JP4476272B2 - 水素製造装置及び水素製造方法 - Google Patents
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Description
図1は、本実施例に係る水素製造装置の構成を示す概略図である。
図1に示すように、本実施例に係る水素製造装置10Aは、水素製造装置本体100a内に設けられ、原料ガスGを予備改質する予備改質触媒を有する予備改質触媒部107を内部に有し、前記原料ガスGを水素に改質し、生成された水素のみを回収する水素製造用反応管101と、前記水素製造装置本体100aに設けられ、前記水素製造用反応管101を加熱するバーナー113と、前記水素製造装置本体100a内に設けられ、前記原料ガスGに供給するためのスチーム11を発生するスチーム発生部12とからなるものであり、前記バーナー113が、前記水素製造用反応管101内に配される前記予備改質触媒部107と対向して設けられ、前記スチーム発生部12が、前記水素製造用反応管101と前記バーナー113との間に設けられてなるものである。
また、前記スチーム発生部12及び前記バーナー113は、前記水素製造用反応管101の下方の燃焼室102に設けられている。
図2は、本実施例に係る水素製造装置の構成を示す概略図である。
本実施例に係る水素製造装置は、実施例1に係る水素製造装置の構成と同様であるため、同一部材には同一の符号を付して重複した説明は省略する。
図2に示すように、本実施例に係る水素製造装置10Bは、図1に示す実施例1に係る水素製造装置10Aの前記スチーム発生部12及び前記バーナー113が、前記水素製造用反応管101と隔壁20を介して前記水素製造用反応管101の側方に設けられてなるものである。また、前記バーナー113から前記スチーム発生部12に供給される燃焼ガスの流量を制御するダンパー21を有してなるものである。
図中、符号22−1は、前記スチーム発生部12に供給される燃焼ガスのガス温度を測定する第一の温度計であり、符号22−2は、前記スチーム発生部12から放出される燃焼ガスのガス温度を測定する第二の温度計であり、符号22−3は、前記予備改質触媒部107の予備改質触媒での混合ガス105のガス温度を測定する第三の温度計を各々図示する。
また、前記ダンパー21で前記バーナー113から前記スチーム発生部12に流れる燃焼ガスの流量を制御することにより、燃焼ガスの流量を制御することができるため、前記スチーム発生部12から放出される燃焼ガスのガス温度の調整を行ない、前記水素製造用反応管101内の温度を調整することができる。
図3は、本実施例に係る水素製造装置の構成を示す概略図である。
本実施例に係る水素製造装置は、実施例1に係る水素製造装置の構成と同様であるため、同一部材には同一の符号を付して重複した説明は省略する。
図3に示すように、本実施例に係る水素製造装置10Cは、図1に示す実施例1に係る水素製造装置10Aの前記予備改質触媒部107が、前記水素製造用反応管101の外側に設けられてなるものである。また、前記水素製造用反応管101と前記スチーム発生部12との間に前記予備改質触媒部107を設けるようにしている。
図4は、本実施例に係る水素製造装置の構成を示す概略図である。
本実施例に係る水素製造用反応管は、実施例1乃至実施例3に係る水素製造装置の構成と同様であるため、同一部材には同一の符号を付して重複した説明は省略する。
図4に示すように、本実施例に係る水素製造装置10Dは、図2に示す実施例2に係る水素製造装置10Bの前記予備改質触媒部107が、前記水素製造用反応管101の外側に設けられてなるものである。
また、前記予備改質触媒部107の出口での前記混合ガス105の混合ガス出口温度Tpを600℃とし、前記水素分離膜モジュール109の入口での前記混合ガス105の混合ガス入口温度Tmを550℃とし、前記混合ガス105中のCH4、CO、CO2、H2、H2Oのそれぞれの熱量を表1に示す。
CH4 + 2H2O → CO2 + 4H2 ・・・(1)
CO2 + 4H2 → CH4 + 2H2O ・・・(2)
CO + 3H2 → CH4 + H2O −164.63kJ/mol ・・・(3)
CO2 + 4H2 → CH4 + 2H2O −241.82kJ/mol ・・・(4)
11 スチーム
12 スチーム発生部
13 水
20 隔壁
21 ダンパー
22−1 第一の温度計
22−2 第二の温度計
22−3 第三の温度計
G 原料ガス
100a 水素製造装置本体
101 水素製造用反応管
102 燃焼室
105 混合ガス
107 予備改質触媒部
113 バーナー
Tm 混合ガス入口温度
Tp 混合ガス出口温度
Claims (7)
- 水素製造装置本体内に設けられ、原料ガスを予備改質する予備改質触媒を有する予備改質触媒部を内部に有し、前記原料ガスを水素に改質し、生成された水素のみを回収する水素製造用反応管と、
前記水素製造装置本体に設けられ、前記水素製造用反応管を加熱する燃焼部と、
前記水素製造装置本体内に設けられ、前記原料ガスに供給するためのスチームを発生するスチーム発生部とからなるものであり、
前記燃焼部が、前記水素製造用反応管内に配される前記予備改質触媒部と対向して設けられ、
前記スチーム発生部が、前記水素製造用反応管と前記燃焼部との間に設けられてなるものであることを特徴とする水素製造装置。 - 水素製造装置本体内に設けられ、原料ガスを予備改質する予備改質触媒を有する予備改質触媒部を内部に有し、前記原料ガスを水素に改質し、生成された水素のみを回収する水素製造用反応管と、
前記水素製造装置本体に設けられ、前記水素製造用反応管を加熱する燃焼部と、
前記水素製造装置本体内に設けられ、前記原料ガスに供給するためのスチームを発生するスチーム発生部とからなるものであり、
前記スチーム発生部及び前記燃焼部が、前記水素製造用反応管と隔壁を介して設けられてなるものであることを特徴とする水素製造装置。 - 水素製造装置本体内に設けられ、原料ガスを水素に改質し、生成された水素のみを回収する水素製造用反応管と、
前記水素製造装置本体に設けられ、前記水素製造用反応管を加熱する燃焼部と、
前記水素製造装置本体内に設けられ、前記原料ガスに供給するためのスチームを発生するスチーム発生部と、
前記水素製造用反応管の外側に設けられ、前記原料ガスを予備改質する予備改質触媒を有する予備改質触媒部とからなるものであり、
前記燃焼部が、前記水素製造装置本体内に配される前記予備改質触媒部と対向して設けられ、
前記スチーム発生部が、前記水素製造用反応管と前記燃焼部との間に設けられてなるものであることを特徴とする水素製造装置。 - 水素製造装置本体内に設けられ、原料ガスを水素に改質し、生成された水素のみを回収する水素製造用反応管と、
前記水素製造装置本体に設けられ、前記水素製造用反応管を加熱する燃焼部と、
前記水素製造装置本体内に設けられ、前記原料ガスに供給するためのスチームを発生するスチーム発生部と、
前記水素製造用反応管の外側に設けられ、前記原料ガスを予備改質する予備改質触媒を有する予備改質触媒部とからなるものであり、
前記燃焼部が、前記水素製造装置本体内に配される前記予備改質触媒部と対向して設けられ、
前記スチーム発生部及び前記燃焼部が、前記水素製造用反応管と隔壁を介して設けられてなるものであることを特徴とする水素製造装置。 - 請求項3又は4において、
前記燃焼部から前記スチーム発生部に供給される燃焼ガスの流量を制御するダンパーを有してなるものであることを特徴とする水素製造装置。 - 請求項1乃至5の何れか一つにおいて、
前記水素製造用反応管が、前記原料ガスを水素に改質する改質触媒部と、水素のみを選択的に透過する水素分離膜を有する水素分離膜モジュールとからなるものであることを特徴とする水素製造装置。 - 請求項1乃至6の何れか一つの水素製造装置を用いて水素の製造を行なうことを特徴とする水素製造方法。
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