JP5140626B2 - 特典情報管理システム及び特典情報管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、特典情報管理システム及び特典情報管理方法に関し、特に、低コストで導入可能な特典情報管理システム及び特典情報管理方法に関する。
会員が加盟店を利用した場合に、売り上げに応じたポイントをその会員の獲得ポイントとして集計するポイント集計システムとしては、複数の加盟店端末を備えたネットワークと接続して、加盟店を会員が利用した際の売り上げ金に応じたポイントをその会員の獲得ポイントとして集計するポイントサービス機能をネットワークに付加する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許第2965518号公報
しかしながら、特許文献1に記載のポイント集計システムでは、加盟店が複数の店舗を有する場合、店舗毎に加盟店端末を設置しなければならなかったため、その導入に膨大なコストがかかるといった問題があった。
また、特許文献1に記載のポイント集計システムでは、ポイント還元率を加盟店毎に異ならせることはできたが、同一加盟店では、ポイント還元率を常に同一にせねばならず、ポイント還元率を商品毎に異ならせるなどの柔軟な対応ができないという問題もあった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、低コストで導入可能な特典情報管理システム及び特典情報管理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る特典情報管理システムは、通信端末と、該通信端末とネットワークを介して接続され、該通信端末のユーザを特定可能なユーザ識別情報と該ユーザに付与された特典を示すユーザ特典情報とを対応付けて記憶するユーザデータベースを含む第1サーバコンピュータと、前記第1サーバコンピュータと前記ネットワークを介して接続され、店舗で販売される商品を特定可能な商品特定情報と該商品に付与された二次元コードを特定可能なコード識別情報とを対応付けて記憶する商品データベースを含む第2サーバコンピュータと、を備える特典情報管理システムであって、前記通信端末は、前記二次元コードが示すコードデータを読み取るコードデータ読取手段と、前記コードデータ読取手段によって読み取った前記コードデータと前記ユーザ識別情報とを前記ネットワークを介して前記第1サーバコンピュータに送信するコードデータ送信手段と、を含み、前記第1サーバコンピュータは、前記コードデータ送信手段によって送信された前記コードデータと前記ユーザ識別情報とを受信するコードデータ受信手段と、前記コードデータ受信手段によって受信した前記コードデータに基づいて、前記ユーザデータベースに、該コードデータ受信手段によって受信した前記ユーザ識別情報と対応付けて記憶されている前記ユーザ特典情報を更新するユーザ特典情報更新手段と、前記コードデータと所定の特典を示すコード特典情報とを対応付けて記憶するコードデータベースと、前記コードデータ受信手段によって受信した前記コードデータに対応する前記コード特典情報を前記コードデータベースのうちから検出するコード特典情報検出手段と、を含み、前記ユーザ特典情報更新手段は、前記コード特典情報検出手段によって検出した前記コード特典情報が示す特典を、前記ユーザ特典情報が示す特典に付加することによって、該ユーザ特典情報を更新し、前記コードデータベースは、前記コードデータ及び前記コード特典情報に対応して前記コード識別情報をさらに記憶し、前記第1サーバコンピュータは、前記コードデータ受信手段によって受信した前記コードデータに対応する前記コード識別情報を前記コードデータベースのうちから検出するコード識別情報検出手段と、前記コード識別情報検出手段によって検出した前記コード識別情報を前記ネットワークを介して前記第2サーバコンピュータに送信するコード識別情報送信手段と、をさらに含み、前記第2サーバコンピュータは、前記コード識別情報送信手段によって送信された前記コード識別情報を受信するコード識別情報受信手段と、前記コード識別情報受信手段によって受信した前記コード識別情報に対応する前記商品識別情報を前記商品データベースのうちから検出する商品識別情報検出手段と、前記商品識別情報検出手段による前記商品識別情報の検出回数を計数することによって、前記商品の販売個数を計数する販売個数計数手段と、を含む、ことを特徴とする。
さらに、上記の特典情報管理システムにおいて、前記ユーザデータベースは、前記ユーザ識別情報と、前記ユーザ特典情報としてポイント残高と、を対応付けて記憶し、前記コードデータベースは、前記コードデータと、前記コード特典情報として獲得ポイントと、を対応付けて記憶し、前記コード特典情報検出手段は、前記コードデータ受信手段によって受信した前記コードデータに対応する前記獲得ポイントを前記コードデータベースのうちから検出し、前記ユーザ特典情報更新手段は、前記コード特典情報検出手段によって検出した前記獲得ポイントを、前記ポイント残高に加算することによって、該ポイント残高を更新する、ようにしてもよい。
さらに、上記の特典情報管理システムにおいて、前記商品データベースは、前記商品識別情報及び前記コード識別情報に対応して前記商品を販売した店舗を特定可能な店舗識別情報をさらに記憶し、前記商品識別情報検出手段は、前記コード識別情報受信手段によって受信した前記コード識別情報に対応する前記商品識別情報と前記店舗識別情報とを前記商品データベースのうちから検出し、前記販売個数計数手段は、前記商品識別情報検出手段による前記商品識別情報の検出回数を、前記店舗識別情報毎に計数することによって、前記商品の販売個数を前記店舗毎に計数する、ようにしてもよい。
また、上記の特典情報管理システムにおいて、前記第1サーバコンピュータは、前記コードデータ受信手段によって前記コードデータを受信したときに、前記ユーザ特典情報更新手段によって該コードデータに基づく前記ユーザ特典情報の更新を未だ実行していないか否かを判別する更新判別手段をさらに含み、前記ユーザ特典情報更新手段は、前記更新判別手段によって前記ユーザ特典情報の更新を未だ実行していないと判別した場合にのみ、前記コードデータ受信手段によって受信した前記コードデータに基づく前記ユーザ特典情報の更新を実行する、ようにしてもよい。
さらに、上記の特典情報管理システムにおいて、前記コードデータ読取手段は、前記コードデータとしてURL(Uniform Resource Locator)を読み取り、前記コードデータ送信手段は、前記コードデータ読取手段によって読み取った前記URLにアクセスして、前記ユーザ識別情報を前記ネットワークを介して前記第1サーバコンピュータに送信する、ようにしてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る特典情報管理方法は、通信端末と、該通信端末とネットワークを介して接続され、該通信端末のユーザを特定可能なユーザ識別情報と該ユーザに付与された特典を示すユーザ特典情報とを対応付けて記憶するユーザデータベースと、二次元コードが示すコードデータと所定の特典を示すコード特典情報とを対応付けて記憶するコードデータベースと、を含む第1サーバコンピュータと、前記第1サーバコンピュータと前記ネットワークを介して接続され、店舗で販売される商品を特定可能な商品特定情報と該商品に付与された前記二次元コードを特定可能なコード識別情報とを対応付けて記憶する商品データベースを含む第2サーバコンピュータと、を備える特典情報管理システムにおける特典情報管理方法であって、前記通信端末が、前記二次元コードが示すコードデータを読み取るコードデータ読取ステップと、前記通信端末が、前記データ読取ステップによって読み取った前記コードデータと前記ユーザ識別情報とを前記ネットワークを介して前記第1サーバコンピュータに送信するコードデータ送信ステップと、前記第1サーバコンピュータが、前記コードデータ送信ステップによって送信された前記コードデータと前記ユーザ識別情報とを受信するコードデータ受信ステップと、前記第1サーバコンピュータが、前記コードデータ受信ステップによって受信した前記コードデータに基づいて、前記ユーザデータベースに、該コードデータ受信ステップによって受信した前記ユーザ識別情報と対応付けて記憶されている前記ユーザ特典情報を更新するユーザ特典情報更新ステップと、前記第1サーバコンピュータが、前記コードデータ受信ステップによって受信した前記コードデータに対応する前記コード特典情報を前記コードデータベースのうちから検出するコード特典情報検出ステップと、を含み、前記ユーザ特典情報更新ステップは、前記コード特典情報検出ステップによって検出した前記コード特典情報が示す特典を、前記ユーザ特典情報が示す特典に付加することによって、該ユーザ特典情報を更新し、前記コードデータベースは、前記コードデータ及び前記コード特典情報に対応して前記コード識別情報をさらに記憶し、前記特典情報管理方法はさらに、前記第1サーバコンピュータが、前記コードデータ受信ステップによって受信した前記コードデータに対応する前記コード識別情報を前記コードデータベースのうちから検出するコード識別情報検出ステップと、前記第1サーバコンピュータが、前記コード識別情報検出ステップによって検出した前記コード識別情報を前記ネットワークを介して前記第2サーバコンピュータに送信するコード識別情報送信ステップと、前記第2サーバコンピュータが、前記コード識別情報送信ステップによって送信された前記コード識別情報を受信するコード識別情報受信ステップと、前記第2サーバコンピュータが、前記コード識別情報受信ステップによって受信した前記コード識別情報に対応する前記商品識別情報を前記商品データベースのうちから検出する商品識別情報検出ステップと、前記第2サーバコンピュータが、前記商品識別情報検出ステップによる前記商品識別情報の検出回数を計数することによって、前記商品の販売個数を計数する販売個数計数ステップと、を含む、ことを特徴とする。
本発明によれば、低コストで導入可能な特典情報管理システム及び特典情報管理方法を提供することができる。
ポイント管理システムの構成例を示すブロック図である。 (a)は、ロゴ付き二次元コードの一例を示す平面図であり、(b)は、二次元コードの一例を示す平面図である。 移動体通信端末の構成例を示すブロック図である。 移動体通信端末の画面表示例を示す図である。 移動体通信端末の画面表示例を示す図である。 移動体通信端末の画面表示例を示す図である。 移動体通信端末の画面表示例を示す図である。 移動体通信端末の画面表示例を示す図である。 ポイント管理サーバの構成例を示すブロック図である。 (a)は、二次元コードDBの構成例を示すブロック図であり、(b)は、会員DBの構成例を示すブロック図であり、(c)は、カタログDBの構成例を示すブロック図である。 企業サーバの構成例を示すブロック図である。 (a)は、総販売個数DBの構成例を示すブロック図であり、(b)は、店別販売個数DBの構成例を示すブロック図である。 ポイント加算処理の一例を示すフローチャートである。 ポイント加算処理の一例を示すフローチャートである。 ポイント加算処理の一例を示すフローチャートである。 ポイント加算処理の一例を示すフローチャートである。 販売個数加算処理の一例を示すフローチャートである。 ポイント交換処理の一例を示すフローチャートである。 ポイント交換処理の一例を示すフローチャートである。 ロゴ付き二次元コードの変形例を示す平面図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
まず、本実施形態に係るポイント管理システムの構成について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、ポイント管理システム1の構成例を示すブロック図である。
ポイント管理システム1は、図1に示すように、複数のロゴ付き二次元コード10i(iは自然数)と、複数の移動体通信端末20j(jは自然数)と、ポイント管理サーバ30と、企業サーバ40と、から構成され、例えば移動体通信網などのネットワーク50を介して相互に接続されている。
図2(a)は、ロゴ付き二次元コードの一例を示す平面図であり、図2(b)は、二次元コードの一例を示す平面図である。
ロゴ付き二次元コード10iは、図2(a)に示すように、例えばQR(Quick Response)コード(登録商標)などの二次元コード11と、ユーザがその内容を視認可能なロゴと、を重ね合わせて形成されるシール状の印刷物であって、例えば店舗で販売される商品などに添付されている。
二次元コード11は、図2(b)に示すように、特定比率の正方形を組み合わせた3つの位置決めシンボル12a、12b、及び12cを備え、この位置決めシンボル12a、12b、及び12c間に、例えば複数の正方形のセルがマトリクス状に配置されている。
二次元コード11では、複数のセルのうち、所定明度未満のセル(この例では黒)と、所定明度以上のセル(この例では白)と、の分布パターンによって、各種情報が表現される。
そして、図2(a)に示すロゴ付き二次元コード10iは、「3ポイント」との文字を視認可能に表現するロゴのうち所定明度以上の領域に、所定明度未満の円形のセル(この例では黒色のセル)を重ね合わせる一方で、ロゴのうち所定明度未満の領域に、所定明度以上の円形のセル(この例では白色のセル)を重ね合わせて形成される。
ロゴ付き二次元コード10iでは、ロゴのうち所定明度未満の領域及び所定明度未満のセルと、ロゴのうち所定明度以上の領域及び所定明度以上のセルと、の分布パターンによって、ロゴ付き二次元コード10i毎に付与されたURL(Uniform Resource Locator)などの各種情報が表現される。
なお、ロゴ付き二次元コード10iにおけるセルの形状は、任意であり、本実施形態のように、円形であってもよいし、多角形や星形などであってもよい。
図3は、移動体通信端末の構成例を示すブロック図である。
移動体通信端末20jは、例えば携帯電話などであって、図3に示すように、読取部21と、表示部22と、記憶部23と、操作部24と、通信部25と、制御部26と、を備え、これらは、バスを介して相互に接続されている。
読取部21は、例えば汎用の二次元コードリーダなどから構成され、ロゴ付き二次元コード10iを、例えばCCD(Charge−Coupled Device)などの撮像素子を用いて撮像し、撮像により得られた画像から、ロゴ付き二次元コード10iが示すURLなどの各種情報を読み取って制御部26に供給する。
具体的に、読取部21は、図2(a)に示すロゴ付き二次元コード10iにおいて、ロゴのうち所定明度未満の領域及び所定明度未満のセルを「0」と認識する一方で、ロゴのうち所定明度以上の領域及び所定明度以上のセルを「1」と認識する。
そして、読取部21は、このようにして認識した「0」と「1」とからなる二値データの分布パターンから、URLなどの各種情報を読み取る。
表示部22は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などから構成され、制御部26による制御の下、読取部21によって撮像した画像をスルー画像として表示したり、読取部21にて読み取ったURLを表示したりする。
また、表示部22には、例えば図4に示すログイン画面や、図5に示す会員登録画面、図6に示すマイページ、図7に示すポイント確認画面、図8に示すポイントカタログなど表示される。
記憶部23は、例えば不揮発性メモリなどから構成され、OS(Operating System)や各種プログラムなどを記憶する。
また、記憶部23は、個体番号未登録フラグと、自動ログインフラグと、を備えている。
個体番号未登録フラグは、図5に示す会員登録画面にて入力された項目データをポイント管理サーバ30に送信したときに、オン状態にセットされ、最初のログインがされたときに、クリアされてオフ状態になる。
ここで、項目データには、ユーザの名前(又はニックネーム)や、ユーザの連絡先(例えば住所、電話番号、郵便番号、及びメールアドレスなど)、ユーザの業種又は職種、ログインID及びパスワードなどが含まれる。
自動ログインフラグは、図4に示すログイン画面に表示される「自動ログイン」ボタンがクリックされたときに、オン状態にセットされる。
操作部24は、ユーザによって操作されるもので、例えば十字カーソルキーや、数字や文字を入力するための英数字ボタン等から構成されている。
ユーザは、操作部24を操作して、読取部21によるURLの読取や、読み取ったURLへのアクセスを指示したり、図4に示すログイン画面にてログインID(Identification Data)及びパスワードを入力したり、図5に示す会員登録画面にて項目データを入力したりする。
通信部25は、例えば無線通信装置などから構成され、制御部26による制御の下、ログインIDや、パスワード、個体番号、項目データ、図8に示すポイントカタログにて指定された商品名などをネットワーク50を介してポイント管理サーバ30に送信する。
また、通信部25は、ポイント管理サーバ30からネットワーク50を介して送信された会員登録完了通知やポイント加算完了通知などを受信する。
制御部26は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)等から構成され、CPUが、RAMをワークメモリとして用い、ROMや記憶部23等に記憶されている各種プログラムを適宜実行することによって、移動体通信端末20jの各部の動作を制御する。
また、ROMには、移動体通信端末20jの個体番号などが記憶されている。
図9は、ポイント管理サーバの構成例を示すブロック図である。
ポイント管理サーバ30は、例えばフレームワークやワークステーションなどから構成され、図9に示すように、通信部31と、表示部32と、記憶部33と、制御部34と、を備え、これらは、バスを介して相互に接続されている。
通信部31は、例えばNIC(Network Interface Card)などの通信装置を含んで構成され、移動体通信端末20jからネットワーク50を介して送信されたログインIDや、パスワード、個体番号、項目データ、商品名などを受信する。
また、通信部31は、会員登録が完了したことを通知する会員登録完了通知や、ポイントの加算が完了したことを通知するポイント加算完了通知などをネットワーク50を介して移動体通信端末20jに送信したり、ロゴ付き二次元コード10iを特定可能な二次元コードIDなどをネットワーク50を介して企業サーバ40に送信したりする。
表示部32は、例えばLCDなどから構成され、制御部34による制御の下、商品の出荷をオペレータに指示する出荷指示画面などを表示する。
記憶部33は、例えばハードディスクドライブなどから構成され、OSや各種プログラムなどを記憶する。また、記憶部33は、二次元コードDB331(Date Base)と、会員DB332と、カタログDB333と、を備えている。
図10(a)は、二次元コードDBの構成例を示すブロック図である。
二次元コードDB331は、図10(a)に示すように、ロゴ付き二次元コード10iを特定可能な二次元コードIDと、ロゴ付き二次元コード10i毎に付与されたURLと、獲得ポイント(この例では「3」)と、使用済フラグと、を対応付けて記憶する。
ここで、使用済フラグは、獲得ポイントが加算されたときに、オン状態にセットされる。
図10(b)は、会員DBの構成例を示すブロック図である。
会員DB332は、図10(b)に示すように、項目データと、個体番号と、ポイント残高と、ポイント履歴と、を対応付けて記憶する。
図10(c)は、カタログDBの構成例を示すブロック図である。
カタログDB333は、図10(c)に示すように、交換可能な商品名と、交換ポイントと、を対応付けて記憶する。
図9に示す制御部34は、例えばCPU、ROM、及びRAM等から構成されている。CPUは、RAMをワークメモリとして用い、ROMや記憶部33等に記憶されている各種プログラムを適宜実行することによって、ポイント管理サーバ30の各部の動作を制御する。
図11は、企業サーバの構成例を示すブロック図である。
企業サーバ40は、例えばフレームワークやワークステーションなどから構成され、図11に示すように、通信部41と、記憶部42と、制御部43と、を備え、これらは、バスを介して相互に接続されている。
通信部41は、例えばNICなどの通信装置を含んで構成され、ポイント管理サーバ30からネットワーク50を介して送信された二次元コードIDなどを受信する。
記憶部42は、例えばハードディスクドライブなどから構成され、OSや各種プログラムなどを記憶する。
また、記憶部42は、総販売個数DB421と、一又は複数の店別販売個数DB422k(kは自然数)と、を備えている。
図12(a)は、総販売個数DBの構成例を示すブロック図である。
総販売個数DB421は、図12(a)に示すように、二次元コードIDと、二次元コードIDにより特定されるロゴ付き二次元コード10iが添付された商品名と、その商品の総販売個数と、その商品を販売した店舗を特定可能な店舗IDと、を対応付けて記憶する。
図12(b)は、店別販売個数DBの構成例を示すブロック図である。
店別販売個数DB422kは、図12(b)に示すように、商品名と、その商品の店別販売個数と、を対応付けて記憶する。
図11に示す制御部43は、例えばCPU、ROM、及びRAM等から構成されている。CPUは、RAMをワークメモリとして用い、ROMや記憶部42等に記憶されている各種プログラムを適宜実行することによって、企業サーバ40の各部の動作を制御する。
次に、上記構成を備えるポイント管理システム1が実行する各種処理について図面を参照しつつ説明する。
移動体通信端末20jでは、制御部26が、まず、ユーザによる操作部24での操作に対応して、読取部21にて、商品などに添付されたシール状のロゴ付き二次元コード10iが示すURLを読み取り、読み取ったURLを表示部22に表示する。
そして、ユーザによる操作部24の操作により、表示部22に表示されたURLへのアクセスが指示されると、制御部26は、下記のポイント加算処理を開始する。
図13〜図16は、ポイント加算処理の一例を示すフローチャートである。
このポイント加算処理において、制御部26は、まず、図13に示すように、読取部21にて読み取ったURLにアクセスして(ステップS1)、ログイン画面表示データをポイント管理サーバ30から取得する。
次に、制御部26は、記憶部23に設けられた自動ログインフラグがオンであるか否かを判別し(ステップS2)、オフであれば(ステップS2;No)、図4に示すログイン画面を表示部22に表示する(ステップS3)。
続いて、制御部26は、ユーザによる操作部24の操作により、ログイン画面に表示された複数の項目のうち、「初めての方はこちら」との項目が選択されたか否かを判別する(ステップS4)。
ここで、「初めての方はこちら」との項目が選択されていれば(ステップS4;Yes)、制御部26は、会員登録画面表示データをポイント管理サーバ30から取得して、図5に示す会員登録画面を表示部22に表示する(ステップS5)。
続いて、制御部26は、ユーザによる操作部24の操作により、会員登録画面に項目データが入力された状態で、確定アイコンがクリックされたか否かを判別し(ステップS6)、クリックされていなければ(ステップS6;No)、ループして待つ。
その後、確定アイコンがクリックされると(ステップS6;Yes)、制御部26は、項目データを通信部25からネットワーク50を介してポイント管理サーバ30に送信する(図14に示すステップS7)。
そして、ポイント管理サーバ30では、制御部34が、移動体通信端末20jから送信された項目データを通信部31にて受信し(ステップS8)、会員DB332に記憶することにより、会員登録を行うとともに(ステップS9)、会員登録完了通知を通信部31からネットワーク50を介して移動体通信端末20jに送信する(ステップS10)。
そして、移動体通信端末20jでは、制御部26が、ポイント管理サーバ30から送信された会員登録完了通知を通信部25にて受信した後(ステップS11)、会員登録が完了したことを示す会員登録完了画面を表示部22に表示するとともに(ステップS12)、記憶部23に設けられた個体番号未登録フラグをオン状態にセットする(ステップS13)。
その後、制御部26は、所定期間の経過後、又はユーザによる操作部24の操作により、ログイン画面への移動が指示されたときに、ステップS3の処理へとリターンする。
これに対して、「初めての方はこちら」との項目が選択されていないと判別した場合(図13に示すステップS4;No)、制御部26は、ユーザによる操作部24の操作により、ログイン画面に表示された複数の項目のうち、「自動ログイン」との項目が選択されたか否かを判別する(ステップS14)。
ここで、「自動ログイン」との項目が選択されていれば(ステップS14;Yes)、制御部26は、自動ログインフラグをオン状態にセットする一方で(ステップS15)、選択されていなければ(ステップS14;No)、ステップS15の処理をスキップする。
続いて、制御部26は、ユーザによる操作部24の操作により、ログイン画面にログインID及びパスワードが入力された後に、ログイン画面に表示された複数の項目のうち、「ID及びパスログイン」との項目が選択されたか、又は「個体番号でログイン」との項目が選択されたか否かを判別する(ステップS16)。
ここで、「ID及びパスでログイン」との項目、及び「個体番号でログイン」との項目のいずれも選択されていなければ(ステップS16;No)、制御部26は、ステップS4の処理にリターンする。
これに対して、自動ログインフラグがオンであると判別した場合(ステップS2;Yes)、「ID及びパスワードでログイン」との項目及び「個体番号でログイン」との項目のいずれかが選択された場合(ステップS16;Yes)、若しくは図14に示すステップS13の処理を実行した後、制御部26は、個体番号未登録フラグがオンであるか否かを判別する(図15に示すステップS17)。
ここで、個体番号未登録フラグがオンであれば(ステップS17;Yes)、制御部26は、ログインID及びパスワードとともに、ROMに記憶されている個体番号を通信部25からネットワーク50を介してポイント管理サーバ30に送信する(ステップS18)。
その後、制御部26は、個体番号未登録フラグをクリアしてオフ状態にする(ステップS19)。
そして、ポイント管理サーバ30では、制御部34が、移動体通信端末20jから送信されたログインID、パスワード、及び個体番号を通信部31にて受信して(ステップS20)、個体番号をログインID及びパスワードと対応付けて会員DB332に記憶する(ステップS21)。
これに対して、個体番号未登録フラグがオフであれば(ステップS17;No)、制御部26は、ログインID及びパスワード、若しくは個体番号を通信部25からネットワーク50を介してポイント管理サーバ30に送信する(ステップS22)。
そして、ポイント管理サーバ30では、制御部34が、移動体通信端末20jから送信されたログインID及びパスワード、若しくは個体番号を受信した後(ステップS23)、移動体通信端末20jによりアクセスされたURLに対応する使用済フラグを二次元コードDB331から読み出して(ステップS24)、使用済フラグがオンであるか否かを判別する(ステップS25)。
ここで、使用済みフラグがオンであれば(ステップS25;Yes)、制御部26は、ポイント加算不能通知を通信部31からネットワーク50を介して移動体通信端末20jに送信する(ステップS26)。
そして、移動体通信端末20jでは、制御部26が、移動体通信端末20jから送信されたポイント加算不能通知を受信した後(ステップS27)、獲得ポイントの加算ができなかったことを示すポイント加算不能画面を表示部22に表示してから(ステップS28)、ポイント加算処理を終了する。
これに対して、使用済みフラグがオフであれば(ステップS25;No)、制御部26は、移動体通信端末20jによりアクセスされたURLに対応する二次元コードID、獲得ポイント(この例では「3」)、及び使用済フラグを二次元コードDB331から読み出して(図16に示すステップS29)、二次元コードIDを通信部31からネットワーク50を介して企業サーバ40に送信する(ステップS30)。
続いて、制御部34は、通信部31にて受信したログインID及びパスワード、若しくは個体番号に対応するポイント残高及びポイントを会員DB332から読み出して(ステップS31)、二次元コードDB331から読み出した獲得ポイントを、会員DB332から読み出したポイント残高に加算して、ポイント残高を更新するとともに(ステップS32)、ポイント履歴を更新する(ステップS33)。
そして、制御部34は、二次元コードDB331から読み出した使用済みフラグをオン状態にセットした後(ステップS34)、ポイント加算完了通知を通信部31からネットワーク50を介して移動体通信端末20jに送信する(ステップS35)。
そして、移動体通信端末20jでは、制御部26が、ポイント管理サーバ30から送信されたポイント加算完了通知を受信した後(ステップS36)、図7に示すポイント確認画面を表示してから(ステップS37)、ポイント加算処理を終了する。
また、企業サーバ40では、ポイント管理サーバ30から送信された二次元コードIDを通信部41にて受信すると、制御部43は、下記の販売個数計測処理を実行する。
図17は、販売個数計測処理の一例を示すフローチャートである。
この販売個数計測処理において、制御部43は、まず、図17に示すように、通信部41にて受信した二次元コードIDに対応する商品名、総販売個数、及び店舗IDを総販売個数DB421から読み出して(ステップS41)、総販売個数に1加算して、総販売個数を更新するとともに(ステップS42)、店舗IDに対応する店別販売個数DB422kを記憶部42から検出する(ステップS43)。
そして、制御部43は、総販売個数DBから読み出した商品名に対応する店別販売個数を、記憶部42から検出した店別販売個数DB422kから読み出して(ステップS44)、店別販売個数に1加算して、店別販売個数を更新してから(ステップS45)、販売個数計測処理を終了する。
そして、ユーザによる操作部24の操作により、ポイント管理サーバ30のURLへのアクセスが指示されると、制御部26は、下記のポイント交換処理を開始する。
図18及び図19は、ポイント交換処理の一例を示すフローチャートである。
このポイント交換処理において、移動体通信端末20jでは、制御部26が、まず、図18に示すように、ポイント管理サーバ30のURLにアクセスして(ステップS51)、ログイン画面表示データをポイント管理サーバ30から取得する。
次に、制御部26は、記憶部23に設けられた自動ログインフラグがオンであるか否かを判別し(ステップS52)、オフであれば(ステップS52;No)、図4に示すログイン画面を表示部22に表示する(ステップS53)。
続いて、制御部26は、ユーザによる操作部24の操作により、ログイン画面にログインID及びパスワードが入力された後に、ログイン画面に表示された複数の項目のうち、「ID及びパスログイン」との項目が選択されたか、又は「個体番号でログイン」との項目が選択されたか否かを判別する(ステップS54)。
ここで、「ID及びパスでログイン」との項目、及び「個体番号でログイン」との項目のいずれも選択されていなければ(ステップS54;No)、制御部26は、ループして待つ。
これに対して、自動ログインフラグがオンであると判別した場合(ステップS52;Yes)、若しくは「ID及びパスワードでログイン」との項目及び「個体番号でログイン」との項目のいずれかが選択された場合(ステップS54;Yes)、制御部26は、ログインID及びパスワード、若しくは個体番号を通信部25からネットワーク50を介してポイント管理サーバ30に送信する(ステップS55)。
そして、ポイント管理サーバ30では、制御部34が、移動体通信端末20jから送信されたログインID及びパスワード、若しくは個体番号を通信部31にて受信した後(ステップS56)、マイページ表示データを通信部31からネットワーク50を介して移動体通信端末20jに送信する(ステップS57)。
そして、移動体通信端末20jでは、制御部26が、ポイント管理サーバ30から送信されたマイページ表示データを受信した後(ステップS58)、図6に示すマイページを表示部22に表示する(ステップS59)。
続いて、制御部26は、ユーザによる操作部24の操作により、マイページ画面に表示された複数の項目のうち、「ポイントカタログを見る」との項目が選択されたか否かを判別し(ステップS60)、選択されていなければ(ステップS60;No)、ループして待つ。
これに対して、「ポイントカタログを見る」との項目が選択されていれば(ステップS60;Yes)、制御部26は、ポイントカタログ表示データをポイント管理サーバ30から取得して、図6に示すポイントカタログを表示部22に表示する(ステップS61)。
続いて、制御部26は、ユーザによる操作部24の操作により、ポイントカタログに表示された複数の商品のうち、所望の商品が選択されたか否かを判別し(図19に示すステップS62)、選択されていなければ(ステップS62;No)、ループして待つ。
これに対して、所望の商品が選択されていれば(ステップS62;Yes)、制御部26は、その商品名を通信部25からネットワーク50を介してポイント管理サーバ30に送信する(ステップS63)。
そして、ポイント管理サーバ30では、制御部34が、移動体通信端末20jから送信された商品名を通信部31にて受信し(ステップS64)、商品名に対応する交換ポイントをカタログDB333から読み出す(ステップS65)。
続いて、制御部34は、通信部31にて受信したログインID及びパスワード、若しくは個体番号に対応する項目データ、ポイント残高、及びポイント履歴を会員DB332から読み出して(ステップS66)、商品名から特定される商品の、項目データに含まれる住所への出荷をオペレータに指示する出荷指示画面を表示部32に表示する(ステップS67)。
また、制御部34は、ポイント残高から、カタログDB333から読み出した交換ポイント数を減算して、ポイント残高を更新するとともに(ステップS68)、ポイント履歴を更新する(ステップS69)。
その後、制御部34は、商品の購入が完了したことを通知する商品購入完了通知を通信部31からネットワーク50を介して移動体通信端末20jに送信する(ステップS70)。
そして、移動体通信端末20jでは、制御部26が、ポイント管理サーバ30から送信された商品購入完了通知を受信して(ステップS71)、商品の購入が完了したことを示す商品購入完了画面を表示部22に表示してから(ステップS72)、ポイント交換処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係るポイント管理システム1によれば、ユーザが所持する、ロゴ付き二次元コード10iを読取可能な既存の移動体通信端末20jを用いて、ユーザのポイントを管理することができるので、各店舗に専用の端末を設置したり、会員登録したユーザに専用のカードを配布したりする必要がなくなる。このため、複数の店舗を有する企業であっても、ポイントサービスを容易且つ低コストで導入することができる。
また、ポイント管理システム1では、商品に添付されるロゴ付き二次元コード10iに応じて、同一企業内でも店舗毎に、或いは同一の店舗内でも商品毎に異なるポイント還元率を設定することができるなど柔軟な対応が可能になる。
さらに、一度使用されたロゴ付き二次元コード10iは、ポイント管理サーバ30にて使用済フラグがオン状態にセットされることにより無効化され、再度そのロゴ付き二次元コード10iが示すURLにアクセスされても、獲得ポイントがポイント残高にさらに加算されるといった不正を防止することができる。
加えて、商品に添付されるロゴ付き二次元コード10iには、それぞれ固有のURLが付与され、このURLに対応する二次元コードIDがポイント管理サーバ30から企業サーバ40に対して送信される。そして、企業サーバ40では、この二次元コードIDに基づき、販売された商品名、及びその商品を販売した店舗を特定することができるとともに、その商品の全店舗における総販売個数、及び店舗毎の店別販売個数を計数することができる。このため、ポイント管理システム1では、ポイントサービスのみならず、各商品の各企業乃至各店舗における販売個数の管理サービスをも提供することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な上記実施形態の変形態様について、説明する。
上記実施形態では、二次元コード11とユーザがその内容を視認可能なロゴとを重ね合わせて形成されるシール状の印刷物であるロゴ付き二次元コード10iが商品に添付されているものとして説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、ロゴと重ね合わされていない二次元コード11であっても構わない。また、商品に添付されるシール状の印刷物以外のもの、例えば商品に直接印刷されているものや、広告に印刷されているもの、或いは商品を購入した際に発行されるレシートに印刷されたものであってもよい。さらには、移動体通信端末20jや汎用コンピュータの表示部に表示されるものであっても構わない。
また、上記実施の形態において、ユーザは、会員登録を行って、自動ログインの設定をした後でなければ、ロゴ付き二次元コード10iから読み取ったURLへのアクセスのみで、ポイントを獲得することはできないものとして説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、ユーザが会員登録を行う以前であっても、ロゴ付き二次元コード10iから読み取ったURLへのアクセスのみで、ポイントを獲得できるようにしてもよい。具体的に、図13に示すステップS1の処理では、読取部21にて読み取ったURLへのアクセスとともに、個体番号が通信部25からネットワーク50を介してポイント管理サーバ30に送信されればよい。そして、ポイント管理サーバ30では、制御部34が、通信部31にて個体番号を受信した後、図15に示すステップS24の処理へ進めばよい。この場合、図10(b)に示す会員DB332には、個体番号と、ポイント残高と、ポイント履歴と、が対応付けて記憶されればよい。その後、ユーザが会員登録を行うときには、項目データとともに個体番号が、移動体通信端末20jからポイント管理サーバ30に対して送信されるようにし、ポイント管理サーバ30では、項目データが、個体番号に対応付けて会員DB332に記憶されればよい。
さらに、上記実施の形態では、ロゴ付き二次元コード10iが、その内容を視認可能に表現するロゴのうち所定明度以上の領域に、所定明度未満の円形のセル(この例では黒色のセル)を重ね合わせる一方で、ロゴのうち所定明度未満の領域に、所定明度以上の円形のセル(この例では白色のセル)を重ね合わせて形成されるものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、その内容を視認可能に表現するロゴのうち所定明度未満の領域に、所定明度以上のセル(例えば白色のセル)を重ね合わせて形成されるものであってもよい。
また、上記実施の形態では、二次元コードがQRコード(登録商標)であるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、二次元コード11は、データマトリクスや、アズテックコード、コードワン、アレイタグ、ボックス図形コード、マキシコード、ペリコード、ソフトストリップ、CPコード、カルラコード、ウルトラコードなどといった他のマトリクス式の二次元コードであってもよい。あるいは、PDF417、コード49、コード16k、コーダブロックなどといった一次元コードを縦に積み重ねたスタック式の二次元コードであっても構わない。
さらに、上記実施の形態では、特典としてユーザにポイントが付与されるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ユーザに付与される特典は、任意であり、例えばクーポンなどであってもよい。この場合、移動体通信端末20jでは、制御部26が、図20に示すようなロゴ付き二次元コードが示すURLにアクセスして、ポイント管理サーバ30から、ポイント加算完了通知に代えて、クーポン券表示データを取得する。そして、ユーザは、クーポン券表示データに基づく画像を表示部22に表示させて、サービス提供先に提示することにより、クーポン券として使用できるようにすればよい。
また、上記実施形態において、CPUが実行するプログラムは、予めROMや記憶部23、33、42等に記憶されるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、上述の処理を実行させるためのプログラムを、既存の汎用コンピュータに適用することで、上記実施形態に係る移動体通信端末20jや、ポイント管理サーバ30、企業サーバ40として機能させてもよい。
このようなプログラムの提供方法は任意であり、例えばコンピュータが読取可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)−ROM等)に格納して配布してもよいし、インターネット等のネットワーク上のストレージにプログラムを格納しておき、これをダウンロードさせることにより提供してもよい。
さらに、上記の処理をOSとアプリケーションプログラムとの分担、又はOSとアプリケーションプログラムとの協働によって実行する場合には、アプリケーションプログラムのみを記録媒体やストレージに格納してもよい。また、搬送波にプログラムを重畳し、ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、ネットワーク上の掲示板(BBS:Bulletin Board System)に上記プログラムを掲示し、ネットワークを介してプログラムを配信してもよい。そして、このプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上記の処理を実行できるように構成してもよい。
1 ポイント管理システム
10i ロゴ付き二次元コード
11 二次元コード
12a、12b、12c 位置決めシンボル
20j 移動体通信端末
21 読取部
22、32 表示部
23、33、42 記憶部
24 操作部
25、31、41 通信部
26、34、43 制御部
30 ポイント管理サーバ
40 企業サーバ
50 ネットワーク
331 二次元コードDB
332 会員DB
333 カタログDB
421 総販売個数DB
422k 店別販売個数DB

Claims (6)

  1. 通信端末と、該通信端末とネットワークを介して接続され、該通信端末のユーザを特定可能なユーザ識別情報と該ユーザに付与された特典を示すユーザ特典情報とを対応付けて記憶するユーザデータベースを含む第1サーバコンピュータと、前記第1サーバコンピュータと前記ネットワークを介して接続され、店舗で販売される商品を特定可能な商品特定情報と該商品に付与された二次元コードを特定可能なコード識別情報とを対応付けて記憶する商品データベースを含む第2サーバコンピュータと、を備える特典情報管理システムであって、
    前記通信端末は、
    前記二次元コードが示すコードデータを読み取るコードデータ読取手段と、
    前記コードデータ読取手段によって読み取った前記コードデータと前記ユーザ識別情報とを前記ネットワークを介して前記第1サーバコンピュータに送信するコードデータ送信手段と、
    を含み、
    前記第1サーバコンピュータは、
    前記コードデータ送信手段によって送信された前記コードデータと前記ユーザ識別情報とを受信するコードデータ受信手段と、
    前記コードデータ受信手段によって受信した前記コードデータに基づいて、前記ユーザデータベースに、該コードデータ受信手段によって受信した前記ユーザ識別情報と対応付けて記憶されている前記ユーザ特典情報を更新するユーザ特典情報更新手段と、
    前記コードデータと所定の特典を示すコード特典情報とを対応付けて記憶するコードデータベースと、
    前記コードデータ受信手段によって受信した前記コードデータに対応する前記コード特典情報を前記コードデータベースのうちから検出するコード特典情報検出手段と、
    を含み、
    前記ユーザ特典情報更新手段は、
    前記コード特典情報検出手段によって検出した前記コード特典情報が示す特典を、前記ユーザ特典情報が示す特典に付加することによって、該ユーザ特典情報を更新し、
    前記コードデータベースは、
    前記コードデータ及び前記コード特典情報に対応して前記コード識別情報をさらに記憶し、
    前記第1サーバコンピュータは、
    前記コードデータ受信手段によって受信した前記コードデータに対応する前記コード識別情報を前記コードデータベースのうちから検出するコード識別情報検出手段と、
    前記コード識別情報検出手段によって検出した前記コード識別情報を前記ネットワークを介して前記第2サーバコンピュータに送信するコード識別情報送信手段と、
    をさらに含み、
    前記第2サーバコンピュータは、
    前記コード識別情報送信手段によって送信された前記コード識別情報を受信するコード識別情報受信手段と、
    前記コード識別情報受信手段によって受信した前記コード識別情報に対応する前記商品識別情報を前記商品データベースのうちから検出する商品識別情報検出手段と、
    前記商品識別情報検出手段による前記商品識別情報の検出回数を計数することによって、前記商品の販売個数を計数する販売個数計数手段と、
    を含む、
    ことを特徴とする特典情報管理システム。
  2. 前記ユーザデータベースは、
    前記ユーザ識別情報と、前記ユーザ特典情報としてポイント残高と、を対応付けて記憶し、
    前記コードデータベースは、
    前記コードデータと、前記コード特典情報として獲得ポイントと、を対応付けて記憶し、
    前記コード特典情報検出手段は、
    前記コードデータ受信手段によって受信した前記コードデータに対応する前記獲得ポイントを前記コードデータベースのうちから検出し、
    前記ユーザ特典情報更新手段は、
    前記コード特典情報検出手段によって検出した前記獲得ポイントを、前記ポイント残高に加算することによって、該ポイント残高を更新する、
    ことを特徴とする請求項に記載の特典情報管理システム。
  3. 前記商品データベースは、
    前記商品識別情報及び前記コード識別情報に対応して前記商品を販売した店舗を特定可能な店舗識別情報をさらに記憶し、
    前記商品識別情報検出手段は、
    前記コード識別情報受信手段によって受信した前記コード識別情報に対応する前記商品識別情報と前記店舗識別情報とを前記商品データベースのうちから検出し、
    前記販売個数計数手段は、
    前記商品識別情報検出手段による前記商品識別情報の検出回数を、前記店舗識別情報毎に計数することによって、前記商品の販売個数を前記店舗毎に計数する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の特典情報管理システム。
  4. 前記第1サーバコンピュータは、
    前記コードデータ受信手段によって前記コードデータを受信したときに、前記ユーザ特典情報更新手段によって該コードデータに基づく前記ユーザ特典情報の更新を未だ実行していないか否かを判別する更新判別手段をさらに含み、
    前記ユーザ特典情報更新手段は、
    前記更新判別手段によって前記ユーザ特典情報の更新を未だ実行していないと判別した場合にのみ、前記コードデータ受信手段によって受信した前記コードデータに基づく前記ユーザ特典情報の更新を実行する、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の特典情報管理システム。
  5. 前記コードデータ読取手段は、
    前記コードデータとしてURL(Uniform Resource Locator)を読み取り、
    前記コードデータ送信手段は、
    前記コードデータ読取手段によって読み取った前記URLにアクセスして、前記ユーザ識別情報を前記ネットワークを介して前記第1サーバコンピュータに送信する、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の特典情報管理システム。
  6. 通信端末と、該通信端末とネットワークを介して接続され、該通信端末のユーザを特定可能なユーザ識別情報と該ユーザに付与された特典を示すユーザ特典情報とを対応付けて記憶するユーザデータベースと、二次元コードが示すコードデータと所定の特典を示すコード特典情報とを対応付けて記憶するコードデータベースと、を含む第1サーバコンピュータと、前記第1サーバコンピュータと前記ネットワークを介して接続され、店舗で販売される商品を特定可能な商品特定情報と該商品に付与された前記二次元コードを特定可能なコード識別情報とを対応付けて記憶する商品データベースを含む第2サーバコンピュータと、を備える特典情報管理システムにおける特典情報管理方法であって、
    前記通信端末が、前記二次元コードが示すコードデータを読み取るコードデータ読取ステップと、
    前記通信端末が、前記データ読取ステップによって読み取った前記コードデータと前記ユーザ識別情報とを前記ネットワークを介して前記第1サーバコンピュータに送信するコードデータ送信ステップと、
    前記第1サーバコンピュータが、前記コードデータ送信ステップによって送信された前記コードデータと前記ユーザ識別情報とを受信するコードデータ受信ステップと、
    前記第1サーバコンピュータが、前記コードデータ受信ステップによって受信した前記コードデータに基づいて、前記ユーザデータベースに、該コードデータ受信ステップによって受信した前記ユーザ識別情報と対応付けて記憶されている前記ユーザ特典情報を更新するユーザ特典情報更新ステップと、
    前記第1サーバコンピュータが、前記コードデータ受信ステップによって受信した前記コードデータに対応する前記コード特典情報を前記コードデータベースのうちから検出するコード特典情報検出ステップと、
    を含み、
    前記ユーザ特典情報更新ステップは、
    前記コード特典情報検出ステップによって検出した前記コード特典情報が示す特典を、前記ユーザ特典情報が示す特典に付加することによって、該ユーザ特典情報を更新し、
    前記コードデータベースは、前記コードデータ及び前記コード特典情報に対応して前記コード識別情報をさらに記憶し、
    前記特典情報管理方法はさらに、
    前記第1サーバコンピュータが、前記コードデータ受信ステップによって受信した前記コードデータに対応する前記コード識別情報を前記コードデータベースのうちから検出するコード識別情報検出ステップと、
    前記第1サーバコンピュータが、前記コード識別情報検出ステップによって検出した前記コード識別情報を前記ネットワークを介して前記第2サーバコンピュータに送信するコード識別情報送信ステップと、
    前記第2サーバコンピュータが、前記コード識別情報送信ステップによって送信された前記コード識別情報を受信するコード識別情報受信ステップと、
    前記第2サーバコンピュータが、前記コード識別情報受信ステップによって受信した前記コード識別情報に対応する前記商品識別情報を前記商品データベースのうちから検出する商品識別情報検出ステップと、
    前記第2サーバコンピュータが、前記商品識別情報検出ステップによる前記商品識別情報の検出回数を計数することによって、前記商品の販売個数を計数する販売個数計数ステップと、
    を含む、
    ことを特徴とする特典情報管理方法。
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