JP7188272B2 - ブローバイガス処理装置 - Google Patents

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本発明は、内燃機関のブローバイガス処理装置に関する。
内燃機関の燃焼室からクランクケースに漏出したブローバイガスを吸気通路に放出するブローバイガス処理装置として、ヘッドカバーと吸気通路におけるサージタンクとを繋ぐブローバイガス通路を備えているブローバイガス処理装置が特許文献1に開示されている。ブローバイガス通路には、圧力センサが取り付けられている。特許文献1に開示されているブローバイガス処理装置では、ブローバイガス通路の異常を圧力センサの検出値に基づいて検出する。
特開平10-184336号公報
ブローバイガス処理装置では、ブローバイガスがブローバイガス通路を通過する際に圧力脈動が発生する。特許文献1に開示されているブローバイガス処理装置のようにブローバイガス通路の異常を検出するための圧力センサを設けている場合、圧力脈動が圧力センサの検出値の変動を引き起こす虞がある。すなわち、ブローバイガス通路に異常が発生していない状態でも圧力脈動によって圧力センサの検出値が変動するという問題がある。このため、圧力脈動によって引き起こされる圧力センサの検出値の変動を軽減することが求められている。
上記課題を解決するためのブローバイガス処理装置は、内燃機関の燃焼室からクランクケースに漏出したブローバイガスを吸気通路に放出するブローバイガス処理装置として、ブローバイガスが含有するオイルを分離するセパレータと、前記吸気通路と前記セパレータとを接続する吸気接続管と、圧力を検出する圧力センサと、を有しているブローバイガス処理装置であって、前記セパレータは、前記吸気接続管が取り付けられる吸気接続ユニオンと、前記圧力センサを接続するセンサ接続ユニオンと、を有する管接続部を備え、前記センサ接続ユニオンは、前記管接続部内に区画されている空間であるセパレータ空間を前記圧力センサに連通させる通路としてのセンサ連通路が形成されている細管部と、該細管部における前記セパレータ空間側の端部に設けられており前記セパレータ空間と前記センサ連通路とを接続する空間としての中継空間を区画する凹部が形成されている基部と、を備え、前記凹部によって区画される前記中継空間の通路断面積が前記センサ連通路の通路断面積よりも大きいことをその要旨とする。
上記構成では、吸気接続管内の圧力が、管接続部内のセパレータ空間を通じて圧力センサによって検出される。圧力センサに接続されるセンサ連通路とセパレータ空間との間には、両者を接続しておりセンサ連通路よりも通路断面積が大きい中継空間が区画されている。仮に、センサ連通路とセパレータ空間との間に中継空間が介在していない場合には、センサ連通路におけるセパレータ空間側の端である入口がセパレータ空間に直接接続することになる。この場合、セパレータ空間内の圧力脈動がセンサ連通路の入口に直接伝わることになる。これに対して、センサ連通路とセパレータ空間との間に中継空間が介在している上記構成では、センサ連通路の入口よりも広い中継空間を介してセンサ連通路の入口がセパレータ空間に接続している。このため、セパレータ空間内の圧力脈動は、まず、センサ連通路よりも通路断面積の広い中継空間に伝わることによって緩和される。そして、中継空間で緩和された圧力脈動がセンサ連通路の入口に伝わる。これによって、圧力脈動が圧力センサの検出値に与える影響を軽減することができる。
すなわち、上記構成によれば、セパレータ空間からセンサ連通路を介して圧力センサに伝わる圧力脈動を中継空間によって軽減できる。セパレータ空間で圧力脈動が発生したとしても当該圧力脈動による圧力センサの検出値の変動を中継空間が設けられていない場合と比較して軽減できるため、異常が発生したか否かによらずに圧力センサの検出値が変動することを抑制できる。
ブローバイガス処理装置の一実施形態と、ブローバイガス処理装置を備える内燃機関と、を示す模式図。 同ブローバイガス処理装置における圧力センサを接続する管接続部を示す平面図。 同ブローバイガス処理装置における管接続部の断面図。 比較例のブローバイガス処理装置における管接続部を示す断面図。
以下、ブローバイガス処理装置の一実施形態について、図1~図4を参照して説明する。
図1は、ブローバイガス処理装置30を備える内燃機関90を示している。
内燃機関90は、シリンダブロック91、シリンダヘッド97、ヘッドカバー98、クランクケース95、オイルパン96を備えている。
シリンダブロック91には、シリンダ92が形成されている。シリンダ92には、クランクケース95に収容されているクランクシャフトの回転と連動して往復動可能なピストン94が収容されている。内燃機関90は、複数のシリンダ92を備える多気筒の内燃機関である。
シリンダヘッド97には、内燃機関90の吸気バルブおよび排気バルブが設けられている。シリンダヘッド97に取り付けられているヘッドカバー98は、吸気バルブおよび排気バルブを駆動するカムシャフトを覆っている。ヘッドカバー98は、樹脂材料によって成形されている。ヘッドカバー98におけるシリンダヘッド97側には、バッフルプレートが取り付けられている。
オイルパン96は、内燃機関90の各部の潤滑および油圧駆動機構に用いられるオイルを貯留する。
内燃機関90は、シリンダ92とピストン94とシリンダヘッド97とによって区画されている燃焼室93を備えている。内燃機関90は、燃焼室93に吸気を導入する吸気通路71を備えている。内燃機関90は、燃焼室93で燃焼された混合気を排気として排出する排気通路78を備えている。
内燃機関90は、排気タービン式の過給機80を備えている。過給機80のタービン82が排気通路78に配置されている。タービン82と一体回転可能に連結されているコンプレッサ81が吸気通路71に配置されている。
内燃機関90の吸気通路71には、コンプレッサ81よりも上流にエアクリーナ72が設けられている。吸気通路71におけるコンプレッサ81よりも下流には、インタークーラー73とスロットルバルブ74とインテークマニホールド75が順に設けられている。インテークマニホールド75は、シリンダヘッド97に接続されている。
インテークマニホールド75を通過した吸気は、シリンダヘッド97に形成されている吸気ポート76を介して燃焼室93に導入される。シリンダヘッド97には、燃焼室93から排気を排出する排気ポート77が形成されている。燃焼室93から排出された排気は、排気ポート77を介して排気通路78に排出される。
内燃機関90が備えるブローバイガス処理装置30は、クランクケース95と吸気通路71とを連通するブローバイガス通路49を備えており、燃焼室93からクランクケース95に漏出したブローバイガスを吸気通路71に導入する。
ブローバイガス処理装置30は、ブローバイガス通路49に設けられておりブローバイガスが含有するオイルを分離するオイルセパレータとして第1セパレータ43を備えている。第1セパレータ43は、ヘッドカバー98に設けられている。第1セパレータ43は、インマニ側接続管47によって吸気通路71のインテークマニホールド75と接続されている。インマニ側接続管47は、吸気通路71と第1セパレータ43とを接続する吸気接続管である。インマニ側接続管47としては、ホースまたは樹脂製のパイプ等を用いることができる。インマニ側接続管47には、第1セパレータ43とインテークマニホールド75との連通を開閉するPCVバルブ48が設けられている。PCVバルブ48は、インテークマニホールド75内の圧力が第1セパレータ43内の圧力よりも低いときに開弁して第1セパレータ43とインテークマニホールド75とを連通させる。
ブローバイガス処理装置30は、クランクケース95内と第1セパレータ43とを連通する吸引通路41を備えている。吸引通路41は、シリンダブロック91およびシリンダヘッド97に形成されている。吸引通路41には、吸引通路41を通過するブローバイガスからオイルを分離するプレセパレータ42が設けられている。
ブローバイガス処理装置30は、ブローバイガスが含有するオイルを分離するオイルセパレータとして第2セパレータ32を備えている。第2セパレータ32は、ヘッドカバー98に設けられている。第2セパレータ32は、ヘッドカバー98とバッフルプレートとによって区画されている。第2セパレータ32は、大気側接続管31によって吸気通路71におけるエアクリーナ72とコンプレッサ81との間に接続されている。大気側接続管31は、吸気通路71と第2セパレータ32とを接続する吸気接続管である。大気側接続管31としては、ホースまたは樹脂製のパイプ等を用いることができる。
第2セパレータ32は、大気側接続管31が取り付けられている管接続部10を備えている。管接続部10には、大気側接続管31内の圧力を検出する圧力センサ54がセンサ接続管55を介して接続されている。圧力センサ54の検出信号は、内燃機関90の制御装置に入力される。制御装置は、圧力センサ54の検出信号に基づいて大気側接続管31内の圧力を検出し、当該圧力の変動が規定範囲を超えて大きくなった場合に大気側接続管31が外れたことを検出する検出部を備えている。
ブローバイガス処理装置30は、クランクケース95内と第2セパレータ32とを連通する連通路99を備えている。連通路99は、シリンダブロック91に形成されている。連通路99と第2セパレータ32と大気側接続管31とを介して、クランクケース95と吸気通路71とが接続されている。
以下では、インマニ側接続管47を含みクランクケース95と吸気通路71とを接続するブローバイガス通路49を「第1ブローバイガス通路」ということもある。また、大気側接続管31を含みクランクケース95と吸気通路71とを接続する通路を「第2ブローバイガス通路」ということもある。
ブローバイガス処理装置30は、過給機80の駆動に伴って負圧を発生させるエゼクタ50を備えている。エゼクタ50は、第1セパレータ43に接続されているエゼクタ本体51を備えている。エゼクタ本体51には、吸気通路71におけるコンプレッサ81とインタークーラー73との間に接続されている第1吸気循環路52と、吸気通路71におけるエアクリーナ72とコンプレッサ81との間に接続されている第2吸気循環路53と、が接続されている。第2吸気循環路53と吸気通路71との接続部分は、大気側接続管31と吸気通路71との接続部分よりも下流側に位置している。エゼクタ本体51は、第1吸気循環路52を介して供給された吸気を第2吸気循環路53側に噴射するノズル部51Aを備えている。エゼクタ本体51におけるノズル部51Aよりも第2吸気循環路53側には、気体の流路が徐々に拡大されるディフューザ部51Bが設けられている。エゼクタ50は、エゼクタ本体51と第1吸気循環路52と第2吸気循環路53とによって構成されている。
内燃機関90が過給域で運転されておらずインテークマニホールド75内の圧力が第1セパレータ43内の圧力よりも低いときには、PCVバルブ48が開弁して第1セパレータ43内のブローバイガスが吸気通路71に導入される。このとき、吸引通路41を介してクランクケース95内のブローバイガスが第1セパレータ43に引き込まれる。さらに、大気側接続管31を介して、吸気通路71からクランクケース95内に吸気が引き込まれる。すなわち、このときは、第1ブローバイガス通路を介してクランクケース95内から吸気通路71にブローバイガスが導入され、第2ブローバイガス通路を介して吸気通路71からクランクケース95内に新気が導入される。
一方、内燃機関90が過給域で運転されているときには、コンプレッサ81前後の吸気圧差によって、吸気通路71におけるコンプレッサ81の下流側から第1吸気循環路52に流入した吸気がエゼクタ本体51および第2吸気循環路53を介してコンプレッサ81の上流側に戻される。吸気がエゼクタ本体51のノズル部51Aを通過する際にエゼクタ本体51の内部に負圧が発生する。このときエゼクタ50は、第1セパレータ43を介してクランクケース95内のブローバイガスを吸引し、ディフューザ部51Bを通過したブローバイガスを第2吸気循環路53を介して吸気通路71に放出する。エゼクタ50を介してクランクケース95と吸気通路71とを接続する通路を「第3ブローバイガス通路」ということもある。
なお、内燃機関90が過給域で運転されているときには、燃焼室93からクランクケース95に漏出するブローバイガスの圧力が比較的高い。吸気通路71における大気側接続管31が接続されている部分の内圧よりもクランクケース95内の圧力の方が高い場合には、第2ブローバイガス通路を介してクランクケース95内のブローバイガスが吸気通路71に流入する。また、内燃機関90が過給域で運転されていないときであっても、例えばスロットルバルブ74が全開である場合には、燃焼室93からクランクケース95に漏出したブローバイガスが第2ブローバイガス通路を介して吸気通路71に流入することもある。
図2および図3を用いて管接続部10について説明する。
図2に示すように、ヘッドカバー98に設けられている第2セパレータ32の管接続部10は、大気側接続管31が接続される吸気接続ユニオン23を備えている。大気側接続管31に吸気接続ユニオン23が挿入されて大気側接続管31と管接続部10とが接続される。管接続部10は、センサ接続管55が接続されるセンサ接続ユニオン25を備えている。センサ接続管55にセンサ接続ユニオン25が挿入されてセンサ接続管55と管接続部10とが接続される。
図3に示すように、管接続部10は、第2セパレータ32内の空間であるセパレータ空間を第1空間19と第2空間29とに仕切る仕切り板12を備えている。第2空間29は、第2ブローバイガス通路において第1空間19よりも吸気通路71側に位置している。仕切り板12には、第1空間19と第2空間29とを連通させる絞り部13が開口している。管接続部10は、第1空間19を区画する第1ユニット11と第2空間29を区画する第2ユニット21とが組み合わされて構成されている。
図3に示すように、管接続部10を構成する第1ユニット11は、ヘッドカバー98と一体に成形されている。仕切り板12は、第1ユニット11の天板である。
図3に示すように、管接続部10を構成する第2ユニット21は、第1ユニット11側の面が開放された箱状である。第2ユニット21は、ヘッドカバー98の一部である第1ユニット11と同様に樹脂材料によって成形されている。第2ユニット21は、第1ユニット11に溶着されている。第2空間29は、第2ユニット21の側壁と天板28と第1ユニット11の仕切り板12とによって区画されている。すなわち、第2空間29の床面が仕切り板12によって構成されている。
図3には、第2ユニット21の側壁のうち第1壁22と第2壁24とが示されている。第2ユニット21の側壁は、第2空間29における仕切り板12側よりも第2空間29における天板28側の方が狭くなるように傾斜している。
図3に示すように、第2ユニット21の天板28は、第2壁24側の第3壁28Aと、第1壁22側の第4壁28Bとを有している。第3壁28Aは、仕切り板12の絞り部13と向かい合っている。第3壁28Aは、第2壁24側よりも第1壁22側の方が仕切り板12から離れるように傾斜している。第4壁28Bは、第1壁22側よりも第2壁24側の方が仕切り板12から離れるように傾斜している。すなわち、天板28は、第3壁28Aと第4壁28Bとの接続部分を境界にして屈曲している。
図3に示すように、吸気接続ユニオン23は、第2ユニット21の第1壁22に設けられている。吸気接続ユニオン23は、第1壁22の壁面に対して垂直に延びている。吸気接続ユニオン23は、円筒形状である。吸気接続ユニオン23に大気側接続管31が接続されることによって、吸気接続ユニオン23内に形成されている吸気連通路23Aを介して第2空間29が吸気通路71に接続される。これによって、ブローバイガスが第1空間19から第2空間29に絞り部13を介して流入して吸気通路71に放出される経路である第2ブローバイガス通路が構成される。図3には、絞り部13を通過して吸気接続ユニオン23側に流れるブローバイガスの流れを矢印で模式的に例示している。
図3に示すように、センサ接続ユニオン25は、第2ユニット21の第2壁24に設けられている。センサ接続ユニオン25は、第2壁24の壁面に対して垂直に延びている。センサ接続ユニオン25がある第2壁24は、図3に示すように絞り部13と対向する第3壁28Aに対して交差する平面上の側壁である。このため、センサ接続ユニオン25が延びる方向は、絞り部13を介して第1空間19から第2空間29にブローバイガスが流入する方向に対して傾斜している。
センサ接続ユニオン25は、第2壁24側の端に位置する基部26と、基部26を基点として第2壁24から離れる方向に延びている細管部27と、によって構成されている。すなわち、基部26は、細管部27における第2空間29側の端部に位置している。センサ接続ユニオン25は、円筒形状である。基部26の外形は、細管部27の外形よりも径が大きくなっている。
センサ接続ユニオン25の細管部27は、センサ連通路27Aを有している。センサ連通路27Aは、第2空間29を圧力センサ54に連通させる通路である。センサ接続ユニオン25の基部26は、中継空間26Bを区画する凹部26Aを有している。中継空間26Bは、第2空間29とセンサ連通路27Aとを接続する空間である。すなわち、センサ接続ユニオン25にセンサ接続管55が接続されることによって、中継空間26Bとセンサ連通路27Aとを介して第2空間29が圧力センサ54に接続される。中継空間26Bの通路断面積は、センサ連通路27Aの通路断面積よりも大きくなっている。換言すれば、センサ接続ユニオン25には、センサ連通路27Aよりも径が大きい通路として、第2空間29側の端部に中継空間26Bが形成されている。
なお、管接続部10では、絞り部13の中心軸線とセンサ接続ユニオン25の中心軸線と吸気接続ユニオン23の中心軸線とのいずれもが交差しない位置に絞り部13とセンサ接続ユニオン25と吸気接続ユニオン23とが配置されている。
本実施形態の作用について説明する。
まず、図4を用いて比較例のブローバイガス処理装置について説明する。図4は、比較例のブローバイガス処理装置における管接続部110を示している。管接続部110は、第2ユニット121のセンサ接続ユニオン125が凹部を有していない点で本実施形態の管接続部10と異なる。管接続部110は、第2空間129を区画する第2ユニット121を備えている。図4には、第2ユニット121の側壁のうち第1壁122と第2壁124と、第2ユニット121の天板128と、を示している。第1壁122には、吸気接続ユニオン123が設けられている。第2壁124には、センサ接続ユニオン125が設けられている。センサ接続ユニオン125は、第2壁124に接続している基部126から延びる細管部127を有しており、基部126と細管部127とにセンサ連通路127Aが形成されている。このように、管接続部110は、センサ連通路127Aと第2空間129との間に中継空間が介在していない。すなわち、センサ連通路127Aにおける第2空間129側の端である入口が第2空間129に直接接続されている。この場合、第2空間129内の圧力脈動がセンサ連通路127Aの入口に直接伝わることになる。たとえば、第2ブローバイガス通路を介してクランクケース95内のブローバイガスが吸気通路71に流入するときには、第2空間129内の圧力脈動がセンサ連通路127Aの入口に伝わり、圧力センサ54の検出値が変動する虞がある。
これに対して、本実施形態のブローバイガス処理装置30が有する管接続部10では、図3に示すように、センサ連通路27Aと第2空間29との間に中継空間26Bが介在している。さらに、中継空間26Bの通路断面積は、センサ連通路27Aの通路断面積よりも大きくなっている。すなわち、センサ連通路27Aの入口よりも広い中継空間26Bを介してセンサ連通路27Aの入口が第2空間29に接続している。このため、第2空間29内の圧力脈動は、まず、センサ連通路27Aよりも通路断面積の広い中継空間26Bに伝わる。そのため、第2ブローバイガス通路を介してクランクケース95内のブローバイガスが吸気通路71に流入するとき、中継空間が設けられていない比較例の管接続部110と比較して第2空間29内の圧力脈動による圧力センサ54の検出値の変動が軽減される。
また、本実施形態のブローバイガス処理装置30では、圧力センサ54は、管接続部10内の第2空間29を通じて大気側接続管31内の圧力を検出するものである。大気側接続管31が吸気通路71側において外れる場合と、大気側接続管31が管接続部10側において外れる場合と、のいずれの場合であっても、大気側接続管31の外れが発生した後にはセンサ接続ユニオン25が設けられている部分が大気開放される。すなわち、大気側接続管31の外れが発生した場合、圧力センサ54の検出値が大気圧に近づくように変動しやすい。
ブローバイガス処理装置30では、絞り部13と対向する第3壁28Aには、絞り部13を通過したブローバイガスが噴きつけられる場合がある。このため、仮に天板28にセンサ接続ユニオン25が設けられていると、絞り部13を通過したブローバイガスによって圧力センサ54の検出値が変動する虞がある。これに対して、管接続部10では、センサ接続ユニオン25が設けられている第2壁24は、図3に示すように絞り部13と対向する第3壁28Aに対して交差する平面上の側壁である。このため、天板28に噴きつけられるブローバイガスによる影響がセンサ接続ユニオン25に形成されているセンサ連通路27Aに及びにくい。
本実施形態の効果について説明する。
(1)ブローバイガス処理装置30によれば、大気側接続管31が外れるような異常を、圧力センサ54の検出値の変動によって検出することができる。
(2)管接続部10では、中継空間が設けられていない比較例の管接続部110と比較して、第2空間29で発生する圧力脈動による圧力センサ54の検出値の変動が軽減される。このため、第2空間29で圧力脈動が発生したとしても当該圧力脈動による圧力センサ54の検出値の変動を中継空間が設けられていない場合と比較して軽減できる。これによって、異常が発生したか否かによらずに圧力センサ54の検出値が変動することを抑制できる。すなわち、大気側接続管31の異常を検出する精度が低下することを抑制できる。
(3)圧力脈動による圧力センサ54の検出値の変動を軽減するためには、センサ接続ユニオン25と吸気接続ユニオン23との距離を長くすることが一案として考えられる。しかし、ユニオン間の距離を長く確保しようとすると、管接続部を大きくすることになる。車両における限られた空間に搭載することが要求される内燃機関において、管接続部を大きくすることは好ましくない。
本実施形態のブローバイガス処理装置30によれば、吸気接続ユニオン23の近くにセンサ接続ユニオン25を配置することによって管接続部10が大きくなることを避けつつ、圧力脈動による影響を軽減することができる。
(4)センサ接続ユニオン25が設けられている第2壁24が、絞り部13と対向する第3壁28Aに対して交差する平面上の側壁であるため、天板28に噴きつけられるブローバイガスによる影響がセンサ接続ユニオン25に形成されているセンサ連通路27Aに及びにくい。これによって、天板28に噴きつけられるブローバイガスによって圧力センサ54の検出値が変動することを抑制できる。
上記実施形態における事項と、上記「課題を解決するための手段」の欄に記載した事項との対応関係を記載する。
第2セパレータ32は、「ブローバイガスが含有するオイルを分離するセパレータ」に対応する。大気側接続管31は、「前記吸気通路と前記セパレータとを接続する吸気接続管」に対応する。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態および以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、管接続部10の第1ユニット11とヘッドカバー98とを一体に成形している。第1ユニット11とヘッドカバー98とを分けて成形し、第1ユニット11とヘッドカバー98とを組み合わせるようにしてもよい。
・上記実施形態では、第2ユニット21の側壁として第1壁22および第2壁24を例示した。また、第2ユニット21の天板28として第3壁28Aおよび第4壁28Bを例示した。これらの側壁および天板28によって構成される図2および図3に示す形状は、第2ユニット21の一例である。すなわち、第2ユニット21の形状は、変更が可能である。たとえば、第2ユニット21は、第1ユニット11側の面が開放されている直方体でもよい。
・上記実施形態では、第2ユニット21の第1壁22に吸気接続ユニオン23を設けている。吸気接続ユニオン23の位置は、第1壁22に限定されるものではない。たとえば、吸気接続ユニオン23は、第2ユニット21の天板28に設けてもよい。なお、吸気接続ユニオン23を設ける位置は、絞り部13および吸気接続ユニオン23を気体が通過する際に発生し得る圧力脈動による影響をセンサ連通路27Aに与えにくい位置であることが好ましい。
・上記実施形態では、第2セパレータ32内のセパレータ空間が仕切り板12によって第1空間19と第2空間29とに仕切られている。第1空間19と第2空間29とは、たとえば鉛直方向に並ぶように配置されていてもよいし、水平方向に並ぶように配置されていてもよい。
・上記実施形態では、センサ接続ユニオン25は、基部26の外形が細管部27の外形よりも径が大きくなっている。センサ接続ユニオン25は、凹部26Aによって区画される中継空間26Bの通路断面積がセンサ連通路27Aの通路断面積よりも大きいのであれば、形状の変更が可能である。たとえば、センサ接続ユニオン25は、基部26から細管部27にかけて外径が所定の大きさである円筒形状でもよい。
・上記実施形態は、円筒形状のセンサ接続ユニオン25を採用している。センサ接続ユニオン25は、センサ連通路27Aおよび凹部26Aが形成されていればよく、円筒形状に限られるものではない。たとえば、センサ接続ユニオン25は、外形が角柱でもよい。
・上記実施形態は、円筒形状のセンサ接続ユニオン25を採用しており、センサ連通路27Aの断面形状、および凹部26Aによって区画される中継空間26Bの断面形状が円である。センサ接続ユニオン25としては、中継空間26Bの通路断面積がセンサ連通路27Aの通路断面積よりも大きいのであれば、センサ連通路27Aの断面形状および中継空間26Bの断面形状が多角形となる形状を採用してもよい。また、上記断面形状は、一方が円で他方が多角形でもよい。
・上記実施形態では、センサ接続管55にセンサ接続ユニオン25が挿入されてセンサ接続管55と管接続部10とが接続されることによって管接続部10に圧力センサ54を接続する構成を例示した。圧力センサ54を管接続部10に接続する態様としては、センサ接続ユニオン25に圧力センサ54を直接取り付ける構成を採用してもよい。すなわち、圧力センサ54と管接続部10との接続にセンサ接続管55を用いることは必須ではない。
・上記実施形態では、第2ブローバイガス通路に圧力センサ54を取り付ける構成を例示した。管接続部10を第1ブローバイガス通路に適用して、圧力センサ54を第1ブローバイガス通路に取り付けることもできる。
具体的には、管接続部10を第1セパレータ43に設ける。管接続部10の吸気接続ユニオン23にインマニ側接続管47を取り付ける。インマニ側接続管47には、上記実施形態と同様にPCVバルブ48が設けられている。PCVバルブ48は、管接続部10とインテークマニホールド75との連通を開閉する。管接続部10のセンサ接続ユニオンには、圧力センサ54を接続する。こうした構成によれば、吸気接続ユニオン23との接続部分でインマニ側接続管47が外れた場合、圧力センサ54による検出値が大気圧に近づくため、圧力センサ54の検出値に基づいてインマニ側接続管47の異常を検出することができる。さらに、第2空間29で発生する圧力脈動による圧力センサ54の検出値の変動を上記実施形態と同様に軽減できるため、圧力センサ54の検出値がインマニ側接続管47に異常が発生していない状態で変動することを抑制できる。
本変更例と、上記「課題を解決するための手段」の欄に記載した事項との対応関係を記載する。第1セパレータ43が「ブローバイガスが含有するオイルを分離するセパレータ」に対応する。インマニ側接続管47が「前記吸気通路と前記セパレータとを接続する吸気接続管」に対応する。
・上記実施形態では、第2ブローバイガス通路に圧力センサ54を取り付ける構成を例示した。管接続部10を第3ブローバイガス通路に適用して、圧力センサ54を第3ブローバイガス通路に取り付けることもできる。
具体的には、エゼクタ本体51のディフューザ部51Bよりも第2吸気循環路53側に第1空間19が位置するようにエゼクタ本体51に管接続部10を設ける。管接続部10のセンサ接続ユニオン25には、圧力センサ54を接続する。管接続部10の吸気接続ユニオン23には、第2吸気循環路53を構成する配管を取り付ける。こうした構成によれば、圧力センサ54の検出値に基づいて第2吸気循環路53の異常を検出することができる。さらに、第2空間29で発生する圧力脈動による圧力センサ54の検出値の変動を上記実施形態と同様に軽減できるため、圧力センサ54の検出値が第2吸気循環路53に異常が発生していない状態で変動することを抑制できる。なお、エゼクタ本体51に管接続部10を設ける場合、絞り部13をディフューザ部51Bとして用いることもできる。
本変更例と、上記「課題を解決するための手段」の欄に記載した事項との対応関係を記載する。エゼクタ本体51が取り付けられている第1セパレータ43が「ブローバイガスが含有するオイルを分離するセパレータ」に対応する。第2吸気循環路53が「前記吸気通路と前記セパレータとを接続する吸気接続管」に対応する。
・上記実施形態における内燃機関90では、内燃機関90が過給域で運転されているときにエゼクタ50によって負圧を生じさせて吸気通路71にブローバイガスを放出するように構成しているが、エゼクタ50を省略することもできる。この場合、内燃機関90が過給域で運転されているときには、第2ブローバイガス通路を介してブローバイガスを吸気通路71に放出することができる。
・上記実施形態における内燃機関90は過給機80を備えているが、過給機は必須の構成ではない。過給機を備えていない内燃機関であっても、管接続部10によれば、上記実施形態と同様に圧力センサ54によって大気側接続管31の配管外れを検出することができる。また、過給機を備えていない内燃機関であっても、スロットルバルブ74が全開である場合には燃焼室93からクランクケース95に漏出したブローバイガスが第2ブローバイガス通路を介して吸気通路71に流入することもある。このため、第2ブローバイガス通路をブローバイガスが通過する場合に上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
・上記実施形態のブローバイガス処理装置30が有する管接続部10は、圧力センサ54を接続して圧力センサ54の検出値の変動に基づいて配管外れ等の異常を検出する構成を実現するのであれば、図1に示した内燃機関90のブローバイガス処理装置に限らず適用ができる。すなわち、管接続部10は、ガソリンを燃料として使用するガソリンエンジンのブローバイガス処理装置に適用してもよいし、ディーゼルエンジンのブローバイガス処理装置に適用することもできる。
10…管接続部、11…第1ユニット、12…仕切り板、13…絞り部、19…第1空間、21…第2ユニット、22…第1壁、23…吸気接続ユニオン、23A…吸気連通路、24…第2壁、25…センサ接続ユニオン、26…基部、26A…凹部、26B…中継空間、27…細管部、27A…センサ連通路、28…天板、28A…第3壁、28B…第4壁、29…第2空間、30…ブローバイガス処理装置、31…大気側接続管、32…第2セパレータ、41…吸引通路、42…プレセパレータ、43…第1セパレータ、47…インマニ側接続管、48…PCVバルブ、49…ブローバイガス通路、50…エゼクタ、51…エゼクタ本体、51A…ノズル部、51B…ディフューザ部、52…第1吸気循環路、53…第2吸気循環路、54…圧力センサ、55…センサ接続管、71…吸気通路、72…エアクリーナ、73…インタークーラー、74…スロットルバルブ、75…インテークマニホールド、76…吸気ポート、77…排気ポート、78…排気通路、80…過給機、81…コンプレッサ、82…タービン、90…内燃機関、91…シリンダブロック、92…シリンダ、93…燃焼室、94…ピストン、95…クランクケース、96…オイルパン、97…シリンダヘッド、98…ヘッドカバー、99…連通路。

Claims (1)

  1. 内燃機関の燃焼室からクランクケースに漏出したブローバイガスを吸気通路に放出するブローバイガス処理装置として、ブローバイガスが含有するオイルを分離するセパレータと、前記吸気通路と前記セパレータとを接続する吸気接続管と、圧力を検出する圧力センサと、を有しているブローバイガス処理装置であって、
    前記セパレータは、前記吸気接続管が取り付けられる吸気接続ユニオンと、前記圧力センサを接続するセンサ接続ユニオンと、前記セパレータ内の空間を第1空間と第2空間とに仕切る仕切り板と、前記仕切り板に設けられていて前記第1空間と前記第2空間とを連通させる絞り部と、を有する管接続部を備え、
    前記センサ接続ユニオンは、前記第2空間を前記圧力センサに連通させる通路としてのセンサ連通路が形成されている細管部と、該細管部における前記第2空間側の端部に設けられており前記第2空間と前記センサ連通路とを接続する空間としての中継空間を区画する凹部が形成されている基部と、を備え、
    前記凹部によって区画される前記中継空間の通路断面積が前記センサ連通路の通路断面積よりも大きく、
    前記第2空間は、前記仕切り板と、前記絞り部と向かい合っている天板と、第1壁と、第2壁と、で区画され、
    前記第2壁は、前記天板に対して交差する平面上に位置しているとともに前記仕切り板と前記天板とを接続し、
    前記第1壁は、前記絞り部を間に挟んで前記第2壁とは反対側に位置しているとともに前記仕切り板と前記天板とを接続し、
    前記吸気接続ユニオンは、前記第1壁に設けられ、
    前記センサ接続ユニオンは、前記第2壁に設けられている
    ブローバイガス処理装置。
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