JP5131221B2 - スタータモータの制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スタータモータの制御装置に関するものである。
従来より、車両に搭載されたエンジンのアイドリング期間を短くすることで、エンジンから排出される排ガス量を低減することを狙った技術、いわゆる、アイドルストップ制御に関する技術が知られている(例えば、以下の特許文献1を参照)。
特開2004−301110号公報
上記の特許文献1に代表される一般的なアイドルストップ制御では、クラッチペダルが踏込まれていることや、シフトレバーがニュートラルポジションに入っていることを、エンジンが自動再始動する条件として設定していることがある。
つまり、この場合、クラッチペダルが踏込まれたり、シフトレバーがニュートラルポジションに入ったりすると、エンジンのスタータモータのリレースイッチが接続状態(オン状態)になり、このスタータモータへの電力供給が行なわれるようになっているのである。このような仕組みにより、エンジンが自動再始動した際に、ドライバが意図せずに車両が走行することを防ぐようになっている。
しかしながら、クラッチペダルが踏込まれたり、シフトレバーがニュートラルポジションに入ったりする状況は、エンジンの自動再始動時に限って発生するものではなく、頻繁に発生するものである。
このため、一般的なアイドルストップ制御を行なう車両においては、リレースイッチの断接(オフオン)頻度が増大し、リレースイッチの部品寿命が短くなってしまうという課題がある。
また、リレースイッチが断接する際には作動音が生じる。つまり、クラッチペダルが踏込まれたり、シフトレバーがニュートラルポジションに入ったりするたびにリレースイッチの作動音が生じることで、車室内の乗員に不快感を覚えさせるという課題もある。
本発明はこのような課題に鑑み案出されたもので、エンジンが自動再始動した際にドライバが意図せず車両が走行する事態を防ぐことを可能としながら、リレースイッチの作動頻度を低減し、且つ、リレースイッチの作動により騒音が生じる事態を防ぐことが出来る、スタータモータの制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のスタータモータの制御装置(請求項1)は、車両に搭載されたエンジンを始動するスタータモータの制御装置であって、該スタータモータへの電力供給を断接する第1リレースイッチと、該エンジンが通常運転中であるか否かを判定する運転状態判定手段と、自動停止条件が成立すると該エンジンを自動停止させ、該自動停止後に自動再始動条件が成立すると該第1リレースイッチを接続状態にすることで該エンジンを自動再始動させる自動停止再始動手段と、該第1リレースイッチと直列に接続され該スタータモータへの電力供給を断接する第2リレースイッチと、該車両の走行を機械的に禁止する走行禁止手段と、該走行禁止手段により該車両の走行が機械的に禁止されているか否かを判定する走行禁止判定手段と、該走行禁止判定手段により該車両の走行が機械的に禁止されていると判定された場合に該第2リレースイッチを接続状態にし、該走行禁止判定手段により該車両の走行が機械的に禁止されていないと判定された場合に該第2リレースイッチを切断状態にする第2リレー断接制御を実行する第2リレー制御手段と、スイッチング禁止条件が満たされると該第2リレー制御手段による該第2リレー断接制御に関わらず該第2リレースイッチを強制的に切断状態にするスイッチング禁止手段とを備え、該スイッチング禁止条件は、該運転状態判定手段により該エンジンが通常運転中であることが判定されたという条件を含むことを特徴としている。
また、請求項2記載の本発明のスタータモータの制御装置は、請求項1記載の内容において、該車両に搭載されたトランスミッションと、該トランスミッションがニュートラル状態にあることを検出するニュートラル検出手段とを備え、該走行禁止判定手段は、該ニュートラル検出手段により該トランスミッションがニュートラル状態にあることが検出されると該車両の走行が機械的に禁止されていると判定することを特徴としている。
また、請求項3記載の本発明のスタータモータの制御装置は、請求項2記載の内容において、該トランスミッションに設けられ該エンジンから入力される駆動力を断接するクラッチと、該クラッチが切断状態であることを検出するクラッチ状態検出手段とを備え、該走行禁止判定手段は、該クラッチ状態検出手段により該クラッチが切断状態にあることが検出されると該車両の走行が禁止されていると判定することを特徴としている。
また、請求項4記載の本発明のスタータモータの制御装置は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の内容において、該車両の車輪を制動するブレーキ装置と、 該ブレーキ装置が作動し該車輪が制動されていることを検出するブレーキ状態検出手段とを備え、該走行禁止判定手段は、該ブレーキ状態検出手段により該車輪が制動されていることが検出されると該車両の走行が禁止されていると判定することを特徴としている。
本発明のスタータモータの制御装置によれば、エンジンが自動再始動した際にドライバが意図せず車両が走行する事態を防ぐことを可能としながら、リレースイッチの作動頻度を低減し、且つ、リレースイッチの作動により騒音が生じる事態を防ぐことが出来ることが出来る。(請求項1)
また、トランスミッションがニュートラル状態にある場合にはエンジンの駆動力が車両の車輪に伝わらないので、車両の走行が機械的に禁止されていると判定することも出来る。(請求項2)
また、クラッチが切断状態にある場合にはエンジンの駆動力が車両の車輪に伝わらないので、車両の走行が機械的に禁止されていると判定することも出来る。(請求項3)
また、車輪が制動されている場合には、車輪の回転が妨げられているので、車両の走行が機械的に禁止されていると判定することも出来る。(請求項4)
本発明の一実施形態に係るスタータモータの制御装置の全体構成を示す模式的なブロック図である。 本発明の一実施形態に係るスタータモータの制御装置の要部構成を示す模式的なブロック図である。 本発明の一実施形態に係るスタータモータの制御装置による制御のメインルーチンを示す模式的なフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るスタータモータの制御装置による制御のサブルーチンを示す模式的なフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るスタータモータの制御装置による制御のサブルーチンを示す模式的なフローチャートである。
図1に示すように、車両10には、エンジン11とマニュアルトランスミッション(トランスミッション;走行禁止手段)12とが搭載されている。
トランスミッション12の入力軸(図示略)には、エンジン11のクランクシャフト(図示略)が接続されている。また、トランスミッション12の出力軸(図示略)には、ディファレンシャルギアユニット(図示略)を介して、前輪13FL,13FRの各ドライブシャフト14L,14Rが接続されている。
また、このトランスミッション12には、図示しないクラッチ(走行禁止手段)が内蔵されている。このクラッチは、クランクシャフトを介してエンジン11からの入力される駆動力をクラッチペダル15の動きに応じて断接するものである。つまり、このクラッチは、図示しないドライバによりクラッチペダル15が踏込まれると切断状態となり、クラッチペダル15が開放されると接続状態となるようになっている。なお、このクラッチペダル15が踏込まれているか、或いは、解放されているのかは、クラッチペダルスイッチ16により検出されるようになっている。このクラッチペダルスイッチ16は、クラッチペダル15が踏込まれるとオンとなり、一方、クラッチペダル15が解放されるとオフになるスイッチである、クラッチペダルスイッチ16は、後述するECU(Electronic Control Unit)40のFポート41Fに接続されている。また、このクラッチペダルスイッチ16の状態は、ECU40により読込まれるようになっている。
また、このマニュアルトランスミッション12の変速段は、ドライバによって操作されるシフトレバー17のポジションに応じて選択されるようになっている。なお、このシフトレバー17のポジションは、シフトポジションセンサ(ニュートラル検出手段)18によって検出されるようになっている。シフトポジションセンサ18はECU40のポート41に接続されている。また、このシフトポジションセンサ18による検出結果は、ECU40により読込まれるようになっている。
エンジン11には、このエンジン11の回転数Neを検出するエンジン回転数センサ19が設けられている。このエンジン回転数センサ19はECU40のDポート41Dに接続されている。また、このエンジン回転数センサ19の検出結果Neは、ECU40により読込まれるようになっている。
また、車両10の左右の前輪13FL,13FRおよび左右の後輪13RL,13RRには、これらの各輪13FL,13FR,13RL,13RRを制動するブレーキ装置(走行禁止手段)21がそれぞれ設けられている。また、これらのブレーキ装置21は、ドライバにより操作されるブレーキペダル22の踏込み量に応じて制動力が増大するようになっている。
また、このブレーキペダル22には、ストップランプスイッチ23が設けられている。このストップランプスイッチ23は、ブレーキペダル22が踏込まれている場合にオン(接続状態)となり、ブレーキペダル22が開放されている場合にオフ(切断状態)になるものである。そして、このストップランプスイッチ23がオンになると、車両10のブレーキランプ(図示略)が点灯し、ストップランプスイッチ23がオフになると、車両10のブレーキランプ(図示略)が消灯するようになっている。
また、このストップランプスイッチ23は、ECU40のGポート41Gに接続されている。そして、このストップランプスイッチ23がオンであるか或いはオフであるかは、ECU40によって検出されるようになっている。
また、この車両13の各輪13FL,13FR,13RL,13RRには、それぞれ、車輪速センサ24が設けられている。これらの車輪速センサ24は、それぞれ、各輪13FL,13FR,13RL,13RRの回転速度Neを検出するものである。また、車輪速センサ24は、ECU40のEポート41Eに接続されている。そして、車輪速センサ24による検出結果はECU40によって読み込まれるようになっている。
そして、この車両10にはスタータモータユニット(スタータモータ)25が設けられている。
図2に示すように、このスタータモータユニット25は、車両10に搭載されたエンジン11を始動するものであって、電気モータ26とメインリレースイッチ27とを有している。
電気モータ26は、メインリレースイッチ27を介してバッテリ(電源)28と断接可能に接続されている。
また、メインリレースイッチ27は、サブリレースイッチ(第1リレースイッチ)29およびカットリレースイッチ(第2リレースイッチ)31の双方、または、シリンダキースイッチ32がオンになった場合にオンになるスイッチである。そして、このメインリレースイッチ27がオンになると、バッテリ28から電気モータ2への電力が供給されるようになっている。
これらのうち、サブリレースイッチ29は、スタータモータユニット25のメインリレースイッチ27のコイル27Aと、カットリレースイッチ31との間で電気的に介装されている。
また、カットリレースイッチ31は、サブリレースイッチ29と、ECU40との間で電気的に介装されている。
また、サブリレースイッチ29のコイル29AはECU40のCポート41Cに接続され、カットリレースイッチ31のコイル31AはECU40のBポート41Bに接続されている。
そして、サブリレースイッチ29に対しECU40のCポート41Cから電力が供給されると、このサブリレースイッチ29はオンとなるようになっている。
また、カットリレースイッチ31に対しECU40のBポート41Bから電力が供給されると、このカットリレースイッチ31はオンとなるようになっている。
なお、これらのサブリレースイッチ29およびカットリレースイッチ31には、ともに、ECU40からの電力供給がない場合にはオフとなるスイッチ(いわゆる、常時オフ式のスイッチ)が採用されている。
そして、これらのサブリレースイッチ29とカットリレースイッチ31との双方がオンになると、スタータモータユニット25のメインリレースイッチ27がオンとなるようになっている。
シリンダキースイッチ32は、車両10のドライバがシリンダキー(図示略)をスタートポジションまで回転させた場合にオンとなるスイッチである。そして、このシリンダキースイッチ32がオンになると、サブリレースイッチ29がオンとなり、スタータモータユニット25のメインリレースイッチ27がオンとなるようになっている。
なお、これらのサブリレースイッチ29,カットリレースイッチ31およびシリンダキースイッチ32は、いずれも、車室内に設けられている。このように、サブリレースイッチ29,カットリレースイッチ31を車室内に設けている点は車両10の特徴である。つまり、〔発明が解決しようとする課題〕の欄で上述したように、リレースイッチの断接時には作動音が生じるため、サブリレースイッチ29,カットリレースイッチ31を車室内に配設しないようにすることが一般的であろう。しかしながら、詳しくは後述するが、本実施形態におけるこれらのサブリレースイッチ29,カットリレースイッチ31は、必要時以外は作動しないため、車室内に配設されたとしても作動音の発生を抑制することが出来る。また、これらのサブリレースイッチ29,カットリレースイッチ31を車室ないに配設することで、これらのサブリレースイッチ29,カットリレースイッチ31に防水処理を施さなくても良いというメリットを得ることが出来るのである。
また、この車両10には、ECU40が設けられている。
このECU40は、いずれも図示しないメモリやCPU(Central Processing Unit)を有するμCU(マイクロコンピュータユニット;Micro Computer Unit)90と、第1駆動回路81と、第2駆動回路82と、A〜Hポート41A〜41Hとを有する電子制御ユニットである。
また、このμCU90のメモリには、いずれもソフトウェアとして、アイドル制御部(自動停止再始動手段)91,運転状態判定部(運転状態判定手段)92,走行禁止判定部(走行禁止判定手段)93,カットリレー制御部(サブリレー制御手段)94およびスイッチング禁止部(スイッチング禁止手段)95とが記録されている。
さらに、図示はしないが、このμCU90のメモリには、ソフトウェアとして、車速検出部も記録されている。
これらのうち、アイドル制御部91は、自動停止条件が成立するとエンジン11を自動停止させ、エンジン11の自動停止後に自動再始動条件が成立すると、スタータモータユニット25を作動させエンジン11を自動再始動させるものである。
より具体的に、自動再始動条件が成立した場合、このアイドル制御部91は、ECU40の第1駆動回路81に対してサブリレーオン信号を出力することで、この第1駆動回路81からCポート41Cを介してサブリレースイッチ29に電力を供給させ、サブリレースイッチ29をオンにするようになっている。
この第1駆動回路81は、アイドル制御部91からサブリレーオン信号を受けた場合には、サブリレースイッチ29に対してCポート41Cを介してサブリレースイッチ29に対する電力供給を行ない、一方、アイドル制御部91からサブリレーオン信号を受けていない場合には、サブリレースイッチ29に対する電力供給を行なわない電気回路である。
なお、アイドル制御部91の制御を受けて作動したスタータモータユニット25によるクランキングを、「オートクランキング」という。一方、車両10のドライバがシリンダキーをスタートポジションまで回転させることで作動したスタータモータユニット25によるクランキングを、単に「クランキング」という。また、クランキングによるエンジン11の始動をマニュアル始動という。
そして、アイドル制御部91は、以下の条件(1)〜(3)が満たされれば、自動停止条件が満たされたと判定するようになっている。
条件(1): シフトレバー17がニュートラルポジションにある
条件(2): クラッチペダル15が解放されている
条件(3): 車速Vsがゼロである
また、アイドル制御部91は、以下の条件(4)が満たされれば、自動再始動条件が満たされたと判定するようになっている。
条件(4): クラッチペダル15が踏み込まれた
なお、車速Vsは、車輪速センサ24により検出された各輪13FL,13FR,13RL,13RRの回転速度に基づいて、μCU90の車速検出部(図示略)が演算するようになっている。
運転状態判定部92は、エンジン11が通常運転中であるか否かを判定するものである。なお、ここで通常運転中とは、エンジン11が、停止中ではない状態をいう。
具体的に、この運転状態判定部92は、エンジン回転数センサ19により検出されたエンジン回転数Neが、閾値回転数Neth以上である場合には、エンジン11が通常運転中であると判定するようになっている。なお、この閾値回転数Nethは、スタータモータユニット25によるエンジン11のクランキング回転数よりも高くアイドル回転数よりも低い値として設定されている。
走行禁止判定部93は、クラッチの断接状態またはマニュアルトランスミッション12の変速段の状態により、車両10の走行が機械的に禁止されているか否かを判定するものである。
より具体的に、走行禁止判定部93は、クラッチペダルスイッチ16の状態に応じてトランスミッション12のクラッチが切断状態にあるのか、或いは、接続状態にいるのかを判定するようになっている。そして、クラッチが切断状態にあると判定した場合には、車両10の走行が機械的に禁止されていると判定するようになっている。
また、この走行禁止判定部93は、シフトポジションセンサ18によりシフトレバー17がニュートラルポジションにあることが検出された場合に、車両10の走行が機械的に禁止されていると判定するようになっている。
カットリレー制御部94は、走行禁止判定部93により、車両10の走行が禁止されていることが判定された場合には、ECU40の第2駆動回路(後述する)82に対してカットリレーオン信号を出力することで、この第2駆動回路82からBポート41Bを介してカットリレースイッチ31に対して電力を供給させ、カットリレースイッチ31をオンにするようになっている。なお、このカットリレー制御部94は、走行禁止判定部93により車両10の走行が禁止されていないことが判定された場合には、カットリレースイッチ31に対する電力供給を行なわないようになっている。また、上述のように、カットリレースイッチ31は、常時オフ式のスイッチである。つまり、このカットリレー制御部94は、走行禁止検出部93により車両10の走行が禁止されていないことが判定された場合には、カットリレースイッチ31を間接的にオフにするうになっている。なお、このカットリレー制御部94によるカットリレーの制御をカットリレー断接制御(第2リレー断接制御)という。
第2駆動回路82は、カットリレー制御部94からカットリレーオン信号を受けた場合には、カットリレースイッチ31に対してBポート41Bを介して電力を供給し、一方、カットリレー制御部94からカットリレーオン信号を受けていない場合には、カットリレースイッチ31に対する電力供給を行なわない電気回路である。
さらに、この第2駆動回路82は、後述するスイッチング禁止部95から禁止信号を受けた場合、カットリレー制御部94からカットリレーオン信号を受けているか否かに関わらず、カットリレースイッチ31に対する電力供給を禁止するようにもなっている。
スイッチング禁止部95は、以下に示すスイッチング禁止条件が満たされた場合に、カットリレー制御部94によるカットリレー断接制御に関わらず、カットリレースイッチ31を強制的に切断状態にするものである。
スイッチング禁止条件としては、以下の条件(5)が設定されている。
条件(5): 運転状態判定部92により、エンジン11が通常運転中であることが判定された
つまり、このスイッチング禁止部95は、上記の条件(5)が満たされた場合には、第2駆動回路82に対して禁止信号を出力することで、カットリレー制御部94から第2駆動回路82にカットリレーオン信号が出力されている場合であっても、カットリレースイッチ31を強制的に切断状態で維持するようになっている。なお、このスイッチング禁止部95によるカットリレースイッチ31の作動禁止制御を、スイッチング禁止制御という。
本発明の一実施形態に係るスタータモータの制御装置は上述のように構成されているので、以下のような作用および効果を奏する。
図3に示すように、ドライバがシリンダキーをスタートポジションまで回転させることでエンジン11がマニュアル始動した場合、或いは、上記の条件(4)が満たされることでアイドル制御部91によりエンジン11が自動再始動した場合には、図5を用いて後述するサブルーチンとしてのスイッチング許可制御が実行される(ステップS12)。一方、エンジン11がマニュアル始動していない場合、或いは、自動再始動条件が満たされなかった場合には、図4を用いて後述するサブルーチンとしてのスイッチング禁止制御(ステップS13)が実行される。
まず、スイッチング禁止制御(ステップS11のNoルート)の内容について説明する。
図4に示すように、エンジン11がマニュアル始動しない場合、或いは、自動再始動条件が満たされなかった場合、カットリレー制御部94は第2駆動回路82に対してカットリレーオン信号を出力しないので(ステップS21)、第2駆動回路82はカットリレースイッチ31に対する電力供給を行なわない(ステップS22)。
また、エンジン11がマニュアル始動していない場合、或いは、自動再始動条件が満たされなかった場合(図3のステップS11のNoルート)、アイドル制御部91も、第1駆動回路81に対してサブリレーオン信号を出力しないので(ステップS23)、第1駆動回路81はサブリレースイッチ29に対する電力供給を行なわない(ステップS24)。
次に、スイッチング許可制御(ステップS11のYesルート)の内容について説明する。
図5に示すように、エンジン11がマニュアル始動する場合、或いは、自動再始動条件が満たされた場合、アイドル制御部91は、第1駆動回路81に対してサブリレーオン信号を出力し(ステップS31)、このサブリレーオン信号を受けた第1駆動回路81は、サブリレースイッチ29に対する電力供給を行ない、サブリレースイッチ29がオンになる(ステップS32)。
このとき、運転状態判定部92は、エンジン回転数センサ19により検出されたエンジン回転数Neが、閾値回転数Neth以上であるか否かを判定することで、エンジン11が通常運転中であるか否かを判定する(ステップS33)
運転状態判定部92により、エンジン11が通常運転中ではないと判定された場合(ステップS33のYesルート)、走行判定検出部93は、車両10の走行が機械的に禁止されているか否かを判定する(ステップS34)。
つまり、このステップS34において、走行禁止判定部93は、クラッチペダルスイッチ16がオンであれば、クラッチが切断状態にあると判定し、車両10の走行が機械的に禁止されていると判定する(ステップS34のYesルート)。或いは、この走行禁止判定部93は、シフトポジションセンサ18がシフトレバー17がニュートラルポジションにあることを検出すると、車両10の走行が機械的に禁止されていると判定する(ステップS34のYesルート)。
そして、ステップS34において、走行禁止判定部93が車両10の走行が機械的に禁止されていると判定した場合(ステップS34のYesルート)、カットリレー制御部94は第2駆動回路82に対してカットリレーオン信号を出力し(ステップS35)、第2駆動回路82はカットリレースイッチ31に対する電力供給を行なう(ステップS36)。これにより、メインスイッチ27がオンとなりスタータモータユニット25の電気モータ26が作動する。
他方、ステップS34において、走行判定検出部93は、クラッチペダルスイッチ16がオフであればクラッチが接続状態にあると判定し、車両10の走行が機械的に禁止されていないと判定する(ステップS33のNoルート)。或いは、この走行禁止判定部93は、シフトポジションセンサ18がシフトレバー17がニュートラルポジション以外にあると検出すると、車両10の走行が機械的に禁止されていないと判定する(ステップS33のNoルート)。
そして、ステップS34において、走行禁止判定部93が車両10の走行が機械的に禁止されていないと判定した場合(ステップS34のNoルート)、カットリレー制御部94は第2駆動回路82に対してカットリレーオン信号を出力せず(ステップS37)、第2駆動回路82はカットリレースイッチ31に対する電力供給を行なわない(ステップS38)。これにより、メインスイッチ27はオフのままとなりスタータモータユニット25の電気モータ26は作動しない。
一方、ステップS33において、運転状態判定部92がエンジン11が通常運転中であると判定した場合(ステップS33のNoルート)、スイッチング禁止部95は、ステップS34〜S38として説明したカットリレー制御部94によってカットリレー断接制御が実行されるよりも優先的に、カットリレースイッチ31を強制的にオフにする。つまり、スイッチ禁止部95は、第2駆動回路82に対して禁止信号を出力することで(ステップS39)、第2駆動回路82からカットリレースイッチ31への電力供給を禁止し(ステップS40)、カットリレースイッチ31をオフのまま維持する。
このように、本発明の一実施形態に係るスタータモータの制御装置によれば、車両10の走行が機械的に禁止されている場合に限ってエンジン11の自動再始動が許可されるようになっているので、エンジン11が自動再始動した際にドライバが意図せず車両10が走行する事態を防ぐことが可能となる。
また、エンジン10が通常運転中である場合には、常時オフ式のカットリレースイッチ31に対する電力供給が禁止されるようになっているので、本来的に作動する必要がない状況においてカットリレースイッチ31が作動する事態を防ぐことが可能となる。これにより、カットリレースイッチ31の作動頻度を低減し、且つ、カットリレースイッチ31の作動により騒音が生じる事態を防ぐことが出来ることが出来る。
したがって、カットリレースイッチ31の寿命を延ばし、且つ、車両10の車室内の乗員に不快感を覚えさせる事態を回避することが出来る。
また、マニュアルトランスミッション12がニュートラル状態にある場合には、エンジン11の駆動力が車両10の各輪13FL,13FR,13RL,13RRに伝わらないので、車両10の走行が機械的に禁止されていることを即座に判定することも出来る。
また、クラッチが切断状態にある場合にも、エンジン11の駆動力が車両11の各輪13FL,13FR,13RL,13RRに伝わらないので、車両10の走行が機械的に禁止されていることを容易に判定することも出来る。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが出来る。その例を以下に示す。
上述の実施形態においては、走行禁止判定部93が、クラッチまたはマニュアルトランスミッション12により、車両10の走行が機械的に禁止されているか否かを判定するものであるとして説明したが、これに限定するものではない。例えば、走行禁止判定部93が、ストップランプスイッチ23がオンになると、ブレーキ装置21により各輪13FL,13FR,13RL,13RRが制動され、車両10の走行が機械的に禁止されていると判定するようにしても良い。
また、車両10にブレーキ装置21の油圧を検出するブレーキ油圧センサ(図示略)を設けても良い。そして、走行禁止判定部93が、ブレーキ油圧センサにより検出されたブレーキ装置21の油圧が所定の油圧閾値以上になっている場合に、車両10の走行が機械的に禁止されていると判定するようにしても良い。このように、ブレーキ装置21の作動に着目して車両10の走行が機械的に禁止されているか否かの判定を行なう手法は、特にトランスミッション12がオートマチックトランスミッションである場合に有効である。
また、上述の実施形態においては、アイドル制御部91が、上記の条件(1)〜(3)が満たされれば、自動停止条件が満たされたと判定するようになっている場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、以下の条件(6)および(7)が満たされると、自動停止条件が満たされたと判定されるようにしても良い。
条件(6): 車速Vsがゼロである
条件(7): オートマチックトランスミッションのシフトレバーがパーキング(P)またはニュートラル(N)ポジションにある
また、上述の実施形態においては、アイドル制御部91が、上記の条件(4)が満たされれば、自動再始動条件が満たされたと判定するようになっている場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、上記の条件(6)および(7)が満たされたことにより、エンジン11が自動停止した場合には、その後、以下の条件(8)および(9)が満たされると、自動再始動条件が満たされたと判定されるようにしても良い。
条件(8): ストップランプスイッチ23がオン
条件(9): シフトレバーがドライブ(D),リバース(R),セカンド(2nd)またはファースト(1st)ポジションに変更された
また、上述の実施形態においては、車両10のドライバがシリンダキー(図示略)をイグニッションポジションまで回転させることで作動したスタータモータユニット25によるクランキングによるエンジン11の始動をマニュアル始動という場合を説明した。しかしながら、シリンダキーに代えて、エンジンスタートボタン(図示略)を車両10に設けるようにする場合もあり得る。この場合、エンジンスタートボタンが押下されたことによるクランキングでエンジン11が始動する場合もマニュアル始動に該当する。つまり、シリンダキーおよびエンジンスタートボタンは、エンジン11をマニュアル始動させる手段(マニュアル始動手段)に該当する。
また、上述の実施形態においては、クラッチペダル15が踏込まれるとオンとなり、一方、クラッチペダル15が解放されるとオフになるスイッチがクラッチペダルスイッチ16として用いられている場合を説明したが、これに限定するものではない。例えば、クラッチペダル15が踏込まれるとオフとなり、一方、クラッチペダル15が解放されるとオンになるスイッチを用いるようにしてもよい。或いは、クラッチペダルスイッチ16に代えて、クラッチペダル15の変位量(即ち、回転角)を検出する回転角センサによって、クラッチペダル15が踏み込まれているか否かを検出するようにしても良い。
また、上述の実施形態において、シフトレバー17のポジションは、シフトポジションセンサ18によって検出されるようになっている場合について説明したが、これに限定するものではない。例えば、トランスミッション12がニュートラル状態になったことを検出するニュートラル検出スイッチをトランスミッション12に設け、このニュートラル検出スイッチからの検出結果をECU40が読み込むようにしても良い。
また、上述の実施形態においては、ストップランプスイッチ23のオン・オフよってECU40がブレーキペダル22が踏み込まれているか否かを検出する場合について説明したが、これに限定するものではない。例えば、ブレーキペダル22の変位量(即ち、回転角)を検出する回転角センサによって、ブレーキペダル22が踏み込まれているか否かを検出するようにしても良い。
また、上述の実施形態において、ストップランプスイッチ23は、ブレーキペダル22が踏み込まれている場合にオンとなり、ブレーキペダル22が解放されている場合にオフとなる場合について説明したが、これに限定するものではない。例えば、ブレーキペダル22が踏み込まれている場合にオフとなり、ブレーキペダル22が解放されている場合にオンとなるスイッチをストップランプスイッチ23に用いてもよい。
本発明は、車両の製造産業を中心に利用することが可能である。
10 車両
11 エンジン
12 マニュアルトランスミッション(トランスミッション;走行禁止手段)
16 クラッチスイッチペダルスイッチ(クラッチ状態検出部)
18 シフトポジションセンサ(ニュートラル検出手段)
21 ブレーキ装置(走行禁止手段)
23 ストップランプスイッチ(ブレーキ状態検出手段)
25 スタータモータユニット(スタータモータ)
29 サブリレースイッチ(第1リレースイッチ)
31 カットリレースイッチ(第2リレースイッチ)
91 アイドル制御部(自動停止再始動手段)
92 運転状態判定部(運転状態判定手段)
93 走行禁止判定部(走行禁止判定手段)
94 カットリレー制御部(第2リレー制御手段)
95 スイッチング禁止部(スイッチング禁止手段)

Claims (4)

  1. 車両に搭載されたエンジンを始動するスタータモータの制御装置であって、
    該スタータモータへの電力供給を断接する第1リレースイッチと、
    該エンジンが通常運転中であるか否かを判定する運転状態判定手段と、
    自動停止条件が成立すると該エンジンを自動停止させ、該自動停止後に自動再始動条件が成立すると該第1リレースイッチを接続状態にすることで該エンジンを自動再始動させる自動停止再始動手段と、
    該第1リレースイッチと直列に接続され該スタータモータへの電力供給を断接する第2リレースイッチと、
    該車両の走行を機械的に禁止する走行禁止手段と、
    該走行禁止手段により該車両の走行が機械的に禁止されているか否かを判定する走行禁止判定手段と、
    該走行禁止判定手段により該車両の走行が機械的に禁止されていると判定された場合に該第2リレースイッチを接続状態にし、該走行禁止判定手段により該車両の走行が機械的に禁止されていないと判定された場合に該第2リレースイッチを切断状態にする第2リレー断接制御を実行する第2リレー制御手段と、
    スイッチング禁止条件が満たされると該第2リレー制御手段による該第2リレー断接制御に関わらず該第2リレースイッチを強制的に切断状態にするスイッチング禁止手段とを備え、
    該スイッチング禁止条件は、
    該運転状態判定手段により該エンジンが通常運転中であることが判定されたという条件を含む
    ことを特徴とする、スタータモータの制御装置。
  2. 該車両に搭載されたトランスミッションと、
    該トランスミッションがニュートラル状態にあることを検出するニュートラル検出手段とを備え、
    該走行禁止判定手段は、
    該ニュートラル検出手段により該トランスミッションがニュートラル状態にあることが検出されると該車両の走行が機械的に禁止されていると判定する
    ことを特徴とする、請求項1記載のスタータモータの制御装置。
  3. 該トランスミッションに設けられ該エンジンから入力される駆動力を断接するクラッチと、
    該クラッチが切断状態であることを検出するクラッチ状態検出手段とを備え、
    該走行禁止判定手段は、
    該クラッチ状態検出手段により該クラッチが切断状態にあることが検出されると該車両の走行が禁止されていると判定する
    ことを特徴とする、請求項2記載のスタータモータの制御装置。
  4. 該車両の車輪を制動するブレーキ装置と、
    該ブレーキ装置が作動し該車輪が制動されていることを検出するブレーキ状態検出手段とを備え、
    該走行禁止判定手段は、
    該ブレーキ状態検出手段により該車輪が制動されていることが検出されると該車両の走行が禁止されていると判定する
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のスタータモータの制御装置。
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