JP5141306B2 - 車両の制振制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は車両の制振制御装置に関する。
従来の車両の制振制御装置として、制御対象が有する振動特性を相殺して所望の応答特性とするフィードフォワード補償部と、制御対象を基準となる振動特性に一致させるフィードバック補償部と、を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−9566号公報
ところで、前述した従来の車両の制振制御装置は、電動モータを有する車両を前提とするものであった。これをエンジンのみを有する車両に適用する場合、エンジンの出力トルクを制御する操作量として、吸入空気量や点火時期、燃料噴射量が挙げられる。
ここで、車両の加速度振動を低減するためには、「速い応答性」と「細かい制御分解能」が必要とされるので、操作量としては、応答の遅れの大きい吸入空気量よりも、応答の速い点火時期が適当といえる。
しかしながら、通常走行時には、燃費の観点から基準点火時期を最大トルクが得られる最適点火時期(MBT;Minimum Advance for Best Torque)に設定しているので、点火時期を進角又は遅角させても、トルクを増加させることはできない。つまり、点火時期制御によってトルク減少補正をすることはできるが、トルク増加補正をすることはできない。
そのため、エンジンの出力トルクを制御する操作量として点火時期を用いた場合には、トルク減少補正による制振効果は得られるが、トルク増加補正をすることができないので、全体的な駆動トルクが低下し、車両の加速性能が低下するという問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、車両の加速度振動を抑制しつつ、加速度性能の低下を防止することを目的とする。
本発明は以下のような解決手段によって、前記課題を解決する
本発明は、エンジンを有する車両の制振制御装置であって、車両の運転状態に応じてエンジン要求トルクを演算するエンジントルク指令値演算手段と、前記エンジン要求トルクを入力としてエンジントルクの変化に伴って発生する車両前後方向の加速度振動を防止する補償を行う位相補償値を演算する動特性補償手段と、前記位相補償値と、エンジン回転速度と、を入力として前記位相補償値の補正値を演算する補正値演算手段と、前記補正値が正値のときは、その補正値を吸気系トルク補正値として分配し、前記補正値が負値のときは、その補正値を点火系トルク指令値として分配する補正値分配手段と、前記位相補償値に前記吸気系トルク補正値を加算して吸気系トルク指令値を算出する吸気系トルク指令値算出手段と、前記吸気系トルク指令値に応じて吸入空気量を制御する吸入空気量制御手段と、前記点火系トルク指令値に応じて点火時期を制御する点火時期制御手段と、を備え、前記補正値分配手段は、前記補正値が正値のときは、点火系トルク指令値をゼロとし、前記補正値が負値のときは、その補正値を点火系トルク指令値として分配するとともに、前記点火系トルク指令値の符号を反転させてローパスフィルタ処理を施した値を吸気系トルク補正値として分配する、ことを特徴とする。
点火時期制御によるトルク補正が可能な領域では、応答の速い点火時期制御によって点火時期を遅角することで、トルク減少補正による制振効果を得ることができる。
一方で、点火時期制御によるトルク補正が不可能な領域では、応答遅れは伴うものの吸入空気量制御によって吸入空気を増加させることで、トルク増加補正による加速性能の向上を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による車両の制振制御装置の概略構成図である。
エンジン1は、シリンダブロック2と、その頂部を覆うシリンダヘッド3とを備える。
シリンダブロック2には、複数のシリンダ2aが形成される。なお、図1では図面の煩雑を防止し、発明の理解を容易にするために1つのシリンダ2aを記載した。シリンダ2aには、ピストン4が摺動自在に嵌合する。これらシリンダブロック2とシリンダヘッド3とピストン4とによって、ペントルーフ形の燃焼室5が区画形成される。燃焼室5の頂壁中心には、点火栓6が配設される。
シリンダヘッド3には、燃焼室5の頂壁に開口する吸気通路20と排気通路30とが形成される。吸気通路20の開口を吸気バルブ21が開閉し、排気通路30の開口を排気バルブ31が開閉する。
吸気通路20には、上流から順にエアクリーナ22と、エアフローセンサ23と、スロットルバルブ24と、燃料噴射弁25とが設けられる。
エアクリーナ22は、空気中に含まれる異物を除去する。
エアフローセンサ23は、エンジン1に吸入される空気の流量(吸気量)を検出する。
スロットルバルブ24は、吸気マニホールド26に流入する空気の流量を調節する。スロットルバルブ24の開度は、スロットルセンサ27によって検出される。
燃料噴射弁25は、エンジン運転状態に応じて燃料を噴射する。
コントローラ40は、中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)及び入出力インタフェース(I/Oインタフェース)を備えたマイクロコンピュータで構成される。コントローラ40には、上述したセンサ信号のほかにも、クランク角に基づいてエンジン回転速度を検出するエンジン回転速度センサ41、運転者の加速意思を表すアクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセルストロークセンサ42などの各種センサからの信号が入力される。コントローラ40は、これら各種センサからの検出信号に基づいて、燃料噴射量や点火時期などを運転状態に応じて最適に制御する。
また、コントローラ40は、エンジン1のトルク変化などに伴う車両前後方向への加速度振動を抑制する制振制御も併せて実施する。以下、コントローラ40で実施される制振制御について説明する。
図2は、コントローラ40で実施される制振制御について説明するブロック図である。
コントローラ40は、制振制御に関連する構成ブロックとして、エンジントルク指令値演算部100と、制振制御部200と、吸入空気量制御部300と、点火時期制御部400と、を備える。
エンジントルク指令値演算部100には、アクセルペダルの踏み込み量と、エンジン回転速度と、が入力される。エンジントルク指令値演算部100は、これらの入力値に基づいてエンジントルク指令値Ttを演算する。
制振制御部200には、エンジントルク指令値Ttと、エンジン回転速度と、が入力される。制振制御部200は、これらの入力値に基づいて、エンジン1のトルク変化に伴う車両前後方向への加速度振動を抑制しつつエンジントルク指令値を実現するように、吸気系トルク指令値TQと、点火系トルク指令値TADVと、を演算する。制振制御部200の詳細は、図3を参照して後述する。
吸入空気量制御部300には、吸気系トルク指令値TQが入力される。吸入空気量制御部300は、吸気系トルク指令値TQに応じて目標スロットル開度を算出し、その目標スロットル開度に一致するように、スロットルバルブ24を制御する。
点火時期制御部400には、点火系トルク指令値TADVが入力される。点火時期制御部400は、点火系トルク指令値TADVに応じて目標点火時期を算出し、その目標点火時期となるように、点火栓6の点火時期を制御する。
図3は、制振制御部200の詳細を示すブロック図である。なお、発明の理解を容易にするため、後述するF/B補償部220を1つの制御ブロックにまとめたブロック図を図4に示す。
制振制御部200は、フィードフォワード補償部(以下「F/F補償部」という)210と、フィードバック補償部(以下「F/B補償部」という)220と、トルク分配部230と、加算器240と、を備える。
F/F補償部210は、エンジントルク指令値Ttを入力とし、(1)式のフィルタによって位相補償を施し、F/Fトルク指令値Tt_FFを算出する。F/F補償部210は、エンジントルクの変化に伴い発生する車両の前後方向の加速度振動を防止するように、エンジントルク指令値Ttに対して補償を施す。
Figure 0005141306
F/B補償部220は、F/Fトルク指令値Tt_FFとエンジン回転速度とを入力とし、F/Bトルク指令値Tt_FBを算出する。F/B補償部220は、エンジン回転速度を用いて、制御対象に加わる外乱や制御対象のモデル化誤差(非線形特性など)などにより発生する振動特性変動分を相殺する。
トルク分配部230は、F/Bトルク指令値Tt_FBの値が正のときと負のときとで、F/Bトルク指令値Tt_FBの分配先を変更する。
具体的には、F/Bトルク指令値Tt_FBの値が正のときは、F/Bトルク指令値Tt_FBを吸気系トルク補正値Tcompとする。一方で、F/Bトルク指令値Tt_FBの値が負のときは、F/Bトルク指令値Tt_FBを点火系トルク指令値TADVとする。
以下では、このようにF/Bトルク指令値Tt_FBの値が正のときと負のときとで、F/Bトルク指令値Tt_FBの分配先を変更する理由について説明する。
本実施形態では、通常走行時には燃費の観点から、基準点火時期を最大トルクが得られる最適点火時期に設定している。そのため、基本的には点火時期を進角又は遅角させても、トルクを増加させることはできない。つまり、点火時期を制御することによって、トルクを減少させることはできるが、トルクを増加させることはできない。そして、最適点火時期からの進角補正はノッキングのおそれがあるため、実際には、点火時期の遅角によるトルク減少補正しかすることができない。
また、吸入空気量制御によってトルク増加補正又は減少補正をする場合、スロットルバルブ24を制御してから吸気マニホールド26を経てシリンダ2aに吸入される空気が燃焼してトルクを発生させるまでには時間がかかる。つまり、点火時期制御に比べて、吸入空気量制御は応答遅れが大きい。
そのため、点火時期制御によるトルク補正が可能な場合には、応答の速い点火時期制御によってトルク補正をしてやることが望ましい。一方で、点火時期制御によるトルク補正は不可能な場合には、吸入吸気量制御によってトルク補正をしてやることが望ましい。
そこで本実施形態では、F/Bトルク指令値Tt_FBが負のとき、すなわちトルク減少補正が要求されているときは、F/Bトルク指令値Tt_FBを点火系トルク指令値TADVとしている。一方で、F/Bトルク指令値Tt_FBが正のとき、すなわちトルク増加補正が要求されているときは、F/Bトルク指令値Tt_FBを吸気系トルク補正値Tcompとしている。
加算器240は、F/F補償部210で算出したF/Fトルク指令値Tt_FFと、トルク分配部230から出力される吸気系トルク補正値Tcompと、を加算して吸気系トルク指令値TQとして出力する。
なお、前述したF/B補償部220は、特開2003−9566号公報において公開されたF/B補償部を、その操作量を点火時期とした形で適用したものであり、以下で簡単に説明する。
制御ブロック221は、吸気系の応答特性Ga(s)を示す。具体的には、新気がスロットルバルブ24及び吸気マニホールド26を経てシリンダ2aに吸入されるまでの応答特性を示し、(2)式で表わされる。
Figure 0005141306
制御ブロック222は、駆動系の応答特性Gp(s)を示す。具体的には、エンジントルクに対するエンジン回転速度の応答特性を示し、(3)式で表される。
Figure 0005141306
(3)式は、以下の(4)〜(9)式に示す車両の運動方程式に基づいて算出される。
Figure 0005141306
(3)〜(9)式中で使用されている各符号は以下に示す通りである。
e:エンジントルク
p:トランスミッションへの入力トルク
d:駆動軸のトルク
e:エンジン出力軸周りのイナーシャ
s:トランスミッション出力軸周りのイナーシャ
w:駆動軸のイナーシャ
ωe:エンジンの回転角速度
ωd:ドライブシャフトの回転角速度
ωw:車輪の回転角速度
f:ファイナルギア比
p:変速比
d:駆動系のねじれ剛性
a:タイヤの有効半径
M:車両重量
v:車両の速度
w:駆動輪の速度
tire:タイヤと路面との摩擦に関する係数
減算器223は、制御ブロック222から出力されたエンジン回転速度の推定値と、実エンジン回転速度との差分を算出する。
制御ブロック224は、減算器223で算出された差分を入力として、伝達特性H(s)と、駆動系の応答特性Gp(s)の逆系の積と、で構成されたフィルタ処理を施し、F/Bトルク指令値Tt_FBを算出する。伝達特性H(s)は、バンドパスフィルタであり、その伝達特性H(s)の分母次数と分子次数との差分が、伝達特性Gp(s)の分母次数と分子次数との差分以上となるように設定する。
加算器225は、制御ブロック221の出力値と、F/Bトルク指令値Tt_FBとを加算する。
図5は、本実施形態による制振制御を説明するフローチャートである。
ステップS1において、コントローラ40は、エンジントルク指令値Ttを算出する。これが、前述したエンジントルク指令値演算部100での演算となる。具体的には、アクセル踏み込み量とエンジン回転速度とに応じ、予めメモリ上に記憶したマップを参照して算出する。詳細については、図6を参照して後述する。
ステップS2において、コントローラ40は、F/Fトルク指令値Tt_FFを算出する。これが、前述したF/F補償部210での演算となる。
ステップS3において、コントローラ40は、F/Bトルク指令値Tt_FBを算出する。これが、前述したF/B補償部220での演算となる。
ステップS4において、コントローラ40は、F/Bトルク指令値Tt_FBの正負を判定する。コントローラ40は、F/Bトルク指令値Tt_FBの正のときはステップS5に処理を移行し、負のときはステップS6に処理を移行する。
ステップS5において、コントローラ40は、F/Bトルク指令値Tt_FBを吸気系トルク補正値Tcompとする。一方で点火系トルク指令値TADVをゼロにする。
ステップS6において、コントローラ40は、F/Bトルク指令値Tt_FBを点火系トルク指令値TADVとする。一方で吸気系トルク補正値Tcompをゼロにする。
ステップS7において、コントローラ40は、吸気系トルク指令値TQを算出する。具体的には、以下の(10)式に示すようにF/Fトルク指令値Tt_FFと吸気系トルク補正値Tcompとを加算して算出する。
Figure 0005141306
ステップS8において、コントローラ40は、吸気系トルク指令値TQに応じて吸入空気量を制御する。
ステップS9において、コントローラ40は、点火系トルク指令値TADVに応じて点火時期を制御する。
図6は、アクセル踏み込み量とエンジン回転速度とに応じて、エンジントルク指令値Ttを算出するマップである。
図6に示すように、エンジン回転速度が遅いほど、またアクセル踏み込み量が大きいほど、エンジントルク指令値Ttは大きくなる。
図7は、本実施形態による制振制御の動作について説明するタイムチャートである。発明の理解を容易にするため、図7(A)〜(D)に比較例1の動作を、図7(D)に比較例2の動作を併せて記載した。
比較例1(一点鎖線)は、制振制御部をF/F補償部のみで構成したときの動作を示したものである。
比較例2(破線)は、特許文献1に記載の従来例を内燃機関のみを有する車両に適用し、制振制御部をF/F補償部及びF/B補償部で構成したときの動作を示したものである。発明の理解を容易にするため、比較例2の制振制御部のブロック図を図16に示す。図16に示すように、F/Fトルク指令値が吸気系トルク指令値として、F/Bトルク指令値が点火系トルク指令値として、それぞれ制御対象へ入力される。
以下、図5のフローチャートとの対応を明確にするため、フローチャートのステップ番号を併記して説明する。
時刻t1でアクセルペダルが踏み込まれると、踏み込み量に応じてスロットル開度指令値が変化し(図7(B))、それに応じてエンジン回転速度が上昇する(図7(A))。
時刻t2で、F/Bトルク指令値Tt_FBが負の値になると(図7(E);S4でNo)、トルク分配部230はF/Bトルク指令値Tt_FBを点火系トルク指令値TADVとして点火時期制御部400に入力する(S6)。これにより、点火時期制御部400は点火時期を最適点火時期(MBT)から遅角側に補正する(図7(C);S9)。
時刻t3で、F/Bトルク指令値Tt_FBが正の値になると(図7(E);S4でYes)、トルク分配部230はF/Bトルク指令値Tt_FBを、吸気系トルク指令値TQへの補正値Tcompとする(S5)。これにより、吸入空気量制御部300は、スロットル開度指令値が大きくなる方向へ補正する(図7(B);S7,S8)。
比較例2のように、F/Bトルク指令値Tt_FBを、その値の正負にかかわらず点火時期制御部に入力するように構成すると、F/Bトルク指令値Tt_FBが正のときは、実際には進角補正が制限される。つまり、実際には点火時期制御によるトルク増加補正が実施されないので、駆動トルクが低下し加速性能が低下する。
これに対して本実施形態の場合には、F/Bトルク指令値Tt_FBが正のときは、応答遅れは伴うものの吸入空気量を制御してトルク増加補正を実施する(図7(B))。そのため、時刻t4以降において、比較例2と比べて駆動トルクの低下を抑制でき、加速性能を向上させることができる(図7(E))。
時刻t4、t6、t8で、F/Bトルク指令値Tt_FBが負の値に切り替わったときも(図7(E))、時刻t2で、F/Bトルク指令値Tt_FBが負の値に切り替わったときと同様の操作が実施されるため、説明は省略する。同じく時刻t5、t7、t9での動作の説明も省略する。
以上説明した本実施形態によれば、運転者の加速要求や車両の運転状態から算出されるエンジントルク指令値Ttに対し、エンジントルクの変化に伴い車両の前後方向に発生する加速度振動を防止するように補償を施してF/Fトルク指令値Tt_FFを算出する。そして、エンジン回転速度を用いて、制御対象に加わる外乱や制御対象のモデル化誤差(ギアのバックラッシュなどの非線形特性など)によって発生する振動特性の変動分を相殺するようにF/Bトルク指令値Tt_FBを算出する。
このとき、F/Bトルク指令値Tt_FBが負のとき、すなわちトルク減少補正が要求されているときは、F/Bトルク指令値Tt_FBを点火系トルク指令値TADVとして点火時期制御部400に入力する。
一方で、F/Bトルク指令値Tt_FBが正のとき、すなわちトルク増加補正が要求されているときは、F/Bトルク指令値Tt_FBを吸入空気量制御部300へ入力する吸気系トルク指令値Tt_FFへの補正値Tcompとする。
これにより、トルク減少補正が要求されているときは、応答の速い点火時期制御によって点火時期を遅角することで、トルク減少補正による制振効果を得ることができる。
また、トルク増加補正が要求されているときは、基準点火時期を最適点火時期に設定しているために、点火時期制御によっては実現できないトルク増加補正を、応答遅れは伴うものの吸入空気量制御によって実現することができる。そのため、加速性能の低下を防止することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態による制振制御について説明する。本発明の第2実施形態は、モデル化した制御対象から出力されるエンジン回転速度に応じてF/Bトルク指令値Tt_FBを算出し、このF/Bトルク指令値Tt_FBに基づいて吸気系トルク補正値Tcompを算出する点で、第1実施形態と相違する。以下、その相違点を中心に説明する。なお、以下の実施形態では、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を用いて重複する説明を適宜省略する。
図8は、本実施形態による制振制御部200の詳細を示すブロック図である。
F/B補償部220は、吸気系トルク指令値TQと実エンジン回転速度を入力として、点火系トルク指令値TADVを算出する。
吸気系トルク補正値演算部250は、F/Fトルク指令値Tt_FFを入力として、吸気トルク補正値Tcompを算出する。
図9は、吸気系トルク補正値演算部250の詳細を示すブロック図である。
制御対象モデル251は、エンジン特性を示すエンジンモデルと、ギアのバックラッシュなどの非線形特性を含む駆動系モデルと、で構成される。制御対象モデル251は、制御対象である実車両にエンジントルクを入力したときの、その実車両の挙動をモデル化したものであり、エンジン回転速度を出力する。
F/B補償部モデル252は、F/B補償部220と同様の構成であり、制御対象モデル251から出力されたエンジン回転速度と、F/Fトルク指令値Tt_FFに応じてF/Bトルク指令値Tt_FBを演算する。
このように、本実施形態では、制御対象モデル251から出力されたエンジン回転速度に応じて、F/B補償部モデル252がF/Bトルク指令値Tt_FBを演算する。
そして、演算されたF/Bトルク指令値Tt_FBが負のときは、トルク分配部230が、そのF/Bトルク指令値Tt_FBを、制御対象モデル251へ入力する点火系トルク入力値として出力する。
一方で、演算されたF/Bトルク指令値Tt_FBが正のときは、トルク分配部230が、そのF/Bトルク指令値Tt_FBを、吸気系トルク補正値Tcompとして出力する。この吸気系トルク補正値Tcompが、吸気系トルク補正値演算部250の出力値になる。また、この吸気系トルク補正値Tcompが、F/Fトルク指令値Tt_FFに加算されて制御対象モデル251へ入力する吸気系トルク入力値となる。
第1実施形態では、図3及び図4を参照して説明したように、実エンジン回転速度に応じてF/B補償部220が演算したF/Bトルク指令値Tt_FBを、吸気系トルク補正値Tcompとして吸入空気量制御部300に入力していた。そのため、吸気系の応答遅れがF/B補償部220での制御に影響を与え、F/B制御の安定性を悪化させるおそれがある。
これに対して本実施形態では、制御対象モデル251を使用して、吸気系補正値演算部250で吸気系トルク補正値Tcompを算出し、予めF/Fトルク指令値Tt_FFに対する補正を実施することができる。これにより、F/B補償部220において前述した吸気系の応答遅れの影響を無くし、F/B制御の安定性を向上させることができる。
このように、本実施形態では第1実施形態と同様の効果が得られるほか、F/B制御の安定性を向上させることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態による制振制御について説明する。本発明の第3実施形態は、吸気系トルク補正値Tcompに位相進み補償を施す点で、第1実施形態と相違する。以下、その相違点を中心に説明する。
図10は、本実施形態による制振制御部200の詳細を示すブロック図である。
位相進み補償器260は、トルク分配部230からの出力値を入力として、吸気系の応答特性Ga(s)の逆系と、吸気系の規範応答特性Gr(s)と、で構成された以下の(11)式に示すフィルタによって位相進み補償を施し、吸気系トルク補正値Tcompを算出する。(11)式中の時定数Trは、吸気系トルク指令値TQに対するエンジントルクの理想的な応答性を示す。(11)式は、実際にはタスティン近似等で離散化して得られた漸化式を用いて算出される。
Figure 0005141306
ここで、前述した第1実施形態と同様に、本実施形態でもF/Bトルク指令値Tt_FBが正のときは、そのF/Bトルク指令値Tt_FBを、吸気系トルク補正値Tcompとして吸入空気量制御部300に入力している。
そのため、吸気系の応答特性を考慮してF/B補償部220の適合をする必要があるが、吸入系の応答は緩慢なので位相がさらに遅れ、この吸気系の応答遅れがF/B補償部220での制御に影響を与え、F/B制御の安定性を悪化させるおそれがある。
そこで、本実施形態では、F/Bトルク指令値Tt_FBに位相進み補償を施した。これにより、吸気系トルク補正値Tcompの位相を調整した上で、吸入空気量制御部300に入力することができる。したがって、制振制御の安定性を向上させることができる。また、第1実施形態と比べて吸入空気量制御によるトルク増加補正を最適化できるので、車両の加速性能を向上させることができる。
図11は、本実施形態による制振制御の動作について説明するタイムチャートである。第1実施形態のときと同様に、比較例1(一点鎖線)は、制振制御部をF/F補償部のみで構成したときの動作を示したものである。比較例2(破線)は、特許文献1に記載の従来例を内燃機関のみを有する車両に適用し、制振制御部をF/F補償部及びF/B補償部のみで構成したときの動作を示したものである。
本実施形態では、トルク分配部230から出力されたF/Bトルク指令値Tt_FBの位相を調整した上で、そのF/Bトルク指令値Tt_FBを吸気系トルク指令値Tcompとして吸入空気量制御部300に入力している。
したがって、図11(B)に示すように、第1実施形態と比べて(図7(B)参照)、吸入空気量制御によるトルク増加補正が最適化され、吸入空気量が増加していることがわかる。
これにより、図11(D)に示すように、第1実施形態と比べて(図7(D)参照)、駆動トルクが増加し、車両の加速性能が向上していることがわかる。
以上説明した本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られるほか、車両の加速性能を一層向上させることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態による制振制御について説明する。本発明の第4実施形態は、F/Bトルク指令値Tt_FBが負のとき、そのF/Bトルク指令値Tt_FBを点火時期制御部400に入力するとともに、そのF/Bトルク指令値Tt_FBに対して符号反転処理及びローパスフィルタ処理を施した値を吸気系トルク補正値Tcompとして吸入空気量制御部300に入力する点で、第1実施形態と相違する。以下、その相違点を中心に説明する。
図12は、本実施形態による制振制御部200の詳細を示すブロック図である。
トルク分配部270は、F/Bトルク指令値Tt_FBが負のときは、そのF/Bトルク指令値Tt_FBを点火系トルク指令値TADVとして出力する。一方で、F/Bトルク指令値Tt_FBが正のときは、その値にかかわらずゼロを出力する。
符号反転処理部280は、トルク分配部270から出力された点火系トルク指令値TADVの符号を反転させる。すなわち、点火系トルク指令値TADVを負の値から正の値へと変換する。
フィルタ処理部290は、符号反転処理部280から出力された値を入力とし、以下の(12)式のローパスフィルタ処理を施し、吸気系トルク補正値Tcompを算出する。(12)式中の時定数Tsは、吸気系トルク補正値Tcompによって、点火時期制御による振動低減効果が妨げられることが無いような周波数域とする。
Figure 0005141306
図13は、本実施形態による制振制御の動作について説明するタイムチャートである。第1実施形態のときと同様に、比較例1(一点鎖線)は、制振制御部をF/F補償部のみで構成したときの動作を示したものである。比較例2(破線)は、特許文献1に記載の従来例を内燃機関のみを有する車両に適用し、制振制御部をF/F補償部及びF/B補償部で構成したときの動作を示したものである。
時刻t1で、アクセルペダルが踏み込まれ(図13(B))、車両が加速状態になると、
加速直後の時刻t2において、F/Bトルク指令値Tt_FBは、加速時に発生する振動を低減させるため、トルクを減少させる方向(負の方向)へ変化する。
このとき、本実施形態では、そのF/Bトルク指令値Tt_FBを点火時期制御部400に入力すると共に、そのF/Bトルク指令値Tt_FBに対して符号反転処理及びローパスフィルタ処理を施した値を吸気系トルク補正値Tcompとして吸入空気量制御部300に入力する。
このように、点火時期の遅角によるトルク減少補正を実施して、加速時に発生する振動を低減させると共に、そのトルク減少補正分に応じて吸気系トルク補正値Tcompを算出し、吸入空気量を増加させる。これにより、加速時に発生する振動を低減させると共に、車両の加速性能の低下を防止することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
例えば、図14に示すように、第2実施形態で説明した吸気系トルク補正値演算部250において、トルク分配部230からの出力値に対して、第3実施形態で説明した位相進み補償を施しても良い。
同じく、図15に示すように、第2実施形態で説明した吸気系トルク補正値演算部250において、トルク分配部230からの出力値に対して、符号反転処理及びローパスフィルタ処理を施しても良い。
車両の制振制御装置の概略構成図である。 コントローラで実施される制振制御について説明するブロック図である。 第1実施形態による制振制御部の詳細を示すブロック図である。 第1実施形態による制振制御部の詳細を示すブロック図である。 第1実施形態による制振制御を説明するフローチャートである。 アクセル踏み込み量とエンジン回転速度とに応じて、エンジントルク指令値を算出するマップである。 第1実施形態による制振制御の動作について説明するタイムチャートである。 第2実施形態による制振制御部の詳細を示すブロック図である。 吸気系トルク補正値演算部の詳細を示すブロック図である。 第3実施形態による制振制御部の詳細を示すブロック図である。 第3実施形態による制振制御の動作について説明するタイムチャートである。 第4実施形態による制振制御部の詳細を示すブロック図である。 第4実施形態による制振制御の動作について説明するタイムチャートである。 吸気系トルク補正値演算部の詳細を示すブロック図である。 吸気系トルク補正値演算部の詳細を示すブロック図である。 比較例2の制振制御部のブロック図である。
符号の説明
1 エンジン
100 エンジントルク指令値演算部(エンジントルク指令値演算手段)
210 F/F補償部(動特性補償手段)
220 F/B補償部(補正値演算手段)
221 制御ブロック(エンジントルク演算部)
222 制御ブロック(エンジン回転速度推定値演算部)
224 制御ブロック(トルク補正値演算部)
225 加算器(加算部)
230 トルク分配部(補正値分配手段)(補正値分配部)
240 加算器(吸気系トルク指令値算出手段)
250 吸気系トルク補正値演算部(吸気系トルク補正値演算手段)
251 制御対象モデル(車両モデル)(エンジン回転速度演算部)
252 F/B補償部モデル(補正値演算部)
300 吸入空気量制御部(吸入空気量制御手段)
400 点火時期制御部(点火時期制御手段)
S1 エンジントルク指令値演算手段
S2 動特性補償手段
S3 補正値演算手段
S4〜S6 補正値分配手段
S7 吸気系トルク指令値算出手段
S8 吸入空気量制御手段
S9 点火時期制御手段

Claims (5)

  1. エンジンを有する車両の制振制御装置であって、
    車両の運転状態に応じてエンジン要求トルクを演算するエンジントルク指令値演算手段と、
    前記エンジン要求トルクを入力としてエンジントルクの変化に伴って発生する車両前後方向の加速度振動を防止する補償を行う位相補償値を演算する動特性補償手段と、
    前記位相補償値と、エンジン回転速度と、を入力として前記位相補償値の補正値を演算する補正値演算手段と、
    前記補正値が正値のときは、その補正値を吸気系トルク補正値として分配し、前記補正値が負値のときは、その補正値を点火系トルク指令値として分配する補正値分配手段と、
    前記位相補償値に前記吸気系トルク補正値を加算して吸気系トルク指令値を算出する吸気系トルク指令値算出手段と、
    前記吸気系トルク指令値に応じて吸入空気量を制御する吸入空気量制御手段と、
    前記点火系トルク指令値に応じて点火時期を制御する点火時期制御手段と、
    を備え
    前記補正値分配手段は、
    前記補正値が正値のときは、点火系トルク指令値をゼロとし、
    前記補正値が負値のときは、その補正値を点火系トルク指令値として分配するとともに、前記点火系トルク指令値の符号を反転させてローパスフィルタ処理を施した値を吸気系トルク補正値として分配する、
    ことを特徴とする車両の制振制御装置。
  2. 前記吸気系トルク補正値に対して、吸気系の応答特性Ga(s)の逆系と、吸気系の規範応答Gr(s)と、を含む位相補償器によって位相補償を施す
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両の制振制御装置。
  3. 前記補正値演算手段は、
    前記位相補償値を入力として、吸気系の応答特性Ga(s)に基づいてエンジントルクを演算するエンジントルク演算部と、
    前記エンジントルクを入力としてエンジン回転速度の推定値を演算するエンジン回転速度推定値演算部と、
    前記エンジン回転速度の推定値と、エンジン回転速度と、の偏差を入力として前記補正値を演算する補正値演算部と、
    前記補正値を前記エンジントルクに加算する加算部と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両の制振制御装置。
  4. エンジンを有する車両の制振制御装置であって、
    車両の運転状態に応じてエンジン要求トルクを演算するエンジントルク指令値演算手段と、
    前記エンジン要求トルクを入力としてエンジントルクの変化に伴って発生する車両前後方向の加速度振動を防止する補償を行う位相補償値を演算する動特性補償手段と、
    前記位相補償値を入力として吸気系トルク補正値を演算する吸気系トルク補正値演算手段と、
    前記位相補償値に前記吸気系トルク補正値を加算して吸気系トルク指令値を算出する吸気系トルク指令値算出手段と、
    前記吸気系トルク指令値と、実エンジン回転速度と、を入力として点火系トルク指令値を演算する補正値演算手段と、
    前記吸気系トルク指令値に応じて吸入空気量を制御する吸入空気量制御手段と、
    前記点火系トルク指令値に応じて点火時期を制御する点火時期制御手段と、
    を備え、
    前記吸気系トルク補正値演算手段は、
    エンジンモデルと駆動系モデルとを含む車両モデルを備え、
    吸気系トルクと点火系トルクとを入力として、前記車両モデルのエンジン回転速度を演算するエンジン回転速度演算部と、
    前記位相補償値と、前記車両モデルのエンジン回転速度と、を入力として補正値を演算する補正値演算部と、
    前記補正値が正値のときは、その補正値を吸気系トルク補正値として分配し、前記補正値が負値のときは、その補正値を点火系トルクとして分配する補正値分配部と、
    前記位相補償値に前記吸気系トルク補正値を加算して吸気系トルクを算出する吸気系トルク算出部と、
    を含み、
    前記補正値分配部は、
    前記補正値が正値のときは、点火系トルクをゼロとし、
    前記補正値が負値のときは、その補正値を点火系トルクにするとともに、その点火系トルクの符号を反転させてローパスフィルタ処理を施した値を吸気系トルク補正値とすることを特徴とする車両の制振制御装置。
  5. 前記吸気系トルク補正値演算手段は、
    前記吸気系トルク補正値に対して、吸気系の応答特性Ga(s)の逆系と、吸気系の規範応答Gr(s)と、を含む位相補償器によって位相補償を施す位相補償部を含む
    ことを特徴とする請求項4に記載の車両の制振制御装置。
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