JP5138533B2 - アーム若しくはブームを作業機械の本体に取付ける方法、及び受け台 - Google Patents

アーム若しくはブームを作業機械の本体に取付ける方法、及び受け台 Download PDF

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Description

本発明は、作業機械の本体から分離された状態にあるアーム若しくはブームを作業機械の本体に取付ける方法、及びそのアーム若しくはブームを担持するための受け台に関する。
従来、土木作業や建設作業、解体作業に用いられる作業機械は、自走若しくは、トレーラなどの移動車両に乗せられて、作業現場に向かう。その際、作業機械が小型であれば、作業機械に備えられたアームおよびブームは作業機械の本体と一体のまま、移動する。しかし、特許文献1に示されるような、高所における作業を行う作業機械は、その本体から長く伸びるブームおよびアーム(例えば10mを超える)を備えている。この場合には、そのアーム若しくはブームが作業機械の本体から分離された形で、作業機械の本体とは別のトレーラなどで作業現場へ運ばれて、その作業現場で作業機械の本体と取付けられることとなる。
取付けは、作業現場で移動車両からクレーン車によりアーム若しくはブームを下ろして、アーム若しくはブームの位置と作業機械の本体のアーム若しくはブームの取付け位置とを互いに調整をして行われる。
特開平8−284438号公報
しかしながら、上記の取付け方法では、クレーン車によるアーム若しくはブームの吊り上げに伴い、人身事故やアーム若しくはブーム、および移動車両の損傷などを招く危険性がある。又、クレーン車により下ろされたアーム若しくはブームに対して位置調整が可能となるような取付けのための空間と数トン以上の懸架能力が必要なクレーン車などを用いるための空間とを、作業機械の本体とアーム若しくはブームを載せていた移動車両とは別に、確保しなければならない。即ち、作業現場において、作業機械の取付けのために、作業機械の本体、アーム若しくはブームを乗せた移動車両、クレーン車、および取付けのための空間といった、広い空間が必要となる。しかしながら、特に起伏の多い場所や建物が密集するような場所では、作業現場で広い空間を必ずしも確保できるとは限らない。
更に、これら複数の車両において上述の危険性を低減すべく、安全性を確保しながら取付け操作、調整を行うなどの細心の注意が必要であり、結果的には作業機械の取付けだけに長い時間を費やしてしまうこととなる。
そこで、本発明は、前記の問題点を解決するべくなされたもので、作業機械と分離されたアーム若しくはブームを作業機械の本体に組み込む際に、その取付けに必要な空間を低減すると共に、より安全に短い時間で取付けを行うことを可能とするアーム若しくはブームを作業機械の本体に取付ける方法とそのための受け台を提供することを課題とする。
本発明は、作業現場において、少なくともアーム若しくはブームを備える作業機械で作業をするために、該作業機械の本体とは別に移動車両に移動された該アーム若しくはブームを該作業機械の本体に取付ける方法であって、前記移動車両上の前記アーム若しくはブームを担持する受け台に取付けられた昇降手段により前記受け台の姿勢を変化させることで、該アーム若しくはブームの位置を該移動車両上で調整後、前記作業機械の本体を該移動車両に近づけて、該移動車両上の該アーム若しくはブームに該作業機械の本体を取付けることにより、前記課題を解決したものである。
本発明は、分離されたアーム若しくはブームを移動車両から降ろす工程をなくすべく、アーム若しくはブームを担持するために用いられる受け台に着目し、当該受け台に新たな機能を持たせたものである。具体的には、その受け台に昇降手段を取付けて受け台の姿勢を変化させることで、アーム若しくはブームの位置を移動車両上で調整することを可能としている。このため、アーム若しくはブームを移動車両から降ろさずに作業機械の本体に直接取付けることが可能となる。即ち、アーム若しくはブームを移動車両から降ろすためのクレーン車及びクレーン車に下ろされるアーム若しくはブームのための空間を不必要とすることができる。同時に、クレーン車によるアーム若しくはブームの吊り上げという危険を伴う動作を省くこともできる。又、少なくともクレーンを操作する手間が省けるので作業機械の取付けにかかる時間を短くすることができる。
ここで、上記方法に用いられるアーム若しくはブームの受け台としては、昇降手段が取付けられればどのようなものでも構わない。しかし、受け台は、作業機械のアーム若しくはブームを、該作業機械の本体から分離した際に担持するために用いられる受け台であって、前記アーム若しくはブームが担持される際に、該アーム若しくはブームの下方に配置されてその加重を受け止めると共に、複数の開口部が形成された下枠と、該下枠に固定されて上方に立ち上がる複数の支柱と、2つ以上の前記開口部の鉛直上方で該下枠と平行に配置されて2つ以上の前記支柱に一体的に固定された調整作用板を備え、前記アーム若しくはブームを担持して前記調整作用板の下方の1つ以上の前記開口部に該調整作用板の昇降を行うための昇降手段が配置された際には、該昇降手段の動作により前記アーム若しくはブームの位置調整が可能となるもののほうがより好ましい。昇降手段によって昇降される受け台の調整作用板には、受け台とアーム若しくはブームとによる数トン以上となりうる重量がかかることとなるが、このような構成であれば、当該調整作用板が複数の支柱に一体的に固定されているので、その数トン以上となりうる重量が受け台に固定された複数の支柱に分散されるので調整作用板が受け台より外れることなく、安定してアーム若しくはブームの位置調整を可能にする。
なお、本発明において、「アーム若しくはブーム」とは、アームのみ、ブームのみ、およびアームが先端に設けられたブームを示すものとする。
本発明によれば、作業機械と分離されたアーム若しくはブームを作業機械の本体に組み込む際に、その取付けに必要な空間を低減すると共に、より安全に短い時間で取付けを行うことが可能となる。即ち、作業機械の取付けを、従来よりも狭い場所で短時間にすることができるので、作業機械の稼働率を向上させ、効率的な作業を行うことができる。又、作業現場が狭くてもアームやブームが大型の作業機械を搬入させることもでき、更に作業効率を向上させることができると共に作業に要する時間を更に短くすることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る受け台の概略的な斜視図、図2は同じく受け台の正面図と側面図、図3は同じく受け台を用いたブーム・アームを作業機械の本体に取付ける方法を示す模式図、図4は同じくブーム・アームが作業機械に取付けられた際の取付け部分の拡大図、である。なお、ブーム・アーム106(図3)とは、アーム若しくはブームのうちのアームが先端に設けられたブームをいうこととする。
最初に、本実施形態に係る受け台の構成について、図1、図2を用いて説明する。
受け台110は、図1に示す如く、大別すると、下枠112と複数の支柱(2つの主柱118と6つの側柱120)と調整作用板128とを有する。なお、受け台110は、数トン以上にも及ぶ分離された作業機械104のブーム・アーム106を担持するために用いられるので、鉄を主成分とする金属材料から形成された断面がL字形状のL形鋼やI字形状のI形鋼などを組み合わせることで構成されている。
下枠112は、作業機械104から分離されたブーム・アーム106が担持される際に、ブーム・アーム106の下方に配置されてその加重を受け止める。このため、下枠112は単一の開口から構成されるのではなく、内側が複数の区間に区切られている。、ブーム・アーム106が担持される方向Oの下枠112の中央部分には、凹部114が設けられている。その凹部114を挟むように、下枠112には2つの開口部116が形成されている。
開口部116を囲むように、複数の支柱が下枠112に固定されて上方に立ち上がっている。当該複数の支柱のうち、他の支柱よりも太い主柱118はそれぞれ、方向Oの開口部116の中央の凹部において下枠112から垂直に立ち上がり、側柱120はそれぞれ、方向Oの開口部116の中央の反凹部側および端の凹部側において下枠112から斜めに立ち上がり主柱118と一体固定されている。
調整作用板128は、2つ存在し、2つの開口部116の鉛直上方の下枠112下面から所定の高さに配置されている。当該所定の高さとしては、昇降手段として少なくとも数トンレベルの重量を押し上げる能力を備える油圧ジャッキ130(図1、2で、点線部分)を配置可能とする高さであり、例えば下枠112下面から10cm以上、好ましくは20cmから80cmの範囲の高さである。なお、昇降手段は油圧ジャッキ130に限定されるものではなく、例えば圧縮空気などを用いるものであってもよい。調整作用板128は、それぞれ、下枠112と平行に配置されて1つの主柱118と3つの側柱120に一体的に固定されている。ここで「平行」とは、ほぼ平行という意味であり、昇降手段である油圧ジャッキ130が安定して調整作用板128を押し上げることが可能な水平レベルを要求したものである。なお、このような調整作用板128は、作業者によるブーム・アーム106の受け台110への固定・開放作業時に、作業者のための昇降用ステップとしても使用することができる。
2つの主柱118の上部は、水平に伸びる連結部材122で互いに固定されている。下枠112の凹部114の上面と連結部材122の下面とで形成される空間には、場合により(分離されたブーム・アーム106が図3に示す如く、2つ折状態で折り曲げられた際など)ブーム・アーム106の一部が配置されることとなる。2つの主柱118の最上部には、それぞれ、筒状部材124が固定され、更にその上部には係合部材126が固定されている。筒状部材124には、点線で示すピン140が嵌入されて、ピン140上に分離されたブーム・アーム106が載せられ、そして、係合部材126を利用してブーム・アーム106を固定することができる。なお、係合部材126は必ずしも必要ではなく、その固定機能をピン140に持たせることも可能である。
昇降手段である油圧ジャッキ130によって昇降される受け台110の調整作用板128には、受け台110とブーム・アーム106とによる数トン以上となりうる重量がかかることとなるが、上記のような構成であれば、調整作用板128がそれぞれ1つの主柱118と3つの側柱120に一体的に固定されているので、その数トン以上となりうる重量が受け台110に固定された1つの主柱118と3つの側柱120に分散されるので調整作用板128が受け台110より外れることなく、安定してブーム・アーム106の位置調整を可能にしている。なお、油圧ジャッキ130は、1つ以上が用いられ、受け台110が配置される面(例えば、地面やトレーラの荷台面など)に対して調整作用板128を昇降させることとなる。
次に、上述してきた受け台110を用いて、ブーム・アーム106を作業機械104の本体108に取付ける方法を、図3を用いて説明する。なお、図3において、作業現場で使用される作業機械104は、無限軌道を備えて、運転台とブーム・アーム106が取付けられるロアブーム108Aが360度回転可能とされているが、作業機械はこれに限定されるものではない。また、本実施形態では、作業現場に作業機械104の本体108とは別にブーム・アーム106を移動させた移動車両は、トレーラ100としているが、これに限らず、トラックや列車などであってもよい。
まず、トレーラ100(の荷台102)上のブーム・アーム106に作業機械104の本体108を接近させて、ブーム・アーム106の取付部分106Aの位置と、ロアブーム108Aの取付部分108Bの位置との隔たりを確認する(図3(A)、図4)。そして、ロアブーム108Aの取付部分108Bの位置を、本体108の旋回動作と無限軌道による移動方向の変更およびロアブーム108Aの回転動作により調整する。それでもブーム・アーム106の取付部分106Aの位置とロアブーム108Aの取付部分108Bの位置とでと大きな隔たりがある場合、特にロアブーム108Aの高さがブーム・アーム106の位置より著しく低い場合には、作業機械104の位置を高くするような台を作業機械104の下に敷設することや、盛り土などを施す。このような本体108側の調整と同時に、ブーム・アーム106を担持している受け台110の調整を行う。具体的には、調整作用板128の下方の2つの開口部116の中央にそれぞれ、昇降手段である油圧ジャッキ130を配置(取付け)させる。そして、2つの油圧ジャッキ130を動作させて、調整作用板128の昇降を行うことで受け台110の傾きと高さといった姿勢を荷台102に対して変化させる。受け台110にはブーム・アーム106が担持されているので、結果的には、油圧ジャッキ130を動作させることで、ブーム・アーム106が位置を荷台102上で調整される。このときの油圧ジャッキ130は、トレーラ100から動力を得てもよいし、作業機械104の本体108から得てもよい。もちろん、独立した油圧ポンプ(発動機によるものや手動のものを含む)を用いてもよい。なお、油圧ジャッキ130はブーム・アーム106が移動中は取り外し可能としておくことで、他の受け台に兼用でき、ブーム・アーム106の重量に応じて自在に変更することができる。
上記調整行為において、必要に応じて、トレーラ100の移動および作業機械104の本体108の移動を繰り返し、ブーム・アーム106の取付部分106Aの位置とロアブーム108Aの取付部分108Bの位置との調整を行う。
上記調整がなされて、ほぼブーム・アーム106の取付部分106Aの位置とロアブーム108Aの取付部分108Bの位置とが一致した時点で、作業機械104の本体108をトレーラ100に近づけて、トレーラ100上のブーム・アーム106に作業機械104の本体108のロアブーム108Aを取付ける(図3(B)、図4)。ブーム・アーム106の取付部分106Aには係止のための係止ピン106Bが設けられて、ロアブーム108Aの取付部分108Bには係止ピン106Bに噛合う爪状部材108Cが設けられている。この係止ピン106Bと爪状部材108Cとの噛合いが取付けのための「ガイド」の役割を果たす。このため、係止ピン106Bと爪状部材108Cとの噛合いが実現される程度まで位置調整がなされている場合には互いの取付部分106A、108Bの位置が完全に一致しなくても、上記取付けが実現される(即ち、上記の調整行為は、数mm程度の誤差にまで調整すれば十分となる。)。
ブーム・アーム106とロアブーム108Aとの固定は、ジョイントピン107を取付けることで行う。ジョイントピン107で固定がなされると、受け台110の係合部材126と、ブーム・アーム106に一体的に設けられた部材と、をつなぐ固定用の部材であるターンバックル132を取外して、ブーム・アーム106を可動状態にする。そして、ブーム・アーム106に本体108から動力を伝えてわずかに動かし、筒状部材124に嵌入されているピン140を取り外す。
次に、受け台110に当らないように、ブーム・アーム106および無限軌道を動かして、受け台110からブーム・アーム106を引き離す移動制御を行う(図3(C))。本実施形態においては、受け台110の主柱118を連結部材122が橋渡ししている態様であることから、この連結部材122に、ブーム・アーム106の先端が接触しないようにこの動作を行う。
そして、ブーム・アーム106の先端が受け台110に完全に接触しない状態までブーム・アーム106を動かした後に、トレーラ100から作業機械104を引き離すことで、ブーム・アーム106の作業機械104の本体108への取付けを完了する(図3(D))。
本実施形態においては、受け台110に昇降手段である油圧ジャッキ130を取付けて受け台110の姿勢を変化させることで、ブーム・アーム106の位置を移動車両であるトレーラ100上で調整することを可能としている。このため、ブーム・アーム106をトレーラ100から降ろさずに作業機械104の本体108に直接取付けることが可能となる。即ち、ブーム・アーム106をトレーラ100から降ろすためのクレーン車及びクレーン車に下ろされるブーム・アーム106のための空間を不必要とすることができる。同時にクレーン車によるブーム・アーム106の吊り上げという危険を伴う動作を省くことができる。又、少なくともクレーンを操作する手間が省けるので作業機械104の取付けにかかる時間を短くすることができる。
即ち、本発明は、作業機械104と分離されたブーム・アーム106を作業機械104の本体108に組み込む際に、その取付けに必要な空間を低減すると共に、より安全に短い時間で取付けを行うことが可能となる。即ち、作業機械104の取付けを、従来よりも狭い場所で短時間にすることができるので、作業機械104の稼働率を向上させることができる。又、作業現場が狭くてもアームやブームが大型の作業機械を搬入させることもでき、更に作業効率を向上させると共に、作業に要する時間を更に短い時間とすることができる。
本発明について第1実施形態を挙げて説明したが、本発明は本実施形態に限定されるものではない。即ち本発明の要旨を逸脱しない範囲においての改良並びに設計の変更が可能なことは言うまでも無い。
例えば、第1実施形態においては、2つの主柱118を連結部材122で橋渡しして固定していたが、連結部材を一体的に固定するのではなく、取り外し可能若しくは設けないようにしてもよい。その場合には、図3(C)で示したブーム・アーム106の移動制御は不要とすることができ、アーム若しくはブームの取付け時間をより短くすることができる。
又、第1実施形態においては、受け台110を1つだけ用いたが、本発明はこれに限定されず、2つ以上を組み合わせて長いアーム若しくはブームを担持しても良い。このとき、受け台は同じ大きさである必要はなく、大きさを変えて使用してもよい。なお、2つ以上の受け台を使用する際には調整作用板は少なくとも1つの受け台に設けられていればよい。また、長いアーム若しくはブームを担持するために2つ以上の受け台を用いる代わりに、図5の第2実施形態に示す如く、4つの主柱118Aを備えた1つの受け台110Aを用いることができる。この場合には連結部材122Aを方向Oに平行に位置する2つの主柱118Aを連結するだけで、頑強な受け台110Aを構成できるので、方向Oに直交する方向で連結部材を橋渡しする形態で設けなくてもよい。なお、それぞれの主柱118Aには、アーム若しくはブームの加重を支えるためのピン140Aを嵌入する複数の貫通孔124Aが設けてあり、アーム若しくはブームの大きさや形態に合わせてピン140Aの位置を変更することができる(図5では1つの貫通孔124Aのみが観測可能な状態)。このため、当該ピン140Aを引き抜いた時点で、連結部材122Aの存在を気にすることなく、図3(C)で示したブーム・アーム106の移動制御は不要とすることができ、アーム若しくはブームの取付け時間をより短くすることができる。
又、上記実施形態においては、受け台110がブーム・アーム106を担持する場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、ブームとアームのうちのブームだけ、若しくはアームだけを担持するようにしてもよい。
又、上記実施形態においては、昇降手段である油圧ジャッキ130が、調整作用板128と分離可能で取付けられていたが、本発明はこれに限らず、昇圧手段が調整作用板128と一体構造をなしていてもよい。又、油圧ジャッキ130は2つだけを用いるのではなく、1つ以上用いられればよい。
本発明の第1実施形態に係る受け台の概略的な斜視図 同じく受け台の正面図(A)と側面図(B) 同じく受け台を用いたブーム・アームを作業機械の本体に取付ける方法を示す模式図 同じくブーム・アームが作業機械の本体に取付けられた際の取付部分の拡大図 本発明の第2実施形態に係るアーム若しくはブームの受け台の正面図(A)と側面図(B)
符号の説明
100…トレーラ
102…荷台
104…作業機械
106…ブーム・アーム
106A、108B…取付部分
106B…係止ピン
107…ジョイントピン
108…本体
108A…ロアブーム
108C…爪状部材
110、110A…受け台
112、112A…下枠
116…開口部
118、118A…主柱
120、120A…側柱
122、122A…連結部材
124…筒状部材
124A…貫通孔
128、128A…調整作用板
130…油圧ジャッキ
132…ターンバックル
140、140A…ピン

Claims (2)

  1. 作業現場において、少なくともアーム若しくはブームを備える作業機械で作業をするために、該作業機械の本体とは別に移動車両に移動された該アーム若しくはブームを該作業機械の本体に取付ける方法であって、
    前記移動車両上の前記アーム若しくはブームを担持する受け台に取付けられた昇降手段により前記受け台の姿勢を変化させることで、該アーム若しくはブームの位置を該移動車両上で調整後、
    前記作業機械の本体を該移動車両に近づけて、該移動車両上の該アーム若しくはブームに該作業機械の本体を取付ける
    ことを特徴とするアーム若しくはブームを作業機械の本体に取付ける方法。
  2. 分離された作業機械のアーム若しくはブームを担持するために用いられる受け台であって、
    前記アーム若しくはブームが担持される際に、該アーム若しくはブームの下方に配置されてその加重を受け止めると共に、複数の開口部が形成された下枠と、
    該下枠に固定されて上方に立ち上がる複数の支柱と、
    2つ以上の前記開口部の鉛直上方で該下枠と平行に配置されて2つ以上の前記支柱に一体的に固定された調整作用板を備え、
    前記アーム若しくはブームを担持して前記調整作用板の下方の1つ以上の前記開口部に該調整作用板の昇降を行うための昇降手段が配置された際には、該昇降手段の動作により前記アーム若しくはブームの位置調整が可能となる
    ことを特徴とする受け台。
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