JP5141586B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、制御部が書き込み・消去可能な不揮発性メモリに制御データを保持する電動パワーステアリング装置に関するものである。
乗用車やトラック等の車両の操舵力を軽減するため、操舵補助モータによって操舵を補助する、いわゆる電動パワーステアリング(EPS:Electric Power Steering)装置がある。EPS装置では、操舵補助モータの駆動力を、減速機を介してギヤまたはベルト等の伝送機構により、ステアリングシャフトまたはラック軸に補助力を付与するようになっている。
一般的に、EPS装置の制御装置は、制御プログラムが使用する車種、車両固有の補正データ、制御プログラムがEPS装置の自己診断を行った結果である診断データ、および人工知能を搭載する制御プログラムの場合に出力される学習データなどの、制御プログラムが使用または出力するデータ(以下、これらのデータを制御データという)を、電源オフ後も保持できるとともに外部から入出力できるように、制御データを記憶する書き込み・消去可能な不揮発性メモリ(Erasable Programmable ROM;以下、単にEPROMという)を備える(例えば特許文献1)。
このように、制御装置にEPROMを搭載し、補正データをEPROM内に格納するようにすると、EPROM内の補正データを更新することで、簡単に制御仕様の切り替えを行うことができるようになる。また、診断データをEPROM内に記憶させるようにすると、定期検査時や故障時に記憶された診断データをチェックすることで、診断を高精度かつ効率的に行うことができるようになる。また、学習データを保持できるので、制御プログラムに人工知能を搭載して高度な制御を実現することができるようになる。
特許第3746030号公報
しかしながら、上記従来のEPS装置の制御装置においては、制御プログラムが入力されるべきデータを読み出すためにアクセスするEPROM内のメモリアドレス(読み出しアドレス)、および制御プログラムが保存するデータのEPROM内のメモリアドレス(書き込みアドレス)は、制御プログラムのバージョン間で統一されていない。つまり、ROMなどに格納される制御プログラムのバージョンを更新する際、EPROM中でデータのメモリアドレスを変更してデータを配置しなおす必要があった。このデータの配置替えを行わずにEPROM内のデータのアクセス先のメモリアドレスが異なる新しい制御プログラムでもって制御プログラムを更新し、更新された制御プログラムを実行すると、EPROM内の記憶データを破壊する可能性があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、書き換え可能な不揮発性メモリに格納されているデータのメモリアドレス配置を変更する必要なく制御プログラムの仕様が変更できる電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、操舵トルクおよび車両速度に基づいて演算した操舵補助指令に基づき操舵補助用の電動モータを駆動制御することにより、車両の操舵を補助制御する電動パワーステアリング装置において、CPUと、前記補助制御をCPUに実行させる制御プログラムが記憶されるROMと、前記制御プログラムが使用する制御データが格納される書き換え可能な不揮発性メモリと、ワークメモリとして使用されるRAMとを備え、前記ROMに、旧制御プログラムが使用する制御データが配置される前記不揮発性メモリ上のアドレスを示す第1アドレス情報と新制御プログラムが使用する制御データが配置される前記不揮発性メモリ上のアドレスを示す第2アドレス情報との対応を示すデータ配置アドレス情報を記憶し、前記データ配置アドレス情報を参照することにより、前記不揮発性メモリに対して前記第1アドレス情報に従ったアクセスを行い、前記RAMに対して前記第2アドレス情報に従ったアクセスを行うアクセス手段を備えることを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記アクセス手段は、前記不揮発性メモリに記憶された制御データを使用する際には、前記不揮発性メモリの前記第1アドレス情報が示すアドレスから制御データを読み出し、読み出した制御データを前記RAMの前記第2アドレス情報が示すアドレスに書き込んでこの制御データを使用し、前記不揮発性メモリに制御データを記憶する際には、前記不揮発性メモリの前記第1アドレス情報が示すアドレスに対し制御データを記憶することが望ましい。
この発明によれば、ROMに、旧制御プログラムが使用する制御データが配置される不揮発性メモリ上のアドレスを示す第1アドレス情報と新制御プログラムが使用する制御データが配置される不揮発性メモリ上のアドレスを示す第2アドレス情報との対応を示すデータ配置アドレス情報を記憶し、データ配置アドレス情報を参照することにより、不揮発性メモリに対して前記第1アドレス情報に従ったアクセスを行い、RAMに対して前記第2アドレス情報に従ったアクセスを行うようにしているので、不揮発性メモリに格納されている制御データの配置を変更することなく制御プログラムの仕様、バージョンの変更が可能となる。
図1は、電動パワーステアリング装置の一般的な構成を示す図である。 図2は、図1のコントロールユニットのハードウェア構成を示す図である。 図3は、従来のEEPROM内のデータを使用する処理の概略的な構成を説明する図である。 図4は、実施例1によるEEPROM内のデータを使用する処理の概略的な構成を説明する図である。 図5は、実施例1によるEEPROM内のデータを使用する処理を説明するフローチャートである。 図6は、実施例2によるEEPROM内のデータを使用する処理の概略的な構成を説明する図である。 図7は、実施例2によるEEPROM内のデータを使用する処理を説明するフローチャートである。
以下に、本発明にかかる電動パワーステアリング(EPS)装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、電動パワーステアリング(EPS)装置100の一般的な構成を示す図である。図1において、操向ハンドル1のコラム軸2は減速ギア3、ユニバーサルジョイント4aおよび4b、ピニオンラック機構5を経て操向車輪のタイロッド6に連結されている。コラム軸2には、操向ハンドル1の操舵トルクTを検出するトルクセンサ10が設けられており、操向ハンドル1の操舵力を補助する操舵補助モータ20が、減速ギア3を介してコラム軸2に連結されている。ここで、操舵補助モータ20は、例えば、ブラシレスモータやブラシモータである。電動パワーステアリング装置を制御するコントロールユニット(ECU)30には、バッテリ14から内蔵の電源リレー13を経て電力が供給され、イグニションキー11からイグニション信号が供給される。また、コントロールユニット30は、トルクセンサ10で検出された操舵トルクTと車速センサ12で検出された車両速度(車速)Vとに基づいて、操舵補助モータ20の電流指令値を演算し、操舵補助モータ20の電流検出値と電流指令値とに基づいて、操舵補助モータ20の電流検出値が電流指令値に追従するように操舵補助モータ20を駆動制御する。
図2は、図1のコントロールユニット30のハードウェア構成を示す図である。コントロールユニット30は、図2に示すように、電源リレー13と、MCU(マイクロコントロールユニット)110と、モータ駆動回路108と、電流検出回路120と、位置検出回路130等を備えている。
MCU110は、CPU101、ROM102、RAM103、EEPROM104、インターフェース(I/F)105、A/D変換器106、PWMコントローラ107などを備え、これらがバス接続されている。CPU101は、ROM102に格納された制御プログラムを実行して電動パワーステアリング装置を制御する。
ROM102は操舵補助モータ20の制御プログラムを記憶するためのメモリとして使用され、RAM103は当該プログラムを動作させるためのワークメモリとして使用される。書き込み・消去可能な不揮発性メモリとしてのEEPROM104は電源遮断後においても記憶内容を保持可能なメモリであり、前記制御プログラムが入出力する、補正データ、診断データ、学習データなどである制御データを記録する。補正データとは、EPS装置の補助制御動作を車種または車両固有のハードウェアに特化、あるいは正常に動作するように補正するためのデータであり、CPU101によって実行される制御プログラムが読み込むことによって使用される。補正データは、EPS装置の補助制動動作を修正もしくは改良する際に外部より書き込まれる。診断データとは、制御プログラムによりEPS装置の自己診断が実施された際に出力される結果のデータである。診断データは、故障時あるいは点検時に外部より読み込まれて解析されることにより、異常の特定作業を効率化することができる。学習データとは、制御プログラムの人工知能の経験を蓄積したデータである。制御プログラムは、該プログラムの実行終了時に、RAM103に蓄積された学習データをEEPROM104に移すことにより、該プログラムが実行されていた期間に得る経験を次回の制御プログラムの実行時に反映させることができる。
A/D変換器106は、トルクセンサ10からの操舵トルクT、電流検出回路120からの操舵補助モータ20の電流検出値Im、および位置検出回路130からのモータ回転角信号θ等を入力し、デジタル信号に変換する。インターフェース105は、CANなどの車載ネットワークに接続されており、車速センサ12からの車速信号V(車速パルス)を受け付けるためのものである。
PWMコントローラ107は操舵補助モータ20の電流指令値に基づきUVW各相のPWM制御信号を出力する。モータ駆動回路108は、インバータ回路などにより構成され、PWMコントローラ107から出力された信号に基づき操舵補助モータ20を駆動する。電流検出回路120は操舵補助モータ20の電流値を検出し、電流検出値ImをA/D変換器106に出力する。位置検出回路130は、レゾルバなどの位置センサ25からの出力信号をモータ回転角信号θとして、A/D変換器106に出力する。
本実施例を説明する前に、従来実行されていた、EEPROMの制御データの使用方法を説明する。図3は、従来のEEPROMの制御データ使用方法を説明する図である。
図3において、制御プログラムは、データ使用プログラムと、EEPROMアクセスプログラムとを有する。データ使用プログラムは制御プログラム内の実際に制御データを使用する部分である。EEPROMは、性質上、データの読み書きに時間がかかる。したがって、EEPROMアクセスプログラムは、制御データを使用する前にEEPROM内の制御データをRAMにコピーする。つまり、アドレスAに記憶されているデータは、RAM上のアドレスAにコピーされる。そしてコピーされた制御データをデータ使用プログラムが使用する。そして、所定のタイミングで、RAM上で使用した制御データをもってEEPROM内の制御データを上書きする。
この従来の方法によれば、アドレスAに記憶されていたEEPROM内での制御データを、RAMの同じアドレスAにコピーして使用し、EEPROMに戻すので、制御プログラムのバージョンが更新されて、アドレスAに格納していたデータを別のアドレス(たとえばアドレスB)から読み書きする仕様となった場合、EEPROM内の制御データをアドレスAからアドレスBに配置し直す必要がある。このようなアドレス変更を行うことなくEEPROM内の制御データを上書きした際、該上書き処理により制御データは破壊される可能性がある。
実施例1によれば、制御プログラムが格納されているROM102内にEEPROM内のデータ配置アドレス情報1000を持たせることにより、EEPROMのデータ配置を変えることなく、ソフトウェアの仕様変更、バージョン変更を行えるようにしている。
以下、実施例1のEEPROMの制御データの使用方法について説明する。図4は、実施例1の電動パワーステアリング装置の、EEPROMの制御データを使用する処理にかかる概略的な構成図、図5は該処理の動作を説明するフローチャートである。図4における符号S1〜S4は、理解を助けるために図5に示すフローチャートにおける動作と対応つけて記してある。
図4において、ROM102内に記憶されている制御プログラムは、データ使用プログラムと、EEPROMアクセスプログラムと、アドレス情報とを備える。制御プログラムは仕様を更新されており、更新前はデータ使用プログラムがEEPROM104上のアドレスA(A_Addr)に記憶されているデータをアドレスAから読み込む仕様となっていたが、仕様更新によりアドレスB(B_Addr)から読み込む仕様となっているとしている。
制御プログラムには、EEPROM104におけるデータ配置アドレス情報1000が設定登録されている。このデータ配置アドレス情報1000は、データ使用プログラムの更新とともに変更されており、旧データ使用プログラムで使用するEEPROM上104のアドレスであるアドレスA(A_Addr)と、新データ使用プログラムで使用するEEPROM104上のアドレスであるアドレスB(B_Addr)とが対応付けられている。
ここでは、EEPROM104におけるアドレスAに格納されている1つのデータについてのみ説明しているが、その他にアドレスC、アドレスE、およびアドレスGなどにも制御データが格納され、それぞれRAM103上のアドレスD、アドレスF、およびアドレスHから読み込まれるとしてもよい。その場合は、データ配置アドレス情報1000には、アドレスCとアドレスD、アドレスEとアドレスF、アドレスGとアドレスHのように対応付けが格納される。
次に、図5に従って実施例1の電動パワーステアリング装置におけるEEPROMへのアクセス動作を説明する。制御プログラムが開始され、EEPROMデータの使用がスタートすると、EEPROMアクセスプログラムは、データ配置アドレス情報1000を読み出し(ステップS1)、このデータ配置アドレス情報1000を分析することで、EEPROM104のアドレスAから制御データを読み出し、読み出した制御データをRAM103のアドレスBに書き込む処理を行うことを認識する。この認識に従って、EEPROMアクセスプログラムは、EEPROM104のアドレスAからデータを読み出し(ステップS2)、読み出したデータをRAM103のアドレスBに書き込む(ステップS3)。つぎに、データ使用プログラムは、RAM103のアドレスBからEEPROM104の「A_Addr」上に記憶されていたデータを読み書きして使用する(ステップS4)。データの使用が終了し、データを更新する段階になると、EEPROMアクセスプログラムは再び「A_Addr」と「B_Addr」との対応付けが登録されたデータ配置アドレス情報1000を読み出し(ステップS5)、RAM103のアドレスB上のデータを読み出し(ステップS6)、読み出したデータをEEPROM104のアドレスAに書き込み(ステップS7)、動作を終了する。
なお、データ使用プログラムが、EPS装置の自己診断を行って、その自己診断結果をEEPROM104に格納するような、EEPROM104への書き込み動作を行う際には、データ配置アドレス情報1000を参照して、旧データ使用プログラムで使用するEEPROM上104のアドレスであるアドレスAを取得し、該取得したアドレスAに対して、書き込み動作を行うようにすればよい。
このように、実施例1にかかる電動パワーステアリング装置によれば、ROM102に、旧制御プログラムが使用する制御データが配置されるEEPROM104上のアドレスを示す第1アドレス情報と新制御プログラムが使用する制御データが配置されるEEPROM104上のアドレスを示す第2アドレス情報との対応を示すデータ配置アドレス情報1000を記憶し、データ配置アドレス情報1000を参照することにより、EEPROM104に対して第1アドレス情報に従ったアクセスを行い、RAM103に対して第2アドレス情報に従ったアクセスを行うようにしている。具体的には、EEPROM104に記憶された制御データを使用する際には、EEPROM104の第1アドレス情報が示すアドレスから制御データを読み出し、読み出した制御データをRAM103の第2アドレス情報が示すアドレスに制御データを書き込んでこの制御データを使用し、EEPROM104に制御データを記憶する際には、EEPROM104の第1アドレス情報が示すアドレスに対し制御データを記憶するようにしている。ことため実施例1によれば、制御プログラムの仕様を変更する際には同時にデータ配置アドレス情報1000を変更することにより、EEPROM104に格納されているデータの配置を変更することなく制御プログラムの仕様が変更できる。
つぎに、図6および図7を用いてこの発明の実施例2について説明する。実施例2では、EEPROM内にデータ配置アドレス情報1000を保持させ、EEPROMアクセス機能はEEPROM内のデータ配置アドレス情報1000に従ったメモリアクセスを実行する。
図6は、実施例2の電動パワーステアリング装置の、EEPROMの制御データを使用する処理にかかる概略的な構成図、図7は該処理の動作を説明するフローチャートである。図6における符号S11〜S15は、理解を助けるために図7に示すフローチャートにおける動作と対応つけて記してある。
図6において、ROM102内に記憶されている制御プログラムは、データ使用プログラムと、EEPROMアクセスプログラムとを備える。制御プログラムは実施例1の電動パワーステアリング装置の説明と同様に仕様を更新されており、更新前はデータ使用プログラムがEEPROM上のアドレスA(A_Addr)に記憶されているデータをアドレスAから読み込む仕様となっていたが、仕様更新によりアドレスB(B_Addr)から読み込む仕様となっているとしている。
データ配置アドレス情報1000についても実施例のケースと同様に、データ使用プログラムの更新とともに変更されており、EEPROM104上の旧データ使用プログラムで使用するEEPROM上のアドレスである「A_Addr」と、新データ使用プログラムで使用するEEPROM上のアドレスである「B_Addr」のメモリアドレスとを対応付けている。
次に、図7に従って実施例2の電動パワーステアリング装置におけるEEPROMへのアクセス動作を説明する。制御プログラムが開始され、EEPROMデータの使用がスタートすると、まず、EEPROMアクセスプログラムは、EEPROM104に記憶されているデータ配置アドレス情報1000をRAM103にコピーする(ステップS11)。次に、EEPROMアクセスプログラムは、RAM103からデータ配置アドレス情報1000を読み出し(ステップS12)、このデータ配置アドレス情報1000を分析することで、EEPROM104のアドレスAから制御データを読み出し、読み出した制御データをRAM103のアドレスBに書き込む処理を行うことを認識する。この認識に従って、EEPROMアクセスプログラムは、EEPROM104のアドレスAからデータを読み出し(ステップS13)、読み出したデータをRAM103のアドレスBに書き込む(ステップS14)。つぎに、データ使用プログラムは、RAM103のアドレスBからEEPROM104の「A_Addr」上に記憶されていたデータを読み書きして使用する(ステップS15)。データの使用が終了し、データを更新する段階になると、EEPROMアクセスプログラムは再び「A_Addr」と「B_Addr」との対応付けが登録されたデータ配置アドレス情報1000を読み出し(ステップS16)、RAM103のアドレスB上のデータを読み出し(ステップS17)、読み出したデータをEEPROM104のアドレスAに書き込み(ステップS18)、動作を終了する。
このように実施例2では、実施例1のようにアドレス情報を制御プログラム内に保持しせず、EEPROM内に保持するため、制御プログラムがマスクROMなど簡単に書き換えできないROMで供給される場合においても、実施例1による効果と同様の効果を得ることができる。
なお、実施例1、2においては、不揮発性メモリとしてEEPROMを採用したが、EEPROM以外にUV−EPROMまたはフラッシュメモリが使用されてもかまわない。
以上のように、本発明にかかる電動パワーステアリング装置は、書き換え可能な不揮発性メモリを備える電動パワーステアリング装置に適用して有用である。
1 操向ハンドル
2 コラム軸
3 減速ギア
4a,4b ユニバーサルジョイント
5 ピニオンラック機構
6 タイロッド
10 トルクセンサ
11 イグニションキー
12 車速センサ
13 電源リレー
14 バッテリ
20 操舵補助モータ
25 位置センサ
30 コントロールユニット
100 EPS装置
110 MCU
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 EEPROM
105 インターフェース
106 A/D変換器
107 PWMコントローラ
108 モータ駆動回路
120 電流検出回路
130 位置検出回路
1000 データ配置アドレス情報

Claims (2)

  1. 操舵トルクおよび車両速度に基づいて演算した操舵補助指令に基づき操舵補助用の電動モータを駆動制御することにより、車両の操舵を補助制御する電動パワーステアリング装置において、
    CPUと、前記補助制御をCPUに実行させる制御プログラムが記憶されるROMと、前記制御プログラムが使用する制御データが格納される書き換え可能な不揮発性メモリと、ワークメモリとして使用されるRAMと、
    を備え、
    前記ROMまたは不揮発性メモリに、旧制御プログラムが使用する制御データが配置される前記不揮発性メモリ上のアドレスを示す第1アドレス情報と新制御プログラムが使用する制御データが配置される前記不揮発性メモリ上のアドレスを示す第2アドレス情報との対応を示すデータ配置アドレス情報を記憶し、
    前記データ配置アドレス情報を参照することにより、前記不揮発性メモリに対して前記第1アドレス情報に従ったアクセスを行い、前記RAMに対して前記第2アドレス情報に従ったアクセスを行うアクセス手段を備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記アクセス手段は、
    前記不揮発性メモリに記憶された制御データを使用する際には、前記不揮発性メモリの前記第1アドレス情報が示すアドレスから制御データを読み出し、読み出した制御データを前記RAMの前記第2アドレス情報が示すアドレスに書き込んでこの制御データを使用し、
    前記不揮発性メモリに制御データを記憶する際には、前記不揮発性メモリの前記第1アドレス情報が示すアドレスに対し制御データを記憶することを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
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