JP5142098B2 - ベッド型マッサージ機 - Google Patents
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Description
マッサージ機には、図4に示すような液圧マッサージ機や、図5に示すような機械式マッージ機などがある。
図4の液圧マッサージ機は、槽23に柔軟な膜22を張設し、槽に液体を満たし、槽内の液体をポンプ25で循環させ、パイプ24を介してノズル21から膜22に向けて噴流を発生させ、噴流の液圧でマッサージをおこなうものである。図には記載していないが、装置には制御部が設けられており、ノズルの位置(身長方向及び体幅方向)や噴流の強さなどを制御し、マッサージをおこなう(例えば特許文献1)。
以下に、図により従来の技術を説明する。
図5は、マッサージ機構部63を身長方向に移動させながら、ローラー64で人体に押圧を与え、マッサージをおこなうものである。
施療子は人体にマッサージを与えるものであり、液圧マッサージ機ではノズル21が、機械式マッサージ機ではローラー64が、それぞれ相当する。
この状態で身長を入力すると、図6(A)と同様、ノズルはPからMの範囲を移動しマッサージする。しかし人はd1だけ下方にずれて乗っているので、本来ならマッサージをしたくない頭部からPまでのd1の範囲もノズルは移動し、マッサージをおこなう。このため、不快感が生じたり、エネルギー及び時間の両面から無駄となる。
一方、下肢では、領域Mから外れたd2の部分はノズルが移動しないため、マッサージしない。この部分はマッサージをおこないたいが、マッサージしないため、効果が得られないことになる。
槽3と、
前記槽3の上部開口部に張設し使用者を乗せる柔軟な膜5と、
前記膜5を張設した前記槽3の内部に移動可能に設け使用者をマッサージする施療子と、
前記槽3の内部における前記施療子の位置を制御する制御部と、
を有し、
前記使用者のマッサージをしたい所望部位の位置情報を入力して、前記所望部位をマッサージするように前記施療子の位置を前記制御部で制御するベッド型マッサージ機において、槽3のフレーム4又は膜5の長手方向と短手方向の一方又は両方に目盛り2を設け、マッサージをしたい所望の部位又はマッサージをしたい所望の範囲の目盛りを前記目盛り2で読み取って前記位置情報として前記制御部に入力するようにした。
また、請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、
槽3のフレーム4の長手方向と短手方向の一方又は両方に、前記目盛り2の代わりにタッチセンサ又はキースイッチを配列し、マッサージをしたい所望部位を、前記所望部位に対応する位置の前記タッチセンサ又はキースイッチを操作してその出力を前記位置情報として前記制御部に取り込むようにした。
ようにした。
つまり、マッサージをおこないたい所望部位の位置情報を入力し、所望する部位をマッサージするようにした。
液体を満たした槽3と、
前記槽3の上部開口部に張設し使用者を乗せる柔軟な膜5と、
前記槽3内の液体を圧送するポンプと、
前記槽3の底部に能設け、前記ポンプから送られる液体を前記膜5に向けて噴出するノズルと、
前記ノズルの位置を制御する制御部
を有する液圧マッサージ機とした。
前記槽3の頭側に、腕を載せて肩関節をゼロポジションにする腕支持部1を設けた。
マッサージを受ける姿勢で腕を腕支持部1に載せると、肩関節周囲の筋肉をリラックスさせてマッサージをおこなうことができるようにした。
請求項2記載の発明により、マッサージをおこないたい部位をタッチセンサ又はキースイッチで指定しその部位をマッサージするように施療子の位置を制御することができる。このため、任意の位置にマッサージ機に乗っても、マッサージしたい部位を正確にマッサージすることができる。
目盛り2’’は、ベッド上の幅方向の位置を指定するのに用いる。
マッサージを受ける人は、図2(A)のように、Pと首筋が一致するようにして、仰臥位になると、頭部はマッサージしないで、首筋から下をマッサージすることができる。
この状態で、踵の位置を、ベッドのフレームに付けた目盛りで読み取って、その数値Qを、図には記載していないが、装置の制御部に入力すると、身長Hに対して、マッサージ領域Mが決定される。治療を開始すると、PからQまでの範囲Mで施療子が移動し、この間のマッサージをおこなう。
Dは施療子の全可動範囲である。
施療子はPからベッドの下端までの範囲Dの間で移動でき、この間に目盛りを設けている。例えば腰部のみをマッサージしたい場合は、マッサージしたい領域の両端の目盛りP’とQ’を読み取ってこの数値を制御部に入力する。この数値が入力されると、制御部で施療子の移動範囲を決定し、その間で施療子を作動させ、領域M内でマッサージをおこなう。これを利用すると、施療子の可動端部Pや可動範囲Dに関係なく、どの位置に乗っても、マッサージしたい部分を指定して施療子を制御し、所望の部位を正しくマッサージすることができる。
目盛り2’’の数値を指定すると、施療子の、幅方向の可動域内で、指定された位置よりも右側だけを、又は左側だけを、マッサージするように、施療子の位置を制御する。
請求項2記載の発明は、フレーム4又は膜5の、目盛り2の代わりに目盛り2の位置にタッチセンサ又はキースイッチを配列したものである。マッサージをしたい部位を、タッチセンサ又はキースイッチで指定し、その位置情報を制御部に送ると、マッサージしたい部分を指定して施療子を制御し、所望の部位を正しくマッサージすることができる。
請求項2記載の発明により、液圧マッサージ機において、ノズルの可動端部Pや可動範囲Dに関係なく、どの位置に乗っても、マッサージしたい部分を指定してノズルの位置を制御し、所望の部位を正しくマッサージすることができる。
図3(A)に、本請求項記載の発明の腕支持部1に腕を乗せている様子の写真を示す。腕を挙上して、腕支持部1に乗せている。このときの腕の位置は、肩関節がゼロポジションになるように、腕支持部1は設計している。ゼロポジションとは、棘上筋や小円筋、棘下筋などの全ての肩関節周囲筋に負荷がかからず、リラックスした状態になっている。このため、肩関節やその周囲筋の治療に、この姿位が使用されている。
この状態でマッサージをおこなうと、全ての肩関節の関係筋肉がリラックスして無理がかからない状態で治療をおこなうので、血液等の循環にも適し、マッサージ効果も高くなり、コリや痛みに効果が高い。
腕支持部1は、肩のゼロポジションが取れれば良いので、細かな形状などは問わない。また、マッサージ機に載置するタイプにしてもよいし、マッサージ機のフレーム等を整形したマッサージ機との一体型でもよい。
3:槽 4:フレーム
5:膜
P:施療子の最大可動域の上端部 E:施療子の最大可動域の下端部
D:施療子の最大可動域 H:使用者の身長
M、M‘:施療子の移動範囲 m:マッサージをおこないたい領域
P‘、Q’:局所のマッサージをおこないたい領域の境界
21:ノズル 22:膜
23:槽 24:パイプ
25:ポンプ
64:ローラー
Claims (4)
- 槽(3)と、
前記槽(3)の上部開口部に張設し使用者を乗せる柔軟な膜(5)と、
前記膜(5)を張設した前記槽(3)の内部に移動可能に設け使用者をマッサージする施療子と、
前記槽(3)の内部における前記施療子の位置を制御する制御部と、
を有し、
前記使用者のマッサージをしたい所望部位の位置情報を入力して、前記所望部位をマッサージするように前記施療子の位置を前記制御部で制御するベッド型マッサージ機において、槽(3)のフレーム(4)又は膜(5)の長手方向と短手方向の一方又は両方に目盛り(2)を設け、マッサージをしたい所望の部位又はマッサージをしたい所望の範囲の目盛りを前記目盛り(2)で読み取って前記位置情報として前記制御部に入力するようにしたことを特徴とする、ベッド型マッサージ機。 - 槽(3)のフレーム(4)の長手方向と短手方向の一方又は両方に、前記目盛り(2)の代わりにタッチセンサ又はキースイッチを配列し、マッサージをしたい所望部位を、前記所望部位に対応する位置の前記タッチセンサ又はキースイッチを操作してその出力を前記位置情報として前記制御部に取り込むようにしたことを特徴とする、請求項1記載のベッド型マッサージ機。
- ベッド型マッサージ機は、
液体を満たした槽(3)と、
前記槽(3)の上部開口部に張設し使用者を乗せる柔軟な膜(5)と、
前記膜(5)を張設した前記槽(3)の内部に前記槽(3)内の液体を圧送するポンプと、
前記槽(3)の底部に移動可能に能設け、前記ポンプから送られる液体を前記膜(5)に向けて噴出するノズルと、
前記ノズルの位置を制御する制御部
を有する液圧マッサージ機であることを特徴とする、請求項1又は請求項2記載のベッド型マッサージ機。 - 前記槽(3)の頭側に、腕を載せて肩関節をゼロポジションにする腕支持部(1)を設けたことを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載したベッド型マッサージ機。
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