JP5136892B2 - 電圧制御装置、電源装置、電子管及び高周波回路システム - Google Patents

電圧制御装置、電源装置、電子管及び高周波回路システム Download PDF

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Description

本発明は、電子管の各電極に供給する所定の直流電圧を制御するための電圧制御装置、該電圧制御装置を備えた電源装置及び電子管、並びにそれらを備えた高周波回路システムに関する。
進行波管やクライストロン等は電子銃から放出された電子ビームと高周波回路との相互作用により高周波信号の増幅や発振等を行うために用いる電子管である。進行波管1は、例えば図10に示すように、電子ビーム50を放出する電子銃10と、電子銃10から放出された電子ビーム50と高周波信号(マイクロ波)とを相互作用させる高周波回路であるヘリックス電極20と、ヘリックス電極20から出力された電子ビーム50を捕捉するコレクタ電極30と、電子銃10から電子を引き出すと共に電子銃10から放出された電子ビーム50をスパイラル状のヘリックス電極20内に導くアノード電極40とを有する構成である。電子銃10は、熱電子を放出するカソード電極11と、カソード電極11に熱電子を放出させるための熱エネルギーを与えるヒータ12とを備えている。
電子銃10から放出された電子ビーム50は、カソード電極11とヘリックス電極20との電位差により加速されてヘリックス電極20内に導入され、ヘリックス電極20の一端から入力された高周波信号と相互作用しながらヘリックス電極20の内部を進行する。ヘリックス電極20の内部を通過した電子ビーム50はコレクタ電極30で捕捉される。このとき、ヘリックス電極20の他端からは電子ビーム50との相互作用により増幅された高周波信号が出力される。
電源装置60は、カソード電極11に対してヘリックス電極20の電位(HELIX)を基準に負の直流電圧であるヘリックス電圧(Ehel)を供給する。また、コレクタ電極30に対してカソード電極11の電位(H/K)を基準に正の直流電圧であるコレクタ電圧(Ecol)を供給し、ヒータ12に対してカソード電極11の電位(H/K)を基準に負の直流電圧であるヒータ電圧(Eh)を供給する。ヘリックス電極20は、通常、進行波管1のケースに接続されて接地される。
なお、図10は1つのコレクタ電極30を備えた進行波管1の構成例を示しているが、進行波管1には複数のコレクタ電極30を備えた構成もある。
また、図10では、電源装置60内でアノード電極40とヘリックス電極20とを接続した構成を示しているが、アノード電極40にはカソード電極11の電位(H/K)を基準に正の直流電圧であるアノード電圧(Ea)が供給される構成もある。
ヘリックス電圧(Ehel)、コレクタ電圧(Ecol)及びヒータ電圧(Eh)は、例えば、トランスと、外部から供給される直流電圧を交流電圧に変換する、トランスの一次巻線に接続されたインバータと、トランスの二次巻線から出力された交流電圧を直流電圧に変換する整流回路とを用いて生成される。
ところで、進行波管1では、アノード電極40とカソード電極11間の電位差によってカソード電極11から電子を引き出すため、ヘリックス電圧(Ehel)やコレクタ電圧(Ecol)の立ち上げ時(投入時)のように各電極に供給する電圧が不安定な状態では、アノード電極40とカソード電極11間の電位差をできるだけ小さくすることが望ましい。
ヘリックス電圧(Ehel)やコレクタ電圧(Ecol)の投入時にアノード電極40とカソード電極11間に電位差があると、カソード電極11から引き出された電子の一部がヘリックス電極20を通して接地電位へ進入することで、ヘリックス電極20に過大な電流が流れるため、進行波管1の特性劣化や破損を招いてしまう。特に図10に示したアノード電極11とヘリックス電極20とを接続した構成では、ヘリックス電圧(Ehel)の投入と同時にアノード電極40とカソード電極11間に電位差が発生するため、この電位差を何らかの手段によって低減することが望ましい。
このような問題を回避するため、例えば特許文献1では、FET(Field Effect Transistor)を用いた回路によりアノード電圧の供給及び遮断を制御する構成が記載されている。
図11は特許文献1に記載された高周波回路システムの構成を示すブロック図である。
図11に示すように、特許文献1に記載された高周波回路システムは、ソースが進行波管1のカソード電極と接続され、ドレインが進行波管1のアノード電極(A)及び抵抗器R1を介してヘリックス電極と接続されたトランジスタQ1と、トランジスタQ1のオン/オフを制御するためのトランジスタQ2とを備えている。トランジスタQ1にはNチャネル接合型FETが用いられ、トランジスタQ2にはNチャネルMOSFETが用いられる。
トランジスタQ1のゲートはトランジスタQ2のドレインと接続され、トランジスタQ1のゲートとソース間には抵抗器R2が並列に接続されている。トランジスタQ2のソースは進行波管1のヒータと接続され、トランジスタQ2のゲートには、進行波管1のヘリックス電極とヒータ間の電圧を抵抗器R3、R4で分圧した電圧が印加されている。
このような構成では、ヘリックス電圧(Ehel)及びコレクタ電圧(Ecol)が立ち上がっている期間でトランジスタQ1がオンしてアノード電極(A)の電位がカソード電極の電位(H/K)とほぼ一致し、ヘリックス電圧(Ehel)及びコレクタ電圧(Ecol)がある程度立ち上がるとトランジスタQ1がオフしてアノード電極(A)の電位が接地電位(HELIX)とほぼ等しくなる。トランジスタQ1がオンからオフに切り換わるタイミングはトランジスタQ2のゲートに接続された抵抗器R3、R4の分圧比によって決まる。
図11に示した高周波回路システムでは、図12に示すように、トランジスタQ1がオンからオフに切り換わるときに進行波管1のヘリックス電極にわずかに電流(IHELIX)が流れるだけであり、ヘリックス電極に過大な電流が流れて進行波管1の特性劣化や破損が生じるのを防止できる。なお、図12に示すアノード電圧及びヘリックス電圧の特性は、カソード電極の電位(H/K)から見た電圧の変化を模式的に示したものであり、実際の電圧値を示すものではない。
ヘリックス電圧(Ehel)及びコレクタ電圧(Ecol)の投入時にアノード電極とカソード電極間の電位差を低減する他の手法としては、進行波管1のへリックス電極とカソード電極間に抵抗器R11、R12を直列に接続し、これらの抵抗器R11、R12でヘリックス電圧(Ehel)を分圧してアノード電極(A)に供給する構成が、例えば特許文献2〜4に記載されている。
図13は抵抗器で分圧した電圧をアノード電極に供給する高周波回路システムの構成を示すブロック図である。
図13に示すような構成では、図10に示した進行波管1のアノード電極とヘリックス電極とを接続した構成に比べて、アノード電極とカソード電極間の電位差が小さくなるため、ヘリックス電圧(Ehel)及びコレクタ電圧(Ecol)の投入時にヘリックス電極に流れる電流を低減できる。
特開2005−093229号公報 実開昭57−186966号公報 実開昭61−157251号公報 実開平04−076240号公報
上述したように、図10に示した進行波管1のアノード電極とヘリックス電極とを接続する構成では、ヘリックス電圧(Ehel)及びコレクタ電圧(Ecol)の投入時にヘリックス電極に過大な電流が流れて進行波管の特性劣化や破損を招くおそれがある。このような問題を回避するために図11あるいは図13に示した構成が提案されている。
しかしながら、図11に示した構成では、トランジスタQ1がオフしているとき、すなわち進行波管1が通常動作しているとき、アノード電極に電流が流れることでヘリックス電極とドレイン間に接続された抵抗器R1にも電流が流れるため、アノード電極の電位が低下して(カソード電極の電位(H/K)に近づいて)進行波管1の最大ゲインが低下する問題がある。
例えば、進行波管1の通常動作時にアノード電極に流れる電流を0.1mAとし、抵抗器R1の値を10MΩとした場合、アノード電極の電位はヘリックス電極の電位に対して1KV程度低下することになる。抵抗器R1の値を小さくすれば、通常動作時のアノード電極とヘリックス電極の電位差を小さくできるが、抵抗器R1はトランジスタQ1がオンしているときにヘリックス電圧(Ehel)が印加されることで大きな電力を消費するため、抵抗器R1の定格電力を大きくする必要がある。
また、図13に示した構成も、進行波管1の通常動作時、抵抗器R11、R12によってヘリックス電圧(Ehel)を分圧した電圧がアノード電極(A)に印加されるため、図11に示した構成と同様に、進行波管1の通常動作時におけるアノード電圧が低下して進行波管1の最大ゲインが低下する問題がある。
本発明は上記したような従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものであり、進行波管等の電子管の通常動作時における最大ゲインの低下を招くことなく、ヘリックス電圧及びコレクタ電圧の立ち上がり時に流れる過大なヘリックス電極に流れる電流を抑制することで電子管の特性劣化や破損を防止すると共に電源装置の負荷を軽減できる電圧制御装置、該電源制御装置を備えた電源装置及び電子管、並びにそれらを備えた高周波回路システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明の電圧制御装置は、少なくともアノード電極、カソード電極、ヘリックス電極を備えた電子管に用いる電圧制御装置であって、
前記へリックス電極に流れる電流を検知する検知回路と、
前記へリックス電極と前記アノード電極間の電位差を所定の電圧に制御する電圧制限回路と、
前記へリックス電極と前記アノード電極間を、前記電圧制限回路を介して接続するか、または短絡させるかを、前記検知回路の出力に応じて切り替えるスイッチと、
を有する。
本発明の電源装置は、上記電圧制御装置を有する。
本発明の電子管は、上記電圧制御装置を有する。
また、本発明の高周波回路システムは、
上記電圧制御装置を備えた電源装置と、
前記電源装置からアノード電極、カソード電極及びヘリックス電極に所定の直流電圧が供給される電子管と、
を有する。
または、上記電圧制御装置を備えた電子管と、
前記電子管が備えるアノード電極、カソード電極及びヘリックス電極に所定の直流電圧を供給する電源装置と、
を有する。
本発明によれば、進行波管等の電子管の通常動作時における最大ゲインの低下を招くことなく、ヘリックス電圧及びコレクタ電圧の立ち上がり時にヘリックス電極に流れる過大な電流を抑制することで電子管の特性劣化や破損を防止すると共に電源装置の負荷を軽減できる。
次に本発明について図面を参照して説明する。
以下では、高周波回路システムが備える電子管として、進行波管を例に説明するが、本発明は、その他の電子管の各電極に所定の直流電圧を供給する構成にも適用できる。
(第1の実施の形態)
図1は第1の実施の形態の電圧制御装置の構成を示す回路図である。
図1に示す電圧制御装置74は、進行波管1に対するヘリックス電圧(Ehel)及びコレクタ電圧(Ecol)の投入時、進行波管1のヘリックス電極に流れる電流(以下、へリックス電流と称す)IHELIXの増大を検知すると、アノード電圧を抑圧してヘリックス電流IHELIXを低減する構成である。
図1に示すように、電圧制御装置74は、検知回路75、スイッチ76及び電圧制限回路77を備えている。
検知回路75は、不図示のへリックス電圧(Ehel)を生成するヘリックス電源と不図示の進行波管1のへリックス電極間に接続され、進行波管1のヘリックス電極に流れるヘリックス電流IHELIXを検知すると共に、スイッチ76のオン・オフを制御する。検知回路75は、へリックス電流IHELIXが所定のしきい値以下のときはスイッチをオンさせ、へリックス電流IHELIXが所定のしきい値を越えたときはスイッチ76をオフさせる。
スイッチ76は、不図示の進行波管1のへリックス電極とアノード電極間に接続され、検知回路75の出力に応じてオン・オフし、へリックス電極とアノード電極間を、電圧制限回路77を介して接続するか、または短絡させるかを、検知回路75の出力に応じて切り替える。
電圧制限回路77は、不図示の進行波管1のへリックス電極とアノード電極間に接続され、スイッチ76のオフ時にヘリックス電極とアノード電極間の電位差を所定の電圧に制御する。
図2は図1に示した電圧制御装置を備える電源装置の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、第1の実施の形態の電源装置70は、進行波管1に供給するヘリックス電圧(Ehel)を生成するヘリックス電源71、コレクタ電圧(Ecol)を生成するコレクタ電源72及びヒータ電圧(Eh)を生成するヒータ電源73並びに図1に示した電圧制御装置74を備えている。
図2に示すように、電圧制御装置74が備える検知回路75の一端はヘリックス電源71と接続され、検知回路75の他端は不図示の進行波管1のヘリックス電極と接続されている。検知回路75の他端は、電源装置70内で接地される。電圧制御装置74が備えるスイッチ76及び電圧制限回路77は、それぞれ不図示の進行波管1のへリックス電極とアノード電極間に接続される。
次に、図1及び図2に示した電圧制御装置74の具体例を示しつつ、本実施形態の高周波回路システムの構成について図3を用いて説明する。
図3は第1の実施の形態の高周波回路システムの構成を示すブロック図である。
図3に示すように、第1の実施の形態の高周波回路システムは、進行波管1と、進行波管1の各電極に所定の直流電圧(電源電圧)を供給する図2に示した電源装置70とを備えた構成である。図3に示す進行波管1は、図10に示した背景技術の進行波管1と同様の構成であるため、その説明は省略する。
電源装置70は、ヘリックス電源71により電圧制御装置74を介して進行波管1のカソード電極にヘリックス電圧(Ehel)を供給する。また、電源装置70は、コレクタ電源72により進行波管1のコレクタ電極に対してカソード電極の電位(H/K)を基準に正の直流電圧であるコレクタ電圧(Ecol)を供給し、ヒータ電源73により進行波管1のヒータに対してカソード電極の電位(H/K)を基準に負の直流電圧であるヒータ電圧(Eh)を供給する。
図3に示す進行波管1は、カソード電極、コレクタ電極及びヒータに対して電源装置70から所定の電圧が供給されると、背景技術と同様にカソード電極からコレクタ電極へ電子ビームを放出し、へリックス電極に入力された高周波信号と電子ビームとの相互作用により該高周波信号を増幅して出力する。
図3に示すように、本実施形態の電圧制御装置74が備える電圧制限回路77には、へリックス電極とアノード電極(A)間の電位差をツェナー電圧以下に制限するツェナーダイオードD1を用いる。ツェナーダイオードD1のカソードは進行波管1のへリックス電極と接続され、ツェナーダイオードD1のアノードは進行波管1のアノード電極(A)と接続される。
また、電圧制御装置74が備えるスイッチ76には、PチャネルMOSFETから成るトランジスタQ11を用いる。トランジスタQ11のソースは進行波管1のへリックス電極と接続され、ドレインは進行波管1のアノード電極(A)と接続される。
検知回路75は、トランジスタQ11のゲートに対して負の直流電圧を供給する直流電圧源80と、トランジスタQ11のソースと直流電圧源80間に接続される電流検出抵抗器R21とを備えている。
直流電圧源80は、その正極がヘリックス電源71と接続され、負極がトランジスタQ11のゲートと接続されている。直流電圧源80は、進行波管1の通常動作時にトランジスタQ11がオンする一定の直流電圧を出力する。この直流電圧源80の電圧値がトランジスタQ11(スイッチ76)のオン、オフを決定する上記しきい値を決定する。直流電圧源80は、周知の電源回路を用いて構成すればよく、一定の直流電圧を生成して出力する構成であれば、どのような回路でもよい。
電流検出抵抗器R21は、その一端がトランジスタQ11のソースと接続され、他端がヘリックス電源71と接続され、へリックス電流IHELIXに応じた電位差を発生する。電流検出抵抗器R21は、過大なヘリックス電流IHELIXが流れたとき、該電位差により直流電圧源80からトランジスタQ11のゲートに印加される電圧をトランジスタQ11の作動電圧未満(トランジスタQ11がオフする電圧)まで低下させる。すなわち、検知回路75は、へリックス電流IHELIXが所定のしきい値以下のときはトランジスタQ11(スイッチ76)をオンさせ、へリックス電流IHELIXが所定のしきい値を越えたときはトランジスタQ11(スイッチ76)をオフさせる。
次に本実施形態の高周波回路システムの動作について図面を用いて説明する。
図4は、第1の実施の形態の高周波回路システムにおけるヘリックス電圧、アノード電圧及びへリックス電流の立ち上がり時の変化を示す模式図である。図4に示すアノード電圧及びヘリックス電圧の特性は、カソード電極の電位(H/K)から見た電圧の変化を模式的に示したものであり、実際の電圧値を示すものではない。なお、直流電圧源80は、ヘリックス電圧(Ehel)及びコレクタ電圧(Ecol)が投入される前に、予め設定された一定の直流電圧を出力しているものとする。
進行波管1の通常動作時、ヘリックス電源71から進行波管1のヘリックス電極にはヘリックス電流IHELIXがほとんど流れないため、電流検出抵抗器R21の両端には電位差が発生しない。そのため、直流電圧源80の正極とトランジスタQ11のソースとは、ほぼ等しい電位になる。
このとき、上述したようにトランジスタQ11のゲートには直流電圧源80から所定の直流電圧が印加されているため、トランジスタQ11がオンし、進行波管1のアノード電極とヘリックス電極間が短絡する。したがって、進行波管1のアノード電極がヘリックス電極の電位(接地電位(GND))とほぼ等しい電位になり、通常動作時における進行波管1の最大ゲインの低下が防止される。
一方、ヘリックス電圧(Ehel)及びコレクタ電圧(Ecol)が投入され、ヘリックス電源71から進行波管1のヘリックス電極にヘリックス電流IHELIXが流れると、電流検出抵抗器R21の両端に電位差が発生する。
直流電圧源80は、ヘリックス電源71の正極の電位を基準にしてトランジスタQ11のゲートに負の一定の直流電圧を印加しているため、電流検出抵抗器R21の両端で電位差が発生すると、該電位差に応じて直流電圧源80の正極の電位が上昇し、トランジスタQ11のソースとゲート間の電位差が小さくなる。
したがって、ヘリックス電流IHELIXが増大して電流検出抵抗器R21の両端で発生する電位差が大きくなり、トランジスタQ11のソース・ゲート間の電位差が、そのスレショルド電圧以下になると、トランジスタQ11がオフする。
このとき、進行波管1のアノード電極(A)に印加される電圧は、へリックス電極の電位からツェナーダイオードD1のツェナー電圧だけ低下(カソード電極の電位(H/K)方向)した電圧に制限される。そのため、図4に示すようにヘリックス電圧(Ehel)及びコレクタ電圧(Ecol)の投入時におけるアノード電圧が抑圧されてヘリックス電流IHELIXが低減する。
ヘリックス電圧(Ehel)及びコレクタ電圧(Ecol)が所定の電圧に到達し、ヘリックス電流IHELIXが低減して電流検出抵抗器R21の両端の電位差が低下すると、トランジスタQ11がオンして進行波管1のアノード電極とヘリックス電極間が短絡する。
本実施形態の高周波回路システムによれば、ヘリックス電圧(Ehel)及びコレクタ電圧(Ecol)の投入当初において、ヘリックス電極とアノード電極間に接続されたツェナーダイオードD1(電圧制限回路77)によってアノード電圧が抑圧されるため、図10に示した背景技術と比べて、ヘリックス電圧(Ehel)及びコレクタ電圧(Ecol)の立ち上がり時に流れるヘリックス電流IHELIXが低減する。よって、進行波管1の特性劣化や破損が防止される。また、へリックス電流が低減することで、ヘリックス電圧(Ehel)及びコレクタ電圧(Ecol)の投入時における電源装置70の負荷が軽減する。
また、ヘリックス電圧(Ehel)及びコレクタ電圧(Ecol)が立ち上がった後は、進行波管1のヘリックス電極とアノード電極間がトランジスタQ11(スイッチ76)によって短絡されるため、進行波管1のアノード電極の電位がヘリックス電極の電位(接地電位(GND))とほぼ等しい電位となる。そのため、通常動作時における進行波管1の最大ゲインの低下が防止される。
さらに、本実施形態の高周波回路システムでは、アノード電圧をツェナーダイオードD1及びトランジスタQ11を用いて制御しているため、安価な汎用部品を用いて簡易な構成でヘリックス電圧(Ehel)及びコレクタ電圧(Ecol)の投入時におけるヘリックス電流IHELIXを低減できる。したがって、高周波回路システムのコストの上昇が抑制される。
なお、図3では、進行波管1のヘリックス電極とアノード電極間に接続されるスイッチ76としてトランジスタQ11を用いる構成例を示しているが、スイッチ76には、図5に示すようにリレー81を用いることも可能である。
図5では、リレー81のスイッチ部が進行波管1のヘリックス電極とアノード電極間に接続され、スイッチ部を動作させるための駆動部が直流電圧源80の負極とヘリックス電源71の正極間に接続された構成例を示している。この場合、直流電圧源80の出力電圧は、進行波管1の通常動作時にリレー81のスイッチ部がオンし、過大なヘリックス電流IHELIXが流れたときに電流検出抵抗器R21で発生する電位差によりリレー81のスイッチ部がオフする(リレー81が作動電圧未満となる)電圧に設定される。
図5に示すような構成でも、図3に示した回路と同様に、ヘリックス電圧(Ehel)及びコレクタ電圧(Ecol)の投入当初において、ヘリックス電極とアノード電極間に接続されたツェナーダイオードD1(電圧制限回路77)によりアノード電圧が抑圧されるため、図10に示した背景技術と比べて、ヘリックス電圧(Ehel)及びコレクタ電圧(Ecol)の立ち上がり時に流れるヘリックス電流IHELIXが低減する。したがって、図3に示した構成と同様の効果を得ることができる。
(第2の実施の形態)
図6は第2の実施の形態の高周波回路システムの構成を示すブロック図である。
図6に示すように、第2の実施の形態の電源装置70は、電圧制御装置74が備える電圧制限回路77として、進行波管1のへリックス電極とカソード電極間に直列に接続された抵抗器(分圧抵抗器)R31、R32を備え、それら分圧抵抗器R31、R32によりヘリックス電圧(Ehel)を分圧した電圧をアノード電極(A)に供給する構成である。電圧制御装置74のその他の構成、並びに電源装置70及び高周波回路システムの構成は第1の実施の形態と同様であるため、その説明は省略する。
なお、図6では、直列に接続された2つの分圧抵抗器R31、R32を用いてヘリックス電圧(Ehel)を分圧する構成例を示しているが、ヘリックス電圧(Ehel)を分圧してアノード電極(A)に供給することができれば分圧抵抗器の数はいくつであってもよい。
本実施形態では、ヘリックス電圧(Ehel)及びコレクタ電圧(Ecol)の投入時、トランジスタQ11(スイッチ76)がオフすると、分圧抵抗器R31、R32によってヘリックス電圧(Ehel)を分圧した電圧が進行波管1のアノード電極に供給される。したがって、第1の実施の形態と同様に、ヘリックス電極とアノード電極間に接続された分圧抵抗器R31、R32(電圧制限回路77)によりアノード電圧が抑圧されるため、図10に示した背景技術と比べてヘリックス電圧(Ehel)及びコレクタ電圧(Ecol)の投入時におけるヘリックス電流IHELIXが低減する。よって、進行波管1の特性劣化や破損が防止される。また、へリックス電流が低減することで、ヘリックス電圧(Ehel)及びコレクタ電圧(Ecol)の投入時における電源装置70の負荷が軽減する。
また、ヘリックス電圧(Ehel)及びコレクタ電圧(Ecol)が立ち上がった後は、進行波管1のヘリックス電極とアノード電極間がトランジスタQ11によって短絡されるため、進行波管1のアノード電極の電位がヘリックス電極の電位(HELIX)とほぼ等しい電位となる。そのため、通常動作時における進行波管1の最大ゲインの低下が防止される。
さらに、アノード電圧を分圧抵抗器R31、R32及びトランジスタQ11を用いて制御しているため、安価な汎用部品を用いて簡易な構成でヘリックス電圧(Ehel)及びコレクタ電圧(Ecol)の投入時に流れるヘリックス電流IHELIXを低減できる。したがって、高周波回路システムのコストの上昇が抑制される。
(第3の実施の形態)
図7は図1に示した電圧制御装置を備える電子管の構成を示すブロック図である。
上述した第1の実施の形態及び第2の実施の形態では電圧制御装置74を電源装置70に備える構成を示した。図7に示すように、第3の実施の形態は、第1の実施の形態及び第2の実施の形態で示した電圧制御装置74を進行波管1に備える構成である。
図7に示すように、電圧制御装置74が備える検知回路75の一端はヘリックス電極と接続され、検知回路75の他端は不図示の電源装置のヘリックス電源と接続される。ヘリックス電極は進行波管1のケースに接続されて接地される。また、電圧制御装置74が備えるスイッチ76及び電圧制限回路77は、それぞれ進行波管1のへリックス電極とアノード電極間に接続される。図7に示す電圧制御装置74の動作は、第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同様であるため、その説明は省略する。
図8及び図9は第3の実施の形態の高周波回路システムの構成例を示すブロック図である。
図8は図3に示した第1の実施の形態の電圧制御装置74を進行波管1に備える構成例を示し、図9は図6に示した第2の実施の形態の電圧制御装置74を進行波管1に備える構成例を示している。なお、進行波管1には、図5に示した電圧制御装置74を備えていてもよい。進行波管1のその他の構成及び動作並びに電源装置70の構成及び動作は、図10に示した背景技術と同様であるため、その説明は省略する。
電圧制御装置74を進行波管1に備える第3の実施の形態の構成でも、第1及び第2の実施の形態の高周波回路システムと同様の効果を得ることができる。
第1の実施の形態の電圧制御装置の構成を示す回路図である。 図1に示した電圧制御装置を備える電源装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態の高周波回路システムの構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態の電源装置によるヘリックス電圧、アノード電圧及びヘリックス電流の立ち上がり時の変化を示す模式図である。 第1の実施の形態の高周波回路システムの変形例の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態の高周波回路システムの構成例を示すブロック図である。 図1に示した電圧制御装置を備える電子管の構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態の高周波回路システムの構成例を示すブロック図である。 第3の実施の形態の高周波回路システムの他の構成例を示すブロック図である。 高周波回路システムの背景技術の構成を示すブロック図である。 特許文献1に記載された高周波回路システムの構成を示すブロック図である。 図8に示した高周波回路システムのヘリックス電圧、アノード電圧及びヘリックス電流の立ち上がり時の変化を示す模式図である。 抵抗器で分圧した電圧をアノード電極に供給する高周波回路システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 進行波管
10 電子銃
11 カソード電極
12 ヒータ
20 ヘリックス電極
30 コレクタ電極
40 アノード電極
50 電子ビーム
60、70 電源装置
71 ヘリックス電源
72 コレクタ電源
73 ヒータ電源
74 電圧制御装置
75 検知回路
76 スイッチ
77 電圧制限回路
80 直流電圧源
81 リレー
D1 ツェナーダイオード
Q1、Q2、Q11 トランジスタ
R1〜R4、R11、R12 抵抗器
R21 電流検出抵抗器
R31、R32 分圧抵抗器

Claims (9)

  1. 少なくともアノード電極、カソード電極、ヘリックス電極を備えた電子管に用いる電圧制御装置であって、
    前記へリックス電極に流れる電流を検知する検知回路と、
    前記へリックス電極と前記アノード電極間の電位差を所定の電圧に制御する電圧制限回路と、
    前記へリックス電極と前記アノード電極間を、前記電圧制限回路を介して接続するか、または短絡させるかを、前記検知回路の出力に応じて切り替えるスイッチと、
    を有する電圧制御装置。
  2. 前記検知回路は、
    前記電子管の通常動作時に前記スイッチをオンさせるための一定の直流電圧を出力する直流電圧源と、
    前記へリックス電極に流れる電流に応じた電位差を発生し、該電位差により前記直流電圧源から前記スイッチに印加される直流電圧を前記スイッチの作動電圧未満に低減させる電流検出抵抗器と、
    を有する請求項1記載の電圧制御装置。
  3. 前記電圧制限回路は、
    前記へリックス電極と前記アノード電極間の電位差をツェナー電圧以下に制限する、前記へリックス電極と前記アノード電極間に接続されたツェナーダイオードを有する請求項1または2記載の電圧制御装置。
  4. 前記電圧制限回路は、
    前記へリックス電極と前記カソード電極間に印加される電圧を分圧し、該分圧した電圧を前記アノード電極へ供給する複数の分圧抵抗器を有する請求項1または2記載の電圧制御装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項記載の電圧制御装置を有する電源装置。
  6. 請求項1から4のいずれか1項記載の電圧制御装置を有する電子管。
  7. 請求項5記載の電源装置と、
    前記電源装置からアノード電極、カソード電極及びヘリックス電極に所定の直流電圧が供給される電子管と、
    を有する高周波回路システム。
  8. 請求項6記載の電子管と、
    前記電子管が備えるアノード電極、カソード電極及びヘリックス電極に所定の直流電圧を供給する電源装置と、
    を有する高周波回路システム。
  9. 少なくともアノード電極、カソード電極、ヘリックス電極を備えた電子管に供給する電圧を制御するための電圧制御方法であって、
    前記へリックス電極に流れる電流を検知し、
    前記へリックス電極に流れる電流が所定のしきい値以下のときは前記へリックス電極と前記アノード電極間を短絡し、
    前記へリックス電極に流れる電流が所定のしきい値を越えたときは前記へリックス電極と前記アノード電極間の電位差を所定の電圧に制御する電圧制御方法。
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