JP5143975B2 - 制御装置及びピッチ角制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ブレードのピッチ角を制御する制御装置及びピッチ角制御方法に関する。
一般的に、ブルドーザなどの建設機械は、ブレードを備える。このような建設機械の主な作業形態は、掘削、運土、及び排土であり、ブレードの地面に対する傾斜角度(以下、「ピッチ角」という。)は、作業効率の向上のために、作業形態に応じた適切な角度に調整されることが好ましい。
ここで、オペレータの負担軽減を目的として、ピッチ角を作業形態に応じて自動的に調整する手法(以下、「オートピッチ制御」という。)が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1では、メインバルブからブレードチルトシリンダに供給される作動油量に基づいて、ブレードチルトシリンダのストローク量を算出することによって、ピッチ角が検知される。ブレードチルトシリンダに供給される作動油量は、メインバルブを構成するブレードチルトシリンダ用バルブの開口面積と、供給時間と、に基づいて算出される。
特開平7−166575号公報
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、特許文献1では、オートピッチ制御の実行中にブレードチルトシリンダや他のシリンダへ作動油が供給されると、メインバルブ内においてブレードチルトシリンダ用バルブに供給される作動油が減少してしまう。そのため、ブレードチルトシリンダ用バルブの開口面積いっぱいに作動油を供給できない場合がある。このような場合、ブレードチルトシリンダ用バルブの開口面積に基づいて作動油量を算出すれば、算出された作動油量と実際に供給された作動油量との間に誤差が生じてしまうので、ピッチ角を精度良く制御することができない。
本発明は、上述の状況に鑑みてなされたものであり、ブレードのピッチ角を精度良く制御可能な制御装置及びピッチ角制御方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明の第1の態様に係る制御装置は、ブレードと、ブレードチルトシリンダと、ブレードチルトシリンダに繋がり、メインバルブの一部を構成するブレードチルトシリンダ用バルブと、を備える建設機械に設けられ、ブレードの地面に対するピッチ角を自動的に制御する制御装置である。制御装置は、作動油量算出部と、開口度調整部と、を備える。作動油量算出部は、ブレードチルトシリンダ用バルブの開口度と開口積算時間とに基づいて、ブレードチルトシリンダ用バルブを通過する作動油量を算出する。開口度調整部は、ピッチ角を第1角度から第2角度へ変更する旨の要求を受付けた場合に、ブレードチルトシリンダ用バルブを所定の開口度で開口させ、算出された作動油量が第1角度から第2角度へ変更するために必要な所定の作動油量に達した場合に、ブレードチルトシリンダ用バルブを閉口させる。開口度調整部は、メインバルブからの作動油の供給を必要とする所定の動作の要求を受付けている間、開口度を所定の開口度よりも小さくする。
本発明の第1の態様に係る制御装置によれば、オートピッチ制御の実行中において、所定の動作のためにメインバルブの作動油が使用される場合には、ブレードチルトシリンダ用バルブの開口度が小さくされる。そのため、ブレードチルトシリンダ用バルブの開口いっぱいの作動油をブレードチルトシリンダに供給しやすくなるので、作動油量算出部によって算出される作動油量と所定の作動油量との間に誤差が生じることを抑制できる。従って、ブレードチルトシリンダのストローク量を精度良く検出できるので、ブレードのピッチ角を精度良く制御することができる。
本発明の第2の態様に係る制御装置は、第1の態様に係り、所定の動作は、ブレードのリフトである。
本発明の第3の態様に係る制御装置は、第1の態様に係り、所定の動作は、進路変更である。
本発明の第4の態様に係る制御装置は、第1の態様に係り、所定の動作は、ブレードのチルトである。
本発明の第5の態様に係る制御装置は、第1の態様に係り、所定の動作は、掘削用のリッパのリフトである。
本発明の第6の態様に係る制御装置は、第1の態様に係り、所定の動作は、掘削用のリッパのチルトである。
本発明の第7の態様に係る制御装置は、第4乃至第6のいずれかの態様に係り、開口度調整部は、所定の動作の要求を受付けている間、ブレードチルトシリンダ用バルブを閉口させる。
本発明の第7の態様に係る制御装置によれば、メインバルブから多くの作動油の供給が必要とされる場合に、オートピッチ制御が中断される。そのため、ブレードチルトシリンダ用バルブの開口度をどの程度小さくすれば十分かという困難な予測をする必要がない。従って、算出される作動油量と所定の作動油量との間に誤差が生じることをより抑制できるので、ブレードのピッチ角をより精度良く制御できる。
本発明の第8の態様に係る制御装置は、第1の態様に係り、開口度調整部は、ピッチ角の変更の要求を受付けた場合、受付けた要求に従って開口度を調整する。
本発明の第8の態様に係る制御装置によれば、オートピッチ制御の実行中であっても、オペレータが自主的にピッチ角を変更したい場合には、オペレータの操作が優先される。そのため、オペレータの操作の自由度を向上させることができる。
本発明の第9の態様に係る制御装置は、第1乃至第8のいずれかの態様に係り、開口度調整部は、開口度を所定の開口度よりも小さくしている間、開口度を所定の開口度よりも小さくしている旨をモニタに表示させる。
本発明の第9の態様に係る制御装置によれば、オートピッチ制御が中断されたことや、オートピッチ制御が遅延することをオペレータに効果的に知らせることができる。
本発明の第10の態様に係る制御装置は、第1の態様に係り、エンジンの回転数を取得するエンジン回転数取得部と、エンジンの回転数に応じて、ブレードチルトシリンダ用バルブの最大開口度を決定する最大開口度決定部と、を備える。所定の開口度は、最大開口度である。
本発明の第11の態様に係る制御装置は、第1の態様に係り、算出された作動油量が第1角度から第2角度へ変更するために必要な所定の作動油量に達したか否かを監視する作動油量監視部を備える。作動油量監視部は、算出された作動油量が所定の作動油量に達したことを開口度調整部に通知する。
本発明の第12の態様に係る制御装置は、第1の態様に係り、ピッチ角を第1角度から第2角度へ変更する旨の要求を受付けた際におけるブレードの作業形態に応じて、ブレードの次の作業形態を検出する作業形態検出部を備える。所定の作動油量は、検出された次の作業形態に応じて設定される。
本発明の第13の態様に係るブルドーザは、ブレードと、ブレードを駆動するブレードチルトシリンダと、ブレードチルトシリンダに繋がるブレードチルトシリンダ用バルブを含むメインバルブと、エンジンによって駆動され、メインバルブに作動油を供給する油圧ポンプと、ブレードの地面に対するピッチ角を自動的に制御する制御装置と、を備える。制御装置は、作動油量算出部と、開口度調整部と、を備える。作動油量算出部は、ブレードチルトシリンダ用バルブの開口度と開口積算時間とに基づいて、ブレードチルトシリンダ用バルブを通過する作動油量を算出する。開口度調整部は、ピッチ角を第1角度から第2角度へ変更する旨の要求を受付けた場合に、ブレードチルトシリンダ用バルブを所定の開口度で開口させ、算出された作動油量が第1角度から第2角度へ変更するために必要な所定の作動油量に達した場合に、ブレードチルトシリンダ用バルブを閉口させる。開口度調整部は、メインバルブからの作動油の供給を必要とする所定の動作の要求を受付けている間、開口度を所定の開口度よりも小さくする。
本発明の第14の態様に係るピッチ角制御方法は、ブレードと、ブレードチルトシリンダと、ブレードチルトシリンダに繋がり、メインバルブの一部を構成するブレードチルトシリンダ用バルブと、を備える建設機械において、ブレードの地面に対するピッチ角を自動的に制御する方法である。本発明の第13の態様に係るピッチ角制御方法は、ピッチ角を第1角度から第2角度へ変更する旨の要求を受付けた場合に、ブレードチルトシリンダ用バルブを所定の開口度で開口させる工程と、メインバルブからの作動油の供給を必要とする所定の動作の要求を受付けている間、開口度を所定の開口度よりも小さくする工程と、ブレードチルトシリンダ用バルブの開口度と開口積算時間とに基づいて、ブレードチルトシリンダ用バルブを通過する作動油量を算出する工程と、算出された作動油量が第1角度から第2角度へ変更するために必要な所定の作動油量に達した場合に、ブレードチルトシリンダ用バルブを閉口させる工程と、を備える。
(発明の効果)
本発明によれば、ブレードのピッチ角を精度良く制御可能な制御装置及びピッチ角制御方法を提供することができる。
実施形態に係るブルドーザ1の斜視図である。 作業形態に適したブレード4のピッチ角について説明するための図である。 実施形態に係るキャブ2の内部構成を示す斜視図である。 図3の矢印A方向からブレード操作レバー8を見た矢視図である。 実施形態に係る油圧回路20の構成を示す回路図である。 実施形態に係る制御装置100の構成を示すブロック図である。 エンジン21の回転数と最大開口度APMAXとの関係を示すグラフである。 実施形態に係る制御装置100の動作を示すフロー図である。 実施形態に係るモニタ11の表示例を示す模式図である。
次に、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なっている場合がある。従って、具体的な寸法等は以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
なお、本実施形態では、建設機械の一例としてブルドーザについて説明する。
(ブルドーザ1の全体構成)
実施形態に係るブルドーザ1の構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、実施形態に係るブルドーザ1の斜視図である。
ブルドーザ1は、キャブ2、車体フレーム3、ブレード4、リッパ5、および走行装置6を備える。
キャブ2は、オペレータが着座するためのオペレータシート7や各種操作レバーなど(図3参照)を収容する。キャブ2の内部構成については、後述する。
車体フレーム3は、ブレード4、リッパ5、及び走行装置6を支持する。車体フレーム3上には、キャブ2やエンジン21(図5参照)が載置される。
ブレード4は、車体フレーム3の前方に取り付けられる。ブレード4は、「掘削」と「運土」と「排土」とを行うための作業機である。本実施形態において、ブレード4の地面に対する傾斜角度(以下、「ピッチ角」という。)は、ブレード4の作業形態に応じて自動的に制御(以下、「オートピッチ制御」という。)可能である。
ここで、図2は、作業形態に適したピッチ角について説明するための図である。図2に示すように、掘削及び運土に適した第1角度αは、排土に適した第2角度βよりも小さい。オートピッチ制御の詳細については後述する。
ブレード4は、ブレードリフトシリンダ41によって上下にリフトされ、ブレードチルトシリンダ42によってチルト又はピッチされる。ブレード4をピッチさせることによって、ピッチ角を調整可能である。ブレード4をチルトさせることによって、ブレード4の右下端又は左下端と地面との間隔を調整可能である。
リッパ5は、車体フレーム3の後方に取り付けられる。リッパ5は、シャンク5aと、リッパポイント5bと、を有する。シャンク5aの下端には、リッパポイント5bが取り付けられる。リッパポイント5bは、走行装置6の牽引力による岩石などの切削及び破砕に用いられる。
リッパ5は、リッパリフトシリンダ51によって上下にリフトされ、リッパチルトシリンダ52によってチルトされる。
走行装置6は、車体フレーム3の下方に取り付けられる。走行装置6が有する一対の履帯の独立回転によって、ブルドーザ1は、進路変更可能である。
なお、ブレード4のリフト、ブレード4のチルト、リッパ5のリフト、リッパ4のチルト、及びブルドーザ1の進路変更は、本実施形態に係る「所定の動作」の一例である。「所定の動作」とは、ブレード4のピッチ角の変更とは異なる動作であり、かつ、メインバルブ23(図5参照)からの作動油の供給を必要とする動作である。
(キャブ2の内部構成)
実施形態に係るキャブ2の内部構成について、図面を参照しながら説明する。図3は、実施形態に係るキャブ2の内部構成を示す斜視図である。
ブルドーザ1は、キャブ2内において、オペレータシート7、ブレード操作レバー8、リッパ操作レバー9、操向操作レバー10、及びモニタ11を備える。
オペレータシート7は、オペレータが着座して運転操作を行う座席である。
ブレード操作レバー8は、オペレータシート7の右側に配置される。ブレード操作レバー8は、ブレード4をリフトさせるブレードリフトシリンダ41と、ブレード4をチルト又はピッチさせるブレードチルトシリンダ42と、を駆動する。ブレード操作レバー8は、オペレータの操作に応じて、ブレード操作信号Sbを制御装置100(図5参照)に送信する。
ここで、図4は、図3の矢印A方向からブレード操作レバー8を見た矢視図である。ブレード操作レバー8は、オートピッチボタン8aを有する。オートピッチボタン8aは、ブレード4のオートピッチ制御の開始をオペレータから受付ける。すなわち、オペレータがオートピッチボタン8aを押すことによって、ピッチ角を作業形態に適した角度(第1角度α又は第2角度β)に変更する旨の要求が受付けられる。オートピッチボタン8aは、オペレータによって押下された場合、その旨を示すオートピッチ要求信号Saを制御装置100に送信する。
リッパ操作レバー9は、ブレード操作レバー8の後方に配置される。リッパ操作レバー9は、リッパ5をリフトさせるリッパリフトシリンダ51と、リッパ5をチルトさせるリッパチルトシリンダ52と、を駆動する。リッパ操作レバー9は、オペレータの操作に応じて、リッパ操作信号Srを制御装置100に送信する。
操向操作レバー10は、ブルドーザ1のステアリング操作、すなわち、進路変更をオペレータから受付ける。オペレータは、操向操作レバー10を操作することによって、トランスミッションの速度段の切り換えと、前後左右への進路変更と、を実行できる。操向操作レバー10は、オペレータの操作に応じて、操向操作信号Scを制御装置100に送信する。
モニタ11は、オペレータシート7の正面に配置される。モニタ11は、オートピッチ制御機能のON/OFF状態や、オートピッチ制御の実行状態を表示する。モニタ11は、主表示部11aと、タッチキー表示部11bと、を有する。モニタ11の表示例については後述する。
(油圧回路20の構成)
実施形態に係る油圧回路20の構成について、図面を参照しながら説明する。図5は、実施形態に係る油圧回路20の構成を示す回路図である。
油圧回路20は、エンジン21、油圧ポンプ22、メインバルブ23、及び制御装置100を備える。
エンジン21は、車体フレーム3上に載置される。エンジン21は、エンジン21の回転数に連動する駆動力を油圧ポンプ22に供給する。
油圧ポンプ22は、エンジン21から供給される駆動力によって駆動される。油圧ポンプ22は、メインバルブ23に作動油を送り出す。
メインバルブ23は、油圧ポンプ22から送り出された作動油を、ブレードリフトシリンダ41と、ブレードチルトシリンダ42と、リッパリフトシリンダ51と、リッパチルトシリンダ52と、走行装置6と、に分配する。メインバルブ23は、ブレードリフトシリンダ用バルブV41と、ブレードチルトシリンダ用バルブV42と、リッパリフトシリンダ用バルブV51と、リッパチルトシリンダ用バルブV52と、走行装置用バルブV6と、によって構成されている。各バルブVは、電磁比例制御弁であり、各バルブVの開口度(「開口面積」と「開口率」を含む。)APは、制御装置100から出力される電流値によって制御可能である。
制御装置100は、ブレード操作レバー8、リッパ操作レバー9、および操向操作レバー10それぞれから、ブレード操作信号Sb、リッパ操作信号Sr、および操向操作信号Scを受信する。制御装置100は、受信した各信号に応じてメインバルブ23を周知の方法で制御する。
また、制御装置100は、オートピッチボタン8aからオートピッチ要求信号Saを受信する。制御装置100は、オートピッチ要求信号Saに応じてオートピッチ制御を実行する。制御装置100の構成及び動作については後述する。
(制御装置100の構成)
実施形態に係る制御装置100の構成について、図面を参照しながら説明する。図6は、実施形態に係る制御装置100の構成を示すブロック図である。
制御装置100は、エンジン回転数取得部110、最大開口度決定部120、作業形態検出部130、作動油量算出部140、作動油量監視部150、及び開口度調整部160を備える。
エンジン回転数取得部110は、エンジン21の回転数を取得する。エンジン回転数取得部110は、エンジン21の回転数を最大開口度決定部120にリアルタイムで送信する。
最大開口度決定部120は、エンジン21の回転数に応じて、各バルブVの開口度APの最大値(以下、「最大開口度APMAX」という。)を決定する。ここで、図7は、エンジン21の回転数と最大開口度APMAXとの関係を示すグラフである。最大開口度決定部120は、図7に基づいて、エンジン21の回転数が高いほど最大開口度APMAXを大きく設定する。最大開口度決定部120は、最大開口度APMAXを開口度調整部160にリアルタイムで送信する。
作業形態検出部130は、オートピッチ要求信号Saと操向操作信号Scを受信する。作業形態検出部130は、受信したオートピッチ要求信号Saと操向操作信号Scに基づいて、ブレード4の次の作業形態Mを検出する。具体的に、作業形態検出部130は、前進中にオートピッチ要求信号Saを受信した場合、次の作業形態Mとして、掘削及び運土と排土とを交互に検出する。また、作業形態検出部130は、後進中にオートピッチ要求信号Saを受信した場合、次の作業形態Mとして、掘削及び運土を検出する。作業形態検出部130は、検出されたブレード4の次の作業形態Mを作動油量算出部140に送信する。
作動油量算出部140は、開口度調整部160から最大開口度APMAXと、後述する低開口度APLOWと、をリアルタイムで受信する。作動油量算出部140は、次の作業形態Mの受信に応じて、ブレードチルトシリンダ用バルブV42を通過する作動油量P(すなわち、ブレードチルトシリンダ42に供給される作動油量)を算出する。作動油量Pは、最大開口度APMAX及び低開口度APLOWと、ブレードチルトシリンダ用バルブV42の開口時間と、に基づいて算出可能である。作動油量算出部140は、算出された作動油量Pを作動油量監視部150に通知する。
作動油量監視部150は、作動油量算出部140によって算出された作動油量Pが、次の作業形態Mへの変更に必要な所定の作動油量Qに達したか否かを監視する。
ここで、「掘削及び運土」から「排土」へ変更する場合における所定の作動油量Qは、ブレード4のピッチ角が第1角度αから第2角度βになるまでブレードチルトシリンダ42をストロークさせるために必要な作動油量である。一方、「排土」から「掘削及び運土」へ変更する場合における所定の作動油量Qは、ブレード4のピッチ角が第2角度βから第1角度αになるまでブレードチルトシリンダ42をストロークさせるために必要な作動油量である。ただし、「掘削及び運土」から「排土」へ変更するために必要な作動油量と、「排土」から「掘削及び運土」へ変更するために必要な作動油量と、は同じであってもよい。
作動油量監視部150は、算出された作動油量Pが所定の作動油量Qに達した場合、その旨を開口度調整部160に通知する。
開口度調整部160は、ブレード操作信号Sb、リッパ操作信号Sr、及び操向操作信号Scを受信する。開口度調整部160は、受信した各操作信号に応じて各バルブV(ブレードリフトシリンダ用バルブV41と、ブレードチルトシリンダ用バルブV42と、リッパリフトシリンダ用バルブV51と、リッパチルトシリンダ用バルブV52と、を含む。)を周知の手法で制御する。この際、開口度調整部160は、各バルブVの開口度APを、最大開口度決定部120から受信する最大開口度APMAXに調整する。
開口度調整部160は、オートピッチボタン8aからオートピッチ要求信号Saを受信する。開口度調整部160は、オートピッチ要求信号Saの受信に応じて、オートピッチ制御を実行する。具体的に、開口度調整部160は、ブレードチルトシリンダ用バルブV42を最大開口度APMAXで開口させる。その後、開口度調整部160は、算出された作動油量Pが所定の作動油量Qに達した旨の通知を作動油量監視部150から取得した場合、チルトシリンダ用バルブV42を閉口させる。
ここで、開口度調整部160は、オートピッチ制御の実行中にオペレータから“所定の動作”の要求を受付けたとき、ブレードチルトシリンダ用バルブV42の開口度APを最大開口度APMAXよりも小さくする。具体的に、開口度調整部160は、ブレード4のチルト、リッパ5のリフト、又は、リッパ5のチルトの要求を受付けたとき、ブレードチルトシリンダ用バルブV42を一旦閉口させる(すなわち、開口度を“0”まで小さくする)。これによって、オートピッチ制御は中断する。また、開口度調整部160は、ブレード4のリフト、又は、ブルドーザ1の進路変更の要求を受付けたとき、ブレードチルトシリンダ用バルブV42の開口度を低開口度APLOW(例えば、最大開口度APMAXの50%程度)まで小さくする。これによって、オートピッチ制御は遅延する。
なお、“所定の動作”とは、上述の通り、ブレード4のピッチ角の変更とは異なる動作であり、かつ、メインバルブ23(図5参照)からの作動油の供給を必要とする動作のことである。開口度調整部160は、所定の動作が要求されたことを、ブレード操作信号Sb、リッパ操作信号Sr、および操向操作信号Scに基づいて検知する。
開口度調整部160は、所定の動作の要求が受付けられている間、所定の動作に対応する各バルブVを開口させる。開口度調整部160は、所定の動作の要求が終了した場合、所定の動作に対応する各バルブVを閉口させる。
さらに、開口度調整部160は、オートピッチ制御の実行中にオペレータから“ブレード4のピッチ角の変更”の要求を受付けたとき、オペレータの要求に従って、ブレードチルトシリンダ用バルブV42の開口度APを調整する。これによって、オートピッチ制御は自動的に終了する。
なお、開口度調整部160は、オートピッチ制御の実行中、オートピッチ制御が実行中であることをモニタ11に表示させる。開口度調整部160は、オートピッチ制御の実行中に開口度APを最大開口度APMAXよりも小さくしている間、その旨をモニタ11に表示させる。モニタ11の表示例については後述する。
(制御装置100の動作)
実施形態に係る制御装置100の動作について、図面を参照しながら説明する。図8は、実施形態に係る制御装置100の動作を示すフロー図である。以下においては、オートピッチ制御の動作について主に説明する。
ステップS10において、制御装置100は、オートピッチ要求信号Saを受信したか否かを判定する。オートピッチ要求信号Saを受信した場合、処理はステップS20に進む。オートピッチ要求信号Saを受信していない場合、処理はステップS10を繰り返す。
ステップS20において、制御装置100は、ブレードチルトシリンダ用バルブV42を最大開口度APMAXで開口させる。これによって、オートピッチ制御が始まる。
ステップS30において、制御装置100は、オペレータからブレード4のリフト又は進路変更の要求を受付けたか否かを判定する。オペレータから要求を受付けた場合、処理はステップS40に進む。オペレータから要求を受付けていない場合、処理はステップS50に進む。
ステップS40において、制御装置100は、ブレードチルトシリンダ用バルブV42の開口度を、最大開口度APMAXから低開口度APLOWに低減させる。これによって、オートピッチ制御は遅延する。その後、処理はステップS30に戻る。
ステップS50において、制御装置100は、オペレータからブレード4のチルト、リッパ5のリフト、又はリッパ5のチルトの要求を受付けたか否かを判定する。オペレータから要求を受付けた場合、処理はステップS60に進む。オペレータから要求を受付けていない場合、処理はステップS70に進む。
ステップS60において、制御装置100は、ブレードチルトシリンダ用バルブV42を一旦閉口させる。これによって、オートピッチ制御は中断する。その後、処理はステップS30に戻る。
ステップS70において、制御装置100は、オペレータからブレード4のピッチ角の変更の要求を受付けたか否かを判定する。オペレータから要求を受付けた場合、オートピッチ制御は自動的に終了する。オペレータから要求を受付けていない場合、処理はステップS80に進む。
ステップS80において、制御装置100は、算出された作動油量Pが所定の作動油量Qに達したか否かを判定する。所定の作動油量Qに達した場合、処理は終了する。所定の作動油量Qに達していない場合、処理はステップS10に戻ることによって、オートピッチ制御は継続する。
(モニタ11の表示例)
実施形態に係るモニタ11の表示例について、図面を参照しながら説明する。図9は、実施形態に係るモニタ11の表示例を示す模式図である。
モニタ11は、主表示部11aと、タッチキー表示部11bと、を有する。主表示部11aは、各種機能及びその状態を表示する。タッチキー表示部11bは、各種機能のON/OFFやモードを切り換える各種タッチキーを表示する。
主表示部11aは、オートピッチ制御表示領域111を有する。オートピッチ制御表示領域111は、オートピッチ制御機能のON/OFF状態と、オートピッチ制御の実行状態と、を表示するための領域である。
タッチキー表示部11bには、オートピッチ制御機能ON/OFFボタン112が表示される。オートピッチ制御機能ON/OFFボタン112は、オートピッチ制御機能のON/OFF状態を切り換えるためのタッチボタンである。
まず、オペレータがブルドーザ1にキーオンした場合、オートピッチ制御機能は初期状態としてOFFされており、オートピッチ制御表示領域111には何も表示されない。
次に、オペレータがオートピッチ制御機能ON/OFFボタン112をタッチすると、オートピッチ制御機能がONされ、オートピッチ制御表示領域111にオートピッチ制御機能ONアイコン113が青色又は緑色に点灯する。
次に、オペレータがオートピッチボタン8aを押下すると、オートピッチ制御が開始され、オートピッチ制御機能ONアイコン113は黄色に点灯する。
次に、オペレータが所定の動作を要求すると、オートピッチ制御機能ONアイコン113は点滅する。これによって、ブレードチルトシリンダ用バルブV42の開口度APが最大開口度APMAXより小さくされていること(すなわち、オートピッチ制御が遅延又は中断していること)がオペレータに知らされる。
次に、オペレータによる所定の動作の要求が終了した場合、オートピッチ制御機能ONアイコン113は点灯状態に復帰する。
次に、オートピッチ制御が実行終了した場合、オートピッチ制御機能ONアイコン113は消灯する。
(作用及び効果)
(1)本実施形態に係る制御装置100は、開口度調整部160を備える。開口度調整部160は、ブレード4のピッチ角を第1角度αから第2角度βへ変更する旨の要求をオペレータから受付けた場合に、ブレードチルトシリンダ用バルブV42を最大開口度APMAXで開口させる。開口度調整部160は、算出された作動油量Pが所定の作動油量Qに達した場合に、ブレードチルトシリンダ用バルブV42を閉口させる。また、開口度調整部は、メインバルブ23からの作動油の供給を必要とする所定の動作の要求をオペレータから受付けている間、ブレードチルトシリンダ用バルブV42の開口度APを最大開口度APMAXよりも小さくする。
このように、オートピッチ制御の実行中において、所定の動作のためにメインバルブ23の作動油が使用される場合、ブレードチルトシリンダ用バルブV42の開口度APが小さくされる。そのため、ブレードチルトシリンダ用バルブV42の開口いっぱいの作動油をブレードチルトシリンダ42に供給しやすくなるので、作動油量算出部140によって算出される作動油量Pと所定の作動油量Qとの間に誤差が生じることを抑制できる。従って、ブレードチルトシリンダ42のストローク量を精度良く検出できるので、ブレード4のピッチ角を精度良く制御することができる。
(2)制御装置100は、所定の動作が、ブレード4のチルト、リッパ5のリフト、又は、リッパ5のチルトである場合、ブレードチルトシリンダ用バルブV42を閉口させる。
このように、メインバルブ23から多くの作動油の供給が必要とされる場合に、オートピッチ制御が中断される。そのため、ブレードチルトシリンダ用バルブV42の開口度APをどの程度小さくすれば十分かという困難な予測をする必要がない。従って、算出される作動油量Pと所定の作動油量Qとの間に誤差が生じることをより抑制できるので、ブレード4のピッチ角をより精度良く制御できる。
(3)制御装置100は、ブレード4のピッチ角の変更の要求をオペレータから受付けた場合、オペレータの要求に従って開口度APを調整する。
このように、オートピッチ制御の実行中であっても、オペレータが自主的にピッチ角を変更したい場合には、オペレータの操作が優先される。そのため、オペレータの操作の自由度を向上させることができる。
(4)制御装置100は、開口度APを最大開口度APMAXよりも小さくしている間、その旨をモニタ11に表示させる。
従って、オートピッチ制御が中断されたことや、オートピッチ制御が遅延することをオペレータに効果的に知らせることができる。
(その他の実施形態)
本発明は上記の実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
(A)上記実施形態において、ブルドーザ1は、リッパ5を備えることとしたが、リッパ5を備えていなくてもよい。
(B)上記実施形態において、制御装置100は、オートピッチ制御の実行中にブレード4のリフト又は進路変更の要求を受付けた場合、ブレードチルトシリンダ用バルブV42の開口度を低減させることしたが、ブレードチルトシリンダ用バルブV42を閉口させてもよい。
(C)上記実施形態において、制御装置100は、オートピッチ制御の実行中にブレード4のチルト、リッパ5のリフト、又はリッパ5のチルトの要求を受付けた場合、ブレードチルトシリンダ用バルブV42を閉口させることしたが、ブレードチルトシリンダ用バルブV42の開口度を低減させてもよい。
(D)上記実施形態では、ブレード4のピッチ角を、掘削及び運土に適した第1角度αと、排土に適した第2角度βと、の間で変更するケースについて説明したが、これに限られるものではない。ブレード4のピッチ角は、掘削に適した第1角度αと、排土に適した第2角度βと、運土に適した第3角度γと、の間で変更されてもよい。
(E)上記実施形態において特に触れていないが、制御装置100は、操向操作レバー10が後進又はニュートラルの場合に、ブレードチルトシリンダ42の最大ストローク位置と最小ストローク位置とを取得することによって、ブレード4のピッチ角を所定の基準角度(例えば、第1角度αなど)にリセットしてもよい。これによって、オートピッチ制御が実行されるごとに誤差が増大することを抑制できるので、ブレード4のピッチ角をより精度良く制御することができる。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明に係る制御装置及びピッチ角制御方法によれば、ブレードのピッチ角を精度良く制御することができるので、建設機械分野において有用である。
1…ブルドーザ
2…キャブ
3…車体フレーム
4…ブレード
41…ブレードリフトシリンダ
V41…ブレードリフトシリンダ用バルブ
42…ブレードチルトシリンダ
V42…ブレードチルトシリンダ用バルブ
5…リッパ
51…リッパリフトシリンダ
V51…リッパリフトシリンダ用バルブ
52…リッパチルトシリンダ
V52…リッパチルトシリンダ用バルブ
6…走行装置
7…オペレータシート
8…ブレード操作レバー
8a…オートピッチボタン
9…リッパ操作レバー
10…操向操作レバー
11…モニタ
11a…主表示部
11b…タッチキー表示部
111…オートピッチ制御表示領域
112…オートピッチ制御機能ON/OFFボタン
113…オートピッチ制御機能ONアイコン
20…油圧回路
21…エンジン
22…油圧ポンプ
23…メインバルブ
100…制御装置
110…エンジン回転数取得部
120…最大開口度決定部
130…作業形態検出部
140…作動油量算出部
150…作動油量監視部
160…開口度調整部
AP…開口度
APMAX…最大開口度
APLOW…低開口度
Sa…オートピッチ要求信号
Sb…ブレード操作信号
Sc…操向操作信号
Sr…リッパ操作信号
P…算出された作動油量
Q…所定の作動油量

Claims (14)

  1. ブレードと、ブレードチルトシリンダと、前記ブレードチルトシリンダに繋がり、メインバルブの一部を構成するブレードチルトシリンダ用バルブと、を備える建設機械に設けられ、前記ブレードの地面に対するピッチ角を自動的に制御する制御装置であって、
    前記ブレードチルトシリンダ用バルブの開口度と開口積算時間とに基づいて、前記ブレードチルトシリンダ用バルブを通過する作動油量を算出する作動油量算出部と、
    前記ピッチ角を第1角度から第2角度へ変更する旨の要求を受付けた場合に、前記ブレードチルトシリンダ用バルブを所定の開口度で開口させ、算出された前記作動油量が前記第1角度から前記第2角度へ変更するために必要な所定の作動油量に達した場合に、前記ブレードチルトシリンダ用バルブを閉口させる開口度調整部と、
    を備え、
    前記開口度調整部は、前記メインバルブからの作動油の供給を必要とする所定の動作の要求を受付けている間、前記開口度を前記所定の開口度よりも小さくする、
    制御装置。
  2. 前記所定の動作は、前記ブレードのリフトである、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記所定の動作は、進路変更である、
    請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記所定の動作は、前記ブレードのチルトである、
    請求項1に記載の制御装置。
  5. 前記所定の動作は、掘削用のリッパのリフトである、
    請求項1に記載の制御装置。
  6. 前記所定の動作は、掘削用のリッパのチルトである、
    請求項1に記載の制御装置。
  7. 前記開口度調整部は、前記所定の動作の要求を受付けている間、前記ブレードチルトシリンダ用バルブを閉口させる、
    請求項4乃至6のいずれかに記載の制御装置。
  8. 前記開口度調整部は、前記ピッチ角の変更の要求を受付けた場合、受付けた前記要求に従って前記開口度を調整する、
    請求項1に記載の制御装置。
  9. 前記開口度調整部は、前記開口度を前記所定の開口度よりも小さくしている間、前記開口度を前記所定の開口度よりも小さくしている旨をモニタに表示させる、
    請求項1乃至8のいずれかに記載の制御装置。
  10. エンジンの回転数を取得するエンジン回転数取得部と、
    前記エンジンの回転数に応じて、前記ブレードチルトシリンダ用バルブの最大開口度を決定する最大開口度決定部と、
    を備え、
    前記所定の開口度は、前記最大開口度である、
    請求項1に記載の制御装置。
  11. 算出された前記作動油量が前記第1角度から前記第2角度へ変更するために必要な所定の作動油量に達したか否かを監視する作動油量監視部を備え、
    前記作動油量監視部は、算出された前記作動油量が前記所定の作動油量に達したことを前記開口度調整部に通知する、
    請求項1に記載の制御装置。
  12. 前記ピッチ角を前記第1角度から前記第2角度へ変更する旨の要求を受付けた際における前記ブレードの作業形態に応じて、前記ブレードの次の作業形態を検出する作業形態検出部を備え、
    前記所定の作動油量は、検出された前記次の作業形態に応じて設定される、
    請求項1に記載の制御装置。
  13. ブレードと、
    前記ブレードを駆動するブレードチルトシリンダと、
    前記ブレードチルトシリンダに繋がるブレードチルトシリンダ用バルブを含むメインバルブと、
    エンジンによって駆動され、前記メインバルブに作動油を供給する油圧ポンプと、
    前記ブレードの地面に対するピッチ角を自動的に制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記ブレードチルトシリンダ用バルブの開口度と開口積算時間とに基づいて、前記ブレードチルトシリンダ用バルブを通過する作動油量を算出する作動油量算出部と、
    前記ピッチ角を第1角度から第2角度へ変更する旨の要求を受付けた場合に、前記ブレードチルトシリンダ用バルブを所定の開口度で開口させ、算出された前記作動油量が前記第1角度から前記第2角度へ変更するために必要な所定の作動油量に達した場合に、前記ブレードチルトシリンダ用バルブを閉口させる開口度調整部と、
    を有し、
    前記開口度調整部は、前記メインバルブからの作動油の供給を必要とする所定の動作の要求を受付けている間、前記開口度を前記所定の開口度よりも小さくする、
    ブルドーザ。
  14. ブレードと、ブレードチルトシリンダと、前記ブレードチルトシリンダに繋がり、メインバルブの一部を構成するブレードチルトシリンダ用バルブと、を備える建設機械において、前記ブレードの地面に対するピッチ角を自動的に制御するピッチ角制御方法であって、
    前記ピッチ角を第1角度から第2角度へ変更する旨の要求を受付けた場合に、前記ブレードチルトシリンダ用バルブを所定の開口度で開口させる工程と、
    前記メインバルブからの作動油の供給を必要とする所定の動作の要求を受付けている間、前記開口度を前記所定の開口度よりも小さくする工程と、
    前記ブレードチルトシリンダ用バルブの開口度と開口積算時間とに基づいて、前記ブレードチルトシリンダ用バルブを通過する作動油量を算出する工程と、
    算出された前記作動油量が前記第1角度から前記第2角度へ変更するために必要な所定の作動油量に達した場合に、前記ブレードチルトシリンダ用バルブを閉口させる工程と、
    を備えるピッチ角制御方法。
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