JP5130470B2 - 省エネ緑化システム - Google Patents

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Description

この発明は、ビルの屋上やベランダ等の人工地盤上に設けられ、省エネ緑化をするための省エネ緑化システムに関する。
マンション,病院,学校等の建築物の屋上やベランダ,テラス等の人工地盤の表面を緑化する際に用いられる緑化パネル及び緑化パネル装置並びに緑化方法が、提案されている。
また、全額経費としてリース料を損金に算入することができ、税務上有利となるリース取引の対象となる省エネ緑化システムが望まれている。
特開2008―067657号公報
しかしながら、この緑化パネルの場合、複雑な構造を備え、敷設するときに多くの手間を必要とするものであった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、屋上やベランダ等の人工地盤上に載置して、省エネ緑化をし易く、且つ、敷設工事においても、パネルを並置することにより耐根保水シート面を形成でき、且つ、省エネ緑化システムを完成させることができ、短期間に敷設工事を終了できる省エネ緑化システムを提供することである。
この発明にかかる省エネ緑化システムは、人工地盤上に載置されるパネルと、前記パネル上に載置される緑化植物育成用の給水マットと、前記給水マットに給水するための灌水パイプとを備えた、省エネ緑化システムであって、前記パネルは、一方の外周縁の近傍に形成され、前記給水マットを載置するときの位置合わせ及び灌水パイプの載置のための中空凸部と、他方の外周縁の近傍に形成され、並置された隣接するパネルの前記中空凸部の中空部内に嵌合されるための嵌合凸部とを備え、並置されたパネルの重なり合う領域が、前記中空凸部及び嵌合凸部の周辺に形成され、並置されたパネルの前記中空凸部の内側に給水マットが載置されるとともに、前記並置された給水マットの周縁の間であって、パネルの中空凸部の上面に灌水パイプが敷設される、省エネ緑化システムである。
この発明の請求項2にかかる省エネ緑化システムは、前記パネルは、平面視略方形状であり、対角線上の互いに向きあった隅部が切り欠かれた切り欠き隅部を備え、並列されたパネルの隅部が前記切り欠かれた切り欠き隅部に位置するように形成され、切り欠き隅部においては、他のパネルの隅部が載置されるように形成された、請求項1に記載の省エネ緑化システムである。
この発明の請求項3にかかる省エネ緑化システムは、前記パネルは、平面視略方形状の合成樹脂薄板からなり、前記中空凸部及び嵌合凸部が形成されていない領域に強化のための強化凸条が形成された、請求項1又は2に記載の省エネ緑化システムである
本件発明は、人工地盤上に載置されるパネルと、前記パネル上に載置される緑化植物育成用の給水マットと、前記給水マットに給水するための灌水パイプとを備えた、省エネ緑化システムであって、前記パネルは、一方の外周縁の近傍に形成され、前記給水マットを載置するときの位置合わせ及び灌水パイプの載置のための中空凸部と、他方の外周縁の近傍に形成され、並置された隣接するパネルの前記中空凸部の中空部内に嵌合されるための嵌合凸部とを備え、並置されたパネルの重なり合う領域が、前記中空凸部及び嵌合凸部の周辺に形成され、並置されたパネルの前記中空凸部の内側に給水マットが載置されるとともに、前記並置された給水マットの周縁の間であって、パネルの中空凸部の上面に灌水パイプが敷設されるので、比較的平面状の屋上やベランダ等の人工地盤上に載置して、省エネ緑化をし易く、且つ、敷設工事においても、パネルを並置し隣接するパネルどおしを嵌合接続することにより耐根保水シート面を形成でき、且つ、その上に緑化のための植物を植栽するための給水マットを載置し、それらの間に灌水パイプを張り巡らせるだけで、省エネ緑化システムを完成させることができ、短期間に敷設工事を終了できる。
これにより、ヒートアイランド現象の緩和及び光熱費のコストダウンを図れるとともに、膨張、収縮による建物の劣化を防ぎ、建物の長寿命化を図ることができる。
しかも、人工地盤上に載置される構造のために、リース取引の対象となり、税法上有利な取り扱いを受けることができ、より一層省エネ緑化システムの普及に資するものとなる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴及び利点は、図を参照して行う以下の発明を実施するための最良の形態の説明からいっそう明らかとなろう。
図1は、この発明の一実施の形態である、屋上省エネ緑化システムを設置した状態を示す断面図解図であり、図2は、屋上省エネ緑化システムを構成するパネルの平面図解図であり、図3は、図2図示パネルの正面図解図であり、図4は、図2図示パネルの側面図解図である。
屋上省エネ緑化システム10は、マンション,病院,学校等の建築物の屋上やベランダ,テラス等の人工地盤上に載置されるパネル12と、前記パネル12上に載置される緑化植物育成用の給水マット14と、前記給水マットに給水するための灌水パイプ16とを備えている。
前記パネル12は、人工地盤上に耐根保水シート面を形成できるように構成され、一方の外周縁18,20の近傍に形成され、前記給水マット14を載置するときの位置を合わせるための及び灌水パイプ16を載置するための中空凸部22,24と、他方の外周縁26,28の近傍に形成され、並置された隣接するパネルの前記中空凸部22,24の中空部22a,24a内に嵌合されるための嵌合凸部30,32とを備える。
前記パネル12は、平面視略方形状の合成樹脂薄板からなり、対角線上の互いに向きあった隅部が切り欠かれた切り欠き隅部34,36を備え、並列されたパネルの隅部38,40が前記切り欠かれた切り欠き隅部34,36に位置するように形成され、切り欠き隅部34においては、他のパネルの隅部38が載置されるように形成されている。
この実施の形態においては、手前側の外周縁18と左側の外周縁20の近傍に、中空凸部22,24を構成する断面半円形状の中空凸条が、適宜な間隔をおいて左右に分かれてそれぞれ2条ずつ形成されている。
そして、一方の中空凸部22は、手前側の外周縁18と平行に形成され、もう一方の中空凸部24は、左側の外周縁20と平行に形成されている。
中空凸部22及び24の内面には、補強と嵌合凸部30及び32との嵌合を密にするための筋22a及び筋24aが、突設されている。
また、この実施の形態においては、向こう側の外周縁26と右側の外周縁28の近傍に、嵌合凸部30,32を構成する断面半円形状の中空凸条が、適宜な間隔をおいて左右に分かれてそれぞれ2条ずつ形成されている。
そして、この実施の形態においては、平面視略方形のパネル12の辺を構成する手前側の外周縁18と右側の外周縁28とが交わる頂点である、右手前側の隅部において、切り欠き隅部34を形成している。
切り欠き隅部34は、手前側の外周縁18と直交する切り欠き隅辺34aと、右側の外周縁28と直交する切り欠き隅辺34bとを備える。
また、この実施の形態においては、平面視略方形のパネル12の辺を構成する左側の外周縁20と向こう側の外周縁26とが交わる頂点である、左向こう側の隅部において切り欠き隅部36を形成している。
切り欠き隅部36は、向こう側の外周縁26と直交する切り欠き隅辺36aと、左側の外周縁20と直交する切り欠き隅辺36bとを備える。
そして、この実施の形態においては、平面視略方形のパネル12の辺を構成する手前側の外周縁18と左側の外周縁20とが交わる頂点である、左手前側の隅部38においては、手前側の外周縁18と左側の外周縁20とが直交する隅部38を形成している。
また、この実施の形態においては、平面視略方形のパネル12の辺を構成する向こう側の外周縁26と右側の外周縁28とが交わる頂点である、右向こう側の隅部40においては、向こう側の外周縁26と右側の外周縁28とが直交する隅部40を形成している。
すなわち、パネル12は、左手前側の隅部38と、それとは対角線上の互いに向きあった右向こう側の隅部40とを備え、それらの隅部38,40は、切り欠かれていない。
このパネル12は、手前側の外周縁18の内側に他のパネル12と重ね合わせるための重ね合わせ領域50を形成され、左側の外周縁20の内側に他のパネル12と重ね合わせるための重ね合わせ領域52を形成され、向こう側の外周縁26の内側に他のパネル12と重ね合わせるための重ね合わせ領域54を形成され、右側の外周縁28の内側に他のパネル12と重ね合わせるための重ね合わせ領域56を形成されている。
重ね合わせ領域50は、切り欠き隅辺34aと同一の幅を備え、重ね合わせ領域52は、切り欠き隅辺36bと同一の幅を備え、重ね合わせ領域54は、切り欠き隅辺36aと同一の幅を備え、重ね合わせ領域56は、切り欠き隅辺34bと同一の幅を備えている。
この実施の形態においては、切り欠き隅辺34aは、中空凸部22の右端とは間隔をおいて形成され、手前側の外周縁18と中空凸部22との間の幅の略々倍の幅を備え、切り欠き隅辺36bは、中空凸部24の向こう側とは間隔をおいて形成され、左側の外周縁20と中空凸部24との間の幅の略々倍の幅を備え、切り欠き隅辺36aは、嵌合凸部30の左側端とは間隔をおいて形成され、向こう側の外周縁26と嵌合凸部30との間の幅の略々倍の幅を備え、切り欠き隅辺34bは、嵌合凸部32の手前側とは間隔をおいて形成され、右側の外周縁28と嵌合凸部32との間の幅の略々倍の幅を備えている。
前記パネル12は、前記中空凸部22,24及び嵌合凸部30,32が形成されていない領域に、強化のための強化凸条60,62が形成されている。
強化凸条60及び強化凸条62は、嵌合凸部30及び32と同じような幅を備え、嵌合凸部30及び32と比べて低い高さを備えている。
強化凸条60は、手前側の外周縁18から手前側の外周縁18の近傍に形成された一対の中空凸部22の間を抜けて、パネル12の中央辺りまで直線状にのびる第1凸条60aと、右側の外周縁28から右側の外周縁28の近傍に形成された一対の嵌合凸部32の間を抜けて、パネル12の中央辺りまで直線状にのびる第2凸条60bと、パネル12の中央辺りにおいて、第1凸条60aの内側端と第2凸条60bの内側端とを連結する第3凸条60cとを備える。
強化凸条62は、左側の外周縁20から左側の外周縁20の近傍に形成された一対の中空凸部24の間を抜けて、パネル12の中央辺りまで直線状にのびる第1凸条62aと、向こう側の外周縁26から向こう側の外周縁26の近傍に形成された一対の嵌合凸部30の間を抜けて、パネル12の中央辺りまで直線状にのびる第2凸条60bと、パネル12の中央辺りにおいて、前記第1凸条62aの内側端と前記第2凸条62bの内側端とを連結する第3凸条62cとを備える。
パネル12は、略正方形の頂点、すなわち、正方形の辺を構成する手前側の外周縁18と左側の外周縁20と向こう側の外周縁26と右側の外周縁28とが交わる頂点に対応する隅部(切り欠き隅部34,切り欠き隅部36,隅部38,隅部40)と略々一致し且つ重ね合わせ領域50,52,54,56を重ね合わせるようにして、人工地盤上に載置され、埋め尽くすようにして、人工地盤上に載置される。
そのとき、並列された第1パネル12aの重ね合わせ領域52の下に隣接する第2パネル12bの重ね合わせ領域56を重ね合わせ、且つ第1パネル12aの中空凸部24の中空部内に、第1パネル12aに隣接する第2パネル12bの嵌合凸部32が嵌合される。そして、また、並列された第1パネル12aの重ね合わせ領域50の下に隣接する第3パネル12cの重ね合わせ領域54を重ね合わせ、且つ第1パネル12aの中空凸部22の中空部内に、第1パネル12aに隣接する第3パネル12cの嵌合凸部30が嵌合される。
並列された第2パネル12bと第3パネル12cとによって形成された、空間領域に、第4パネル12dが人工地盤上に載置され、埋め尽くすようにして、人工地盤上に載置される。
そのとき、並列された第2パネル12bの重ね合わせ領域50の下に隣接する第4パネル12dの重ね合わせ領域54を重ね合わせ、且つ第2パネル12bの中空凸部22の中空部内に第4パネル12dの嵌合凸部30を嵌合され、第3パネル12cの重ね合わせ領域52の下に隣接する第4パネル12dの重ね合わせ領域56を重ね合わせ、且つ第3パネル12cの中空凸部24の中空部内に第4パネル12dの嵌合凸部32を嵌合されている。
このように、正方形のパネル12の辺を重ね合わせて、すなわち、右側の外周縁28と及び手前側の外周縁18と向こう側の外周縁26とを重ね合わせ、頂点たる隅部38と、切り欠き隅部34と切り欠き隅部36と隅部40とが一致するように、正方形であるパネル10で平面を埋め尽くしたように正方格子状に敷き詰めたとき、第1パネル12aと第4パネル12dとは、隅部38すなわち正方形の頂点を中心にして、第1パネル12aに対し、点対称の位置に第4パネル12dが載置される。
なお、パネル12の載置方法をわかり易くするために、中空凸部22及び24側に大の文字を表し、嵌合凸部30及び32側に小の文字を表し、中空凸部22及び24より嵌合凸部30及び32の方が小さくて、中空凸部22及び24の中空部内に嵌合凸部30及び32を嵌め込むことを示されている。
また、パネル12は、パネル12を載置する人工土壌の傾き等を考え、排水の流れを表す矢印と水を表すWの文字とを表されている。
並置されたパネル12の重ね合わせ領域50,52,54,56により空隙が、前記中空凸部22,24及び嵌合凸部30,32の周辺に形成され、並置されたパネル12の前記中空凸部22,24の内側に給水マット14が載置されるとともに、前記並置された給水マット14の周縁の間であって、パネルの中空凸部22,24の上面に灌水パイプ16が敷設される。
給水マット14は、パネル12の中空凸部22の内側縁と中空凸部24の内側縁と嵌合凸部30の内側縁と嵌合凸部32の内側縁とによって囲繞された方形の領域内に載置される大きさの平面視方形状である。
給水マット14は、再生ウレタンフォーム中に、サーモゲルを分散させ、マット状に成形加工したものである。
給水マット14は、クッション材などウレタンフォームの製造・加工工程より発生する廃材を再利用しているので環境にやさしく、マット状に加工されているため軽量で、敷設のとき作業性に優れている。
サーモゲルは、所定の温度(感温点)以下では水を吸水してゲル状にふくれ、感温点を越えると吸収していた水を排出する樹脂(ポリマー)のことであり、植物の育成に必要な水を最適な状態で管理する。このサーモゲルは、感温点以下の温度での給水倍率は100〜150倍である。
また、給水マット14は、ウール製布を刻んだものをマット状に圧縮してなるものでもよい。
給水マット14の上面には、例えば高麗芝を、前記給水マット14と同様の平面視方形のマット状にしたものを載置し、芝生等の緑化植物70を屋上に敷き詰め、緑化できるようにする。
灌水パイプ16は、圧力調節機能により先端と末端でムラなく吐出量を一定にできる点滴式灌水ホースであり、電気・ソーラー・電池などの制御タイマー及び該制御タイマーからの情報に基づき、灌水パイプ16への給水量の調整をするコンピュータを組み合わせた灌水システムに接続される。
前記灌水システムのコンピュータは、例えばインターネット等の通信回線を介して別のコンピュータと接続され、該別のコンピュータは、リース契約を締結するリース契約手段を備えるように構成される。これにより、人工地盤上に載置される構造のために、リース取引の対象となり、税法上有利な取り扱いを受けることができ、より一層省エネ緑化システムの普及に資するものとなる。
この発明は、前記実施の形態に限らず、この発明の思想に基づき、種々変更が可能である。
例えば、図6及び8に示すように、給水マット14は、例えば、花などの緑化植物を植える合成樹脂製ポット72を嵌挿できる嵌装孔14aを、複数個穿設したものを用いてもよい。
そして、給水マット14の上面に軽量土壌を載置するとともに、給水マット14の嵌装孔14aに嵌挿されたポット72の周囲に軽量土壌を敷き詰めてもよい。
前記合成樹脂製ポット72は、通水性を有するように、通水孔が貫設されたものを用いられるが、この合成樹脂製ポット72を用いずに、軽量土壌に直接花などの緑化植物を植えつけ、嵌装孔14aに詰めてもよい。
なお、軽量土壌は、湿性多孔質鉱物に有機物と植物の生育に必要な成分とを混合したもので、無数の孔隙が連通しており、植物に必要な有効水を多量且つ長期間保持できるように構成されている。
この発明の一実施の形態である、屋上省エネ緑化システムを設置した状態を示す斜視図解図である。 屋上省エネ緑化システムを構成するパネルの平面図解図である。 図2図示パネルのA―A断面図解図である。 図2図示パネルのB―B断面図解図である。 図2図示パネルの配置の方法を示す斜視図解図である。 図2図示パネルの配置の方法を示す斜視図解図である。 図2図示パネルの配置の方法を示す斜視図解図である。 図2図示パネルの配置の方法を示す平面図解図である。 パネルの連結構造を示す断面図解図であり、(A)は縦方向の断面図解図であり、(B)は横方向の断面図解図である。 この発明の一実施の形態である、屋上省エネ緑化システムを設置した状態を示す断面図解図である。 この発明の一実施の形態である、屋上省エネ緑化システムを設置した状態を示す断面図解図である。 パネルを敷き詰めた状態を示す平面図解図である。
符号の説明
10 省エネ緑化システム
12 パネル
12a 第1パネル
12b 第2パネル
12c 第3パネル
12d 第4パネル
14 給水マット
14a 嵌装孔
16 灌水パイプ
18 手前側の外周縁
20 左側の外周縁
22,24 中空凸部
22a,24a 筋
26 向こう側の外周縁
28 右側の外周縁
30,32 嵌合凸部
34,36 切り欠き隅部
34a,34b,36a,36b 切り欠き隅辺
38,40 隅部
50,52,54,56 重ね合わせ領域
60,62 強化凸条
70 緑化植物
72 合成樹脂製ポット

Claims (3)

  1. 人工地盤上に載置されるパネルと、前記パネル上に載置される緑化植物育成用の給水マットと、前記給水マットに給水するための灌水パイプとを備えた、省エネ緑化システムであって、
    前記パネルは、一方の外周縁の近傍に形成され、前記給水マットを載置するときの位置合わせ及び灌水パイプの載置のための中空凸部と、他方の外周縁の近傍に形成され、並置された隣接するパネルの前記中空凸部の中空部内に嵌合されるための嵌合凸部とを備え、
    並置されたパネルの重なり合う領域が、前記中空凸部及び嵌合凸部の周辺に形成され、
    並置されたパネルの前記中空凸部の内側に給水マットが載置されるとともに、前記並置された給水マットの周縁の間であって、パネルの中空凸部の上面に灌水パイプが敷設される、
    省エネ緑化システム。
  2. 前記パネルは、平面視略方形状であり、対角線上の互いに向きあった隅部が切り欠かれた切り欠き隅部を備え、並列されたパネルの隅部が前記切り欠かれた切り欠き隅部に位置するように形成され、
    切り欠き隅部においては、他のパネルの隅部が載置されるように形成された、
    請求項1に記載の省エネ緑化システム。
  3. 前記パネルは、平面視略方形状の合成樹脂薄板からなり、前記中空凸部及び嵌合凸部が形成されていない領域に強化のための強化凸条が形成された、
    請求項1又は2に記載の省エネ緑化システム。
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