JP5143719B2 - 油圧制御装置および制御方法 - Google Patents
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Description
(1)油圧機器へ供給される作動油の供給油圧を検知するステップ。
(2)油圧機器への作動油の供給を開始した後、供給油圧が所定の閾値以上となった時点から所定のトリガ時間が経過するまで所定の第1流量で油圧機器に作動油が供給されるように、供給油圧を調整する圧力制御弁を制御するステップ。
(3)トリガ時間の経過後に第1流量より小さい第2流量で油圧機器に作動油が供給されるように圧力制御弁を制御するステップ。
(4)供給油圧が所定のフィル設定圧以上となると、供給油圧が、フィル設定圧より大きい所定の設定クラッチ圧まで増大するように、圧力制御弁を制御するステップ。
また、所定のトリガ時間は、固定値である。所定の閾値は、フィル設定圧より大きい。
本発明の一実施形態にかかる油圧機器の制御装置が適用された作業車両1の構成を図1に示す。この作業車両1は、エンジン5、動力伝達機構6、走行機構9、油圧ポンプ8、油圧制御装置2、操作部10などを備えている。
油圧ポンプ8は、エンジン5からの駆動力によって駆動され、各種クラッチ63〜70に供給される油圧を発生させる。
第1〜第7クラッチ制御弁装置21〜27は、上述した各種のクラッチ63〜69へ供給される油圧を調整する。具体的には、第1クラッチ制御弁装置21は、FLクラッチ63へ供給される油圧を調整する。第2クラッチ制御弁装置22は、FHクラッチ64へ供給される油圧を調整する。第3クラッチ制御弁装置23は、Rクラッチ65へ供給される油圧を調整する。第4クラッチ制御弁装置24は、1stクラッチ66へ供給される油圧を調整する。第5クラッチ制御弁装置25は、2ndクラッチ67へ供給される油圧を調整する。第6クラッチ制御弁装置26は、3rdクラッチ68へ供給される油圧を調整する。第7クラッチ制御弁装置27は、4thクラッチ69へ供給される油圧を調整する。
また、制御部3は、操作部10からの操作信号や、各種センサからの検知信号などに基づいて、第1〜第7クラッチ制御弁装置21〜27を制御することにより、車両の状態に適した変速制御を行うことができる。例えば、制御部3は、第1クラッチ制御弁装置21へ指令信号を送信して、FLクラッチ63へ油圧を供給し、且つ、第7クラッチ制御弁装置27へ指令信号を送信して、4thクラッチ69へ油圧を供給する。これにより、FLクラッチ63および4thクラッチ69が係合状態となり、7速の速度段を選択することができる。また、第2クラッチ制御弁装置22へ指令信号を送信して、FHクラッチ64へ油圧を供給し、且つ、第4クラッチ制御弁装置24へ指令信号を送信して、1stクラッチ66へ油圧を供給する。これにより、FHクラッチ64および1stクラッチ66が係合状態となり、2速の速度段を選択することができる。
次に、制御弁装置21〜28の構成を図2に基づいて説明する。図2では、第1クラッチ制御弁装置21を図示しているが、他の制御弁装置22〜28も同様の構成である。
次に、油圧制御装置によって実行される変速時のクラッチへの油圧制御について、図4に示すフローチャートおよび図5に示すタイムチャートを参照して説明する。ここでは、制御対象であるクラッチが開放状態から係合状態に切り換えられる場合を例として説明する。なお、図5において横軸は時間(t)を表している。また、図5(a)の縦軸は、比例ソレノイド52への指令電流(I)を表している。図5(b)の縦軸は、油圧センサ16によって検知された供給油圧(P)を表している。
次に、ステップS4において、制御部3は、供給油圧(P)がトリガ設定圧閾値(P1)以上であるか否かを判定する。そして、供給油圧(P)がトリガ設定圧閾値(P1)以上である場合には、ステップS5に進む。
(1)この油圧制御装置2では、トリガ時間Ttのカウントは、作動油の供給の開始と同時ではなく、その後、供給油圧がトリガ設定圧閾値P1以上となった時点t2(図5参照)から開始される。このため、トリガ時間の設定に際して制御弁装置の個体差の影響を考慮する必要が少なくなり、より適切なトリガ時間を設定することができる。
(a)上記のフィル指定電流値I2とフィル設定圧P2(図5参照)とは、選択された変速モードに応じて可変的に設定されてもよい。例えば、レスポンス重視の変速モードが選択された場合には、フィル指定電流値I2とフィル設定圧P2とが高めの値に設定される。また、ショック低減重視の変速モードが選択された場合には、フィル指定電流値I2とフィル設定圧P2とが低めの値に設定される。また、他の運転条件に応じてフィル指定電流値I2とフィル設定圧P2とが可変的に設定されてもよい。
上記の実施形態では、クラッチの制御に対して本発明が適用されているが、ブレーキの制御にも適用可能である。
3 制御部
15 圧力制御弁
16 油圧センサ
63〜70 クラッチ
P1 トリガ設定圧閾値(所定の閾値)
Tt トリガ時間
Claims (2)
- 油圧式クラッチ又は油圧式ブレーキからなる油圧機器を制御する装置であって、
前記油圧機器に供給される作動油の供給油圧を調整する圧力制御弁と、
前記供給油圧を検知する油圧センサと、
前記油圧機器への作動油の供給を開始した後、前記供給油圧が所定の閾値以上となった時点から所定のトリガ時間が経過するまでは所定の第1流量で前記油圧機器へ作動油が供給されるように前記圧力制御弁を制御し、前記トリガ時間の経過後は前記第1流量より小さい第2流量で前記油圧機器へ作動油が供給されるように前記圧力制御弁を制御し、前記供給油圧が所定のフィル設定圧以上となると、前記供給油圧が、前記フィル設定圧より大きい所定の設定クラッチ圧まで増大するように、前記圧力制御弁を制御する制御部と、
を備え、
前記所定のトリガ時間は、固定値であり、
前記所定の閾値は、前記フィル設定圧より大きい、
油圧制御装置。 - 油圧式クラッチ又は油圧式ブレーキからなる油圧機器を制御する方法であって、
前記油圧機器に供給される作動油の供給油圧を検知するステップと、
前記油圧機器への作動油の供給を開始した後、前記供給油圧が所定の閾値以上となった時点から所定のトリガ時間が経過するまで所定の第1流量で前記油圧機器に作動油が供給されるように、前記供給油圧を調整する圧力制御弁を制御するステップと、
前記トリガ時間の経過後に前記第1流量より小さい第2流量で前記油圧機器に作動油が供給されるように、前記圧力制御弁を制御するステップと、
前記供給油圧が所定のフィル設定圧以上となると、前記供給油圧が、前記フィル設定圧より大きい所定の設定クラッチ圧まで増大するように、前記圧力制御弁を制御するステップと、
を備え、
前記所定のトリガ時間は、固定値であり、
前記所定の閾値は、前記フィル設定圧より大きい、
油圧制御方法。
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