれば、基板2cと放熱層2iに貫通するように埋設された給電コネクタ14の導体リード端子14b,14cの当該埋設部の外周面を、熱絶縁性も有する電気絶縁部材15により取り囲んでいるので、この給電コネクタ14のリード端子貫通部を、その周囲の基板2cと放熱層2iから電気的および熱的に絶縁することができる。このために、給電部4の電気的信頼性を向上させることができる。
また、耐熱温度の低い給電コネクタ14の樹脂製ケース本体14aの熱変形等の熱劣化を抑制することができる。このために、これら樹脂製ケース本体14aとして高耐熱性の部材を使用する場合のコストアップを抑制することができる。
図9は本発明の第7の実施形態に係る照明装置1Fの縦断面図、図10は同裏面図である。
この照明装置1Fは、図9,図10に示すように、前記図6〜図8で示す照明装置1Eにおいて、その電気絶縁部材15を、給電コネクタ14回りのみに選択的に形成した点に主な特徴を有する。
すなわち、電気絶縁部材15は、基板2cの裏面にて、給電コネクタ14の本体ケース14aに相当する部分のみ浮島状に形成し、この浮島以外の基板裏面に放熱層2iを全面的に形成している。
したがって、この照明装置1Fによっても、給電コネクタ14の基板2cの貫通部(埋設部)周りに電気絶縁部材15を配設しているので、前記図6〜図8で示す照明装置1Eとほぼ同様の作用効果を奏することができる。
図11は本発明の第8の実施形態に係る照明装置1Gの斜視図、図12は同分解斜視図、図13は図11のXIII−XIII線断面図である。
これら図11,図12に示すように照明装置1Gは円環状の第1基板21、熱的分離手段の一例である円環状の高熱抵抗部材22、円板状の第2基板23を具備している。
図12に示すように第2基板23は、FR−4等のガラスエポキシ製等の電気絶縁性部材により所要厚の円板状に形成された第2絶縁基板23aを有し、その一面(図13では上面)上に、例えば平面形状が円形の発光部23bを形成している。
発光部23bは、発光素子の一例である所要色で発光する複数の発光ダイオード23c,23c,…を平面形状がほぼ円形になるようにマトリクス等所要配列により配列し、第2絶縁基板23aの一面上に固定している。
なお、各発光ダイオード23cは所要色に発光する発光ダイオードチップ自体でもよく、または発光ダイオードチップの発光色を所要色発光の蛍光体により所要色に変換するように構成されたものでもよい。さらに、発光部23bでは所要色に発光する1種類の発光ダイオード23cを複数個設けて単色発光に構成されてもよい。また、所要色にそれぞれ発光する複数種類の発光ダイオード23cをそれぞれ複数個混在させて構成されてもよい。
図14はこれら複数の発光ダイオード23c,23c,…の電気的接続の一例を示している。すなわち、複数の発光ダイオード23c,23c,…をそれぞれ順方向に直列に接続した複数の直列回路同士を、さらに並列に接続し、その並列端部に正負一対の電極23d,23eを形成している。これら一対の電極23d,23eは、第2絶縁基板23aの図13中上面の外周部上に形成され、その上面上には、図12でも示す電気接続部の一例である正負一対のリードピン23f,23gを立設して電気的に接続している。
そして、図13に示すように第2絶縁基板23aの裏面(図13では下面)には、この第2絶縁基板23aとほぼ同形同大所要厚のアルミニウム製平板等の高熱伝導性平板が同心状に貼着されて放熱層23hが形成されている。
図12,図13に示すように高熱抵抗部材22はシリコーン樹脂等の熱抵抗が放熱層23hよりも高い部材により環状に形成され、その内側開口部22aは第2基板23の発光部23bの円形外径とほぼ同径、または若干大きい直径を有し、高熱抵抗部材22の外径は第2絶縁基板23aの外径よりも小径であるが、同径でもよい。高熱抵抗部材22は、その表,裏面をシリコーン接着剤等により第2絶縁基板23aと第1基板21とにそれぞれ固着される。
第1基板21は、円環状の第2絶縁基板21aを有し、その中心部に、例えば円形の開口部21bを形成している。
第2絶縁基板21aは、FR−4等のガラスエポキシ等により円形環状平板状に形成され、その開口部21bは発光部23bの外径とほぼ同径かつ同形に形成されている。
第1基板21は、この円形環状の第1絶縁基板21aの一面(図13では上面)上に、例えば銅箔等により所要の点灯回路パターンを形成した回路パターン層21cを形成している。
この回路パターン層21cはその一面上に、所要の点灯回路部品21d,21d,…を実装して発光ダイオード23c,23c,…の点灯回路を形成する一方、図11に示すように給電部の一例である給電ソケット21eを配設している。
給電ソケット21eは、回路パターン層21c上に電気接続可能に配設された図示しない受電部に着脱可能に装着され、商用電源等所要の電力を給電する電源コード21fを具備している。但し、この給電ソケット21eは他の給電コネクタや、電源コード21fを上記受電部に半田等により直接固着して形成した給電部等に置換してもよい。
そして、第1基板21は、上記一対のリードピン23f,23gをそれぞれ嵌入させて回路パターン層21cに電気的に接続させる一対のスルーホール21g,21hをそれぞれ形成している。
したがって、この照明装置1Gによれば、発光ダイオード23c,23c,…の発熱を発光部23bの放熱層23hにより放熱することができる。また、発光部23bを有する第2絶縁基板23と、給電ソケット21e等の給電部を有する第1絶縁基板21と、を高熱抵抗部材22により熱的にほぼ分離した状態で連結しているので、発光部23bの発熱が給電ソケット21e等の給電部に熱伝導や熱伝達される熱量を高熱抵抗部材22により低減することができる。
このために、発光部23bの発熱による給電ソケット21eの半田のクラックや割れ等の熱劣化を防止または低減することができる。さらに、給電ソケット21eの樹脂製部品の熱劣化や電子部品の動作信頼性の低下を防止または低減することができる。したがって、給電部の電気的信頼性を向上させることができる。
また、発光部23bを第1基板21の開口部21b内にほぼ同心状に対向させているので、この発光部23bの光を開口部21bから外部へ投光させることができる。
図15は本発明の第9の実施形態に係る照明装置1Gaの平面図、図16は図15のXVI−XVI線断面図である。
この照明装置1Gaは、図11〜図14で示す照明装置1Gにおいて、その第1,第2基板21,23と円環状の高熱抵抗部材22に、その内周部ほぼ同位置において、例えば複数の円弧状のスリットS,S,Sを熱的分離手段として配設したことに特徴がある。なお、図16で示す円環状の高熱抵抗部材22bは、図12で示す円環状の高熱抵抗部材22の外径よりも若干大径に形成されて第1基板21の外径とほぼ同径に形成されている点で相違するものの、これ以外はシリコーン樹脂等の熱抵抗部放熱層23hよりも高い素材により形成される点等において上記高熱抵抗部材22とほぼ同様の構成である。
これらスリットS,S,Sは、第1基板21上の給電部である給電ソケット21eと発光部23bを臨む円形開口21bとの半径方向中間において、その周方向に所要の間隔を置いて同心円状に配設されている。
すなわち、図16の断面図に示すように、これら円弧状スリットS,S,Sは、第1基板21、高熱抵抗部材22bおよび第2基板23を内周部同一位置にて板厚方向にそれぞれ貫通するほぼ同形同大の円弧状の貫通孔Sa,Sb,Scをそれぞれ形成し、これら貫通孔Sa,Sb,Scを板厚方向で相互に連通させている。
したがって、この照明装置1Gaによれば、給電部である給電ソケット21eと、発光部23bとの半径方向の間に、熱的分離手段の一例である円弧状のスリットS,S,Sを同心円状に配置しているので、これらスリットS,S,Sにより、発熱する発光部23bと半田を有する給電部である給電ソケット21eとの間を半径方向でほぼ熱的に分離することができる。
このために、発光部23bの発熱による給電ソケット21eの半田のクラックや割れ等の熱劣化を防止または低減することができる。さらに、給電ソケット21eの樹脂製部品の熱劣化や電子部品の動作信頼性の低下を防止または低減することができる。したがって、給電ソケット21eの電気的信頼性を向上させることができる。
さらに、各スリットSは、第1,第2基板21,23と高熱抵抗部材22bとをこれらの板厚方向にそれぞれ貫通して相互に連通しているので、これら各スリットS内を空気が通風することができる。このために、これらスリットS内をそれぞれ通風する通風により、第1,第2基板21,22、高熱抵抗部材22bの熱をそれぞれ放熱させることができるので、放熱効率を向上させることができる。
図17は本発明の第10の実施形態に係る照明装置1Hの平面図、図18は図17のXVIII−XVIII線断面図、図20は同分解平面図である。
この照明装置1Hは、図11〜図14で示す照明装置1Gにおいて、その第1,第2基板21,23を、矩形平板の第1,第2矩形基板21H,23Hにそれぞれ置換し、さらに、円形環状の高熱抵抗部材22を、左右一対の棒状の連結用高熱抵抗部材22Ha,22Hbにそれぞれ置換した点に主な特徴を有する。
図19に示すように第1矩形基板21Hは、矩形の開口部21bHを有する平面形状がロの字状の第1矩形絶縁基板21Haの一面(図18では上面)上に、図18に示すように銅箔等により所要の点灯回路パターンを形成する回路パターン層21cHを形成し、このパターン層21cH上に点灯回路部品21dを実装して点灯回路を形成している。
このように構成された第1矩形基板21Hは、図19,図20に示すようにコ字状のコ字部21Haと、このコ字状開口端を閉じる直状平板の底辺部21Hbと、を具備している。底辺部21Hbの長手方向両端部の内側面には、左右一対の連結用高熱抵抗部材22Ha,22Hbの各長手方向一端部(図15では各下端部)に嵌合する嵌合切欠a,bをそれぞれ形成している。
第1矩形基板21Hのコ字部21Haは、そのコ字状腹部に、正負一対の給電側電極c,dを形成している。これら給電側電極c,dは、その内端(図示せず)を回路パターン層21cHに電気的に接続し、給電側電極cの外端を電気接続部の一例である一対のリード線e,fに接続している。
一方、第2矩形基板23Hは、その矩形開口部21bHよりも若干大きい矩形平板状に形成された第2矩形絶縁基板23aHを有する。
第2矩形絶縁基板23aHは、例えばガラスエポキシ樹脂等の電気絶縁材により形成され、その他面(図18では下面)には、アルミニウム等高熱導性の平板を貼着して放熱層23hHを形成している。
また、第2矩形絶縁基板23aHは、その一面(図18では上面)に、平面形状が矩形の発光部23bHを設けている。
発光部23bHは上記図11〜図14で示す発光部23bとほぼ同様に、第2矩形絶縁基板23aH上において、複数個の発光ダイオード23c,23c,…を、その外形が矩形をなすようにマトリクス状に配列して固定している。
発光部23bHは、複数個の発光ダイオード23c,23c,…を電気的に直列に接続して複数個の直列回路を形成し、さらに、これら複数の直列回路を並列に接続し、この並列接続端のアノード側とカソード側に正負一対の電極g,hを形成している。
図17に示すように、これら正負一対の電極g,hは、第2矩形絶縁基板23aHの上端部であって、第1矩形基板21Hの正負一対の電極c,dの近傍にて配設され、電気接続部の一例である一対のリード線e,fにより電気的に接続される。
そして、図17,図18に示すように、熱的分離手段の一例である直棒状の一対の連結用高熱抵抗部材22Ha,22Hbは、シリコーン樹脂等の高熱抵抗部材により中実丸棒に形成され、その直径方向両側面に、第2矩形絶縁基板23aHの外側端部と、第1矩形絶縁基板21aの内側端部がそれぞれ嵌入される内外一対の嵌合溝i,jをそれぞれ形成している。これら連結用高熱抵抗部材22Ha,22Hbは弾性があっても無くてもよい。
図20は、このように構成される照明装置1Hの組立方法の一例を図示している。すなわち、図20に示すように口字状の第1矩形絶縁基板21Hの下端部から、その底辺部21Hbを取り外してコ字部21Haのコ字状開口を開口させておく。
次に、このコ字部21Haの図中左右一対の脚部の各内側縁部に、左右一対の連結用高熱抵抗部材22Ha,22Hbの各外側嵌合溝j,jを、その長手方向一端(図18では上端)から嵌入し、図中上方へ摺動させ、一対の連結用高熱抵抗部材22Ha,22Hbを取り付ける。
この後、これら一対の連結用高熱抵抗部材22Ha,22Hbの内側嵌合溝i,i内に、第2矩形絶縁基板23aHの左右一対の側面外縁部をそれぞれ嵌入し、連結用高熱抵抗部材22Ka,22Hbの軸方向他端(図18では上端)側へ摺動させ、第2矩形絶縁基板23aHの上端を、第1矩形絶縁基板21Hの上端内側端へ密着させる。
次に、第1矩形絶縁基板21Hの底辺部21Hbの各嵌合切欠a,bを、左右一対の連結用高熱抵抗部材22Ha,22Hbの図中下端部の内外一対の嵌合溝i,jにそれぞれ嵌合させてコ字部21Haの開口端に取り付ける。
これにより、図17で示すように照明装置1Hが組み立てられる。
したがって、この照明装置1Hによれば、複数の発光ダイオード23c,23c,…の発熱を発光部23bHの放熱層23hHにより放熱することができる。また、発光部23bHを有する第2矩形絶縁基板23Hと、給電ソケット21e等の給電部を有する第1矩形絶縁基板21Hと、を左右一対の連結用高熱抵抗部材22Ha,22Hbによりほぼ熱的に分離した状態で連結しているので、発光部23bHの発熱が給電部に熱伝導や熱伝達される熱量をこれら連結用高熱抵抗部材22Ha,22Hbにより低減することができる。
このために、発光部23bHの発熱による給電部の半田のクラックや割れ等の熱劣化を防止または低減することができる。さらに、給電部の樹脂製部品の熱劣化や電子部品の動作信頼性の低下を防止または低減することができる。したがって、給電部の電気的信頼性を向上させることができる。
また、発光部23bHを、第1矩形絶縁基板21Hの開口部21bH内に位置させているので、この開口部21bから外部へ投光させることができる。
図21は本発明の第11の実施形態に係る照明器具1Iの要部縦断面図である。
この照明器具1Iは、前記図1で示す照明装置1の放熱層2iを削除し、この削除跡に、この照明装置1を支持する器具本体のシャーシ16の一部を添設した点に特徴がある。すなわち、この照明装置1Iは、この放熱層2iの削除跡に対向するシャーシ16の放熱層対向部16aを絶縁基板2aの図21中下面に密着させることにより、放熱層を構成し、給電部4の電気絶縁層2a1に対向するシャーシ16の電気絶縁層対向部16bと当該電気絶縁層2a1との間に、間隙gを形成した点に主な特徴がある。
この照明器具1Iによれば、照明装置1を具備しているので、これらとほぼ同様の作用効果を奏することができる。
また、照明装置1の放熱層2iを、器具本体のシャーシの一部である放熱層対向部16aにより構成するので、この放熱層2iを削除して部品点数を削減することができる。しかも、この器具本体のシャーシ16は外気に晒されることが多いので、放熱性を向上させることができる。
また、シャーシ16の電気絶縁層対向部16bと当該電気絶縁層2a1との間に間隙gを形成しているので、この間隙gの断熱性によりこの電気絶縁層2a1からシャーシ16に熱伝導される熱量を低減させることができる。
図22は本発明の第12の実施形態に係る照明器具1Jの要部縦断面図である。
この照明器具1Jは、図21で示す照明器具1Iとほぼ同様に、図2で示す照明装置2を配設する器具本体のシャーシ16により、発光部2の放熱層2iと間隙gaを形成した点に主な特徴を有する。
すなわち。この照明器具1Jは、図2で示す照明装置1Aの放熱層2iを削除し、この削除跡に、発光部2の電気絶縁層2aに対向するシャーシ16の発光部の電気絶縁層対向部16aを密着させることにより、放熱層を形成し、このシャーシ16の給電部4の電気絶縁層22a1に対向する給電部電気絶縁層対向部16bと当該電気絶縁層2a1との間に間隙gaを形成した点に主な特徴がある。
この照明器具1Jによっても、図21で示す照明器具1Iと同様に、シャーシ16の一部16a,16bにより放熱層と間隙gaを形成しているので、この照明器具1Gとほぼ同様の作用効果を奏することができる。
図23は本発明の第13の実施形態に係る照明器具1Kの要部縦断面図である。
この照明器具1Kは前記図21,図22でそれぞれ示す照明器具1I,1Jとほぼ同様に、発光部2の電気絶縁層2aに対向する照明器具のシャーシ16の発光部電気絶縁対向部16aにより照明装置1Dの放熱層を形成し、給電部4の受電側電極4bに対向するシャーシ16の受電側電極対向部16bの内面上に、ガラスエポキシ樹脂等の低熱伝導率部材よりなる固定台17を固着し、この固定台17上に受電側電極4bを固定した点に主な特徴を有する。
固定台17は、発光部2から所定距離置いて離間配置され、受電側電極4bが発光部2よりも高くなる高さ等所定高さに形成されている。
したがって、この照明器具1Iによれば、シャーシ16の発光部電気絶縁層対向部16aにより、上記第1実施形態に係る放熱層2iに代えて放熱することができると共に、固定台17により給電部4の受電側電極4bの電気的絶縁性および熱的絶縁性を向上させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る照明装置の要部縦断面図。 本発明の第2の実施形態に係る照明装置の要部縦断面図。 本発明の第3の実施形態に係る照明装置の要部縦断面図。 本発明の第4の実施形態に係る照明装置の要部縦断面図。 本発明の第5の実施形態に係る照明装置の要部縦断面図。 本発明の第6の実施形態に係る照明装置の要部平面図。 図6のVII−VII線断面図。 図6の裏面図。 本発明の第7の実施形態に係る照明装置の要部縦断面図。 図9で示す照明装置の裏面図。 本発明の第8の実施形態に係る照明装置の斜視図。 図11で示す照明装置の分解斜視図。 図11のXIII−XIII線断面図。 図11〜図13で示す複数の発光ダイオードの配線の一例を示す配線図。 本発明の第9の実施形態に係る照明装置の平面図。 図15のXVI−XVI線断面図。 本発明の第10の実施形態に係る照明装置の平面図。 図17のXVIII−XVIII線断面図。 図1で示す第1基板の平面図。 図17等で示す照明装置の分解平面図。 本発明の第11の実施形態に係る照明器具の要部縦断面図。 本発明の第12の実施形態に係る照明器具の要部縦断面図。 本発明の第13の実施形態に係る照明器具の要部縦断面図。
符号の説明
1,1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G,1Ga,1H…照明装置、1I,1J,1K…照明器具、2…発光部、2a,2a1…電気絶縁層、2b,2b1…回路パターン層、2c…基板、2d…枠、2e…発光ダイオードチップ、2f…蛍光体層、2g…投光開口、2h…反射面、3…基板延在部、4…給電部、4a…受電端、4b…受電側電極、5…給電線、7…受電コネクタ、7a,7b…ケース本体、8…分断部、10…連結線、11…スリット、12…連接部、13…給電ソケット、14…給電コネクタ、14a…ケース本体、14c,14c…一対のリード線、15…電気絶縁部材、16…シャーシ、16a…発光部電気絶縁層対向部、16b…給電部電気絶縁層対向部、21,21H…第1基板、21a…第1絶縁基板、21aH…第1矩形絶縁基板、21b,21bH…開口部、21c…回路パターン層、21d…点灯回路部品、22…高熱抵抗部材、22Ha,22Hb…一対の連結用高熱抵抗部材、23a…第2絶縁基板、23aH…第2矩形絶縁基板、23b,23bH…発光部、23c…発光ダイオード、23h,23hH…放熱層、23f,23g…一対のリードピン、e,f…リード線、S,Sa,Sb,Sc…スリット。

Claims (1)

  1. 電気絶縁層および回路パターンを有する基板と、前記回路パターンに電気的に接続された発光素子と、前記電気絶縁層よりも熱伝導率の高い熱伝導部材により形成された放熱層を有してなる発光部と;
    前記回路パターンに電気的に接続された半田を有する給電部と;
    前記発光部と給電部との間に設けられた熱的分離手段と;
    を具備し、
    前記給電部は、給電線に着脱可能に接着されるコネクタを有し、前記発光部の絶縁層よりも肉厚の絶縁層上に設けられており、
    前記熱的分離手段は、前記給電部と前記発光部とを別体に構成してなり、この給電部は、導体を介して前記発光部の回路パターンに電気的に接続していることを特徴とする照明装置
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