JP5137606B2 - 非侵襲血液成分計測装置、非侵襲的に血液成分を計測するための方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

非侵襲血液成分計測装置、非侵襲的に血液成分を計測するための方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、生体を撮像して得られた生体画像を解析することにより、血液に含まれる成分の濃度を計測するための非侵襲血液成分計測装置、非侵襲的に血液成分を計測するための方法及びコンピュータプログラムに関する。
従来、撮像手段を用いて生体を撮像し、生体画像中の血管を解析することにより、血液の成分濃度を測定するものとして、例えば下記特許文献1に開示されているような非侵襲生体計測装置が知られている。この特許文献1に記載の装置は、使用者の手首における血管(静脈)を照明する光源部と、この光源部によって照明された手首を撮像する撮像部と、撮像された画像に基づいて血管を流れる血液成分を解析するための制御部とを備えている。
制御部は、撮像部によって撮像された生体画像を解析し、血管を含む生体画像中の血管部分の輝度に基づいて血液に含まれる成分濃度を求める。しかしながら、光源からの光は血管を流れる血液だけでなく周辺組織液によっても吸収されるため、撮像画像中の血管部分の輝度は、周辺組織液の量によって変動してしまう場合がある。このような問題を解決するため、特許文献1に記載の装置においては、血管周辺組織の光学情報を取得し、得られた光学情報に基づいて血液成分濃度を算出するようにしている。
特開2007―44491号公報
しかしながら、引用文献1に記載の装置は、装置を固定した位置に基づいて光学情報を検出し、それに基づいて血液成分濃度を算出する構成であるため、装置を固定した位置によって測定結果が変動するおそれがあった。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、装置を固定した位置によって生じる測定結果の変動を解消しうる非侵襲血液成分計測装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の第1の観点による非侵襲血液成分計測装置は、血管を含む生体を照明するための光源部と、前記光源によって照明された生体を撮像するための撮像部と、前記撮像部が前記生体を撮像することによって得られ生体画像に含まれる血管に基づいて血液成分濃度を算出するとともに、前記生体画像における前記血管像の位置を決定し、前記血管像から所定の間隔を隔てて前記血管像に沿って隣接する複数の画素の輝度の分布を示す第1の輝度分布を作成し、前記第1の輝度分布に基づいて血管の周辺組織に含まれる血液量を反映する指標を取得し、前記指標に基づいて前記血液成分濃度を補正する解析部と、を備えることを特徴とする
さらに、前記解析部は、前記血管を横切る方向に隣接する複数の画素の輝度の分布を示す第2の輝度分布を作成し、前記第2の輝度分布に基づいて前記生体画像における血管の位置を決定することを特徴とすることが好ましい
また、本発明は、他の観点によれば、血管を含む生体を照明する工程と、照明された生体を撮像する工程と、前記生体を撮像することによって得られ生体画像に含まれる血管に基づいて血液成分濃度を算出する工程と、前記生体画像における血管の位置を決定する工程と、前記血管像から所定の間隔を隔てて前記血管像に沿って隣接する複数の画素の輝度の分布を示す第1の輝度分布を作成する工程と、前記第1の輝度分布に基づいて血管の周辺組織に含まれる血液量を反映する指標を取得する工程と、前記指標に基づいて前記血液成分濃度を補正する工程と、を含むことを特徴とする非侵襲的に血液成分を計測する方法でもある

また、本発明は、他の観点によれば、血管を含む生体を照明するための光源部と、前記光源部によって照明された生体を撮像するための撮像部とを備え、非侵襲的に血液成分を計測するための装置の中央処理装置において実行可能なコンピュータプログラムであって、前記中央処理装置を、前記光源部によって照明された生体を前記撮像部が撮像することによって得られた生体画像に含まれる血管像に基づいて血液成分濃度を算出する手段、前記生体画像における血管の位置を決定する手段、前記血管像から所定の間隔を隔てて前記血管像に沿って隣接する複数の画素の輝度の分布を示す第1の輝度分布を作成する手段および前記第1の輝度分布に基づいて血管の周辺組織に含まれる血液量を反映する指標を取得し、前記指標に基づいて前記血液成分濃度を補正する手段として機能させるためのコンピュータプログラムでもある



本発明によれば、装置を固定した位置に関わらず、生体画像における血管の位置を基準に血液成分濃度を算出できるため、装置を固定した位置によって測定結果が変動することがなく、血液成分を再現よく計測可能な非侵襲血液成分計測装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の非侵襲血液成分計測装置の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る非侵襲血液成分計測装置の外観を示す斜視図である。図2は、本実施形態に係る非侵襲血液成分計測装置1の使用状態を表す図である。非侵襲血液成分計測装置1は、図2に示すようにして使用者の腕に装着され、腕から手首にかけて存在する血管を撮像し、撮像された画像に基づいてヘモグロビン濃度を計測するための血液成分計測装置である。
非侵襲血液成分計測装置1は、検出部2と、第1挟持部3と、第2挟持部4と、表示部5と、操作部6と、制御部10とを備えている。検出部2は、生体表面を照明及び撮像するための機構であり、内側には生体部位を照明するための光源部7と、光源部7によって照明された生体部位を撮像するための撮像部8とが設けられている(図3参照)。第1挟持部3と第2挟持部4は、図2に示すように被験者の腕を挟むことによって非侵襲血液成分計測装置1を腕に固定する。表示部5は、液晶パネルを備えており、ヘモグロビン濃度計測の結果や、操作情報などを表示する。操作部6は、操作ボタンを備えており、使用者による操作を受け付ける。制御部10は、非侵襲血液成分計測装置1の各部の動作を制御する。
図3は、非侵襲血液成分計測装置1の構成を示すブロック図である。制御部10は、CPU100aと、メインメモリ100bと、フラッシュメモリカードリーダ100cと、光源部入出力インタフェース100dと、フレームメモリ100eと、画像入力インタフェース100fと、入力インタフェース100gと、通信インタフェース100hと、画像出力インタフェース100iとを備えている。CPU100aと、メインメモリ100b、フラッシュメモリカードリーダ100c、光源部入出力インタフェース100d、フレームメモリ100e、画像入力インタフェース100f、入力インタフェース100g、通信インタフェース100h、及び画像出力インタフェース100iとは、相互にデータ伝送が可能であるようにデータ伝送線を介して接続されている。この構成により、CPU100aは、メインメモリ100b、フラッシュメモリカードリーダ100c、及びフレームメモリ100eに対するデータの読み出し、書込み、並びに、光源部入出力インタフェース100d、画像入力インタフェース100f、入力インタフェース100g、画像出力インタフェース100i、及び通信インタフェース100hに対するデータの送受信が可能となる。
CPU100aは、メインメモリ100bにロードされたコンピュータプログラムを実行することが可能である。そして、後述するようなコンピュータプログラムをCPU100aが実行することにより、本装置が非侵襲血液成分計測装置として機能する。
メインメモリ100bは、SRAM又はDRAM等によって構成されている。メインメモリ100bは、フラッシュメモリカード100jに記憶されているコンピュータプログラムの読み出しに用いられる。また、これらのコンピュータプログラムを実行するときに、CPU100aの作業領域として利用される。
フラッシュメモリカードリーダ100cは、フラッシュメモリカード100jに記憶されたデータの読み出しに使用される。フラッシュメモリカード100jは、フラッシュメモリ(図示せず)を有しており、外部から電力を供給されなくても、データを保持することができる。また、フラッシュメモリカード100jには、CPU100aに実行されるコンピュータプログラム及びこれに用いるデータ等が記憶されている。
また、フラッシュメモリカード100jには、例えばTRON仕様準拠のオペレーティングシステムがインストールされている。なお、オペレーティングシステムは、これに限定されるものではなく、例えば米マイクロソフト社が製造販売するWindows(登録商標)等のグラフィカル被験者インターフェース環境を提供するオペレーティングシステムであってもよい。以下の説明においては、本実施の形態に係るコンピュータプログラムはこれらオペレーティングシステム上で動作するものとしている。
光源部入出力インタフェース100dは、D/A変換器、A/D変換器等からなるアナログインタフェースから構成されている。光源部入出力インタフェース100dは、光源部7に設けられた4つの発光ダイオードR1、R2、L1、L2と夫々電気信号線によって電気的に接続されており、かかる発光ダイオードの動作制御を行うことが可能である。かかる光源部入出力インタフェース100dは、後述するようなコンピュータプログラムに基づいて、発光ダイオードR1、R2、L1、L2に与える電流を制御する。
フレームメモリ100eは、SRAM又はDRAM等によって夫々構成されている。フレームメモリ100eは、後述する画像入力インタフェース100fが画像処理を実行するときに、データの格納用に利用される。
画像入力インタフェース100fは、A/D変換器を含むビデオデジタイズ回路(図示せず)を備えている。画像入力インタフェース100fは、撮像部8に電気信号線によって電気的に接続されており、当該撮像部8から、画像信号が入力されるようになっている。撮像部8から入力された画像信号は、画像入力インタフェース100fでA/D変換される。このようにデジタル変換された画像データは、フレームメモリ100eに格納される。
入力インタフェース100gは、A/D変換器からなるアナログインタフェースから構成されている。入力インタフェース100gには、操作部6が電気的に接続されている。この構成により、使用者は、操作部6を使用することにより、装置の電源のON/OFFや、装置の動作項目の選択を行って、選択を行った動作を装置に実行させることが可能である。
通信インタフェース100hは、例えばUSB、IEEE1394、RS232C等のシリアルインタフェース、又は、SCSI等のパラレルインタフェースから構成されている。制御部10は、当該通信インタフェース100hにより、所定の通信プロトコルを使用して、モバイルコンピュータ・携帯電話等の外部接続機器との間でデータの送受信が可能である。これにより、制御部10は、かかる通信インタフェース100hを介して、測定結果データを当該外部接続機器へ送信する。
画像出力インタフェース100iは、表示部5に電気的に接続されており、CPU100aから与えられた画像データに基づいた映像信号を表示部5に出力する。
図4は光源部7の構成を示す平面図である。光源部7は、略長方形状であって短辺が丸みを帯びて形成された保持板71aと、この保持板71aに保持された4つの発光ダイオードR1、R2、L1、L2とから構成されている。保持板71aの中央には、撮像部8へ入射する光を通過させるための円形の開口部71bが設けられており、この開口部71bの周囲に沿って、前述した発光ダイオードが配置されている。
図5は、保持板71aに設けられた4つの発光ダイオードの位置関係を示す図である。発光ダイオードR1、R2、L1、L2は、開口部71bの中心を通り互いに直交する第1軸AYと第2軸AXにそれぞれ対称に配置されている。非侵襲血液成分計測装置1が手首に装着された状態において、手首表面の撮像領域CRは、撮像部8により撮像され、表示部5に表示される領域である。発光ダイオードL1およびL2(第2光源部)側の指標線401aと、発光ダイオードR1およびR2(第1光源部)側の指標線401bとの間の領域401cが、撮像部8による撮像に適した領域、即ち撮像の際に血管を位置させる領域である。血液成分の計測を行う際には、手首の任意の血管が、前記領域401c内に位置するように非侵襲血液成分計測装置1の装着位置を調整する。血管は、発光ダイオードR1、R2、L1、L2によって、近赤外光(中心波長=805nm)で照明され、撮像部8が照明された血管を撮像する。発光ダイオードR1、R2、L1、L2は撮像領域CRの紙面における上下に配置されているため、撮像部8によって撮像された画像は、上下が明るく、中央付近が暗い画像となる(図7参照)。
撮像部8は、非侵襲血液成分計測装置1を生体に装着したときに、保持板71aを生体と撮像部8とによって挟むように配置されている。撮像部8は、保持板71aの中央に設けられた開口部71bを介して生体画像を撮像し、画像信号を制御部10に送信する。
非侵襲血液成分計測装置1の測定動作
次に、非侵襲血液成分計測装置1の測定動作について図6を参照して説明する。図6は、CPU100aによるヘモグロビン濃度計測処理の詳細を示すフローチャートである。
まず、非侵襲血液成分計測装置1が使用者の腕に装着される(図2参照)。次に、使用者によって操作部6が操作されて非侵襲血液成分計測装置1に電源が投入されると、CPU100aは、撮像部8による撮像に適した領域内401c(図5参照)に手首の血管が位置するよう位置調整を促す表示を表示部5に表示する処理を実行する。使用者が表示部5の表示に従って位置調整を行なったのち、操作部6を操作してヘモグロビン濃度計測の実行を指示すると、CPU100aは、所定のプログラムに基づいてヘモグロビン濃度計測処理を実行する。
図7は、撮像部が生体を撮像することによって得られる撮像画像の一例を示す図であり、画像を0≦x≦1280、0≦y≦960の範囲でx、yの2次元の座標に座標分割したものである。以下、ヘモグロビン濃度計測処理について図6、図7を用いて説明する。
まずCPU100aは、光源部入出力インタフェース100dを制御し、血管を挟んで両側に配設された光源のうち、一方の光源である発光ダイオードR1、R2(第1光源部)によって血管を含む生体を所定の光量で照明し(ステップS101)、これを撮像部8で撮像する(ステップS102)。CPU100aは、撮像画像Gの平均輝度が所定値以上か否かを判定し(ステップS103)、輝度が所定値を超えない場合は、光源部入出力インタフェース100dを介して発光ダイオードR1、R2に流れる電流量を調整し、これらの光量調整を行い(ステップS104)、処理をステップS102に戻す。
図8は、撮像画像Gのy座標(480)における横方向の輝度の分布を示す図である。図9は、撮像画像Gのy座標(480)における横方向のヘモグロビン濃度の分布を示す図である。CPU100aは、撮像画像Gの平均輝度が所定値を超えると判定した場合は(ステップS103でYes)、ステップS102によって得られた画像について、算出対象のy座標値を撮像画像Gのy軸方向中央となる(480)に設定し、y座標値(480)における端から端までの輝度の値を求めて、図8に示すような血管を横切る方向に分布する輝度プロファイルPF1を作成する。さらにCPU100aは、得られた輝度プロファイルPF1のノイズ成分を高速フーリエ変換等の手法を用いて減少させたのち、輝度プロファイルPF1をベースラインBLで規格化することにより、図9に示すような入射光量に依存しない濃度プロファイルNP1を作成する(ステップS105)。
次いで、CPU100aは、光源部入出力インタフェース100dを制御し、血管を挟んで両側に配設された光源のうち、他方の光源である発光ダイオードL1、L2(第2光源部)によって、血管を含む生体を適切な光量で照明し(ステップS106)、これを撮像部8で撮像する(ステップS107)。CPU100aは、撮像画像Gの平均輝度が所定値以上であるか否かを判定し(ステップS108)、輝度が所定値を超えない場合は、光源部入出力インタフェース100dを用いて、発光ダイオードL1、L2に流れる電流量を増加させ、これらの光量調整を行い(ステップS109)、ステップS107に処理を戻す。
撮像画像Gの平均輝度が所定値を超える場合は(ステップS108でYes)、CPU100aは、ステップS107によって得られた画像についてステップS105と同様の処理を行い、図8、9に示すような輝度プロファイルPF2及び入射光量に依存しない濃度プロファイルNP2を作成する(ステップS110)。
次いでCPU100aは、ステップS105により得られた濃度プロファイルNP1からピーク高さh1及び重心座標cg1と、ステップS110により得られた濃度プロファイルNP2からピーク高さh2及び重心座標gc2とをそれぞれ導出し、これらを用いて、次の算出式(1)により血管の深さを反映した指標として血管深さ指標Sを算出する。さらに、CPU100aは、この算出結果をフレームメモリ100eに記憶する(ステップS111)。
S=(cg2−cg1)/{(h1+h2)/2}……(1)
また、CPU100aは、ステップS105により得られた輝度プロファイルPF1、ステップS110により得られた輝度プロファイルPF2に基づいて、血管の左右の光源(発光ダイオードR1、R2、及び発光ダイオードL1、L2)の光量比及び光量を算出し(ステップS112)、輝度プロファイルPF1及びPF2が左右対称となるように、発光ダイオードR1、R2、及び発光ダイオードL1、L2の光量調整を行う処理を実行する(ステップS113)。
ついで、CPU100aは、光源部入出力インタフェース100dを制御し、光量調整された発光ダイオードR1、R2、L1、L2によって撮像領域CR(図13参照)を照明し、これを撮像部8で撮像する処理を実行する(ステップS114)。CPU100aは、ステップS114において撮像された撮像画像Gの平均輝度を求め、平均輝度が所定値を超えるか否かを判定する(ステップS115)。輝度が所定値を超えない場合は、エラー表示を行ったのち(ステップS116)、処理をステップS101に戻す。
図10は、撮像画像Gのy座標(480)における血管を横切る方向の輝度の分布を示す図である。図11は、撮像画像Gのy座標値(480)における血管を横切る方向のヘモグロビン濃度の分布を示す図である。撮像画像Gの平均輝度が所定値を超える場合には(ステップS115でYes)、CPU100aが、得られた撮像画像Gについて、算出対象のy座標値を画像のy軸方向中央となる(480)に設定し、撮像画像Gのy座標値(480)における端から端までの輝度の値を求めて、図10に示すような血管を横切る方向に分布する輝度プロファイルPF3を作成する。さらに、CPU100aは、高速フーリエ変換等の手法を用いて輝度プロファイルPF3のノイズ成分を減少させ、輝度プロファイルPF3をベースラインBLで規格化し、図11に示すような濃度プロファイルNP3を作成する(ステップS117)。ベースラインBLは、血管による吸収部分の輝度プロファイルの形状を基に求められるため、入射光量に依存しない濃度プロファイルNP3を得ることができる。
次に、CPU100aは、作成された濃度プロファイルNP3に基づいてピーク高さh及び血管径に対応する分布幅として半値幅wを算出する。半値幅wとは、濃度プロファイルNP3のピーク高さの50%における分布幅である。ここで得たピーク高さhは計測対象の血管(血液)により吸収された光強度と組織部分を通過してきた光強度の比を表し、半値幅wは撮像方向に直交する方向の血管径に相当する長さを表す。さらに、CPU100aは、次の算出式(2)により無補正ヘモグロビン濃度Dを算出し、結果をフレームメモリ100eに記憶する。(ステップS118)。
D=h/w……(2)
ただし、nは、散乱による半値幅の広がりの非線形を表す定数である。光散乱のない場合は、n=1、散乱のある場合はn>1である。
次に、CPU100aは、ステップS114において得られた撮像画像Gの血管周辺組織像に基づいて、当該周辺組織中に含まれる血液量を表す組織血液量指標Mを算出する(ステップS119)。
上記のとおり、無補正ヘモグロビン濃度Dは、濃度プロファイルNP3のピーク高さhに基づいて求められるが、ピーク高さhは、血管周辺の組織血液濃度との比に基づいて相対的に決定される。つまり、血管周辺の組織血液量が多い場合と少ない場合とで、無補正ヘモグロビン濃度Dが変動してしまうことがある。
そこで、本実施形態においては、撮像画像中の血管周辺組織像に基づいて組織血液量指標Mを算出し、この組織血液量指標Mに基づいて無補正ヘモグロビン濃度Dを補正する構成としている。これにより、周辺組織血液量の個人差や、あるいはカフ締めを行った場合のうっ血による周辺組織血液量の増加などに依存することのない、正確なヘモグロビン濃度を計測することができる。この処理については後述する。
CPU100aは、ステップS111で算出した血管深さ指標Sに基づいて補正計数fs、ステップS120で算出した組織血液量指標Mに基づいて補正係数fmを導出し、これらを用いて、次の算出式(3)からなる補正ヘモグロビン濃度Doを算出する(ステップS120)。
Do=D×fs×fm……(3)
なお、組織血液量指標Mに基づく補正計数fmは、得られたMの値が統計的に求められた平均的な値と一致するとき、補正計数fmが1となるような関数fm=f(M)に基づいて導出される。組織血液量が多ければ多いほど、光源からの光が血管以外の部分において吸収される割合が高くなり、周辺組織と測定対象血管との輝度の差が小さくなる(図11における濃度プロファイルNP3のピーク高さhが小さくなる)から、それだけ無補正ヘモグロビン濃度Dは過小に算出されることになる。したがって、補正計数fmは、組織血液量に比例して無補正ヘモグロビン濃度Dを増加させるように補正可能な係数であることが必要であり、このため、上記関数fm=f(M)としては、傾きが正である一次関数を用いることが好ましい。
このように、血管画像に基づいて算出された補正前のヘモグロビン濃度を、組織血液量指標Mに基づいて補正する構成としたことにより、複雑な計算方法によることなく、組織血液量を加味した正確なヘモグロビン濃度を算出することができる。
CPU100aは、ステップS121での算出結果をフレームメモリ100eに記憶し(ステップS121)、主ルーチンに戻る。
図12は、図6のステップS119における組織血液量指標Mを求める処理の詳細を示すフローチャートである。以下、ステップS119における組織血液量指標Mを算出する処理について、図12を用いて説明する。
CPU100aは、図6のステップS114において得られた撮像画像Gについて、算出対象のy座標値を画像のy軸方向中央となる(480)に設定し、設定されたy座標値(480)におけるx座標の端から端までの画素の輝度を求めて、血管を横切る方向に分布する輝度プロファイルPF4を作成する。図13は、撮像画像Gのy座標値(480)における血管を横切る方向の輝度の分布を示す図である。
次いで、CPU100aは、ステップS301において作成された横方向の輝度プロファイルPF4の400≦x≦800の範囲内で、最も輝度の低い点(以下、輝度最下点)AのX座標(a)を求める(ステップS302)。400≦x≦800の範囲内の輝度最下点を求めることとしたのは、撮像画像Gの左右両端部分は、撮像領域CR(図5参照)の紙面における上下に設けられた発光ダイオードL1、L2、R1、R2からの光が届きにくく、輝度が低いため、この部分を切り捨てて血管の位置を求めるためである。ここで求められたx座標(a)の位置が、撮像画像中の血管の位置となる。
撮像画像Gにおける輝度は、血管に対して垂直に光が透過したときの血液による光の吸収量を反映しており、これはすなわち光が血液中を透過した距離を反映している。血管の断面は略円形であるから、血管に対して垂直に光が透過したとき、光が血液中を透過する距離は血管の中心位置が最も長く、血管の中心位置において光が最も多く吸収される。これを血管を横切る方向に分布する輝度プロファイルPF4についてみれば、最も輝度が低い点が血管の中心位置ということになる。
このように、撮像画像上の輝度は血液の量を反映しているため、血管を横切る方向の輝度分布に基づいて血管の位置を決定する構成としたことにより、正確な血管位置を決定することができる。
次いでCPU100aは、ステップS302において求められた輝度最下点A(図7参照)のx座標(a)に基づいて、x座標(a―320)におけるy座標の端から端までの画素の輝度を求めて、血管の左側に血管に沿って分布する輝度プロファイルPFを作成する(ステップS303)。
ここで、輝度プロファイルPFを作成するx座標を(a―320)としたのは、画像を0≦x≦1280に座標分割したことに伴い、画像を縦に4等分したときの画素数が320になるからである。輝度プロファイルPFを作成するx座標(a―320)の値は適宜変更することができるが、ここでは血管と重複しない周辺組織部分に基づいて輝度プロファイルを作成する必要があるため、前記x座標は、少なくとも血管位置のx座標(a)から血管と重複しない程度離れた位置となるように設定されることが好ましい。
このように、本実施形態においては、撮像画像における血管の位置を決定し、この血管位置から一定の間隔をおいた位置に基づいて輝度プロファイルを作成する構成としている。このような構成により、例えば、装置を固定した位置によって撮像画像中の血管が撮像画像の左右いずれか一方に寄っていたとしても、周辺組織血液量指標Mは常に血管から一定の間隔をおいた位置に基づいて求められるため、装置を固定した位置によって測定結果に変動を生じることなく、正確な血液成分濃度を求めることができる。
図14は、撮像画像Gのx座標値(a−320)における血管に沿って分布する輝度の分布を示す図であり、縦軸に輝度、横軸に撮像画像Gにおけるy座標上の位置をとったものである。CPU100aは、ステップS304において作成された輝度プロファイルPFにおいて、輝度最下点よりy座標値が大きく、且つ輝度が飽和点に達する位置B(図7参照)のy座標値(y)を求める(ステップS304)。
次に、CPU100aは、輝度プロファイルPFのうち(y−300)〜(y)の範囲(図7において点B〜点Cの範囲)を切り出す(ステップS305)。図15は、切り出した輝度プロファイルの一例を示す図である。
ここで、輝度プロファイルPFの(y−300)〜(y)の範囲のみを切り出すこととしたのは、次の理由による。すなわち、血管の周辺組織がほぼ均質であるとすると、光源からの光は指数関数にしたがって減衰するが、撮像領域CRの上下に光源である発光ダイオードが配置されているために、図14の輝度プロファイルPFは、互いに逆向きの指数関数を重ね合わせた放物線状の形状となっていると考えることができる。つまり、撮像画像Gのy軸方向中央付近は、上下に配置された両方の光源からの光が重畳している部分であり、周辺組織による光の吸収量を直接反映する部分ではないから、この部分は解析対象から除外する必要がある。また、輝度プロファイルPFにおいて輝度の飽和する点とは、撮像領域CRの下側に設けられた発光ダイオードL2からの光が100%届いており、光源からの光が周辺組織によって吸収されている部分ではないから、この部分も解析対象から除外する必要がある。そこで、本実施形態においては、実質的に周辺組織による光の吸収が生じている部分のみを抽出して光の減衰率を算出するため、輝度の飽和する点から所定範囲内の輝度プロファイルのみを切り出して解析することとしたものである。
次いでCPU100aは、図15に示した関数曲線ACのようにして、切り出した輝度プロファイルPFを指数関数B=k・exp(α・y)で近似し、得られた係数αの値をフレームメモリ100eに記憶する(ステップS306)。
次いでCPU100aは、ステップS302において求められた血管位置のx座標(a)に基づき、x座標(a−320)と血管を軸に対称となるx座標(a+320)における端から端までの画素の輝度を求めて、血管の右側に、血管に沿って分布する輝度プロファイルPFを作成する(ステップS307)。CPU100aは、ステップS307において作成された輝度プロファイルPFについて、ステップS304〜S306と同様の処理を実行してαを取得し、これをフレームメモリ100eに記憶する(ステップS308〜310)。
次いでCPU100aは、フレームメモリ100eに記憶された係数αと係数αを読み出し、これらの相加平均Mを求める(ステップS311)。CPU100aは、得られたMの値をフレームメモリ100eに記憶し、処理を主ルーチンに戻す。ここで得られたMの値が、組織血液量指標となる。
ここで、組織血液量指標Mについて説明する。
ステップS306において用いられる指数関数B=k・exp(α・y)は、画像上の位置情報yと輝度Bとからなる関数である。この関数は、yが−1となるとき、輝度Bがexp(−α)の割合で減衰することを示している。つまり、ここで求められる係数αとは、光源からの光が撮像画像G(図7参照)における1画素分の生体組織中を移動したときの光の減衰率を決定づける係数である。
係数αは、周辺組織に含まれるヘモグロビン濃度を反映する指標として用いることができる。すなわち、ベールの法則によれば、光源からの光が周辺組織に含まれるヘモグロビンによって吸収され、撮像部に到達していると考えたとき、撮像部に入射する光の量Iは、
I=I・exp(−ε・c・L)……(4)
(式中、Iは光源からの光の量、εは吸収係数、cは濃度、Lは光が媒質中を移動する距離である)によって表される。
式(4)において、単位距離Lあたりの光の減衰率は、吸収係数εと濃度cの積によって決定されるから、
α=ε・c……(5)
となる。ヘモグロビンの吸収係数εは一定なので、係数αは、周辺組織に含まれるヘモグロビン濃度c、つまり周辺組織血液量を反映していることがわかる。さらに、組織血液量指標Mは、血管の左側に存在する周辺組織の血液量を反映する係数αと、血管の右側に存在する周辺組織の血液量を反映する係数αとの相加平均によって算出されるから、組織血液量指標Mは、血管の左右両側に存在する周辺組織の血液量を反映した指標であることがわかる。
また、このように、係数αと同様の処理に基づいて、血管を軸に対称となる位置における係数αを求め、係数αと係数αの相加平均Mを組織血液量指標として用いる構成とすることより、次のような効果が得られる。例えば、測定対象の血管から枝分かれして延びる血管が周辺部分に存在する場合や、カフ締めをした場合のうっ血によって周辺組織血液が不均質となっている場合などは、血管の左右一方側に存在する周辺組織に基づいて組織血液量指標Mを算出すると正確な組織血液量を加味したヘモグロビン濃度を算出できないことがあり得るが、そのような要因によって組織血液量指標Mが大きく変動することがなく、再現よく正確なヘモグロビン濃度を計測することができる。
図16は、複数の被験者のヘモグロビン濃度について、血球計数装置などから得られた実測値と本発明の実施の形態にかかる非侵襲血液成分計測装置1による算出値とをプロットしたグラフである。図16に示されるように、実測値と非侵襲血液成分計測装置1からの算出値の誤差は、ほぼ1g/dLの範囲内に収束しており、実測値と算出値とが乖離していないので、非侵襲血液成分計測装置1がヘモグロビン濃度を高精度で計測できていることがわかる。
なお本実施形態においては、光源部を発光ダイオードR1、R2、L1、L2の4つからなる構成としたが、発光ダイオードの数はこれに限定されず、適宜増減させてもよい。
また、本実施形態においてはヘモグロビン濃度を計測するための血液成分計測装置を例に説明したが、本発明の範囲はこれに限定されず、生体を撮像して得られる画像に基づいて生体情報を測定する装置であれば、種々変更を伴い得るものである。例えば、手首部位を連続撮影することにより血流量や、血流速を計測する装置に適用してもよい。
非侵襲血液成分計測装置の外観を示す斜視図である。 非侵襲血液成分計測装置の使用状態の一例を示す斜視図である。 非侵襲血液成分計測装置の構成を示すブロック図である。 光源部の構成を示す平面図である。 保持板に設けられた4つの発光ダイオードの位置関係を示す図である。 非侵襲血液成分計測装置による測定動作を示すフローチャートである。 血管を含む撮像画像の一例である。 撮像画像Gのy座標値(480)における血管を横切る方向の輝度の分布を示す図である。 撮像画像Gのy座標値(480)における血管を横切る方向のヘモグロビン濃度の分布を示す図である。 撮像画像Gのy座標値(480)における血管を横切る方向の輝度の分布を示す図である。 撮像画像Gのy座標値(480)における血管を横切る方向のヘモグロビン濃度の分布を示す図である。 図6のステップS119における組織血液量指標Mを求める処理の詳細を示すフローチャートである。 撮像画像Gのy座標値(480)における血管を横切る方向の輝度の分布を示す図である。 撮像画像Gのx座標値(a−320)における血管に沿って分布する輝度の分布を示す図である。 図14の輝度分布の所定範囲を切り出した図である。 複数の被験者のヘモグロビン濃度について、血球計数装置から得られた実測値と本実施形態にかかる非侵襲血液成分計測装置1による算出値とをプロットしたグラフである。
符号の説明
1 非侵襲血液成分計測装置
2 検出部
3 第1挟持部
4 第2挟持部
5 表示部
6 操作部
7 光源部
8 撮像部
10 制御部

Claims (4)

  1. 血管を含む生体を照明するための光源部と、
    前記光源によって照明された生体を撮像するための撮像部と、
    前記撮像部が前記生体を撮像することによって得られ生体画像に含まれる血管に基づいて血液成分濃度を算出するとともに、前記生体画像における前記血管像の位置を決定し、前記血管像から所定の間隔を隔てて前記血管像に沿って隣接する複数の画素の輝度の分布を示す第1の輝度分布を作成し、前記第1の輝度分布に基づいて血管の周辺組織に含まれる血液量を反映する指標を取得し、前記指標に基づいて前記血液成分濃度を補正する解析部と、を備えることを特徴とする非侵襲血液成分計測装置。
  2. 前記解析部は、前記血管を横切る方向に隣接する複数の画素の輝度の分布を示す第2の輝度分布を作成し、前記第2の輝度分布に基づいて前記生体画像における血管の位置を決定することを特徴とする請求項1に記載の非侵襲血液成分計測装置。
  3. 血管を含む生体を照明する工程と、
    照明された生体を撮像する工程と、
    前記生体を撮像することによって得られ生体画像に含まれる血管に基づいて血液成分濃度を算出する工程と、
    前記生体画像における血管の位置を決定する工程と、
    前記血管像から所定の間隔を隔てて前記血管像に沿って隣接する複数の画素の輝度の分布を示す第1の輝度分布を作成する工程と、
    前記第1の輝度分布に基づいて血管の周辺組織に含まれる血液量を反映する指標を取得する工程と、
    前記指標に基づいて前記血液成分濃度を補正する工程と、を含むことを特徴とする非侵襲的に血液成分を計測する方法。
  4. 血管を含む生体を照明するための光源部と、前記光源部によって照明された生体を撮像するための撮像部とを備え、非侵襲的に血液成分を計測するための装置の中央処理装置において実行可能なコンピュータプログラムであって、
    前記中央処理装置を、
    前記光源部によって照明された生体を前記撮像部が撮像することによって得られた生体画像に含まれる血管像に基づいて血液成分濃度を算出する手段、
    前記生体画像における血管の位置を決定する手段、
    前記血管像から所定の間隔を隔てて前記血管像に沿って隣接する複数の画素の輝度の分布を示す第1の輝度分布を作成する手段および
    前記第1の輝度分布に基づいて血管の周辺組織に含まれる血液量を反映する指標を取得し、前記指標に基づいて前記血液成分濃度を補正する手段
    として機能させるためのコンピュータプログラム。
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