JP5131486B2 - ブローバイガスの気油分離装置 - Google Patents

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本発明は、過給機及びインタークーラを備えた内燃機関のブローバイガスの気油分離装置に係り、詳しくはブローバイガスをより確実に気油分離する技術に関する。
従来、ブローバイガス還元システムでは、エンジンの燃焼室よりクランクケース内に漏出したブローバイガスを吸気負圧の力によりオイルパン、シリンダブロック、シリンダヘッドのブローバイガス通路を経てロッカーカバー内に導入する。ロッカーカバー内に導入されたブローバイガスは、ここでブローバイガス中に含まれるミスト状のエンジンオイルとブローバイガスにある程度気油分離される。分離されたエンジンオイルはオイルパン内に戻されるが、この際、ここで分離することのできなかったエンジンオイルはブローバイガスと共にインテークマニホールドに導入され、燃焼室内に吸入されるため、オイル消費量が増加しエンジンの動力性能及び排出ガス性能を悪化させることになる。
この様なことから、例えば、ロッカーカバー内に入ったブローバイガスに含まれたミスト状のエンジンオイルを液状にし、分離する為にインタークーラを通過した低温の空気の一部をロッカーカバー(ヘッドカバー)内へ導入し、冷却するブローバイガスの冷却装置が開発されている(特許文献1)。
特許第3156414号
上記特許文献1のブローバイガスの冷却装置では、インタークーラを通過して冷却された空気の一部をブローバイガス冷却用ホースを通して、ロッカーカバー内に導入し、これによりロッカーカバー内の温度を下げ、ロッカーカバー内のブローバイガスに含まれているオイルミスト(霧状のエンジンオイル)を液状にしてオイル戻し通路よりクランクケース内に落下させオイルパン内にエンジンオイルを戻し、オイル落し性能を促進させている。
ところで、過給機付エンジンでは、高回転高負荷での運転領域においては、ブローバイガスの温度が更に上昇し高温となり、ブローバイガスに含まれるオイルミストも高温となる。
このようなことから、上記特許文献1の構成では、インタークーラを通過して冷却された空気であっても、依然として空気の温度は高く、オイルミスト温度も高いことが考えられ、オイルミストを十分に液状にすることができないといった問題がある。
本発明は、この様な問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、高温のブローバイガスに含まれるオイルミストを確実に液状にして気油分離でき、オイル消費の節減とエンジンの動力性能及び排出ガス性能の悪化を低減することの可能なブローバイガスの気油分離装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1のブローバイガスの気油分離装置は、過給機及びインタークーラを備えた内燃機関の燃焼室から漏出したブローバイガスを吸気系統に戻すブローバイガス還元システムの気油分離装置において、前記ブローバイガス還元システムの一部をなし、ブローバイガスが導入されるガス導入部を有する気油分離室と、前記気油分離室に設けられ、前記過給機及び前記インタークーラを介して前記内燃機関に供給される吸気の一部が導入される吸気導入部と、前記気油分離室内に設けられ、前記ガス導入部から導入されるブローバイガスと前記吸気導入部から導入される吸気の一部とを混合した混合気を下流に向け噴出する混合噴出部と、前記気油分離室内で前記混合噴出部の下流に設けられ、該混合噴出部から噴出された混合気が吹き付けられる吹き付け部とを備えることを特徴とする。
また、請求項2のブローバイガスの気油分離装置では、請求項1の発明において、前記吹き付け部は、プレート状部材であって、前記噴出される混合気が衝突する衝突面と、該混合気の一部を下流に通す空気通路部とを有することを特徴とする。
また、請求項3のブローバイガスの気油分離装置では、請求項2の発明において、前記プレート状部材には、前記空気通路部として空気通路穴が複数開けられていることを特徴とする。
また、請求項4のブローバイガスの気油分離装置では、請求項2の発明において、前記プレート状部材は、複数枚からなり、隣り合うプレート状部材の前記空気通路部が前記混合気の流れ方向で視て重なり合わない位置に設けられていることを特徴とする。
また、請求項5のブローバイガスの気油分離装置では、請求項3の発明において、前記プレート状部材は、複数枚からなり、隣り合うプレート状部材の前記空気通路部及び前記複数の空気通路穴がそれぞれ前記混合気の流れ方向で視て重なり合わない位置に設けられていることを特徴とする。
また、請求項6のブローバイガスの気油分離装置では、請求項1乃至5のいずれかの発明において、前記吸気導入部に流路面積を可変させるべく設けられた吸気導入部開閉部と、該吸気導入部開閉部を内燃機関の運転状態に応じて開閉させる開閉手段とをさらに備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、インタークーラで冷却した吸気の一部が例えばロッカーカバー内の気油分離室で高温のブローバイガスと混合して冷却された混合気を形成し、当該混合気が気油分離室に設けられている吹き付け部に噴出される。これにより、ブローバイガスは冷却空気によって冷やされた混合気を形成し、ブローバイガスに含まれるミスト状のエンジンオイルを良好に液状にすることができる。
そして、このように液状にされたエンジンオイルを含んだ混合気は、吹き付け部に吹き付けられることで吹き付け部に衝突し、液状のエンジンオイルだけが吹き付け部に止められてブローバイガスから除去される。これにより、ブローバイガスにおいて液状にされたエンジンオイルを確実に気油分離することができる。
従って、ブローバイガスと一緒に吸気系へ導入されるエンジンオイルが減少するのでエンジンオイルの消費量を節減することができ、ブローバイガスに含まれるオイルミストによるエンジンの動力性能及び排出ガス性能の悪化を低減することができる。また、吸気系内のオイル汚損の低減ができ、吸気系のデポジットの生成を抑制することができる。
請求項2の発明によれば、吹き付け部は、プレート状部材であって、噴出される混合気が衝突する衝突面と空気が通過する空気通路部を有しているので、液状にされたエンジンオイルを含んだ混合気が吹き付け部に衝突しながら空気通路部を通過することで、ブローバイガスの流通を悪化させないようにしつつ液状にされたエンジンオイルを良好に気油分離することができる。
請求項3の発明によれば、プレート状部材には混合気が通過する複数の空気通路穴が開けられているので、液状にされたエンジンオイルを含んだ混合気がプレート状部材に衝突しながら複数の空気通路穴を通過することで、ブローバイガスの流通を更に悪化させないようにしつつ液状にされたエンジンオイルを良好に気油分離することができる。
請求項4の発明によれば、プレート状部材は複数枚からなり、隣り合うプレート状部材の空気通路部が混合気の流れ方向で視て重なり合わないよう配設されているので、液化されたエンジンオイルを含んだ混合気が複数回プレート状部材に衝突することにより、更に確実に液状にされたエンジンオイルを気油分離することができる。
請求項5の発明によれば、プレート状部材は複数枚からなり、隣り合うプレート状部材の空気通路部と空気通路穴とが混合気の流れ方向で視て重なり合わないよう配設されているので、ブローバイガスの流通を悪化させないようにしつつ液状にされたエンジンオイルをより確実に気油分離することができる。
請求項6の発明によれば、吸気導入部開閉部を内燃機関の運転状態に応じて開閉手段で開閉させるので、内燃機関の運転状況に応じ、必要に応じてブローバイガスの冷却を行うようにできる。例えば、ブローバイガスの温度が高温となる高回転高負荷での運転領域においてのみブローバイガスの冷却を行うようにできる。
本発明の第1実施例に係るエンジンの配管系統を示した構成図である。 図1のA部の拡大図でありブローバイガスの気油分離装置の概略構造図である。 図2のB−B線における断面である。 本発明の第2実施例に係るバッフルプレートの斜視図である。 本発明の第3実施例に係るバッフルプレートの斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
[第1実施例]
図1は、本発明の第1実施例に係るエンジンの配管系統を示した構成図であり、図2は、図1A部の拡大図でありブローバイガスの気油分離装置の概略構造図であり、図3は、図2のB−B線における断面図である。
また、図2の白抜き矢印は冷却空気の流れを、黒塗り矢印はブローバイガスの流れを、矢印内部が斜線の矢印は混合気の流れをそれぞれ示す。
以下、本発明の第1実施例のブローバイガスの気油分離装置の構成を説明する。
図1に示すように、本実施例においてブローバイガスの気油分離装置はブローバイガス冷却分離装置2を備え、ブローバイガス冷却分離装置2は、エアフィルター11、吸気ダクト12、ターボチャージャ(過給機)13、インタークーラ14、スロットルバルブ16、インテークマニホールド17、エキゾーストマニホールド41及び排気管42で配管系統が構成されるガソリンエンジン(内燃機関、以下エンジンという)1のロッカーカバー20内に設けられている。
図2に示すように、ブローバイガス冷却分離装置2は、大きくブローバイガス混合冷却装置とバッフルプレート(吹き付け部、プレート状部材)23とから構成され、詳しくはケーシング(気油分離室)24とノズル(吸気導入部)21とディフューザ(混合噴出部)22と複数のバッフルプレート23から構成されている。
ケーシング24は、一端を閉塞し断面円形のパイプ状をなし、閉塞した一端の壁24cに冷却空気用パイプ(吸気導入部)32が接続され、壁24c側のパイプ下部の壁面にブローバイガス導入口(ガス導入部)24bが形成されている。
ノズル21は、一端の内径が絞られノズル形状を形成した管状をなしており、冷却空気用パイプ32に接続されてケーシング24内に突出している。
ディフューザ22は、中央部から両端部にかけ内径が徐々に大きくなるように形成されている。また、ディフューザ22は、ケーシング24内のノズル21の下流に位置し、ノズル21の中心とディフューザ22の内径の中心が同軸となるように設けられている。
複数のバッフルプレート23は、図3に示すように平面視略D字状で直線部からなる端部23aを有し、ケーシング24を塞ぐようにケーシング24の内径と同等の外径を有する平板で形成されている。複数のバッフルプレート23は、ケーシング24内のディフューザ22の下流に位置し、隣り合うバッフルプレート23において平面視略D字状の直線部からなる端部23aとケーシング24の内壁24aとの間に形成される空気通路部25の向きが重なり合わず互い違いになるように設けられている。
ブローバイガス冷却分離装置2への冷却空気の導入は、インタークーラ14下流のインタークーラパイプ15より分岐し、上記冷却空気用パイプ32及び電子コントロールユニット(開閉手段、以下ECUという)52により制御されるバルブ(吸気導入部開閉部)31を介して行われる。
ECU52は、エンジン1の運転制御をはじめとして総合的な制御を行うための制御装置であり、入出力装置、記憶装置(ROM、RAM、不揮発性RAM等)及び中央演算処理装置(CPU)等を含んで構成される。
ここでは、ECU52は、図示しないクランク角センサ等からの信号によりエンジン1の運転状況を把握し、状況に応じてバルブ31の開閉を制御するよう構成されている。
以下、このように構成された本発明の第1実施例に係るブローバイガスの気油分離装置の作用及び効果について説明する。
上述したように、ロッカーカバー20内にブローバイガス冷却分離装置2が設けられ、インタークーラ14下流のインタークーラパイプ15より分岐され、バルブ31を介して冷却空気用パイプ32が接続されている。
エンジン1が高回転高負荷域での運転時には、ECU52からの信号によりバルブ31が開弁され、インタークーラ14で冷却された冷却空気がノズル21に導入される。
ノズル21に導入された冷却空気は、ノズル21からディフーザ22へ向けて噴出され膨張しながら更に冷却(断熱膨張)される。
ディフューザ22の前半部分では、ノズル21から噴出され更に冷却された冷却空気の流れに沿って、ケーシング24のブローバイガス導入口24bより導入されたブローバイガスに流れが生じ、ブローバイガスと冷却空気とが混合(吸引混合)され混合気が形成される。この際、ブローバイガスに含まれるミスト化したエンジンオイルは、冷却空気により冷却され液状にされる。
ディフューザ22の後半部分では、混合気は、減速されバッフルプレート23に向け噴出される。
バッフルプレート23では、ディフューザ22より噴出された混合気が、バッフルプレートに衝突し混合気中の液状にされたエンジンオイルがブローバイガスから分離される。
エンジンオイルの分離されたブローバイガスは、空気通路部25を通りロッカーカバー20内に排出されブローバイホース33を経由し吸気ダクト12へ戻される。
このように、ブローバイガス冷却分離装置2では、ブローバイガスが冷却されミスト状のエンジンオイルが液状にされ、更にブローバイガスをバッフルプレート23に吹き付けることにより液状にされたエンジンオイルのブローバイガスからの分離が促進され、エンジンオイルをブローバイガスから確実に気油分離することができる。
これにより、本発明の第1実施例に係るブローバイガスの気油分離装置によれば、
(1)オイル消費量を節減することができる。
(2)エンジンの動力性能及び排出ガス性能の悪化を低減することができる。
(3)吸気系内のオイル汚損の低減ができ、更には吸気系のデポジットの生成を抑制することができる。
[第2実施例]
次に、第2実施例について説明する。
図4は、本発明の第2実施例に係るバッフルプレートの斜視図である。
また、図4の矢印内部が斜線の矢印は混合気の流れをそれぞれ示す。
図4に示すように第2実施例では、上記第1実施例に対して、バッフルプレート123及びケーシング124を変更しており、以下に上記第1実施例と異なる点に付いて説明する。
ケーシング124は、一端が閉塞した断面長方形のパイプ状をなし、第1実施例と同様に閉塞した一端の壁側のパイプ下部の壁面にブローバイガス導入口が形成されている。
バッフルプレート123は、四角形状の平板であり、複数の横長楕円状の空気通路穴123cが開けられている。また、複数のバッフルプレート123は、ケーシング124内のディフューザ22の下流にバッフルプレート123の複数の空気通路穴123cが重なり合わないよう互い違いに、且つ、四角形状の端部123aとケーシング124の内壁124aからなる空気通路部125が重なり合わないよう互い違いに設けられている
以下、このように構成された本発明の第2実施例に係るブローバイガスの気油分離装置の作用及び効果について説明する。
バッフルプレート123では、ディフューザ22より噴出された混合気が、バッフルプレート123に衝突し、混合気中の液状にされたエンジンオイルがブローバイガスから分離される。
エンジンオイルの分離されたブローバイガスは、空気通路部125及び空気通路穴123cを通りロッカーカバー20内に排出されブローバイホース33を経由し吸気ダクト12へ戻される。
このように、ブローバイガス冷却分離装置102では、ブローバイガスが冷却されミスト化したエンジンオイルが液化し、更にブローバイガスをバッフルプレート123に吹き付けることにより液化したエンジンオイルのブローバイガスからの分離が促進され、エンジンオイルをブローバイガスからより確実に気油分離することができる。
これにより、本発明の第2実施例に係るブローバイガスの気油分離装置によれば、複数の空気通路穴123cによりブローバイガスの流通を悪化させないようにしつつ、第1実施例と同様の効果を得ることができる。
[第3実施例]
次に、第3実施例について説明する。
図5は、本発明の第3実施例に係るバッフルプレートの斜視図である。
また、図5の矢印内部が斜線の矢印は混合気の流れをそれぞれ示す。
図5に示すように第3実施例では、上記第1実施例に対して、バッフルプレート223の形状及び取り付け方法を変更しており、以下に上記第1実施例と異なる点に付いて説明する。
バッフルプレート223は、ケーシング224の内径より小さい円盤状の平板であり、複数の円形の空気通路穴223cが開けられている。
複数のバッフルプレート223は、ケーシング224内のディフューザ22の下流にバッフルプレート223の複数の空気通路穴223cが重なり合わず互い違いに、且つ、複数のバッフルプレート223が上下に互い違いとなるように平板状のブリッジ226を介して固定されている。
以下、このように構成された本発明の第3実施例に係るブローバイガスの気油分離装置の作用及び効果について説明する。
バッフルプレート223では、ディフューザ22より噴出された混合気が、バッフルプレート223に衝突し混合気中の液状にされたエンジンオイルがブローバイガスから分離される。
エンジンオイルの分離されたブローバイガスは、空気通路部225及び空気通路穴223aを通りロッカーカバー20内に排出されブローバイホース33を経由し吸気ダクト12へ戻される。
このように、ブローバイガス冷却分離装置202では、ブローバイガスが冷却されミスト状のエンジンオイルが液状にされ、更にブローバイガスをバッフルプレート223に吹き付けることにより液状にされたエンジンオイルのブローバイガスからの分離が促進され、エンジンオイルをブローバイガスからより確実に気油分離することができる。
これにより、本発明の第3実施例に係るブローバイガスの気油分離装置によれば、複数の空気通路穴223cによりブローバイガスの流通を悪化させないようにしつつ、第1実施例及び第2実施例と同様の効果を得ることができる。
以上で発明の実施形態の説明を終えるが、本発明の形態は実施形態に限定されるものではない。
例えば、ケーシング24、124、224は、第1実施例及び第3実施例では断面円形とし、第2実施例では断面長方形のパイプ状としているが、断面形状はこれらに限定されるものではない。
また、第2実施例及び第3実施例のバッフルプレート123、223に穿設される複数の空気通路穴123c、223cを横長楕円状または円状としているが、これに限定されるものではなく多角形状であっても良い。
また、本実施形態は、エンジンをガソリンエンジンとしているが、これに限定するものではなくディーゼルエンジンであっても良い。
1 ガソリンエンジン(内燃機関)
2,102,202 ブローバイガス冷却分離装置
12 吸気ダクト
13 ターボチャージャ(過給機)
14 インタークーラ
15 インタークーラパイプ
20 ロッカーカバー
21 ノズル(吸気導入部)
22 ディフューザ(混合噴出部)
23,123,223 バッフルプレート(吹き付け部、プレート状部材)
23a,123a 端部
123c,223c 空気通路穴
24,124,224 ケーシング(気油分離室)
24a,124a,224a 内壁
24b,124b ブローバイガス導入口(ガス導入部)
25,125,225 空気通路部
226 ブリッジ
31 バルブ(吸気導入部開閉部)
32 冷却空気用パイプ(吸気導入部)
33 ブローバイホース
52 電子コントロールユニット(開閉手段)

Claims (6)

  1. 過給機及びインタークーラを備えた内燃機関の燃焼室から漏出したブローバイガスを吸気系統に戻すブローバイガス還元システムの気油分離装置において、
    前記ブローバイガス還元システムの一部をなし、ブローバイガスが導入されるガス導入部を有する気油分離室と、
    前記気油分離室に設けられ、前記過給機及び前記インタークーラを介して前記内燃機関に供給される吸気の一部が導入される吸気導入部と、
    前記気油分離室内に設けられ、前記ガス導入部から導入されるブローバイガスと前記吸気導入部から導入される吸気の一部とを混合した混合気を下流に向け噴出する混合噴出部と、
    前記気油分離室内で前記混合噴出部の下流に設けられ、該混合噴出部から噴出された混合気が吹き付けられる吹き付け部とを備えることを特徴とするブローバイガスの気油分離装置。
  2. 前記吹き付け部は、プレート状部材であって、前記噴出される混合気が衝突する衝突面と、該混合気の一部を下流に通す空気通路部とを有することを特徴とする、請求項1に記載のブローバイガスの気油分離装置。
  3. 前記プレート状部材には、前記空気通路部として空気通路穴が複数開けられていることを特徴とする、請求項2に記載のブローバイガスの気油分離装置。
  4. 前記プレート状部材は、複数枚からなり、隣り合うプレート状部材の前記空気通路部が前記混合気の流れ方向で視て重なり合わない位置に設けられていることを特徴とする、請求項2に記載のブローバイガスの気油分離装置。
  5. 前記プレート状部材は、複数枚からなり、隣り合うプレート状部材の前記空気通路部及び前記複数の空気通路穴がそれぞれ前記混合気の流れ方向で視て重なり合わない位置に設けられていることを特徴とする、請求項3に記載のブローバイガスの気油分離装置。
  6. 前記吸気導入部に流路面積を可変させるべく設けられた吸気導入部開閉部と、
    該吸気導入部開閉部を内燃機関の運転状態に応じて開閉させる開閉手段と
    をさらに備えたことを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載のブローバイガスの気油分離装置。
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