JP5142177B2 - 作用物質の放出を制御する材料および方法 - Google Patents
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本発明は、作用物質の放出を制御する材料および方法に関するものであり、具体的には、その内部に作用物質を充填させて、その作用物質を光照射やpH変化等の外部刺激により放出させる材料および方法に関する。このような材料および方法は、医薬品、化粧品、食品添加物、香料、および農薬等、特にドラッグデリバリー材料あるいは化粧品、の用途に好ましく利用することができる。
医薬品、化粧品、食品添加物、香料、および農薬等の分野において、薬剤、化粧品の美顔成分、あるいは食品の栄養成分等の作用物質を徐々にあるいは制御して放出することができる徐放性材料が知られている。例えば、薬剤の場合にあっては、作用物質を徐々に放出させることにより、薬効効果を長時間維持して、少ない薬の投与でも効果的な治療を行うことが可能となる。また、体内や血中で薬効成分の濃度が過度に上昇することが無くなるため、副作用を低減させることもできる。さらに、病原部にピンポイントで薬効成分を働かせるドラッグデリバリーシステムと呼ばれる技術も提案されている。一方、化粧品の場合にあっては、作用物質を徐々に放出することにより、美白効果等を長時間維持させることが可能となる。このような技術としては、以下のものが知られている。
開口部と作用物質を充填可能な空間とを有する、酸化チタン、チタン水酸化物、およびチタン酸塩からなる群から選択される少なくとも一種の中空体と、
前記開口部を封鎖するように前記中空体に結合される金含有微粒子と
を含んでなり、外部刺激が与えられることにより、前記金含有微粒子が前記中空体から脱離可能であるものである。
本発明による作用物質の放出制御材料は、その内部に充填される作用物質の放出を外部刺激により制御することができる材料である。図1に本発明による作用物質の放出制御材料の一例を示す。図1に示されるように、本発明による放出制御材料1は、中空体2と、金含有微粒子3とを含んでなる。この中空体2は、開口部2aと作用物質を充填可能な空間2bとを有し、酸化チタン、チタン水酸化物、およびチタン酸塩からなる群から選択される少なくとも一種で構成されてなる。そして、この中空体2には開口部2aを封鎖するように金含有微粒子3が結合される。金含有微粒子の結合は、光照射やpH変化等の外部刺激が与えられることにより金含有微粒子が中空体から脱離可能な形態で結合されていればその結合形態は限定されず、クーロン力、共有結合、分子間力等により結合されることができる。そして、放出制御材料に外部刺激が与えられることにより金含有微粒子が中空体から脱離される。したがって、中空体の開口部を介して、放出を制御(コントロールドリリース)するためのある種の作用物質を中空体内に予め充填させておけば、外部刺激が与えられない間は作用物質の放出を防止ないし抑制させておき、外部刺激を与えることにより金含有微粒子の脱離を介して作用物質を放出させる、すなわち、作用物質の放出を制御することが可能となる。なお、作用物質を中空ファイバ内に保持させることで、中空体によるマスキング効果により作用物質の熱的化学的な変質をある程度防止することも期待される。
本発明に用いる中空体は、酸化チタン、チタン水酸化物、およびチタン酸塩からなる群から選択される少なくとも一種からなり、開口部と作用物質を充填可能な空間とを有する中空体ものであれば限定されないが、中空ファイバを用いるのが好ましい。この中空ファイバとしては、例えば特開平10-152323号およびL. M. Peng et al., Adv. Mater. 14, 1208 (2002)に開示されるものを利用することができ、これらの文献の開示内容は本明細書の開示の一部とされる。本発明に用いる中空体の構成材料は、光照射やpH変化等の外部刺激に対して応答性を有するものであるため、外部刺激に従い開口部を封鎖していた金含有微粒子を脱離させることが可能である。また、これらの材料は、分散性が高く、無毒で生体適合性の高い材料として知られているため、ドラッグデリバリーシステム、化粧品、および食品添加物等の用途に適している。
本発明に用いる金含有微粒子は、金を含んでなる微粒子であって、中空体の開口部を封鎖できる形態を有し、外部刺激の付与により金含有微粒子が中空体から脱離可能なものであれば限定されない。この金含有微粒子は、金および金合金のいずれで構成されてもよいが、金で構成される金微粒子であるのが好ましい。このような金含有微粒子は、粒径分布を小さくしやすい上に、毒性が無く、表面プラズモン吸収により着色するため金含有微粒子が中空体から脱離したか否かを着色の有無により判断できるとの利点がある。好ましい金含有微粒子の粒径は、3〜100nmであり、より好ましくは3〜50nmであり、さらに好ましくは3〜10nmである。この金含有微粒子は、中空体の開口部において分子扉のような開閉機構として機能することができるので、作用物質の徐放速度を精密に制御することができる。
本発明において、中空体内には作用物質を充填させる。作用物質を中空体に充填できる限りその方法は限定されないが、作用物質を含む溶液に中空体を浸漬することにより簡便に行うことができる。この作用物質の中空体内への充填は、金含有微粒子の結合の前に行われる。
本発明にあっては、放出制御材料に何らかの外部刺激を与えることにより、金含有微粒子が中空体から脱離させることができる。したがって、中空体の開口部を介して、放出を制御(コントロールドリリース)するためのある種の作用物質を中空体内に予め充填させておけば、外部刺激が与えられない間は作用物質の放出を防止ないし抑制させておき、外部刺激を与えることにより金含有微粒子の脱離を介して作用物質を放出させる、すなわち、作用物質の放出を制御することが可能となる。本発明に用いることができる外部刺激としては、作用物質の中空体外への放出に寄与し得るものであれば限定されないが、好ましくは光照射またはpH変化が挙げられる。
本発明の好ましい態様によれば、使用環境や作用物質の種類に応じ、中空体の内壁および外壁の少なくともいずれか一方の表面に固定化された修飾分子をさらに備えてなることができる。内壁および外壁に修飾する物質は、同一物質および異なる物質のいずれであってもよい。この修飾分子はリンカー部および主鎖部を有しており、リンカー部が中空体の表面に結合される。修飾分子を中空体の外壁に結合することによって、使用環境における分散性を高めたり、がん細胞などの悪性組織に対する能動的ターゲッティング等として機能させたりすることができる。一方、作用物質と親和性の高い修飾分子を内壁に結合することで、作用物質を高密度に充填することが可能となる。また、中空体の内壁に修飾分子を結合することで、作用物質と中空体間の相互作用が変化するため、作用物質の放出速度を速めたりあるいは遅くしたりすることが可能となる。
本発明による作用物質が充填された中空体は、そのままの形態でも使用可能であるが、用途に応じて、水、有機溶媒、および油脂等の分散媒に分散させるか、または基材に担持させることにより好ましく使用することができる。
酸化チタン粉末(商品名F6、昭和電工(株))0.64gを10M水酸化ナトリウム水溶液80mlに投入し、ガラス棒にて1分間攪拌して、白色懸濁液を得た。この白色懸濁液を100mlフッ素樹脂製容器に入れ、このフッ素樹脂製の容器をさらにステンレス製容器に入れた。乾燥器の中にこのステンレス容器を入れて、110℃で20時間保持した。反応終了後、室温までステンレス容器を自然放冷させ、白色沈殿物を含む溶液を回収した。
1.42mMの塩化金酸水溶液20mlを100mlのナス型フラスコに入れ、スターラーで撹拌させながら200mMの6−アミノヘキサンチオールヒドロクロリド水溶液を200μl添加した。溶液がほぼ透明になったところで、26.4mMのNaBH4水溶液を添加して還元を行い、カチオン性の金微粒子を得た。
例1で得られたシランカップリング剤で表面処理する前の中空ファイバを、例2で得られた金コロイド溶液に25℃で24時間浸漬させた。こうして得られた各粉末を走査型透過電子顕微鏡(日立製作所(株)、STEM S−5200)で観察した。その結果、図6に示される画像が得られ、金微粒子が中空ファイバ吸着している様子が確認できた。
一方、例1で得られたシランカップリング剤で表面処理した中空ファイバについても上記同様にして、金微粒子の結合を行い、走査型透過電子顕微鏡で観察した。その結果、図7に示される画像が得られ、シランカップリング剤で表面処理していない図6と比べて、中空ファイバの端部に優先的に金微粒子が吸着されたことが確認できた。
例1で得られた#1試料の粉末を2M硝酸水溶液64ml中に添加し、室温で15時間マグネティックスターラーによって攪拌して、半透明溶液を得た。この半透明溶液を遠心分離機(佐久間製作所(株)、M200-IVD)により5000rpmにおいて30分間遠心分離を施し、プロトンを付加した白色ゲルを得た。この白色ゲルを0.1Mの水酸化テトラブチルアンモニウム水溶液に加え、室温で24時間、マグネティックスターラーを用いて攪拌して、半透明な溶液を得た。この溶液に100mmolの塩酸をさらに加えてpHが9.5になるように調整して、中空ファイバが分散した水溶液を得た。
例4で得られた薄膜を、pHを9.0に調整した金微粒子のゾルに27℃で2時間浸漬した。得られた薄膜を、硝酸を用いてpH3.0に調整した水溶液中に浸漬した後、紫外線照射を行った。紫外線照射は200Wの水銀−キセノンランプ(林時計工業製、LA-210UV)を用いて、3時間行った。
Claims (12)
- 開口部と作用物質を充填可能な空間とを有する、酸化チタン、チタン水酸化物、およびチタン酸塩からなる群から選択される少なくとも一種の中空体と、
前記開口部を封鎖するように前記中空体に結合される金含有微粒子と
を含んでなり、外部刺激が与えられることにより、前記金含有微粒子が前記中空体から脱離可能である、作用物質の放出制御材料であって、
前記中空体の外壁の表面が、シランカップリング剤で表面処理されてなることを特徴とする、作用物質の放出制御材料。 - 開口部と作用物質を充填可能な空間とを有する、酸化チタン、チタン水酸化物、およびチタン酸塩からなる群から選択される少なくとも一種の中空体と、
前記開口部を封鎖するように前記中空体に結合される金含有微粒子と
を含んでなり、外部刺激が与えられることにより、前記金含有微粒子が前記中空体から脱離可能である、作用物質の放出制御材料であって、
前記金含有微粒子の表面が、界面活性剤で修飾されてなることを特徴とする、作用物質の放出制御材料。 - 前記中空体の外壁の表面が、シランカップリング剤で表面処理されてなる、請求項2に記載の材料。
- 前記界面活性剤が、チオール末端および陽イオン性末端を有する、請求項2または3に記載の材料。
- 前記中空体内に充填された作用物質をさらに含んでなる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の材料。
- 前記中空体が中空ファイバであり、前記開口部が前記中空ファイバの端部に位置する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の材料。
- 前記作用物質が、薬剤、化粧料、農薬、殺虫剤、食品、および栄養剤からなる群から選択される少なくとも一種である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の材料。
- 前記外部刺激が、中空体の光励起を伴う光照射により行われる、請求項7に記載の材料。
- 前記外部刺激が、pHの変化により行われる、請求項7に記載の材料。
- 請求項5〜9のいずれか一項に記載の材料に外部刺激を与えて、前記金含有微粒子を前記中空体から脱離させ、それにより前記作用物質を前記中空体外へ放出させることを含んでなる、作用物質の放出制御方法。
- 前記外部刺激が、中空体の光励起を伴う光照射により行われる、請求項10に記載の方法。
- 前記外部刺激が、pHの変化により行われる、請求項10に記載の方法。
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