JP5138522B2 - 摺動部材及びローラーロッカーアーム式動弁装置 - Google Patents
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Description
摺動部材の摺動面の一部又は全部が、高配向性グラファイトのc面((100)面)で被覆されるので、例えばグラファイト粉末を用いて摺動部材を成形する場合に比し、摺動面上でのグラファイトの結晶配向が良好になり、摺動面の静摩擦係数がより小さく押さえられ、摺動時の摩擦損失をより効果的に低減することができる。
本発明の摺動部材の第1実施形態を図1〜図2を参照して説明する。本実施形態の摺動部材は、エンジンにおいて往復運動するピストンの摺動面であるスカート部を特定グラファイトで被覆し、ピストンが往復運動するときの摩擦損失が小さくなるようにしたものである。
なお、特定グラファイトの厚みは、目的や用途等に応じて適宜選択することができ、一般には25〜100μm程度である。
この特定グラファイト15のX線回折測定によるロッキングカーブにおける半値幅は5.7°である。
測定は、X線回折装置(例えば、理学電機社製のRINT−TTR)を用いて行なえる。より厳密な測定のためには、通常のωおよび2θの2軸での測定では不足であり、極点図などを作成できる試料台(例えば、理学電機社製のRINT−TTRに付属の多目的試料台)等を用いてω軸および2θ軸の駆動方向とは90°異なる駆動方向に対しても予めロッキングカーブを測定しておき、その回折ピークの最大点を横切るような形でω軸に対するロッキングカーブが描けるように設定しておく必要がある。
本実施形態では、スカート部13の表面にほぼ平行に炭素六角網面が配向している。
また、結晶軸の方向が変わらない単結晶グラファイトも好適である。
上記のうち、摺動面を被覆するために1mm×1mm以上の面積を得る観点からは、HOPG、積層フィルムを炭素化したグラファイトを用いることが好ましい。
前記熱硬化性樹脂としては、公知の熱硬化性樹脂の中から選択することができ、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、熱硬化アクリル樹脂等を使用できる。
前記粘着剤としては、公知のものを適宜選択することが可能であり、例えば、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤等を使用できる。
前記接着剤としては、公知のものを適宜選択することが可能であり、例えば、熱硬化性樹脂接着剤、熱可塑性樹脂接着剤、エラストマー系接着剤、セラミックス系接着剤等を使用できる。
中でも、例えばエンジン内部の摺動部位に用いるときには、180℃以上の耐熱性と耐油性を有するものが好ましい。
本発明の摺動部材の第2実施形態を図3を参照して説明する。本実施形態の摺動部材は、すべり軸受構造におけるシャフトの摺動面である外周の曲面を特定グラファイトで被覆し、シャフトが軸受内を回転するときの摩擦損失が小さくなるようにしたものである。
なお、特定グラファイトの厚みについては、目的や用途等に応じて適宜選択することができ、既述の第1実施形態で記載した通りである。
本発明の摺動部材の第3実施形態を図4を参照して説明する。本実施形態の摺動部材は、すべり軸受におけるブッシュの摺動面である曲面を特定グラファイトで被覆し、シャフトがブッシュ内を回転するときの摩擦損失が小さくなるようにしたものである。
なお、特定グラファイトの厚みについては、目的や用途等に応じて適宜選択することができ、既述の第1実施形態で記載した通りである。
本発明のローラーロッカーアーム式動弁装置の実施形態を図5〜図6を参照して説明する。本実施形態のローラーロッカーアーム式動弁装置は、内側ローラー52の摺動面である外周の曲面(外周面)を特定グラファイトで被覆して回転時の摩擦損失が小さくなるようにし、外側ローラー54の摺動面である内周面のローラー幅方向両端部に曲率半径R=5mmの傾斜面を、ローラー幅方向に沿って内周面の全幅に対し33%の範囲に形成したものである。
なお、特定グラファイトの厚みについては、目的や用途等に応じて適宜選択することができ、既述の第1実施形態で記載した通りである。
本実施形態のローラーロッカーアーム式動弁装置100では、内側ローラー52と外側ローラー54とは二重のリング状に構成されている。
ここで、例えば仮に、組付けなどの製造時あるいは運転条件等によってアライメントの誤差が生じ、カム58と外側ローラー54の軸方向(ローラー幅方向)接触面とが相対的に傾斜した場合(カム28との当接で外側ローラー54が傾いた場合)でも、外側ローラー54がそのローラー幅方向両端部にクラウニング面部60を設けて内側ローラーに対してエッジロードが生じ難い形状に構成されているため、ローラー同士が傾斜した際にも、局所的な接触とならないよう面接触状態が保たれる。これより、エッジロードの発生が防止され、2つのローラー間の摺動面での摩擦を抑えながら特定グラファイトの過大な磨耗が防止され、長期にわたって摺動時に生じる摩擦損失を低減することが可能である。すなわち、すべり軸受の利点である耐磨耗性を高く維持しつつ、かつ長期間にわたり摩擦損失の増大を防止することができる。
なお、傾斜面の部分には、クラウニング面部60のみならずそのエッジ部分に更に、内側ローラーに設けられたような面取りを施した構成としてもよい。
気相−固相法プロセスで作製した高配向性熱分解グラファイト(HOPG;Highly Oriented Pyrolytic Graphite)供試材として、10mm角、厚さ1.5mmのHOPGブロック(HOPG ZYA quality、NT−MDT社製)を用意した。
サイズ15.7mm×6.3mm、厚さ10mmのブロック鋼材の表面にアクリル系粘着剤を設け、その表面に10mm角、厚さ1.5mmのHOPGブロック(HOPG ZYA quality、NT−MDT社製)を押し付け、HOPGの層間剥離を利用してブロック鋼材の表面にHOPG膜(複層)で被覆(厚さ2.0μm)することにより、供試材としてHOPG被覆ブロックを得た。
芳香族系高分子フィルムを積層したものを加圧・加熱処理によってグラファイト化する固相−固相法プロセスによって作製した高配向性グラファイト供試材として、12mm角、厚さ2.0mmの高密度グラファイトのブロック形状品(パナソニックグラファイト PGCX07、松下電器産業(株)製)を用意した。
芳香族系高分子フィルムを積層したものを加圧・加熱処理によってグラファイト化する固相−固相法プロセスによって作製した高配向性グラファイトの供試材として、低密度の高配向性グラファイトシート(パナソニックグラファイトシート PGS、厚さ70μm、松下電器産業(株)製)を用い、これを15.7mm×6.3mm、厚さ10mmのブロック鋼材にエポキシ樹脂系接着剤で接着し、高配向性グラファイトシート被覆ブロックを得た。
図18に示す工程のように、得られた膨張化黒鉛粉末を予備成形後、ロール圧延によって成形した低配向性グラファイトシート(PF−100−UHP、東洋炭素(株)製)を供試材として用意し、30mm角、厚さ1.0mmの試料片とした。
機械用カーボン摺動材として従来から用いられている等方性グラファイト成形体(黒鉛質機械用炭素;IG−11、東洋炭素(株)製)を供試材として用意し、20mm角、厚さ5.0mmの試料片とした。
供試材として、窒化鋼材(SACM645、下村特殊精工(株)製)を用意した。
−1.摩擦特性−
上記の実施例及び比較例で得られた各供試材に対して、潤滑油を塗布しない大気環境下の乾燥条件にて図7に示すボール・オン・プレート型摩擦試験を行ない、各供試材の摩擦係数(μ値)を測定した。このとき、試験荷重を0.49Nとし、すべり速度を10mm/min(一定)とした。相手材には、φ4.8mmのSUJ−2軸受球を用いた。なお、実施例3の高密度グラファイトのブロック形状品及び実施例4の高配向性グラファイトシート被覆ブロックについては、エンジンオイルであるトヨタモーターオイルSL5W−30(トヨタ自動車(株)製)を摺動面に塗布した摺動条件でも評価を行なった。
図8に示すように、高配向性のグラファイトを各供試材の摺動面を想定した表面に、摺動方向(図7の矢印方向)に平行にc面が配向するように被覆した実施例1〜実施例4では、比較例1の低配向性グラファイトシート及び比較例2の等方性グラファイト成形体に比し、優れた低摩擦特性を示し、また、比較例3の窒化鋼材に比べて大幅に良好な低摩擦特性を示した。特に、実施例3の高配向性グラファイトブロックでは、μ値が測定限界の0.001以下となっており、極めて優れた低摩擦特性が得られた。
図9に示すように、高配向性グラファイトブロック及び高配向性グラファイトシート被覆ブロックはいずれも、μ値が前記乾燥条件での値以下となっており、これらは潤滑油を用いない摺動部位のみならず、潤滑油中にて使用されるエンジン摺動部や自動変速機、手動変速機、減速機等の駆動系ユニットの摺動部に適用した場合にも、優れた低摩擦特性が得られると判断される。
各供試材について、X線回折装置(RINT−TTR(多目的試料台使用)、理学電機(株)製)を用いて、上記同様の摺動面を想定したグラファイトの002回折位置におけるロッキングカーブを求め、それらの半値幅(Full Width Half Maximum (FWHM))を求めた。半値幅は、下記表1に示す。半値幅は、値が小さいほどc面が試料面に対して平行に存在していることを示しており、より高配向の試料であるといえる。
図10に示すように、実施例1のHOPGブロックでは、シャープな回折線ピークが得られており、結晶性が高いことがわかる。これに対し、比較例2の黒鉛粉末の成形体である等方性グラファイトでは、回折線が比較的ブロードであり、結晶性は実施例1の場合よりも劣っていることが分かる。
また、実施例1のHOPGブロックでは、c面に対応する002回折線、004回折線のみが認められているのに対し、比較例2の黒鉛粉末を用いた等方性グラファイトでは、c面以外の結晶面が関与する100回折線や101回折線が観測されており、配向性も実施例1の方が優れていることが分かる。
図11に示すように、実施例1のHOPGブロック、実施例2の高配向性グラファイトブロック、及び実施例4の高配向性グラファイトシート被覆ブロックでは、ピークのあるプロファイルが得られ、特に実施例1のHOPGブロック、実施例2の高配向性グラファイトブロックでは、プロファイルがシャープであった。これに対し、比較例では、ブロードなプロファイルしか得られなかった。
実施例4で得られた高配向性グラファイトシート被覆ブロックを用意し、図6に示すように、外径φ12.8mm、内径φ8mm、長さ12mmの鋼製円筒の摺動面となる外周面に、高配向性グラファイトシート被覆ブロックをエポキシ系接着剤で接着し、外周面全体が結晶配向の良好なグラファイト結晶面(c面)で覆われた高配向性グラファイトシート被覆内円筒52(仕上がり外径φ13mm)を作製した。このとき、グラファイト結晶面では、結晶面をなすグラファイトのc面((001)面)がローラー回転方向とほぼ平行になっている。
外円筒54として外円筒C0.5を用い、この外円筒C0.5に高配向性グラファイトシート被覆内円筒52を挿入した場合、円筒端部に強いあたりが生じ、両円筒を数分間摺動させて摺り合わせたところ、内円筒端部付近の高配向性グラファイトシート被覆部に磨耗が認められた。一方、外円筒54として外円筒R5を用い、この外円筒R5に高配向性グラファイトシート被覆内円筒52を挿入した場合には、両円筒を1時間以上摺動しても、高配向性グラファイトシート被覆部に磨耗が認められなかった。
このローラー部品(ダブルローラー)をローラーロッカーアームに組付けて、ローラーロッカーアーム式動弁系ローラーの摩擦試験を行なった。このとき、運転の際にローラーを支持したシャフトに生じる摩擦トルクを歪みケージで測定した。各ダブルローラーを用いた場合の各運転条件(エンジン回転数500rpm、1000rpm)における摩擦トルクを、比較例4のダブルローラーを用いて運転(エンジン回転数500pm)した際の摩擦トルクとの比で整理し、図12に示す。なお、潤滑油には、粘度グレード10W−30の市販ガソリンエンジン油を用い、油温は80℃で一定とした。
実施例1で用意したHOPGブロック(表面が高配向性グラファイトのc面)の側面をクロスセッションポリシャにより研磨し、平滑表面を有するHOPGのa面試料を作製した。このa面試料の、上記同様の方法(X線回折装置(RINT−TTR(多目的試料台使用)、理学電機(株)製)を用い、グラファイトの002回折位置におけるロッキングカーブを測定)により、半値幅(FWHM)を求めたところ、13.3°であった。
−3.マイクロスケール摩擦試験−
上記より得たa面試料と実施例1のHOPGブロック(c面試料)に対し、FFM(島津製作所社製のSPM9500−J3)において、カンチレバーとしてレバーの端部付近にシリコーン製のプローブ(先端の曲率半径10nm以下)が設けられたPPP−ZEILR(Nanosensors社製)を用いて、c面試料のc面及びa面試料のa面の乾燥条件における摩擦係数(μ)を測定した。測定は、1つの測定領域を幅1μm×長さ1μm(幅1μmの水平走査を3.91nmピッチで256ライン実施)として2つの面について行ない、その平均値で整理した。水平方向の走査速度は、2μm/sとした。ここで、比較用のa面試料では、図14−(b)に示すように、グラファイトc面に垂直な方向(グラファイト層構造の積層方向)にFFMのカンチレバーを走査することにより測定した。測定結果を図13に示す。
実施例4で得られた高配向性グラファイトシート被覆ブロックを用意し、図15に示すように、ガソリンエンジン用ピストンのスカート部(外形φ86mm)に、部分的に厚み70μmの高配向性グラファイトシート被覆ブロックを表面がc面となるように接着し、高配向性グラファイト被覆部71を形成した。ここで、高配向性グラファイト被覆部71の接着面は、スカート上下方向については全面が覆われるようにし、スカート部周囲方向については、周方向40mm幅で等間隔に2領域(図15の表裏に1箇所ずつ)が覆われるように形成した。このピストンの作製に際しては、高配向性グラフファイトシートブロックの被覆によって増加する厚み分だけ、予め被覆領域のスカート部を研削しておき、エポキシ系接着剤により高配向性グラファイトシート被覆ブロックを接着した。なお、スカート部の高配向性グラファイト被覆部71以外の未研削の領域72は、ポリアミドイミド樹脂ベースの乾性被膜潤滑剤が塗布されている。
このように、スカート部に高配向性グラファイト被覆部が設けられたピストンを得た。
−4.単気筒エンジンによるピストン系摩擦試験−
図16に示す浮動シリンダライナと3分力センサとを組み込んだ単気筒ガソリンエンジンに上記より得たピストンを装着し、この単気筒ガソリンエンジンによって各ピストンを用いた場合のファイアリング運転時におけるピストン系摩擦力を測定した。ピストン系摩擦力は、エンジン回転数1000rpmにおける比較例6のピストンでの値を基準に比を求め、摩擦トルク比として図17に示す。摩擦測定は、負荷を図示平均有効圧(IMEP)300MPaで一定とし、エンジン回転数を1000rpm、2000rpm、及び3000rpmの3条件で実施した。潤滑油には、粘度グレード5W−20の市販ガソリンエンジン油を用いた。
11・・・ピストンの頂面
13・・・スカート部
15,22,32,55・・・特定グラファイト
20・・・シャフト
30・・・ブッシュ
42・・・ロッカーアーム
44・・・ピボット部
46・・・押圧部
52・・・内側ローラー
54・・・外側ローラー
56・・・ローラピン
60・・・クラウニング面部(傾斜面)
62・・・面取り
100・・・ローラーロッカーアーム式動弁装置
Claims (8)
- 摺動面の少なくとも一部に、X線回折測定によるグラファイト−2H 002回折位置でのロッキングカーブにおける半値幅が7°以下である高配向性グラファイトが設けられた摺動部材。
- 前記摺動面の少なくとも一部は、前記高配向性グラファイトのc面で被覆されていることを特徴とする請求項1に記載の摺動部材。
- 前記高配向性グラファイトは、高配向性熱分解グラファイト (Highly oriented pyrolytic graphite)、積層された高分子フィルムを炭素化したグラファイト、キッシュグラファイト、又は単結晶グラファイトであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の摺動部材。
- 摺動面を被覆する前記高配向性グラファイトの被覆厚が10nm以上であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の摺動部材。
- スカート部の少なくとも一部に前記高配向性グラファイトが設けられたピストン、並びに、少なくともシャフト及びブッシュを有し、シャフト及び/又はブッシュの少なくとも一部に前記高配向性グラファイトが設けられたすべり軸受構造より選択されるいずれか1つであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の摺動部材。
- 少なくともシャフト及びブッシュを有し、シャフトの外周面及びブッシュの内周面の少なくとも一方に前記高配向性グラファイトが設けられており、前記シャフトの外周面及び前記ブッシュの内周面のいずれか一方の回転軸方向両端部に、曲率Rが2mm以上の傾斜面が、回転軸方向に沿って前記外周面又は内周面の回転軸方向全幅に対して10%〜35%の範囲に形成されたすべり軸受構造を有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の摺動部材。
- 内側ローラーの外周面、及び前記内側ローラーの周囲に前記内側ローラーと同軸的にかつ回転自在に設けられた外側ローラーの内周面の少なくとも一方に前記高配向性グラファイトが設けられており、前記内側ローラーの外周面又は前記外側ローラーの内周面のローラー幅方向両端部に、曲率Rが2mm以上の傾斜面が、ローラー幅方向に沿って前記外周面又は内周面の全幅に対して10%〜35%の範囲に形成されたすべりローラー構造を有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の摺動部材。
- ロッカーアームに取り付けられたローラーピンに回転自在に支持された内側ローラーの外周面、及び前記内側ローラーの周囲に前記内側ローラーと同軸的にかつ回転自在に支持された外側ローラーの内周面の少なくとも一方に、X線回折測定によるグラファイト−2H 002回折位置でのロッキングカーブにおける半値幅が7°以下である高配向性グラファイトを有すると共に、
前記内側ローラーの外周面又は前記外側ローラーの内周面のローラー幅方向両端部に、曲率Rが2mm以上の傾斜面が、ローラー幅方向に沿って前記外周面又は内周面の全幅に対して10%〜35%の範囲に形成されたローラーロッカーアーム式動弁装置。
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