JP5132604B2 - 座標入力装置およびタッチパネル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タッチパネルの各センサ出力値を用いて入力位置の座標を求める座標入力装置およびタッチパネル装置に関するものである。
タッチパネルの各センサ出力値を用いて指等が接触した入力位置の座標を補間して、詳細な座標位置を求めるものとしては、例えば特許文献1に開示の「座標入力装置及び座標入力システム」がある。この座標入力装置は電磁誘導式であり、短冊状のアンテナコイル(センサ)を複数並べて配置したパネルに、内部に共振回路を有する電子ペン等の座標指示器を近づけると、接近したセンサに誘導起電圧が発生する。図11は、特許文献1に開示された座標入力装置による座標位置の求め方を説明するグラフであり、センサの位置を横軸に、誘導起電圧の大きさを縦軸にして、座標指示器を近づけた際の各センサの誘導起電圧の大きさをプロットしたものである。座標入力装置は、各センサの電圧値L11〜L14を滑らかに結んだ曲線110において高さが最大となる位置111を座標指示器の位置として検出する。なお、各センサの電圧値を滑らかに結ぶ曲線を求める際には、例えば各電圧値を通る3次曲線を求める等の既知の方法を適用することもできる。
特開2008−152640号公報
従来の座標入力装置は以上のように構成されているので、各センサの電圧値を結ぶ曲線を単純に求めるだけであったために各電圧値の分布状態によっては必ずしも正確な座標位置を求めることができるとは限らないという課題があった。
また、センサ中心からわずかにずれた位置に座標指示器が接触した場合には、座標指示器に最も近いセンサ(ピークセンサ)の電圧値が大きく、その周辺のセンサの電圧値が小さいため、各センサの電圧値を滑らかに結ぶ曲線を求めると、ピークセンサの位置が最も高くなるような曲線となってしまい、センサ中心からわずかにずれた座標位置を正確に検出することができないという課題があった。この点について詳細は後述する。
また、各電圧値を滑らかに結ぶ曲線を計算する際には、例えば3次曲線を求める処理が必要になる等、計算処理コストが大きいという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、タッチパネルの各センサから得られるセンサ出力値を基に、ピークセンサの出力値およびその周辺のセンサの出力値から入力座標位置補間のための補正値を求め、この補正値を用いて精度良く詳細な座標位置を求めることが可能な座標入力装置およびタッチパネル装置を得ることを目的とする。
この発明に係る座標入力装置は、タッチパネルに配置された複数のセンサから得られた複数の出力値を用いて、最も大きな出力値を出力したセンサを検出してピークセンサを選択するピークセンサ検出部と、ピークセンサ検出部で検出したピークセンサの出力値および、ピークセンサの周辺のセンサの出力値から当該周辺のセンサと物体が重なっていない領域に生じる静電容量に起因した値を除外して、当該周辺のセンサと物体が重なっている領域に生じる静電容量に起因した値を基に補正値を求める周辺考慮補正値算出部と、周辺考慮補正値算出部で求めた補正値を用いて、重なり位置の詳細座標を求める座標算出部とを備えるようにしたものである。
また、この発明に係るタッチパネル装置は、複数のセンサが配置され、各センサの出力値を出力するタッチパネルと、タッチパネルに配置された複数のセンサから得られた複数の出力値を用いて、最も大きな出力値を出力したセンサを検出してピークセンサを選択するピークセンサ検出部と、ピークセンサ検出部で検出したピークセンサの出力値および、ピークセンサの周辺のセンサの出力値から当該周辺のセンサと物体が重なっていない領域に生じる静電容量に起因した値を除外して、当該周辺のセンサと物体が重なっている領域に生じる静電容量に起因した値を基に補正値を求める周辺考慮補正値算出部と、周辺考慮補正値算出部で求めた補正値を用いて、重なり位置の詳細座標を求める座標算出部とを備えるようにしたものである。
この発明によれば、ピークセンサの出力値と、その周辺のセンサの出力値から当該周辺のセンサと物体が重なっていない領域に生じる静電容量に起因した値を除外して、当該周辺のセンサと物体が重なっている領域に生じる静電容量に起因した値とを基に補正値を求め、当該補正値を用いて重なり位置の詳細座標を求めるようにしたので、指とセンサの重なり部分以外の周辺の影響を考慮した補正値を求めて詳細な座標位置を計算でき、この結果、指が重なった座標位置を精度良く求めることが可能な座標入力装置およびタッチパネル装置を得ることができる。
この発明の実施の形態1に係る座標入力装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る座標入力装置のタッチパネルの構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係る座標入力装置において、タッチパネルに指が接触している領域の面積を示す説明図である。 図3に示す状態で指がタッチパネルに接触した場合の各センサ1〜9の出力値を示すグラフである。 この発明の実施の形態1に係る座標入力装置において、タッチパネルに指が接触するとセンサ出力値が得られる仕組みを模式的に表した説明図である。 この発明の実施の形態1に係る座標入力装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る座標入力装置において、指の接触位置をX方向に少しずつ移動させた場合の各センサの出力値を実測したグラフである。 図7の指の入力位置に対する各センサ出力値のデータを基に補正値を求めて、座標を補間した結果を示すグラフである。 この発明の実施の形態2に係る座標入力装置において、タッチパネルの端に指が接触した状態を示す説明図である。 この発明の実施の形態3に係る座標入力装置において、タッチパネルに指が接触している円形の領域の面積を示す説明図である。 特許文献1に開示された座標入力装置による座標位置の求め方を説明するグラフである。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る座標入力装置の構成を示すブロック図である。座標入力装置は、XY方向に複数のセンサ電極を配置した投射容量型のタッチパネル10の出力値を用いて、複数のセンサのうちからX,Y方向それぞれについて最大の出力値となるセンサ番号を求めるピークセンサ検出部11、ピークセンサの出力値とその周辺センサの出力値から座標位置補間のための補正値を求める周辺考慮補正値算出部12、補正値を基に詳細な座標値を求める座標算出部13、各部を制御する制御部14を備える。
図2は、タッチパネル10の構成を示す説明図であり、タッチパネル10に座標指示器(本実施の形態では指20とする)を接触させた状態を示す。説明の便宜上、これ以降はタッチパネル10に配置されたセンサのうち、X方向のセンサをX軸原点から順にセンサ1〜9と呼ぶ。図2では、指20がセンサ6からわずかにセンサ7寄りに位置する点に接触している状態を例示する。
次に、図2に示す状態を例に用いて、タッチパネル10の動作を説明する。
図3は、タッチパネル10に指20が接触している領域の面積を示す説明図であり、図2に示す指20を中心としてタッチパネル10に配置された短冊状のセンサ5〜8部分を拡大して示す。本実施の形態では、指20がセンサ6とセンサ7の一部にまたがった状態で接触している領域を、説明を簡便化するために四角形状の接触領域(重なり領域)21として扱う。具体的には、接触領域21が、X方向に配置されたセンサ6から長さd(座標値に換算した値)だけセンサ7の方向にずれた位置にある。また、説明を簡便化するために、各センサ5〜8の幅および接触領域21の幅をL(座標値に換算した値)とする。
図4は、図3に示す状態で指20がタッチパネル10に接触した場合の各センサ1〜9の出力値を示すグラフであり、横軸に各センサ1〜9のセンサ番号を示し、縦軸に各センサ1〜9の出力値の大きさを示す。図4に示すように、指20の接触位置に最も近いセンサ6の出力値が最も大きく、指20が一部接触しているセンサ7の出力値が次に大きく、さらに、センサ6の左隣のセンサ5も後述するオーバーレイを介して指20による影響を受けて、その他のセンサに比べて出力値が大きくなる。
ここで、タッチパネルに指が接触するとセンサ出力値が得られる仕組みについて簡単に説明する。指が接触したことを検出する方法はいくつか考えられるが、本実施の形態では指20とタッチパネル10に配置されたセンサとの間の静電容量を検出する方法を用いて指20の接触を検出する。具体的には、タッチパネル10に配置された各センサ1〜9に順次信号検出用の交流電圧を印加する(図2等において電圧印加の手段は図示せず)。タッチパネル10に指20が接触すると、タッチパネル10のセンサと導体である指20との間に微小な静電容量が生じる。センサに印加した交流電圧によって、この微小な静電容量を通してセンサから指20へ微弱な電流が流れる。このとき、センサからの出力電圧を観測すると、指20が接触している周囲のセンサは上述のように電流が流れるために、観測される出力電圧が低下する。この出力電圧の低下の大きさを各センサ1〜9の出力値とする。
図5は、タッチパネル10に指20が接触するとセンサ出力値が得られる仕組みを模式的に表した説明図であり、図5(a)は図3に示すAA線に沿って指20とタッチパネル10とを切断した断面図、図5(b)は図4のグラフからセンサ5〜7の出力値を抜粋した図である。図5(a)において、タッチパネル10のセンサ上に設置されたガラス等のオーバーレイ30は、一般にセンサを保護する等の目的でセンサ上に設置されるものである。指20とセンサ7とは長さdの重なり部分で接触しており、指20とセンサ6との重なり部分の長さはL−dとなる。
指20とセンサ6との重なり部分(L−d)で生じる静電容量の大きさをC1とし、指20とセンサ7との重なり部分(d)で生じる静電容量の大きさをC2aとする。また、指20とセンサ7の間に生じる静電容量のうち、指20との重なり部分(d)以外の影響により生じる静電容量の大きさをC2bとする。この静電容量C2bは、オーバーレイ30を介して指20とセンサ7との間に生じた静電容量である。このように、指20とセンサ7との間に生じる静電容量全体を、指20との重なり部分(d)に起因する静電容量C2aと、重なり部分(d)以外の影響による静電容量C2bとに分けて考える。さらに、オーバーレイ30を介して指20とセンサ5との間に生じる静電容量の大きさをC3とする。
次に、図2に示す状態を例に用いて、座標入力装置の動作を説明する。図6は、実施の形態1に係る座標入力装置の動作を示すフローチャートである。まず、指20が図2に示すようにタッチパネル10に接触すると、前述したようにタッチパネル10の各センサ1〜9から指20の接触状態に応じて出力値が得られる。
ステップST1において、ピークセンサ検出部11は、タッチパネル10から得られる各センサ1〜9の出力値のデータを基に、最も出力値の大きいピークセンサを求める。具体的には、ピークセンサ検出部11が、X方向に配置されたセンサの出力値の大きさを順次比較し、最も大きい出力値となるセンサをX方向のピークセンサとする。図4のグラフによればセンサ6がピークセンサである。
ピークセンサ検出部11は同様にY方向に配置された各センサの出力値からY方向のピークセンサも求める。ここで、制御部14は、ピークセンサ検出部11が求めたピークセンサの情報をバッファ(図示せず)に格納しておく。このピークセンサの座標値が、後述する詳細な座標位置を求める際の基準座標位置となる。
ステップST2において、制御部14は、ステップST1で求めたピークセンサの出力値が予め定められた閾値以上であるか否か判定する。具体的には、制御部14は、X方向のピークセンサ出力値とY方向のピークセンサ出力値が共に閾値以上の場合に、出力値が閾値以上と判定する(ステップST2“Yes”)。この閾値は、指20がわずかにタッチパネル10に接触した際のピークセンサの出力値とするなど、事前に求めておくものとする。
ピークセンサの出力値が閾値以上の場合、続くステップST3において、周辺考慮補正値算出部12がピークセンサの両隣のセンサの出力値から2ndピーク値および3rdピーク値を求める。即ち、周辺考慮補正値算出部12はピークセンサ両隣のセンサの出力値を比較し、大きいほうを2ndピーク値、小さいほうを3rdピーク値とする。図4のグラフによればセンサ7の出力値が2ndピーク値、センサ5の出力値が3rdピーク値である。
続くステップST4において、周辺考慮補正値算出部12はピークセンサの出力値、2ndピーク値および3rdピーク値を用いて、基準座標位置を補間して詳細な座標位置を得るための補正値を求める。
ここで、補正値を求める方法を、図5を用いて説明する。図5(b)では、図5(a)に示す指20と各センサ5〜7との間に生じる静電容量C1,C2a,C2b,C3と、各センサ5〜7の出力値との関係を示す。各センサの出力値は静電容量の大きさに比例するため、大きい静電容量C1が生じたセンサ6の出力値が最も大きい値となり、ピークセンサ出力値S1となる。センサ7の出力値は、指20との重なり部分(d)に生じる静電容量C2aに比例した値と、直接接触していないがオーバーレイ30を介して生じる静電容量C2bに比例した値との和になると考え、2番目に大きい値となり、2ndピーク値S2となる。センサ5は、指20が直接接触していないが、オーバーレイ30を介して静電容量C3が生じるためにこの静電容量C3に比例した出力値となるため、同じく指20が直接接触していないセンサ1〜4,8,9の出力値に比べてセンサ5の出力値が大きくなり、結果、センサ6,7に次いで3番目に大きい3rdピーク値S3となる。従って、ピークセンサ出力値S1、2ndピーク値S2、および3rdピーク値S3は以下の式(1)〜(3)で表すことができる。
S1=f(C1) (1)
S2=f(C2a)+(C2b) (2)
S3=f(C3) (3)
ただし、fは静電容量値とセンサの出力値との関係を規定する関数である。
ここで、周辺考慮補正値算出部12は、以下のようにして指20とセンサ7との重なり部分(d、即ち指20のセンサ6からのずれ量d)を求める。一般に、2つの導体間に生じる静電容量の大きさは、導体間の距離に反比例し、面積に比例する。このため、指20とセンサ6の間に生じる静電容量C1は、指20とセンサ6との重なり部分(L−d)の面積に比例すると考える。同様に、指20とセンサ7の間に生じる静電容量C2aは、指20とセンサ7との重なり部分(d)の面積に比例すると考える。
本実施の形態では図3に示すように、指20の接触領域21を四角形状と仮定するため、センサ6,7と指20との重なり部分の面積の比はL−d:dとなる。静電容量C1,C2aは接触面積に比例することから、以下の式(4)が成り立つ。
f(C1):f(C2a)=L−d:d (4)
式(4)からずれ量dを求めると下記式(5)のようになる。
d=f(C2a)/{f(C1)+f(C2a)}×L (5)
式(2)から、f(C2a)は2ndピーク値S2からf(C2b)を減じた値であることが分かる。ここで、ずれ量dが小さい場合、静電容量C3,C2bに着目すると、指20からセンサ5,7の距離と、静電容量C3,C2bに対応するセンサ5,7の面積が略等しいため、静電容量C3,C2bも略等しいものと考える。また、ずれ量dが大きくなるに従い、静電容量C3に対応する指20とセンサ5の間の距離が大きくなるため、静電容量C3の値は小さくなる。その一方、静電容量C2bに対応するセンサ7の面積が小さくなるため、静電容量C2bの値も小さくなる。このことから、ずれ量dの大きさに寄らずC3≒C2bであると考える。
上記推定からf(C3)=f(C2b)とすると、f(C2a)は、式(2),(3)より下記式(6)となる。
f(C2a)=S2−S3 (6)
ここで、式(1),(5),(6)により、ずれ量dは以下の式(7)で求めることができる。
d={(S2−S3)/(S1+S2−S3)}×L (7)
以上のように、周辺考慮補正値算出部12はステップST4において、ピークセンサの出力値S1、2ndピーク値S2、および3rdピーク値S3を基に、式(7)に従ってずれ量dを求め、これを補正値dとする。
最後に、ステップST5において、座標算出部13は、ステップST4で求めた補正値dを基にして詳細な座標位置を求める。具体的には、座標算出部13はピークセンサの中央の座標位置を基準座標位置Xpとすれば、以下の式(8)に従って基準座標位置Xpを補正値dにより補間して詳細な座標位置Xを求める。
X=Xp+k×d (8)
ただし、ピークセンサの両隣の2nd,3rdピークセンサのうち、X軸原点から遠い方のセンサが2ndピークセンサとなる場合はk=1、X軸原点から近い方のセンサが2ndピークセンサとなる場合はk=−1とする。
なお、基準座標位置Xpは、例えばセンサ数をN、センサ番号を1〜N、X軸座標値の最大値をH、ピークセンサのセンサ番号をNpとした場合、以下の式(9)で求めることができる。
Xp={H/(N−1)}×(Np−1) (9)
ただし、センサ1の中心位置をX軸原点、センサNの中心位置を最大の座標値とする座標系の場合とする。
座標入力装置は、以上のように、各センサの出力値を用いて指20が接触した位置の詳細な座標位置を求める。なお、ステップST1〜ST5の各処理をX方向およびY方向についてそれぞれ実施することでX,Yの詳細な座標位置を求めることができる。
次に、ステップST1〜ST5の処理によって詳細な座標位置を求めた場合の効果を、従来方法によって詳細な座標位置を求めた場合と比較しながら説明する。
図7は、タッチパネル10上で、指20の接触位置をX方向に少しずつ移動させた場合の各センサ1〜9の出力値を実測したグラフである。グラフにおいて、横軸に指20のX方向の入力位置(即ち接触した位置)を示し、縦軸にセンサ出力値の大きさを示し、センサ1〜9の出力値を出力値実測線1a〜9aとしてプロットした。例えば、センサ6の出力値実測線6aは、指20の入力位置が大きくなるに従って徐々に出力値も大きくなり、入力位置がセンサ6の中心位置のとき出力値が最大となり、中心位置を越えた後では入力位置が大きくなるに従って出力値が小さくなる様子を示している。
センサ6の出力値実測線6aのピークを示す入力位置において、その両隣のセンサ5,7の出力値実測線5a,7aの値をみると、他のセンサに比べて出力値がわずかに大きくなっていることが分かる(領域B)。これは、指20とセンサ5,7との重なり部分以外の静電容量C3,C2bの影響によるものである。
図8はそれぞれ、図7の指20の入力位置に対する各センサ出力値のデータを基に補正値を求めて座標を補間した結果を示すグラフであり、横軸はX方向の入力位置を示し、縦軸は補間後の詳細座標位置を示す。図8(a)は特許文献1と同様の方法により各センサの出力値を滑らかに結ぶ曲線を求めて詳細座標位置を算出した結果を示す。即ち各センサの出力値を滑らかな曲線(3次曲線)で結んだ時の曲線のピーク位置を詳細座標位置とした場合のグラフである。図8(b)は、単純に、ピークセンサの出力値と、その隣に位置する次に出力値が大きいセンサの出力値との比から補正値を求めて詳細座標位置を算出した結果を示す。図8(c)は、本実施の形態に係る座標入力装置によって補正値dを求めて詳細座標位置を算出した結果を示す。
図7のグラフに示すように、指20がセンサ6中心位置付近に接触すると、ピークセンサ6の出力値が大きくなり、その両端のセンサ5,7の出力値が小さくなる。この場合、各センサの出力値を結ぶ滑らかな曲線を求めると、ピークセンサ出力値の点を頂点とする曲線が求められやすくなる。このため、図8(a)に示す曲線では、各センサのピーク値周辺で詳細座標位置がセンサ中心位置に偏る結果となり(即ち直線性が悪い)、詳細座標位置の精度が低下する。
また、図8(b)は単純にピークセンサの出力値S1と2ndピークセンサの2ndピーク値S2の比を接触面積の比として補正値を求めたものである。即ち、図5において、指20周辺の静電容量C3,C2bを考慮しない場合の結果である。この場合、静電容量C2bを考慮しないのでf(C2a)=S2となり、f(C2a)が実際より大きい値となる。このため、式(7)で求めるずれ量dは、実際の指のずれ量より大きい値となり、センサ中心位置では詳細座標位置の精度が低下する。図8(b)のグラフをみるとセンサ中心付近で直線性が低下していることが分かる。
図8(a),(b)に示すように、従来方法では、センサ中心位置の詳細座標位置の精度が低下してしまうため、センサ中心からわずかにずれた入力位置を正確に検出することができない。
他方、図8(c)は本実施の形態1による処理方法によって詳細座標位置を求めたものである。このように指とセンサの重なり部分以外の周辺の影響を考慮した場合には、詳細座標位置を求めた結果の直線性が向上しており、詳細座標位置の精度を向上させることができる。
以上のように、実施の形態1によれば、タッチパネル10に配置された複数のセンサ1〜9から得られた複数の出力値を用いて、最も大きな出力値を出力したセンサを検出してピークセンサを選択するピークセンサ検出部11と、ピークセンサ検出部11で検出したピークセンサの出力値の情報およびピークセンサの周辺のセンサの出力値の情報を基に補正値dを求める周辺考慮補正値算出部12と、周辺考慮補正値算出部12で求めた補正値dを用いて、指20とタッチパネル10との重なり位置の詳細座標を求める座標算出部13とを備えるように構成した。このため、指とセンサの重なり部分以外の周辺の影響を考慮した補正値を求めて詳細な座標位置を計算するので、指が接触した座標位置を精度良く求めることが可能となる。
また、指20とタッチパネル10との接触形状を四角形と仮定して補正値dを計算することにより、補正値算出のコストを大幅に低減可能となる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、図6のステップST3において、周辺考慮補正値算出部12が2ndピーク値および3rdピーク値を求めたが、指20の接触位置がタッチパネル10の端部にある場合にはピークセンサの両隣のセンサのうちの3rdピークセンサが存在しない状況になる。図9は、タッチパネル10の左端のセンサ1周辺に指20が接触している状態を示す説明図であり、図9(a)は図5(a)と同様に指20とタッチパネル10とを切断した断面図、図9(b)は図9(a)の状態におけるピークセンサ出力値S1および2ndピーク値S2を示すグラフである。なお、図9において図5と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
図9(a)に示すように、指20の接触位置がタッチパネル10の左端のセンサ1に最も近い場合、ピークセンサとなるセンサ1の左隣にはセンサが存在しない。この場合、3rdピークセンサの3rdピーク値S3が得られない。単純にはS3=0とする方法があるが、この方法の場合は上記式(6)においてf(C2a)=S2となり、オーバーレイ30を介して指20とセンサ1との間に生じる静電容量C2bの影響を考慮することができない。そのため、f(C2a)が実際の値より大きい値となってしまう。この結果、上記式(7)で求めるずれ量dは、実際の指のずれ量より大きい値となり、正しい補正値が得られないこととなる。
そこで、本実施の形態では、ピークセンサが座標端に位置する場合に限り、3rdピーク値S3に予め定めた定数値を設定する。具体的には、上記式(3)を下記式(3’)に変更する。
S3=α (3’)
ここで、定数値αは、例えば次のようにして予め決めておくこととする。即ち、座標端に位置するセンサ以外で、センサの中央に指を接触させた場合の3rdピーク値を求めておき、これを定数値αに設定する。これにより、指20の接触位置がタッチパネル10の端にある場合でも、精度良く補正値を求めることができる。
また、ピークセンサが座標端に位置する場合に、次のように3rdピーク値S3を設定してもよい。
図5(a)において、指20のずれ量dが大きくなる(即ちピークセンサ出力値S1と2ndピーク値S2の差が小さくなる)に従い、静電容量C3の値が小さくなる。このため、3rdピーク値S3も小さくなる。このことから、例えば3rdピーク値S3に、最大値をα(予め定めた定数値)とし、S1−S2の大きさに応じて小さくなるような値を設定する。一例として、上記式(3)を下記式(3’’)に変更する。
S3=MIN{α,β×(S1−S2)} (3’’)
ただし、αは式(3’)と同じ、βは定数、MIN(a,b)はa,bの小さいほうの値をとる関数である。これにより、ずれ量dが大きくなる、即ちピークセンサ出力値S1と2ndピーク値S2の差が小さくなるに従って、3rdピーク値S3を小さくすることができる。
また、ピークセンサが座標端に位置する場合に、次のように3rdピーク値S3を設定してもよい。
図5(a)において、指20のずれ量dが大きくなる(即ち2ndピーク値S2が大きくなる)に従い、3rdピーク値S3は小さくなる。このことから、例えば3rdピーク値S3に、指20のずれ量dが0の場合の静電容量C2bに起因する2ndピーク値S2の値を定数値γとして設定しておき、指20のずれ量dが大きくなる際に2ndピーク値S2と定数値γの差分が大きくなるに従って3rdピーク値S3の値を変更する。一例として、上記式(3)を下記式(3’’’)に変更する。
S3=γ−θ×(S2−γ) (3’’’)
ただし、γは定数(例えば指20のずれ量d=0の場合の2ndピーク値S2の値)、θは定数である。
これにより、ずれ量dが大きくなる、即ち2ndピーク値S2が一定値γより大きくなるに従い、3rdピーク値S3を小さくすることができる。
このように、上記式(3’)、式(3’’)、または式(3’’’)に従って得た3rdピーク値S3を用いて周辺考慮補正値算出部12が補正値dを求め、座標算出部13がこの補正値dを基に詳細な座標位置を計算する。
以上のように、実施の形態2によれば、ピークセンサがタッチパネル10の端部にあって3rdピークセンサがない場合に、3rdピーク値S3を予め定めた定数として補正値dを求めるか、または、ピークセンサの出力値S1と2ndピークセンサの2ndピーク値S2の差に応じた変数として補正値dを求めるか、または、予め定めた定数と2ndピーク値S2との差に応じた変数として補正値dを求めるように構成した。このため、指20の接触位置がタッチパネル10の端に位置する場合でも、さらに精度良く補正値を求めることができ、詳細座標位置の計算精度をさらに向上することが可能となる。
実施の形態3.
上記実施の形態1,2では、図3に示すように、座標指示器としての指20の接触領域21の形状を四角形と仮定したが、本実施の形態では座標指示器としての指20を実際の接触形状により近づけて円形と仮定した場合について説明する。図10は、実施の形態3に係る座標入力装置において、タッチパネルに指20が接触している円形の領域の面積(接触領域22)を示す説明図であり、図3と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。図10に示すように、円形の接触領域22は、指20がセンサ6とセンサ7の一部にまたがって接触している状態であり、この接触領域22の直径をL(座標値に換算した値)とし、センサ7側へのずれ量をd(座標値に換算した値)とする。また、接触領域22の中心をOとし、接触領域22とセンサ6,7の境界との交点をE,Gとし、弦EGの中点でセンサ6,7の境界上の点をFとする。また、角EOFをθとする。
指20の接触領域を四角形に代えて円形と仮定する場合には、接触領域22のうち、センサ6との重なり部分をM1とし、センサ7との重なり部分の面積をM2として、上記式(4)を下記式(4’)に変更すればよい。
f(C1):f(C2a)=M1:M2 (4’)
ここで、重なり部分の面積M1,M2は、例えば次のようにして求めることができる。OE=L/2、OF=(L/2)−dであるから、cosθ=OE/OFによりθを求めることができ、さらに、扇形OEGの中心角2θから扇形OEGの面積を求めることができる。次に、EF=OE×sinθであるから、三角形OEGの面積はOF×OE×sinθで求めることができる。扇形OEGの面積と三角形OEGの面積の差を求め、これをM2とする。また、接触領域22の面積とM2の差をM1とする。以上により、重なり部分の面積M1,M2を求めることができる。
なお、その他、適宜近似式により円形の接触領域22の面積比を求め、式(4’)を変更してもよい。
このように、周辺考慮補正値算出部12が上記式(4’)を用いて補正値dを求め、座標算出部13がこの補正値dを基に詳細な座標位置を計算する。
以上のように、実施の形態3によれば、指20とタッチパネル10との接触形状を円形と仮定して補正値dを求めることにより、詳細座標位置の計算精度をさらに向上することが可能となる。
なお、上記実施の形態1〜3では、X方向およびY方向にそれぞれセンサ電極を配置してなるタッチパネルを用いてX,Y方向の詳細な座標位置を求める構成としたが、X,Y方向のいずれか一方にセンサ電極を配置したタッチパネルを用いて1次元方向の詳細な座標位置を求める構成としてもよい。
また、上記実施の形態1〜3では、指とセンサとの間に生じる静電容量を検出する静電容量検出方式によって指の接触検知を行うタッチパネルに対して座標入力装置を適用する構成であったが、これに限定されるものではなく、例えば座標指示器としての電子ペンとアンテナコイルにより誘導起電圧を検出する電磁誘導式等のように、接触位置に応じて連続的にセンサの出力値が変化するような信号を検出する方式であれば実施の形態1の座標入力装置を適用することができる。
また、上記実施の形態1〜3では、指がタッチパネルに接触した状態を例に用いて詳細な座標位置を求める方法を説明したが、タッチパネルの感度が十分高く、指が接触する前の近接状態においてもタッチパネルのセンサから出力値が得られる場合には、指がタッチパネルに接触した状態だけでなく近接した状態で詳細な座標位置を求めることも可能である。即ち、上記実施の形態1〜3で例示した、指がタッチパネルに接触した状態で重なった接触領域を、指がタッチパネルに近接した状態で重なった領域に置き換えればよい。
1〜9 センサ、1a〜9a 出力値実測線、10 タッチパネル、11 ピークセンサ検出部、12 周辺考慮補正値算出部、13 座標算出部、14 制御部、20 指、21,22 指20の接触領域、30 オーバーレイ、C1,C2a,C2b,C3 静電容量、d 指20とセンサ7の重なり部分の長さ、L 指20の幅、センサの幅、接触領域22の直径、S1,S2,S3 ピークセンサ出力値、2ndピーク値、3rdピーク値。

Claims (9)

  1. タッチパネルへの物体の重なり位置の座標を求める座標入力装置において、
    前記タッチパネルに配置された複数のセンサから得られた複数の出力値を用いて、最も大きな出力値を出力したセンサを検出してピークセンサを選択するピークセンサ検出部と、
    前記ピークセンサ検出部で検出した前記ピークセンサの出力値および、前記ピークセンサの周辺のセンサの出力値から当該周辺のセンサと前記物体が重なっていない領域に生じる静電容量に起因した値を除外して、当該周辺のセンサと前記物体が重なっている領域に生じる静電容量に起因した値を基に補正値を求める周辺考慮補正値算出部と、
    前記周辺考慮補正値算出部で求めた前記補正値を用いて、前記重なり位置の詳細座標を求める座標算出部とを備えたことを特徴とする座標入力装置。
  2. 周辺考慮補正値算出部は、ピークセンサの両隣のセンサから前記ピークセンサの出力値に次いで2番目に出力値が大きい2ndピークセンサを選択し、前記2ndピークセンサの出力値に含まれる、物体のタッチパネルへの重なり領域のうちの前記2ndピークセンサに重なる領域に起因した値に基づいて補正値を求めることを特徴とする請求項1記載の座標入力装置。
  3. 周辺考慮補正値算出部は、ピークセンサの両隣のセンサから前記ピークセンサの出力値に次いで2番目に出力値が大きい2ndピークセンサおよび3番目に出力値が大きい3rdピークセンサを選択し、前記2ndピークセンサの出力値と前記3rdピークセンサの出力値の差および前記ピークセンサの出力値を基に補正値を求めることを特徴とする請求項1記載の座標入力装置。
  4. 周辺考慮補正値算出部は、ピークセンサがタッチパネルの端部にあって当該端部位置の出力値がない場合に、当該端部位置の出力値を予め定めた定数として補正値を求めることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の座標入力装置。
  5. 周辺考慮補正値算出部は、ピークセンサがタッチパネルの端部にあって当該端部位置の出力値がない場合に、当該端部位置の出力値を、前記ピークセンサの出力値と周辺のセンサのうち2番目に大きい出力値の差に応じた変数として補正値を求めることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の座標入力装置。
  6. 周辺考慮補正値算出部は、ピークセンサがタッチパネルの端部にあって当該端部位置の出力値がない場合に、当該端部位置の出力値を、予め定めた定数と、周辺のセンサのうち2番目に大きい出力値との差に応じた変数として補正値を求めることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の座標入力装置。
  7. 周辺考慮補正値算出部は、タッチパネルへの物体の重なり領域の形状を四角形と仮定して補正値を求めることを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の座標入力装置。
  8. 周辺考慮補正値算出部は、タッチパネルへの物体の重なり領域の形状を円形と仮定して補正値を求めることを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の座標入力装置。
  9. 複数のセンサが配置され、各センサの出力値を出力するタッチパネルと、請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載の座標入力装置とを備えたタッチパネル装置。
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