JP5145682B2 - 逆浸透膜モジュール用透過水ノズルおよび逆浸透膜モジュール - Google Patents

逆浸透膜モジュール用透過水ノズルおよび逆浸透膜モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP5145682B2
JP5145682B2 JP2006270480A JP2006270480A JP5145682B2 JP 5145682 B2 JP5145682 B2 JP 5145682B2 JP 2006270480 A JP2006270480 A JP 2006270480A JP 2006270480 A JP2006270480 A JP 2006270480A JP 5145682 B2 JP5145682 B2 JP 5145682B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reverse osmosis
osmosis membrane
membrane module
permeated water
water nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006270480A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008086906A (ja
Inventor
一成 丸井
秀人 小寺
淳夫 熊野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP2006270480A priority Critical patent/JP5145682B2/ja
Publication of JP2008086906A publication Critical patent/JP2008086906A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5145682B2 publication Critical patent/JP5145682B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/124Water desalination
    • Y02A20/131Reverse-osmosis
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/124Water desalination
    • Y02A20/138Water desalination using renewable energy
    • Y02A20/144Wave energy

Landscapes

  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Description

本発明は、脱塩等に用いられる逆浸透膜モジュールに関する発明である。特に本発明は、海水を淡水化する場合や酸性水溶液を処理する場合等、逆浸透膜の透過水の腐食性が高い状態であっても、透過水ノズルが腐食しにくく耐久性に優れる逆浸透膜モジュールを提供することを目的とする。
逆浸透法は、海水及びかん水の淡水化、半導体工業及び医薬品工業用の純水、超純水の製造、都市排水処理等の幅広い分野で利用されている。蒸発法、電気透析法と比較して省エネルギーの点で有利であり、広く普及が進んでいる。特に、中空糸型逆浸透膜は、単位容積当たりの膜面積を大きくできるため、膜分離操作に適した形状であり、例えば、逆浸透膜による海水淡水化分野では広く用いられている。以下、主に海水淡水化分野で使用される状況を例にとり、説明を行う。
逆浸透法で処理される場合は逆浸透膜モジュールが用いられる。一般には、供給水ノズルから供給された供給水は逆浸透膜モジュールへ供給され、逆浸透膜を透過した水は透過水ノズルから取りだされ、透過せずに濃縮された水は濃縮水ノズルから取り出される。
従来、供給水ノズル、濃縮水ノズルは高塩濃度水と接触するために腐食により損傷しやすく、耐腐食性ステンレス等の材料が用いられている。一方、透過水ノズルが接触するのは逆浸透膜の透過水であり、これは、供給水や濃縮水に比べて塩濃度が低いため、腐食による損傷は発生しにくいと考えられていた。
しかしながら、海水淡水化に用いる場合などは、透過水の塩濃度は500mg/L程度となることは一般的であり、多くの逆浸透膜モジュールが設置されている大型海水淡水化施設では、運転が長期に及ぶとともに膜モジュールの除去性能にばらつきが生じ、除去性能の低い膜モジュールの透過水では1000mg/L以上の高塩濃度となる場合もある。特に、個々の膜エレメントの透過水を個別に取り出すことのできる逆浸透膜モジュール構造の場合には、他の膜エレメントの低塩濃度の透過水で希釈されることなくこの高塩濃度の透過水が透過水ノズルに直接接触する。透過水ノズルに金属製の部材を用いた場合、高塩濃度の透過水と長期間接触することにより、腐食による損傷が発生する場合があり、特に、透過水ノズルと配管との接続部に発生する隙間腐食が発生する場合が多い。耐腐食性のステンレス等を用いることでこれらを防止することは可能であるが、費用が高くなり問題である。
また、腐食発生防止のために硬質塩化ビニル等の樹脂製の透過水ノズルを用いることが開示されているが、金属配管との接続部で、強度が不十分なため変形・破損し、水もれの原因となる場合がある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、塩水との接触による腐食の損傷が発生せず、かつ金属配管との接続に際し、損傷を受けることの無い透過水ノズルを有する逆浸透膜モジュールを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を克服すべく鋭意検討を重ねた結果、本発明に到達した。すなわち、本願発明は下記の構成を有するものである。
(1)シャルピー衝撃強さが4kJ/m2以上かつ弾性率4GPa以上かつ吸水率0.5%以下の樹脂系の材料からなり、前記樹脂系の材料がポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリアセタール樹脂の群から選ばれる少なくとも1種をガラス繊維強化したものであることを特徴とする逆浸透膜モジュール用透過水ノズル。
(2)該逆浸透膜モジュールが海水淡水化用の逆浸透膜モジュールであることを特徴とする(1)に記載の逆浸透膜モジュール用透過水ノズル。
(3)該逆浸透膜モジュールが2本以下の逆浸透膜エレメントを圧力容器に装填したものであり、各逆浸透膜エレメントの透過水が個別の透過水ノズルにより取り出されることを特徴とする(1)または(2)に記載の逆浸透膜モジュール用透過水ノズル。
(4)(1)から(3)いずれかに記載の透過水ノズルが装着されていることを特徴とする逆浸透膜モジュール。
(5)該逆浸透膜が酢酸セルロース系高分子からなる中空糸型逆浸透膜からなることを特徴とする(4)に記載の逆浸透膜モジュール。
逆浸透膜モジュールにシャルピー衝撃強さ(ノッチ付き)が4kJ/m2以上かつ曲げ弾性率4GPa以上かつ吸水率0.5%以下の樹脂系の材料からなる透過水ノズルを用いることにより、塩水による腐食による損傷を防止でき、かつ、金属配管との接続に際しての機械的損傷も抑制可能で、水漏れが防止可能である。特に、海水淡水化に用いる逆浸透膜モジュールに適するほか、酸性水溶液等の腐食性の強い透過水が得られる逆浸透プロセスで用いられる逆浸透膜モジュールへの適用が好適である。
本発明における逆浸透膜とは、数十ダルトンの分子量の分離特性を有する領域の分離膜であり、具体的には、0.5MPa以上の操作圧力で、食塩を90%以上、除去可能であるものである。海水淡水化に使用される逆浸透膜は、操作圧力が大きく、また、食塩の除去率は99%以上が一般的である。
本発明におけるシャルピー衝撃強さは、透過水ノズルの成型に用いる樹脂系の材料を、ISO179:1933に記載されているISO179/1eAにより23℃で測定した値とする。シャルピー衝撃強さは耐衝撃性の指標であり、この値が大きいほど耐衝撃性が大きく、衝撃による損傷を受けにくい。透過水ノズルは、金属配管と接続して用いられ、逆浸透膜装置の運転の起動・停止時に生じる振動や、透過水ノズルの装着・脱着の際の接触の繰り返し等により、機械的な衝撃にさらされるので、耐衝撃性が高いことが必要となる。また、透過水ノズルはその機能上、Oリング溝やビクトリックジョイント用溝等の溝加工を施されることが多く、このため、ノッチ付き試料で測定された衝撃強さが高いことが要求される。本発明で用いられる樹脂系の材料のシャルピー衝撃強さは、好ましくは4kJ/m2以上であり、より好ましくは7kJ/m2以上である。この値が小さいと、透過水ノズルが亀裂や断裂等の損傷を受け易くなるので好ましくない。本発明における樹脂系材料のシャルピー衝撃強さは高いほど好ましい。このため、シャルピー衝撃強さには特に上限を定めないが、一般的にシャルピー衝撃強さの高い材料は、後述する弾性率が低くなる場合が多いので、いたずらにシャルピー衝撃強さの高さを求めるよりも、両者の要求性能を満たすことが重要である。
本発明における弾性率は、透過水ノズルの成型に用いる樹脂系の材料の試験片の曲げ弾性率をISO178:1993に記載の方法により23℃で測定した値とする。透過水ノズルは、その使用中に、透過水の圧力による内圧を受けるほか、配管との接続に起因する外力を受ける。弾性率はこれらの応力に対抗して変形せず形態を維持する能力の指標であり、この値が高いほど変形しにくい。弾性率は、その測定方法により、引張弾性率、曲げ弾性率、圧縮弾性率等があるが、本発明ではこれらを代表して曲げ弾性率を指標として用いることとする。本発明における樹脂系の材料の曲げ弾性率は4GPa以上が好ましく、7GPa以上であればさらに好ましい。弾性率が低いと、透過水ノズルの装脱着の際に受ける外力や使用中に受ける内圧等によって、変形しあるいは亀裂を生じ、これにより水漏れを生じる恐れがある。本発明における樹脂系の材料の曲げ弾性率は高いほど好ましい。このため曲げ弾性率には特に上限を定めないが、一般的に高弾性率の材料は耐衝撃性が低い場合が多いので、既述のとおり、いたずらに高弾性率であるよりも、両者の要求性能を満たすことが重要である。
本発明における吸水率は、透過水ノズルの成型に用いる樹脂系の材料の試験片を、ISO62:1999に記載のA法により23℃で24時間浸漬して測定された値とする。透過水ノズルは使用中、常時水と接触して使用されるため、水との接触によって寸法や物性が大きく変化するものは使用に耐えない。本発明においては、水との接触に対する安定性の指標として、吸水率を使用する。吸水率の高い材料は、吸水による寸法変化や物性変化が大きく、本発明の樹脂系の材料としては適さないからである。本発明における樹脂系の材料の吸水率は0.5%以下が好ましく、0.3%以下がさらに好ましい。0.03%以下であればさらに好ましい。
本発明における樹脂系の材料とは、樹脂を含む材料であれば特に限定されない。2種類以上の異種の樹脂の混合物やポリマーアロイであってもよく、充填材を包含した複合材料であってもよい。充填材の材質は、無機物、有機物あるいはそれらの混合物等、種々のものがあるが、いずれのものであっても良い。また、充填材には繊維状、粒状、板状等の種々の形状があるが、いずれの形状であってもよい。充填材の配合量には特に制限はないが、10〜50%とすることが好適である。シャルピー衝撃強さ、曲げ弾性率、吸水率のいずれについても本発明の要求特性を満たす樹脂系の材料の好適な例として、充填材としてガラス繊維や炭素繊維等の強化繊維を含むエンジニアリングプラスチックが挙げられる。ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリアセタール樹脂やそれらの変性樹脂等をガラス繊維強化した樹脂は、本発明において好適な樹脂系の材料である。特に、ガラス繊維強化ポリフェニレンサルファイド樹脂は、シャルピー衝撃強さおよび曲げ弾性率が高くかつ吸水率が低いのみならず、引っ張りクリープ寿命が長く、繰り返し振動疲労が小さい特性があり、透過水ノズルの材料として特に好ましい。
本発明において、透過水ノズルの金属配管は、ビクトリックジョイント接続、フランジ接続、クランプ接続等の接続方法により接続することができる。ネジ方式での接続も可能であるが、装着時、脱着時の作業性がよくなく、金属のネジ部との強い摩擦力で金属の場合に比べて損傷しやすいため、あまり好ましくない。
本発明における逆浸透膜エレメントとは、圧力容器に装着し、供給水ノズル、濃縮水ノズル、透過水ノズルを設置することで、逆浸透膜モジュールとなるものである。圧力容器に装填される逆浸透膜エレメントの本数は逆浸透膜の種類により異なる。各逆浸透膜エレメントの透過水が個別の透過水ノズルから取り出される構造の場合は、逆浸透膜エレメントの劣化状況が反映された水質の透過水が透過水ノズルと接触されるため、逆浸透膜エレメントの劣化が進んだ場合は透過水ノズルへ腐食が顕著となり本発明の効果が現れやすい一例となる。この場合の逆浸透膜モジュール内に装填される逆浸透膜エレメントの本数は2本以内が実用上好ましい。
本発明における酢酸セルロース系高分子としては、酢酸セルロース、三酢酸セルロース、両者の混合物が例としてあげられる。塩除去性能および透水性能、また、性能の安定性等から三酢酸セルロースが好ましい。酢酸セルロース系高分子は耐塩素性に優れるため、供給水に殺菌剤として塩素を添加することが可能である。塩素を含む原水を逆浸透膜に供給すると、透過水にも塩素が混入する。塩素の混入は透過水の腐食性を増す傾向にあるので、本発明の効果がよく発揮される事例である。
本発明における中空糸膜とは中空糸状の膜であり、その寸法は限定されない。海水淡水化用の中空糸型逆浸透膜モジュールの例としては、例えば、外径は100μmから300μm、内径は中空糸膜の内径と外径とから算出される中空率も考慮して設定することが好ましく、例えば30μmから150μmがあげられる。
以下に、実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら制限されるものではない。なお、実施例は、海水淡水化用の逆浸透膜の場合を示す。
(実施例1)
ポリフェニレンサルファイド樹脂にガラス繊維30%を充填した複合材料からなる透過水ノズルを作製した。この複合材料の、シャルピー衝撃強さは12kJ/m2、曲げ弾性率は8.8GPa、吸水率は0.01%であった。
この透過水ノズルについて、以下の脱着耐久性試験を実施した。すなわち、金属配管とビクトリックジョイントで装着・脱着を100回実施し、その後、透過水ノズル内に水を充填し内圧1MPaをかけ水漏れ発生の有無を観察した。脱着耐久試験後も水漏れは発生せず、また、透過水ノズルには変形および亀裂は発生していなかった。
さらに、金属配管とビクトリックジョイントで接合した状態で食塩1000mg/Lの食塩水に6ケ月間接触させる腐食試験を実施した。透過水ノズルには腐食は観察されなかった。
結果を表1にまとめて示す。
(実施例2〜6および比較例1〜7)
種々の樹脂系の材料により透過水ノズルを作製し、実施例1と同様の試験を実施した。結果を表1にまとめて示した。いずれの場合も腐食は観察されなかったが、曲げ弾性率の低いものは変形を生じて水漏れが発生した。また、シャルピー衝撃強さの低いものはビクトリックジョイント用の溝部分に亀裂が発生した。
Figure 0005145682
(実施例7)
三酢酸セルロース膜からなる中空糸型逆浸透膜を乾湿式紡糸法により作製し、外径120μm、内径47μmの中空糸膜を得た。この中空糸膜の脱塩性能を、3.5重量%の食塩水、中空糸膜有効長さ1m、供給水圧力5.4MPa、供給水温度25℃、回収率2%で測定したところ、透過水量56L/m/日、食塩除去率99.8%であった。多孔管からなる供給流体分配管をその軸を中心に回転させ、これに中空糸膜の束をトラバースさせながら巻きつけることにより、中空糸膜を交差状に配置させ、中空糸膜の集合体を形成させた。この中空糸膜の集合体の両端部をエポキシ樹脂で封止固定した後、両端を切断して中空糸膜を開口させた。その後、供給流体分配管の内部に内部管を通し、両端部に設置される透過流体収集部材で固定して、中空糸膜エレメントを得た。この中空糸膜エレメントの中空糸膜集合体の外径は260mm、開口部間の軸方向の長さは1995mmであった。左記中空糸膜エレメント2本を圧力容器に装填し、図1に示す膜モジュールを得た。図1では透過水ノズル11および11’のOリング溝およびビクトリックジョイント接続用溝は省略して記載した。また、透過水ノズル11および11’には実施例1と同様の方法で製作したものを装着した。この膜モジュールを用い、実海水を供給水として1年間にわたり海水淡水化テストを実施した。左記運転期間中、透過水ノズル近傍からの水漏れは発生しなかった。また左記運転期間終了後、透過水ノズルを取り外して点検したところ、透過水ノズルに変形および亀裂は認められず、この透過水ノズルが高度な耐久性を持つことが実証された。
本発明の逆浸透膜モジュールは、透過水の腐食性が高い場合でも腐食による損傷が発生せず、なおかつ振動や接触にも耐える機械的強度を有するため、海水淡水化や酸性水溶液の逆浸透処理等への利用が可能である。
本発明の逆浸透膜モジュールの構造の一例を示す模式図である。
符号の説明
1、1’:中空糸膜エレメント
2、2’:中空糸膜
3、3’:供給流体分配管
4a、4b、4a’、4b’:樹脂
5a、5b、5a’、5b’:中空糸膜開口部
6a、6b、6a’、6b’:透過流体収集部
7、7’:内部管
8:圧力容器
9:供給水ノズル
10:濃縮水ノズル
11、11’:透過水ノズル
12:供給水
13:濃縮水
14、14’:透過水
15:O−リング
16:中間コネクタ

Claims (5)

  1. シャルピー衝撃強さが4kJ/m2以上かつ弾性率4GPa以上かつ吸水率0.5%以下の樹脂系の材料からなり、前記樹脂系の材料がポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリアセタール樹脂の群から選ばれる少なくとも1種をガラス繊維強化したものであることを特徴とする逆浸透膜モジュール用透過水ノズル。
  2. 該逆浸透膜モジュールが海水淡水化用の逆浸透膜モジュールであることを特徴とする請求項1に記載の逆浸透膜モジュール用透過水ノズル。
  3. 該逆浸透膜モジュールが2本以下の逆浸透膜エレメントを圧力容器に装填したものであり、各逆浸透膜エレメントの透過水が個別の透過水ノズルにより取り出されることを特徴とする請求項1または2に記載の逆浸透膜モジュール用透過水ノズル。
  4. 請求項1からいずれかに記載の透過水ノズルが装着されていることを特徴とする逆浸透膜モジュール。
  5. 該逆浸透膜が酢酸セルロース系高分子からなる中空糸型逆浸透膜からなることを特徴とする請求項に記載の逆浸透膜モジュール。
JP2006270480A 2006-10-02 2006-10-02 逆浸透膜モジュール用透過水ノズルおよび逆浸透膜モジュール Active JP5145682B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006270480A JP5145682B2 (ja) 2006-10-02 2006-10-02 逆浸透膜モジュール用透過水ノズルおよび逆浸透膜モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006270480A JP5145682B2 (ja) 2006-10-02 2006-10-02 逆浸透膜モジュール用透過水ノズルおよび逆浸透膜モジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008086906A JP2008086906A (ja) 2008-04-17
JP5145682B2 true JP5145682B2 (ja) 2013-02-20

Family

ID=39371617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006270480A Active JP5145682B2 (ja) 2006-10-02 2006-10-02 逆浸透膜モジュール用透過水ノズルおよび逆浸透膜モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5145682B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6264938B2 (ja) * 2014-02-26 2018-01-24 東洋紡株式会社 中空糸膜モジュール
KR102597942B1 (ko) * 2019-03-12 2023-11-02 아사히 가세이 가부시키가이샤 여과 방법, 해수를 담수화하는 방법, 담수를 제조하는 방법, 중공사막 모듈, 및 해수 담수화 시스템
JP7443761B2 (ja) * 2019-12-25 2024-03-06 東洋紡エムシー株式会社 中空糸膜モジュール

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH043623Y2 (ja) * 1985-03-29 1992-02-04
JPH0829228B2 (ja) * 1988-08-12 1996-03-27 ダイセル化学工業株式会社 分離用管状型膜モジュール
US5137631A (en) * 1991-10-22 1992-08-11 E. I. Du Pont De Nemours And Company Multiple bundle permeator
JP2003290632A (ja) * 2002-04-03 2003-10-14 Toyobo Co Ltd 中空糸膜モジュール

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008086906A (ja) 2008-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Gijsbertsen-Abrahamse et al. Fiber failure frequency and causes of hollow fiber integrity loss
Rabuni et al. Effects of alkaline environments at mild conditions on the stability of PVDF membrane: an experimental study
KR102508012B1 (ko) 중공사막 모듈 및 그의 운전 방법
JP5145682B2 (ja) 逆浸透膜モジュール用透過水ノズルおよび逆浸透膜モジュール
JP4484076B2 (ja) 中空糸膜サブモジュール及びそれを用いたモジュール
JP7197260B2 (ja) 中空糸膜モジュール、海水淡水化システム、海水を淡水化する方法、海水より淡水を製造する方法、中空糸膜モジュールの運転方法、ろ過方法、および中空糸膜モジュールの製造方法
JPWO2013146909A1 (ja) 膜モジュール及びその製造方法
JPS6352524B2 (ja)
JP4765913B2 (ja) 皮膜つきノズルを有する逆浸透膜モジュール
TWI605070B (zh) Reverse osmosis membrane hydrophilic treatment method
Miao et al. New insights into the humic acid fouling mechanism of ultrafiltration membranes for different Ca2+ dosage ranges: results from micro-and macro-level analyses
JP5145685B2 (ja) 流体分離膜エレメント
US20190256383A1 (en) Method of using a desalination cell
CN109506053A (zh) 一种耐磨耐腐蚀的不锈钢复合管
JPS60110390A (ja) 無菌水製造装置
JP5092587B2 (ja) 皮膜つきノズルを有する逆浸透膜モジュール
JP2005088008A (ja) エアレーションフラッシング用外圧式中空糸膜モジュールのろ過方法
JPH10132492A (ja) 熱交換器用チューブ
CN113908701A (zh) 一种用于破损反渗透膜原位自修复方法
CN106045155A (zh) 一种抗污染纳滤膜净水机
JP2011115704A (ja) 塩水淡水化装置
WO2020184661A1 (ja) ろ過方法、海水を淡水化する方法、淡水を製造する方法、中空糸膜モジュール、および海水淡水化システム
JPH0557154A (ja) 中空糸膜モジユール
Cai et al. Hollow Fibers for Reverse Osmosis and Nanofiltration
Waterman Bench-scale analysis of ultrafiltration membranes for investigating fouling by natural organic matter in surface water

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091001

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120925

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121004

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121030

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121112

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5145682

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151207

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350