JP5141633B2 - 画像処理方法及びそれを用いた画像情報符号化装置 - Google Patents

画像処理方法及びそれを用いた画像情報符号化装置 Download PDF

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Description

本発明は、動画像情報符号化装置に関わり、特に動き探索装置でのメモリアクセスに関する画像処理方法及びそれを用いた画像情報符号化装置である。
画像情報をディジタルとして取り扱い、その際、効率の高い情報の伝送、蓄積を目的とし、画像情報特有の冗長性を利用して、離散コサイン変換等の直交変換と動き補償により圧縮するMPEG等の方式に準拠した画像情報符号化装置がある。
MPEGのような動画像符号化方式は、動き補償を用いた予測符号化であって、符号化処理において動き補償に用いる動きベクトルを検出する必要がある。効率的な符号化のためには、できるだけ広い範囲の探索領域で動きベクトルを検出する必要がある。しかし、広い範囲の動き探索をするためには、膨大な量の演算とデータが必要となる。
かかる課題を解決するために、階層動きベクトル探索方式が行われている。図7に、原画面と参照画面と階層ベクトル(動きベクトルとも称する)について示す。
階層動きベクトル探索について説明する。入力画像と参照画像を同じ縮小率の解像度の縮小画像に縮小し、それらの縮小画像を用いて動き探索を粗く行う。以下、ここで得られた粗動きベクトルを階層ベクトルと称する。
その後、原画像解像度面において、階層ベクトルを中心とする小領域を動き探索(以下Refine(リファイン)と記載する)することで所望の動きベクトルを得る。
フレームメモリから参照画像データを転送して、リファイン処理装置の処理能力に応じたサーチエリア(±X,±Y)の固定領域を探索するのが一般的である。
引用文献1は、動きベクトルが示している参照画像データを画像メモリから動き補償部へ転送するとき、参照画像の位置が画像フレームからはみ出しているか否か判定し、この判定に用いる基準をワード単位とすることが開示してある。
しかしながら、この引用文献1には、階層ベクトルを用いたリファインにおけるメモリのサーチエリアをワード単位としてアクセスまたはサーチすることを開示していない。
特開2007−274383号公報
フレームメモリは一般的にSDRAMで構成されることが多いが、アクセスがワード単位であるために、設定したリファインサーチがワード境界にきれいに位置するとは限らない。
ところで、上述のとおりフレームメモリへのアクセスはワード単位で行うため、サーチエリアと階層ベクトルの値により、アクセスはするがリファイン処理には使用しないデータが存在する。
例えば、メモリ上に参照データが8×1ピクセルを1ワードとしてマッピングされ、且つ、階層ベクトル値が原画像解像度面において(−2,0)であり、リファインが(±10,±4)の場合のサーチエリアとワードマッピングの関係を図1に示す。なお、図1中の塗りつぶした領域が不使用データに相当する。このように、リファインサーチエリアが固定値である限り階層ベクトルの値により、不使用データは必ず存在してしまう。
本発明の目的は、リファインにおいてメモリアクセスを減らして動きベクトル探索を高速化することである。また、サーチエリアを切り替えて圧縮効率を改善することである。
本発明の画像情報符号化方法は、画像圧縮情報を出力する画像圧縮情報装置における階層探索に基づく動きベクトルの探索を行う画像情報符号化方法であって、複数のフレーム画像を所定の圧縮率で圧縮して下位の階層の複数の縮小画面を生成するステップと、上記複数の縮小画面を用いて第1の動きベクトルを探索するステップと、上記フレーム画像を記憶しているメモリ上でワードを単位として形成されるサーチエリアを切り替えるステップと、上記切り替えられたサーチエリアで、上記第1の動きベクトルを用いて第2の動きベクトルを探索するステップとを有し、上記第2の動きベクトルの探索において、1ワード内に占めるサーチ対象が占める割合により、当該ワードへのメモリアクセスを中止する
本発明の画像情報符号化装置は、画像圧縮情報を出力する画像圧縮情報装置における階層探索に基づく動きベクトルの探索を行う画像情報符号化装置であって、複数のフレーム画像を所定の圧縮率で圧縮して下位の階層の複数の縮小画面を生成する縮小画面生成装置と、上記複数の縮小画面を用いて第1の動きベクトルを探索する第1の動き予測装置と、上記フレーム画像を記憶しているメモリ上でワードを単位として形成されるサーチエリアを切り替え、当該切り替えられたサーチエリアで、上記第1の動きベクトルを用いて第2の動きベクトルを探索する第2の動き予測装置とを有し、上記第2の動き予測装置は、上記第2の動きベクトルの探索において、1ワード内に占めるサーチ対象が占める割合により、当該ワードへのメモリアクセスを取りやめる
本発明は、縮小画像上での動きベクトルの値に応じてリファインのサーチを切り替えることでリファインの動きベクトル探索の高速化やメモリアクセスを低減することができ、また、リファインのサーチの切り替え時にアクセスしたデータを全て利用することで圧縮効率を改善することもできる。
図1は、リファインサーチにおけるワード境界と固定リファインの関係を示す図である。 図2は、階層ベクトルを探索するためのブロックマッチング動作を説明する図である。 図3は、リファインサーチにおけるメモリ上のサーチエリアの例を示す図である。 図4は、リファインサーチにおけるメモリ上のサーチポイントを示す図である。 図5は、リファインサーチにおける他の探索形状におけるサーチポイントを示す図である。 図6は、階層ベクトル探索を用いた画像情報符号化装置のブロック構成を示した図である。 図7は、従来のリファインサーチにおけるワード境界と固定リファインの関係の例を示す図である。
以下、発明を実施するための形態について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施形態(第1のリファインサーチ方法)
2.第2の実施形態(第2のリファインサーチ方法)
3.第3の実施形態(リファイン装置を用いた画像情報符号化装置)
<1.第1の実施形態>
[第1のリファインサーチの方法]
第1の実施形態であるリファインサーチ方法について説明する。ここで、リファインは、原画像解像度面上において、階層ベクトルを用いた精(ファイン)動きベクトルの探索のことを示す。なお、階層ベクトルは粗動きベクトルとも称する。
例えば縮小画面において、ブロックマッチングにより粗動きベクトルを求める。その後、この粗動きベクトルを用いて原画像解像度面でリファインサーチを行う。
以下、縮小画面における粗動きベクトルを求めるためのブロックマッチングの説明をし、次に、リファインサーチについて説明する。
[粗動きベクトル探索]
次に、階層サーチの1例を示す。
入力画像と参照画像を縮小した画像データを用いて、縮小した画像面の特定した画像ブロックを所定サーチエリアの範囲で1画素ずつずらして差分の絶対値をとる。これを繰り返すことにより、差分絶対値の総和の一番小さい値からベクトル値を求める。
参照フレーム(画像)をm×nブロックに分割したとき、そのブロックの配列を列方向に(0,0),(0,1),・・・,(0,m−1)、(1,0),(1,1)、・・・、(1,m−1)、・・・、(n−1,0),(n−1,1),・・・,(n−1,m−1)と表わす。なお、各ブロックは、例えば4×4画素(ピクセル)で構成されている。
図2において、参照画面の画像ブロックの画素番号をr0,r1,r2,・・・とし、現画面の画素番号をc0,c1,c2,・・・とする。但し、式ではマトリクス表示のr(i,j)、c(i,j)と記載する。また、参照画面の検索領域を例えば画像ブロック(n,m)を中心にその周囲を検索する。上述したように、参照画面と原画面の画像ブロックは、水平方向と垂直方向にそれぞれ1/N(Nは正の整数))に間引きした縮小画面とする。
階層サーチにおけるサーチエリアを0<=x<=+3, 0<=y<=+3の場合を例にあげると、各画素値の差分の絶対値の総和Sum(x,y)は次式で求めることができる。
[数1]
Sum(x,y)=Σi=0,3Σj=0,3{abs(ri,j−ci,j)}
・・・(1)
として、サーチ位置(x,y)における差分絶対値の総和が求まる。ここでabs{ }は{ }の絶対値を表す。
基底(階層サーチにおけるサーチ単位)ブロックの動きベクトルは式(1)を用いて
[数2]
MVx,y=minSum(x,y) ・・・(2)
から求まる。
ここで、式(2)の右辺は、差分の絶対値の総和Sum(x,y)が最小となる時の(x,y)を示す。
まず、式(1)において、Sum0,0,Sum0,1,Sum0,2,Sum0,3,Sum1,0,Sum1,1,Sum1,2,Sum1,3,・・・,Sum3,0,Sum3,1,Sum3,2,Sum3,3を求める。
具体的には、図2(a),(b)において、画素番号c0,c1,c2,・・・,c15のブロックについて、各Sum(x,y)の計算例は下記のようになる。
[数3]
Sum(0,0)=|r0−c0|+|r1−c1|+|r2−c2|+|r3−c3|+|r8−c4|+・・・+|r27−c15|
・・・・(3)
[数4]
Sum(0,1)=|r1−c0|+|r2−c1|+|r3−c2|+|r4−c3|+|r9−c4|+・・・+|r28−c15|
・・・・(4)
・・・
[数5]
Sum(3,3)=|r27−c0|+|r28−c1|+|r29−c2|+|r30−c3|+|r35−c4|+・・・+|r54−c15|
・・・・(5)
となる。
次に、式(3)〜(5)で求めた差分の絶対値の総和Sumx,y(0<=x<=3,0<=y<=3)を式(2)に代入し、定義に従って最小値から粗動きベクトルMVx,yを求める。
例えば、上記Sum(0,0)〜Sum(3,3)の中で、Sum(2,3)が最小であると、粗動きベクトルVMx,yはVM2,3となる。
次に、画素番号c0’,c1’,c2’,・・・,c15’のブロックについても、参照画面の画像ブロック対して上記と同様な操作を繰り返し、動きベクトルを求める。
このような操作を行い、1フレーム内のm×nブロックの(0,0)〜(n−1,m−1)について粗動きベクトルを探索する。
[リファイン動作の説明]
次に、縮小画面で求めた階層ベクトル(粗動きベクトル)MVx,yを用いて、原画像解像度面におけるリファインについて説明する。
次に、参照画面データを記憶するメモリのアドレス配列について説明する。図3に、このメモリのアドレスを平面状にマップ化した例を示す。メモリは、一般に半導体記憶装置で構成され、例えば、SDRAM(Static Dynamic Random Access Memory)、DRAM等で構成される。
図3にリファインサーチにおける参照面データを1ワード8×1画素の単位でマップした例を示す。
メモリマップにおいて、ワード単位の境界を縦線で示し、1つの囲まれた領域は8×1ピクセルを示す1ワード単位を示し、太線の点線で囲まれた領域をサーチエリアeとし、実線で囲まれた領域をサーチセンターの画像ブロック(エリア)fとする。
図3に、1ワードを8×1ピクセル単位(ワード単位とも称する)でメモリ上に配置し、かつ、リファインサーチエリアを画像ブロックfの領域に対して(±10,±4)とした場合、ワード境界とリファインサーチエリアの関係を示す。
図3において、メモリのアドレスを視覚的に理解し易くするために座標表示してマップ化した例を示す。メモリマップにおいて、X座標をan−24,an−23,・・・,an,an+1,・・・,an+31、Y座標をbn−6,bn−5,・・・,bn,bn+1,・・・,bn+25とする。また、この座標に対するメモリのアドレスを(an−24,bn−6)〜(an+31,bn+25)とし、X(座標)方向に8×1ピクセル単位の境界に縦線を設けて見やすくした。この例では、X方向のアクセス単位を8×1ピクセルとしたが、この単位はこれに限定されるものではなく、例えば4×2ピクセルのように1ワードに格納するピクセルの単位で構成されても良い。
図3(a)〜(d)に示すメモリマップにおいて、リファインサーチされる領域以外の領域(エリアとも称する)を符号d,hで示す。以後、同じ領域には同じ符号を付与する。
図3に示すように、原画像解像度面において、メモリは画像エリアfのアドレスの位置によりX方向の階層ベクトル値(粗動きベクトル)に依存して4通りのパターンを持つ。以下その理由について説明する。
図3(a)〜(d)におけるメモリのX座標の「アドレスの余り」の計算方法を示す。
図3(a)の場合、サーチエリアeは(an−10,bn−4)〜(an+25,bn+19)の範囲であり、画像エリアfのX座標の開始アドレスがanであるので、8×1ピクセル単位に一致しているので、「余り」が無い。
図3(b)において、サーチエリアeは(an−14,bn−4)〜(an+21,bn+19)の範囲であり、また画像エリアfは実線で囲まれた領域で(an−4,bn)〜(an+11,bn+15)の範囲である。
図3(b)において、画像エリアfのアドレスは(an−4,bn),(an−4,bn+1),・・・,(an−4,bn+1),(an−3,bn+1),・・・,(an+11,bn+15)である。このX座標の開始アドレスan−4を8×1ピクセル単位で割算すると、X座標の基準アドレスがan−8の場合、「余り」は+4となる。一方、基準アドレスをanとすると、「余り」は−4となる。この結果を図3(b)の下部に示す。
同様に、図3(c)においても画像エリアfのアドレスは(an−2,bn),(an−1,bn),・・・,(an−1,bn),(an−1,bn+1),・・・,(an+13,bn+15)である。X座標の基準アドレスをan−8とすると、「余り」は+6となり、また、基準アドレスをanとすると、「余り」は−2となる。この結果を図3(c)の下部に示す。
図3(d)においても同様に、X座標の基準アドレスをan+8としたとき、「余り」は+2となり基準アドレスをan+16としたとき、「余り」は−6となる。この結果を図3(d)の下部に示す。
以上から、メモリのアクセスを8×1ピクセル単位としたとき、画像ブロックfに対してアドレスの「余り」は、4パターンに分類される。この4パターンは、動き探索の縮小率を1/2としている場合であるので、上述の例では「余り」は、0,±2,±4,±6の値を持つ。
[メモリアクセス方法]
次に、リファインにおけるメモリのサーチ方法について図3(a)〜(d)について説明する。
図3(a)において、画像エリアfのアドレスは(an,bn)〜(an+15,bn+15)の範囲を示す。サーチ領域(サーチエリアとも記載する)eを画像エリアfよりX方向に±10、Y方向に±4と設定する場合、サーチエリアeのアドレスは(an−10,bn−4)〜(an+25,bn+19)となる。
しかしながら、不図示の制御装置でメモリをワード単位でアクセスする場合、X座標のアドレスは、an−16,an−8,an,・・・,an+32,・・・となる。
サーチエリアeは画像エリアfよりY方向に±4、X方向に±10広く設定しているので、このサーチエリアeのX方向の開始アドレスによっては、画像エリアfのアドレス位置に対して「余り」が生じてしまう場合がある。
図3(a)の場合、(an−16,bn−4)〜(an−11,bn+19)のエリアdと(an+26,bn−4)〜(an+31,bn+19)のエリアhはアクセスされてしまう。
ところが、リファイン時は、塗りつぶされたエリア(領域)d,hはサーチする必要はない。このために、リファイン時に、サーチされない領域までアクセスする不利益がある。
そこで、本発明の第1の実施形態において、リファイン時に8×1ピクセル単位(ワード単位)の境界で有効サーチエリアが少ないときにそこへのアクセスを止めるようにする。
図3(a)においては、例えば、メモリをサーチするアドレスを(an−8,bn−4)〜(an+23,bn+19)とする。この結果、サーチエリアeは、従来のサーチエリアeより狭い領域となる。すなわち、(an−16,bn−4)〜(an−9,bn+19)の領域と(an+24,bn−4)〜(an+31,bn+19)の領域はサーチしない。
これ以外にも、圧縮効率との兼ね合いであるが、サーチエリアを、メモリマップのX座標を8×1ピクセル単位で変更してよい。例えば、(an−8,bn−4)〜(an+31,bn+19)、(an−16,bn−4)〜(an+23,bn+19)としてもよい。
サーチエリアを設定する場合、ただサーチエリアを狭めればいいというわけではなく、リファインサーチエリアが規定される領域より狭ければ圧縮性能が落ちてしまうことになる。
固定リファインのX方向のan−10からan−9のようにサーチの対象が狭い場合に、an+16からan+9のデータアクセスを止めることでメモリアクセスによる消費電力の削減を実現するのと同時にリファイン処理の高速化が実現できる。
図3(b)に、画像エリアfのアドレス位置が異なる場合を示す。図3(a)と同様にメモリのアクセスを行う。従来のサーチエリアeは、(an−14,bn−4)〜(an+21,bn+19)の領域である。しかし、上述したように、8×1ピクセル単位でメモリをサーチすると、(an−8,bn−4)〜(an+23,bn+19)の領域とする例がある。またこれ以外に、(an−8,bn−4)〜(an+15,bn+19)、さらに(an−16,bn−4)〜(an+15,bn+19)など種々の範囲に設定することができる。または、1アクセスにおける固定サーチエリアの領域が占める割合が多いので、従来のサーチエリアのままとしてもいい。この設定は、処理時間や階層動きベクトルの方向等により選択すると良い。
以下同様に、図3(c)、(d)においても、メモリのサーチを同様にワード単位で行う。
図3(c)の場合、サーチエリアeのX座標の終端のアドレスはan+23で8×1ピクセル単位の整数倍となっているが、サーチエリアeの開始アドレスがワード単位と一致していないので、X座標のアドレスan−8以下のみを探索しないようにする。
また、図3(d)において、サーチエリアeのX座標の開始のアドレスはan−16で8×1ピクセル単位の整数倍となっているが、サーチエリアeの終了アドレスが8×1ピクセル単位と一致していないので、X座標のアドレスan+16以上の領域を探索しないようにする。
このように、階層ベクトルを用いてリファイン処理を行うときに、メモリを8×1ピクセル単位でサーチすることにより、メモリアクセスの低減による消費電力の削減と短時間での動き探索することができる。
上述のように、本発明は、リファインサーチが固定サーチエリアで指定される場合に、1ワード内に含まれるサーチ対象ピクセルの割合に応じてそのワード列へのアクセスを取り止めるようにした。
したがって、縮小画像上での粗動き探索ベクトルの値に応じてリファインのサーチを切り替えることでリファインの動きベクトル探索の高速化やメモリアクセスを低減することができる。
<第2の実施形態>
[第2のリファインサーチ方法]
次に、図面を参照し、本発明の第2の実施形態について説明する。
上述した、本発明の第1の実施形態では、固定リファインサーチエリアに対して、ワード内の有効ピクセルの割合で当該ワード列へのサーチを取り止めるというアプローチであった。しかし、本発明の第2の実施形態は、第1の実施形態とは逆に、サーチされない領域もアクセス自体はしているので、取得したデータを有効に利用する。換言すると、図3中の塗りつぶし領域を含めてサーチ対象とするというものである。
ノンリアル動作時には、リアル動作と比較して時間的に余裕があるので、対象領域を全領域サーチすればよいが、リアルタイム動作では、リファインの処理能力とサーチエリアの大きさに依存関係があるのが普通である。画像エリアfに対して(±10,±4)のリファインサーチエリアeがリファインサーチ能力としてリアルタイムを保証できるものだという前提だと、図4の「余り0」の時には(±16,±4)のエリアがサーチ対象だとリアルタイムの保証ができなくなってしまう。
そこで、かかる課題を解決するために、以下の方法でサーチポイント数を領域に応じて選択してサーチ効率を高めるようにする。
図4にマクロブロックをサーチ単位とした場合のサーチポイントの様子を示す。階層ベクトル(粗動きベクトルに対応する)の値により、サーチセンターから遠い領域を粗くサーチし、サーチセンターに近い場所では密にサーチする方法である。なお、サーチセンターを、例えば、メモリマップの座標(an,bn)とする。
図4は、サーチポイントを飛び飛びでサーチしている様子を示していて、塗りつぶしたポイントはサーチしないことで、ポイント数を削減している。
図4(a)に示す「余り0」の場合のメモリマップを用いて、サーチポイントの動作について説明する。
リファインのセンター(=(an,bn)に対して、飛び飛びでサーチするポイントの領域を、X(座標)方向成分マイナス16(an−16)からマイナス7(an−7)の範囲を示す。具体的には、図4(a)のメモリマップでは、(an−16,bn−4)、(an−14,bn−4)、(an−12,bn−4)、・・・、(an−16,bn+4)、・・・、(an−8,bn+4)と飛び飛びにサーチする。
また、X(座標)方向のプラス7(an+7)からプラス16(an+16)に対して、(an+7,bn−4)、(an+9,bn−4)、・・・、(an+7,bn+4)、・・・、(an+15,bn+4)と飛び飛びのポイントをサーチする。
この領域は、階層ベクトルが指し示すサーチセンター(an,bn)=(0,0)から遠い領域を表現している。それ以外の領域(an−6,bn−4)、・・・、(an+6,bn+4)については、全てのポイントをサーチする。
図4(b)において、メモリマップで(an−16,bn−4)〜(an−13,bn+4)の領域と(an+5,bn−4)〜(an+8,bn+4)の領域は飛び飛びにサーチする。一方、(an−12,bn−4)〜(an+4,bn+4)の領域では全てのポイントについてサーチする。
以下、図4(c),(d)においても、上述したサーチ操作と同様な動作を行う。
図4に示したサーチ方式は一例であって、サーチポイントの数が保存されていれば原理的にはどんなサーチの形状をとることも可能となる。
例えば、図5(a)に示すように、サーチエリアeをサーチセンター(an,bn)に対して階層ベクトルの距離が等しい菱形の内域の全てのポイントを探索し、この菱形の外部領域を例えば1ポイント毎にサーチするようにしてもよい。また、これ以外に例えば、この菱形領域の外部域のサーチポイントを2(またはそれ以上)ポイント毎に飛び飛びにサーチしてもよい。
さらに、他の形状の例として、図5(b)に示す5角形でもよく、この外部領域を所定の画素毎に粗くサーチし、内部領域は、全ての画素について細かくサーチする。
このように、本発明は、階層ベクトル(粗動きベクトル)の大きさに応じて、設定された領域内は細かくサーチし、領域外は粗く、例えば飛び飛びにサーチするようにした。なお、形状はこれらに限定されるのもではなく、少なくとも領域を2つに分類することができればよく、他の多角形、円、楕円等であってもよい。
以上述べてきた様に、本発明は、画像圧縮情報を出力する画像情報符号化装置において、縮小画像上での粗動き探索ベクトルの値に応じてリファインのサーチエリアを切り替えることでメモリアクセスしたデータを有効利用することで、圧縮効率を改善することができる。
<第3の実施形態>
[画像処理装置の構成]
次に、本発明におけるリファインサーチを用いた画像情報符号化装置100について説明する。
図6に示すように、画像情報符号化装置100は、A/D(アナログ/ディジタル)変換装置101、画面並べ替えバッファ102、加算器103、直交変換装置104、量子化装置105、可逆符号化装置106、蓄積バッファ107、逆量子化装置108、逆直交変換装置109、デブロックフィルタ110、フレームメモリ(フル解像度)111、間引き装置112、フレームメモリ(1/N解像度)113、動き予測・補償装置(1/N解像度)114、イントラ予測装置115、動き予測・補償装置(フル解像度)116並びにレート制御装置117で構成される。
[画像情報符号化装置の動作説明]
次に、図6に示す画像情報符号化装置100の動作について説明する。
画像情報符号化装置100は、入力される画像信号Sinは、まず、A/D変換装置101においてディジタル信号に変換され、画面並べ替えバッファ102で、出力される画像圧縮情報のGOP構造に応じ、フレームの並べ替えが行われる。イントラ符号化が行われる画像に関しては、入力画像と、イントラ予測装置115により生成される画素値の差分情報が直交変換装置104に入力され、離散コサイン変換、カルーネン・レーベ変換等の直交変換が行われる。
直交変換装置104から出力された変換係数は、量子化装置105に供給され、量子化処理が行われる。量子化装置105から出力される量子化された変換係数は、可逆符号化装置106に入力され、ここで可変長符号化、算術符号化等の可逆符号化が行われた後、蓄積バッファ107に蓄積され、画像圧縮情報Soutとして出力される。
量子化装置105の動作はレート制御装置117によって制御される。これと同時に、量子化装置105から出力された量子化された変換係数は、逆量子化装置108に入力され逆量子化され、更に逆直交変換装置109において逆直交変換処理が行われて、元の復号化画像情報となる。
逆直交変換処理が施された復号化画像情報は、デブロックフィルタ110に供給されブロック歪の除去が施された後、その情報はフレームメモリ111に記憶される。
イントラ予測装置115において、ブロック/マクロブロックに対して適用されたイントラ予測モードに関する情報は、可逆符号化装置106に伝送され、画像圧縮情報におけるヘッダ情報の一部として符号化される。
インター符号化が行われる画像に関して、画像情報は動き予測・補償装置116に入力される。これと同時に参照となる画像情報がフレームメモリ111から取り出され、動き予測処理が行われ、参照画像情報が生成される。
参照画像情報は加算器103に送られ、画面並べ替えバッファ102から供給された画像情報と演算処理されて差分信号へ変換される。
間引き装置112では、フレームメモリ111に格納された画像情報が入力され、これに、水平方向、垂直方向のそれぞれに対して、1/N(Nは正の整数)間引き処理を行い、これにより生成された画素値を、フレームメモリ113に格納する。
また、動き予測・補償装置114では、フレームメモリ113に格納された画素値を用い、4×4ブロック、8×8ブロック、若しくは16×16ブロック等の画素ブロックを用いて、ブロックマッチングにより、当該ブロックに対する最適な粗動きベクトル情報の探索を行う。
ピクチャをフィールド符号化する際には、間引き処理は、第一フィールドと第二フィールドに分けて行う。
縮小画像を用いて探索された粗動きベクトル情報は、動き予測・補償装置116へ入力される。
動き予測・補償装置116において、原画像解像度の参照画面を用いてサーチセンターのアドレスに応じてメモリアクセスを所定ワード単位で適宜切り替えてリファイン処理を行う。なお、ワード単位以外の所定長のビット単位で切り替えても良い、
また、他のリファイン処理では、元画像解像度の参照画面を用いて、サーチ領域を少なくとも2個に分割してサーチセンターに近いエリアをすべてサーチし、遠いエリアを飛び飛びにサーチする。
また、この動き予測・補償装置116は、同時に動きベクトル情報を可逆符号化装置106に出力し、その情報は可変長符号化、算術符号化の可逆符号化処理が施されて、画像圧縮情報を形成する。
よって、画像情報符号化装置100は、階層探索の結果からフレームメモリ(フル解像度)へ探索データをアクセスする際に、サーチ量の削減を行うことで、低省電力化並びに、動き予測(フル解像度)での演算量の削減(高速化)をすることができる。
また、画像情報符号化装置100は、上述の構成によりメモリアクセスした全データ領域を動き探索対象領域とし、該探査領域を階層ベクトルのサーチセンターからの距離に応じて探索方法を切替えることで、圧縮効率を改善することができる。
本発明において、複数のフレーム画像を所定の圧縮率で圧縮して下位の階層の縮小画面を生成する縮小画面生成装置は、間引き装置112に対応し、上記複数の縮小画面を用いて第1の動きベクトルを探索する第1の動き予測装置は、動き予測・補償装置114に対応し、上記フレーム画像を記憶しているメモリ上でサーチエリアを切り替え、当該切り替えられたサーチエリアで、上記第1の動きベクトルを用いて第2の動きベクトルを探索する第2の動き予測装置は動き予測・補償装置116に対応する。
100…画像情報符号化装置、101…A/D(アナログ/ディジタル)変換装置、102…画面並べ替えバッファ、103…加算器、104…直交変換装置、105…量子化装置、106…可逆符号化装置、107…蓄積バッファ、108…逆量子化装置、109…逆直交変換装置、110…デブロックフィルタ、111…フレームメモリ(フル解像度)、112…間引き装置、113…フレームメモリ(1/N解像度)、114…動き予測・補償装置(1/N解像度)、115…イントラ予測装置、116…動き予測・補償装置(フル解像度)、117…レート制御装置。

Claims (4)

  1. 画像圧縮情報を出力する画像圧縮情報装置における階層探索に基づく動きベクトルの探索を行う画像情報符号化方法であって
    複数のフレーム画像を所定の圧縮率で圧縮して下位の階層の複数の縮小画面を生成するステップと、
    上記複数の縮小画面を用いて第1の動きベクトルを探索するステップと、
    上記フレーム画像を記憶しているメモリ上でワードを単位として形成されるサーチエリアを切り替えるステップと、
    上記切り替えられたサーチエリアで、上記第1の動きベクトルを用いて第2の動きベクトルを探索するステップと
    を有し、
    上記第2の動きベクトルの探索において、1ワード内に占めるサーチ対象が占める割合により、当該ワードへのメモリアクセスを中止する、
    画像情報符号化方法。
  2. 上記縮小画面を所定ビットのブロックに分割し、分割したブロックを用いて上記第1の動きベクトルを求める
    請求項1記載の画像情報符号化方法。
  3. 上記ブロックは、N×M画素(N,M=2nでnは正の整数)で構成される
    請求項記載の画像情報符号化方法。
  4. 画像圧縮情報を出力する画像圧縮情報装置における階層探索に基づく動きベクトルの探索を行う画像情報符号化装置であって
    複数のフレーム画像を所定の圧縮率で圧縮して下位の階層の複数の縮小画面を生成する縮小画面生成装置と、
    上記複数の縮小画面を用いて第1の動きベクトルを探索する第1の動き予測装置と、
    上記フレーム画像を記憶しているメモリ上でワードを単位として形成されるサーチエリアを切り替え、当該切り替えられたサーチエリアで、上記第1の動きベクトルを用いて第2の動きベクトルを探索する第2の動き予測装置と
    を有し、
    上記第2の動き予測装置は、上記第2の動きベクトルの探索において、1ワード内に占めるサーチ対象が占める割合により、当該ワードへのメモリアクセスを取りやめる
    画像情報符号化装置。
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