JP5132183B2 - 水素製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ジメチルエーテルを用いて水蒸気を改質する水素製造装置関する。
未来社会の1つのビジョンとして水素をエネルギー媒体とした水素エネルギー社会の実現が注目されており、いくつかの有力な水素製造方法が考えられている。
現在主流の水素製造方法は、天然ガスや液化石油ガス等を原料にして、700℃以上の反応温度で、触媒の存在の下で、水蒸気改質法により水素を製造するものである。この方法は、原料中に硫黄等の不純物を含むために、この不純物を処理するために前処理が必要である。さらに、反応温度が高いために、反応器構造材として耐熱性の高い材料を用いる必要もある。
また、従来法の水素製造において使用される熱として700℃以上の高温が必要であり、この熱源として化石燃料の燃焼熱を利用している。このため、水素製造のときは、水蒸気改質法によって、燃料改質に伴う生成二酸化炭素の他に、熱源での化石燃料燃焼により二酸化炭素が生成する。水素は、エネルギー源として利用するときに、燃焼時には地球温暖化ガスである二酸化炭素が発生しない特徴がある。一方で、この製造には二酸化炭素発生を伴っている。また、この熱源に化石燃料の燃焼熱を利用したときは、二酸化炭素の他に、硫黄酸化物といった大気汚染物質が同時に生成される。
一方、ジメチルエーテルを用いた水蒸気改質は、ジメチルエーテルが合成燃料であるので、天然ガスや液化石油ガス等と比較して硫黄等の不純物が少ない。また、従来法と比較して低い温度で、すなわち、400℃以下の温度で水素を製造できる技術が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
上述のような従来技術と比べ環境負荷軽減の可能性のあるジメチルエーテルを用いる水素製造方法に関連して、水蒸気改質触媒を用いた水素製造方法について知られている(例えば、特許文献1参照)。また、天然ガスと比較して低温で水素生成するジメチルエーテルの特性を利用して、外部の熱源をジメチルエーテルの水蒸気改質熱に用いる原動機燃料とする方法について知られている(例えば、特許文献2参照)。さらに、発電システムの熱を利用する水素製造方法についても知られている(例えば、特許文献3参照)。
上述した水蒸気改質プロセスにより水素を製造する際に、内部に改質触媒を充填した改質反応管を用いて、水蒸気改質反応(吸熱反応)に必要な熱を改質反応管の外部から供給している。この改質反応管内の触媒層の温度は、触媒層に供給される原料が持ち込む熱量、水蒸気改質反応の反応熱等の熱バランスで決定される。このために、反応流体の流れに沿って長手方向に温度分布が生じる可能性がある。
この改質反応器の触媒層の温度を均一化する手段として、改質反応管から出た改質ガスの一部を改質反応管の原料に混合することにより、改質反応器への供給ガスの熱量を上げて、触媒層で起こる水蒸気改質反応による吸熱分を補い温度低下を抑制することにより触媒層内の温度を均一化する方法について知られている(例えば、特許文献4参照)。
また、改質反応器を加熱するために燃焼排ガスを用いるシステムにおいて、改質反応器の加熱側を出た燃焼排ガスの一部を循環ブロアにより、改質反応器入口の燃焼排ガス導入口に循環することにより、加熱用の燃焼排ガス流量を増やし、触媒層内の温度を均一化する方法が知られている(例えば、特許文献5参照)。
また、触媒層内に高熱伝導性物質をガスの流れに沿って配置することにより、触媒層内の温度を均一化する方法についても知られている(例えば、特許文献6参照)。
特開2003−165704号公報 特開平11−106770号公報 特開2003−165704号公報 特開2006−45031号公報 特開2004−352528号公報 特開2004−107110号公報 Fukushimaら(15th World hydrogen Energy Conference 30D−03(2004))
上述した水蒸気改質プロセスにより水素を製造するときに、内部に改質触媒を充填した改質反応管を用いて、水蒸気改質反応(吸熱反応)に必要な熱を改質反応管の外部から供給している。このとき、改質反応管内の触媒層の温度は、触媒層に供給される原料が持ち込む熱量、反応管外部から反応管内の触媒層への伝熱量、水蒸気改質反応の反応熱等の熱バランスで決定される。このために、反応流体の流れに沿って長手方向に温度分布が生じることになる。
しかし、この温度分布において、最高温度と最低温度の差が大きいと、特に高温部分では、触媒の耐熱性の点で劣化が早くなったり、設計想定外の副反応が起きて製品純度が低下し、製品水素製造量が低下するという課題があった。
また、改質反応管から出た改質ガスの一部を改質反応管の原料に混合することにより、改質反応器への供給ガスの熱量を上げて、触媒層で起こる水蒸気改質反応による吸熱分を補い温度低下を抑制することにより触媒層内の温度を均一化する方法においては、触媒層を流れる流体の流量が大きくなり圧力損失が大きくなるために、原料ガスの供給圧を上げる必要があった。この原料ガスの供給圧の上昇に伴い、反応管を初めとする系統の耐圧強度を上げる必要があるという課題があった。また、改質反応管から出た改質ガスの一部を原料供給側にリサイクルするための冷却器や循環ブロアが必要となり設備が大掛かりとなるという課題があった。
また、改質反応器の加熱側を出た燃焼排ガスの一部を循環ブロアにより、改質反応器入口の燃焼排ガス導入口に循環することにより、加熱用の燃焼排ガス流量を増やし、触媒層内の温度を均一化する方法おいては、燃焼排ガスをリサイクルするための冷却器、循環ブロアが必要で設備が大掛かりとなるという課題があった。
また、触媒層内に高熱伝導性物質をガスの流れに沿って配置することにより、触媒層内の温度を均一化する方法においては、同一容積の改質反応器と比較したときに触媒充填量が減り水素製造量を確保できなくなるという課題があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、触媒層の温度分布を均一化させて、触媒寿命の延命、水素製造量の増加、製品水素純度の向上を図り、ジメチルエーテルを原料として低温で効率よく水素を製造できる水素製造装置提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の水素製造装置においては、ジメチルエーテルをガス状にするジメチルエーテル気化器と、水蒸気を発生させる水蒸気発生器と、前記ガス状のジメチルエーテル及び前記水蒸気を混合して混合ガスとするジメチルエーテル・水蒸気混合器と、前記混合ガスを所定の改質器供給温度に予熱する混合ガス予熱器と、触媒活性の異なる2種類以上の改質触媒が層状に充填され、この触媒層に前記予熱された混合ガスが導入される反応管を含む改質反応器と、を有し、前記触媒層は、2層以上で構成され、前記混合ガスの流れ方向の入口部を含む上流部には水素製造活性の低い前記改質触媒が充填され、かつこの出口部を含む下流部には水素製造活性の高い前記改質触媒が充填されてなること、を特徴とするものである。
また、上記目的を達成するため、本発明の水素製造装置においては、ジメチルエーテルをガス状にするジメチルエーテル気化器と、水蒸気を発生させる水蒸気発生器と、前記ガス状のジメチルエーテル及び前記水蒸気を混合して混合ガスとするジメチルエーテル・水蒸気混合器と、前記混合ガスを所定の改質器供給温度に予熱する混合ガス予熱器と、触媒活性の異なる2種類以上の改質触媒が層状に充填され、この触媒層に前記予熱された混合ガスが導入される反応管を含む改質反応器と、を有し、前記触媒層は、2層以上で構成され、前記混合ガスの流れ方向の入口部を含む上流部には前記改質触媒及びこの改質触媒より熱伝導性の劣る粒子が混合されて充填され、かつこの出口部を含む下流部には前記改質触媒及びこの改質触媒より熱伝導性の優る粒子が混合されて充填されてなること、を特徴とするものである。
さらに、上記目的を達成するため、本発明の水素製造装置においては、ジメチルエーテルをガス状にするジメチルエーテル気化器と、水蒸気を発生させる水蒸気発生器と、前記ガス状のジメチルエーテル及び前記水蒸気を混合して混合ガスとするジメチルエーテル・水蒸気混合器と、前記混合ガスを所定の改質器供給温度に予熱する混合ガス予熱器と、触媒活性の異なる2種類以上の改質触媒が層状に充填され、この触媒層に前記予熱された混合ガスが導入される反応管を含む改質反応器と、を有し、前記触媒層は、2層以上で構成され、前記混合ガスの流れ方向の入口部を含む上流部には前記改質触媒及びこの改質触媒より熱伝導性の劣る粒子が混合されて充填され、かつこの出口部を含む下流部には前記改質触媒が充填されてなること、を特徴とするものである。
そして、上記目的を達成するため、本発明の水素製造装置においては、ジメチルエーテルをガス状にするジメチルエーテル気化器と、水蒸気を発生させる水蒸気発生器と、前記ガス状のジメチルエーテル及び前記水蒸気を混合して混合ガスとするジメチルエーテル・水蒸気混合器と、前記混合ガスを所定の改質器供給温度に予熱する混合ガス予熱器と、触媒活性の異なる2種類以上の改質触媒が層状に充填され、この触媒層に前記予熱された混合ガスが導入される反応管を含む改質反応器と、を有し、前記触媒層は、2層以上で構成され、前記混合ガスの流れ方向の入口部を含む上流部には前記改質触媒が充填され、かつこの出口部を含む下流部には前記改質触媒及びこの改質触媒より熱伝導性の優る粒子が混合されて充填されてなること、を特徴とするものである。
また、上記目的を達成するため、本発明の水素製造装置においては、ジメチルエーテルをガス状にするジメチルエーテル気化器と、水蒸気を発生させる水蒸気発生器と、前記ガス状のジメチルエーテル及び前記水蒸気を混合して混合ガスとするジメチルエーテル・水蒸気混合器と、前記混合ガスを所定の改質器供給温度に予熱する混合ガス予熱器と、触媒が層状に充填された反応管内を流れる混合ガスとこの反応管の外側を流れる熱媒とが逆向きに流れるように構成される改質反応器と、を有することを特徴とするものである。
本発明の水素製造装置よれば、改質反応管に充填する触媒の特性に分布を持たせることにより、触媒層の温度分布を均一化させて、触媒寿命の延命、水素製造量の増加、製品水素純度の向上を図り、ジメチルエーテルを原料として低温で効率よく水素を製造することができる。
以下、本発明に係る水素製造装置実施の形態について、図面を参照して説明する。ここで、同一又は類似の部分には共通の符号を付すことにより、重複説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の水素製造装置の構成を示すブロック図であり、図2は、図1の改質反応器の反応管の基本構成を示す縦断面図である。
まず、水素製造装置の構成について、図1を用いて説明する。
本図に示すように、水素製造装置は、導入された原料であるジメチルエーテル(DME)11をガス状にするジメチルエーテル(DME)気化器5を有する。また、原料となる水12が導入され水蒸気17を発生させる水蒸気発生器6を有する。この気化したガス状のジメチルエーテル11及び水蒸気17はジメチルエーテル(DME)・水蒸気混合器7に導入され混合されてDME・水蒸気混合ガス13となる。このDME・水蒸気混合ガス13の混合ガスは、所定の改質器供給温度に予熱するために混合ガス予熱器2に導入される。この混合ガス予熱器2で余熱されたDME・水蒸気混合ガス13は、触媒活性の異なる2種類以上充填された改質触媒が充填された後述する反応管を含む改質反応器1に導入される。この改質反応器1で改質された改質ガス15は、この改質ガス15から熱回収して原料であるジメチルエーテル(DME)11を予熱するためのジメチルエーテル(DME)予熱器3及び水12を予熱するための水予熱器4に導入される。
改質反応器1は、外部の熱媒(供給)21により加熱される。改質反応器1を加熱した熱媒(供給)21は、熱媒(改質反応器出口)23となって混合ガス予熱器2に導入される。さらに、この熱媒は、DME気化器5、水蒸気発生器6に順次導入され、それぞれにおいて加熱の用に供せられる。この熱媒としては、燃焼排ガス、水蒸気又は熱媒油が適用される。具体的には、原子力発電所、火力発電所、製鉄所、化学工場又はごみ焼却場等で発生する水蒸気や排気ガスを、直接または中間熱交換器を介して利用することが可能である。
なお、図1では、熱媒(供給)21を改質反応器1、混合ガス予熱器2、DME気化器5、水蒸気発生器6の順に順次流通する構成を示しているが、これらの機器に個別に熱媒を供給してもよいし、また、熱媒を使用せずに電気ヒータ等で加熱することも可能である。
ここで、改質反応器1を構成する反応管102について図2を用いて説明する。
本図に示すように、改質反応器1内には、反応管102が並列に複数設けられている。原料ガスであるDME・水蒸気混合ガス13がプロセスガスとして各反応管102に分配される。この反応管102の内部には、改質触媒が充填され、触媒層101として配置されている。原料ガスであるDME・水蒸気混合ガス13が触媒層101を通過するときに、水蒸気改質反応により水素リッチな改質ガス15となり反応管102から流出する。改質反応器1内には、水蒸気改質反応に必要な熱を供給するため熱媒21が供給され、水蒸気改質反応の用に供した後は改質反応器出口から熱媒23として排出される。
このように構成された本実施の形態において、図1に示すジメチルエーテル(DME)11は、DME予熱器3及びDME気化器5を経由してガス状になってDME・水蒸気混合器7に導入される。また、水12は、水予熱器4及び水蒸気発生器6を経由して水蒸気17となって、DME・水蒸気混合器7に導入される。このDME・水蒸気混合器7において、導入されたガス状のジメチルエーテル(DME)11及び水蒸気17は混合されてDME・水蒸気混合ガス13となる。このDME・水蒸気混合ガス13は、混合ガス予熱器2で所定の改質器供給温度に予熱される。予熱されたDME・水蒸気混合ガス14は改質反応器1に供給される。
図2に示すように、この改質反応器1おいて、原料ガスであるDME・水蒸気混合ガス13が反応管102の内部に充填された触媒層101を通過するときに、水蒸気改質反応により水素リッチな改質ガス15となり反応管102から流出する。この改質ガス15は、図1に示すDME予熱器3及び水予熱器4において、原料のDME11及び水12とそれぞれ熱交換して次工程へ改質ガス16として排出される。
また、熱媒21は、改質反応器1において水蒸気改質反応に必要な熱量を熱交換した後に、混合ガス予熱器2に導入される。この混合ガス予熱器2において、プロセスガスであるDME・水蒸気混合ガス13と熱交換する。その後、熱媒21は、DME気化器5において原料であるDME11と熱交換し、水蒸気発生器6において水12と熱交換し、それぞれの機器において必要な熱量を供給し、熱媒22となって出口から排出される。
この改質反応器1の反応管102の内部の触媒層101において、水蒸気改質反応が起こる。通常は、原料であるDME11及び水12の流量が大きい入口部において、すなわち、図2に示すように、原料ガスであるDME・水蒸気混合ガス13を触媒層101の上部から供給するときには触媒層101の上部において特に反応量が大きくなる。
この触媒層101の温度は、この触媒層101に供給されるDME・水蒸気混合ガス13が持ち込む熱量、反応管102の外部から反応管102内の触媒層101への伝熱量、水蒸気改質反応(吸熱反応)の反応熱等のバランスで決定される。
次に、反応管102の長手方向温度分布について、図3を用いて説明する。
図3は、図1の改質反応器1の反応管102の長手方向温度分布を示す説明図で、(a)はその基本構成を示す縦断面図、(b)はその長手方向温度分布を示す特性図である。
図3(b)の従来例(○印)に示すように、反応管102の長手方向温度分布は、水蒸気改質反応量が大きい触媒層101の上部においては温度が低下する傾向を示し、水蒸気改質反応量が小さい触媒層101の下部においては温度が上昇する傾向を示す。なお、この従来例においては、反応管102には、図4に示す触媒特性に及ぼす温度の影響を示す触媒Aを充填し、熱媒21の供給を改質反応器1下端から供給して上端から排出したときに得られたものである。上述のように、最高温度と最低温度との差が大きいと、特に高温部分においては、触媒の耐熱性の観点から劣化が早くなったり、設計想定外の副反応が起きて製品純度が低下し製品水素製造量が低下したりするという傾向がみられる。
次に、図3(b)の本発明(点線)に示す触媒層の長手方向温度分布の平滑化について、図4及び図5を用いて説明する。
図4は、触媒特性に及ぼす温度の特性を示す説明図で、(a)はその触媒Aの特性図、(b)はその触媒Bの特性図であり、図5は、本発明の第1の実施の形態の改質反応器1の反応管102に充填する触媒A111、触媒B112を示す模式図である。
図5に示すように、反応管102に触媒活性の異なる2種類の触媒を触媒層の上流部(上部)と下流部(下部)に分けて充填した。使用した2種類の触媒は、図4に触媒特性に及ぼす温度の影響を示す触媒A111および触媒B112で、触媒A111を反応管102の下部に、触媒B112を反応管102の上部に充填した。図4(a)に示すように、触媒Aは、270℃から340℃の範囲にわたり水素製造活性が高く、特に310℃において水素製造量が最も多い活性を持つ。同時に300℃以上になると不純物の発生が急激に増加する特性を持つ。この不純物は、一酸化炭素やメタンである。一方、触媒Bは、図4(b)に示すように、270℃から340℃における水素製造活性は触媒Aと比べて低い。同時に不純物の発生も少ない特性を持つ。
これらの触媒A111及び触媒B112を図5の反応管102に充填し、DME・水蒸気混合ガス13を供給して水素製造特性試験を行った実施例1の結果について、図6を用いて説明する。
図6は、本発明の第1の実施の形態の反応管内部の触媒層及び反応管外側の熱媒部の長手方向温度分布を示す実施例1の特性図である。
本図に示すように、実施例1においては、反応管102の内部の触媒層の長手方向温度分布(△印)が平滑化していることが分る。この反応管102の外側の熱媒部の長手方向温度分布は、◇印で示す。また、図3(b)において、本実施の形態の反応管内部の触媒層の長手方向温度分布(点線)及び従来例(○印)をまとめて示す。図3(b)に示すように、従来例(○印)として示したものと比較して、実施例1の反応管102内の触媒層の長手方向温度分布(点線)が改善され、大幅に平滑化していることが分る。
この温度分布の平滑化は、触媒層の上流部に水素製造活性の低い触媒B112を充填したことにより、この部分におけるDME水蒸気改質反応が抑制され、この部分での温度低下が抑えられたこと、並びに触媒層の上流部での反応量が少ないために触媒層の下流においても原料のDME11がある程度の量存在し、かつ触媒層の下流部に水素製造活性の高い触媒A111を充填しておいたために、この部分でもDME水蒸気改質反応が起こり、反応管102の外部の熱媒温度より低い温度となり、温度分布が全体に平滑化したと考察される。この水素製造量、不純物濃度については以下の通りで、実施例1によれば、水素製造量が増加し、不純物濃度が低下することが示された。
実施例1 従来例
水素製造量[Nm/h] 1.7 1.4
一酸化炭素濃度[%] 0.3 2.0
メタン濃度[%] 0.05 1.3
本実施の形態によれば、改質反応器1に2種類の触媒A111及び触媒B112を充填し改質反応管に充填する触媒活性等の触媒の特性に分布を持たせることにより、この触媒層の長手方向温度分布を平滑化し、触媒寿命の延命、水素製造量の増加、製品水素純度の向上を図り、ジメチルエーテルを原料として低温で効率よく水素を製造することができる。
なお、上記実施の形態は、2層2種類の例で示したが、触媒の特性に応じて3層3種類以上に設定して上、下流部に本発明を適用することも可能である。
図7は、本発明の第2の実施の形態の改質反応器1の反応管102に充填する触媒層を示す模式図である。
本図は、図5の2種類の触媒A111、触媒B112の代わりに3種類の触媒A111、触媒C113、触媒D114を設けたものであり、図5と同一又は類似の部分には共通の符号を付すことにより、重複説明を省略する。
本図に示すように、反応管102内に触媒活性の異なる3種類の触媒を触媒層の上流部(上部)、中間部及び下流部(下部)に分けて充填する。この3種類の触媒は、図4において触媒特性に及ぼす温度の影響を示す触媒A111の他に、触媒C113、触媒D114から構成される。反応管102の上流部(上部)に充填する触媒C113は、触媒A111と触媒A111より熱伝導性が劣る粒子の混合物である。反応管102の下流部(下部)に充填する触媒D114は、触媒Aと触媒Aより熱伝導性が優る粒子の混合物である。この熱伝導性が劣る粒子としては、酸化ジルコニウムや酸化セリウム等のセラミックス類等を適用することができる。熱伝導性が優る粒子としては、鉄、銅、ニッケル、金、白金等の金属や炭化ケイ素等を適用することができる。
これらの触媒A111、触媒C113及び触媒D114を図7に示すように反応管102に充填して、DME・水蒸気混合ガス13を供給して水素製造特性を確認するために試験を行った。
この確認試験の結果、図3(b)に示すように、従来例(○印)として示したものと比較して、本実施の形態の反応管内部の触媒層の長手方向温度分布(点線)が平滑化していることが分る。すなわち、反応管102内部の触媒A111、触媒C113及び触媒D114の長手方向温度分布が平滑化し、水素製造量が増加し、不純物濃度が低下することが示された。
この長手方向温度分布の平滑化は、触媒層の上部には触媒C113を充填し、熱伝導性の悪い粒子を混合することにより、熱媒(供給)21から触媒C113への伝熱量を抑制して水蒸気改質反応が抑制され、この部分での温度低下が抑えられたと考察される。また、触媒層の上流部での反応量が少ないために触媒層の下流においても原料のDME11がある程度の量存在し、かつ触媒層の中間部に水素製造活性の高い触媒A111を充填しておいたために、この部分でDME水蒸気改質反応が起きたと推定することができる。
さらに、反応管102の下流部(下部)に触媒D114を充填することにより、熱伝導性に優る粒子を混合することで、熱媒(供給)21から触媒D114への伝熱が促進され、この部分でも水蒸気改質反応が起きたことにより、温度分布が全体的に平滑化したと考察することができる。また、水素製造量、不純物濃度についても、実施例2によれば、水素製造量が増加し、不純物濃度が低下することが示された。
本実施の形態によれば、改質反応器1に3種類の触媒A111、触媒C113及び触媒D114を充填し触媒活性等の触媒の特性に分布を持たせることにより、この触媒層の長手方向温度分布を平滑化し、触媒寿命の延命、水素製造量の増加、製品水素純度の向上を図り、ジメチルエーテルを原料として低温で効率よく水素を製造することができる。
なお、本実施の形態において、触媒C113の代わりに上記した触媒B112、触媒D114の代わりに触媒A111よりさらに水素製造活性が良い触媒を使用しても、同様の効果が得られ、温度分布が全体に平滑化し、水素製造量が増加し、不純物濃度を低下させることができる。
図8は、本発明の第3の実施の形態の改質反応器に係り、反応管内部の触媒層及び反応管外側の熱媒部の長手方向温度分布を示す説明図で、(a)は実施例3の特性図、(b)は比較例としての従来例の特性図である。
本実施の形態の改質反応器1においては、図2に示した反応管102の触媒層101に、図4(A)に示す触媒A111を充填し、図2に示すように原料ガスであるDME・水蒸気混合ガス13を触媒A111の上端から供給し下端から改質ガス15を抜き出している。また、熱媒21を反応管102の外側のジャケット部の上部に供給し下部から排出するように構成している。また、DME・水蒸気混合ガス13を触媒A111の下端から供給し上端から改質ガス15を抜き出している。
この触媒Aは、図4(A)に示すように、270℃から340℃の範囲にわたり水素製造活性が高く、特に310℃において水素製造量が最も多い活性を持つ。同時に300℃以上になると不純物の発生が急激に増加する特性を持つ。この不純物は、一酸化炭素やメタンである。
次に、触媒層の長手方向温度分布を平滑化について、図8を用いて説明する。
図8(b)に示すように、従来例においては、図2に示す改質反応器1を熱媒21で加熱するときに、反応管102内を流れるDME・水蒸気混合ガス13の流れ(△印)と反応管102の外側を流れる熱媒21の流れ(◇印)の向きが同一である。このときは、反応管内部の触媒層の長手方向温度分布(△印)は、この最高温度と最低温度との差が大きく、特に高温部分においては、触媒の耐熱性の観点から劣化が早くなったり、設計想定外の副反応が起きて製品純度が低下し製品水素製造量が低下したりするという傾向がみられる。
一方、図8(a)に示すように、実施例3においては、改質反応器1を熱媒21で加熱するときに、反応管102内を流れるDME・水蒸気混合ガス13の流れ(△印)と反応管102の外側を流れる熱媒21の流れの向きが逆である。このときは、反応管102内部の触媒層の長手方向温度分布(△印)が平滑化していることが分る。すなわち、図8(a)の実施例3の長手方向温度分布(△印)は、図8(b)に示す従来例(△印)に比較して大幅に改善されていることが分る。
また、本実施の形態において、水素製造量、不純物濃度についても、水素製造量が増加し、不純物濃度が低下することが示された。
なお、触媒活性等の触媒の特性の分布や触媒層の配置等によっては、この反応管102内を流れるDME・水蒸気混合ガス13の流れ(△印)と反応管102の外側を流れる熱媒21の流れの向きが同一の場合に、管内部の触媒層の長手方向温度分布(△印)が平滑化されることもある。
本実施の形態によれば、反応管102内を流れるDME・水蒸気混合ガス13の流れ(△印)と反応管102の外側を流れる熱媒21の流れを逆向き又は同方向とすることにより、この触媒層の長手方向温度分布を平滑化し、触媒寿命の延命、水素製造量の増加、製品水素純度の向上を図り、ジメチルエーテルを原料として低温で効率よく水素を製造することができる。
以上本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は、上述したような各実施の形態に何ら限定されるものではなく、各実施の形態の構成を組み合わせて、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の第1の実施の形態の水素製造装置の構成を示すブロック図。 図1の改質反応器の反応管の基本構成を示す縦断面図。 図2の反応管の長手方向温度分布を示す説明図で、(a)はその基本構成を示す縦断面図、(b)はその長手方向温度分布を示す特性図。 触媒特性に及ぼす温度の特性を示す説明図で、(a)はその触媒Aの特性図、(b)はその触媒Bの特性図。 本発明の第1の実施の形態の改質反応器の反応管に充填する触媒層を示す模式図。 本発明の第1の実施の形態の反応管内部の触媒層及び反応管外側の熱媒部の長手方向温度分布を示す実施例1の特性図。 本発明の第2の実施の形態の改質反応器の反応管に充填する触媒層を示す模式図。 本発明の第3の実施の形態の改質反応器に係り、反応管内部の触媒層及び反応管外側の熱媒部の長手方向温度分布を示す説明図で、(a)は実施例3の特性図、(b)は比較例としての従来例の特性図。
符号の説明
1…改質反応器、2…混合ガス予熱器、3…ジメチルエーテル(DME)予熱器、4…水予熱器、5…ジメチルエーテル(DME)気化器、6…水蒸気発生器、7…DME・水蒸気混合器、11…ジメチルエーテル(DME)、12…水、13…DME・水蒸気混合ガス、14…予熱されたDME・水蒸気混合ガス、15…改質ガス、16…改質ガス、17…水蒸気、21…熱媒(供給)、22…熱媒(出口)、23…熱媒(改質反応器出口)、101…触媒層、102…反応管、111…触媒A、112…触媒B、113…触媒C、114…触媒D。

Claims (8)

  1. ジメチルエーテルをガス状にするジメチルエーテル気化器と、
    水蒸気を発生させる水蒸気発生器と、
    前記ガス状のジメチルエーテル及び前記水蒸気を混合して混合ガスとするジメチルエーテル・水蒸気混合器と、
    前記混合ガスを所定の改質器供給温度に予熱する混合ガス予熱器と、
    触媒活性の異なる2種類以上の改質触媒が層状に充填され、この触媒層に前記予熱された混合ガスが導入される反応管を含む改質反応器と、
    を有し、
    前記触媒層は、2層以上で構成され、前記混合ガスの流れ方向の入口部を含む上流部には水素製造活性の低い前記改質触媒が充填され、かつこの出口部を含む下流部には水素製造活性の高い前記改質触媒が充填されてなること、を特徴とする水素製造装置。
  2. ジメチルエーテルをガス状にするジメチルエーテル気化器と、
    水蒸気を発生させる水蒸気発生器と、
    前記ガス状のジメチルエーテル及び前記水蒸気を混合して混合ガスとするジメチルエーテル・水蒸気混合器と、
    前記混合ガスを所定の改質器供給温度に予熱する混合ガス予熱器と、
    触媒活性の異なる2種類以上の改質触媒が層状に充填され、この触媒層に前記予熱された混合ガスが導入される反応管を含む改質反応器と、
    を有し、
    前記触媒層は、2層以上で構成され、前記混合ガスの流れ方向の入口部を含む上流部には前記改質触媒及びこの改質触媒より熱伝導性の劣る粒子が混合されて充填され、かつこの出口部を含む下流部には前記改質触媒及びこの改質触媒より熱伝導性の優る粒子が混合されて充填されてなること、を特徴とする水素製造装置。
  3. ジメチルエーテルをガス状にするジメチルエーテル気化器と、
    水蒸気を発生させる水蒸気発生器と、
    前記ガス状のジメチルエーテル及び前記水蒸気を混合して混合ガスとするジメチルエーテル・水蒸気混合器と、
    前記混合ガスを所定の改質器供給温度に予熱する混合ガス予熱器と、
    触媒活性の異なる2種類以上の改質触媒が層状に充填され、この触媒層に前記予熱された混合ガスが導入される反応管を含む改質反応器と、
    を有し、
    前記触媒層は、2層以上で構成され、前記混合ガスの流れ方向の入口部を含む上流部には前記改質触媒及びこの改質触媒より熱伝導性の劣る粒子が混合されて充填され、かつこの出口部を含む下流部には前記改質触媒が充填されてなること、を特徴とする水素製造装置。
  4. ジメチルエーテルをガス状にするジメチルエーテル気化器と、
    水蒸気を発生させる水蒸気発生器と、
    前記ガス状のジメチルエーテル及び前記水蒸気を混合して混合ガスとするジメチルエーテル・水蒸気混合器と、
    前記混合ガスを所定の改質器供給温度に予熱する混合ガス予熱器と、
    触媒活性の異なる2種類以上の改質触媒が層状に充填され、この触媒層に前記予熱された混合ガスが導入される反応管を含む改質反応器と、
    を有し、
    前記触媒層は、2層以上で構成され、前記混合ガスの流れ方向の入口部を含む上流部には前記改質触媒が充填され、かつこの出口部を含む下流部には前記改質触媒及びこの改質触媒より熱伝導性の優る粒子が混合されて充填されてなること、を特徴とする水素製造装置。
  5. 前記触媒層は、3層で構成され、水素製造活性の異なる3種類の改質触媒を使用し、前記混合ガスの流れ方向の上流部には水素製造活性の低い前記改質触媒が充填され、この中間部には水素製造活性が中間の改質触媒が充填され、この下流部には水素製造活性の高い改質触媒が充填されてなること、を特徴とする請求項1に記載の水素製造装置。
  6. 前記触媒層は、3層で構成され、前記混合ガスの流れ方向の上流部には前記改質触媒及びこの改質触媒より熱伝導性の劣る粒子が混合されて充填され、この中間部には前記改質触媒が充填され、この下流部には前記改質触媒及びこの改質触媒より熱伝導性の優る粒子が混合されて充填されてなること、を特徴とする請求項に記載の水素製造装置。
  7. 前記改質反応器を熱媒で加熱するときに、前記反応管内を流れる前記混合ガスと前記反応管の外側を流れる前記熱媒の流れの向きが同一であること、を特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の水素製造装置。
  8. 前記改質反応器を熱媒で加熱するときに、前記反応管内を流れる前記混合ガスと前記反応管の外側を流れる前記熱媒の流れの向きがであること、を特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の水素製造装置。
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