JP5140785B1 - 指向性制御方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

近接配置された2個のマイクロフォンを用いて、任意の方向から到来する音を、少ない演算量で強調又は抑圧して出力することができる指向性制御方法及び装置を提供する。交換回路2によって一対の入力信号InL及びInRを1サンプル毎に交互に入れ替えることで、一対の交換信号InA及びInBを生成しておき、係数更新回路3によって、交換信号の片方InBに係数mを乗じた上で、交換信号InAとInBの誤差信号を生成し、誤差信号を含む係数mの漸化式を演算して係数mを1サンプル毎に更新する。そして、逐次更新された係数mを一対の入力信号InL及びInRに乗じて出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、近接配置された2個のマイクロフォンを用いて、任意の方向に指向性をつけて音を出力する収音装置に関する。
音声録音においては、目的の音を有効的に収音するために、雑音等のその周囲の音の入力を抑える必要がある。任意の方向の音を収音するには、指向性マイクを用いることで目的の音を鮮明に収音することが可能となる。また、間隔を広くとったステレオ録音等で、臨場感を出すこともできる。ICレコーダーにおいては、2個のマイクロフォンの入力信号を処理し、任意の方向の音を強調、又はそれ以外の方向の音を抑圧して収音する方法が多数提案されている。
例えば、特許文献1の発明では、近接配置された2個のマイクロフォンの入力信号に基づいて入力された音声が目的方向にあるかを判断し、2個の入力信号の位相差の差分を補正し、目的方向に存在する音を強調している。また、特許文献2の発明では、2つの入力信号同士を互いに参照させ、得られた信号を利用して逐次フィルタを更新する。これを2個のマイクロフォンから入力される信号に適用すれば、同相の音を抽出し強調することができる。すなわち、所定の方向からの音声を強調し、指向性をつけることが可能である。
特表2009−135593号公報 特開2009−027388号公報
ところで、状況に応じて気軽に録音を行いたいという要望に応えるために、ICレコーダーにおいても小型化が進んでいる。携帯可能なまでにICレコーダーが小型化された場合、ステレオ録音用に備えられた2個マイクロフォンが近接配置されることとなる。すると、この2個のマイクロフォンの距離が短いことから収音時の位相差が非常に小さくなり、指向性方向と音源との位置関係に応じた強調と抑圧も、左右に分離感のある収音も行うことが困難となってきた。この傾向は、2個のマイクロフォンの間隔に対して何十倍以上の長い波長をもつ低周波の波長において著しいものであった。
また、特許文献1の発明は、位相差の差分をとることが前提となるため、一定以上の間隔を設けてマイクロフォンを配置する必要がある。たとえ低周波の波長に適用できたとしても、複数の遅延器や長いフィルタ係数が必要となり、演算処理も煩雑になる。
特許文献2の発明は、ステレオ音源であれば十分に指向性を付けることが可能であるが、ICレコーダーのように2個のマイクロフォンが近接配置されている場合には、各入力音声の位相差が少なくなるため、その差分をとるほどの感度を有していない。また、演算結果に基づいて逐次フィルタを更新するため、フィルタ長が長くなり、また演算処理が重くなる。
本願発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために成されたものであり、その目的は、近接配置された2個のマイクロフォンを用いて、任意の方向から到来する音を、少ない演算量で強調又は抑圧して出力することができる指向性制御方法及び装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、実施形態の指向性制御方法は、一対のマイクロフォンから入力された一対の入力信号に対して、その位相差に応じた強弱をつける指向性制御方法であって、交換回路によって前記一対の入力信号を1サンプル毎に交互に入れ替えることで、一対の交換信号を生成する第1のステップと、前記交換信号の片方に係数mを乗じた上で、前記交換信号の誤差信号を生成する第2のステップと、前記誤差信号を含む係数mの漸化式を演算して係数mを1サンプル毎に更新する第3のステップと、逐次更新された係数mを前記一対の入力信号に乗じて出力する第4のステップと、を備えること、を特徴とする。
前記第2及び第3のステップでは、1サンプル前に算出された過去の係数mの−1倍がセットされた第1の積算器に前記交換信号の片方を通し、前記第1の積算器を経た後に、前記一対の交換信号を加算する第1の加算器を通し、第1の加算器を経た後に、定数μがセットされた第2の積算器を通し、前記第2の積算器を経た後に、前記過去の係数mが乗算される前の前記片方の交換信号がセットされた第3の積算器を通し、前記第3の積算器を経た後に、1サンプル前に算出された過去の係数mがセットされた第2の加算器を通すことで、前記係数mを1サンプル毎に更新するようにしてもよい。
前記第3のステップは、1サンプル前に算出された過去の係数mに対して定数βを乗算する第5のステップを含み、第5のステップによる乗算結果を参照する前記漸化式を演算し、前記定数βは1未満であり、一定レベル未満の前記入力信号が連続すると、第3のステップを経た出力信号が漸次減衰するようにしてもよい。
前記第3のステップは、1サンプル前に算出された過去の係数mに対して定数βを乗算する第5のステップを含み、第5のステップによる乗算結果を参照する前記漸化式を演算し、前記定数βは1未満であり、第3のステップを経ることで、前記入力信号の位相差以上に強弱を強調するようにしてもよい。
入力信号を予め帯域分割しておき、帯域別に前記各ステップを行うようにしてもよい。
本発明によれば、交換回路と漸化式を演算する一つの回路によって演算数を大幅に削減しながらも、一対のマイクロフォンのセンター位置から到来する音声信号を精度よく強調し、センター位置から角度がずれた方向から到来する音声信号を精度よく抑圧できる。
指向性制御装置の構成を示すブロック図である。 係数更新回路の一例を示すブロック図である。 係数m(k)の収束例を示すグラフである。 定数βを変更した場合の係数m(k)の収束態様を示すグラフである。 交換回路の有無に応じた係数m(k)の収束速度を示すグラフである。 その他の実施形態に係る指向性制御装置の構成を示すブロック図である。
以下、本発明に係る指向性制御方法及び装置の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
(構成)
図1は、指向性制御装置の構成を示すブロック図である。指向性制御装置は、所定の離間距離を有する一対のマイクロフォンL、Rに接続されており、図1に示すように、マイクロフォンL、Rから入力信号InL(k)と入力信号InR(k)が入力される。
入力信号InL(k)と入力信号InR(k)は、AD変換器によりサンプリングされた離散値である。すなわち、入力信号InL(k)は、マイクロフォンLから出力され、k番目にサンプリングされたデジタル信号である。入力信号InR(k)は、マイクロフォンRから出力され、k番目にサンプリングされたデジタル信号である。
入力信号InL(k)と入力信号InR(k)は、指向性制御装置において、特性補正回路1を経て交換回路2に入力される。特性補正回路1は、周波数特性補正フィルタと位相特性補正回路とを有する。周波数特性補正フィルタは、所望周波数帯の音声信号を抽出する。位相特性補正回路は、入力信号InL(k)と入力信号InR(k)に対するマイクロフォンL、Rの音響特性が与える影響を減少させる。
交換回路2は、入力信号InL(k)と入力信号InR(k)を1サンプルおきに交互に入れ替えて出力する。すなわち、交換信号InA(k)及び交換信号InB(k)のデータ列は、k=1、2、3、4・・・において、以下のようになる。
InA(k)={InL(1) InR(2) InL(3) InR(4)・・・}
InB(k)={InR(1) InL(2) InR(3) InL(4)・・・}
交換信号InA(k)及び交換信号InB(k)は、係数更新回路3に入力される。この係数更新回路3は、交換信号InA(k)と交換信号InB(k)との誤差を計算し、誤差に応じた係数m(k)を決定する。また、係数更新回路3は、過去の係数m(k−1)を参照して逐次的に係数m(k)を更新する。
同着の交換信号InA(k)と交換信号InB(k)の誤差信号e(k)を以下式(1)のように定義する。
Figure 0005140785
この係数更新回路3は、誤差信号e(k)を係数m(k−1)の関数とし、誤差信号e(k)を含む係数m(k)の隣接二項間漸化式を演算することで、誤差信号e(k)が最小となる係数m(k)を探索する。係数更新回路3は、この演算処理により、入力信号InL(k)と入力信号InR(k)とに位相差が生じていればいるほど、係数m(k)を減少させる方向で更新し、同相であれば係数m(k)を1に近づけて出力する。
係数m(k)は、合成回路4に入力される。合成回路4は、入力信号InL(k)と入力信号InR(k)とに任意の比率で係数m(k)を乗じ、任意の比率で足し合わせて、その結果として出力信号OutL(k)と信号OutR(k)を出力する。
図2は、係数更新回路3の一例を示すブロック図である。図2に示すように、係数更新回路3は、複数の積算器と加算器から構成され、隣接二項間漸化式を体現した回路であり、過去の係数m(k−1)を参照して係数m(k)を漸次更新するものである。長いタップ数を有する適応フィルタは排除されている。
この係数更新回路3において、交換信号InB(k)を参照信号として用いて誤差信号e(k)を生成する。すなわち、交換信号InA(k)は、積算器5に入力される。積算器5は、交換信号InA(k)に対して1サンプル前の係数m(k−1)の−1倍を掛け合わせる。積算器5の出力側には、加算器6が接続されている。この加算器6には、積算器5から出力された信号と交換信号InB(k)とが入力され、これら信号を加算することで、瞬時誤差信号e(k)を得る。この演算処理による誤差信号e(k)は以下式(2)の通りである。
Figure 0005140785
誤差信号e(k)は、入力信号をμ倍する積算器7に入力される。係数μは、1未満のステップサイズパラメータである。積算器7の出力側には、積算器8が接続される。積算器8には、交換信号InA(k)と積算器を経た信号μe(k)とが入力される。この積算器8は、交換信号InA(k)と信号μe(k)とを乗じ、以下式(3)で表される瞬時二乗誤差の微分信号∂E(m)/∂mを得る。
Figure 0005140785
積算器8には加算器9が接続されている。加算器9は、以下の数式(4)を演算することで係数m(k)を完成させ、入力信号InL(k)とInR(k)から出力信号OutL(k)とOutInR(k)を生成する合成回路4に係数m(k)をセットする。
Figure 0005140785
すなわち、加算器9は微分信号∂E(m)/∂mに対して信号β・m(k−1)を加算することで係数m(k)を完成させる。
信号β・m(k−1)は、加算器9の出力側に1サンプル分だけ信号を遅延させる遅延器10と定数βを積算する積算器11とが接続されており、1サンプル前の信号処理により更新された係数m(k−1)に対して積算器11で定数βを乗じることにより生成される。
これにより、係数更新回路3では、以下の漸化式(5)の演算処理が実現し、係数m(k)を生成され、サンプリング毎に漸次更新していく。
m(k)=m(k−1)×β+(−m(k−1)×InA(k)+InB(k))×μ×InA(k) ・・・(5)
(作用)
このように、指向性制御装置では、入力信号InL(k)と入力信号InR(k)が入力されると、以下の式(6)及び(7)で表される出力信号OutL(k)及び出力信号OutInR(k)を生成して出力している。
Figure 0005140785
ここで、係数m(k)の収束例を図3に示す。図3は、横軸をサンプリング数、縦軸を係数m(k)とし、係数m(0)を零に予め設定した場合の係数m(k)の収束態様を示している。マイクロフォンL、Rの間隔は25mmとする。入力信号InL(k)と入力信号InR(k)は、周波数が1000Hzであり、位相差が0である場合(曲線A)と、位相差が10.00°である場合(曲線B)と、位相差が26.47°である場合である(曲線C)。尚、定数βは1.000である。
図3に示すように、位相差が0の場合の係数m(k)は、1に向けて収束する。一方、位相差が10.00°である場合の係数m(k)は0.91に向けて収束し、位相差が26.47°である場合の係数m(k)は0.66に向けて収束している。
このように、出力信号OutL(k)と信号OutInR(k)は、指向性制御装置を経ることにより、位相差に応じた係数m(k)で強調又は抑圧されることがわかる。換言すると、音源がマイクロフォンL、Rのセンター位置に近ければ近いほど、入力信号InL(k)と入力信号InR(k)は強調される。一方、音源がマイクロフォンL、Rのセンター位置から離れれば離れるほど、入力信号InL(k)と入力信号InR(k)は抑圧される。センター位置とは、マイクロフォンL、Rを結んだ線分の中点を通る当該線分に対する垂線上に存在する位置である。
また、定数βを変更した場合の係数m(k)の収束態様を図4に示す。図4では、β=1.000として係数m(k)を求めた場合(曲線D)と、β=0.999として係数m(k)を求めた場合(曲線E)を示した。図4に示すように、位相差が26.47°の信号について、β=1.000の場合、係数m(k)は0.96に収束するが、β=0.999の場合、係数m(k)は0.8に収束する。
このように、係数βを1未満に変更することで、係数m(k)に対して、入力信号InL(k)と入力信号InR(k)の位相差以上の強弱がつけられることがわかる。例えば、マイクロフォンL、Rの近接距離と比較して長い波長を有する音の入力信号InL(k)と入力信号InR(k)は、その位相差が小さい。しかしながら、このような音であっても、係数βを変更することで、係数m(k)による強調又は抑圧が明瞭になる。
次に、交換回路の意義について説明する。交換回路を経ることによって、係数更新回路は、以下の数式(8)を交互に演算する。
kが奇数のとき
m(k)=m(k−1)×β+(−m(k−1)×InL(k)+InL(k)×InR(k))×μ
kが偶数のとき
m(k)=m(k−1)×β+(−m(k−1)×InR(k)+InR(k)×InL(k))×μ
・・・(8)
数式(8)において、信号の二乗の項は、ホワイトノイズ等の無相関成分を時間の経過とともに小さくなるように作用する。一方、その隣接項は、相関係数を逐次的に算出する以下の数式(9)の分子部分と同等であり、相関成分の影響を係数mに反映させていくこととなる。
Figure 0005140785
つまり、係数更新回路が入力信号InL(k)に対して入力信号InR(k)を近似させようとしたときには、入力信号InL(k)の無相関成分は増幅方向となり、入力信号InR(k)の無相関成分は抑制方向となる。また、入力信号InR(k)に対して入力信号InL(k)を近似させようとしたときには、入力信号InR(k)の無相関成分は増幅方向となり、入力信号InL(k)の無相関成分は抑制方向となる。
そこで、係数更新回路3の前に交換回路2を設置すると、入力信号InL(k)に対して入力信号InR(k)を近似させて同期加算しようとする働きと、入力信号InR(k)に対して入力信号InL(k)を近似させて同期加算しようとする働きとを交互に繰り返すこととなる。そのため、無相関成分を増幅及び抑制しようとする働きは、交互に打ち消し合うことになり、係数m(k)には相関成分の影響を濃く反映させていくことになる。
尚、図5は、交換回路2がある場合とない場合での係数m(k)の収束状態を示している。両収束状態は、共にセンター位置に音源を置き、マイクロフォンL、Rで集音したものである。図5の曲線Fが示すように、交換回路2がある場合には約1000回目に係数m(k)が1に収束したが、曲線Gが示すように、更新回路2がない場合には、係数m(k)を10000回更新しても未だ1に収束することはなく、その開きは10倍であった。すなわち、交換回路2が存在する場合には、指向性制御が速やかに完了することを示している。
(効果)
以上のように、本実施形態に係る指向性制御装置では、交換回路によってマイクロフォンL、Rから入力される一対の入力信号を1サンプル毎に交互に入れ替えることで、一対の交換信号を生成する。そして、交換信号の片方に係数mを乗じた上で、交換信号の誤差信号を生成する。更に、誤差信号を含む係数mの漸化式を演算して係数mを1サンプル毎に更新する。最後に、逐次更新された係数mを一対の入力信号に乗じて出力するようにした。
この制御方法は、例えば、1サンプル前に算出された過去の係数mの−1倍がセットされた第1の積算器に前記交換信号の片方を通し、第1の積算器を経た後に、一対の交換信号を加算する第1の加算器を通し、第1の加算器を経た後に、定数μがセットされた第2の積算器を通し、第2の積算器を経た後に、過去の係数mが乗算される前の片方の交換信号がセットされた第3の積算器を通し、第3の積算器を経た後に、1サンプル前に算出された過去の係数mがセットされた第2の加算器を通すことで、係数mを1サンプル毎に更新すればよい。
これにより、マイクロフォンL、Rのセンター位置から到来する音声信号は強調され、センター位置から角度がずれた方向から到来する音声信号は抑圧されることとなり、センター位置に指向性の中心を有し、マイクロフォンL、Rの指向範囲を網羅するような仮想の第3のマイクロフォンが出現する。更に、この音声に抑揚をつける態様は、タップ数の多いフィルタ等に依らず、交換回路と漸化式を演算する一つの係数更新回路によって実現でき、演算数が大幅に削減できるとともに、遅延は数十マイクロ秒〜数ミリ秒以内におさめることが可能である。
また、1サンプル前に算出された過去の係数mに対して定数βを乗算し、乗算結果を参照する漸化式を演算するようにしてもよい。ここで、定数βを1未満とすると、一定レベル未満の入力信号が連続した場合に、出力信号が漸次減衰する。
すなわち、定数βを一未満とすることで係数mが漸次減衰するフェードアウト機能として作用する。これにより、無音の状態を経て再度任意の方向から到来する音声を収音する際に、係数m(k)の値は一旦0に収束してから更新が行われるために、適正な強調あるいは抑圧が行われる。そのため、一の音源からの音声発信が終了し、他の音源から新たな音声発信がされたとしても、その新たな音声発信に対する係数mの生成において、前の音源からの音声発信に引きずられてしまうことを防止できる。
更に、定数βを1未満とすると、入力信号の位相差以上に出力信号の強弱が強調される。定数βの値は、入力信号を予め帯域分割しておき、帯域別に前記各ステップを行うようにすることで、帯域別に設定することができる。これにより、帯域別に係数m(k)を求める並列処理が可能となるばかりでなく、広帯域の信号に起因する拘束条件が解かれ、帯域に応じて適正な強調或いは抑圧が可能となる。
(その他の実施形態)
以上のように、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これら新規な実施形態は、そのほかの様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、図6に示すように、係数更新回路は、交換信号の片方に係数mを乗じた上で、交換信号の誤差信号を生成し、この誤差信号を含む係数mの漸化式を演算して係数mを1サンプル毎に更新するようにすれば、上記実施形態に限定することなく、その他の態様で実現可能である。
また、この指向性制御装置は、CPUやDSPのソフトウェア処理として実現してもよいし、専用のデジタル回路で構成するようにしてもよい。
1 特性補正回路
2 交換回路
3 係数更新回路
4 合成回路
5 積算器
6 加算器
7 積算器
8 積算器
9 加算器
10 遅延器
11 積算器

Claims (14)

  1. 一対のマイクロフォンから入力された一対の入力信号に対して、その位相差に応じた強弱をつける指向性制御方法であって、
    交換回路によって前記一対の入力信号を1サンプル毎に交互に入れ替えることで、一対の交換信号を生成する第1のステップと、
    前記交換信号の片方に係数mを乗じた上で、前記交換信号の誤差信号を生成する第2のステップと、
    前記誤差信号を含む係数mの漸化式を演算して係数mを1サンプル毎に更新する第3のステップと、
    逐次更新された係数mを前記一対の入力信号に乗じて出力する第4のステップと、
    を備えること、
    を特徴とする指向性制御方法。
  2. 前記第3のステップは、
    1サンプル前に算出された過去の係数mに対して定数βを乗算する第5のステップを含み、第5のステップによる乗算結果を参照する前記漸化式を演算し、
    前記定数βは1未満であり、一定レベル未満の前記入力信号が連続すると、第3のステップを経た出力信号が漸次減衰すること、
    を特徴とする請求項1記載の指向性制御方法。
  3. 前記第3のステップは、
    1サンプル前に算出された過去の係数mに対して定数βを乗算する第5のステップを含み、第5のステップによる乗算結果を参照する前記漸化式を演算し、
    前記定数βは1未満であり、第3のステップを経ることで、前記入力信号の位相差以上に強弱を強調すること、
    を特徴とする請求項1記載の指向性制御方法。
  4. 前記第2及び第3のステップでは、
    1サンプル前に算出された過去の係数mの−1倍がセットされた第1の積算器に前記交換信号の片方を通し、
    前記第1の積算器を経た後に、前記一対の交換信号を加算する第1の加算器を通し、
    第1の加算器を経た後に、定数μがセットされた第2の積算器を通し、
    前記第2の積算器を経た後に、前記過去の係数mが乗算される前の前記片方の交換信号がセットされた第3の積算器を通し、
    前記第3の積算器を経た後に、1サンプル前に算出された過去の係数mがセットされた第2の加算器を通すことで、
    前記係数mを1サンプル毎に更新すること、
    を特徴とする請求項1記載の指向性制御方法。
  5. 前記第3のステップでは、
    1サンプル前に算出された過去の係数mに対して定数βを乗じる第4の積算器を設けておき、前記第2の加算器には、第4の加算器を経た過去の係数mがセットしておき、
    前記定数βは1未満であり、第3のステップを経ることで、前記入力信号の瞬時値の比以上に前記強弱を強調すること、
    を特徴とする請求項4記載の指向性制御方法。
  6. 前記第3のステップでは、
    1サンプル前に算出された過去の係数mに対して定数βを乗じる第4の積算器を設けておき、前記第2の加算器には、第4の加算器を経た過去の係数mをセットしておき、
    前記定数βは1未満であり、第3のステップを経ることで、前記入力信号の位相差以上に強弱を強調すること、
    を特徴とする請求項4記載の指向性制御方法。
  7. 入力信号を予め帯域分割しておき、帯域別に前記各ステップを行うこと、
    を特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の指向性制御方法。
  8. 一対のマイクロフォンから入力された一対の入力信号に対して、その位相差に応じた強弱をつける指向性制御装置であって、
    前記一対の入力信号を1サンプル毎に交互に入れ替えることで、一対の交換信号を生成する交換部と、
    前記交換信号の片方に係数mを乗じた上で、前記交換信号の誤差信号を生成する誤差信号生成部と、
    前記誤差信号を含む係数mの漸化式を演算して係数mを1サンプル毎に更新する漸化式演算部と、
    逐次更新された係数mを前記一対の入力信号に乗じて出力する積算部と、
    を備えること、
    を特徴とする指向性制御装置。
  9. 前記漸化式演算回路は、
    1サンプル前に算出された過去の係数mに対して定数βを乗算するミュート部を含み、
    前記ミュート部の乗算結果を参照して前記漸化式を演算し、
    前記定数βは1未満であり、一定レベル未満の前記入力信号が連続すると、漸化式演算部を経た出力信号が漸次減衰すること、
    を特徴とする請求項8記載の指向性制御装置。
  10. 前記漸化式演算回路は、
    1サンプル前に算出された過去の係数mに対して定数βを乗算する強調処理部を含み、
    前記強調処理部の乗算結果を参照して前記漸化式を演算し、
    前記定数βは1未満であり、漸化式演算部を経た出力信号には、前記入力信号の位相差以上の強弱がつけられること、
    を特徴とする請求項8記載の指向性制御装置。
  11. 前記誤差信号生成部は、
    1サンプル前に算出された過去の係数mの−1倍がセットされ、前記交換信号の片方が通過する第1の積算器と、
    前記第1の積算器を経た後に、前記一対の交換信号を加算する第1の加算器と、
    を備え、
    前記漸化式演算回路は、
    定数μがセットされ、第1の加算器を経た信号が通過する第2の積算器と、
    前記過去の係数mが乗算される前の前記片方の交換信号がセットされ、前記第2の積算器を経た信号が通過する第3の積算器と、
    1サンプル前に算出された過去の係数mがセットされ、前記第3の積算器を経た信号が通過する第2の加算器と、
    を備え、
    前記係数mが1サンプル毎に更新されること、
    を特徴とする請求項8記載の指向性制御装置。
  12. 前記漸化式演算回路は、
    1サンプル前に算出された過去の係数mに対して定数βを乗じる第4の積算器を更に備え、
    前記第2の加算器には、第4の加算器を経た過去の係数mがセットされ、
    前記定数βは1未満であり、前記漸化式演算回路を経ることで、前記入力信号の位相差以上に強弱を強調すること、
    を特徴とする請求項11記載の指向性制御装置。
  13. 前記漸化式演算回路は、
    1サンプル前に算出された過去の係数mに対して定数βを乗じる第4の積算器を更に備え、
    前記第2の加算器には、第4の加算器を経た過去の係数mがセットされ、
    前記定数βは1未満であり、前記漸化式演算回路を経ることで、前記入力信号の位相差以上に強弱を強調すること、
    を特徴とする請求項11記載の指向性制御装置。
  14. 入力信号を予め帯域分割する分割部を更に備え、
    帯域別に前記交換信号の生成、前記誤差信号の生成、前記係数mの更新、及び前記係数mを前記一対の入力信号に乗じた出力を行うこと、
    を特徴とする請求項8乃至13の何れかに記載の指向性制御方法。
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