JP5135919B2 - 乗用芝刈機 - Google Patents
乗用芝刈機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5135919B2 JP5135919B2 JP2007175572A JP2007175572A JP5135919B2 JP 5135919 B2 JP5135919 B2 JP 5135919B2 JP 2007175572 A JP2007175572 A JP 2007175572A JP 2007175572 A JP2007175572 A JP 2007175572A JP 5135919 B2 JP5135919 B2 JP 5135919B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mower
- blower
- lever
- clutch
- collector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Description
請求項1記載の発明は、エンジン(12)と、該エンジン(12)の動力で作動する草を刈り取るためのモーア(6)を備えた乗用芝刈機において、モーア(6)にエンジン動力を伝達するモーア駆動用クラッチ(30a)を有する動力伝達機構(B)と、前記モーア駆動用クラッチ(30a)を入り切りするために基部側に設けた回動支点(61a)と該回動支点(61a)近傍に設けたローラ(63)を有するPTOレバー(61)と、該PTOレバー(61)のローラ(63)を前記クラッチ(30a)の入り位置と切り位置にそれぞれ対応した位置に保持する2つの係止谷部(62c,62d)を有する凹部(62b)を備えたレバーロックカム(62)と、モーア(6)を昇降させるための油圧シリンダ(78)と、該油圧シリンダ(78)により作動するモーア昇降用リンク機構(68,71,72)と、該モーア昇降用リンク機構(68,71,72)と油圧シリンダ(78)によりモーア(6)を上昇させると、レバーロックカム(62)のクラッチ(30a)の入り位置に対応した係止谷部(62d)にあるPTOレバー(61)のローラ(63)をクラッチ(30a)の切り位置に対応した係止谷部(62c)に移動させる連携機構(66)を備え、さらに、刈草を搬送するブロア(17)と、該ブロア(17)にエンジン(12)の動力を伝達する、ブロア駆動用クラッチ(32)を有するブロア動力伝達機構(A3)と、前記ブロア駆動用クラッチ(32)を入り切りするブロア作動用レバー(73)と、ブロア(17)を外してブロア動力伝達機構(A3)からの動力を伝達可能なマルチングモーア(6M)と、該マルチングモーア(6M)の取付時にマルチングモーア(6M)にブロア動力伝達機構(A3)から動力を伝達するマルチングモーア(6M)の作動部(90,91,92)と、前記油圧シリンダ(78)とモーア昇降用リンク機構(68,71,72)によるマルチングモーア(6M)の昇降動作に連動するPTOレバー(61)と前記マルチングモーア(6M)の入り切り用のブロア作動用レバー(73)とを連動させる連動部材(74)とを備えたことを特徴とする乗用芝刈機である。
本実施例の乗用芝刈機の要部左側面図を図1に示し、本実施例の乗用芝刈機の正断面図を図2に示し、モーアと前輪駆動部の平面図を図3に示す。また、図8には油圧シリンダ取付部の斜視図を示す。なお、本発明では芝刈機の前進方向に向かって左右方向をそれぞれ左側、右側といい、前進方向を前側、後進方向を後側ということにする。
機体2の前部上方のフロア7にはステアリングコラム8を立設し、該コラム8の上部にはハンドル10が設けられている。またハンドル10の後方には操縦席11を設け、該操縦席11の後方にエンジン12及びラジエータ13(図4参照)及びこれらを覆うボンネット14が配置されており、該ボンネット14上方にコレクタ16が設けられている。
従って、容積の大きなブロア17を前輪3,3の間に配置することができ、芝刈り機の全体の高さを比較的低く抑えることができる。
エンジン12の出力軸12aをエンジン12の前方に出し、自在継手軸15を介して該出力軸12aからミッションケース24内の動力伝達機構Aに動力を伝達するためのミッション入力軸25に動力が伝達される。該入力軸25にはプーリ26が一体に設けられる。すなわち、入力軸25と自在継手軸15とのジョイント部15aの外周を覆うラッパ状部分25aにプーリ26が形成されている。そして、入力軸25と機体2の前後方向のほぼ同一位置に配置されたモーア用PTO軸28に固着したプーリ29に前記プーリ26からベルト30を介して動力が伝達され、これらモーア用PTO軸28、プーリ29及びベルト30をモーア動力伝達機構Bということにする。
自在継手軸15と入力軸25の連結部にある自在継手軸15のジョイント部15aは入力軸25に設けたラッパ状部材25aで覆われているので芝刈り機の全長を従来より短縮できる。
ブロア駆動系A3は、前記入力軸25にカップリング25bを介して入力軸25と一体の回転軸25cに設けられ、ブロア駆動系A3へのエンジン動力を入切するブロア駆動用クラッチ32と該クラッチ32からの動力を順次伝達するクラッチ出力ギヤ33,中間伝動ギヤ34、入力ギヤ35及び該入力ギヤ35を軸上に設けたブロア駆動軸36の組合せからなる。
PTOレバー61の基部側にある走行機体2に支持される回動支点61aより下方の端部には前後二つの突起部61b,61c(円A内参照)が設けられ、該一対の突起部61b,61cはレバーロックカム62の後方片側にある凹部62bに形成された対応する前後二つの係止谷部62c,62d(円B内参照)の内の前側の谷部62cに初期状態では収まるように配置される。
マルチングモーア6M形態は、芝等をモアデッキ内で持ち回させながら細かく細断し芝目の間に落していくもので、図示しないモアデッキ内に刈刃とこれの外周を囲うガイド体とを設け、かつブレードの長い刈刃で裁断し、適宜浮上させつつデッキ内を持ち回らせ、これを短いブレードの刈刃で細かく裁断する構成である。したがって、芝排出口などを有さず、コレクタ、及びこれへの搬送機構なども必要としない構成となって、プーリ29、テンションプーリ30aなどのモーア駆動系を使用せず、モーアの刈刃を駆動する駆動入力部は、左右中心部にて動力を受け入れする仕様が一般的である。
この場合に上記図9に示すPTOレバー61とブロア作動用レバー73とを連動できるように連結することにより、モーア6の上昇時に動力遮断を簡易に構成できる。
2b 機体の一部 2c 縦アーム
3 前輪 4 後輪
5 カッター 6 モーア
6a モーアデッキ 6b 案内ガイド部
7 フロア 8 ステアリングコラム
10 ハンドル 11 操縦席
12 エンジン 12a エンジン出力軸
13 ラジエータ 14 ボンネット
15 自在継手軸 15a ジョイント部
16 コレクタ 16a コレクタの蓋
16b コレクタ回動支点 16c コレクタ開口部フレーム
16d コレクタ蓋開閉支点 17 ブロア
18 ブロアケース 20 ダクト
21 シュータ 22 フェンダ
23 前輪伝動ケース 24 ミッションケース
25 ミッション入力軸 25a ラッパ状部材
25b カップリング 25c 回転軸
26 プーリ 27 スペーサ
28 モーア用PTO軸 29 プーリ
30 ベルト 30a テンションクラッチ
31,33,34,35,48 ギア
32 ブロア駆動用クラッチ 36 ブロア駆動軸
37 カウンタギヤ 38 HST入力用ギア
39 HSTポンプ駆動軸 40 静油圧式無段変速装置(HST)
41 HSTポンプ 42 HSTモータ
43 HSTモータ軸 44 ドライブピニオン
45 ベベルギア 46 連動ギア
47 中間軸 49 回動軸
50L,50R スプロケット 52L,52R チェン
53L,53R 前輪駆動軸 54L,54R スプロケット
55 後輪駆動軸 56 後輪駆動入力軸
61 PTOレバー 61a 回動支点
61b,61c 突起部 62 レバーロックカム
62a 回動中心 62b レバーロックカム凹部
62c,62d 係止谷部 63 ローラ
64 ワイヤ 65 スプリング
66 ワイヤ 66a アウタワイヤ
66b インナワイヤ 67 スプリング
68 ブラケット 70 モーアリフトアーム
71 リフトリンク 71a 回動中心軸
72 吊下リンク 73 ブロア作動用レバー
74 連結バー 76 コレクタリフトレバー
77 コレクタダンプレバー 78 モーア昇降用油圧シリンダ
80 変速レバー 81 モーア上下位置調整レバー
83 コレクタ上下レバー 83a 支点
83b 連結リンク 83c 鞘部
84 アーム 85 ロッド
85a 長穴 86 コレクタ支持体
88 固定部材 89 スプリング
90 自在継手軸 91 伝動ボックス
92 入力軸 A 動力伝達機構
A1、A2 走行駆動系 A3 ブロア駆動系
B モーア動力伝達機構
Claims (1)
- エンジン(12)と、該エンジン(12)の動力で作動する草を刈り取るためのモーア(6)を備えた乗用芝刈機において、
モーア(6)にエンジン動力を伝達するモーア駆動用クラッチ(30a)を有する動力伝達機構(B)と、
前記モーア駆動用クラッチ(30a)を入り切りするために基部側に設けた回動支点(61a)と該回動支点(61a)近傍に設けたローラ(63)を有するPTOレバー(61)と、
該PTOレバー(61)のローラ(63)を前記クラッチ(30a)の入り位置と切り位置にそれぞれ対応した位置に保持する2つの係止谷部(62c,62d)を有する凹部(62b)を備えたレバーロックカム(62)と、
モーア(6)を昇降させるための油圧シリンダ(78)と、
該油圧シリンダ(78)により作動するモーア昇降用リンク機構(68,71,72)と、
該モーア昇降用リンク機構(68,71,72)と油圧シリンダ(78)によりモーア(6)を上昇させると、レバーロックカム(62)のクラッチ(30a)の入り位置に対応した係止谷部(62d)にあるPTOレバー(61)のローラ(63)をクラッチ(30a)の切り位置に対応した係止谷部(62c)に移動させる連携機構(66)
を備え、さらに、
刈草を搬送するブロア(17)と、
該ブロア(17)にエンジン(12)の動力を伝達する、ブロア駆動用クラッチ(32)を有するブロア動力伝達機構(A3)と、
前記ブロア駆動用クラッチ(32)を入り切りするブロア作動用レバー(73)と、
ブロア(17)を外してブロア動力伝達機構(A3)からの動力を伝達可能なマルチングモーア(6M)と、
該マルチングモーア(6M)の取付時にマルチングモーア(6M)にブロア動力伝達機構(A3)から動力を伝達するマルチングモーア(6M)の作動部(90,91,92)と、
前記油圧シリンダ(78)とモーア昇降用リンク機構(68,71,72)によるマルチングモーア(6M)の昇降動作に連動するPTOレバー(61)と前記マルチングモーア(6M)の入り切り用のブロア作動用レバー(73)とを連動させる連動部材(74)と
を備えたことを特徴とする乗用芝刈機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007175572A JP5135919B2 (ja) | 2007-07-03 | 2007-07-03 | 乗用芝刈機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007175572A JP5135919B2 (ja) | 2007-07-03 | 2007-07-03 | 乗用芝刈機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009011217A JP2009011217A (ja) | 2009-01-22 |
JP5135919B2 true JP5135919B2 (ja) | 2013-02-06 |
Family
ID=40352891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007175572A Expired - Fee Related JP5135919B2 (ja) | 2007-07-03 | 2007-07-03 | 乗用芝刈機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5135919B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109451958B (zh) * | 2018-11-06 | 2024-03-26 | 常州汉森机械股份有限公司 | 自动偏摆的割草装置以及割草机 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58132930U (ja) * | 1982-03-02 | 1983-09-07 | 井関農機株式会社 | コンバインにおけるクラツチ操作装置 |
JPH0576233A (ja) * | 1991-09-20 | 1993-03-30 | Iseki & Co Ltd | 乗用型芝刈機における動力伝達装置 |
JPH05184228A (ja) * | 1992-01-13 | 1993-07-27 | Iseki & Co Ltd | トラクタモーアの昇降装置 |
JPH05328823A (ja) * | 1992-05-29 | 1993-12-14 | Iseki & Co Ltd | 乗用芝刈機の安全装置 |
JPH06133631A (ja) * | 1992-10-26 | 1994-05-17 | Kubota Corp | 乗用型芝刈機 |
JP4777509B2 (ja) * | 2000-10-31 | 2011-09-21 | ヤンマー株式会社 | 管理機のレバー装置 |
JP4546911B2 (ja) * | 2005-09-29 | 2010-09-22 | 株式会社クボタ | リヤディスチャージ形草刈り装置 |
-
2007
- 2007-07-03 JP JP2007175572A patent/JP5135919B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009011217A (ja) | 2009-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3827959B2 (ja) | 草刈り機 | |
JP4967304B2 (ja) | 乗用芝刈機 | |
JP5135919B2 (ja) | 乗用芝刈機 | |
US7047715B2 (en) | Running mower | |
KR101503223B1 (ko) | 작업차의 동력 전달 장치 | |
JP2008154547A (ja) | 乗用芝刈機 | |
EP2172094B1 (en) | Lawn mower | |
US20110173941A1 (en) | Power Transmission for a Lawn Mower and a Lawn Mower Provided with Such a Transmission | |
JP2009077691A (ja) | 乗用芝刈機 | |
JP5060401B2 (ja) | 乗用型草刈機 | |
JP4558898B2 (ja) | 草刈り機 | |
JP4126355B2 (ja) | 乗用芝刈機 | |
JP4953345B2 (ja) | 芝刈機 | |
JP4558899B2 (ja) | 草刈り機 | |
JP6000150B2 (ja) | 乗用作業車の作業装置連結構造 | |
JP2006304660A (ja) | 乗用芝刈機 | |
JP5210339B2 (ja) | 乗用型草刈り機 | |
JP2006180734A (ja) | トラクタモーア | |
JP4733717B2 (ja) | 作業機 | |
JP2007124976A (ja) | 乗用芝刈機 | |
JP4737680B2 (ja) | 作業車両のテンションクラッチ装置 | |
JP2004105108A (ja) | 走行型芝刈機における刈取芝のキャッチャー装置 | |
JP2007309463A (ja) | 作業車両のテンションクラッチ装置 | |
JP6000151B2 (ja) | 乗用作業車の作業装置連結構造 | |
JP2008206468A (ja) | 乗用芝刈機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100628 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120312 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120321 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120516 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121016 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121029 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5135919 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151122 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |