JP5132173B2 - 医療費控除申請支援プログラム、該装置、該方法 - Google Patents

医療費控除申請支援プログラム、該装置、該方法 Download PDF

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Description

本発明は、医療費控除についてのデータ管理に関する。
納税者が自分自身または自分と生計を1つにする配偶者やその他の親族のために医療費を支払った場合、一定の金額の所得控除、すなわち医療費控除を受けることができる。医療費控除の対象となるのは、年間(1/1〜12/31)を通じて支払った金額が10万円を超えた場合であり、医療費控除申請にあたっては証拠資料として医療費支払いの領収書が必須である。
ところが、医療費控除申請に備えて領収書を保存しておくことは、つい忘れやすく、またそもそもどういった支払いが医療費に該当するかを分からないため、必要な領収書を捨ててしまうことが多い。また、領収書の再発行してもらうことは非常に難しい。
そこで、従来、医療費控除の適用を受けるための医療費支出を管理するシステムが開示されている(例えば、特許文献1)。特許文献1では、医療に関する費用の支払い時、領収した旨の支出証明が発行され、この支払い証明が医療データとして記録されるシステムが開示されている。このシステムによれば、医療に関する費用の支出に伴うデータ入力を医院や病院等の診療施設、処方箋による調剤等を行う薬局、通院手段等を提供するタクシー会社等の、医療費支出の対象となるあらゆる施設や機関等に備えられたデータ処理端末を用いて行い、その入力されたデータは医療データ管理センタへ送信されて管理されるので、医療費控除の適用を受けるための医療費の支払い証明を行うことができる。
特開2001−312556号公報
医療費控除の適用対象となる医療費等は、規定された条件に適合したものでなければならないことから、支払ったものが医療費控除の適用対象となるか否かを、支払い者が正確に判断するのは容易ではなかった。そこで、とりあえず全ての領収書を保管しておき、それら全部を用いて税務署に医療費控除申請して税務署から指導を受けながら申請し直している場合もある。
しかしながら、受け取った全ての領収書を一定期間紛失することなく保管するのは困難である。
また、特許文献1では、医療に関する費用の支払い時に発行される領収した旨の支出証明を医療データとして医療データ管理センタのDBに記録・蓄積するために、医院や病院等の診療施設、処方箋による調剤等を行う薬局、通院手段等を提供するタクシー会社等の、医療費支出の対象となる施設や機関等に備えられたデータ処理端末を用いて、データを入力する必要があった。したがって、あらゆる機関に医療データ管理センタと通信可能なデータ処理端末を設置しなければならず、そのためのインフラ整備が必要であり、容易にシステムを構築できなかった。
上記課題に鑑み、本発明では、医療費控除の対象となる可能性のある領収書を保管すべきことを、組合員に容易にかつ適切に通知することを目的とする。
本発明にかかる、医療費控除申請を支援する処理をコンピュータに実行させる医療費控除申請支援プログラムは、前記コンピュータに、所定の保険組合の組合員(組合員には、当該組合員の扶養家族も含む)のレセプトデータを入力インターフェースにより受信し、前記受信したレセプトデータをメモリに格納し、前記メモリに格納した前記レセプトデータから、受診日と、診断された病気種に関連する医療費項目である関連医療費項目を読み出し、前記読み出した受診日と現在日時とに基づいて、前記レセプトデータが当年の最終分でないと判定された場合、前記関連医療費項目に関する領収書を保管しておく旨の情報を前記組合員の連絡先アドレスに電子メールで通信インターフェースにより送信する、処理を実行させ、前記関連医療費項目の取得において、前記コンピュータに、前記メモリに格納した前記レセプトデータから、前記診断された病気種の情報を読み出し、病気種と、該病気種に起因して発生する前記関連医療費項目とが関係付けられた病気種関連医療項目情報が格納された病気種関連医療項目情報格納装置から、該診断された病気種に対応する前記関連医療費項目を読み出す処理を実行させることを特徴とする。
このように構成することにより、医療費控除の対象となる可能性のある領収書を保管すべきことを、組合員に容易にかつ適切に通知することができる。
また、このように構成することにより、病気種と関連する医療費支払い項目を取得することができる。
前記コンピュータに、さらに、前記メモリに格納した前記組員のレセプトデータが当年の最終分のレセプトデータである場合、前記組合員の当年1月からの給与が累積加算された所得と、該組合員の連絡先と、該組合員が医療機関に実際に支払った当年1月からの医療費が累積加算された医療費累計額と、当年1月から累積加算された前記関連医療費項目に基づく金額である関連医療費累計額との情報を含む組合員情報が格納された組合員情報格納装置から該組合員情報を読み出し、前記読み出した組合員情報に基づいて、医療費控除額を推定前記推定した医療費控除額が1円未満の場合、医療費控除が受けられない旨または保管してある領収書を廃棄してもよい旨の情報を、前記組合員の連絡先アドレスに電子メールで通信インターフェースにより送信する処理を実行させることを特徴とする。
このように構成することにより、医療費控除額の概算額を算出することができる。
本発明にかかる、医療費控除申請を支援する医療費控除申請支援装置は、所定の保険組合の組合員(組合員には、当該組合員の扶養家族も含む)のレセプトデータを受信するレセプトデータ受信手段と、前記受信したレセプトデータを格納するレセプトデータ格納手段と、前記レセプトデータ格納手段に格納したレセプトデータから、受診日と、診断された病気種に関連する医療費項目である関連医療費項目を読み出す病気種関連医療費項目読出手段と、病気種と、該病気種に起因して発生する前記関連医療費項目とが関係付けられた病気種関連医療項目情報が格納された病気種関連医療項目情報格納手段と、前記読み出した受診日と現在日時とに基づいて、前記レセプトデータが当年の最終分でないと判定された場合、前記関連医療費項目に関する領収書を保管しておく旨の情報を前記組合員の連絡先アドレスに電子メールで送信する送信手段と、を備え、前記病気種関連医療費項目読出手段は、前記レセプトデータ格納手段に格納した前記レセプトデータから、前記診断された病気種の情報を読み出し、前記病気種関連医療項目情報格納手段から、該診断された病気種に対応する前記関連医療費項目を読み出すことを特徴とする。
このように構成することにより、医療費控除の対象となる可能性のある領収書を保管すべきことを、組合員に容易にかつ適切に通知することができる。
本発明にかかる、コンピュータが医療費控除申請を支援する処理を行う医療費控除申請支援方法において、前記コンピュータは、所定の保険組合の組合員(組合員には、当該組合員の扶養家族も含む)のレセプトデータを入力インターフェースにより受信し、前記受信したレセプトデータをメモリに格納し、前記メモリに格納した前記レセプトデータから、受診日と、診断された病気種に関連する医療費項目である関連医療費項目を読み出し、前記読み出した受診日と現在日時とに基づいて、前記レセプトデータが当年の最終分でないと判定された場合、前記関連医療費項目に関する領収書を保管しておく旨の情報を前記組合員の連絡先アドレスに電子メールで通信インターフェースにより送信し、前記関連医療費項目の読み出し、前記コンピュータは、前記メモリに格納した前記レセプトデータから、前記診断された病気種の情報を読み出し、病気種と、該病気種に起因して発生する前記関連医療費項目とが関係付けられた病気種関連医療項目情報が格納された病気種関連医療項目情報格納装置から、該診断された病気種に対応する前記関連医療費項目を読み出すことを特徴とする。
このように構成することにより、医療費控除の対象となる可能性のある領収書を保管すべきことを、組合員に容易にかつ適切に通知することができる。
本発明を用いることにより、医療費控除の対象となる可能性のある領収書を保管すべきことを、組合員に容易にかつ適切に通知することができる。
図1は、本発明にかかる医療費控除対象領収書通知装置の構成概要を示す。当該医療費控除申請支援装置1は、医療費控除申請を支援するものである。医療費控除対象領収書通知装置1は、レセプトデータ取得手段2、病気種関連医療費項目取得手段3、通知手段4
、医療費控除額推定手段5、医療費控除可能性判定手段6、病気種関連医療項目情報格納手段7、組合員情報格納手段8を備える。
病気種関連医療項目情報格納手段7には、病気種と、該病気種に起因して発生する前記関連医療費項目とが関係付けられた病気種関連医療項目情報が格納されている。
組合員情報格納手段8には、前記組合員の当年1月からの給与が累積加算された所得と、該組合員の連絡先と、該組合員が医療機関に実際に支払った当年1月からの医療費が累積加算された医療費累計額と、当年1月から累積加算された前記関連医療費項目に基づく金額である関連医療費累計額との情報を含む組合員情報が格納されている。
レセプトデータ取得手段2は、所定の保険組合の組合員(組合員には、当該組合員の扶養家族も含む)のレセプトデータを取得する。
病気種関連医療費項目取得手段3は、前記取得したレセプトデータに含まれる診断された病気種に関連する医療費項目である関連医療費項目を取得する。より具体的には、病気種関連医療費項目取得手段3は、前記レセプトデータから前記診断された病気種の情報を取得し、病気種関連医療項目情報格納手段7から該診断された病気種に対応する前記関連医療費項目を取得する。
通知手段4は、前記関連医療費項目に関する領収書を保管しておく旨を前記組合員に通知する。
医療費控除額推定手段5は、前記取得したレセプトデータが当年12月分のレセプトデータである場合、前記組合員情報に基づいて、前記医療費控除額を推定する。より具体的には、医療費控除額推定手段5は、前記所得がk(k:所定の整数)万円以上の場合には、前記医療費累計額から前記関連医療費累計額とm(m:所定の整数)万円を差し引いて得られた金額を前記医療費控除額と推定し、前記所得がk万円未満の場合には、前記医療費累計額から前記関連医療費累計額と該所得のn(n:所定の整数)%の金額とを差し引いて得られた金額を前記医療費控除額と推定する。
医療費控除可能性判定手段6は、前記推定された医療費控除額に基づいて、医療費控除の可能性があるか否かを判定する。前記医療費控除の可能性がある場合には、通知手段4は、その旨を前記組合員に通知する。
このように構成することにより、医療費控除の対象となる可能性のある領収書を保管すべきことを、組合員に容易にかつ適切に通知することができる。また、病気種と関連する医療費支払い項目を取得することができる。また、医療費控除額の概算額を算出することができる。
以下では、本発明の実施形態にかかる組合保険システムについて詳述する。
図2は、本実施形態における医療費控除申請対応の組合保険システムの概念構成図である。各組合は、組合員(組合員には同保険に含まれる組合員の家族も含む。以下、本明細書において同じである。)の受診記録(医療機関名、病気種、医療機関に支払った金額)をデータベース(以下、DBと称する)に記録している。
医療費控除の対象となるのは、組合員及び生計を1つにする家族が、年間(1/1〜12/31)を通じて支払った金額が(保険などで補填される金額を除き)10万円超えた場合の医療費であり、上限は200万円である。
(1年間の家族全員の医療費の総額)−(保険金などで補てんされる金額)=A
A−(10万円または所得が200万円未満の場合には所得金額の5%)
=医療費控除額
医療費控除額×所得税率×0.8=還付金
同図において、組合保険システム11は、組合員のユーザ端末(例えば、パーソナルコンピュータ、PDA、携帯電話等)31、会社システム32、及び医療機関システム33等とネットワーク34を介して通信可能である。
会社システム32は、組合員が所属する会社の情報処理システムである。組合員の給与データ42が、月に一度、会社システム32から保険組合システム11へ送られる。
医療機関は月に一度、月1日〜末日分のレセプト(診療報酬明細書)に基づいて、「公的医療保険運営者」(以降、保険組合)に支払いを請求する。したがって、レセプトデータ(診療報酬明細書データ)は月に一度、医療機関システム33から保険組合システム11に送られる。
組合保険システム11は、レセプトデータ受付部12、関連医療費算出部13、除外金額算出部14、医療費控除可能性判定部15、通知部16、給与データ受付部17、補填情報受付部18、受診記録DB19、組合員情報DB20、病気種関連医療項目DB21から構成される。
受診記録DB19は、組合員及びその扶養家族の保険診療の記録(各人の病気種と医療費など)を保有する。
組合員情報DB20は、各組合員の連絡先、図示されない扶養家族情報、組合からの出産育児一時金等の支払い等の控除金額算出時の除外すべき金額の記録、年間所得の分かる給与情報を保有する。
病気種関連医療項目DB21は、病気種と関連する医療費支払い項目およびその一般金額を保有する。病気種と関連する医療費支払い項目とは、医師等による診療、治療、施術、または分娩の介助を受けるために直接必要なもの(例えば通院費、医師等の送迎費、入院の部屋代・食事代、コルセット等の医療用器具等の購入代やその賃借料で通常必要なもの、義手、義足、松葉杖、義歯などの購入費など)である。
レセプトデータ受付部12は、医療機関システム33より送信されたレセプトデータ41を受け付ける。
関連医療費算出部13は、レセプトデータから病気種名を取得し、その病気種名をキーとして病気種関連医療項目DB21を検索して、その病気種名に関連して発生している可能性のある医療費項目及びその金額を取得する。
除外金額算出部14は、医療機関へ支払った医療費と、関連医療費算出部13により取得された医療費項目の一般金額とに基づいて、医療費控除額の予測金額を算出する。
医療費控除可能性判定部15は、除外金額算出部14により算出された医療費控除額の予測金額に基づいて、医療費控除の可能性があるか否かを判定する。
通知部16は、関連医療費算出部13により取得された医療費項目に関する領収書を保管して置く旨や、医療費控除の可能性がある旨の領収書保管案内44をe−メールや郵送等のメディアで組合員に通知する。
給与データ受付部17は、組合員の所属する会社から給与データを受信し、給与データ中の給与額を組合員情報DBの20該当組合員の給与情報欄に反映(年間所得額が分かるように加算していくなど)する。
補填情報受付部18は、補填請求データ43や補填金受領報告データ44の補填に関するデータを受け付ける。補填請求データ43は、健康保険組合や共済組合などから支給さ
れる出産育児一時金や家族出産育児一時金又は、出産費や配偶者出産費をその組合に申請する申請データである。補填金受領報告データ44は、生命保険会社など組合保険とは別機関から補填相当の支払いを受けた補填金受領の報告データ(組合員の自己報告によるデータ)である。
保険組合システム11は、以下の機能を有する。
(1)控除対象医療費概算機能
レセプトデータを収集し、そのレセプトデータを受診記録DB19に反映後に、受診記録DB19を参照し組合員及びその扶養家族の1/1以降の医療費を集計する。レセプトデータから診断された病気種情報を取得し、病気種関連医療項目DB21を参照してその病気種に関連して発生している可能性のある医療費を取得して上記集計した医療費に加算する。さらに、組合員情報DB20を参照し、上記医療費から控除金額算出時の除外すべき金額の支払い金額を減算し、概算の控除対象医療費とする。なお、計算対象は各組合員(および扶養家族)単位で行われる。
(2)関連医療費領収書保管案内機能
(2−1)関連医療抽出機能
上記(1)において取得した病気種に関連して発生する可能性のある医療費項目(及びその一般金額)項目を、病気種関連医療項目DB21から読み取る。なお、上記(1)の処理時に兼ねてもよい。
(2−2)領収書保管案内機能
当該組合員に、上記(2−1)で取得した関連する医療費項目の領収書を保管しておくよう、e−メールなどで案内する。
(2−3)例外処理
年間(1/1〜12/31)支払いの最終レセプトにおいて新たに追加された病気種があれば、それに関連する医療費項目の一般金額を、上記(1)で算出した概算の控除対象医療費に加算する。そして、その概算された医療費が10万円に明らかに達しない場合は、上記(2−2)を行わない。
図3は、本実施形態におけるレセプトデータ41のデータ構造例を示す。レセプトデータ41は、医療機関システム33より送信される。レセプトデータ41は、「組合員ID」41a、「病名」41b、「医療費」41c、「受診日」41d等のデータ項目から構成される。
「組合員ID」41aは、組合員を識別するためのIDを示す。「病名」41bは、医療機関で診断された病名を示す。「医療費」41cは、組合員が医療機関に実際に支払った金額を示す。「受診日」41dは、受診した日付を示す。
図4は、本実施形態における給与データ42のデータ構造例を示す。給与データ42は、会社システム32より送信される。給与データ42は、「組合員ID」42a、「給与額」42bのデータ項目から構成される。「給与額」42bは、組合員の給与額(月額)を示す。
図5は、本実施形態における補填請求データ43のデータ構造例を示す。補填請求データ43は、健康保険組合や共済組合などに対して、出産育児一時金や家族出産育児一時金又は、出産費や配偶者出産費等の補填金を請求する際に発生するデータである。
補填請求データ43は、「組合員ID」43a、「補填理由」43b、「補填額」43cのデータ項目から構成される。「補填理由」43bは、出産育児一時金や家族出産育児
一時金又は、出産費や配偶者出産費等の補填理由を示す。「補填額」43cは、補填される金額を示す。
図6は、本実施形態における補填金受領報告データ44のデータ構造例を示す。補填金受領報告データ44は、組合員が生命保険会社などの組合保険とは別機関から補填相当の支払いを受けたこと(補填金受領)を報告するデータである。
補填請求データ44は、「組合員ID」44a、「補填理由」44b、「補填額」44cのデータ項目から構成される。「補填理由」44bは、生命保険契約などで支給された入院費給付金等の補填理由を示す。「補填額」44cは、補填した金額を示す。
図7は、本実施形態における組合員情報DB20のデータ構造例を示す。組合員情報DB20は、「組合員ID」20a、「連絡先アドレス」20b、「支払い済み医療費」20c、「給与情報」20d、「補填額」20eのデータ項目から構成される。
「連絡先アドレス」20bは、「組合員ID」20aにより特定される組合員のメールアドレスを示す。「支払い済み医療費」20cは、1月から現在までの支払い済みの医療費の累計を示す。「給与情報」20dは、1月から現在までの給与の累計を示す。「補填額」20eは、1月から現在までの補填額の累計を示す。
なお、「支払い済み医療費」20c、「給与情報」20d、「補填額」20eは、例えば毎年1月1日に初期化されるデータ項目である。
図8は、本実施形態における受診記録DB19のデータ構造例を示す。受診記録DB19は、「組合員ID」19a、「受診日1」19b、「病院ID1」19c、「病名1」19d、「医療費」19e、等のデータ項目から構成される。
「受診日1」19bは、医療機関へ受診した日付を示す。「病院ID1」19cは、受診した医療機関を識別するIDを示す。「病名1」19dは、診断された病名を示す。「医療費」19eは、組合員が実際に支払った医療費を示す。
図9は、本実施形態における病気種関連医療項目DB21のデータ構造例を示す。病気種関連医療項目DB21は、「病名」21a、「関連する医療費項目1」21b、「一般金額1」21c等のデータ項目から構成される。
「関連する医療費項目1」21bは、「病名」21aに関連して発生する可能性のある医療費項目を示す。「一般金額1」21cは、「関連する医療費項目1」21bの一般的な金額を示す。
図10は、本実施形態における組合保険システム11の全体フローを示す。本フローを実現するプログラムが組合保険システム11を構成するコンピュータのHDD(ハードディスクドライブ)にインストールされている。そのコンピュータのCPU(中央演算処理装置)は、そのプログラムを読み込んでメモリに展開し、そのプログラムを実行させ、以下の処理を行う。
まず、ネットワーク34または手入力または所定の記憶媒体を介して、組合保険システム11に、レセプトデータ41、給与データ42、補填請求データ43、または補填金受領報告データ44のいずれかのデータが入力される(ステップ1。以下、ステップを「S」と称する。)。
S1で受け付けたデータがレセプトデータ41の場合には(S2で「Yes」へ進む)
、医療費控除関連処理(S5)が実行される。また、S1で受け付けたデータが給与データ42の場合には(S3で「Yes」へ進む)、給与データ関連処理(S6)が実行される。また、S1で受け付けたデータが補填請求データ43の場合には(S4で「Yes」へ進む)、補填請求データ関連処理(S7)が実行される。また、S1で受け付けたデータが補填金受領報告データ44の場合には(S4で「No」へ進む)、補填金受領報告データ関連処理(S8)が実行される。
図11は、給与データ関連処理(S6)の詳細を示す。S1で受け付けたデータが給与データ42の場合、給与データ42中の「給与額」42bを組合員情報DB20の該当組合員IDのレコードの「給与情報」20dに加算する(S6−1)。
図12は、補填請求データ関連処理(S7)の詳細を示す。S1で受け付けたデータが補填請求データ43の場合、請求した組合員への補填金支払いに関する処理など通常の補填処理を実施する(S7−1)。その後、補填請求データ43の「補填額」43cを読み取り、組合員情報DB20の該当組合員IDのレコードの「補填額」20eに加算する(S7−2)。
図13は、補填金受領報告データ関連処理(S8)の詳細を示す。S1で受け付けたデータが補填金受領報告データ44の場合、補填金受領報告データ44中から「補填額」44cを読み取り、組合員情報DB20の該当組合員IDのレコードの「補填額」20eに加算する(S8−1)。
図14は、医療費控除関連処理(S5)の詳細を示す。まず、医療機関への支払い処理、受信記録DB19への記録など従来通りのレセプト処理を実施する(S5−1)。
次に、レセプトデータ41から「組合員ID」41a、「病名」41b、「医療費」41cを読取る(S5−2)。読取った「病名」41bをキーにして、病気種関連医療項目DB21を検索し、「関連する医療費項目」21b,21dとその「一般金額」21c,21eを抽出する(S5−3)。
次に、組合員情報DB20の該当する組合員IDのレコードの「支払い済み医療費」20cへS5−2で取得した「医療費」41cとS5−3で取得した「一般金額」21c,21eを加算する(S5−4)。
次に、当該レセプトデータ41が本年の最終分か判断するために、例えば現在日時などの情報を取得する(S5−5)。その取得した情報に基づいて、当該レセプトデータが12月(最終)分のレセプトデータであるか否かを判断する(S5−6)。
当該レセプトデータが12月(最終)分のレセプトデータでない場合(S5−6で「No」へ進む)、組合員情報DB20の該当組合員IDをもつレコードから「連絡先アドレス」20bを読取る(S5−7)。それら、「関連する医療費項目の領収書を保管しておくこと」旨を案内する文面のeメールを該当組合員IDに対応する「連絡先アドレス」20bへ発信する(S5−8)。
当該レセプトデータが12月(最終)分のレセプトデータである場合(S5−6で「Yes」へ進む)、12月分レセプトデータ関連処理(S5−9)が実行される。
図15は、12月分レセプトデータ関連処理(S5−9)の詳細を示す。まず、組合員情報DB20の該当組合員IDをもつレコードの「給与情報」20dから、年間所得額を読取る(S5−9−1)。
その読み取った年間所得が200万円未満か否かを判断する(S5−9−2)。年間所
得が200万円以上の場合(S5−9−2で「No」へ進む)、10万円を判定パラメータJに代入する。年間所得が200万円未満の場合(S5−9−2で「Yes」へ進む)、年間所得額の5%を判定パラメータJに代入する(S5−9−4)。
次に、組合員情報DB20の該当する組合員IDのレコードの「支払い済み医療費」20cと「補填額」20eを読取る(S5−9−5)。そして、(「支払い済み医療費」20c−「補填額」20e)−(判定パラメータJ)を計算し、その算出した値を見込医療費控除額Eとする(S5−9−6)。
次に、見込医療費控除額Eが1(円)以上か否かを判断する(S5−9−7)。見込医療費控除額Eが1(円)未満の場合(S5−9−7で「No」へ進む)、本フローは終了する。なお、この場合、医療費控除が受けられない旨や保管してある領収書を廃棄してもよい旨をe−メールで通知してもよい。
見込医療費控除額Eが1(円)以上の場合(S5−9−7で「Yes」へ進む)、組合員情報DB20の該当組合員IDをもつレコードから、「連絡先アドレス」20bを読取る(S5−9−8)。
それから、「関連する医療費項目の領収書を保管しておくこと」と「医療費控除できる可能性があること」を案内する文面のeメールをその「連絡先アドレス」20bへ発信する(S5−9−9)。
図16は、本実施形態における組合保険システム11のハードウェア環境の構成ブロック図である。同図において組合保険システム11は、CPU52、リードオンリメモリ(ROM)53、ランダムアクセスメモリ(RAM)56、通信インターフェース(以下、インターフェースをI/Fという)54、記憶装置57、出力I/F51、入力I/F55、可搬型記憶媒体の読み取り装置58、およびこれらの全てが接続されたバス59、出力I/F51に接続している出力装置60、入力I/F55に接続している入力装置61によって構成されている。
記憶装置57としてはハードディスク、磁気ディスクなど様々な形式の記憶装置を使用することができる。このような記憶装置57、またはROM53には、上記の実施形態で用いたフローのプログラムが格納されている。また、記憶装置57には、受診記録DB19、組合員情報DB20、病気種関連医療項目DB21が格納されている。
本実施形態にかかるプログラムは、プログラム提供者側からネットワーク34、および通信I/F54を介して、例えば記憶装置57に格納してもよい。また、このプログラムは、市販され、流通している可搬型記憶媒体に格納され、読み取り装置58にセットされて、CPU52によって実行してもよい。可搬型記憶媒体としてはCD−ROM、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、ICカードなど様々な形式の記憶媒体を使用することができ、このような記憶媒体に格納されたプログラムが読み取り装置98によって読み取られる。
また、入力装置61には、キーボード、マウス、または電子カメラ、マイク、スキャナ、センサ、タブレットなどを用いることが可能である。また、出力装置60には、ディスプレイ、プリンタ、スピーカなどを用いることが可能である。また、ネットワーク34は、インターネット、LAN、WAN、専用線、有線、無線等の通信網であってよい。
本実施形態によれば、医療費控除申請に備えて領収書を保管すべきことを組合員に適切に通知することができる。また、年間を通して10万円(医療費控除対象の最低金額)に
達しない場合に無駄な通知はしないようにする(被保険者、組合員向けサービスの向上)。また、保険者サービスの向上により組合に加入事業所の増加を期待できる。
なお、本発明は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または態様を取ることができる。また、現行制度では、10万円(医療費控除対象の最低金額)、年間所得200万円、200万円未満の場合の5%等の数値で設定されているので本実施形態でもその数値を例に説明したが、制度が変更されて、これらの数値が変更された場合には、上記実施形態はその変更された数値で適用されることは言うまでもない。
(付記1) 医療費控除申請を支援する処理をコンピュータに実行させる医療費控除申請支援プログラムであって、
所定の保険組合の組合員(組合員には、当該組合員の扶養家族も含む)のレセプトデータを取得するレセプトデータ取得処理と、
前記取得したレセプトデータに含まれる診断された病気種に関連する医療費項目である関連医療費項目を取得する病気種関連医療費項目取得処理と、
前記関連医療費項目に関する領収書を保管しておく旨を前記組合員に通知する通知処理と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする医療費控除申請支援プログラム。
(付記2) 前記病気種関連医療費項目取得処理は、前記レセプトデータから前記診断された病気種の情報を取得し、病気種と、該病気種に起因して発生する前記関連医療費項目とが関係付けられた病気種関連医療項目情報が格納された病気種関連医療項目情報格納装置から、該診断された病気種に対応する前記関連医療費項目を取得する
ことを特徴とする付記1に記載の医療費控除申請支援プログラム。
(付記3) 前記医療費控除申請支援プログラムは、さらに、
前記取得したレセプトデータが当年12月分のレセプトデータである場合、前記組合員の当年1月からの給与が累積加算された所得と、該組合員の連絡先と、該組合員が医療機関に実際に支払った当年1月からの医療費が累積加算された医療費累計額と、当年1月から累積加算された前記関連医療費項目に基づく金額である関連医療費累計額との情報を含む組合員情報に基づいて、前記医療費控除額を推定する医療費控除額推定処理、
をコンピュータに実行させることを特徴とする付記1に記載の医療費控除申請支援プログラム。
(付記4) 前記医療費控除額推定処理は、前記所得がk(k:所定の整数)万円以上の場合には、前記医療費累計額から前記関連医療費累計額とm(m:所定の整数)万円を差し引いて得られた金額を前記医療費控除額と推定し、前記所得がk万円未満の場合には、前記医療費累計額から前記関連医療費累計額と該所得のn(n:所定の整数)%の金額とを差し引いて得られた金額を前記医療費控除額と推定する
ことを特徴とする付記3に記載の医療費控除申請支援プログラム。
(付記5) 前記医療費控除申請支援プログラムは、さらに、
前記推定された医療費控除額に基づいて、医療費控除の可能性があるか否かを判定する医療費控除可能性判定処理
をコンピュータに実行させることを特徴とする付記3に記載の医療費控除申請支援プログラム。
(付記6) 前記通知処理は、前記医療費控除の可能性がある場合には、さらに、その旨を前記組合員に通知する
ことを特徴とする付記5に記載の医療費控除申請支援プログラム。
(付記7) 医療費控除申請を支援する医療費控除申請支援装置であって、
所定の保険組合の組合員(組合員には、当該組合員の扶養家族も含む)のレセプトデータを取得するレセプトデータ取得手段と、
前記取得したレセプトデータに含まれる診断された病気種に関連する医療費項目である関連医療費項目を取得する病気種関連医療費項目取得手段と、
前記関連医療費項目に関する領収書を保管しておく旨を前記組合員に通知する通知手段と、
を備えることを特徴とする医療費控除申請支援装置。
(付記8) 前記医療費控除申請支援装置は、さらに、
病気種と、該病気種に起因して発生する前記関連医療費項目とが関係付けられた病気種関連医療項目情報が格納された病気種関連医療項目情報格納手段を備え、
前記病気種関連医療費項目取得手段は、前記レセプトデータから前記診断された病気種の情報を取得し、前記病気種関連医療項目情報格納手段から該診断された病気種に対応する前記関連医療費項目を取得する
ことを特徴とする付記7に記載の医療費控除申請支援装置。
(付記9) 前記医療費控除申請支援装置は、さらに、
前記組合員の当年1月からの給与が累積加算された所得と、該組合員の連絡先と、該組合員が医療機関に実際に支払った当年1月からの医療費が累積加算された医療費累計額と、当年1月から累積加算された前記関連医療費項目に基づく金額である関連医療費累計額との情報を含む組合員情報が格納された組合員情報格納手段と、
前記取得したレセプトデータが当年12月分のレセプトデータである場合、前記組合員情報に基づいて、前記医療費控除額を推定する医療費控除額推定手段と、
を備えることを特徴とする付記7に記載の医療費控除申請支援装置。
(付記10) 前記医療費控除額推定手段は、
前記所得がk(k:所定の整数)万円以上の場合には、前記医療費累計額から前記関連医療費累計額とm(m:所定の整数)万円を差し引いて得られた金額を前記医療費控除額と推定し、前記所得がk万円未満の場合には、前記医療費累計額から前記関連医療費累計額と該所得のn(n:所定の整数)%の金額とを差し引いて得られた金額を前記医療費控除額と推定する
ことを特徴とする付記9に記載の医療費控除申請支援装置。
(付記11) 前記医療費控除申請支援装置は、さらに、
前記推定された医療費控除額に基づいて、医療費控除の可能性があるか否かを判定する医療費控除可能性判定手段
を備えることを特徴とする付記9に記載の医療費控除申請支援装置。
(付記12) 前記通知手段は、前記医療費控除の可能性がある場合には、さらに、その旨を前記組合員に通知する
ことを特徴とする付記11に記載の医療費控除申請支援装置。
(付記13) 医療費控除申請を支援する医療費控除申請支援方法であって、
所定の保険組合の組合員(組合員には、当該組合員の扶養家族も含む)のレセプトデータを取得し、
前記取得したレセプトデータに含まれる診断された病気種に関連する医療費項目である関連医療費項目を取得し、
前記関連医療費項目に関する領収書を保管しておく旨を前記組合員に通知する、
ことを特徴とする医療費控除申請支援方法。
(付記14) 前記関連医療費項目を取得する場合、前記レセプトデータから前記診断された病気種の情報を取得し、病気種と、該病気種に起因して発生する前記関連医療費項目とが関係付けられた病気種関連医療項目情報が格納された病気種関連医療項目情報格納装置から、該診断された病気種に対応する前記関連医療費項目を取得する
ことを特徴とする付記13に記載の医療費控除申請支援方法。
(付記15) 前記医療費控除申請支援方法は、さらに、
前記取得したレセプトデータが当年12月分のレセプトデータである場合、前記組合員の当年1月からの給与が累積加算された所得と、該組合員の連絡先と、該組合員が医療機関に実際に支払った当年1月からの医療費が累積加算された医療費累計額と、当年1月から累積加算された前記関連医療費項目に基づく金額である関連医療費累計額との情報を含む組合員情報に基づいて、前記医療費控除額を推定する、
ことを特徴とする付記13に記載の医療費控除申請支援方法。
(付記16) 前記医療費控除額を推定する際、前記所得がk(k:所定の整数)万円以上の場合には、前記医療費累計額から前記関連医療費累計額とm(m:所定の整数)万円を差し引いて得られた金額を前記医療費控除額と推定し、前記所得がk万円未満の場合には、前記医療費累計額から前記関連医療費累計額と該所得のn(n:所定の整数)%の金額とを差し引いて得られた金額を前記医療費控除額と推定する
ことを特徴とする付記15に記載の医療費控除申請支援方法。
(付記17) 前記医療費控除申請支援方法は、さらに、
前記推定された医療費控除額に基づいて、医療費控除の可能性があるか否かを判定する
ことを特徴とする付記15に記載の医療費控除申請支援方法。
(付記18) 前記通知をする際、前記医療費控除の可能性がある場合には、さらに、その旨を前記組合員に通知する
ことを特徴とする付記17に記載の医療費控除申請支援方法。
本発明にかかる医療費控除対象領収書通知装置の構成概要を示す。 本実施形態における医療費控除申請対応の組合保険システムの概念構成図である。 本実施形態におけるレセプトデータ41のデータ構造例を示す。 本実施形態における給与データ42のデータ構造例を示す。 本実施形態における補填請求データ43のデータ構造例を示す。 本実施形態における補填金受領報告データ44のデータ構造例を示す。 本実施形態における組合員情報DB20のデータ構造例を示す。 本実施形態における受診記録DB19のデータ構造例を示す。 本実施形態における病気種関連医療項目DB21のデータ構造例を示す。 本実施形態における組合保険システム11の全体フローを示す。 給与データ関連処理(S6)の詳細を示す。 補填請求データ関連処理(S7)の詳細を示す。 補填金受領報告データ関連処理(S8)の詳細を示す。 医療費控除関連処理(S5)の詳細を示す。 12月分レセプトデータ関連処理(S5−9)の詳細を示す。 本実施形態における組合保険システム11のハードウェア環境の構成ブロック図である。
符号の説明
1 医療費控除対象領収書通知装置
2 レセプトデータ取得手段
3 病気種関連医療費項目取得手段
4 通知手段
5 医療費控除額推定手段
6 医療費控除可能性判定手段
7 病気種関連医療項目情報格納手段
8 組合員情報格納手段
11 組合保険システム
12 レセプトデータ受付部
13 関連医療費算出部
14 除外金額算出部
15 医療費控除可能性判定部
16 通知部
17 給与データ受付部
18 補填情報受付部
19 受診記録DB
20 組合員情報DB
21 病気種関連医療項目DB
31 ユーザ端末
32 会社システム
33 医療機関システム
34 ネットワーク

Claims (4)

  1. 医療費控除申請を支援する処理をコンピュータに実行させる医療費控除申請支援プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    所定の保険組合の組合員(組合員には、当該組合員の扶養家族も含む)のレセプトデータを入力インターフェースにより受信し、
    前記受信したレセプトデータをメモリに格納し、
    前記メモリに格納した前記レセプトデータから、受診日と、診断された病気種に関連する医療費項目である関連医療費項目を読み出し、
    前記読み出した受診日と現在日時とに基づいて、前記レセプトデータが当年の最終分でないと判定された場合、前記関連医療費項目に関する領収書を保管しておく旨の情報を前記組合員の連絡先アドレスに電子メールで通信インターフェースにより送信する、処理を実行させ、
    前記関連医療費項目の取得において、前記コンピュータに、前記メモリに格納した前記レセプトデータから、前記診断された病気種の情報を読み出し、病気種と、該病気種に起因して発生する前記関連医療費項目とが関係付けられた病気種関連医療項目情報が格納された病気種関連医療項目情報格納装置から、該診断された病気種に対応する前記関連医療費項目を読み出す
    処理を実行させることを特徴とする医療費控除申請支援プログラム。
  2. 前記コンピュータに、さらに、
    前記メモリに格納した前記組員のレセプトデータが当年の最終分のレセプトデータである場合、前記組合員の当年1月からの給与が累積加算された所得と、該組合員の連絡先と、該組合員が医療機関に実際に支払った当年1月からの医療費が累積加算された医療費累計額と、当年1月から累積加算された前記関連医療費項目に基づく金額である関連医療費累計額との情報を含む組合員情報が格納された組合員情報格納装置から該組合員情報を読み出し、
    前記読み出した組合員情報に基づいて、医療費控除額を推定
    前記推定した医療費控除額が1円未満の場合、医療費控除が受けられない旨または保管してある領収書を廃棄してもよい旨の情報を、前記組合員の連絡先アドレスに電子メールで通信インターフェースにより送信する
    処理を実行させることを特徴とする請求項1に記載の医療費控除申請支援プログラム。
  3. 医療費控除申請を支援する医療費控除申請支援装置であって、
    所定の保険組合の組合員(組合員には、当該組合員の扶養家族も含む)のレセプトデータを受信するレセプトデータ受信手段と、
    前記受信したレセプトデータを格納するレセプトデータ格納手段と、
    前記レセプトデータ格納手段に格納したレセプトデータから、受診日と、診断された病気種に関連する医療費項目である関連医療費項目を読み出す病気種関連医療費項目読出手段と、
    病気種と、該病気種に起因して発生する前記関連医療費項目とが関係付けられた病気種関連医療項目情報が格納された病気種関連医療項目情報格納手段と、
    前記読み出した受診日と現在日時とに基づいて、前記レセプトデータが当年の最終分でないと判定された場合、前記関連医療費項目に関する領収書を保管しておく旨の情報を前記組合員の連絡先アドレスに電子メールで送信する送信手段と、
    を備え、
    前記病気種関連医療費項目読出手段は、前記レセプトデータ格納手段に格納した前記レセプトデータから、前記診断された病気種の情報を読み出し、前記病気種関連医療項目情報格納手段から、該診断された病気種に対応する前記関連医療費項目を読み出す
    ことを特徴とする医療費控除申請支援装置。
  4. コンピュータが医療費控除申請を支援する処理を行う医療費控除申請支援方法であって、
    前記コンピュータは、
    所定の保険組合の組合員(組合員には、当該組合員の扶養家族も含む)のレセプトデータを入力インターフェースにより受信し、
    前記受信したレセプトデータをメモリに格納し、
    前記メモリに格納した前記レセプトデータから、受診日と、診断された病気種に関連する医療費項目である関連医療費項目を読み出し、
    前記読み出した受診日と現在日時とに基づいて、前記レセプトデータが当年の最終分でないと判定された場合、前記関連医療費項目に関する領収書を保管しておく旨の情報を前記組合員の連絡先アドレスに電子メールで通信インターフェースにより送信し、
    前記関連医療費項目の読み出し、前記コンピュータは、前記メモリに格納した前記レセプトデータから、前記診断された病気種の情報を読み出し、病気種と、該病気種に起因して発生する前記関連医療費項目とが関係付けられた病気種関連医療項目情報が格納された病気種関連医療項目情報格納装置から、該診断された病気種に対応する前記関連医療費項目を読み出す
    ことを特徴とする医療費控除申請支援方法。
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