JP5135512B2 - 用紙排出装置 - Google Patents
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本発明に係る用紙排出装置は、任意の長さに切断された用紙を用紙排出口に向かって搬送する用紙排出装置であって、前記用紙の一面に接触するとともに、駆動機構により駆動される駆動ローラと、この駆動ローラと対向する位置に設けられて、前記用紙の他面に接触する従動ローラと、これら駆動ローラと従動ローラとを相互に押し合う方向に付勢する付勢手段とを備え、前記駆動ローラおよび前記従動ローラが、前記用紙の搬送方向に沿って少なくとも二組設けられており、前記付勢手段が、前記少なくとも二組の従動ローラを回転可能に連結する連結板と、該連結板を介して前記少なくとも二組の従動ローラを前記少なくとも二組の駆動ローラに向けて加圧する加圧部とを備え、前記付勢手段により発生される前記駆動ローラと前記従動ローラとで前記用紙を挟み込む力は、用紙の進行が制限されたときに駆動ローラを用紙に対して滑らせる大きさに調整されている。
これにより、用紙排出時において、用紙排出口が利用者(受取人)の指等で塞がれて、用紙の排出が妨げられた場合でも、駆動ローラおよび従動ローラの外周面を、用紙の一面および他面に対して滑らせる(空回りさせる)ことができて、用紙がジャムしてしまうことを防止することができる。
図1は本実施形態に係る用紙排出装置を具備したプリンタの斜視図、図2は本実施形態に係る用紙排出装置の斜視図、図3は図2のIII−III矢視断面図、図4および図5はそれぞれ図3を簡略化して描いた図である。
カッター装置5は、印字装置4から搬出されたシート材2を所望の長さに切断するための、例えば、一対の円盤状の回転刃(図示せず)を有しており、切断したシート材2を用紙排出装置7に搬送する。
下ガイド8は、シート材2(図1参照)の搬送方向および幅方向に沿って延びる平面視略矩形状を呈する平板状の部材であり、フレーム9の一端部(シート材2の搬送方向下流側の端部)に設けられている。また、下ガイド8には、板厚方向に貫通するとともに、後述する用紙搬送機構11の駆動ローラ13を回転自在に受け入れる複数個(本実施形態では4個)の貫通穴14(図1参照)が形成されている。
図1に示すように、駆動ローラ13は、シート材2の幅方向に沿って平行に延びるとともに、フレーム9の両側壁9aに掛け渡されてフレーム9に軸受け支持される2本のシャフト20に2個ずつ取り付けられている。すなわち、駆動ローラ13は、1本のシャフト20に対して、所定の間隔をあけて2個取り付けられている。また、図3に示すように、各シャフト20は、駆動ローラ13の一部(上部)が、下ガイド8に形成された貫通穴14を介して下ガイド8の上面よりも上方に突出するようにしてフレーム9に取り付けられている。
図2に示すように、モータ26(図1参照)の回転軸(図示せず)の一端部には、減速機構27の一要素である(を構成する)第1の減速歯車28と噛合する駆動歯車(図示せず)が取り付けられて(固定されて)おり、第1の減速歯車28は、フレーム9の一側壁9aから外方に突出する一方のシャフト20の一端部に取り付けられている。また、第1の減速歯車28よりもさらに外方に位置するシャフト20の一端部には、減速機構27の一要素である(を構成する)第2の減速歯車29と噛合する動力伝達歯車(図示せず)が取り付けられており、第2の減速歯車29は、フレーム9の一側壁9aから外方に突出する他方のシャフト20の一端部に取り付けられている。
そして、モータ26によって回転軸が一方向に回転すると、回転軸に取り付けられた駆動歯車が一方向に回転し、駆動歯車と噛合する第1の減速歯車28が他方向に回転するとともに、動力伝達歯車と噛合する第2の減速歯車29も他方向に回転する。
なお、動力伝達歯車は、第1の減速歯車28および第2の減速歯車29が同一回転数となるように、すなわち、2本のシャフト20が同一回転数となるような大きさおよび歯数に設定されている。
なお、制御部は、シート材排出時においてシート材検出センサ30がシート材2の存在を検出し、シート材検出センサ30から第2の検出信号が送られてきている状態にあっても、シート材2のジャムを防止するため、所定時間経過後、作動させていたモータ26を停止させる第1の指令信号をモータ26に出力するようになっている。
これにより、例えば、図4に示すようなシート材排出時において、ベゼル6が利用者(受取人)の指等で塞がれて、シート材2の排出が妨げられた場合でも、駆動ローラ13および従動ローラ18の外周面を、シート材2の表面および裏面に対して滑らせる(空回りさせる)ことができて、シート材2がジャムしてしまうことを防止することができる。
これにより、シート材排出時において、ベゼル6が利用者(受取人)の指等で塞がれて、シート材2の排出が妨げられた場合でも、下流側に位置する一組の駆動ローラ13および従動ローラ18の外周面を、シート材2の表面および裏面に対してさらに滑らせる(空回りさせる)ことができて、シート材2がジャムしてしまうことをより確実に防止することができる。
2 シート材(用紙)
6 用紙排出口
7 用紙排出装置
12 駆動機構
13 駆動ローラ
18 従動ローラ
23 押さえ板(付勢手段)
24 取付ネジ(付勢手段)
25 加圧コイルバネ(付勢手段)
Claims (3)
- 任意の長さに切断された用紙を用紙排出口に向かって搬送する用紙排出装置であって、
前記用紙の一面に接触するとともに、駆動機構により駆動される駆動ローラと、この駆動ローラと対向する位置に設けられて、前記用紙の他面に接触する従動ローラと、これら駆動ローラと従動ローラとを相互に押し合う方向に付勢する付勢手段とを備え、
前記駆動ローラおよび前記従動ローラが、前記用紙の搬送方向に沿って少なくとも二組設けられており、
前記付勢手段が、前記少なくとも二組の従動ローラを回転可能に連結する連結板と、該連結板を介して前記少なくとも二組の従動ローラを前記少なくとも二組の駆動ローラに向けて加圧する加圧部とを備え、
前記付勢手段により発生される前記駆動ローラと前記従動ローラとで前記用紙を挟み込む力は、用紙の進行が制限されたときに駆動ローラを用紙に対して滑らせる大きさに調整されている用紙排出装置。 - 前記付勢手段がコイルバネを備え、該コイルバネの長さを調整することによって前記用紙を挟み込む力が調整可能である請求項1に記載の用紙排出装置。
- 請求項1または2に記載の用紙排出装置を備えるプリンタ。
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